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民族楽器修理・製作なども行なっています。 が、現在沖縄関連の記事や歌の訳意などを掲載中です。 しかし、管理者の独断で脱線します！ 雑学好きに好評です。
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2004年12月09日
テーマ： 沖縄民謡について(105)
カテゴリ： 沖縄関係
「まへーらつぃ」とは、女の子の名前で、その子の生い立ち実話歌。
続けざまに父母と死別し、祖母に引き取られて、可哀相な子として愛育されたのではなく、あらゆる虐待を受け、野良畑の片隅で独り身の不遇を嘆き、泣き暮らし、亡き父母を恨みながら成長した。
が、この歌はこの子の後半生が謡われておらず、後の事は不明。
想像するのみ。（石垣市新川）
「まへーらつぃ節」（二揚）交互に歌う
甲、まふぇーら つぃぬ ヤゥ 「ハイヤースリ」 女童（ミヤラ ビ）ぬ 「イラユイサー」 生（ウマ）りや ヤゥ 「ユイ サ」
〔まふぇーらつぃと言う名前の乙女の生い立ちを述べると〕
※、ハリ ユバ ナヲレ
乙、五（イツィ）つぃ しや ヤゥ 「ハイヤースリ」 父（イ ザ）とぅぬけ 「イラユイサー」 うだそうぬ ヤゥ 「ユイ サ」
※、ハリ ユバ ナヲレ
甲、七（ナナ）つぃ んや ヤゥ 「ハイヤースリ」 母（アブ） とぅぬけ 「イラユイサー」 うだそうぬ ヤゥ 「ユイサ」
〔七歳の時には、母親も亡くして一人ぼっちになっていたと言う〕
※、ハリ ユバ ナヲレ
乙、なら たんが ヤゥ 「ハイヤースリ」 くり 一人（プィト ゥリャ）「イラユイサー」 立（タ）つぃ まけ ヤゥ 「ユ イサ」
〔自分一人では、これ一人では、世帯を建てる事は不可能である〕
※、ハリ ユバ ナヲレ
甲、なら 伯父（ブザサ） ヤゥ 「ハイヤースリ」 淀（イチ ュ）伯母（ブバマ） 「イラユイサー」 なしゃ 行（イ）き ヤゥ 「ユイサ」
〔自分の伯父さん、いとこ伯母さんのもとに、行ったのである〕
※、ハリ ユバ ナヲレ
乙、伯父（ブザサ） 付（ツィ）くぃ ヤゥ 「ハイヤースリ」 伯母（ブバマ）付（ツィ）くぃ 「イラユイサー」 うだそう ぬ ヤゥ 「ユイサ」
※、ハリ ユバ ナヲレ
甲、父（イザ）ぬ おーたか ヤゥ 「ハイヤースリ」 こーぬ ある 笠（カサ）ん 「イラユイサー」 かびみだ ヤゥ 「ユイサ」
〔父親がおったら、縁のある笠も、かぶって見たかったでしょうに〕
※、ハリ ユバ ナヲレ
乙、母（アブ）ぬ おーたか ヤゥ 「ハイヤースリ」 袖（スディ）ぬ ある着物（クィン） 「イラユイサー」 ぬきみだ ヤゥ 「ユイサ」
※、ハリ ユバ ナヲレ
甲、つぃくでぃ ふつぃ ヤゥ 「ハイヤースリ」 すぃ かま ふつぃ でぬ 「イラユイサー」 思（ウム）いぬ ヤゥ 「ユイサ」
〔五穀を作る畑で、労働する畑で虐待された時の、思い出が〕
※、ハリ ユバ ナヲレ
乙、降（フ）らぬ 雨（アミ） ヤゥ 「ハイヤースリ」 すがん 風（カジ）ぬ 「イラユイサー」 すぐだら ヤゥ 「ユイ サ」
〔涙は雨と降って、胸中は燃えたぎり、風吹き荒れ、思い出は過ぎて行く〕
※、ハリ ユバ ナヲレ
後半の歌は無し。
続けざまに父母と死別し、祖母に引き取られて、可哀相な子として愛育されたのではなく、あらゆる虐待を受け、野良畑の片隅で独り身の不遇を嘆き、泣き暮らし、亡き父母を恨みながら成長した。
が、この歌はこの子の後半生が謡われておらず、後の事は不明。
想像するのみ。（石垣市新川）
「まへーらつぃ節」（二揚）交互に歌う
甲、まふぇーら つぃぬ ヤゥ 「ハイヤースリ」 女童（ミヤラ ビ）ぬ 「イラユイサー」 生（ウマ）りや ヤゥ 「ユイ サ」
〔まふぇーらつぃと言う名前の乙女の生い立ちを述べると〕
※、ハリ ユバ ナヲレ
乙、五（イツィ）つぃ しや ヤゥ 「ハイヤースリ」 父（イ ザ）とぅぬけ 「イラユイサー」 うだそうぬ ヤゥ 「ユイ サ」
※、ハリ ユバ ナヲレ
甲、七（ナナ）つぃ んや ヤゥ 「ハイヤースリ」 母（アブ） とぅぬけ 「イラユイサー」 うだそうぬ ヤゥ 「ユイサ」
〔七歳の時には、母親も亡くして一人ぼっちになっていたと言う〕
※、ハリ ユバ ナヲレ
乙、なら たんが ヤゥ 「ハイヤースリ」 くり 一人（プィト ゥリャ）「イラユイサー」 立（タ）つぃ まけ ヤゥ 「ユ イサ」
〔自分一人では、これ一人では、世帯を建てる事は不可能である〕
※、ハリ ユバ ナヲレ
甲、なら 伯父（ブザサ） ヤゥ 「ハイヤースリ」 淀（イチ ュ）伯母（ブバマ） 「イラユイサー」 なしゃ 行（イ）き ヤゥ 「ユイサ」
〔自分の伯父さん、いとこ伯母さんのもとに、行ったのである〕
※、ハリ ユバ ナヲレ
乙、伯父（ブザサ） 付（ツィ）くぃ ヤゥ 「ハイヤースリ」 伯母（ブバマ）付（ツィ）くぃ 「イラユイサー」 うだそう ぬ ヤゥ 「ユイサ」
※、ハリ ユバ ナヲレ
甲、父（イザ）ぬ おーたか ヤゥ 「ハイヤースリ」 こーぬ ある 笠（カサ）ん 「イラユイサー」 かびみだ ヤゥ 「ユイサ」
〔父親がおったら、縁のある笠も、かぶって見たかったでしょうに〕
※、ハリ ユバ ナヲレ
乙、母（アブ）ぬ おーたか ヤゥ 「ハイヤースリ」 袖（スディ）ぬ ある着物（クィン） 「イラユイサー」 ぬきみだ ヤゥ 「ユイサ」
※、ハリ ユバ ナヲレ
甲、つぃくでぃ ふつぃ ヤゥ 「ハイヤースリ」 すぃ かま ふつぃ でぬ 「イラユイサー」 思（ウム）いぬ ヤゥ 「ユイサ」
〔五穀を作る畑で、労働する畑で虐待された時の、思い出が〕
※、ハリ ユバ ナヲレ
乙、降（フ）らぬ 雨（アミ） ヤゥ 「ハイヤースリ」 すがん 風（カジ）ぬ 「イラユイサー」 すぐだら ヤゥ 「ユイ サ」
〔涙は雨と降って、胸中は燃えたぎり、風吹き荒れ、思い出は過ぎて行く〕
※、ハリ ユバ ナヲレ
後半の歌は無し。
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