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先週の日記にも書いたように、先週一週間新しいシフトのトレーニングを受け、今週は1人でこのシフトを受け持っています。最初は「トレーニング期間が短すぎる!」とかなり文句を言っていた私でしたが、なんだか不思議と仕事をすんなり覚えられて、結局先週の金曜日くらいから1人で仕事をこなせるくらいにまでなってました月曜日に一緒に働いた薬剤師のVさんからむちゃむちゃ褒められました。「こんなに短期間でこのシフトの仕事を覚えられるなんてすごいし、仕事もきちんと出来てて感心する」と。そして火曜日に一緒に働いた薬剤師のMさんからも何回も何回も褒められました。「このシフトに慣れてないはずなのに、すごく頭の中で仕事が整理されてて、スムーズだ」と。いぇ~~~い!!!あんまりにも褒められたので、ちょっといい気分になってしまいました確かにこのシフトは、みんなが「一番大変なシフト」というように、責任も大きくてやることも多いんだけど、なんだかその分やり甲斐を感じられる。一日あっという間に過ぎるし、あの、私の嫌いな電話地獄のシフトに比べたら何倍も楽しい!!このシフトもあと2日で終わりで、その後はいつこのシフトをもらえるのかは分からない。少なくとも、来月いっぱいは私はこのシフトの担当にはならないスケジュールになっている。それがローテーション制の悪いところだ。せっかく仕事を覚えても、次にローテーションが回ってくる頃には忘れてることが多かったりする。今週あと2日、しっかり働いて仕事を忘れないようにしないと。頑張りま~す。
2006.03.29
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土曜日の夜、前回の日記にも書いたように、カナックスの試合の生観戦に行ってきました!!!もう、朝からドキドキわくわく。夜が待ち遠しくてたまりませんでした。 (試合前のGMプレイス) ↑私のお気に入りの#7モリソン君。ウォーム・アップ中。ウォーム・アップ中はなかなか私たち側に来てくれず、近くに来てくれても動いているからなかなか写真が撮れませんでした ↑#44ファンのyasちゃんの為に撮ってきました。#44はウォーム・アップ中は私たち側にいたので、撮り易かった。 ↑試合は土曜日だったので「Hockey Night in Canada」でCBCで全国放送。解説でお馴染みの2人。 本当はもっとアクション・シーンをカメラに収めたかったのだけど、なんせ動きが早すぎて、私のカメラじゃ無理でした。なので写真はフェイス・オフの写真ばかり(悲)。 ↑カナックスのラインで一番調子が良い3人。前にも紹介したSedins(双子の兄弟)と、カナックス唯一の黒人選手、Carter。 ↑我らがゴーリー・Alex Auld。彼、かなり頑張ってます。 ↑私たちの9列目からの景色はこんな感じ。生観戦、本当に、本当に楽しかった!!テレビで観てる時よりも時間が過ぎるのがものすごく早くて、ホッケーの試合ってこんなに短かったか!?とびっくりでした。一秒、一秒を惜しむように観てきました。試合のハイライトはやっぱりモリソン君のゴール!!!うひゃ~~い!!私が観に行った試合で、私のお気に入りの選手のゴールが見れるなんて、本当にラッキーだ~~(特にモリソン君の場合はね。今シーズンあんまりスコアーしてないんで)それと、会場にエドモントンファンが多かったのにはびっくり!!やっぱりバンクーバーって、カナダの色々な都市の人たちが集まってくるから、エドモントン出身の人たちも沢山住んでいるんでしょう。大人になって、どんなに長くその都市に住んでいても、やっぱりみんな自分が育った都市のチームを応援するみたいです。試合の結果は、すっごく接戦だったんだけど、3-2で負けてしまいました・・・これは3連戦の3試合目で、最初の2試合はバンクーバーが勝ったから、3試合目は負けるんじゃないか・・・という気はしてたんだけど、やっぱり負けました。失速中のカナックスに3連勝を期待する方が無理だったのかもしれないけど。実は生観戦で負け試合を見たのはこれが初めてでした。勝利の女神には私はなれませんでした(笑)負けたのは悔しいけど、本当に本当に楽しかったよ~~。いつかお金持ちになって、NHLのシーズンチケットを買えたらいいなぁ・・・・なんてちょっと夢見た夜でした。
2006.03.27
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200ドル(2万円)出して、これを買いました。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ アイスホッケーのチケット今週の土曜日のバンクーバー対エドモントン。税金入れて正規の値段で一枚97ドル(9700円)するチケットを、この時期(シーズンも終盤の時期)に一枚100ドル(一万円)でダンナの友だちから手に入れました!でかしたっっっ!!!前から9列目です。選手たちの顔もはっきり見えると思う。うひょ~~。楽しみだ~~~。それにしてもホッケーのチケットって高い。日本でサッカー観たり、野球観たりするのより、はるかに高い。それだけ人気があるから仕方がないのかもしれないけど、一般庶民はそう簡単には観に行けません。そういう我がバンクーバー・カナックスは、シーズンももうすぐ終わりという時期に華麗に失速中(涙)。シーズン前半あんなに好調だったのに、ここに来て負け続けていますカナックス、毎年そうです。出だしは好調、最後失速。なんで??NHL(北米プロホッケーリーグ)は、西側と東側に各15チームずつ、計30チームで構成されていて、プレーオフに進めるのは西と東のそれぞれの上位8チームずつ。今バンクーバーは西の7位~9位あたりをウロチョロしてます。8位までに入ればプレーオフに行けるけど、9位以下だとプレーオフは無しでシーズンは終了。5位~10位くらいまでかなりの接戦で、かなり際どいところです。シーズン終盤で大事な試合っていうのもあるけど、200ドルも出して観に行くんだから土曜日は絶対勝って欲しい!!!カナックスよ、良い試合を観せてくれ!!!
2006.03.23
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今日のバンクーバーの新聞のスポーツ欄のトップ記事はこれでした↓↓↓↓ すごいっ!バンクーバーで、野球の話題がスポーツ欄の一面に載るなんて!!日本優勝おめでとう!でも新聞の文章を読んでちょっと笑っちゃいました。「イチロー・スズキと彼より有名じゃない日本の選手たちは10対6でキューバを降し・・・」と書いてありました。「イチローとその他の日本選手」という意味だったんだろうけど、わざわざ「彼より有名じゃない」という接頭語がついておりました(笑)こうやって海外に出て、これだけの業績をあげ、これだけの知名度をもつイチロー選手って本当にすごいな、と思います。今日は日本の職場なんかではこの話題で盛り上がったりしたんでしょうか。私の職場では残念ながら、誰一人この話題に触れる人はおりませんでしたみんな野球に興味ないんだよね・・・
2006.03.21
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この間の日記に書いた新しいシフトのトレーニングが今日から始りました。一日終わっての感想。「何が起こっているのかわからないままに一日が終わった」そんな感じでした。あまりにも忙しすぎて、何がなんだかよく分かりませんでした特に今日は色々とややこしい問題が沢山あった日らしく、忙しい上に、薬剤師や他のテクニシャンたちは問題解決にも追われていて大変そうでした。そして何か問題が起こるたびに、必ずといって良いほど誰か怒っている人がいる。ドクターが怒っていたり、ナースが怒っていたり・・・。その問題がPharmacyの責任の時もあるけれど、そうでないときも多い。誰かの責任ではなく、システムそのものが機能しなかったことが原因の時もある。それに対してワーワーと文句を言われても、実際にはどうにも出来ないことが多い。その文句を聞いている時間がもったいない。その間に他に時間が迫っている患者さんの薬に取りかかれるのになぁ。なんて、横で見てて思いました。これでトレーニングは残り4日。来週からこのシフトを1人でこなさないといけないなんて、今考えてもちょっと憂鬱です。まじで大丈夫かな・・・とちょっと胃が痛くなりそうです。
2006.03.20
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や~~~っと待ちに待った土曜日だ。一週間で私の唯一の休日今日は一日な~~んにもしないで、の~~んびり過ごすのだ!と思っていたはずが・・・・・。何故か朝から大掃除をさせられる(涙)誰にって?もちろんうちのダンナ。うちのダンナは綺麗好き。決して神経質ではないけど、私よりも明らかに綺麗好き。私が「そんなに散らかってないじゃん」と思っていても、ダンナの基準では「散らかってる」になるらしい。そんで朝から大掃除。「大晦日でもそんなに掃除しなかったじゃん!」っていうくらい、2人でかなり隅々まで掃除しました。こういう時だけ、狭いアパートでよかった~と思います。朝から掃除して、いつもは「無」に等しい私の「主婦魂」が刺激されたのか、その後、普段はぜ~~ったいしない、バナナケーキ作りなんぞやっちゃいました。【↑私の力作】たまたま家にあったクルミなんぞ入れてみました。お味の方は・・・・ウマイ!!!!!自分で作って自分でびっくりしました。むっちゃ美味しかったよ~。やればできるじゃん、私。そして夕食には久々の唐揚げ。これまたすごく美味しかったよ~。というわけで、朝食作り→後片付け→大掃除→バナナケーキ作り→夕食作り→後片付けと、すっかり主婦業に徹した私の休日なのでした。・・・・・って、そんなの休日じゃないじゃ~~~~ん!ヽ(TдT)ノアーウ私のな~~んにもしない、の~~んびり計画はどこにいったんじゃ!?全然休んだ気がしないぞ!?唯一の休みの日くらい休ませろ~!うりゃ~~!!(注:大掃除以外は自主的にやったんだけどね)
2006.03.18
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今日は楽天仲間のmaiaちゃんと、Congee(中国風お粥)を食べに行きました♪Congee といえば、去年の10月にmunchくんと一緒に香港に行って食べた以来。香港では路地裏にある小さなCongeeレストランで、英語もなにも通じないようなおっちゃんがサーブしてくれたCongeeを食べました。そのCongeeが激ウマ!ちょっと感動ものでした。あまりにも美味しかったので、私たちは次の日も同じレストランに行ってCongeeを食べたのでした。それ以来、またCongeeが食べたい!!!と思っていた私。職場の香港系の同僚がお勧めというCongee屋さんがあるというので、今日行ってきたというわけなのです。そしてこれが噂の(誰も噂してないって)Congeeです。Congeeのお椀にしれっと日本語で「おいしい」と書いてあるんですが読めるでしょうか?お味の方は・・・・・激ウマ!でした。美味しいし、安いし、と~っても満足でした~。香港で食べたのとすごく似てました。さすが中国人の町バンクーバーです。他にもサイドで何品か頼んだんだけど、あまり写真が良く取れてなかったので、maiaちゃんがブログにUPしてくれることを期待してます。maiaちゃんは、バンクーバーでもなかなか出会うことの少ない「同郷」。しかも実家が同じ市!(注:福岡市ではありません。もっとマイナーな市です。)お互いの実家は車で10分くらいの距離なのです。むちゃむちゃローカルな話題もOK。(何処何処の角のロイヤルホストが云々のレベル!)こんな近くに同じ市出身の子がいたなんて~~~!!!と、会ったその日から意気投合してしまいました。そして何よりも嬉しいのが、私の愛する博多弁を心おきなく炸裂できること!!2人で話してるその姿はまさに博多っ子です(笑)maiaちゃんに出会えたのも楽天のおかげ。なんだかこんな形で出会うのも不思議だけど、これも縁だよね。また博多弁を炸裂させましょーーー。
2006.03.16
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がんセンターで働き始めて1年2ヶ月。私たちPharmacyTechの仕事は、8つのシフトに分かれていて、私たちはローテーションで一週間ごとに一つのシフトを担当することになっている。このローテーション制の良い所は、毎週仕事の内容が変わっていくということ。ある週は抗がん剤MIXの仕事だったり、ある週はオーダーエントリー中心の仕事だったり、ある週は電話地獄のエリアだったり・・・。毎週少しずつ仕事の内容が変わっていくので、あまり飽きる事はない。でもこの制度の悪い所は、たまーにしか担当が回ってこないので、仕事の内容を忘れてしまうということだ。一ヶ月半もそのセクションに足を踏み入れてなければ、そこの担当になるたびにちょっぴり浦島太郎状態だったりする。特に私はシニョリティーが下なので、シフトの「穴埋め要員」に借り出されることが多い。誰かが一日だけ休みを取ったりすると、私がぽんっとそのシフトに入れられ、「2ヶ月ぶりに一日だけそのセクション」とかいうこともある。これはかなり辛い。今の所、私はトレーニングされてないシフトが2つある。この2つのシフトは、IV抗がん剤(静脈に入れる抗がん剤)を処方するための諸々の手続き+処理をするシフトで、8つのシフトの中でも一番難しくて大変なシフトだとされている。なので、この仕事を始めて1年くらいしないと、このシフトのトレーニングは受けないことになっている。最初にも書いたけど、私は働き初めて1年と2ヶ月。そう。ついに、この最後の最難関シフトのトレーニングを受ける時が来たのだこのシフトのトレーニングを受けると、残りの2つのシフトはカバーされ、私は全てのシフトをこなせることになるいぇ~い!トレーニング期間は来週の月曜日から一週間。・・・・へ?いっ、一週間????あの~、同僚のLは2週間みっちりトレーニング受けてましたけど?その後3週間目にはLにはヘルパーが付いてましたけど??私のシフトはというと、来週一週間トレーニングで、次の週はこのシフトを1人で担当することになっている。マジで???う~ん。とっても心配だでもやってもみる前から「一週間なんて絶対短かすぎますよ~」と弱音を吐きに行くのも癪に障るので、とりあえず頑張ってみることにする。一週間トレーニングを受けてみて、絶対にまだトレーニングた足りないと思ったら担当の人に相談することにしよう。というわけで、来週はとっても大変な一週間になりそう。でも1人で担当しなければいけない再来週はもっと大変に違いない。日記も愚痴愚痴日記ばかりになってたりして(苦笑)がんばりましょ~。
2006.03.14
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今日のバンクーバーは快晴でした!!昨日雪がじゃんじゃん降ってたのがウソみたい。まだちょっと肌寒かったけど、なんだか春を思わせるような一日でした。 ↑うちのすぐ横の通り。お昼頃歩いてダウンタウンまで行って買い物。早々とサンダル買っちゃったよ~~でもすごく可愛いサンダル!ぐふふ、早く履きたいよ~。その後一旦家に戻り、今度はダンナと車で近くのスタンレーパークまで行きました。本当は桜を見に行ったんだけど、スタンレーパークの桜は日本の桜に近いのか、まだ花は咲いてませんでした。残念。なのでスタンレーパーク内をドライブ。 スタンレーパークからの眺め。対岸はウエスト・バンクーバー市。ウエスト・バンクーバー市の家の平均値段(あくまでも平均です)は一億二千万円という、バンクーバーの周りでもお金持ちの多く住むエリアです。 右に見えるのはライオンズゲート・ブリッジ。バンクーバー市とノース・バンクーバー市を結ぶ橋です。海と山と。 景色を見ていたらどこからか出てきたラクーン。可愛いけど、近寄りすぎると噛み付いたりするらしいです。景色を楽しんでいるところに、駐車違反の車を取り締まるお姉さんが。私たちは駐車してはいけない所に止めていたので、チケット切られる前にさっさと退散しました。そしてそのままもう少しドライブ。 スタンレーパークの木の中でも有名な「Hollow Tree」。なぜこんな風に中が空洞になったのかは・・・・説明を読んでこなかったので分かりません雷か何かが原因かな・・・?(違ったらスマン)Hollow Treeの下の部分。かなり大きな木です。というわけで、桜が見れなかったのは残念だったけど、なかなか良い一日でした。美しいバンクーバーを見れて、エネルギーをチャージした感じ。また一週間頑張ろう。
2006.03.11
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今日はJが亡くなってから、ちょうど6ヶ月目にあたる日です。そして今日は、Jの誕生日でもあります。J!誕生日おめでとーーー!!!福岡では奥さんのmunchちゃんたちがお祝いしてることでしょう。私たちはバンクーバーで、Jの誕生日を祝ってワインで乾杯しました。さっき、ダンナがJの実家に電話をしました。電話に出たJのママはちょっと驚いた様子。なぜかと思ったら、ちょうどうちのダンナが電話をかけたとき、Jの家族たちはJのメモリアル・サイトの書き込みを読んでいて、うちのダンナが書いた書き込みを読もうと、ダンナの名前を読み上げた瞬間に電話が鳴ったらしいのです。そして電話に出てみたらうちのダンナだったと。あまりのタイミングに、Jの家族みんなびっくり!だったそうです。ちょっと不思議だけど、なんだか偶然ではないような気がするのは私だけかなぁ。~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆最近ちょっと日記をサボり気味でございます。ちょっと疲れが溜まってるようで・・・。今週はずっと信じられないけど夜の9時ごろに寝て、一日10時間睡眠をとってました。10時間寝た後でも、目覚まし無しでは起きられない私ってちょっと異常でしょうか。うちのダンナは最初は「たまには10時間睡眠も必要なのかもよ」なんていってたけど、3日も4日も連続で10時間睡眠をとって、それでも朝起きられない私に「ちょっとおかしいんじゃない?」なんて言い始めました。というわけで、毎日10時間も睡眠に費やしていたので、日記を書く時間がなかったというわけなのです。あと一日働けば休みだーー!!がんばろーー!!
2006.03.09
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続きです。今度はがんセンターの仕事での話。ある日、病棟を歩いていると、中国人のおっちゃんが白人の看護婦さんに何か必死に中国語で話していた。看護婦さんは彼が何を言ってるのか全く分からなくて困っている様子。そこをたまたま通りがかった、アジア人の私を見て、そのおっちゃんはすごい勢いで中国語で話しかけてきた。私は中国語は分からないと伝え、その場を去った。そしてエレベーターを待っていると、さっきのおっちゃんがトボトボと歩いてきた。どうやら病院内で、次に何処に行っていいのか分からなくなったようだ。私にアポイントメント・カードを見せて、「!@#$%&*」と話続けるおっちゃん。本当に困ってるみたい。かわいそう・・・。アポイントメントカードによると、ドクターと血液検査のアポは終了したみたいだったので、とりあえず手招きで「付いて来て」という仕草をして、そのおっちゃんをPharmacyまで連れて行った。Pharmacyには中国語が分かる人がいるので、何とかなるだろうと思ったのだ。Pharmacyの窓口で、中国系のスタッフに迷い子を連れてきた事を話したのだが、彼女の話せる中国語とおっちゃんの中国語は方言が違ったようで、ここでも意志の疎通に悪戦苦闘。すると、お薬を待っていた他の中国人の患者さんが通訳してくれた。ありがたい。どうやらこのおっちゃんは、ファミリー・カウンセリングの予約があったようだ。なので、カウンセリングの受付まで連れて行ってあげることにした。このおっちゃん、「サンキュー」と「ソーリー」だけは知っていた。最初は「サンキュー、サンキュー」と言っていたのに、この頃には「ソーリー、ソーリー」に変わっていた。私が仕事中に時間を割いているのを申し訳ないと思ったみたいだ。「いいよ~、全然気にしなくて~」と英語で言ってみた。ニュアンスは伝わったみたいで、おっちゃんがホッとしたように笑ってくれた。そしてカウンセリングの受付で、おっちゃんが予約があることを伝えると、予約は1時45分からになってるので、待合室で待っててくれと伝えてくれとのこと。「伝えてくれ」といわれても・・・・。紙に書いたら分かるかもしれないと思って、紙に「1:45」と書いて、中国語のカウンセラーの名前も書いた。そして待合室まで連れて行き、ゆっくりと「Please wait here」と言ってみた。おっちゃん:「!@#$%&*」私:「WAIT HERE」おっちゃん:「!@#$?????」ダメだ、おっちゃん、分かってないみたいだ。不安そうな顔をするおっちゃん。どうしよう。そうだ、と思い、通じるかどうかわからなかったけど、紙にでっかく書いてみた。「待」おおおーーーっと、おっちゃんの顔がぱっと明るくなった。首を大きく縦に振り、分かった、分かった、と言っているみたいだった。すごい。漢字の威力。これだけ何を言っても分からなかったおっちゃんと、初めて意志の疎通ができた。何度もサンキュー、サンキューというおっちゃんを後に仕事に戻った。そして2週間後・・・・。同じおっちゃんがPharmacyに戻ってきた。また、病院内で何処へ行っていいのか分からなくなったようだ。アポイントメントカードを見ると、今日は化学療法の予約があるみたいだ。そしてまた結局何にも関係ないPharmacyスタッフの私が、おっちゃんを今度は化学療法の受付まで連れて行く羽目に・・・。他のスタッフからも「Shimaのところに来れば、案内してくれる」と思ってるんじゃないの~と笑われる始末。別に案内するのは構わないけど、私が通訳をしてあげられるわけじゃない。今から化学療法を受けようとしているのに、このおっちゃんは、治療の説明も、副作用の説明も、何も理解できないのだ。なんだか、もし自分のお父さんがカナダに来て、このおっちゃんの状況だったら・・・・と思うと、すごくかわいそうになった。だれか英語が話せる家族なり親戚なりが付いて来てあげればいいのに・・・。でも「誰か、通訳できる人についてきてもらいなよ」と言う事すらできない。おっちゃん、本当に英語が分からないから。癌の治療は長期戦。このおっちゃんは、これからもこんな状態で病院に通い続けるのだろうか・・・。他人ながら、なんだか心配してしまった。
2006.03.06
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バンクーバーの病院で働いていると、「中国語を話せたら良かったのに・・・」と思うことが多々ある。というのも、英語を全く解さない中国系の患者さんがとても多いからだ。カナダの日系の移民たちは、個人移民か結婚移民をした人たちが多いので、ある程度の英語は話せる人がほとんどだが、中国系の移民の人たちは先に移民してきた人が自分の家族メンバーを「呼び寄せる」という形が多く、そうやって呼び寄せられて移民してきた年配の人たちは、英語がほとんど話せない。実際、バンクーバーは中国語しか話せなくても生活していける。中国系のお店はたくさんあるし、何といっても中国系の移民はとても多いので、どこにいっても大体中国語が分かる人がいる。英語が話せない中国人の患者さんたちは、アジア人である私の顔を見ると、必ずといって良いほど中国語で何か言ってくる。通訳してもらおうと思っているのだ。そして私が「ごめんね、ぜ~~んぜん分からない」と言っても必ずと言っていい程、中国語で話続ける。だめモトで話しているのか、それとも話続ければいつかは私が理解するだろうと思っているのか・・・。これはがんセンターの方の仕事でも、日曜日のクリニックの仕事でも共通している。今日は日曜日だったので、クリニックの方に仕事に行ったのだが、そこでの患者さんも私に向かって「!@#$%*&」。私:「ゴメンね、中国語は分からないの」患者さん:「!@#$??」私:「ノー」(分からんって言っとるだろーが)患者さん:「ノー、チャイニーズ?」私:「ノー・チャイニーズ」患者さん:(カタコトの英語で)「でも君は中国人に見える」私:(だから????)「でも中国語は話せないのよ」患者さん:「少しは話せるでしょ?」私:(しつこーーーい!)「全く無理」そこまで言うと、私が本当に中国語が分からないと確信したようで、カタコトの英語で話しだしたが、何と言っているのか良くわからなかったので、また明日戻ってくるように言った。平日だったら中国語を話せるスタッフがいるので。一生懸命「トゥモロー、トゥモロー、チャイニーズ、ヒアー」とか言ってみた。不思議と分かってくれたようだった。続く。
2006.03.05
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この間の土曜日に、友だち夫妻と一緒にバンクーバーの近くのサイプラス・マウンテンに行って来ました。サイプラスといえば、スノーボーダーたちがよく行く山だけど、今回の私たちの目的はこれ ↓スノーシューズです。スノーシューズは雪の上を埋もれずに歩くための道具で、これを履いていれば、3~4メートルの積雪の上でもなんなく歩けます。この日積雪は345cm、気温は0度。スノーシューイングには最適でした。 私たちご一行。最初は通常のルートを歩いていたんだけど、つまらなかったのでルートを離れて山の奥へ奥へと歩いて行きました。帰り道が分からなくならないように、しっかり雪に足跡をつけながら・・・。 この木たちは、実際にはとても高い木。そんな高い木たちがこれだけ低く見えるので、どれだけ雪が積もっているのかが分かるでしょう。 小さな木の上に、綺麗に雪が乗っているのを発見。実際に見ると、もっともっと綺麗だったんだけどな。 突然、山の中に「かまくら」らしきものを発見!中は人が入れるくらいの広さでした。カナダだから「イグルー」と言うべきか? 途中で歩くだけじゃつまらなくなってきたうちのダンナは、急斜面を見つけては頭からダイブをするように。本人は「スノーシューイングとスケルトンを合わせた、新しいスポーツだ」と言っておりました(^^;)でも木の枝か何かが顔に当たったようで、顔から血を流しながら戻ってきました。はっきり言って、アホです。それでも懲りずにまたやってましたが・・・。結局私たちは丸4時間も雪の中を探索しておりました。「歩くだけ」と思うかもしれないけど、雪の中を歩くし、山道でもあるので結構いい運動になりました。自然の中で一日過ごすことができただけでも、すごく良い休日でした。私たちは海のすぐ側に住んでいるのですが、バンクーバーの素晴らしい所はこんな雪山もすぐ近くにあるということ。バンクーバーから車で30分程度で行けるスキー場は3つもあります。スノーシューズのレンタル代は1人2000円。それだったら、自分のスノーシューズを買いたいな・・・と思い始めました。また近いうちに行きたいな。
2006.03.01
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