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2005年02月24日
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カテゴリ: 沖縄関係
(まえおき)


 奄美は「古代から八・九世紀頃」までの僅かな時間、自然に逆らわず風と土と共に生きてきた。

それ以降は、従属の歴史。

力の支配に身を任せるしか術がなかった。

奄美民謡の張り詰めた裏声を駆使した独特の旋律は、島の哀しい歴史がこもっており、先人の苦しみを偲歌。

「1720年」〔大島政典録〕の禁令文に、
「与人・横目・目指・筆子・掟までの役人には紬着用を許すが、下の者には紬着用一切許さず」の記録があります。


 奄美大島紬(つむぎ)の特徴として、非常に細かい絣模様で構成されており、「てーち木(車輪梅)」や後に「藍」などの植物染料と泥染め法を活用した技法を使い、織り上げまで全て手作業。



 細かな「かすり模様」を出す大切な工程として、「締機」の開発にあった。
この「締機」が「奄美大島紬」の最大の秘法である。

 大島紬は、絹糸のみを使う為、材料を変えて変化を楽しむ事はできない。

 そこで、細かな絣模様や柄、色合いや糸の密度を巧みに組み合わせて変化を楽しむ。

染めまでの工程として、

経糸・緯糸をそれぞれ16本づつまとめて、液状のフノリやイギスと付けて日光乾燥させる糊張り。

防染(白ヌキ)の働きのあるガス綿糸を経糸として、糊張りした材料糸を緯糸とする「締機(しめはた)」を使い織り締めをする。
「絣むしろ」と呼ぶ。
(注意として、絹糸は強く締め付けないと、白ヌキしたい部分まで染色液が染み込み絣模様は出ない)
この為、「締機」を操るのは男性の仕事。

「てーち木(車輪梅)」の幹や根を小さく割り、長時間煎じた液に「締機」で織り上げた生地を約20回繰り返し染める(赤褐色)



 「てーち木(車輪梅)」のタンニン酸と泥の鉄分が化学結合して、赤褐色から次第に黒色に変化していく。

この工程を3~5回繰り返し染め付けると、糸は柔らかく大島独特の渋い艶のある黒色に染め上がる。

ここまでが、通常「機織り」の前工程です。

特選 本場大島紬【十字絣】 伝統工芸品 本場大島紬反【続さくら】 本場泥大島紬 伝統的工芸品本場大島紬5マルキ「花と鳥羽紋」 本場大島紬7マルキ《献上短冊文》
 今日は、十六日祭ですね。
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最終更新日  2005年02月24日 00時54分55秒
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