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2025.03.13
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​​ チャン・ゴンジェ「ケナは韓国が嫌いで」キノシネマ神戸国際 ​​​​  キノシネマ 予告編 を見ていて
​​​「あっ、これはいいかも!」​ ​​
 ​で、やってきました。 チャン・ゴンジェ監督 「ケナは韓国が嫌いで」 です。
​​ 「はい!よかったです!」 ​​
​ 即答ですね(笑)。​​​​
​​ 最初からネタばらしで、恐縮ですが、上に貼ったチラシに写っているのは、主人公の ケナちゃん の旅立ちの姿ですが、実は 二度目の旅立ちの姿 なのですね。​​
​​  彼女 は映画の始まったところでは、両親、妹と、再開発が計画されている、なんだか貧しそうな地域の古びた狭いアパートに、4人で同居していて、その自宅から2時間かけて通勤している 28歳の会社員 です。​​
​​ ​​ なんだか疲れ果てていいるようすで、不機嫌です。​ ​​
​​ ​​ ​​​​​ とはいえ、幼なじみらしい、就職模索中の彼氏もいて、 韓国 には男性だけですが兵役があるので はまだ大学生なのですが、 ​​​​
​「まあ、そんなもんでしょう・・・」 ​​
​ と 徘徊老人 は思う 彼女 の生活が映し出されるのですが、 ケナちゃん には、家族にも、恋人にも、何といっても2時間かけて通っている職場にも納得がいかないようなんですね。
​で、会社を辞め、家族や恋人とも別れて、ニュージーランドです。 ​​
​​​​  ​​スーツケースからはみ出しそうな荷物から、やっぱりそれは要らんやろという、本とか、インスタントラーメンとかを、もう一度、放り出して見送りに来た恋人や家族に預け渡す空港のシーンが、なんだか焦りに焦っている ケナちゃん を表していて、ちょっと心配しましたが、なんとか、ちょっとだけ身軽になって出発です。それが、なんとなく落ち着かない、
​​ 1回目の旅立ち ​​
​  でした。​​
​ で、やってきた ニュージーランド では永住許可証を手に入れるためもあって、会計学だかの大学も出て、あれこれのアルバイト、家庭教師、新天地での七転八倒的暮らしを何とか頑張って、2年が経ちました。​ ​​​​
​で、帰ってくるんです。 ​​
 再開発の結果でしょうかね ​新しいアパートで暮らす両親 恋人と仲良くしている妹 、無事就職はしたものの、 いまだに彼女を待っていたらしい彼氏 のいる 韓国 に。​​​​​
​​ 「やっぱり、このまま韓国で暮らすのかな?」 ​​​
​​​ そう思って、成り行きを見守っていると、 彼氏 との久しぶりの逢瀬があって、朝、出勤した 彼氏 の部屋の机の前の本棚に見つけちゃうんですね。何をって、この映画のモチーフ、いや、
​​ ケナちゃんの姿を描いた絵本です。 ​​
​​​  ​​​​ここからネタバレですが、最初の出発の空港で多すぎる荷物の中に 絵本 があって、それが 「さむがりペンギン」 というお話なんですね。
​さむがりケナちゃん ​​
​  は再び旅にでるんです。もちろん、 拍手!
 韓国という国というか、社会というかが、二十代の女性であるケナちゃんに、なぜ、そんなに寒いいのかというのが、多分、この作品の見どころの一つです。でも、ニュージーランドという、韓国から見ればいかにも「あたたかそうな」社会が、ホントにあたたかいのかどうかを知ったケナちゃんが、韓国の「あたたかさ」を再確認しながらも、やっぱり、旅にでるんですよ!
​どうして旅に出なかったんだ、坊や♫​ ​​
​  ​​​​​​​​​ 50年前 友部正人 が歌った言葉が、今でも、歩いていると浮かんでくる 徘徊老人 拍手喝采! ですね。
  二人ともそれぞれ、もう、いい年なのですが、
​​ 「ケナ、自分が思うように生きていいんだよ。」 ​​
 ​ という お父さん
​「幼なじみで、育ちのいいあの子と結婚して子どをうんだら、それがしあわせだよ、ケナ。」​
という お母さん がいて、​​​​​​​
​​​ ​さあ、もう一遍! 旅にでるケナちゃん!​
​​ ​  拍手!拍手! ​​
​​ ​「それでいいのだ!」​ ​​
​​ でした(笑)。
​​​​  チャン・ガンミョン張康明 という作家の 「韓国が嫌いで」 というこの映画の原作の小説が翻訳されていて、 「ころから」 という出版社から出版されているようです。お名前のとおり、 作家 はじつは 男性
​「女もすなるフェミニズム小説を男もしてみむとて」​
というのが執筆動機らしいのですが、ちょっとさがして読んでみようかなというわけです(笑)。​​​​​​

監督・脚本 チャン・ゴンジェ
原作 チャン・ガンミョン
編集 イ・ヨンジュン
キャスト
コ・アソン(ケナ)
チュ・ジョンヒョク(ジョイン)
キム・ウギョム(ジミョン)
イ・サンヒ
オ・ミンエ
パク・スンヒョン
2024年・107分・G・韓国
原題「Because I Hate Korea」
2025・03・07・no035・キノシネマ神戸国際no23
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最終更新日  2025.03.18 00:47:20
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