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「映画もウケたし、もう書かないのかなあ・・・」 と、正直、 シマクマ君 は思っていました。
「えっ?」 でした。
青春・バイオレンス・ハードボイルド!(意味わからない言葉ならべてますが)でした。
「入社してすぐの頃なんだけど」吉村恭子はそう前置きして話し始めた。「同期の子がデスクの電話を見ながらそわそわしてて、不思議だったから理由を聞いたら、ゴールデンタイムの司会を担当してるアナウンサーのほとんどが入社してすぐに編成局の局長と食事をした人らしくて、みんな自分もそうなりたくて電話をまってたってわけ。ちなみにうちの会社はね、新入社員の顔写真入りの名簿を局長クラスに真っ先に配ることになってるの。局長連中が名簿の中から気に入った女子社員を選んで、手下を使ってその子との食事をセッティングさせるのが春の恒例行事になってる。あたしの電話が鳴って、編成局長の手下から会食の日時と場所を一方的に告げられて、完全なパワハラとセクハラにむかついたけど同期の子たちに優越感を覚えている自分もいて、色んな葛藤を抱えながらも食事ぐらいならなんともないと思って会食に出かけた。麻布の個室フレンチに遅れてきた局長はおしゃれしてて、もうめちゃくちゃバックルが大きなベルトをつけてた。(中略)拷問みたいな二時間が過ぎて、ようやくお開きかと思った時、こう言われた。ボクはタワーマンションの最上階に仕事部屋を持っててそこから見える夜景がすごいんだ、今からそこで飲みなおすよ。それは誘いでも提案でもなく上役からの命令だった。あたしはこう答えた。ふざけんな。(P222~P223) ね、 金城一紀 、健在でしょ。テレビ局と一緒になって世の中騒がせて引退とか何とかいってた、まあ、ボクはキライなタレントがいましたが、この作品が出たのが 2024年の12月 ですからね。この一節って、後から加えたんじゃないかと、思わず勘ぐっちゃいましたね。
あの時、高校生で、15年経った、今、大学生って、どういうこと?(笑) とは思いますけど(笑)、 ゾンビーズ の一人は、 フランツ・ファノン「地に呪われたる者」(みすず書房) かなんか読みながら、とりあえずお元気のようです。いいですねえ(笑)。まあ、そういう、感慨というか、そういえば、というかの気分に浸って、この案内とか書いている最中に、偶然やって来た 愉快な仲間 の トラキチ君 に
「GOの金城君、新作書いてるで。」 でした(笑)。
「持ってる!」
「あわわわ!」
追記
ところで、このブログをご覧いただいた皆様で 楽天ID
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