大きな声で、独り言
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前回、香川のこんぴら温泉に行き、「坂の上の雲ミュージアム」を見学してきたというところまで書きました。(読んでない人はコチラから)今回は、その感想を書きたいと思います。「坂の上の雲」は、日露戦争の話が中心で特に日本海海戦でのバルチック艦隊との攻防が面白いところです。ミュージアムに展示されている年譜資料に一行だけ「新渡戸稲造『武士道』を英文で出版」というものがありました。でも、このたった一行が日露戦争の終結には大変大切なものだったのですが、残念ながらその辺の解説はありませんでした。小説の中に次のような一節が出てきます。「ロシア軍を駆逐した日本軍は、北進の構えを取った。しかし北進はしなかった。出来なかったのである。砲弾は使い果たしてしまっていた。また開戦以来すでに多数の将校を欠損していた。その時、日露講和の工作者が日本宣伝の武器として、時のアメリカ大統領ルーズベルトに持ってきたのは、新渡戸稲造が書いた『武士道』だった。この本を読んで感動したルーズベルトが講和に尽力した。」つまり、『武士道』という本がなかったら、その後日本はロシアに負けていたかも知れなかったということです。この『武士道』を稲造に教えたのが、南部藩士としての花巻武士だったということです。このミュージアムは、松山にあるけれども、表には見えなくても、南部藩花巻ともつながっているんだと勝手な思い込みを持って見てきました。(新渡戸稲造は、大正5年に二度、志戸平温泉に宿泊している 資料と写真が残っています。)p.s. 花巻には新渡戸稲造記念館があり、その功績を後世に伝えています。
2007.07.30