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この日記は記念すべき「200回目」の日記です♪200回も何を書いたんだろう?と思ってしまうのだけど、まあ、まだなんとか楽しんでます。自分にとっての日記の存在については、100回目の日記で書いたので、今日は省きます。次の目標は300回。まあぼちぼち書いていきましょう。それよりも今日は、どうしても書きたいことがあります。オリンピックの閉会式、あまり見る人はいないと思うし、私も普段は見ないのだけど、今回は「次の開催地」がバンクーバーなので、バンクーバーのプレゼンテーションも見たいと思って、一部見た。閉会式で開催地の市長が次の開催地の市長にオリンピックの旗を手渡す場面。次の開催地である、バンクーバー市長の名前が呼ばれ、現バンクーバー市長であるサリバン氏がステージに登場。多分、開場にいた人たちや、テレビを見ていた世界中の人たちは、サリバン氏を見たその瞬間少なからず「えっ」っと思ったと思う。なぜなら、バンクーバー市長のサリバン氏は、いわゆる「身体障害者」だから。電動の車椅子に乗って登場するサリバン氏、実は体が不自由な市長が登場するのは、オリンピック史上初めてのことだったらしい。下半身だけでなく、手も不自由なサリバン氏にどうやってあの大きな旗を手渡すのだろう・・・とみんな疑問に思ったと思うのだけど、サリバン氏の車椅子にはオリンピックの旗に合わせて「旗立て」が備え付けられていて、トリノ市長がIOCの人に旗を渡し、IOCの人がサリバン氏の「旗立て」に旗を差し込んだ。そしてサリバン氏は左手で旗を握り、電動車椅子を動かし、旗を空になびかせたのだった。その瞬間は、ちょっとした感動ものだった。 サリバン氏は19歳の時にスキー事故にあい、首の骨を折って四肢麻痺になってしまったらしい。(今は左手は動くみたいなので、リハビリか何かで一部回復したのかもしれない)その時、もう一生スキーができなくなったその19歳の少年は、何十年か後にこんな形でオリンピックに参加することになろうとは夢にも思っただろうか。閉会式に先駆けて、テレビでサリバン氏のインタビューを見た。アナウンサーの「体が不自由な市長がオリンピック史上初めてステージに上がるということが、世界へ向けて大きなメッセージを送ることになるとは思わないか」という問いに、サリバン氏は「カナダ国民、バンクーバー市民がdisability(障害)を越えてability(能力)を見出す事ができる人たちだということを示す、本当に誇りに満ちた瞬間になるだろう」と答えた。そしてその通りだったのではないかと思う。私自身も、バンクーバー市民であることを誇りに思った瞬間だった。明日、バンクーバー市役所でオリンピックの旗を揚げるセレモニーがあるらしい。私の職場は市役所から徒歩3分。昼休みくらいにあるんだったら見に行きたいな~。
2006.02.28
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フィギュアスケート、すごかったですねぇ~!!今日休憩時間にインターネットで結果を見て、思わず「わっ!」っと声を上げてしまった私。周りにいた同僚たちがすごくびっくりして「どうしたっ??」と私の方を見たので、「日本がフィギュアで金メダル取った!」って言ったら、みんなで「おめでとー」と祝福してくれました(^^)「なんだ、そんなことか、びっくりさせるな」と言わんばかりの顔をしてた人もいたけど。そして夜にまたフィギュアが再放送されるのを知っていたので、夜はまたまたテレビにかじりついていました。カナダの解説者たちも、荒川選手の演技をとても褒めていましたよ。「True championだ」と言ってました。実は私は個人的にはアメリカのサーシャ・コーエンの大ファンです。ジャンプとかは抜きにして、彼女の手の動きとかは一番綺麗だと思います。ソルトレイクの時も彼女に優勝して欲しいと思っていたけど、かなりジャンプを失敗したし、今回も最初からいきなりジャンプ失敗したし・・・。もちろん日本に金メダル取って欲しかったから、結果には大満足だけど、彼女にはもう少し頑張って欲しかったな・・・。あと、村主選手のスピンの速さがものすごく印象的でした。今回の大会では、彼女のスピンは誰よりも良かったと思う。世界の強豪相手に4位なんて、本当にすごい!ちなみに5位はカナダでした。そうそう、荒川選手は24歳だけど、実は今までの女子フィギュアの金メダリストで「最年長」だそうです。確かに前回も前々回も(確かその前も)10代の子が金メダル取ったよな・・・。上位3位に自国の国の選手がいなかったカナダででさえ、これだけ大きく報道されたから、日本ではかなり大きな騒ぎだったんじゃないですか?待望のメダルだったし。演技後の選手たちのインタビュー見たかったな。なんだか興奮冷めやらぬって感じだけど、結構遅くなったのでもう寝ます。今日もオリンピックネタですまん。
2006.02.23
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あ~あ、がっくりです。アイスホッケーの準々決勝、カナダは負けてしまいました(号泣)。アイスホッケーに対する情熱はものすごいカナダだけに、その落胆振りもかなりのものです。ヨーロッパのホッケーリンクはNHLのリンクよりも大きいので、NHLでプレーしてる選手たちにはやっぱりちょっと不利だったのだろうか・・・と思ってしまう。アメリカも全然振るわなかったし。さっき、某サイトでホッケーネタの書き込みを色々読んでいたのだけど、そこに一言「やっぱりヨーロッパの方が北米よりも強い」というコメントが・・・・。こらーーー!!!何を根拠にそんなことを言っとんじゃーーー!!!ソルトレイクではカナダが金メダル、アメリカが銀メダルを取ったんじゃー!この間のワールドジュニアでもカナダが優勝したし、ワールドチャンピオンシップでもカナダが優勝したのにっっ!一つの大会の結果だけを見て、結論を出すなーーー!!!と、こんなくだらないことでかなりご立腹してしまった私。ああ、カナダが負けてうっぷんが溜まっているようです(笑)こうなったら決勝は、私の大学時代の後輩が留学していて今でも応援しているというフィンランド、対、カナックスの選手が何人かプレーしているスウェーデンあたりがいいなぁ。ところで、ホッケーにまつわるオリンピック話をもう一つ。今回のオリンピックでは「女子アイスホッケー」の種目の存続が危ないと、かなり報道されていたんです。というのも、女子ホッケーは北米とヨーロッパの格差が激し過ぎるのです。今回のオリンピックでも、一回戦、カナダはイタリアに16対0で勝利。二回戦も何処かの国に12対0か何かで勝利。十何点差というのは、ホッケーではありえない数字。オリンピックも、カナダとアメリカしか決勝に残った事がないという有様。夏のオリンピックからソフトボールが無くなったように(←これは知らなかった)、冬のオリンピックからも女子ホッケーがなくなるであろう・・・と言われていたのです。ところが!準決勝では、スウェーデンがアメリカにShoot out(PK戦)の末、まさかの勝利!初めてヨーロッパの国が決勝に残ったのです。これは女子ホッケー界では歴史に残る勝利らしく、このスウェーデンの勝利のおかげで、女子ホッケー存続の危機が救われるかもしれないのだそうです。ちなみにイタリアの「女子ホッケー人口」は全国で2百何十人らしい。そりゃ、16点差で負けるわけだよね。話は変わって、昨日のフィギュアスケート、日本は大健闘でしたね!トップ8位に日本人が3人もいるなんてすごい!!今日、職場でも「フィギュアスケート見た?日本人はすごいね」というコメントを頂き、なんだか自分が褒められたみたいで嬉しかったです。でも日本はまだメダル0個なのよって言ったらびっくりされましたが(^^;)というわけで、明日はテレビにかじりついてフィギュアを見ます!頑張れ!日本!!!
2006.02.22
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オリンピックが始まって以来、毎日テレビに噛り付いています。日本はなかなかメダルが取れないようで、残念。でも女子のカーリングは印象的でした。日本がカナダに勝った試合とその試合のハイライト、何回も見ました。ダンナに「また見てるの??」と呆れられたくらい。カーリングって、カナダでは結構人気のスポーツで、年配の人とかが社交を広める為にもやったりするスポーツなんですよ。うちのダンナのお母さんも町のカーリング・トーナメントに参加したりするくらい。そんな「カーリング人口」の多いカナダに日本が勝ったなんて、本当にすごい!と思いました。その次はイギリスにも勝ってたみたいで、これも本当にすごい!最後はスイスに負けちゃったみたいですが、本当に大健闘でしたよね。話は変わるけど、数日前にカナダ人選手に起こった話。クロスカントリーのリレー(2人1組でリレーをする競技)で、トップを滑っていたカナダ人選手のポール(スティック)が、なんと途中で折れてしまったのです( ̄△ ̄;)(確かすぐ後ろを滑っていた他の国の選手が、踏んずけてしまった)クロスカントリーでポールがないなんて致命的。その選手はあっという間に4位に転落。せっかくトップを滑っていたのに、これで終わるのか・・・と思いきや、それを見たノルウェーチームのコーチが、そのカナダ人選手の所まで走って行き、カナダ人選手に新しいポールを手渡したのです。結果、調子を取り戻したカナダは銀メダル。金メダルとの差がわずか1~2秒くらいだったので、もしあの時ポールが折れなかったら金メダルだったはず。でもあの時にノルウェーの助けがなかったら銅メダルもダメだったに違いない。「これぞ本当のスポーツマンシップだ」とカナダ人は大喜びで、応援していた人たちは、カナダの国旗と一緒にノルウェーの国旗も振って、銀メダルを喜んだのでした。なんかそういうのを見ると、オリンピックの良さを改めて実感できますね(^^)みなさ~ん、次の2010年の冬のオリンピックはバンクーバーですよ~!!
2006.02.20
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昨日の日記に書いたストーリー、「英語で意味が分からなかった」というコメントもあったので、今日はちょっと日本語に訳したものを書いてみます。「ちょっと、そこの訳おかしいんじゃない」と思うところがあっても、気にしないで下さいませ。(原文)One day a farmer's donkey fell down into a well. The animal cried piteously for hours as the farmer tried to figure out what to do. Finally he decided the animal was old and the well needed to be covered up anyway, it just wasn't worth it to retrieve the donkey. He invited all his neighbors to come over and help him. They all grabbed a shovel and began to shovel dirt into the well. At first, the donkey realized what was happening and cried horribly. Then, to everyone's amazement, he quieted down. A few shovel loads later, the farmer finally looked down the well and was astonished at what he saw. With every shovel of dirt that hit his back, the donkey was doing something amazing. He would shake it off and take a step up. As the farmer's neighbors continued to shovel dirt on top of the animal, he would shake it off and take a step up. Pretty soon, everyone was amazed as the donkey stepped up over the edge of the well and trotted off! Life is going to shovel dirt on you, all kinds of dirt. The trick to getting out of the well is to shake it off and take a step up. Each of our troubles is a stepping stone. We can get out of the deepest wells just by not stopping, never giving up! Shake it off and take a step up! (訳)ある日、ファーマーのロバが井戸に落ちてしまいました。哀れに泣き続けるロバをどうやって助け出そうかとファーマーは考えるのですが、結局、ロバはもう歳をとっていたし、井戸はもともと埋めてしまわないといけなかったものだったので、ロバを助け出す価値はないものと判断し、(ロバが落ちているまま)井戸を埋めてしまうことにしました。そのファーマーは井戸を埋めるのを手伝ってもらうために近所の人を呼んで、みんなでシャベルで(井戸を埋めるために)井戸の中に土を放りはじめました。最初、ロバは彼らが何をしようとしてるのかに気付き、酷く泣き叫びました。でも、その後みんなが驚いた事に、ロバは泣き叫ぶのを辞めました。シャベルで何回も土を井戸に放り入れたあと、ファーマーはようやく井戸の中を見てみました。そして自分が目にしたものに仰天してしまいました。そのロバは、上から放られて自分の背中に落ちてくる土を使って、驚くべきことをしていたのです。ロバは自分に落ちてくる土を振り払い、(土に埋もれてしまう前に)その土の上にステップアップしていたのでした。そしてしばらくそれを続け、井戸の中の土が地上に達した時、そのロバは自分の足で井戸の囲いをまたいで助かったのでした。人生というのは、あなたの上に土を放り投げてきます。様々な土を。その時に井戸を抜け出す事ができる為には、土を振り払い、(その土の上に)ステップアップしなければなりません。私たちに降りかかる一つ一つの問題は、私たちにとっての踏み台なのです。途中でやめず、諦めずに頑張る事によって、私たちは一番深い井戸からでも脱出することができます。振り払って、ステップアップするのです!・・・ってな感じでしょうか。この訳で意味が分かってもらえたかなぁ?「英語で読んだときより、感動が減った」と思われた方、ごめんね。
2006.02.18
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人生で辛い事があるときに、思い出すようにしてるストーリーがある。ある友だちからメールで回ってきたんだけど、ものすごく良い話だと思って、ずっと私のメールに保存していた。そのメールが来た日の日付を見たら2001年9月17日になっていた。ということは、かれこれ4年半も保存してることになる。英語なので難しいと思う方もいるかもしれないけど、頑張って読んでみてくれると嬉しい。One day a farmer's donkey fell down into a well. The animal cried piteously for hours as the farmer tried to figure out what to do. Finally he decided the animal was old and the well needed to be covered up anyway, it just wasn't worth it to retrieve the donkey. He invited all his neighbors to come over and help him. They all grabbed a shovel and began to shovel dirt into the well. At first, the donkey realized what was happening and cried horribly. Then, to everyone's amazement, he quieted down. A few shovel loads later, the farmer finally looked down the well and was astonished at what he saw. With every shovel of dirt that hit his back, the donkey was doing something amazing. He would shake it off and take a step up. As the farmer's neighbors continued to shovel dirt on top of the animal, he would shake it off and take a step up. Pretty soon, everyone was amazed as the donkey stepped up over the edge of the well and trotted off! Life is going to shovel dirt on you, all kinds of dirt. The trick to getting out of the well is to shake it off and take a step up. Each of our troubles is a stepping stone. We can get out of the deepest wells just by not stopping, never giving up! Shake it off and take a step up! 頑張らないと・・・と自分に言い聞かせてる私でした。
2006.02.17
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ただ今、バンクーバーは2月14日の夜8時過ぎ。バレンタインの夜真っ最中!です。・・・・が、私は家に1人で楽天してます。いつもの夜と変わらぬ感じ(いや、むしろちょっと寂しい感じ)です。というのも、うちのダンナは毎週火曜日の夜には、あるcommitmentがありまして家にいないのです。まあ、私としてはバレンタインに大した思い入れも無いので全然構わないんですが。でも帰って来たらバラの花がリビングのテーブルの上にありました。わ~い!ありがとーー。でもチョコレートの方が良かったな~(笑)。うそうそ。ちなみに私は彼の希望通り(?)にチョコレートを買ってきました。(そんで自分で食べてます)それはそうと、昨日、楽天を通じて知り合った、himehimeちゃんと初めてお会いしました♪himehimeちゃんは今、ダンナさんと一緒にバンクーバーに来ているのです。彼女のページから想像するとおり、すっごくかわいらしい方でした~。バンクーバー滞在中に梅納豆さんにも会う予定らしいです。なんだかこうやって楽天を通じて知り合った人たちの中で、共通の知り合いができていくのって不思議ですね。前にも書いたけど、これだけたくさんのブログがある中でお互いにコメントを書き会うようになって、しかも実際に会うことができるなんて、本当に縁ですよね。出逢いって不思議です。himehimeちゃん、バンクーバーを満喫していって下さいね。話は変わりますが、昨日テレビで男子500mのスピードスケートを観ました。日本は惜しかったですね(><)一組、日本とカナダの組み合わせがあったのですが、やっぱりオリンピックというのは自国愛に目覚めてしまうものですね。必死で日本を応援しました。ダンナが横にいなくて良かったです。夫婦喧嘩になるところでした(笑)スピードスケートを見ていていつも思うのだけど、北米やヨーロッパ選手とアジアの選手って足の長さにものすご~~く差があるのに、アジア系の選手が結構上位にいますよね。あの0.何秒を競うスケートで足が短いのはかなり不利になりそうなのに。不思議です。なんだか、とりとめのない日記になってしまいました。今からオリンピック見るので、これで終了~。(^^)HAPPY VALENTINE'S DAY!!
2006.02.14
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先ほどの話の続きです。前回の話では、ボランティアをしてかなり良い人のふり(?)をしましたが、この話には続きがありまして・・・。実はこのボランティアは第1ピリオドと第2ピリオドの間までで(ホッケーは全部で第3ピリオドまで)、その後は何と1人1人にホッケーのチケットが与えられて、第2ピリオドの途中から席に座ってホッケーが観れるのです。そういうと「何じゃ!?ホッケー観たさにボランティアしたんかい!!」って言われそうですが、まあ、何事にも動機というものが必要ということで・・・。ボランティアしたことには変わりないので許して下さいませ。 (↑開場前のホッケーリンク)というわけでっ!今年初めての生ホッケー観戦となりました。カナダではホッケーはすごい人気なので、チケットはいつも売り切れで、買おうと思ってもすごく高い!前の方の席で一席2万円くらいです。まあまあの席でも8000円くらいかな。これが正規の値段なので、ダフ屋から買おうと思ったらもっとします。しかも2人分となると、そんなに頻繁に観にいけるものでもないのです。席はタダの席なのでやっぱり結構上の方でしたが、それでもパックはちゃんと見えるし、選手も誰が誰なのかちゃんと分かるし。やっぱり生観戦は最高!第3ピリオドは「何やっとんじゃー!こらー!もっと速く滑らんかーー!!」とビール片手にヤジを飛ばしまくりの私たちでしたが、結局はオーバータイムに持ち込み(というか持ち込まれ)、前にも紹介した双子の絶妙なパスでカナックス、スコアー!!オーバータイムはどちらかが一点入れた時点で試合終了なので、そのゴールの瞬間の盛り上がりはすごいです。OTでの勝ち試合を観れるなんて、サイコーでした。そんで、もうひとつ。ボランティアの指定された集合場所というのが、実は選手たちが利用する入り口のすぐ側で、待っている間に選手たちが続々到着。対戦相手のミネソタの選手たちが次々にバスから降りて会場入りしていくのを真横で見ることが出来ました。カナックスの選手はバンクーバーに住んでいる選手たちが多いので、やっぱり車で会場入り。駐車場の入り口もすぐ側で、ふと入っていく車をみると・・・・うぎゃーーーー!!!モリソンだーーー!!!モリソンだーーー!!!そう、私の大好きな選手、ブレンダン・モリソンくんでした。その距離約5メートル。ああ、神様ありがとう!こんなに間近でモリソンくんをチラリと見ることができるなんて。 (モリソンくんの写真があまりないので、うちにあるポスターの写真で許してくだされ。)ボランティアして良い気分になれたし、今シーズン最初で最後かもしれない生ホッケー観戦もできたし、モリソン選手を間近でチラリと一瞬見れたし、なんだか特別な一日でした(^^)
2006.02.12
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今日、ダンナと2人で、私たちが愛するアイスホッケーの試合でボランティアをしてきた。ボランティアの内容は、会場で「50/50」のチケットを売るというもの。「50/50」とは、チケットを売って、売り上げの半分はチャリティーに寄付され、残りの半分はチケットを買った人の中から抽選で一名様に全額当たるというもの。お客さんはチケットの半券をもっておき、もう片方の半券は私たちが抽選箱の中に入れることになる。チケットを多く買えば多く買うほど当たる確立も高い。ちなみに昨日の抽選で当たった金額は220万5000円。ということは、私たちボランティアは440万円以上のチケットを売った事になる。ちなみにチケットは3枚で500円。7枚で1000円。いかに多くのチケットが売られたかがわかるだろう。(ちなみに何人のボランティアがいたかは不明)このカナックスのゲームでの50/50での収益金は、バンクーバーの「カナック・プレイス」という所に寄付される。ここは、病気で末期を迎えた子供やティーンネイジャーたちのための施設で、若くして(幼くして)人生の最後を迎えようとしている人たちが、最後に最善の医療補助を受け、最善の生活するための施設らしい。その施設に、このボランティア団体はカナックスのホームゲームのたびに200万円以上のお金を寄付している。その金額に素直に「すごい」と思ってしまった。カナックスの選手たちも、ホームゲームの期間中やオフシーズンの時は、この施設を訪れて子供たちと時間を一緒に過ごしたりする。ちょっと話はずれるが、こっちのプロホッケー選手のすごいところは、地域のボランティアに本当に貢献していることだ。特にカナダではホッケーは一番人気のスポーツだけに、プロホッケープレーヤーというのは子供たちのヒーローだ。カナックスの選手たちも、夏には障害をもった子供たちのキャンプに一緒に参加したりして、子供たちに夢を与え続けている。私はこのボランティアをしたのが初めてだったので、最初に30分のトレーニングを受けたのだが、そこで言われた事。「今日、帰ってベットに入るときに、ああ、自分はあの子供たちの残りの人生のために役に立てたんだなと思って欲しい」ということ。確かにそうだ。1人1人が売る金額はそれほど大きくなくても、その1人1人がいなければあの大きな金額は集められない。トレーニングの後、各自指定された位置に行ってチケット売り開始。でも・・・・・モノを売るのってなかなか難しいです。しかもたった一人で、通路に立って、通りすぎる人々に向かって「50/50のチケットですよ!今日の賞金は220万円と推定されてます!Get your 50/50 tickets!」と叫ぶのが、以外に難しい!!!!しかも30メートルおきくらいにチケット売りのボランティアがいるので、自分から買ってくれるとも限らない。しばらく誰も買ってくれないと1人で落ち込んだりしてしまった。(^^;)しかも、ちょっと落ち込むことに、やっぱり英語で「スモールトーク」をするのがすごく難しいと感じた。上手い事の一つでも言えれば買ってくれたかもしれないのに、スッと上手いことが言えずに、悔しい思いを何度もした。その点、うちのダンナはそういうのが大得意なので、楽しんで売っていたようだ。(私たちの指定のセクションは少し離れていたので、売っている間はお互いの姿は見えなかったけど)何はともあれ、4万円分くらいのチケットを売ることができた。ダンナのを見ると、彼も同じくらいしか売ってなかったので、まあ、私にしては上出来だろう。前回ダンナが同じボランティアをした時は、1人で12万円分も売ったらしい。カナックスのゲームのチケットは毎回売り切れなので、観客動員数は毎回それほど変わらないはず。そう考えると、セクションによって売れが違うのかもしれないし、やっぱり週末の方がみんなもっと酔っ払ってて金払いがいいのかもしれないと思った。長くなるのでつづく・・・・。
2006.02.12
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クリニックの仕事の方で、一月の給料に給料もれがあった。担当の人にメールしてみると、「ごめんなさいね。訂正しておいたから、次の給料日に一緒に支払われます」との返事が。まあ、失敗もあるだろう。次の給料で支払われるならいいや。そして次の給料日。支払われてない!おいっ!もう一度メールした。「支払われてなかったんですけど。」すると担当の人から今日返事が来た。「ごめんなさいね。訂正しておいたから、次の給料日に一緒に支払われます」こらーっ!前回のメールをコピペしただろーー!!前回も同じ事言ったじゃないかー!きちんと仕事しろーーー!!!!給料くれーーー!!!
2006.02.10
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ナデシコさんから「名無しバトン」が回ってきました。最近バトンが大ブームです。1.自分を色で例えると?「青」。ただ単に青が好きだから。父親からはいつも「オマエは冷めたやつだ」と言われる。冷めた色といえば、青でしょう。(お父さん、本当は私は熱い女なのですよ)2.自分を動物に例えると?女王蜂!・・・を夢見る働き蜂(悲)。いや、むしろアリ。(動物じゃないけど)3.自分を好きなキャラに例えると?ポパイのオリーブ。別に好きなわけじゃないけど。何故か分からないけど、うちのダンナが私のことを「オリーブみたい」という。髪が黒いこと以外共通点はないと思うのだが。4.自分を食べ物に例えると?明太子クリームパスタ博多の味を残しつつ、ちょっと洋風。最近はもっぱらインスタント。次に回す人は・・・・。うげっ!munchくんがみんなに回しちゃってる。というわけで、興味があった方、勝手に拾っていって下さい。MIXIで拾ってくれてもOKよん。*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
2006.02.09
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私は自他共に認める早口だ。自他共に認める・・・というか、周りにあまりにも「早口だ」と言われるので、自分でも「自覚はしている」といった感じかな。でも自分が話しているとき、自分がとっても早く話しているという意識はあまり(というか全く)ない(笑)。小学生の頃に、国語の教科書を朗読させられて、終わった後に先生に「あなたは本当に早口ね」と言われた記憶があるので、私の早口は今に始まったことではない。考えてみると、弟も結構早口だし、いとこもかなり早口なので、家系なのかもしれない。英語だと母国語じゃないから、カナダでは少しはゆっくり話しているんだろうと思ってるアナタ、甘いです。どうやら私の早口は言葉の壁ごときにスローダウンさせられるものじゃないらしい。前回日本に帰った時に、わが友、munchさんの実家でご飯をご馳走になったのだけど、そのときにmunchさんのお父さんに「Shimaちゃんは日本語でもすごく早口だけど、英語でも負けないくらい早口だねぇ」と感心(?)されてしまった。たぶん、そのとき同席してたカナダ人Sとの会話を聞いてのコメントだったんだと思う。そのとき初めて、「そっか、私は英語でも早口なのか」と気付いた。でもそれなら、私は周りのカナダ人たちからは「この子、もう少しゆっくり話せば英語の間違えも減るはずなのに・・・」なんて思われていたのだろうか(悲)。でも不思議と、カナダ人に「あなた、早口ね」と言われたことはあまりない。考えてみると、私の周りのカナダ人(特に職場の人たち)は早口な人がとっても多い。みんな、ものすごい勢いで話す。多分、「話すスピード統計」みたいなのを取ってみたら、英語圏の人の方が早口人口が多いはずだ。実際、久しぶりに日本に帰って日本のニュースを見ると、ニュースキャスターのしゃべりがあまりにもゆっくりなのにびっくりする。カナダのニュースキャスターはあんなにゆっくり話さないと思う。たまにすご~くゆっくり話す人と会話をすると、「もっと早くしゃべったらいいのに・・・」なんて思う自分がいたりする。もっと早くしゃべっても十分分かるし、もっと早くしゃべってくれた方が、短時間で多くの情報を得ることができて、効率的♪・・・なんて思うんだけど、そういう問題じゃないんだろうね。でも本当は「すごい早口ね」と言われるのはあまり好きじゃない。早口で話していることが少し恥ずかしかったりする。なので、これからは落ち着いた大人を目指すべく、少しゆっくり話す練習をしようと思ったりしている。問題なのは、自分が話しているときに「早口で話している」という意識が薄い(というか、ほぼ無い)こと。自分ではそんなに早く話しているつもりはなかったりするのだ。でも自分の話すスピードを意識することで少しはゆっくり話せるようになるかなぁ。今度日本に帰るときくらいまでには、ゆっくり、しっとり話す、大人の女性になっているかもしれません(* ̄▽ ̄*)でもゆっくり話す私なんて、私じゃないみたいで気持ち悪かったりする!?
2006.02.07
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昨日から、私の携帯にやたら間違え電話がかかってくる。どうも何かの器具を取り付ける会社の番号と間違われているようだ。こっちの携帯電話は、電話をかけた方だけでなく、かかってきた方も通話料金を払わなければならない。つまり、間違え電話がかかってきても、その通話料を私も払わなければならないという、とっても理不尽なシステムなのだ。とりあえず、知らない番号からの電話にはなるべく出ないようにしてる。知らない人と話して通話料を取られるのがいやだから。でもなぜかみんな、私の留守電にメッセージを残していく。「○○を取り付けてもらいたいんですけど、△△の番号に連絡してください」って。一応私の留守電のメッセージは機械の声だけど「・・・Shima is not available・・・・」という部分があるので、Shimaという人の電話で、どこかの会社の番号じゃないって分かるはずなのに・・・。そして自分の携帯にメッセージが入っていると、やっぱりそれを聞かないわけにはいかない。でもこっちの留守電は、自分の留守電を聞く時の通話料もチャージされるのだ(><)!なのでもちろん、知らない人からのメッセージを聞くのにもお金を取られる。頼むから私の携帯に間違えのメッセージを残すのはやめてくれーー。それにしてもこの会社に電話した人たち、メッセージを残しても折り返し電話がないから怒ってるだろうなぁ。ま、そんなことは私の知ったことじゃないけどね。
2006.02.06
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調子に乗って今日2回目のバトンです。これはmunchさんから回ってきました。sparkleさんからももう少しで回ってくるところでした(笑)。「恋愛バトン」1.恋人にする条件で、最も大切なことは何ですか?とにかく気が合うこと!一緒にいて楽しい人じゃないと、一緒にいる意味がない。2.非現実的でも結構なので、自分の理想のパートナーを最大限に表現して下さい。え、非現実的でもいいの?わ~~い。私の理想、心の恋人、ブレンダン・モリソン。すみません。ちょっと、具体的に非現実すぎました。現実的には・・・・やさしい人、頭の良い人、男らしい人、背の高い人、スポーツマンな人、旅行好きな人、眼鏡が似合う人、友だちの多い人。3.異性と付き合いたいとき、どのようにアプローチしますか?一緒に食事をしに行く。飲みでもよし。そんでいっぱい話す。4.恋人と喧嘩したとき、どのように仲直りしますか?喧嘩の理由しだいだ~。相手が悪いのに自分から歩み寄るほど、私は大人じゃありません(笑)。5.恋人が泣いているとき、どう対処しますか?男の人が泣くってよっぽどじゃないっすか?どうするだろう・・・。オロオロ・・・・。とりあえず側にいてあげます。あ、でも泣いてるところを見られたくない人もいるか?ん~、どうしましょうねぇ。そのとき次第ですなぁ。6.本当に大好きな恋人が浮気したとき、どう対処しますか?む、むずかしい質問ですねぇ・・・。「もっと自分のことを大事にしてくれる人がこの世にはいるはずだ~」とか思って、他の人を探しますかね。浮気をした彼に対する尊敬の念は無くなると思うから、そしたら彼に対する思いも自然に冷めていくのかもしれないな。7.夜、好きな異性から迫られたとき、自分がその日ものすごくイケてない下着をつけていても受け入れますか?好きな異性って、すでに付きあってる人?それとも狙ってる人?それによって変わります。8.相手はSかMかどちらがいいですか?どっちもやだ~~。9.幼い子供に赤ちゃんはどうやって生まれるのかと聞かれたらどう答えますか?なんでこれが「恋愛バトン」の質問なんでしょう?10.愛があればお金はなくても良いと思いますか?お金が全く無いのは困ります。絶対にそれが喧嘩の原因になるから。でもお金がたくさんあるけど愛に乏しい生活と、愛が溢れているけどお金に乏しい生活、どっちを選ぶかと聞かれたら絶対に後者を取ります。物質的な喜びよりも、精神的な喜びの方が大きいと思うから。11.最後に貴方が幸せになって欲しいと思う人5人に質問を回して下さい。これももうみんなに回っちゃってるよ~。最近楽天の世界がとっても狭くなってきてるのさ。でもどうしてもこの人だけには回さないと気がすまない。はい、誰のことだかわかったね。そうそう、もちろん君だよ、sachiちゃん。(暇だったらでいいのでヨロシク)
2006.02.05
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さっき毎週日曜日恒例のクリニックの仕事から帰ってきました。私が仕事に行っている間に、うちのダンナはこのクソ寒いのに1人でキャンプに出かけたもよう。野生児なので、たまに自然の中に身を置かないとおかしくなってしまうようです。風邪をひかないように願います。さて、私は最近楽天友達から回ってきたバトンを溜めに溜めています!みなさん、せっかく回して下さったのにごめんなさ~~い。どんなバトンが回ってきたのかというと・・・Wish list baton (sparkleさん)wish list baton 2回目 (まゆげさん)↑この2つのバトンは回してくださったご本人たちもとうに忘れていると思われます。おしゃれバトン(sparkleさん)海外生活バトン(とめこさん)○○と私バトン(とめこさん)←どうも海外生活バトンと同じものらしいです。恋愛バトン(munchさん)海外生活バトン 2回目 (munchさん)以上。(・・・だよね?)というわけで、ちょっくらバトンにトライしたいと思います。まず、一番回数の回ってきた「海外生活バトン」=「○○と私」バトン!私の場合「カナダと私」です。1.今までの経験による「カナダと私」カナダはもう私にとっては「外国」という感じじゃなくなってしまいました。なんだかんだいって、すでに人生の約4分の1をカナダで過ごしています。早っ!!そのうちそれが3分の1になり、2分の1になり、そして「人生の半分以上をカナダで過ごしてる」という状況になる可能性も大いにあり。(ならない可能性も大いにありだけど。)だから、もう第二の祖国という感覚です。2.今、妄想している「カナダ生活と私」え、妄想してもいいの?広い家に住みたい!広い家に住みたい!広い家に住みた~い!マニトバ州に住んでた頃は一軒家に住んでいました。決して大きな家じゃなかったけど、2人で暮らすには十分なスペースがあって、庭もあって、大きなお風呂もあって・・・。それが今は人生初のアパート暮らし。自分たちのアパートはすごく居心地がいいし、気に入っているけど、やっぱりスペースが恋しい。でもバンクーバーの不動産の値段は異常です。本当に異常です。この上昇率、私にはバブルとしか思えません。なので今は何も買えません。絶対にそんな価値ないって思う値段しかついてないので。3.最初に出会った「カナダ生活と私」これって、最初に出会った「カナダと私」ってことでしょうか。生活はしてませんでしたけど、最初にカナダに足を踏み入れたのは、実はアメリカ側からバスででした。ナイアガラの滝を見に行って、カナダ側からの方がよく見えるというのでツアーに参加してカナダ側に渡ったのが、人生最初のカナダ入国。2時間くらいでしたけど。当時、野生のリスを見て感動しました。今じゃ、野良猫を見る感覚ですが。ついでに一緒に旅行したKがナイアガラ観光中にスーツケースの鍵を無くしました。がが~ん。いったいどうすんの?かなり半泣きでバスの出発直前まで探して、探して、探して・・・・奇跡的に広~~い駐車場にポツンと落ちているのを見つけました。はっきりいって、奇跡でした。Kよ、忘れたとは言わせないよ。4.特別な思い入れのある「カナダ生活と私」んん~、何だろう?やっぱりマニトバ州のNEEPAWAでの生活かなぁ。「思い入れ」があるかは分からないけど、「特別な思い」はあるかな。カナダで最初に暮らした場所だったから。日本人は他に居ないような小さな町で、英語もろくにしゃべれなかったのに2年半もよく頑張ったなと今では思います。当時はただひたすら生活していたという感じだったけど。良い人たちにもたくさん出会ったけど、嫌な人たちにもたくさん出会ったし、良い事もたくさんあったけど、嫌なこともたくさんあった。同じ国だけど、バンクーバーとは人の考え方も結構違うし、なんだかまた別の国って感覚だなぁ。自分はお酒が絡んでくる場所で働いてたこともあって、すごくラフな環境にいたことは確かかな。周りにもラフな人が多かったし。でもやっぱりこの町は「カナダの中での故郷」って感じではあります。4.最後にバトンを回す人5人。かなり出回ってると思いますので、やった事無い方で興味がある方どうぞ。
2006.02.05
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2年前の2月2日、マニトバ州にあった、ダンナの経営していたビジネス(ホテル&バー)が火事になり全焼してしまった。当時そのビジネスはマネージャーに任せ、私たちはバンクーバーに引っ越して来ていた。火事の知らせを聞いたのはバンクーバー時間の夜中の1時くらい。一睡もせずに、次の日朝一番の飛行機でマニトバへ飛んだ。ウィニペグの新聞(一面だったのさ)に載った、火事の様子。 新聞をデジカメで撮ったのでちょっと見にくいかもしれません。でもかなり大きな火事だったのが分かると思います。そして火事の翌日の様子。 2月のマニトバといえば、外はマイナス20℃~30℃くらい。この日もすごく寒い日だった。大量に放水され、それが凍って火事後はこんな有様。 ホテルといっても田舎のホテルなので、客室は月貸しされていて「アパート」といった感じで、火事のあった当時10~15人くらい建物に住んでいたと思う。当時そのホテルのマネージャーと婚約していたマリサが火事に気付いた最初の人だった。当時彼女もこのホテルに住んでいた。夜中の3時ごろ、火災報知器が鳴るのを聞いたマリサ。たぶん誤報だろうと思いつつ、一回に降りて様子を見に行くと、地下の方から煙が。本当の火事だと驚いたマリサは消火器を取りに2階へ戻り、もう一度1階へ降りたのだけど、煙がすごい勢いで回って来ていて、消火器なんかで手に負える状態じゃないことに気付いたらしい。その時マリサは1階にいたので、建物から逃げ出そうと思えばすぐに出来たのに、勇敢にも2回へ戻り、一つ一つの部屋のドアを叩いて周り、寝ている人たちを起こして非常階段から避難させた。当時マリサは妊娠中で、確かほぼ臨月だったと思う。大きなお腹を抱えての行動だった。この時のマリサの行動がなければ、何人か死んでいただろう。マリサと住人たちが外へ出た頃には、2回にも煙が充満し出していたらしい。そして外に避難した後、彼らが外から建物を見ると、なんと1人だけ逃げ遅れていたのが見えたらしい。彼は熟睡していて、マリサのドアを叩く音や声に気付かなかったらしい。でもその頃には2回の廊下はもう煙が充満してて非常階段まで行く事もできず、この逃げ遅れた人は窓の外に出て(バルコニーはない)外壁のエッジにしがみついて、今まさに飛び降りようとしていた。マリサたちが、すぐに消防の人が来るから飛び降りるなと説得し、結局この人は無事に助けられた。そして消防局の人があぶないから道路の向かい側に渡るようにと指示をして、みんなが向かい側に渡ったちょうどその頃、ガスに引火したらしく、ビルは大爆発!窓ガラスも全部吹っ飛び、ロビーのカーペットなんかも道の向かい側まで吹っ飛んで来たらしい。そして後は最初の写真のような状況に。マイナス何十度の中での消火活動は本当に大変だったらしい。次の日火事現場に到着した私たちに、消防局の人が最初に言った言葉。「この火事で、死者は1人もでなかったんだよ。一歩間違っていたら住人全員死んでたかもしれない。君達は本当にラッキーだ。もし1人でも死人が出てたら、君達の残りの人生は同じじゃなかったよ。」この火事+火事後にまつわる話を書けば本当に長くなる。このビジネスは私たちの時間と労力を費やして育て上げたもので、思い入れももちろんあったし、何といってもこれが私たちが築き上げた財産だった。(まあ財産というには大げさかもしれないけどね)それを一夜にして失ってしまった。最初の数ヶ月はものすごい山積みになった問題と、大事なものを失ったショックでかなり精神的にも辛かった。でも私なんかよりも、ダンナやダンナの家族の方がよっぽど辛かったと思う。でも人間というものはこういう経験を通じて何かを学ぶものである。奇麗事じゃなくて、本当にそう思う。私がこの火事から学んだこと。それはお金がこの世で一番大事なものではないということ。そして家族の支えがどれだけありがたいものかということ。確かにお金は大事だし必要だ。それを否定するつもりはないけれど、でも結局は金は金。失ってもまた頑張れば取り戻すことができる。何年かかるか分からないけど、また頑張ればいい。でも人の命は一度失われると取り返すことはできない。だから、消防局の人が言ったように、私たちは本当にラッキーだったのだと思う。この火事で誰一人命を落とすことがなかったのだから。昨日「ちょうど2年だね」なんてダンナと話していて、ダンナが私に言った事。「僕がこの火事から学んだことはね・・・『まあ、大きな問題が起こってもあまり心配するな』ってこと。時間が経てば解決していくものなのさ。」って。確かにその通りだな~と思った。この発言は2年たった今だからこそできる発言だが、確かにあれだけ山積みになってた大きな問題たちも、時間とともに解決してきた。今でも全ての問題が解決したわけじゃないけど、まあなんとかなるでしょうって感じ。人間、失敗や挫折みたいなものを繰り返してこそ成功していけるんだと思う。これからも失敗や挫折に負けないくらい強い人間でありたいと思うし、失敗や挫折から何かを学び、それを次のチャレンジにつなげていけるくらい、ポジティブな人間でありたいと思う。↑ホテルの跡地。
2006.02.02
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すっごい先の話をして申し訳ないのですが、今年の9月30日~10月17日の間ホリデーを予約しました!もしその前後にホリデーを取りたい人がいなければ、もう少し休みを延長できるかも!というわけで、そのホリデーを使って日本に帰りたいな~~~なんて企んでおります。みんなその頃福岡にいる???10月7、8、9日と3連休なので、その間に福岡集合なんてどうでしょう??(先の話過ぎるけどね)福岡以外にも旅行したいので、もしかしたら福岡からとっても遠い所にお住まいの方にもお会いできるチャンスがあるかもしれませぬ!!!とっても先の話なので、詳細はまた6ヶ月後くらいに(笑)。何よりもまずは金が必要。頑張ってお金を貯めなければ!休みが取れて嬉しかったので、まずはご報告でした!
2006.02.01
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