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東北ミーティングに参加しました☆行く前は、TLの集まりにPS号で参加するのは、ちょっと気が?(腰が?)引けていましたが…皆さん、とってもステキな方ばかりで、それはそれは楽しく過ごせました。**********************************************************08:30 出発下道で裏磐梯まで、ノンストップ160キロ。この前、劣化でもげたウィンカーもちゃんと直しました12:00 道の駅・裏磐梯 到着。すでに30台近いTLが整列していました。関東地方からの参加が7割、東北・近畿・北陸・四国地方からの参加が残り3割くらい。すぐに、よっちんさんが駐車位置を誘導してくれます。小さんのTL号は、同じ年式の赤が集まるエリアへ。さるこさんのPS号は、違うバイクが集まるエリア(部外者エリア?)へ(笑)よっちんさんのTL号は、オールペイントを施したスポンジボブ仕様。ものすごいコダワリ様は、もはや芸術の域唯一の女性ライダーさんは、ハーレー乗り。出会った瞬間、すっかり意気投合彼女は長野県の方、お仲間のTL乗りに便乗参加。なんと、さるこさん達が、以前住んでいた上田のアパートの数軒お隣さん連絡先を交換して、ツーリングのお約束さっそく計画しないとだけど…TLの皆さんは1000cc、ハーレーは1600cc!!力の差は歴然気合いでカバーしないと長野県人どおし、みんなで喜多方ラーメン途中、どんどん相席が増え、みんなでラーメン囲んでワイワイガヤガヤ色んな方とお話できて、とっても有意義でした。小さんも希少なTL乗りの方とたくさん出会え、お話できて嬉しそう。顔が生き生きしてました14:45 記念撮影して解散。【ツーリングメモ】距離: 337km時間: 6時間30分天気: 快晴気温: 20~26℃燃費: PS号 34.3km/L, TL号 18.5km/Lああ、楽しかったww
2013.09.23
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【9/07 (Day8)】雨風に弄ばれ、とうとう風邪をひきました。風邪なんて何年ぶりだろか?前の晩から熱がでてフラフラ…、食欲もなく朝食は全部小さんのもとへスルー。08:30 予定をけずり、洞爺湖と支笏湖にチラッと立ち寄るだけで、一気に苫小牧港を目指すことに。道東・道北で100%だったピースサイン率は、札幌・小樽・余市・ニセコあたりではあまり…なんだか淋しいね。ニセコを越え、倶知安町に入ったあたりでトイレ休憩。何気なく入った公園でしたが、なんと!! ゆるくないレルヒさんがいました あの新潟のゆるキャラと違って、羊蹄山をバックに雄々しい姿かれこれ15年近く、お世話になっている美容師さんから、出発前に言われました。北海道に行くなら、ぜひ洞爺湖にと。 どうやら、最近映画で見た洞爺湖の美しさに、それはそれは感動したそうで。必ず行ってきてくれと、強要されました(笑)【映画・しあわせのパン】洞爺湖の真ん中にある中島は、パワースポットとしても有名。北海道の富士山と言われる羊蹄山から流れる強いエネルギーが、洞爺湖に降り注ぐようで。中島へ渡る遊覧船では、観音島を通り過ぎる辺りで、ガラッと気が強くなるんだとか。遊覧船、乗りたかったなァ。そのかわり…、顔と戯れる。支笏湖へ。最大水深は363m,田沢湖に次いで日本で2番目に深い湖。冬でも凍らない日本最北の不凍湖。湖周辺は、とってもキレイに整備されており、いい感じのお店がいっぱい想像以上の充実ぶりに、うれしい誤算でしたー新しくできたお店 「メメール」 でランチを☆ さるこさんは 「鹿肉のハンバーグ」 を、小さんは 「ビーフシチュー」 を頂きました。口の中でホロッととろけるお肉は絶品でした 湖畔に建つお洒落なホテル 「しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の歌」。このホテル内にあるスイーツ店 「パティシエ・ラボ」 が人気のようで混雑…。 食後のデザートに、定番 「たるまえ山シュー」 を頂きました。中にとろ~りとしたクリームがめいっぱい。ああ、しあわせww16:00 苫小牧港着。まだ出港3時間前ですが、すでにたくさんのバイクが集結。 19:00 出港。 ばいばい、北海道【9/8 (Day9)】10:00 仙台港着、高速で一気にワープ!!14:00 無事、帰宅。【ツーリングデータ】9日間(道内7日間) 船舶利用: 仙台 ⇔ 苫小牧 S寝台+二輪 往復19,800yen(早割50%OFF)走行距離: 2,805km(道内2,308km)高速利用: 557km/6,300yenPS号給油: 90.05L/14,244yen燃費: 31.09km/LForza号給油: 75.18L/11,936yen燃費: 37.24km/L色々色々色々ありましたが…五感で感じる全てが圧倒的なスケールの北海道でした。特異な地ゆえの天候に翻弄され、訪れることが叶わなかった場所もたくさんありましたが…。これはこれで次回のお楽しみができた、ということでよしとします。北海道、最高のステージでしたおわりww
2013.09.17
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【9/06 (Day7)】この旅も残すところあとわずか。上陸地点、苫小牧のすぐ近くまで戻ってきました。異常気象に弄ばれ、少々お疲れ気味です。朝食を食べて、08:00 出発。美瑛・白金温泉近くにある 「青い池」 へ。10数年前に訪れた時は、誰も居ませんでしたが…昨年、青い池の写真が、Mac OS の壁紙に採用されてから、世界的有名な池に変身。人だらけ☆【画像拝借】白樺林の中にある池の青色が謎めいており、立ち枯れた木も神々くて。その色は刻一刻と変化。壁紙で見た、絵の具のようなケミカル感には出会えませんでしたが…。ビヨーンとパノラマで☆十勝岳スカイラインで中富良野を通過、布部の札幌軒へ。北の国からで有名なラーメン屋さんですが、10年前からお気に入りの一店です。サッポロラーメン専門店なので、迷わず 「味噌ラーメン」 を注文。札幌には、ここより美味しいラーメンはいくらでもあると思いますが…。さるこさんは、ここの味噌ラーメンを食べると、いつも幸せな気持ちになります。さて、ここから一気に積丹半島・神威岬を目指しましょう予報では終日雨模様。今回のツーリングのメインは、「東の知床、西の積丹」 と言われる2つの秘境。4日目、終日雨の予報だった知床半島で、奇跡的な快晴に恵まれました願えば叶う奇跡を信じて走りましょう三笠IC~小樽ICまでワープ!!途中、札幌でゲリラ豪雨に遭遇。これしきの雨、もはや小雨程度にしか感じません。分厚い雲に覆われた札幌の空。神威岬までは、ここからたったの60キロ。シャコタンブルーは無理かなァR299で、小樽~余市~岩内と走り、日本海に向かって大きく膨らむ積丹半島に踏み込む。その突端に、細く長く突き出る岬が 「神威岬」 です。R299が開通するまでは、海岸沿いにある真っ暗な念仏トンネルを通り抜け、断崖絶壁の崖下の危険な道を、波しぶきを避けながら歩く以外、アクセス方法はなかったそう。岬まで10キロのワインディングその時、太陽を覆っていた雲が一斉に過ぎ去り、巨大な岬が眼前に広がった!!ォ━(#゚Д゚#)━!! 歓喜のあまり、左手を高々とあげながら走る小さんの姿が、きらめく太陽光の中に消える。駐車場にバイクを停め、はやる気持ちを抑え遊歩道へ。強風時には閉門するそうなので、運も必要みたい。眼下には青い海が気持ちいいね。「チャレンカの小径」 と呼ばれる馬の背状に迫り出した岬の遊歩道で、先端までは片道20分。シャコタンブルーと馬の背のグリーンが、どどーん と見事なコントラストでしたォ━(#゚Д゚#)━!!アップダウンを繰り返す事20分。滑落すればまず助からないスリリングなコース、高所恐怖症の小さんは歩き方がぎこちない。おもらししたみたい(笑) 先端まで歩くと、白と黒の 「神威岬灯台」海面に浮かぶ奇岩の中で、1本だけ垂直に立つ岩が 「神威岩」 です。岬の先端から臨むその姿は、ひと際目立ち、自らの存在感をぐいぐいアピールしてきます。神威岩の先に夕日が沈む…キレイだなァ帰りましょうか…灯台をあとにする。岬の反対側から。16:30 神威岬から10キロ戻ったところにあるお宿にチェックイン☆積丹半島で、唯一自家源泉を持つお宿です。まずは、温泉温泉♪お湯に浸かると、全身が大きな気泡でびっしり包まれ、湯面にピチピチ跳ねる。気泡を手で払うと、シュワシュワーっとサイダーみたい。18:30 夕食。食事は、積丹で取れたての海産物がずらりと並び、食べきれないほどこのあと、まだまだ出てきました。 他のお客さんや、宿のご主人を交え、宴は22時まで続く。昨日・一昨日までの逆境がまるで夢みたい…最終回 Day8 へ続く…
2013.09.16
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【9/05 (Day6)】朝食バイキングに心躍らせ、プリプリのいくらをガッツリ盛る。ドリンクは北海道の定番カツゲンうまうまでした☆朝食を食べながら作戦会議。昨日、素通りした宗谷岬と宗谷丘陵に戻ろう、と。夕方の美瑛観光を省き、その分、宗谷を満喫してから、上富良野を目指すことに決める。09:30 気持ちが疲れていたので、遅めの出発。風が強めですが、宗谷岬まで爽快に走る。昨日は何も見えませんでしたが、こんなにキレイな景色の中を走ってたんだね…自然て厳しいね、表情がまるで違う。最北端・宗谷岬に到着 オロC でエネルギーチャージ!! 小、最北端で小。 丘に登って、宗谷岬を見下ろす。オレンジ色の建物、昨日給油した最北端のガソリンスタンドも見えますね。 立っていられないほどの狂風が吹き荒れる。スマホで情報を取得すると、出発前と変化あり。宗谷地方に暴風波浪警報(風速25m)が発令された模様。この宗谷地方の警報が、まもなく道北地方全体に広がります。風に車体を引きずられ、ハンドルを取られながら、宗谷丘陵のダート道に侵入!!風力発電の風車がたくさん☆貝殻を砕いて敷き詰めた白い道。ツーリングマップルの表紙を飾ったこともあるライダー憧れの道。海に向かってGOGO風に煽られながら、ジェットコースターのような下り坂を降りる。PS号を支えながらの撮影は一苦労。稚内まで同じ道を引き返し、5キロ北上、ノシャップ岬まで海沿いを走る。電光表示には風速20m超。カタカタカタ(((;゚;Д;゚;)))カタカタカタ風速20mって具体的にどんな感じww? ググってみた☆しっかり身体を確保していないと転倒し、車の運転は危険。鋼製シャッターが壊れ、風で飛ばされた物で窓ガラスが割れ始めるレベル…だって。25mは、屋外では立っていられない状態。30mは、屋根が飛ばされる、木造住宅の全壊。PS号なんて、一溜りもないね ((;OдO))12:30 ノシャップ岬もはや経験したことのない風、じっと立っていることすら無理 ((;OдO)) 情報を取得すると、風速25~35mの暴風警報。本州の台風を常識に考えて走ってきましたが、ここは特異の地・北海道。命の危険を感じる尋常でない風だと判断。海沿いのオロロンラインを、苫前まで南下する予定でしたが、少しでも内陸の道へと避難。内陸といっても遮るものが何もない…果てしなく続くサロベツ原野を割って走るため海沿いと大差ないかも。あー、今日も修行の日か (ll゚Д゚)怖ァ・・晴れた日のオロロンラインは、利尻富士が素晴らしい快走路なんだろな…と思いを馳せる余裕など全くなく…車体の軽いPS号に、あらゆる方向から風圧が加わる。ヒィィィィィィ ((;OдO)) ヒィィィィィィPS号が暴れてもコントロールできるよう、下半身を踏ん張り、押さえ込む。フッ、フフフフッ、フフッ、と突然感じる浮遊感は、浮いてる?と思わせる無重力感覚。そして、ボワッと風に煽られ、隣車線に瞬間移動するワープを繰り返す。ヌォォォォォォ (((;゚;Д;゚;))) ヌォォォォォォ飛行機的な3次元の挙動…とでも表現すればいいのでしょうか?PS号の周りは、時空が乱調気味。100キロほど風と格闘しましたが、ここで ギブアップ宣言さるこさんの、たった6年の技術と3万キロの経験では、到底太刀打ちできそうにありません。無理を続ければ、大袈裟ではなく確実に死ぬ と判断。小さんにインカムで伝える。バイク交換してーー ((;OдO)) 本心では、バイクを放り出して逃げ出したい気分でしたが。ただ、全身で風を受けるPS号より、カウルに守られ車重のあるForza号の方が、多少ましかと。PS号は、25年のベテランライダー小に託します。豊富温泉にて小休止。アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患に効果があり、全国から湯治客が訪れる有名な温泉。温泉に浸かっているというよりは、まるで石油タンクへ浸かっているような感じ。ドロドロの油が浮いていて浴感もヌルヌルドロドロ、抜群の保湿性。衝撃の一湯、最高に気に入りました。ああ、また風に煽られるのか…嫌々出発。何を血迷ったのか、内陸の道からオロロンラインに、リ・トライオトンルイ風力発電所の立ち並ぶ風車群を見たかったから。オロロンラインに合流。ヒィィィィィィ ((;OдO)) ヒィィィィィィ案の定、大失敗。短いバイク人生の中で、ワースト1の恐怖を味わう羽目に ((;OдO)) ヒィィィこの時、牙を剥けてきたオロロンの風 ((;OдO))ウン十年の経験で知り得た自然の常識を、軽々と超越してくる風の猛威。上手く表現できませんが、風の圧力が肉眼で見える感覚。残念ながら、さるこさんのつたない文章力では表現する言葉が見つからないレベルのシロモノ。自然の恐ろしさを身を持って体感し、ごく至近距離で死を意識しました。本気で。風が治まっていれば、苫前町までオロロンラインを走る予定でしたが…次の左折地点まで10キロほど風と格闘、逃げるように内陸へと引きこもる。後で知ったことですが、この日、苫前町の風力発電所で、風車1基から3枚1組の羽根(12t)が、支柱から丸ごと落下する事故がありました。風速60mに耐えうる風車ですが、それさえ吹き飛ばす狂風だったってこと? ← まさかね☆何はともあれ、踏みつぶされなくてよかったです。上富良野・フロンティアフラヌイ温泉着。温泉でザブンと温まってから、近所の居酒屋へ。 今ある命に乾杯Day7 へ続く…
2013.09.15
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【9/04 (Day5)】12:00 ドナドナ…、すでに故障から2時間半が経過。軽トラの荷台に、Forza号がすばやく拘束され…針路と異なる方角・北見市まで、約50キロ揺られることになりました。 小さんは、軽トラについてPS号で移動。助手席から眺める荷台には悲しい光景、これからどうなるの?バイク屋のお兄さんはベテランライダーさん。オンロード車で全国を走り尽し、走る道がなくなったからとオフロード車に転向したそう。お休みの日は、北海道のあちこちの林道をアタックしてるんだって。スゴイナー!!軽トラの中で、色々色々色々楽しくお話し☆移動の1時間だけじゃ、話し足りない感じ (笑)13:00北見市のお店まであっという間?若いお兄さんがお店の前で待機しており、Forza号をすばやく荷台から下ろしガレージへ運ぶ。びっくりするほど、oz131さん似!! 一抹の不安… ダイジョブだろか?時間がかかるかもしれないから…と、お薦めのお蕎麦屋さんを紹介してくださる。カレー南蛮でまったりくつろぐ小さんはショックで食欲不振?(画像は2杯目)14:00お蕎麦屋さんでまったりしてると、お兄さんから着信。原因がわかり、修理が完了したよう。ヨカッタやるぢゃん 偽物 oz131スクーターは…不用意な発進を避ける為、ブレーキをかけなければエンジンがかからない仕組みですが…今回は、この部分の不具合だったみたい。サイドスタンドの方は問題ありませんでした。 発進時、常にブレーキを握った状態に固定する応急処置をして頂きました。ホントにホントに助かりました今夜の目的地・稚内まで、ここから350キロ。5時間はかかりますが…行こう宗谷地方は雨の予報だったけど、この辺りは晴れてきたし…寄り道せず、ひたすらオホーツク海沿いを北上することに。14:30 北見市 出発。行くと決めたからには急ぎましょう!!サロマ湖を横目に紋別まで100キロ走ったところで、最初で最後の休憩。紋別を越え、内陸への迂回路がなくなった辺りから暴風雨。逃げ道のないオホーツク海沿いを北上しながら、不安に苛まれる。あの場所で足止めされたのは、神様が行くなと引き止めたのかも…先に進むな、と言われている気がしてなりませんでした。さるこさんの虫の知らせ的な嫌な感覚は、かなりの確率であたる。ダイジョブか?後で確認した情報では、この辺りの風速はすでに18mを超えていました。この先の枝幸町は、翌日夜までに多くの被害を出した場所となりました。枝幸町の少し手前で、暴風が狂風にかわる。叩きつける雨は、何が気に入らないのか、怒り狂っているよう。右側は、至近距離でオホーツク海が荒れ狂い波しぶきをあげる。左側は、さえぎるものが何もない原野が広がり、狂風に拍車をかけ車体を横から殴る。どうにもならない恐怖に襲われる。最北端・宗谷岬の50キロ手前で完全に日没。天候の悪化が急激に加速、5時間のロスは致命的でした。やがて闇が訪れる…川を思わせる水量で、路面の様子がわからない。前を走る小さんのタイヤが水しぶきを高くかきあげる。たまにすれ違う対向車のライトで、バイザーの水滴が乱反射をおこし、完全に視界を失う。雨と闇でカーブの先が見えない。狂風でヨコにあおられ車体2つ分ほど、流される恐怖と戦いながら…小さんのポジションランプを追いかける。先頭を行く小さんは、目標となる灯りもなく、どんなに心細いことだろか…ツーリングは、朝は早く、夕方も早めが常套句だと、今日の日を反省してみるものの…次回はあるの? 弱気になる。闇、狂風、豪雨、波しぶき、くねくね道…。過去、激しい逆境コンディションにさらされた経験も多く…それ以上の恐怖にはそうそう遭遇しないだろうと、タカをくくっていました。がんばれ、あと60キロ!!美味しい食事でも、温かい温泉でもない。もはや、生きて辿り着く事が目標になっていました。インカムを常時通話状態にして、小さんと励ましあいながら進む。人の声って、何にも代えがたい力をもらえるね。たとえ何かが起こってしまったとしても、現況を伝えることができるという安心感なのでしょうか。カーブでマンホールらしきものに横滑りするも、咄嗟にアクセルをあけて立て直す。19:00宗谷岬にある最北端のガソリンスタンドに逃げ込み給油。迷惑な客ですよね。久しぶりの建物、久しぶりの人間…。嵐のなか 「最北端証明書」 を頂く。20:00宗谷岬を越え30キロほど走ると、街が見えてきました。稚内の街並みが微笑んでいるよう。助かった…涙がでた。Day6 に続く…
2013.09.14
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【9/04 (Day5)】08:00 今日は、オホーツク海沿いをグングン北上、最北端目がけ、この旅で一番長い移動区間。がっつり朝食を食べ、気合を入れて出発するべし北海道(道東)ツーリングにて、ライダー同志の挨拶(ピースサイン)率はホントに 100% でした対向車線にこちらの姿が見えた途端、大きく手を振ってくれる人、ピースサインをくれる人、親指を立てる人、さりげなく左手を上げる人、会釈する人など様々。最初はちょっと照れましたが、道中お互い気をつけましょ よい旅をという気持ちを込めて、たくさんたくさん手をふりました小さんも、ライダー、チャリダーだけでなく、リヤカーを引くおじさんにまで、手を振ってました(笑)とっても気持ちのよい習慣本州では、たまにしか遭遇しないので、嬉しくて嬉しくて。09:1570キロ走ったところで、雨が降ってきたので、カッパを着るためコンビニで小休止。すばやくカッパを着込み、さあ、出発しましょう あれ? 小さん号のエンジンがかからない!!サイドスタンドにもエンジンを切る仕組みがあるので、おそらくその不具合だろう…と推測。対処を試みる。が、うんともすんとも言わない (`エ´;) どうにもならず、ホンダドリームのオーナーズクラブに連絡して指示を頂くことに。電話で指示されたことを試してみるも…ダメみたい (`エ´;;)オーナーズクラブに加入してるから、ロードサービスは距離無制限で無料!!と、少しだけ安心していましたが、北海道の外れではあまり役に立たず?ホンダドリーム自体は、400キロ離れた札幌と小樽にしかありません。というわけで、近い順に、無作為に、提携のバイク屋を紹介してくれる。担当者が提携店と直接交渉してくれるのかと思いきや、電話番号を教えてくれるだけ。運悪く、この日は水曜日で、定休日のお店がやたらと多い。電話が繋がっても、ロードサービスは請け負えない…とか。10軒以上電話しても、結局見つからなかった…工具は積んでいたので、自力でなんとかしようと試みるも…やっぱりダメみたい (`エ´;;)も一度ホンダに電話、提携先の中でも繋がりが薄そーな店を何軒か紹介される。が、どこもダメ (`エ´;;)嗚呼、あきちゃんさん…と、面識もないアニキのアニキに思いを馳せる。10:30あとは最後の1軒を残すだけ、んー。ここまでか…( ;;`エ')と、全力で諦めかけた時…最後の最後で、ロードサービスを引き受けてくれる店に出会えました。交渉を終えたら、あとはバイク屋さんの到着を待つしかありません。ま、ジタバタしても仕方がないので…50キロ以上離れた北見市から、1時間かけて来てくれました。すぐにForza号の状態を見てくれます。アリガタイ…が、残念ながら…ここでは手におえる状態ではなく、中を開けてみないと…とのこと。軽トラの荷台に拘束されるForza号… 12:00 ちょうど折り返しの中日でしたが、ここでドナドナです
2013.09.13
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【9/03 (Day4)】06:30 朝食。4000円で朝晩ちゃんとしたお弁当と温泉付、ありがたいね08:00 中標津出発。北海道を旅するライダーの聖地 「開陽台」 へ。標高271m、ぐるり330度のパノラマ、地球が丸く見える展望台。北海道遺産 「根釧台地の格子状防風林」 を一望できま…せんね。 開陽台をでてすぐ、ミルクロード 北19号道路をのんびりと。牧場を割って延びる長い、長~い直線道路。地平線まで続く直線とアップダウンが爽快、北海道にはこんな道がいっぱい☆知床半島・羅臼を一旦素通りし、セセキ温泉へ。 干潮時のみ海岸に出現し、海から温泉が湧き出るワイルドな秘湯です。潮が満ちてくると、波をかぶり海中に沈んぢゃう。北の国からで、純がトドと入った温泉です。セセキ温泉より少し先に相泊温泉があり、そこで道が終わります。お高い観光船以外、知床半島の先端まで行く手段はありません。羅臼まで同じ道を戻り、羅臼国後展望塔にのぼります。羅臼の港を見下ろす高台に展望台があり、北方領土の国後島や羅臼岳を見渡せます。(見えなかったけど…)北の国からで、結ちゃんが働いていた羅臼漁港が眼下に見えました。北の国からで使われた純の番屋で昼食を。 ちなみにさるこさんは、筋金入りの北の国からマニアです羅臼から、知床横断道路で知床峠へ、標高738m。 目の前に羅臼岳、遠くに見えるはずの国後島は拝めずがっかり。気を取り直して、知床五湖へGOGO原生林に囲まれた5つの湖です。一湖と知床連山を一望できる高架木道と、5湖全部まわれる遊歩道があります。知床五湖はヒグマの生息地なので、おじゃまする気持ちで入らなければいけません。ヒグマが出た場合、森の遊歩道は閉鎖するため、三湖~五湖へは行けなくなる日も多いとか。ちょうどこの日の午前中、四湖付近でヒグマが出没したそう。調査団が調査した結果、閉鎖は見送ったそう。ダイジョブ?ヒグマに遭遇しないための、またヒグマに遭遇した場合のレクチャーを受けてから、いざ森へ。五湖から順番に、高架木道のある一湖まで散策。【五湖】 【四湖】 【三湖】 【二湖】 【一湖】【高架木道】 この高架木道は周辺にヒグマが出没した場合でも、唯一歩ける道。地面から高くなっており、クマ避けに電流が流れてるので安心。高架木道からは、一湖しか眺めることはできませんが。運動したあとは、自分にご褒美R334でウトロを経由。ゴジラ岩☆ファイト~! イッパ~ツ!! のCMでもおなじみ。日本の滝100選のオシンコシンの滝。 岩肌に広がって流れ落ちる様は優美でした。斜里方面へ。知床半島の付け根、斜里の高台から続く約30キロの直線 「天に続く道」 アップダウンしてる直線が北海道らしさを体感できます。16:30 斜里温泉 湯元館 着。地下1000mより湧出する源泉を動力揚湯で利用しているそう。成分総計1968mgの含食塩重曹泉ですが、ただの含食塩重曹泉ではなく、植物性モール温泉☆苔のような浮遊物は植物性有機物で、湯上りはスベスベ♪ 1250円で夕食を付けたら、すざましい量のしゃぶしゃぶが用意されていました。豚・羊・鶏がてんこ盛り。お肉もりもり、お酒ガブガブ、小さんと大はしゃぎ。でっぱったお腹を抱え、夜な夜な繰り返し温泉に浸かる。極楽浄土この時はまだ、悪夢が迫りつつあることに気付くわけもなく…能天気に斜里の夜を堪能していました。Day5 に続く…
2013.09.12
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【9/02 (Day3)】08:00 釧路出発。厚岸から、北太平洋シーサイドラインで、浜中町へと向かいます。ツーリングマップルでおなじみの景色があちらこちらに♪鹿飛び出し注意の看板がやたらと目につきます。周囲は原生林、ガードレールや白線も無く、ライトに反射するものが何もありません。夜は月が出てなければ真っ暗だろな。浜中町に入り、霧多布湿原の手前にある琵琶瀬展望台で小休止。 霧多布湿原の南側の高台にあり、360度のパノラマが臨めます。道路を挟んだ北側には、霧多布湿原の中を琵琶瀬川が蛇行しながら流れている様がのどかです。小さん、ここでおやじギャグを一句残し、トイレへ消えます。湿原に出現、あれ、湿原で失言。どうでしょう?しばらくして、トイレから小さんが小走りで戻ってくる。あの人、男かな?女かな?失礼な奴だなーと思いながらも、そちらを見る。顔と体は完璧なおっさんですが、中途半端な女装…ポニーテールにピンクのカチューシャ、華奢なサンダルから見える足指には真っ赤なペティキュア。醸し出す雰囲気は会社の重役風情…キレイに女装する人が多い昨今、あまりの完成度の低さに驚愕しました。根室の落石方面へ走ります。 途中、キタキツネが道を塞ぎます。北の国からのロケ地・蛍の駆け落ち先、落石診療所に寄り道。今は普通に人が住んでいるので、遠くからズームでパチリ☆北海道三大秘岬・落石岬へ。ここはまったく観光地化されておらず、アクセスにも時間かかる穴場的スポット。地理的には、根室の市街地から約20キロの場所にあります。泥を跳ねあげながら、ダート道をザクザクと走り抜け、行き止まりまで突き進みます。行き止まりのゲートから落石岬まで、木道を徒歩で片道1.4キロ。 とっても長い道のり、途中、たくさんの鹿に遭遇しました。落石岬の先端にある落石岬灯台。船越英一郎が居そうな断崖、太平洋の荒波が打ち寄せます。いい運動になりました。ここから北上、標津町のR244から、野付半島の先端を目指します。野付半島は根室海峡に細く延びた約20キロある半島です。野付半島ネイチャーセンターのトドワラ食堂で昼食を。ご当地グルメとして売り出し中の 「ジャンボ帆立バーガーと別海牛乳」 を頂きました。 小さんは、トドワラ定食を。 うまうま☆野付半島から北方領土・国後島までの距離は、根室海峡の野付水道を挟んで約16キロ。ネイチャーセンター周辺からは国後島が良く見えるそうですが、曇りがちで拝めず。さて、ここから、トドワラまでの遊歩道を歩きます。 トドワラとは、海水と潮風の影響で、トドマツが立ち枯れたものです。陸地だったトドマツ林の大地が、長年の海面上昇や地盤沈下により砂嘴となり…樹齢100年以上のトドマツが枯れ、あちらこちらで倒木。実際訪れてみると、荒涼とした奇怪な風景で、もの悲しさが漂っていました。 このトドマツの浸食は現在も進行中で、そう遠くない時期にトドワラ跡地となるようです。時代の流れとともに消滅してしまう貴重な遺産。見ることができてよかったです。鹿も間近で見ました。 いい運動になりました。中標津町まで走り、おっきな鮭の頭のオブジェと戯れる。さてさて、雨が降ってきました。予約しておいた中標津の安宿にチェックイン。フロントで手続きをしていると、背後に気配を感じ…振り返ると、今朝、琵琶瀬展望台で遭遇した、ピンクのカチューシャにまたも遭遇!!小さんを見ると、驚愕のあまり固まっているご様子。琵琶瀬展望台と、そこから100キロ離れたこの宿で、同じタイミングで時間を共有する。ファンタスティックですねさて、部屋に荷物を運び、とりあえず汗を流しましょう。温泉でザブンと温まり、夕飯のお時間。4000円の安宿ですが、朝夕2食付です。食堂に行くと若干混雑しており、「相席でもいいですかww」 と、宿のご主人。通された席には、ピンクのカチューシャ!!衝撃の相席 美味しく頂きました。食後はホテル正面の本屋で立ち読み。シュールな1日でした。Day4 へ続く…
2013.09.11
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【9/01 Day2】11:00 苫小牧港着岸。念願の北の大地に降り立つ苫小牧東港IC - 浦幌ICまで高速でワープ。仙台までの気温は32℃程度でしたが、苫小牧は小雨まじりな14℃。凍えました。200キロほど走ったところで、給油メーターを確認すると、ゲージが残り3Lを示す。あれ?乗船直前に仙台で給油。GSがないエリアだったので、次に予定していた給油地点まで残り80キロ。普段のPS号の燃費なら問題なしの距離でしたが…走りながら頭の中で苦手な暗算を。高速走行時、満タンで340キロ走れるところを、この分じゃ280キロでガス欠な計算。ここからは深い山の中だし、とてもとてもあと80キロは走れまい。急遽針路を変更し、15キロ離れた場所にあるスタンドに駆け込む。とりあえず、予定外の場所に辿り着いてしまいましたが、ガス欠は免れたのでよしとしましょう。不純物の入った?悪いガソリンだったのかしら?気を取り直して、山道をくねくねと進む。17:00 釧路湿原に到着。ほぼ移動だけの日になりましたが、旅の幕開けは、ここ釧路湿原からスタート☆以前、コッタロ・サルボ・サルルン・細岡の展望台は行ったことがあったので、北斗展望台園地へ。 駐車場から、熊出没注意な木道を30分ほど歩いたところに展望台があります。 んww道東観光の拠点阿寒湖温泉と釧路空港を結ぶラインにあり利便性の面からか? 観光客が一番多く訪れる展望台らしいけど、眺望は一番平凡かなーと、率直な感想。心情的にかなりの隔たりを感じたりもする釧路湿原。季節波動も大きく、自然系観光資源の宿命のとおり、リピートする人も少ないかと。だからこそ、ここだけを見て 「これが釧路湿原」 って思われちゃったらとっても悲しいな。と、観光大使でもないのに、なんだか淋しい気持ちになりました。思ってた以上に、寒い。明日から最上級の防寒仕様で臨みましょう。とりあえず、今日を無事走り終えたことに、焼酎で乾杯 お天気はパッとしませんが、とりあえず順調順調Day3 に続く…
2013.09.10
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【8/31 (Day1)】09:30 出発,寄り道しながら下道でトコトコ250km。16:30 仙台港に早めの到着。今回は、太平洋フェリーで苫小牧港まで。太平洋フェリーは、「いしかり」 「きたかみ」 「きそ」 と、計3隻の船が運行。日にち・運行経路により船が変わるので、お目当ての船があるなら運航日に要注意です。今回は、2年前に竣工したばかりの新造船 「新いしかり」 にあたりました まずは乗船手続きを。ネットで決済を済ませてあるので、カウンターでは簡単なチェックインのみ。予約票と車検証・決済済みのカードを提示するだけ。バイクの乗船は1番乗り☆乗船待ちの二輪エリアは、ハーレー、BMWなど、1000cc以上の大型バイクばっかり。すでに愛車の品評会的な感じで和やか。珍しいPS号もなかなかの人気ぶり船内にバイクを固定し、客室エントランスへ。ご立派「きたかみ」 「きそ」 と比べ、格段にご立派らしいです。それにしても、とっても巨大。今回はS寝台の早割 (5割引) 利用。 カプセルホテルのようなお部屋ですが、天井が高く、立ち上がって飛び跳ねても頭が付きません。テレビ・電源コンセント・読書灯・キルケット・枕・棚は標準装備。も少し奮発して個室を確保しても、早割なら通常の2等料金よりお安く予約できましたが…もうね、これで充分でしょう☆荷物を置いてから、船内を巡回。とにかく明るくて清潔感たっぷりな船内レストランも広々、座席確保の心配もありません。 お値段も、とってもリーズナブル☆ バイキングで乾杯!!19:40 出港。夜はラウンジショーも開催。 この日は名古屋在住のピアニストとバイオリニストによる演奏。小さんもうっとり。お風呂は、着岸30分前まで自由に楽しめます。【9/01 (2-day)】07:30 船内レストランでバイキングな朝食1000円。腹はち切れるまで頂いたあとは、ラウンジでピアノショー。着岸1時間前、北海道の島々が目に映ります。とうとうバイクで来ちゃいました、あこがれの北海道!!過去に車で旅した北海道とは、一味も二味も違う姿を見せてくれるんだろな。着岸15分前。出車準備のため、ドライバーは船内アナウンスでデッキに案内されます。11:00 着岸。さあ、大型バイク達の爆音とともに、北の大地に飛び出そうDay2 へ続く…
2013.09.09
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