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東京へ。阿佐ヶ谷駅のすぐそばにある”阿佐ヶ谷MIX"でのライブだ。普段はジャズを中心にブックしている、シックで暖かみのあるお店だね。以下の写真は、近藤潔氏撮影。7月の宇都宮でのライブ以来、東京では初登場の日本版”Shun Kikuta Band"。ヴォーカルにMak,キーボードにヤンさん、ベース片野君、ドラム金指さん、サイドギターにシンスケという布陣。途中で、ゲストにJamsbeeのベース、セイちゃんも加わった。小生のシグネチャー・ギターを制作してくれたムーニーさんも駆けつけてくれ、同じくムーニーさん作のゲイトマウス・ブラウン・モデル“The Man"を貸してくださった。これは貴重な1号機なんだ。“WhenYou Feel Lonely"の1曲でプレーする。店内は歩くスペースもないほどの入りで、ライブが興に乗って来ると、小生はなんとバーカウンターに進出。別にカクテルを作ろうとした訳ではない(笑い)。後ろの方のお客さんに近づきたかっただけだよ。お客さんの中を歩き回るのは小生がよくやるパフォーマンスながら、バーカウンターで弾いたのは、生まれて初めてだった!結局、キャパの2倍のお客さんが駆けつけてくれ、1、2セットでほぼ入れ替えに。ほんと嬉しい驚きだったね。メンバー同士の息もずいぶん合って来たのを実感、今後のライブが楽しみだ。メンバー、スタッフのみなさん、お疲れ&ありがとう!ライブの後は、小生の2番弟子と公言する近ちゃんと、同じ阿佐ヶ谷のブルースバー“Checkerboard"へ繰り出すも、すでに閉まっていて、もう一つのブルースバー"Chicago"へ向かった。すると、阿佐ヶ谷駅の目の前で、オーナーの根本さん本人と遭遇。「これから行くところだったのに」小生と近ちゃん。「すみません、もう閉店しました」と根本さんはチャリで過ぎ去って行く。ガッカリしてあてもなく彷徨おうとしたその矢先。すごい勢いで戻って来た根本さんは、なんと2人のために店を開けてくれたんだ。ということで、5時までしゃべって飲んで、東京の夜は暮れていった。
2007.11.30

今回の台湾ツアーでは、演奏以外にもいろいろ見るチャンスがあったので、少し紹介してみよう。アキさんご夫婦に連れて行ってもらったのが、饒河街観光夜市。台北市内にはいくつか夜市があって、どこもすごい活気。食べ物も安くて美味い!足裏マッサージにも。サロン風のきれいな店、台北南京會館へ。40分で600台湾ドル(2000円弱)。若い女性が小生の担当。痛いけど、終わった後の気持ち良さはさすが。胃腸が疲れているね、と言われる。よくかんで食べる事だって。さらに、ドラムのダーフーこと大輔君と、ベースの和夫君に連れられて國父紀念館へ。中国、さらに台湾でも英雄とされている、孫文の記念館だ。何度か殺されそうになりながら生き延びて、国民党を立ち上げ、中国を統括する彼の偉業が、目の当たりに。続いて台湾の戦死者を祀った忠烈祠へ。1時間ごとに行われる、衛兵交代式は派手で見物だ。奥の建物も立派で空気がすごく新鮮なのが印象に残る。世界4大博物館の一つに数えられる故宮博物院。中国歴代皇帝が収蔵したコレクションをもとに、65万点もの収蔵品を誇る中国文化の殿堂だ。中国本土よりも数は多いとされ、蒋介石が何年にも渡って中国本土から運び込んだ。数の多さ、質ともに圧倒されるね。台湾は今年で3年連続。行く度に、台湾の魅力と底の深さに魅惑されている。東京から3時間。親日国でもあるし、みんなにも台湾を体験して欲しいね。そして、最終日の夜は台北市内の"Sappho"で、Black Sheepとのライブだ。ギターのスティーヴィー、和夫君、ダーフーのトリオは、やる度にパワーアップしているのがわかる。大きな刺激を受けた夜だった。ギターのクッキー上田さんやアキさんも飛び入り参加してくれ、すごい盛り上がりだったね。謝謝!!
2007.11.30
昨日の朝、無事シカゴに到着。少し昼寝をして、夕方レッスンをひとつ。そして夜は”Blue Chicago”にてギグ。日本時間では昼のせいか、ギグの間も眠気はあまり感じなくて、帰って少しネットをやったりして明け方4時過ぎにベッドに入った。そして目覚めると、あたりが薄暗い。あれ?まだ朝になってないの?フラっと起きだして時計を見ると5時過ぎ。アチャー、朝でなく夕方の5時だった(苦笑い)。13時間も寝てしまったのね。日本ではつい睡眠不足になっていたからなあ。ということで、まずは台湾Blues Bash 4の出演者と、スタッフの写真をアップしよう。今年は直前までスタッフがスポンサー探しに走り回り、さらに当日の雨、苦情も来て急遽会場をクラブCapone'sに移したりと、波瀾万丈だった。それだけに終わった後の安堵感も大きかった。主催者のダグラス・レイピアー氏と奥さんのリンダさんはじめ、スタッフのみなさん、ミュージシャン諸氏、本当にお疲れさま、そして謝謝でした!See Y'all at Blues Bash 5
2007.11.30
台湾、日本と2週間に渡るツアーもいよいよ終わり、明日シカゴに帰るよ。詳細はシカゴに帰ってからアップすることにして、今日は、お世話になったみなさんや、ライブにかけつけてくれた仲間達、ブルースラヴァーのみなさんに、心からお礼を。本当にありがとう!盛況のうちにツアーを終えることが出来て、多くの人たちに支えられていることを実感した今回のツアーだったね。みなさんへのお礼は、とにかく心に届くプレーをすること。2月にはまた帰国ツアーを企画しているので、See Y`all again.寒くなってきたので、風邪には気をつけて過ごしてね。
2007.11.27
出演当日の日曜は、朝からシトシトと雨模様。ここでも雨男の伝説は生きていた?会場のドリーム・コミュニティはさらに雨足が強く、お客さんはいくつか用意されたテントに入ったり、傘をさしたりしての観戦。まずは、台湾原住民のスティービー率いるBlak Sheepのエッジの乗った音が響く。観るたびにギターが上手くなっているスティービー。台湾ブルース期待の星だ。 続いて日本からわたりべふみ&なおと。親子共演の絶妙なアンサンブルが心を和ませてくれる。デルタブルースを軸にした二人のギタープレーも上手い。そして、小生の番に。雨、さらに近所からの騒音苦情も入ったりして、音量を気にしながらというかなりチャレンジングな状況でのステージになった。テントがステージから少し離れていて、お客さんの顔がよく見えず暗闇に向かってプレーしている不思議な感じ。それでも彼らの反応を感じながらその場で音を作り上げていく。 どんな状況でもプレーを最高に楽しむことに変わりはない。打ち合わせとは違う選曲でショウを進めてしまって、BoPoMoFoのみなさんには迷惑をかけてしまったね。これもブルースということで、お許しを。今回は近所の苦情や雨ということもあってこれ以上野外で続けるのは無理と判断。急遽会場をCapone'sに変更。 ブギウギピアノの第一人者、Mitch Woodsのステージは最高に楽しいものだったね。ホーンセクションもバリバリのノリで、踊らずにはいられないというステージは久しぶりに体験した。会ったのははじめてだけど、数年前に同じクルーズ船で一緒になっていたことが判明。ブルースシーンは、大きいようで、けっこうつながっているものだ。 最後は、ジャム・セッションに。エレクトリック、アコースティックと別れてのジャムは夜中の2時過ぎまで続いた。写真は、シカゴに帰ってからアップするね。
2007.11.21
3年連続の台湾ツアー。今年は寒いですよ、と言われていたけれど、行ってみれば結構暖かくて、2日目の土曜は日中は30度にまであがった。今日はオフ日ということで、会場に昼前に行って、会場つくりなどを少し手伝って、出演バンドのプレーを大いに楽しませてもらったのだ。台湾を代表するブルースバンド、BoPoMoFoや香港から来たトミー・チャン、タイ在住のギタリスト、ケン・スノーマン・ミナハン、そして今年のインターナショナル・ブルース・コンテストで優勝したベン&ネーザンのそれぞれ個性的なサウンドは、時間の流れを忘れさせてくれる。時差ぼけで前夜2時間しか眠れなかったけれど、レッド・ブルで最後まで乗り切ったよ。ということで、お世話になっているアキ・イケダさん邸で赤ワインを飲みながらこの日記をしたためている。明日はいよいよ出番。ぼちぼち寝るとするか。
2007.11.17
台湾の”Blues Bash 4"に出演した翌週には、東京の阿佐ヶ谷にある阿佐ヶ谷MIXと宇都宮Beat Club"での出演もあるので、よろしくです。阿佐ヶ谷MIX11/24(土曜)■Day >>> 2007,11,24(SAT) ■Time >>> 1st stage 20:30 / 2nd stage 22:00 ■Charge >>> ¥2500 ■Member >>>菊田俊介(Gu&Vo)上原誠(Vo)金指典男(Dr)片野篤(Ba)谷浩明(Key)廉慎介 (Gu)今回のライブはチケット制ではないので、直接電話予約にて席の確保を。阿佐ヶ谷MIX:03-5373-5125宇都宮Beat Club11月26日(月)午後7時30分オープン 8時スタート<1部>WARAKU x T.C.Groove(前半)菊田俊介コラボステージ(後半)<2部>菊田俊介トリオサポートメンバー Bass 片野篤 Drums 金指典男チケット 前売2500円、当日3000円 (1ドリンク付き)さらなる詳細は、”Rising Shun"期間限定特設ブログをチェックよろしくです!多くの人に会場で会えるのを楽しみにしているね。
2007.11.13
ということで、いよいよ明日から台湾へ。台北近郊にお住まい、あるいは行く予定の人は、ドリーム・コミュニティ(夢想社區)にぜひ足を運ぼう。”The Blues Bash 4” 入場無料 日時:11月17日(土)、18日(日) 場所:ドリーム・コミュニティ(夢想社區) 台北縣汐止市民族二街95號 No. 95, Mintzu 2nd St. Shijr City, Taipei County, Taiwan 221 出演予定: Mitch Woods-ブギウギ・ピアノ・マスターでブルース・ミュージック・アワードにノミネート。Ben Hernandez & Nathan James - 2007年IBCコンテスト優勝者 Shun Kikuta (菊田俊介)- 誰この人?Tommy Chung - 香港のブルース・ギタリスト。竹田和夫プロデュースで3枚くらいアルバムが出ている。 Fumi Wataribe & Naoto (わたりべふみ &竹下直登)- 日本からアコースティック・ブルース(戦前ブルース)。からまつ楽団でも活躍中。 Ken 'the Snowman' Minahan - アワード受賞者のブルース・ギタリスト。昨年に続いて今年も出演。 The All American Chicago Blues All Stars - アメリカン・ブルース・オールスター・バンド。
2007.11.13

スイス航空便でチューリッヒに飛び、さらに車で1時間。ルツェルンに着いたのは、ちょうど正午だった。シカゴより寒いのにはビックリ。空は雲に覆われ、夕方からは雪も降り始めた。左の写真は、市内で2つだけある5つ星ホテルの一つ、”シュワイツァーホフ”の5階の部屋からの景色。1859年には、このホテルでワーグナーが名曲『トリスタンとイゾルデ』の第3楽章を書き上げたといわれている。目の前にルツェルン湖が横たわり、向こう岸にはコンサートホールとコンベンション・センター、さらに美術館も入ったKKL(ジャン・ヌーヴェルが設計)のビルが見渡せ、バックには雪に包まれたピラトゥス山がそびえ立つ。なんとも荘厳な景色にしばし見とれてしまうね。ルツェルンは、音楽にも深いゆかりのある街なんだ。ワーグナーが一時住んでいたこともあり、夏に行われ70年の伝統を誇るルツェルン音楽祭は世界的に知られている。そして我々が出演したルツェルン・ブルース・フェスは13回目を迎えた。カジノを会場に行われ、金曜、土曜ともにすごい人の入りだったね。我々は土曜に出演。他にもウィーリー・ウォーカー(下の写真)やココ・モントーヤらの演奏をじっくり聞く事もできて、リスナーとしても本当にエンジョイさせてもらったね。楽屋は、すべてのバンドが共有する大きなスペースで、食事やワインを飲みながら自己紹介したり、談笑に花が咲いたりと新しい出会いがたくさんあった。シカゴに帰って2日後には台湾、日本へのツアーもあるからほどほどに、と思っていると、現地スタッフにワインを強く勧められ、断れずに飲んでいたら結局は酔っぱらってしまった(笑)。「他の国は知りませんが、ここスイスでは酒が無くなる事はありません。飲めば飲むほどにどんどん出てきますからね」と、スタッフの一人。ほんと、そんな感じだ。外は氷点下の寒さでも、ポカポカ暖かい気持ちで会場を後にした。
2007.11.12
明日から、スイスのルツェルンへツアーに出る。ルサーン・ブルース・フェスティヴァルに出演する予定で、同フェスには我々ココ&ブルース・マシーン他、ビリー・ブランチ&サンズ・オブ・ブルース(ピアノは有吉須美人さん)や、ココ・モントーヤ、ウィーリー・ウォーカーなどが出演するようだね(ちなみにルサーンは英語読み)。日にちが違うみたいだけど、小生的にはウィーリー・ウォーカーを見てみたいなあ。フェスティヴァルの嬉しいところは、他のバンドやミュージシャンとの出会いがあり、彼らのプレーを間近に見られるとこだね。ルツェルンでも素晴らしい出会いを期待している。さらに、ルツェルンは観光の名所としても有名な町らしいね。湖や山などの自然がきれいだと聞いた。2泊4日の短い旅だけど、きれいな空気を吸って、すてきな景色を見て、いろんなお客さん達との出会いを通してポジティブなエネルギーをたくさんいただいてこようと思っているよ。帰ったら、旅の様子をアップするので、お楽しみに!
2007.11.07
小生もお世話になっているギター・マガジン”が、この度ギター・マガジン・オンラインを立ち上げた。ギターとギタリストの情報を毎日更新するというウェブで、ギタリストの近況、ライブ情報、イベント情報、新譜情報、製品情報など豊富かつ濃い内容になっている。さらに、ギター・ブログ・ナビといって、いろんなギタリストのブログを毎日更新、紹介するという、ギターファンにとっては実に嬉しいページも含まれているよ。さっそく開いてみると、”宇都宮”の文字が目に飛び込んで来たんで、オッと思ってクリックしてみたら、俺の日記だった(笑)。と、いうことでギタリスト生情報のバイブルとしてぜひ活用してみよう。
2007.11.07
(途中数年抜けていた時期はあったけれど、13年間も一緒にプレーしている JWウィリアムスは小生の”ビッグ・ブラザー”だ)週末はダウンタウンの”Blue Chicago"にて金、土と連続ギグだった。土曜の昼頃、レッスンの準備をしているとJWから電話が入った。なんと、前夜ギグが終わって帰る途中で、ハイウェイで事故に巻き込まれて肋骨を3本と、くるぶしを骨折する大怪我を負ったとのこと。話すのも辛そうな弱々しい声で、「今夜のギグはチャーリー・ラブに歌で入ってもらうから」とJW。ジェイ(JWのニックネーム)の痛みが伝わってくるようで、心臓が締め付けられる。一晩だけ入院して、すでに自宅に戻ったそうだ。アメリカは日本と違って国民健康保険がないから、入院費が一日1000ドル(11万円強)以上。加害者の保険が払うとはいえ、動けるのであれば自宅療養ってのが、多いパターンなんだ。週末の夜中のハイウェイは本当に危険なんだよ。ちょうどギグが終わって帰る時間は、酔っぱらいが閉店まで飲んで家に帰る時間と重なるから。ここ3年くらい、DUI (Driving Under Influence)といって飲酒運転の取り締まりと、罰則がかなり厳しくはなったけれど、日本のような検問はないし、まだまだ飲酒運転の社会的な認識が甘いのがアメリカだ。法律では、血液中のアルコール濃度が0.08%以上が罰則の対象になっていて、この数字はだいたい、ビール小瓶1本、ワインはグラスで1杯、ウイスキーだとショットグラスで1杯くらいまでなら大丈夫らしい。「ちょっとなら飲んでもいいよ」ってのがアメリカのいい加減さというか、パーティ社会のゆえんなのか。小生も3週間くらい前に同じ時間帯で、20メーター先の車が蛇行してガードレールに激突したのを目撃したし、数年前には信号が青に変わったのになかなか発車しない前の車に、クラクションを鳴らして教えてやったら、逆恨みされて真っ暗な夜道を何キロも追いかけられて、怖くなって警察署に飛び込んだこともあった。ギグの時はほとんど飲まないけれど、ほんと運転には気をつけないとな。JWだけでなく、体調が悪かったり、病気でプレーできないミュージシャンが周りにも何人かいるし、健康にプレーできることを感謝しながら、その一瞬一瞬を大切にしながら音を出したいと改めて思う。日本にもJWのファンはいるし、シカゴで彼のバンドに飛び入りさせてもらったミュージシャンもたくさんいると思う。みんなでJWの早い回復を祈ろう。
2007.11.05
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