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2010年12月06日
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カテゴリ: 花村萬月
12/6(月)

おはようございます。
今日は暖かいようですね。
11月上旬位の気温だそうです。
急に寒くならなければいいですね。
憂鬱な月曜日ですが、今週も頑張って行きましょう

花村萬月『皆月』講談社文庫。

一流建設会社に勤務し、橋の設計に携わる諏訪徳雄は、ある日突然、妻の沙夜子に逃げられてしまう。沙夜子は、「みんな、月でした。がまんの限界です。さようなら」と謎の手紙を残して、男と逃げたのだった。
諦めきれない徳雄は、沙夜子の弟でヤクザ者のアキラに相談する。

一方、アキラの紹介で知り合ったソープ嬢の由美もうだつのあがらない徳雄をオッサンと呼びながらも、一緒に暮らし離れられないでいる。
自分の過去にけりをつけるため、アキラ、由美とともに沙夜子を探しに行く先にあったものとは、一体何なのか?

社会の底辺で生きながらも、自分は誰かに必要とされているという気持ちを持って生きようとする3人がとても眩しく感じます。
「みんな、月でした」とは、月は自ら光ることが出来ずに、太陽の光を反射しているだけということで、自分の周りには、自分も含めて日を照らすことが出来る人間がいなかったという沙夜子の深い孤独を感じさせるところが印象に残りました。
こういう小説を書かせたら巧いですね、この人は。
好き嫌いが出る作家かとは思いますが、以前紹介した『ブルース』とともに一読をおススメしたい本です
皆...

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Last updated  2010年12月06日 05時18分37秒 コメントを書く


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