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世界全体が「幼い」! のです。なんだか、作っている人たちの世界認識そのものが「幼い!」という残念な印象だけが残りました。
「これがふつうであろう!=これがリアルであろう!」」という、 大人の思い込み で作られているとしか思えないウソ臭さなんです。とどのつまりで、 唯士くん に
「三宅さんが好きだったからら。」という言葉を語らせ、
「いつだって、世界は「好き」で回っている」という、 チラシ のキャッチ・コピーとつじつまを合わせますが、 ご都合主義の脚本 というほかありませんね。子どもの世界を大人の解釈で描いてしまうと、映画は 「ふつうの大人」の映画 になってしまうのではないでしょうかね?
「はてな?」という場合が多いのですね。
これって、ふつうじゃないんじゃないか、かなりヤバイんじゃないか! と老人は思ってしまうわけです。
「はてな?」という認識が、ここにいる ふつう の教員にはないのかなでしたね。まあ、そのあたりで、この作品の 「ふつう=リアル」 の底の浅さの予感が当たり始めて、ちょっと疲れる展開だったのですが、三人の子どもたちに限らず、ほかの子どもたちの行動ぶりも、描いている人が 「ふつう」 に乗っかっているとしか思えない大胆不敵ぶりで、笑うに笑えなかったですね。

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