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先週は久しぶりに忙しかったです。昨年の忙しさほどではないものの、業務範囲が広がり、関わるべきことが多くなり・・・先週の日曜に出勤したこともあってか、気分的にすごく長く感じた1週間でした。来週は月曜から木曜まで日本出張です。6/30:蘇州→上海→東京7/01:東京→小松7/02:小松→名古屋7/03:名古屋→上海→蘇州特に蘇州便りの更新できるネタもないので、タバコを吸いつつ、部屋から見える光景をご紹介。 自分が今すんでいるマンションは7階です。蘇州に来て4箇所目の拠点です。日本語教師時代の2年は学校の寮、その後転職してからは意識的に毎年年に1回マンションを引っ越しています。部屋としては、今の部屋が一番満足しています。このマンション、外国人は比較的少ないようです。というか、入居率は夜の灯りから見て3分の1にも満たないのではないかと。建屋が4つということで、小振りな小区です。目の前に建物が見える光景も見慣れてしまえば圧迫感も特に感じず・・・隣の古いマンション(アパート?)です。こちらは完全にローカルアパートです。でも、その中でも上等部類かなと。ただ年数が経っている分、だいぶくたびれて見えますが・・・自分が今住んでいるマンション、もちろん賃貸です。大家さんが買った当時は1平米6,000RMBほど(9万円強)でしたが、大家さんが購入したときと同じ内装無しのコンクリ状態で、今では税金などを加味すると1平米9,000RMB(13万円強)に・・・この間冷やかしで見に行ったマンションの分譲会場でも、4軒を一括払いする御仁が・・・1部屋100万RMB(1500万円)として、400万RMB(6,000万円)・・・投資目的の転売などの制約が厳しくなっているようですが、まだまだ蘇州のマンションには投資的価値があるということでしょうか。それにしても、6000万円一括払いできるっていうその経済力がすごいです・・・読みかけていた今野敏氏の『ビート』を堪能。 彼の作品は2作目ですが、明後日の日本出張で他の作品も買おうと思います。面白いです。横山秀夫氏と共通しているのは人間ドラマを軸にした警察小説。ただ個人的に横山秀夫氏の作品でもうひとつ味わえなかった、「程よい重み」を今野氏の作品で感じられるのが嬉しいところです。人気blogランキング
2008年06月28日
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今日は昼前から夕方まで会社へ。休日出勤って言うのは憂鬱です。代休が付くならまだしも、代休にもならない・・・人が少ないので仕事がはかどると言えばはかどるのですが…できるだけしたくないものです。帰ってきて、今はテレビでサッカー観戦。今観ているのは・・・中国で盛り上がっている、EURO2008ではなく・・・中国で大いに盛り下がっている、W杯アジア予選です。中国の同一グループは、オーストラリア、カタール、イラク。本日最終戦で既に中国は予選落ち決定・・・オーストラリアとカタールが予選突破しました。既に予選落ちの決まってしまっている試合のため、解説者のモチベーションは非常に低いです。今中国チームの監督は何故か2人います。2人とも外国人です。元々代表監督は1人だったのだけれど、オリンピック代表チームの監督も代表監督に昇格し、2人体制になったのだとか・・・予選落ちした今、解説者のはけ口は不甲斐ない選手たちと同時に、監督たちフロントへも向かっています。そうこう日記を書いているうちに、開始12分で中国が先制!!解説者もちょっとびっくり気味。ちなみに中国人は男性陣を中心に非常にサッカー好き。ある意味では日本よりも熱心なファンが多いのではないかと。ただし、サッカー好きといっても・・・中国サッカーには失望し続けているご様子。彼らの関心はヨーロッパサッカーです。イタリアやイングランド、その他ヨーロッパサッカーは、豊富に放送されています。大学受験を終えた学生へのインタビューで、「今一番したいこと!? EURO2008を見ること!!」と答えるほど、ヨーロッパサッカーへの熱は熱いのです。一方中国国内のサッカーは日本のJリーグ並みに放送されていません。多くの中国人曰く、「中国代表のサッカーは見ると、 必ず不快になる。(負けるの意味) だから、最初から見ない。 国内サッカーなんて論外。」と言うことだそうです。過去に八百長があったらしい国内サッカーへの失望は大きいようです。中国代表サッカーも、「荒削りで、意図のわからないプレーばかり」とボロクソ論評。解説者も非常に辛口で失望を隠さない発言ばかりです。むしろ女子サッカーのほうが好意的な解説です。日韓W杯に出場した中国ですが、ブラジルとの試合で0-6で完敗した中国。多くの中国人にとって、中国サッカーは期待できるレベルには至っていないようです。うちの嫁さんはスポーツ観戦好き。夜中2時半に起きてイタリア戦を見るほど…毎回欠かさずサッカーを見ています。そして、中国戦は毎回不愉快になり、毎回テレビに向かって中国チームの不甲斐なさを愚痴ってます。毎回試合前から自分は心の準備です・・・人気blogランキング
2008年06月22日
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日々の生活でなかなか更新できず・・・それでも、15日以来の更新ということで、以前に比べればまだましかなと。最近は帰宅時間は比較的早いのですが、仕事で新しいカテゴリーも担うことになり、することはいっぱいです。視野が広がると言う意味では良い経験、今までのカテゴリーと今回のカテゴリーでは、日本での事業所が異なるので、戸惑うことがあるのも事実ですが、それぞれの事業所文化の違いを垣間見れるのも面白いところです。というわけで、取り立てて更新するネタもなかったので、急遽写真を1枚撮影。日本でも「定番中の定番」商品です。ヤクルトにポッキー。ヤクルトは中国語では「養楽多」、中国語読みだと「yanf3 le3 duo1」となり、カタカナ的には「ヤンルゥドゥ」。ヤクルトという音に似せつつ、「沢山の楽しみを養う」(?)と言った響きの良い漢字を並べています。ポッキーは「百奇」、中国語読みは「bai3 qi2」となり、カタカナで表すなら「バイチィ」といった感じでしょうか。こちらも音を似せつつ、(似てない!?)魅惑的・幻想的(?)なネーミングに。これらの食品、中国でも日本ほどではないですが、ポピュラーな存在になってきています。日本食材専門店じゃなくても、普通のローカルコンビニや大型スーパーでも、普通に店頭に並んでいます。恐らく購入者の多くは日本メーカーの食品と知らずに、手を伸ばしているのではないかと・・・それぐらい日本食品メーカーは中国でも頑張っているようです。ちなみに味はというと・・・どちらも自分は日本でほとんどお世話になっていないので、日本のものと同じかわかりません。ただ、LOTTEのキシリトールガムや、リポビタンDが日本のと味が違うということからも、日本のとは微妙に違う可能性もあるかも・・・明日は会議三昧。社内会議に協力工場2箇所にお邪魔して会議と、1日会議です。気がつけば6月も下旬に差し掛かり・・・明後日はボーナス日です!!人気blogランキング
2008年06月18日
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蘇州には老舗のお店はいろいろありますが、今回はたまたま見かけて、初めて入ったお店。昨日は朝起きたのが遅く、朝と昼が兼用で、10時半に食事をしたために・・・3時ごろにお腹が空いてきて・・・冷やかしがてら見に行った横塘のTOTO、そのTOTOの向かいに、小腹が空いたときにちょうど良いお店を発見。『近水台』という蘇州では比較的一般的な、饅頭(マントウ)系、麺系のお店。饅頭や麺など中国の軽食が充実しているお店です。同系列では、『朱鴻興』や『黄天源』などが有名でしょうか。食事時ではないだけに、お客さんはゼロ。でも幸い入り口で・・・蘇州では一般的なおやつ、『生煎饅頭』が売られていました。四川時代は見たことがない、この一品。華東地域の食べ物なのでしょうか!?材料はミニ肉まん、蒸せばそのまま肉まんになるのですが、蒸さずに直接油が敷かれた鍋で焼いたものです。『煎』という調理法は、日本の焼き餃子の焼き方に近いでしょうか。鍋底はこんがり黄金色に焼けて、それ以外の部分はふっくら柔らかい。6個で3.5元(50円)という良心的なお値段。ちょうど出来立てということで、アツアツです。7元分12個を買って、2人で5分足らずで完食。中には肉汁があり、小龍包(ショーロンポー)のように、噛んだら汁が溢れ出ます。1個が小さいので、2口程度で食べられるのも便利。散歩の休憩時に食べたりするとちょうど良いかなと。新区や園区などの、高層マンション地域ではほとんど見かけません。市民の昔からの生活に根付いたところでは、当たり前に見られる『生煎饅頭』。美味いです。蘇州も梅雨入りしたようで、すっきりしない天気が続いています。涼しいのはいいのですが、湿度が高いのと、どんよりした空気に何もする気が沸いてきません・・・人気blogランキング
2008年06月15日
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6月12日の昼から華南出張でした。行きは虹橋空港から深センへ。1時間半の遅れで、ホテルに着いたのは7時半。移動とフライトの遅れのイライラを忘れさせてくれたのが…日本でも随分話題になったらしい、『チームバチスタの栄光』。飛行機に乗り込むまでに上巻を読み終え、飛行機の中で下巻の途中まで。残りはホテルの湯船の中で堪能。徹底的な医療小説かと思っていたら、思いのほか推理仕立てになっていて、ページが予想以上に軽快に進みました。昨日は朝から夕方までサプライヤー監査の監査員研修。深センは雨が上から下へではなく、右から左に降るほどで、暴風雨警報発令…無錫へ帰る飛行機は予定では6時半フライト。5時に深セン空港に着き、待ち続けること7時間半…12時半に無事に飛んでくれました。10時過ぎまでお相手をしてくれたのが、今野敏氏の『隠蔽捜査』。自分と同じ大学ということで、親近感ではなく嫉妬を覚える自分がちょっと情けない…前回の日本出張で彼の著作が複数平積みになっていて、その内2冊をピックアップ。横山秀雄氏とはまた一味違う警察小説。適度に軽く適度に重みのある内容で、他の作品も大いに読みたくなりました。出張前には1泊2日の出張に何冊の本を持っていくか迷い、当初は『バチスタ』の上下巻のみの準備だったのですが、3冊に変更して正解でした。そうでなかったら空港での待機が苦痛になっていただろうと…持ちネタ3冊がなくなってからは、PCでゲーム『四川』で時間つぶし。飛行機の中では首を痛めながら睡眠、無事に朝方4時に蘇州に到着しました。やっぱり家が良いです…父が今年の4月末で定年退職、2,3年の余暇ということで6月11日に宮古島へ。母はもうしばらく働きながら埼玉の家守りとのこと、久しぶりの家族4人4拠点生活です。といっても、前回の4拠点時と違い、姉も自分も結婚しましたが…人気blogランキング
2008年06月14日
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今日はスーパーでいつも気になっていたものを紹介。中国で生活している人は恐らく目にしたことがあるでしょう。でも、日本で生活している人にとっては、結構衝撃的かなと。最近は家から近い、空いているということで、毎回玉山路沿いの、『楽購 TESCO』というイギリス資本のスーパーに行っています。ということで、本日撮りたての写真は、そのスーパーのもの。広いスーパーの一角に燻製コーナーがあります。鳥や豚の燻製、ソーセージなどが多種多様並んでいます。その中でも一際目を引くのが…写真右に写っているものです。アップで写真撮影・・・豚の顔です。哀れなまでにぺちゃんこに真空パックされている、豚の顔。お鼻部分に『豚笑顔』と中国語で書かれたシールが貼られています。気になるお値段は228RMB、日本円にして3400円ほど、結構高価です。確かに笑ってます。というか、笑っているように見えます。ただ両目の焦点が合ってないのが、ちょっと哀れです・・・でも、3匹の子豚のレンガ造りの家を建てた三男のような、ちょっと人の良さそうな雰囲気も感じられます・・・ 当たり前のことかもしれませんが、豚さん、皆さん表情が異なるようです。こちらの豚さんはちょっと日焼けしているようです。気のせいでしょうか、ちょっと意地悪いひねくれた表情に見えます。何か人知れず悪いこと考えてそうな・・・ちなみに蘇州人の連れに確認したところ、これまでの人生28年間で食卓でのご対面は経験がないとのこと。どういう風な調理法で食卓を賑わすのか不明です。個人的に気になるのは・・・全ての豚さんの顔がこうやって真空パックになるとは思えない。何か選ばれる基準があるのかどうか!?です。今日は不動産見学に行ってきました。蘇州新区のマンションは獅子路付近で1平米8000-9000RMB、商業街まで自転車で10-15分範囲で7000-8000RMB、郊外で5000-6000RMBと言ったところでしょうか。ちなみに支払い方法は、90平米以下なら頭金は全体の20%、90平米以上なら頭金は全体の30%。外国人は不動産は1つしか持てないそうです。人気blogランキング
2008年06月08日
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本日から3連休です。08年から中国の法令が変わり、端午の節句がお休みに。というわけで、今日の昼ご飯は粽を食べました。今日の一日はと言うと、10時半に起きて、粽を食べて、DVD『相棒2』を見て…転職サイトに会員登録しました。今の会社に転職して、2年半弱。来年の2月で3年になります。そして、来年の2月で30歳になります。気が付けば蘇州生活も5年目、気が付けば蘇州で嫁さんをもらい・・・今すぐのつもりはないですが、そろそろ次の選択肢を考える必要があるかなと。もちろん09年も引き続き蘇州という選択肢もあります。そして、日本で再就職という選択肢もあります。元々根無し草的にコロコロ仕事を変えるのは性格に合いません。でも、結果的に人より遅く社会人になり、日本語教師を2年、今の会社で2年半・・・既に転職を視野に入れています。そして、その転職には日本への帰国も視野に。いずれにせよ、次の転職は大きな岐路だと思っています。今まで動きらしい動きはとってきませんでしたが、時間があったこともあり、日本の大手転職サイト2つに会員登録。まずはどの程度自分のキャリアに引きがあるのかを把握できればと。自分のキャリアと言うと・・・ 中国語レベル:仕事で支障無し、HSK9級 電子部品の品質保証業務を2年半 約15名のローカルスタッフのマネジメント経験を1年半 日本語教師経験は・・・キャリアにはならないか。 履歴として並べるとこんなものでしょうか。日本での勤務経験無しと、年齢に対するキャリア年数の少なさがどの程度響くか・・・そして、そんな中、上記のキャリアがどの程度評価されるか・・・会って話をすれば、自分の売りを上手にプレゼンする自信は人並みにあります。そして、今更これまでのキャリアをリセットして、ゼロからスタートする気もありません。あくまでも、ステップアップでありたい、と。ただサイト上のキャリアレポートでは、残念ながらまだまだ薄っぺらいのが現実。どの程度自分のキャリアに魅力があるのか、逆にどの程度自分のキャリアが見劣りするのか、まずは、様子見・現状把握と言ったところでしょうか。もし日本に帰ったらなかなか今のようには貯金ができないだろうから・・・今のうちにしっかり貯金をせねばと、給料が出た本日早速、貯金をしてきました。最近は通帳を見るのが楽しみの一つになってます・・・人気blogランキング
2008年06月07日
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蘇州で生活をしていると、知らぬ間に鈍感になってきて、アンテナを張っているつもりが全然機能しなくなって・・・通り過ぎてしまうものが多くあることを最近殊に実感。先日親戚が日本から来た際、同じ場所を共に訪れ、彼らが写真を構える場所を自分は素通りということがしばしば。気になっても足を留めるまでには至らない、ということが多々。でも、改めて立ち止まってみると、なるほど、確かに面白い!ということがある・・・常に新鮮さを失わないようにしたいものです。例えば、上の写真。寒山寺内の内壁に彫られたもの、自分は完全に素通りでした。でも、確かに中国らしさが感じられて、この写真一枚を見ても、日本にはない「味」が伝わってきます。360度の円の中、絶妙なバランスで構成されているんですから、きっとこの画の意味を探っていくといろいろな世界が見えてくるのでしょう。彫りの上手さなどは素人の自分には判りませんが、確かに足を留める動機が此処には在りました。こちらも寒山寺、塔脇の狛犬。(中国でも狛犬という表現で良いのでしょうか!?)この狛犬、中国ではお寺などはもちろん、銀行やオフィスビルの門前でもよく見かけます。それぞれで表情が微妙に違って、狛犬写真館みたいなシリーズで撮り続けるのも面白いかもしれません。幸いこの写真は鞠(?)と戯れる図ですが、中には「虐待!?」と思われるような、子獅子を足蹴にしている図も・・・それも、きっと負ではない意味があるのでしょう。こちらは山塘街の橋の付け根に座り続けているのですが、これも狛犬と言って良いのでしょうか・・・!?何とも間の抜けた表情が、ある意味で中国離れしている気がします。行ったことはないですが、バリ島などの東南アジアにいそうなシンプルな表情と体付き。憎めない、というのはこういう雰囲気を言うのでしょうか。日本では当たり前ではないものが、ことらに長くいると、目に映っているのに入ってこなくなる・・・見えているのに、見ていない風景・・・蘇州で4年と4ヶ月。もう一度、蘇州の街に注目してみたいと思えてきました。1月のブログ更新:6件2月のブログ更新:12件3月のブログ更新:6件4月のブログ更新:7件5月のブログ更新:9件と更新頻度が低迷し続けている08年。6月は5日現在で3件目の更新。さてはて、6月の更新頻度はどうなることやら・・・人気blogランキング
2008年06月05日
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蘇州でお気に入りの点心料理屋さん。蘇州で生活している人は結構している人も多いのではないかと。干将路沿い、蘇州大学の門隣に位置する、『顧亭』というレストラン。外国人にも意外と知られているようですが、メインのお客さんは地元の人。ただし、昼(朝?)と夜で全然メニューが違うので要注意。点心・飲茶と言えば、広東。広東では朝に食べるものらしく、こちらのお店でも、点心が食べられるのは昼(朝?)の部のみ。夜は海鮮を中心とした高級レストランに化けるとか。接待などでしか縁のないようなお値段になるとか・・・なので、週末など朝起きて、気が向いたときに、たまに食しに行っており、蘇州のお気に入りのお店のひとつです。お店の建屋はなかなか味があり、初めての旅行者を連れてきても喜んでもらえる雰囲気。お店の人の対応も上々で、感じよく応対してもらえるこのお店。蘇州では数少ない(と思われる)、美味しい点心を気持ちよく食べられるお店なのです。点心の注文は注文表のチェック欄に自分でチェックをしていく形。お値段も高くても1品20RMB以下なので、2人で腹いっぱいに食べても100RMB前後。比較的良心的な金額設定です。そして、気になるお味のほうはと言うと・・・お粥や蒸し物、どれも美味しく、しっかり満足できます。(もちろん全てが口に合うわけではないので、 数回通うと頼むものがだいたい同じになってくるのですが・・・)このお店の個人的に気に入っていたもう一つは、窓際の席。窓の外には綺麗とは言えないまでも、小河が流れており、その向こう側には干将路という幹線道路、河を眺めながら行き交う車の往来を楽しみ、食卓の皿に箸を伸ばす・・・そんな楽しみが・・・消えて無くなりました・・・干将路沿い、園区と新区を結ぶモノレール計画の影響で、現在干将路はあちらこちらで大工事中。ただでさえラッシュ時は渋滞がすごいのに、工事の影響で迂回路などは悲惨な状態。その工事が顧亭の借景を奪い去ってしまったのです。現在は顧亭の苦し紛れ(?)の看板が視界に広がっていますが、やはり以前の比較にはなりません。この工事の影響でどの程度客足に影響があるかは不明ですが、個人的にはかなりマイナスポイントです。お店の価値は、味や値段はもちろんお店の人のサービスや対応が重要。さらには「時を買う」と言う意味でも、店の雰囲気は目に見えない価値があるかなと。そう思うと、モノレール計画は顧亭にとって、「寝耳に水」の痛撃だったのではないかと、思ったりします・・・これからはちょくちょく昆山や上海に行くことになりそうです。移動時間をいかに使うか、益々読書がはかどりそうです。人気blogランキング
2008年06月03日
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2日目のフィリピン、ホテルを10時半に出て、営業を迎えに空港へ。空港の駐車場が空いていないということで、空港そばでしばし待機。わずか10分前後でしたが、タバコを吸うと理由をつけて、外の世界へ。幹線道路の脇に車を停めているので、車から遠くへ行かなければ多少は大丈夫だろうと。幹線道路のすぐ脇に、心くすぐられるような路地裏が・・・自然と足はそちらに向かってしまいます。陽が高いので、自分自身の警戒心も低めに設定されています。 路地裏には生活感漂う空気が満点。写真のような売店、中国とはまたちょっと違う雰囲気です。それでも、Coca Colaは世界共通のようで、至る所で、看板や現物を見かけました。ちなみに聞いたところ、コーラは10ペソだとか。だいたい25円ぐらいでしょうか。中国では40円ぐらいですから、中国よりもさらに安いということでしょうか。 お母さんが洗濯する脇で子供は水浴びです。自分の数少ない英語のボキャブラリーで、「Hello!」と声を掛けながらカメラを向けると、子供たちは恥ずかしがってか返事なし。でも、はにかみながらも笑顔が見られて、お母さんらしき人も笑っているので、カメラはNGではないかと写真を撮らせてもらいました。近くには肩口に「POLICE」というバッジ付きの制服を着た、お巡りさんらしき人もいたので、ある意味安全かなと、声を掛けさせてもらった次第です。お巡りさんとは、どこから来たのか、フィリピンは初めてか、印象はどうだ?などの簡単な会話を。英語がもっとできれば・・・と痛感です。 カップラーメンの空容器で水浴びをする少女。笑うことなく、避けることもなく、ただひたすらにこちらを見つめる視線。カメラを下ろすと、再び次の動作へ。カメラを構えると、微動だにせずこちらを見つめる・・・彼女なりの警戒心の表し方だったのでしょうか。子供は国籍問わず、可愛いものです。考えてみたら、見知らぬ子供の写真のアップを撮らせてもらうのは、留学時代の雲南や貴州以来でしょうか。子供の真っ直ぐな視線はどこの国でも魅力的。でも、この子の視線からは無邪気な浮かれた印象を受けないのは、フィリピンと言う国情を過度に意識している、自分の偏見から来るものでしょうか・・・!? お母さんの優しい笑顔と一点を強く深く見つめる少女の図。子供心を遠い過去に置いてきた自分ですが、こういう子供の視線を見ると、子供にも子供の確固たる世界があるのだなと実感。子供が何を想い、何を見つめているのか・・・言葉の壁以上の溝を感じた1枚でした。この子の笑顔が見たいと思いつつ、自分がいる間はこの子は心開いて水浴びができないだろうと・・・後ろ髪を引かれつつ、何度も振り返りながら立ち去った、わずか10分足らずの路地裏散策でした。わずか2泊3日のフィリピン出張。わずか10分足らずの自由行動。自分が見たフィリピンはあまりにもわずか過ぎました。機会があればもう一度、強い日差しとうだるような暑さを味わってみたいものです。人気blogランキング
2008年06月01日
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