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2005年02月23日
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カテゴリ: 沖縄関係
 藍染色法には、「泥藍染色」と「生藍染色」があります。

発酵させて染める「泥藍染色法」
発酵させない「生藍染色法」

 日本を代表する藍のなかで、色素濃度も高く、色も美しいとされています。
 南国特有の日差しに、色抜けし難い染色の一つとされています。

言い伝えによると、
 藍染めは縁起がよく、祝席には必着とし、虚弱体質な人は常に着用すると丈夫になる。
 虫除け効果を利用して、タンスの引き出しごとに藍染め着物を一枚づつ入れる習慣がありました。

しかし、着る物の洋装化や安易な化学染料の発達により、藍製造所は減少。



 琉球藍の「泥藍」とは、藍製造所から染色所に供給する製品であり、「泥藍を育てて」から染色されます。

 琉球藍は、年二回の刈り取り
(旧暦5月の冬越しした「冬藍」約75センチ・
旧暦9月の夏越えした「夏藍」約95センチ)
の収穫から始まる。

 挿木植付けから、2~3年に一度の株の更新、
適度な雨量と施肥(最重要・主に牛糞を使用)


 刈り取った新鮮な藍葉を、4~5日水に浸し発酵
 (この時、物凄いニオイを放つ)
   名人はこのニオイを「かばさん(薫る)」と言います。
   見学時、くれぐれも「くさい」と言ってはいけません!


 藍葉だけを取り除いた液に生石灰を加えて攪拌する

 液の底にある沈殿物が「泥藍」

 藍製造所の作業はここまで





  藍甕を建てて、「泥藍」・水・苛性ソーダを入れる
  PH管理のもと、泡盛や麦アメ(澱粉質)を投入調整
  7~15日間、発酵させ還元を待つ
  藍甕の上に「藍花(いぇーばな)青い泡」が立って
  初めて染めに入る。


 沖縄を問わず、本土各地の染色家は一様に
        「染めの本命は藍染めにあり」
        「藍は生きモノ」

 藍立ての難しさから
        「藍の御機嫌伺い」と言う。

 藍の製造工程は、
 藍葉の生育から発酵、
 攪拌を経て、
 「泥藍」の状態までが大変な苦労と神経を遣い、
 経験と勘を最重要とする作業です。

 沖縄では、藍の木を「心配木(しわ木)」と呼ぶ。





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最終更新日  2005年02月23日 19時19分32秒
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