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2020.08.06
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​​ 丸木俊「ひろしまのピカ」(小峰書店)

​​​​ ​​​​​​​ 最近気にかかっている地元垂水の ​「流泉書房」​ という本屋さんが、毎日 ​「今日は何の日」​ という小さな記事を、お店の前の小黒板に書いて掲げていらっしゃいます。
 ちなみに、昨日の 8 5 は、 ​かの ​岩波茂雄​ が神田神保町に ​「岩波書店」​ という 「古本屋さん」 を開いた日だと載っていました。​
​ あの 岩波書店 が古本屋さんから始まったというのは、 ​夏目漱石​ の周辺にオタク的関心のある人なら、知られた事実ですが、街を通りかかる、普通の本好きの人が初めて目にすると、やっぱり、ちょっと面白いとおもうです。​
​ そんなことを考えながら、 「流泉書房」 のフェイスブックの記事をシェアとかしたりするのが、最近の楽しみなのですが、今日は 8 6 ​​​日 で、ボクが思いついたのがこの絵本でした。
​​​​
​丸木俊「ひろしまのピカ」(小峰書店)​
​​​ こっちが ​裏表紙​ です。女の子が抱えているのは 「灯篭」 ですね。​​​​​​ ​​ で、本文の最後のページは 8 6 広島 で行われる 「灯篭流し」 のこの絵です。​​

​​ まいとし 8 6 日がくると、ひろしまの 7 つの川は、とうろうであふれます。
ちよちゃん、とみちゃん、おにいちゃん、おかあさん、おとうさん・・・・・。
それぞれ、ピカでしんだひとの名まえをとうろうにかくのです。
川は、ぱあっとあかるくなります。
ひろしまの 7 つの川は、
火の川のながれとなります。
ゆらり、ゆらりと、海へゆくのです。
ピカのとき、ながれていったひとのように
いまは、とうろうがながされてゆくのです。
みいちゃんは、とうさんとかきました。
もうひとつのとうろうには、つばめさん
とかいてながしました。

もうかみが白くなったおかあさんは
いいます。 7 つのままのみいちゃんの頭をなでながらいいます。
「ピカは、ひとがおとさにゃ、おちてこん」 ​​

​​ ​​ ​  ​​​​​ 丸木俊 は北海道生まれの人です。 2000年 に亡くなって 20年 経ちます。夫の 丸木位里(まるきいり) とともに 「原爆の図」 を描いた人です。​​
​  1981年 に出版された、 ​黒柳徹子​ ​「窓際のトットちゃん」​ という本の挿絵で、1974年に亡くなっているにもかかわらず、ますますファンが増えた ​いわさきひちろ​ の先生です。​
​「ねこのごんごん」(福音館書店)​ という傑作絵本の書き手、 ​大道あや​ は義理の妹です。 ​​​
「ねこのごんごん」 は、また、そのうち案内します。
​​​​​  「ひと」のしたことに「ひと」が苦しむ ということを描いているのは、 ​石牟礼道子​ との共作 ​「みなまた海のこえ」(小峰書店)​ でも同じですね。
 戦争も公害も 「ひと」のすること です。原子力発電所の事故も​、地震という自然災害のせいのようにいいつのりますが、もとはといえば 「ひと」のしたこと の結果です。 「ひと」のしたことに「ひと」が苦しむ ​ということは、 「ひと」のちから でなくすくとができ​ るはずです。ジージはそう思います(笑)。 ​​​​

追記2020・08・07
「ねこのごんごん」 の感想を書きました。題名をクリックしてみてください。
​​​

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最終更新日  2023.06.09 10:00:47
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