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2005年01月26日
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カテゴリ: 沖縄関係
 「エイサー」とは、沖縄で旧盆に先祖の霊を迎え送るための踊りです。


  チョンダラーの本来の役割とは、
 観客を笑わせたり、盛り上げたりします。
 一般的には、カチャーシーをすすめたり、
 拍手をすすめたり、
 飛び跳ねたり、
 指笛を鳴らしたり、
 時には客に酒をすすめたり注いだりする事もあります。



 曲の間や途中で、
 エイサー隊の列を整えたり、
 衣装を整えたり、
 三線のリズムを調えます。
 太鼓の指揮をとり、
 曲と踊りのリズムを抑え、
 三線のキュー(合図)もチョンダラーの役目です。

(例えば、隊列を組み移動して、曲の間奏の繰り返しで列が揃うと、チョンダラーがエイサー隊にキューを出して、囃子〈フェーシ〉を出させ、三線にキューを出して唄が始まる。という具合です。)

 エイサー隊員の汗を拭き、
 水を飲ませ、
 クバ扇で風を送り、

 常にエイサー隊をサポートします。

 チョンダラーは、エイサーの流れを熟知しているという事が第一条件です。

チョンダラーの名の由来は、
 この呼び方はいろいろで、京太郎と書いてチョンダラーと読みます。
 他にも狂言ぁ〈チョギナー〉〈チョウギン〉、

 中分かち〈ナカワチ〉、サナジャー、
 三良〈サンラー〉、三良小〈サンダーグァー〉などと呼ばれ
「チョンダラー」と言う呼び名以外では「サンダーグァー」がよく使われている様です。

 京太郎と書くことから、京都と関係があります。
 京都の念仏踊り〈ニンブチャー〉として沖縄に伝わり、
 沖縄に定着したと言う事です。

 旧盆にエイサー隊が太鼓で先祖の霊を送り帰す習慣が定着する頃に、チョンダラーが献酒を霊の代わりに飲んで回る事が、樽を担いだチョンダラーや腰に着けた酒瓶で表現されています。

 また、薩摩藩のスパイだという説もあります。

 チョンダラーに似た格好のお祭が福岡県や兵庫県、千葉県など、全国各地に広がっていったという説もあります。

 被差別民であり、宗教の一派だったという説もあります。

 戦で亡くなった方々を埋葬(運び屋)をしながら日々の糧を、あるいは坊さんのように死者の供養をして生活していたそうです。
 それが、エイサーの「道巡願い」〈道ジュネー〉(一軒一軒を練り歩く)につながったとされています。

 又、海外では朝鮮半島に同じような役割をする一派が存在します。
エイサー締太鼓 パーランクー





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最終更新日  2005年01月26日 00時12分01秒
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