十三夜 木遣りビートで
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職場でかなり忙しくなり外注の現場仕事に人の勧めでピンチヒッターに同級生が来る事になった。小学校からよく知っていた、同じクラスにはなった事は無いけど。そいつが今日来る事になった。しかしルーズナブルで朝から大分遅れてくる彼に待たされ待っている会社の工事の連中の事も気になって、顔見てそうそう自分の感情を抑えきれずに何十年ぶりに来た彼に嫌な言葉を浴びせてしまった。会社の為では無く、自分の立場の為にののしっているに過ぎなかった。会社人間でない彼は素朴な生き方の持ち主でそれはかっての自分の姿で、自分が一番嫌いであった管理する側の嫌なやつに今自分がなってしまってるのに気付いた。夕方現場へ行ったら汗だくになってやっと終ったと言って出て来た。仕事の他酒だけが生きがいの彼、取り返しつかないくらい嫌な事を今日自分は言った。が心の中ではいとおしい気持ちがつのる。企業とか会社にいると自分の立場ばかり気にし、己を擁護して良い子ぶり、つくりあげた世界にいるような疑問をもつ。自分に能力が無い物ほど人の尻をたたく。かって自分の上司に厳しい常務がいたが自らに厳しく人の数十倍の仕事をいつも取って来た常務がいたが、しかし芯から人を思っている人だった。自分はまだまだ未熟だ。
2008/10/23
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