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2025.09.10
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​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ ​​ 呉美保「ふつうの子ども」シネリーブル神戸
​​​​​​​ 今日は 2025年 9月8日 です。 8月8日 「万事休す!」 ​の身の上になって、1か月です。 今日 から 映画館解禁・封切り です。メイン・ターゲットは 「リンダリンダリンダ」 でしたが、ウォーミングアップで見たのがこの映画です。​​​​​​​
 映画は 呉美保監督 「ふつうの子ども」 です。
 題名を見て、少し疑ってはいたのですが、 小学校4年生 の少年や少女、だから10歳の子どもの世界が描かれていて、ピュアというか、幼さの世界が画面いっぱいに映って、そういうのが好きな老人は、それはそれで、嬉しくて、特にラストシーンを見ていて、監督が真剣に作っていらっしゃることはよくわかったのですが、まあ、老人の繰り言なのかもしれませんが、出てくる子供たちも、教室の先生も、おかあさんやお父さん方、町のオバサンたちも、なんというか、類型的で、描かれている​
​​ 世界全体が「幼い」! ​​
​のです。なんだか、作っている人たちの世界認識そのものが「幼い!」という残念な印象だけが残りました。
教室のシーン も、 家庭のシーン も、 隠れ家のシーン も、​
​「これがふつうであろう!=これがリアルであろう!」」​
​という、 大人の思い込み で作られているとしか思えないウソ臭さなんです。とどのつまりで、 唯士くん に​
​​「三宅さんが好きだったからら。」​​
​という言葉を語らせ、​
​「いつだって、世界は「好き」で回っている」​
​​という、 チラシ のキャッチ・コピーとつじつまを合わせますが、 ご都合主義の脚本 というほかありませんね。子どもの世界を大人の解釈で描いてしまうと、映画は 「ふつうの大人」の映画 になってしまうのではないでしょうかね?​
 見る前に、ふと、疑ったのは 「ふつうの子ども」 という題名にある、 「ふつう」 についてです。繰り返しますが、時代遅れの老人の繰り言です。最近、世の中で口にされる 「ふつう」 が、老人には​
​​「はてな?」​​
​という場合が多いのですね。
 例えば、この作品の始まりの頃、 ふつう の4年生の教室で、 ふつう の担任の先生が、 ふつう の子どもたちの作文を ふつう に読み上げさせるシーンがりますが、​
​これって、ふつうじゃないんじゃないか、かなりヤバイんじゃないか! ​​
​と老人は思ってしまうわけです。
​​​​実際の教室で、こういう、まあ、ボクから見れば乱暴な方法がとられているかどうか知りませんが、子どもたちが書いてきたことは、教室の、ほかのみんなに聞かせていいことかどうか、​
​「はてな?」​​
​という認識が、ここにいる ふつう の教員にはないのかなでしたね。まあ、そのあたりで、この作品の 「ふつう=リアル」 の底の浅さの予感が当たり始めて、ちょっと疲れる展開だったのですが、三人の子どもたちに限らず、ほかの子どもたちの行動ぶりも、描いている人が 「ふつう」 に乗っかっているとしか思えない大胆不敵ぶりで、笑うに笑えなかったですね。
「ふつう」 って、もっと複雑で奥の深いものだと思うのですが、このレベルで表現していいものなんですかね?​​​​
​​​​ ただね、登場する 子供たちの表情 や、 蒼井優 とか 瀧内公美 とかの お芝居 は悪くないんですよね。それでも、まあ、拍手する気にはナカナカならないところに、この作品のめんどくささがあるという感じでしたね(笑)。​​​​

監督 呉美保
脚本 高田亮
撮影 田中創
編集 木村悦子
音楽 田中拓人

キャスト
嶋田鉄太(上田唯士)
蒼井優上田恵子・母)
瑠璃(三宅心愛) 
瀧内公美(三宅冬・母)
味元耀大(橋本陽斗)
風間俊介(浅井裕介・担任)
少路勇介
大熊大貴
長峰くみ
林田茶愛美
2025年・96分・G・日本
2025・09・08-no120・シネリーブル神戸no323


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最終更新日  2025.09.10 12:20:51
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