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先日の日曜、今年初めて引っ張り出した冬眠明けのクルマを走らせてたら、エンジンが床から突き上げるような打撃音になってきた。圧縮が無くなり力無くよろよろしてきた。いつかこういう日が来ると思っていたが現実になった。旅の途中で老いた家族が倒れた様でなんとも言えない暗い気持ちになった。 とりあえずクルマ屋に入れなければならないがなるべく家に近い修理工場と思いソロソロとひきかえした。車はうめくような音をたてていて、いつ完全に止まってしまうかとヒヤヒヤもんである。 最初に入ったディーラーでは、この車はうちでは無理ですと言われた。病院で追い返されたようなもの。また国道をゆっくりひきかえしたらこの車の昔の販売系列の店があった。休日なので整備要員の兄さんが一人だったが親身になって見てくれた。なにせ昔の自動車なので本格的にはここでは直せないが応急措置をしてくれた。修理代はとらなかった。 とりあえず礼を言って家まで帰ろうとすると、そこに営業車にのってきた者が「どうしたえ」なんて言ってきた。なんと幼馴染の遊び相手で親戚でもある1学年下のAだった。(続く)
2005/04/14
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最近休みであるはずの土曜日が忙しくて休めない。先週から冬眠から目を覚まそうとしているクルマをいじってたのに、朝から空は暗く鉛色霧雨の降る天気。『雨がしとしと日曜日』タイガースの曲、知らないかな。わが合唱団の今年の予定練習曲でもある。今年の初乗りも見合わせだ。なにしろ雨が降ると乗り出さない、乗り出そうとしない妙なクルマ様である。朝から家事などをしていると、有線放送電話がかかってきた。「ヒマだったらパソコンの事で聞きたい事があるから来ないか」と言うのだ。相手は自分がまだPCにさわった事も無い昔からコンピューターをやってる先輩なのに、アヤシイ。こっちが聞きたい様だ。同じ集落の村なのに一つ峠を越して彼の家にいくと、例の主は作務衣を着ていた。数年前から温めていたエッセイ集を編集室に送りたいんだがフロッピーに入らないというのだ。にわかPCレンジャーとして颯爽としてやってきた自分だが、なるほどフロッピーに移して保存といかないのである。こんなはずではなかったのに。そうこうしてる内にコピーして貼りつけしたらOKだった。赤恥をかかないですんだ。赤レンジャーの面目を何とか保った。エッセイ集は百数十ページにのぼる大作であった。本が出来たら第一号は自分が頂けるという事である。それからまだ朝といえる時間なのに宴会が始まった。朝から呑んでもビールが旨い。村には先年亡くなったが、自分を可愛がってくれた人がいて、朝7時頃用事に行ってもすぐお茶代わりにビールを出してくれた大先輩もいた。酔っ払ってお昼過ぎウサギのような真っ赤な目をして帰ってきた。それからまた家でいろいろ言い付かって大変なのだ。暮に物置に保存した、白菜や大根等が固くなったりしてるので前の畑に大量に捨てた。芋も暖かいので大きな芽が出てきてる。寒いとこに持って行かなければならない。大根も畑の土の中に埋めて貯蔵したやつを、掘ってみたら水々しかった。なんだかんだで夕方になって夕飯を食べようとしたら、下の村から15年も行方不明になっていた※(妻子を捨てて蒸発していた)やつが突然やってきた。ここ数年はとても惨めな状況だった話なんかを聞かされた。無一文に近い状態から立ち直って今は趣味で毎週ライブハウスに出ているそうで、ただでライブのチケットをもらった。ついでにライブのバックで手伝ってくれないかという、彼とは昔一時期、一緒に素人の楽隊を組んだ仲間である。彼が帰ってから夕飯を食べたらもう朝に近い時間になった。
2005/04/03
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