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2006年01月26日
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テーマ: 沖縄民謡(152)
カテゴリ: 沖縄関係
宮古民謡「漲水(ピャルミズ)ぬクイチャー」(三下り・一二揚げ)

漲水(ピャルミズ)ぬ 舟着(フナツき゜)ぬ
白(シル)ぬなぐむよ ヤイヤヌ
ヨイマーヌーユ 白(シル)ぬなぐむよ
ニノヨイサッサイ(イヤササ)

〔漲水の舟着き港の海底にある白い砂が〕


粟(アワ)んななり 米(クミ)んななり
上(ヌウユ)りくばよ ヤイヤヌ
ヨーイマーヌーユ 上(ヌウユ)りくばよ


〔粟になり、米になって、浮き上がって来る位、島豊かになってほしい〕


釘(ピラ)とらだ カニヤ押(ウ)さだ
ゆからでいだらよ ヤイヤヌ
ヨーイマーヌーユ ゆからでいだらよ
ニノヨイサッサイ(イヤササ)

〔これからは、釘や(大工)クワ(農業)を使う仕事も、苦しまない位になるだろう〕


大神后(ウガムウグス) ふじ並(ナラ)び
折波小(ブリナムガマ)ぬよ ヤイヤヌ
ヨーイマーヌーユ 折波小(ブリナムガマ)ぬよ
ニノヨイサッサイ(イヤササ)

〔大神島の近くにある、フデ岩に打ち寄せる岩の白波が〕



上(ヌウユ)りくうばよ ヤイヤヌ
ヨーイマーヌーユ 上(ヌウユ)りくうばよ
ニノヨイサッサイ(イヤササ)

〔糸の様になり、反物の様になって、打ち上がって来るだろう〕


島皆(スマムナ)ぬ 三十原(ミスバラ)ぬ

ヨーイマーヌーユ 姉小達(アニガマタ)やよ
ニノヨイサッサイ(イヤササ)

〔島に在住の女達は〕


ぶやむまだ 糸掛(カシカキ)だ
ゆからでいだらよ ヤイヤヌ
ヨーイマーヌーユ ゆからでいだらよ
ニノヨイサッサイ(イヤササ)

〔糸紡ぎも機織もしなくて済む事だろうに、楽できるであろうに〕



人頭税に苦しんだ宮古の人々が、年に一度の夏祭りに全てを忘れて、唄い踊りました。
今は、会の〆として、カチャーシーとして踊られています。
「クイチャー踊り」は、大勢の人が円陣を作り、両手を挙げ、足を交互の踏み締める時に、片手毎振り下ろし、又両手を挙げて、繰り返します。
熱狂的ともいえる踊り方は、忍従の苦しい生活を突破るが如く、延々と夜明けまで続けていたようです。歌の進行につれてテンポが早くなり、すべての悩み事を吹き飛ばすようですね。
「人頭税という重税の責苦・年に数回やって来る台風・人災も然り、これにもめげず生きる事ができたのは、この「あやぐ」の支えがあったから」
と、島の人々は語ります。
忍従の歴史長く、苛酷であっただけに、このクイチャーには宮古人の血と魂がこもっているようですね。






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最終更新日  2006年01月26日 10時20分40秒
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