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六代 浅見 五郎助 茶陶展、襲名二十周年記念に行ってきました。今日は、タカシマヤの「浅見 五郎助 茶陶展」で、お茶をいただいてきました。お茶の先生たちがお道具を使ってたててくださるので、実際にさわって飲んで、堪能してきました。叔母もいましたので、六代目のお話を直接伺うことができ、有意義というか、緊張してしましました。開催期間:6月28日(水)→7月4日(火)開催場所:横浜タカシマヤ 7階 美術画廊 A※営業時間:午前10時~午後7時30分。最終日は午後4時で閉会させていただきます。 ごあいさつこの度、タカシマヤの御好意により横浜店と名古屋店におきまして、襲名二十周年記念の個展をさせていただく事となりました。奥深い茶陶の世界に身をおいて、無我夢中で走ってまいりました。国より技術保存の指定を受けた三嶋という技法を駆使し、自分なりの製作に励んでいる毎日でございます。何卒ご高覧賜り、ご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申しあげます。平成十八年 六月吉日 六代 浅見 五郎助 (あさみごろうすけ)陶匠 浅見五郎助摂津国の高槻藩より上京した初代が、2代・清水六兵衛氏に師事し、嘉永初年(1848)に独立。江戸時代から、茶道具・華道具の陶磁器の製作にかかる。1943年、通産省より技術保存作家に認定され、「三島」「刷毛目」の技法を代々伝承する窯元として今に至る。初代が祥瑞亭五郎助と号したため、祥瑞窯を名乗る。〒605-0846東山区五条橋東4丁目450もし、お時間があれば、是非のぞいてください。青い染付けは、ブルーウィローを思い出させてくれます。西欧では、こういうのを作りたかったんでしょうね。きっと。そして、「三島」は、今では町の瀬戸物屋さんでもよく見かけるものなのですが、うーmm、ド素人の私が見ても、全然違うではないですか。イトーヨーカドーで、買おうかどうか迷っていた白いご飯茶碗、やっぱりやめようっと。六代目も素敵でしたが、七代目はホッソリしたイケメンで、ご挨拶などもさわやかで、こういうスマートな窯元の時代がやってくるのか。と、見とれてしましました。今回の「三島」の特徴は、写真でもわかるように、掻き傷のような、楔形文字の長くなったような、細い葉のような、模様にあるそうです。これは、六代目が考案されたもので、平成の特別なもの。今後、この模様を見れば、あ、六代目。っとわかる。そういうものなんですって。フーン。
June 29, 2006
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ダ・ヴィンチ・コードでキリスト教の謎に目覚めた人が多いけれど、では、もっと、知りたいと思ったとき、なかなかいい本がないですよね。ダ・ヴィンチ・コードが売れたからって、こんな本とか、こんなのとか、書いちゃう人の気持ちって、よくわからない。ちょっと、恥ずかしくないのかなあ。しかし、昨日、狐狸庵先生の「私のイエス」を読んで、「これだ!!!」と、思ったので紹介します。この本は、娘の課題図書です。娘は、知ってる方はご存知ですが、帰国子女で、今ひとつ日本の本が苦手。それで、課題図書は、母子で読んで話し合い、それから娘がレポートを書く。という、非常に過保護なお勉強状態であります。しかし、これがなかなか面白く、私なら読まないだろうな。という本を持ち帰って来るので、案外夢中で読んでしまったりしているのです。この本も、宗教っぽいので、名前だけは知っていましたが敬遠していたものです。しかし、そうだったのか。そうか、そうだったのか。。。。。と、うなり、納得しながら、気がつけば深い感動。これ、お薦めの本です。内容は、遠藤周作の、人生があるからこそ、思い描くことができた、イエスの本当の姿。まず、彼は作家ですから、聖書の中の、”事実と、後から付け加えたフィクション”を、分けることができるんですね。筆遣いとか、呼吸とかで、そうして、歴史的事実を積み重ねてみると、、、、イエスという人は、本当に、2000年前に、生きていて、そして、処刑された人だったんだ。と、いうことがわかりました。遠藤周作は、昔、神様は、助けてくれないじゃないか。「神よ、あなたはどうして沈黙しているのか。」沈黙と、嘆き苦しんだ小説を書きました。それから、何十年もたって、大病をし、イエスについて考え続け、そして、この本を書いたんですね。宗教のお誘いの本ではありません。その点は、安心して読めます。むしろ、ダ・ヴィンチ・コードより、過激かも。生のイエス。神の子ではありません。もう、十字架のアクセサリーは、つけられないなあ。クロスって、あまりにもよく見かけるので感覚が麻痺していたんですよね。十字架に、釘で手足を打ち付けられ、炎天下で、死ぬまで放置される、その激痛に気づかなかった。この本を読むまで、イエスは架空の人物だったんだわ。私にとって。ほんとに、いくつになっても、発見はあるんですねえ。
June 29, 2006
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小説を読みながら、どんな俳優さんにこの役をやって欲しいか、勝手にキャスティングをするのは、密かな楽しみですよね。歴史上の人物は、もちろん、最近は、ニュースを見て、事件の関係者をキャスティングしている自分にふと気づき、「あ、ごめんなさい!!」と、思ったりしています。それくらい、現実の事件が、物語りめいている昨今だとも言えるのですが・・・フェールエルド コメンダドール ヴィンテージ・ポート[1938]ポートワインさて、わが、織田信長を演じてもらうには、誰が適役でしょうか?今まで、コメントをいただいた中では、NHK大河の青春的織田信長、緒方直人が好評だったみたいですね。私の妹は、キムタクの演じた信長がよかったよ。と推薦していますし、今回の、舘ひろしは、私は非常によかったんじゃないか。と。ただ、既成のドラマのイメージと、歴史の本に残っている信長は、微妙に違うようでしたね。最近、織田信長は、女だった!!!と、いう小説が出ていますが、いくらなんでもそれはないんじゃないかなあ。中背痩躯、声高く、ボキャ不足、ヒステリー、短気、神経質頭の回転がめちゃめちゃ速く、運動神経ばつぐん自己中ケチちょっと、男色もありまず、非常に、美しい人だったんでしょうね。妹の市が、絶世の美女だったし、残っている絵や、彫刻も、中高な細面。「もし、ほんとにウツケだったら、信長を殺せ!」と、言われたのに、信長に添い遂げてしまった濃姫みたいな才色兼備もいるし。そして、”うつけ”と言われるほど、おしゃれで、傾いた(かぶいた)気障な男だった。考えていると、信長に、恋をしちゃいそうですね。いえ、みんな、恋しちゃったんでしょうね。男も女も。ところで、楽天に、こんな古いワインがありました。1795年ですって。すごくない?「マデラ」 1795 テランテス /マデラ 750ml・・・M甘党。これは、いろんな説がある。ドラマでは、お酒をぐいっとあおったりしていますが、あんなに茶道に入れ込んだのは、お酒が飲めなかったから、という、説。ただし、当時、お茶をいただくときに、お菓子を添えていたかどうか、私は知らないので、今度、聞いてこなければ。。。そして、甘口のワインが好きだったという事実。ワインが日本に伝わったのは、フランシスコ・ザビエルがポルトガル・ワインを信長に献上したのが最初なんですって。新し物好きの彼は、すぐ、反応したそうです。いったいどんなワインかというと、南蛮酒は珍陀(ちんた)と呼ばれていたことから、たしなんだお酒はやはり、ポルトガルのティント(赤ワイン)では?と、言われています。 で、ポルトガルの赤ワインを調べてみると、ポートと、マデラ、があるようです。☆ 「マディラは、ポルトガルのワインですが、一番クセが強く、独特のコクを持っています」。濾過しないワインを樽の中で熟成させると、葡萄の中のアルコールが酵母を殺し、糖分を含んだ甘いワインになる。☆ 「ポート」の発明には色んな説があるが、17世紀後半、イギリス人が長い船旅にも持ちこたえるように作ったという説が有力である。ポートは、「日本で最初にポートを飲んだのは、織田信長であるという面白い話が残っています」。いずれにしても、甘く、芳醇なワインだったようですね。樽から出して寝かせて置いたワインは、こんなに素敵にボロボロです。フェールエルド コメンダドール ヴィンテージ・ポート[1938]ポートワインで、信長は、誰?私はまだ、決めかねています。皆さんは?
June 28, 2006
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日曜の夜に「巧妙が辻」を見ると、次の日には、何か書きたくなります。そこで、今日は、ちょっと飛んで、秀吉と利休について。というのは、まだ、読みかけなのですが、下記のような本を読んでいて、ふと、疑問を覚えたから。著者、赤瀬川原平は、私が若い頃は結構、前衛の旗手として有名だったもんです。横尾忠則とか、同じような世代じゃないかしら。さて、この赤瀬川氏が、10年位前に、草月流の家元、勅使河原宏に頼まれて、彼の映画、「利休」の脚本を書きました。「千利休―無言の前衛」 岩波新書 これは、野上弥生子の「秀吉と利休」の映画化です。そういえば当時、映画のセットを作るにあたって、勅使河原宏が素晴らしい茶室を想像し、そのセットの展示会みたいなのがあって、「ほおおおお・・・・」と、思ったような覚えがあります。さすが・・・そして、映画のことは、見たはずですが、覚えがなくてすみません。ただ、竹とかススキのオブジェみたいな庭の様子がぼんやり思い出されるような・・・・違ったかなあ。「利休 」主演 三國連太郎 本題。何故、秀吉は、利休に切腹を命じたのか。映画は、「秀吉と利休」の映画化ですから、当然、本の内容に沿った解釈で書かれています。すなわち、秀吉は、天下を取ったが、精神(茶道)において、どうしても利休を超えることができない。秀吉は、それが許せない。悶々とする。遂に、秀吉は、耐えられなくなって、切腹を命じる。本当は、秀吉より利休の方が上なんだ。という筋だったと思う。この、秀吉VS利休という構図。精神世界は浮世より上、っていう設定は、この本の発表以来、定説となり、「秀吉は、利休に負けたんだ。」と、本を読んでいない人まで、思うようになりました。実際、本を読み返すと、それほど明確に書かれているわけではなく、利休も最後まで、生に執着していたようなのですが、私たちのイメージでは、「利休は立派に死んでいった・・・」と、思っていませんか?では、曇りなき目で歴史を見てみましょう。ほんとうに、秀吉は、「負けた!!」と、思ったのでしょうか。秀吉にとって、利休は非常に有能な渉外係りでありました。茶室の中は、身分の上下がない。この密室の中では、ミーティングの席では聞けない、言えない、様々な本音が語られます。それでも、秀吉が同席している時は、遠慮があったことでしょう。しかし、茶の宗匠である利休は、個人的な稽古を大名たちにつけていました。大名たちは、稽古にかこつけて、利休に内緒の頼みごとをしたことでしょう。直接、秀吉に頼めないことを、利休を介して頼めば活路が見出せるかもしれないと。人は、皆、こうして伝手を頼って生きるものです。こうして、正規のルートとは別に、茶道というルートが出来上がっていきました。そして、このルートは、それ以前にはなかったんじゃないかしら。・・・信長の時代には、利休を含む3人の茶頭がいましたが、彼らは、しっかり信長に利用されていたみたい。この話は、とても面白いので、また、いずれ・・・で、利休は、次第に力を蓄えます。発言権も強くなります。ただのお茶の先生ではなくなっていきます。この利休の存在に嫉妬した石田光成が、利休を排したというのが、「秀吉と利休」の中に出てきます。確かに、そういうこともあったかも。しかし、本当に、利休の存在を危ぶんだのは、秀吉本人だったんじゃないか。芸術的に負けたのではなく、政治的に抹殺したんじゃないかしら。キリシタンを禁じた。検地刀狩りで、百姓の身分を固定した。茶道を、政治から切り離した。同じ発想だと思いませんか?政道に、余分なものが入りこまないようにしたんだと思うのです。利休の死後、千家はいったん廃れますが、秀吉は、すぐに、再度千家の復興を許します。しかし、それは、あくまでも、お茶の道で、政治と茶道は完全に断ち切られたのです。利休の死によって。ぞくぞくしませんか。秀吉の凄さ。ワシは、先手必勝で、利休に勝ったぞよ!!!秀吉と利休改版では、何故、利休が勝ったことになったのか?私は、そこに、芸術家たちの夢が見えるような気がするのです。秀吉と利休の戦いは、芸術が限りなく政治に近づいた一瞬だったんじゃないかしら。精神が世界を動かす。そんな理想に燃えて、人々は何千年も芸術活動を続けてきたんですよね。野上弥生子の「秀吉と利休」を読んで、天下の秀吉が、利休の精神に負けたと思う、その小気味よさ。それは、芸術家のロマンでしょうね。そういえば、力石徹は、矢吹ジョーに勝ったけど死んでしまったのでした。蛇足でした。
June 26, 2006
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国立劇場では、毎年、学生のためと、社会人のための二つの歌舞伎教室を開いています。私が高校生の頃、学校で「義経千本さくら」を見に行き、素晴らしかった思い出があります。役者らしい放蕩のあげく、夭逝された辰之助が、キツネを演じ、そりゃあもう、イナセでカッコよかった。今、生きていらしたらねえ。どんなに気風のいい芝居を見せてもらえたことでしょう。薄胎白磁さて、今年の出し物は、近松門左衛門の「国姓爺合戦」です。日本史の教科書にも登場する定番ですが、私は見たことがなく、大変楽しみにしていました。歌舞伎教室ということで、お値段も信じられないほど安く、A席3500円、B席1500円。しかも、役者さんが、解説などもしてくれます。この解説がまた、面白いんです。今回は、舞台のからくりなんかも見せてくれました。歌舞伎の舞台のからくりは、世界に先駆けて日本が発明したものなんだそうですね。せり上がったり、移動したり。舞台がスピーディーに進む工夫は、本当に凄いものです。今では、世界中の舞台が、このからくりを取り入れているんだとか。舞台装置の置いてない、裸のからくりは初めて見ましたから、娘も私も、おおおおおお・・・・・と、うなってしまいました。衝立 清代作「国姓爺合戦」、近松の作ですから、人形浄瑠璃から発していますが、すぐに、人が演じるようになり、300年前の初演以来、毎年、必ず上演されてきました。当時、鎖国状態にあった日本は、外国人に対する知識がどんどん退化して、しかし、未知のものに対する憧れは逆に膨らんでいったのだそうです。もちろん、当時、外国といえば、中国ですから、中国ものを想像したとは、さすが、近松門左衛門。目の付け所が鋭いですよね。当時の人々は、この「国姓爺合戦」のエキゾチックな舞台美術や、衣装を見て、遠い外国に夢を馳せたのでしょうね。大当たりがうなづけます。スミノエラグ ロウチュウシルク 140-5052244cm×305cm内容は、中国人の父と、日本人の母を持つ、和籐内が、中国の危機をすくうため、家族で中国に渡り、大活躍するというもの。ハーフが活躍するお話です。だから、名前も、和でも、唐でもない、和籐内。この発想も、新しいよね。モデルは、実在の人物、鄭成功で、彼の映画もあります。島田洋子さんが出演しています。◆女性限定!1万円以上購入でポイント3倍! 英雄 国姓爺合戦 ◆20%OFF!しかし、残念ながら、舞台は、もうひとつだったかなあ。大変に長いお芝居なので、3幕目と4幕目をやったんだけど、そこは、日本的義理人情の世界で、動きが少ないのです。他の場面なら、もっと、戦闘シーンがあったり、トラが出てきたり、楽しいはずなんだけど、3幕目はねえ。なんで、おばあさんが、泣きを入れる場面を選んじゃったのかしら。眠かった。寝ちゃった。どうやら、見ていた高校生たちも、歌舞伎って、やっぱり、わけわかんねええーー。と、思ったんじゃないかしら。せっかく、1年に一回の初心者向けの舞台なんだから、初心者向けの内容をお願いしたいです。ちょっと、残念。でも、4幕目は、まあまあで、何故か、終わりよければ全てよし。来年も来ようと、ニコニコした親子でありました。3点セット(椅子2 卓1)中国製というと、今でこそ、品質がどうかしら。と、思いますが、古いものは素晴らしいですよね。花梨の中国家具も、段通の絨毯なんかも、いい。しかし、家中、中国趣味にすると、どんなにひとつずつが良くても、ちょっとケバイ感じがしませんか?また、水晶の置物が、いきなり、応接間に置かれていたりすると、引いてしまうのは、私だけでしょうか。中国を、センスよく使いこなすのって、とてもむずかしいものだと思います。中国4000年、日本の将来は、このお隣の大国の動向に、左右されていくんでしょうね。中国家具 明時代のデザインを映したサイドボード。唐木・紫檀に漆塗り、真鍮金具づかい。ホテ...私は、まだ、中国には行ったことがありません。香港は、行ったんですが。行ってみたいなあ。この気持ち、300年前の庶民の気持ちと同じですよね。きっと。
June 25, 2006
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息子が、「これ、絶対、ママの好みだから、読んで読んで。」と、うるさい。しかし、以前、絶対面白いと、彼の折り紙付だった、「バトル・ロワイヤル」は、あまりの馬鹿馬鹿しさに途中までしか読めなかった。バトルロワイヤル2【鎮魂歌(レクイエム)】【通常版】-DVD-〔送料無料キャンペーン中〕またか。なんで、少年少女は、残酷物が好きなんだ?と、億劫がりつつ、活字好きの私は、読み始めると・・・・・これが、面白かった!!!!あっという間に、11巻読んじゃいました。まだ、続いているのだけど、アマゾンにここまでしか在庫がなかったそうで、続きが気になるものの、おあずけなのだ。デスノートオフィシャルムービーガイド(1)これ、今、話題の映画ですよね。藤原竜也主演の。主人公は、まさに、藤原竜也にピッタリで、このキャラが先に出来たのか、彼がモデルで書かれたキャラなのか、見分けがつかない。しかも、他の登場人物も、みんな竜也くんに演じてほしいようなキャラばかり。もし、私が映画監督だったら、藤原竜也に、ひとり5役で、作品を仕上げてみたいものです。次々と、戦う相手は、みんな同じ顔の同じ人物。かれは、鏡の中の自分と戦うようなもの・・・なんちゃって。しかし、これでは、観客に酷だよね。「デスノート」オリジナル・サウンドトラック SOUND of DEATH NOTE原作は、あの、「ヒカルの碁」の原作者。あれも面白かったが、今回のもいいなあ。ただ、「ヒカルの碁」でもそうだったように、セリフが今ひとつ練れていないので、読者は、つっかえながら読み進むことになる。このへん、さらなる成長を期待しております。内容は、純粋な少年が、彼の理想の社会を実現できちゃうかもしれないアイテムを拾うことから始まる。男の子って、なんて、純粋なのかしら。と、かわいくてかわいくて、くだらなくて、アホくさい。主人公は、あたら青春を、恋も遊びも全て放棄して、神になろうとストイックにがんばるのだ。はーーーん?あり得ねえーーーー。(失礼、本のセリフが移ってます。)でも、こんな子がいたら怖いだろうなあ。つまり、視野が極端に狭いタイプ。この原作者、名前が覚えられないんですけど、彼女は、いつも、こういう少年を書くのね。と、いうか、コミックの世界の少年少女は、視野が狭い。大人は、これを純粋と呼ぶ?「子供は狡猾である。」ジャン・コクトーは、そう言ったかもしれず。さて、なんでリンゴが出てくるのか、読んだ人しかわからないのよ。【2006年9月発売予定】テトラコレクション デスノート ワールドアイテムズ:BOX【バンプレスト】映画、見たいなあ。一緒に行こう。と、息子を誘ったが、断られた。友達と行くんですと。「ママと見る映画じゃないでしょう。」だって。 ふん。「デスノート」の教科書
June 24, 2006
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昨夜、午前2時ごろ、ふと、小さな小さな足音?で目を覚ましました。真っ暗なうえ、私は、コンタクトレンズを取ると、ほとんど開きめくら状態なんです。ゴキブリワイパア 4個入り気のせいか。。。。。いや、確かに、かすかなパタパタという音がする。。。。一体ナンなの???????今寝ているところは、和室、娘とふたりお布団です。「ねえ、ちょっと、起きてよ。起きて、ちょっと、見てくれない?なんか、いない?この辺に・・・・」と、電気をつけたところ、「ぎゃあああああああああああああああああああゴ、ゴキブリだああああああああ!!!!!!!!!!」それから、もう、大変。これで、アース製薬 ゴキジェット プロ 300ml【還0616】部屋中、シューシューしまくりましたが、どこに逃げたか、ヤツの姿は消えてしまったのです。こわいよおおお。眠れないだって、5センチくらいあったような気がする。と、娘。私は、大騒ぎしながら、ようやくメガネを取り出したので、実物を確認してはいないんです。記憶は、例の、パタパタいう音だけ。これも、怖い!!!!!ゴキつかず 増量タイプ 1個 【ゴキブリ駆除】 今からがピークの時期!!結局、ゴキは、見つからず、死体発見も出来ず、眠れず、不安で・・・・・・しかし、一体、どこから入って来たんだろ?置くだけで簡単にゴキブリ退治環境にやさしい成分と癒しの香り「ゴキランS」【送料込み】で、今朝は、超寝不足です。娘は、這うようにして学校へ行った。私は、息子が出かけたら、ちょっと、寝ようかな。でも、眠れるかしら。怖わやあああ。教えて、ゴキブリに効く薬?急いでます!!!!!!
June 22, 2006
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ヴェネツィアン・ビーズとコスチューム・ジュエリー展 先週、娘のことで皆さんにご心配をおかけしました。いろいろ貴重なアドヴァイスもいただいて、恐縮してしまいました。本当にありがとうございました。【嬉しい送料無料】コラリア ブレスレット(GREEN)激安セール SALE! 半額 そして、きのうの月曜日、私は、どんな感じで娘が学校から帰ってくるか、なんともシボシボした気分で待っていたわけで、もし、元気に帰ってくれば、私もパッとすっきりするし、もしドヨーンと帰ってくれば、私もぐぐぐ・・・・と落ち込むし・・・結果は、「だいじょうぶ」のひとことでした。「何が大丈夫なの?どんなふうに大丈夫なの?お友達とうまくいったの?」と、いろいろ聞きたいのですが、「だいじょうぶ」なんだそうで、それ以上、聞いてくれるな。ってことなんでしょう。いつも、いつも、「だいじょうぶ」ほんとうに、だいじょうぶなんだろうか。でも、しょうがないです。娘は、自分でなんとかしようとしているわけで、たまにポロッとほころびたりするけれど、「だいじょうぶ」だと、信じるしかないよね。まあ、そういう状況です。私は、せっせと、娘を連れてお出かけなんかをする位しかありませんね。で、行ってきました。横浜そごう美術館のヴェネツィアン・ビーズとコスチューム・ジュエリー展会 期 2006年6月16日(金)~7月17日(月・祝) 会期中無休 APROSIO&Coルビーレッドのフラワーブローチ娘は、私に似ず、手先が器用でビーズはかなりの腕前です。このビーズ展、期待以上にすばらしかったですよ。ヴェネチアのムリーノビーズから始まる展示は、芸術ですね。その細かさと、手間のかかり方に、老眼の私は疲れちゃいましたが、まあ、見事なものでした。ベネツィアンムリーノフラワークロスペンダントレッドNYモスクチャームネックレス&ピアスセット(グリーン)ついでに、アフリカン・ビーズも置かれていて、懐かしいエチオピア産もありました。将来、娘が何か作るとき、私が集めておいたビーズが役に立つかしら。お菓子箱に、2杯くらいあるんですが・・・ノートルダムネックレスアクセサリー(orange)こうして綺麗なものを見て、日常の憂さをはらすっていう生き方も、だんだん覚えていくんだろうなあ。それがいいのか、悪いのか、ただの逃避かもしれませんが、強く生きてほしいと願うばかりなんです。 大イーグル
June 20, 2006
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大竹しのぶさんの「ヴァージニア・ウルフなんか恐くない」を見てきました。場所は、渋谷のぶんかむら。舞台は、二組の夫婦の、ある夜のシビアな会話で成り立っています。でも、なんというか、見なければよかった。って、感じ。とにかく、酔っ払って、なじり、恨み、けんかする話。酔っ払った夫婦喧嘩なんて、あまり見たくないもんねえ。出演者は熱演で、それはもう、上手なんです。しかし、どうも、酔っ払いは、苦手なんだなあ。私の場合。生理的に。私一人大竹しのぶ演じる、マーサは、大学総長の娘。冴えない夫に不満を持っています。やり手で、才気煥発な彼女は、夫が、いつまでたってもウダツの上がらない助教授で、父の期待に添えないことが悔しくてならない。「だめなジョージ、情けないジョージ。」と口汚く非難する。一方、段田OOさん演じるジョージは、惨めな夫であることを百も承知しつつ、彼女の非難と軽蔑に甘んじて生きてきた。しかし、今夜、ゲストがやって来た。若い才能あるハンサムな新来の生物学者、稲垣吾郎と、その妻で、痩せた魅力のない、ともさかりえ。それぞれ、心の中にある、触れてはいけないものを、あからさまにするために、言葉のゲームが開始される。夫婦の、見たくないもの、見せてはいけないもの、心の弱さ、残酷さ、皮肉・・・これだけ大っぴらに喧嘩をしたら、次の日には、生活が成り立たないのではないか。と、思いきや、朝日が出ると、彼らは、お互いに寄り添ってまた、日常生活に戻るのだ。夫婦とは、こういう馴れ合いの共同生活なのかも・・・と、考えさせられる。しかし、ちょっと、違うかな。&G Wonderful Life -CD-いまどき、こんなに真剣に喧嘩をする夫婦なんているんだろうか。やっぱり、名作「ヴァージニア・ウルフなんて恐くない」も、テーマが古くなったようです。新劇は、難しいね。どんどん、古くなる。今や、夫婦の危機は、”会話がない”ことですよ。これだけ、話し合って、同じ土壌で喧嘩が出来るなら、なんにも心配はいらないよね。気持ちが、通じないから、困るんです。と、思います。【予約】 Mammaともさか~出産編~そして、二人には、子供がいなかった。二人は、想像の子供ですら、共有しています。子供が出来ないことを、悲劇と考えるのも、ちょっと、古いよね。もちろん、実際、ほしいのに出来ない、気の毒なご夫婦はたくさんいらっしゃるけれど、いまでは、作らない夫婦も多い。ベビードレス オフ白 リボン吾郎ちゃんは、ハンサムでしたよ。前の席は、堤真一さん、すごい、ハンサムでカッコよかった。竹中直人さん、チョイ悪親父は、低音で、これまた、カッコよかった。だから、いいか。でも、9000円は、高かったなあ。今回の芝居に。
June 19, 2006
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帰国して、3ヶ月が経ちました。子供たちは、4月から日本の学校に行き始め、生活も軌道に乗ったように見えました。ところが、娘が、テレビのコマーシャルを見て泣いてしまったのです。携帯電話の、家族割引のコマーシャルです。大学生になった女の子。お父さんから、何度も何度も、電話が入る。「大丈夫だよ。」「心配いらないよ。」「友達も出来たから。」「おとうさん、もう、そんなに何度もかけて来なくていいよ。ってば、」でも、映像は、いつも一人。一人で食事をして、一人で歩いて・・・でも、繰り返しかかってくる、親の心配そうな声に、大丈夫を繰り返すんです。それを見て、娘が泣いてしまいました。いい学校に入れてよかったね。いいお友達が出来てよかったね。学校が楽しくてよかったね。何度、繰り返し、そう言って笑いあったことでしょう。この3ヶ月、何度、娘はうなずいて微笑んだことでしょう。あーあ、親なんて、無力。本当は、いろいろあって、今も、いろいろあって、自信を失くして、学校に行きたくないんだろう。授業について行くのが大変で、通学が大変で、友達の輪に入れなくて、向こうでは、こんなことなかった。そんなふうに言われなかった。と、漠然とではあるが、身に沁みて異文化を感じているらしいのです。まだ、世間に出たともいえない大学生活で、こんなに消耗して大丈夫なのかしら。人間関係の大変さを、これから乗り越えていけるのかしら。何にも、手助けをしてやれない親は、一緒に泣いてしまいましたが・・・・それだけの話です。今日は。
June 15, 2006
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夕べは、”巧妙が辻”前半のクライマックス、「本能寺の変」でした。エキセントリック・天魔信長も、遂に死んでしまいました。例の、お茶会については、ドラマでは触れられず、最後に信長の所蔵であった青いお茶碗と香合だったかな?蛙の、が、紹介されていました。(参考までに、フリーページに「お茶の歴史1とお茶の歴史2 をどうぞ。)【抹茶(濃茶)】星雲 300g缶入信長の生涯については、信長公記という記録書が残っているそうですし、宣教師のルイス・フロイスも詳しく記しています。それによると、ドラマの信長とはかなりイメージが違って、中身痩躯、甲高い声で、発する言葉は、ひとことのみ。有名なのは、「デアルカ。」相槌は、ほとんど全て、この一言だったようですね。また、昨夜も出てきたこのセリフは、光秀の謀反を知った時のひとこと、「是非におよばず。」これがどういう意味か、短すぎてよくわからず、昔からいろいろ解釈されています。彼は、頭の回転が早すぎて、言葉が追いつかなかったらしい。実は、言葉の表現力が乏しかったのかもしれない。お勉強しないから。まわりは、彼の省略された本意をいかに汲み取って合わせることができるか、このスピードの勝負なわけで、豊臣秀吉のように、要領がいいことが最も気に入られたポイント。育ちがよく、おっとりしたタイプは、ついていけないんですね。たぶん。全国茶品評会受賞抹茶 小山園 天授(100g缶)さらに、信長について、想像しましょう。彼は若い頃、尾張のうつけ ”と、言われていたんですよね。しかし、それは、仮の姿だった・・・・周りの強国から自国を守るため、油断させようとして”うつけ ”の振りをしていたのだ。さて、ホントかな。曇りなき目で見てみよう。私は、とりあえず、自分の息子を見てみます。息子は、16歳、高校2年生。信長は、この年頃に、父の後を継ぎました。彼の日常は、馬が大好きで、遊び仲間とつるんで遠乗りをしたり、上半身裸でへんてこな派手な着物を着たり、茶せんマゲという、変なマゲを好み、元結を真っ赤な絹で結んだり、お城にいなさいと言われても、城下でたむろしたり、道端で物を食べたり、おじいさん家老の言うことを聞かない。勉強しない。夜更かしする。うーmm、これって、「理由なき反抗」のジェームス・ディーンと同じではありませんか?うちの息子と、おんなじ。試しに、「馬で遠乗り」を、「バイクでツーリング」に置き換えると、暴走族みたいなものでしょうか。茶せんマゲは、リーゼントか????超新鮮!美味しいできたての抹茶がいつでも飲める井六園お手前緑茶「京かおり」(350ml×24本)そして、次第に素行が修まった・・・当たり前です。信長だって、年を取ります。しかし、昔、不良だった中年は、”ちょい悪中年”になりたがるものです。新しいものも大好き。南蛮渡来のマントや、洋服、ワインなんかも愛用しちゃう。ブランド志向もあったのだ。「余は、優等生は、嫌いなんじゃ。」と、いつまでたっても、仲間意識が抜けない。どんな権威も伝統も、うざったい。尊敬しろ、なんて言う方が間が抜けた話で、ジャマなだけなのだ。信長は、平然と足利幕府を滅ぼし、延暦寺焼き討ちなどしてしまうのだが、そこには、罪の意識とか、過去の権威への挑戦とか、そういう大義名分があったとは思えないんだけど。もっと、幼い残酷さを感じます。おとなになれない男として見れば、最低のお馬鹿だったかもね。しかし、永遠の青春ヒーローでもあるね。ちょっと、イケメンでもある。かわいい男だったとも言える。【業務用】泡立つお抹茶・・・抹茶オーレ・スティック20本入×5袋新しいものが、なんでもカッコよく見えちゃうミーハーな信長は、当時、流行っていたものをいろいろ試してみた。茶道、能、キリスト教、鉄砲。みーんな、最先端の文化だったのだ。彼は、老人のいない、若者の国を作ろうとした。老人は、みんな、リストラしてしまった。戦国時代は、ひとりの若者によって、終わりを告げたのだった。そして、信長は、どんな若者の国を作ろうとしたのだろうか。それは、たぶん、経済的に豊かな国だったんじゃないかしら。2個で送料・代引手数料無料!するり抹茶一日3回美味しく飲んで腸スッキリ♪笑顔な毎日がはじま...国というより、自分がお金儲けをすることに執念を燃やし、いろいろ試したんでしょうね。自由経済都市、堺を掌握し、南蛮貿易を推進し、楽市楽座で、上納金を撤廃し、とにかく、いろいろ、試しています。戦は、部下に任せ、自分は、名物茶道具やら、異国の宝物やらをコレクションし、儲けに走り、いわゆる、勝ち組だったんでしょう。しかし、時代が悪かった。逮捕みたいな生ぬるいことでは収まらず、焼き討ちにされちゃったんですね。言葉足らずで、いらいらしていた信長、彼が、長生きしたら、どんなことになっていたかしら。着物の代わりに、洋服が一般的になったかもしれませんね。
June 12, 2006
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いよいよ、梅雨入りになるらしい。恐怖の高温多湿シーズンが、近づいているらしい。しかし、何故か、最近、天気予報が当たらないと思いませんか?毎日、雨と言われて傘を持っていくんだけれど、たいてい使わずに帰ってきます。さて、日本の湿気に対抗すべく、帰国したら乾燥機付の洗濯機を買おうと、決めていました。これなんだけどね。洗濯8.0kg/乾燥4.5kg「ジェット泡洗浄」で高い洗浄力を実現!洗濯乾燥機ナショナル NA-FV8001しかし、まだ、一度しか出番がありません。だって、早速、使ってみたところ、乾くまでに4時間もかかるんですからね。買う前に、調べるべきだった!!どうして、こんなに時間がかかるのかしら。向こうでは、やはり、電気の乾燥機でしたが、1時間もあればOKだったのに。不思議。たぶん、電気代もかなりかかっているんじゃないかしら。だいたい、4時間あれば、部屋干しでもかなり、乾くんではないだろうか?????と、いうわけで、今度は、部屋干し用の、除湿機を買いました。【ポイント10倍】象印 ゼオライト方式・除湿乾燥機水とり名人【税込】 RV-HS60-TP [RVHS60TP]【...でも、これも、かなり、時間がかかります。浴室で使うと、その乾燥にもなると言われ、一度使ったのですが、4時間使っても、生乾き。なんで?どうして?洗濯物の量が多いのかしら。確かに水は溜まるので、機能はしているんだと思うのですが、こんなもんでしょうか?冷・暖・ドライ・換気インバーターエアコン三菱 MSZ-Z40Rそして、エアコンのドライも試してみました。これも、なかなか乾かないのよねえ。しかも、部屋に洗濯物が干してあるわけで、なんだか鬱陶しい。よそのお宅は、どうやって乾かしているのかしら。結局、一晩、部屋干しするのが、一番確実にかわくみたいです。雨の季節でも、洗濯物は減りませんよね。バスタオルとか、マットとか、ぱりっとさせたいものです。何か、いいアイディアはありませんか?
June 8, 2006
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棟方志功と柳宗悦展 で、面白かったもの最近、展覧会の記録が多いです。なぜって、展覧会も、行っただけでは忘れてしまうので、こうしてブログに書きとめておくと、後でまた、楽しめるかなあ。というわけです。日記に書く気はしないんですよね。不思議なことに。さて、例によってもうすぐ終わりなので、あわてて見てきました。 棟方志功と柳宗悦展 棟方志功は、一度見たら忘れられない作風ですから、もちろん私でも知っていましたが、こうしてたくさんの作品をまとめて見たのは初めてでした。表情が豊か。字が面白い。字は、絵の一種だったんでしょうか。棟方志功「御妃尊図」限定リトグラフ柳宗悦は、彼に、白と黒の一面刷りだけでなく、裏から色をにじませる技法を示唆したんですって。それで、志功の独特の色彩が生まれたらしいです。初期の、朱の一色裏ぼかし(私の命名ですが)は、”炎”のようでした。柳宗悦手としての人間民具の中に、日本の美があると言うことを発見したのが、柳宗悦でした。民具、民芸、民話。日本の民衆の歴史に光を当てた人でした。そして、今回の、展覧会では、棟方志功の表装を担当していて、掛け軸の表装をはじめ、作品を引き立てる側にいるのでした。正直、地味な世界ですから、「お、この表装がいいねえ。」などと、びっくりするほどの素養がなく、柳先生に申し訳なかったかも。圧巻は、棟方志功の12使徒。仏教のテーマが多い志功の中で、異色のものらしいのですが、キリストの12使徒を、一枚ずつ刷り上げています。やはり、イスカリオテのユダをどんな顔に描いているか。興味を持って見ましたが、名前を変えていたのか、わからなくて残念。でも、アンデレは、可愛く、マタイは堅実。先入観かもしれませんけど、面白かったなあ。ダ・ヴィンチ・コードマニアに、見せてあげたい。柳宗理うまれるかたち柳宗悦には、立派な息子が3人います。そのうち、主婦に馴染みの深いのは、柳宗理ですよね。キッチン用品のデザイナー。かと、思ったら、いろいろ才能豊かな人なんですね。この椅子は、代表作?ですか?きれい。買いたいとは、思わなかったけど、素敵です。【税&送料無料】天童木工バタフライスツール<柳宗理>展覧会は、横浜そごうでやっています。入場券は、そごうのカードを持っていると割引があり、20万円以上お買い物をしたプレミアム会員は、無料なんだそうです。一緒に行った、いとこが無料だったので、びっくりして、私も会員になりました。20万円も、お買い物するかどうか、わからないんですけどね。ps。山頭火らーめんと、シェ・松尾のケーキセットのお昼・・・うっぷ。
June 7, 2006
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私が幼稚園に通っていたのは、かれこれ45年も前です。月日の経つのは早いもの。あの頃と、気持ちの上ではあまり変わりがないように思えるのは、まあ、幸せな人生だったからなのでしょうねえ。そして、その幼稚園の園長先生が、55年の園のお仕事から引退され、白金の八方園で感謝のパーティーがありました。もう、今年83歳になられたのですが、相変わらず美しくて、素敵な先生です。このA幼稚園は、大変、小さな幼稚園です。とにかく敷地が狭く、園庭も10mX20m位、かなあ。プールもないので、夏は、折りたたみのビニールプールが登場し、送迎バスもあありません。また、給食も、延長保育もなし。ないものばっかり。こんなに何にもないので、一時期は、生徒が集まらず、経営難に陥っていたそうです。しかし、何故か、この少子化問題を抱える今、入園希望者は願書提出に長い列を作って並ぶんですって。そこで関係者は、ここを、奇跡の幼稚園と呼びます。資生堂パーラー バームクーヘンこれは、様々な努力の結果なんでしょうが、やはり、園長先生の存在が支えだったのです。当時から、スラリと背が高く、美しい声の持ち主で、母たちは、先生に憧れてこの幼稚園をえらんだそうです。先生は、いったい、何人の卒業生を育てたかわかりませんが、一人一人の名前をフルネームで、全部覚えていてくださいます。45年前の卒業生の私のことも、OOちゃん。と、エピソード付で、覚えていてくださいます。パーティーには、200人以上の卒業生と、その母たちが集まり、先生の引退を惜しみました。昔の園の写真などスライドで見せていただき、半世紀前の自分を思い出し、ともすれば、涙がこぼれそうでした。参会者はみな、目頭を抑えている・・・ナムコ【ドイツ博覧会】!!!しかし、ご挨拶に立たれた先生は、相変わらず、びくともしない。涙なんか、まったくなし。「魔女だ、化け物だ。と言われたこともありますよ。」と、ユーモアを交えながら、しゃっきりと話していらっしゃいました。昔は、この先生の素晴らしさがわからなかった。もちろん、園児だったのですから、当たり前かもしれませんが、今、こうして、この年になって、泣かずに過去を振り返ることの、なんとカッコいいことか。。。ああ、この幼稚園に通い、先生の影響を受けたことは、私の人生にとってどんなに大きな恵みだったのだと、思ったのでした。【夢のと】5000そして、ひとりひとりに、バームクーヘンのお土産をいただきました。今朝、遂に食べ終わってしまいました。”年輪” という、バームクーヘン。
June 5, 2006
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ショコラのように甘い、rose_chocolatさんから、紅茶バトンをいただきました。今ではコーヒーも大好きですが、4-5年前までは紅茶一辺倒でした。特に、スリランカの3年間は、本当に幸せ。スプーンが立つほど濃い紅茶を1日に何倍も、何倍も。スリランカでは、基本的にはミルクティーです。高級品はみんな輸出に回ってしまうため、現地の人は、ダストと呼ばれる、葉の崩れた安い紅茶を飲みますが、それでも十分美味しいの。お砂糖たっぷり、パウダーミルクたっぷりの超高カロリーミルクティーで、私はこれで太っちゃったんです。また、日本では高い、世界3大紅茶のひとつ、ウバも、日本人にとってはリーズナブルなお値段で買えますの。オホン。日常にガブガブ、いただいちゃいましたねえ。ラッキーって、感じです。ウバ紅茶 クオリティーシーズン ディックウェラ茶園 BOP 500g袋正直言って、ウバティーは、最高です。ストレートでもOK.ミルクティーもOK.ところで、白金に紅茶の専門店があって、ウバティーを注文したんですが、薄くてがっくり。やはり、紅茶は、濃くないとね。そういえば、エミリー・ブロンテの「嵐が丘」の中にも、何度か紅茶のシーンが出てきますね。嵐が丘ヒースクリフが、暗い目をして、暖炉の前で紅茶を飲んでいます。彼は、紅茶をソーサーにあけて、皿に口をつけて飲んでいます。このシーンで、ヒースクリフの育ちの悪さが描かれている、と、言われています。確かに、ひじを上げてお皿から紅茶をすする様子は、お行儀が悪いなあ。と、思ったら、大原照子さんの紅茶の本には、昔は、紅茶は、そのようにして飲んだと書いてありました。だから、カップの容積と、ソーサーの容積は同じだというのです。確かに、古いC&Sのカップに水を入れて、ソーサーに注ぐと、ふちまでぴったりになります。レディも、こうして飲んだとは、やはり考えずらいと思うけど・・・・??中国から茶が伝わったときは、高価でしたし、薬だと思われていましたから、こんな、小ぶりの持ち手なしのカップでした。【アンティーク】【A級品】マイセン 手書きティーカップ&ソーサーふつうの汲み出し茶碗と一緒ですね。これに、持ち手をつける工夫をした人は、天才ですね。熱くても持ちやすい。私は、普段はティーバッグ党です。好きなのは、これ。濃いのが好きなので、ブレックファーストが早くて濃くて便利。これは、18世紀のC&Sです。昔は、ティーカップ、コーヒーカップ、ソーサーでトリオだったんですって。ティーと、コーヒーを一度に飲むことはないのですから、ソーサーは、1枚でいい。という、合理的な精神からだそうです。この時代のものは、ぼってりしていて、絵柄も豪華で大好きです。写真のものは、バックスタンプがないのですが、なくても十分、時代を感じさせてくれます。 紅茶には、定番、スコーンですね。スリランカでは、お国柄で、カレーパンみたいのをいただきましたが、ニュージーランドや、オーストラリアでは、デヴォンシャークリームとイチゴジャムをたっぷりつけて、肉まんみたいに大きなスコーンを食べちゃいます。ほのかに暖かいスコーンに、バターというのも美味ですねえ。では、紅茶バトン、よかったら、オールドノリタケの専門家、SIR JAPANさんと、ティーカップのコレクター、whitehuskyさんのお話を聞きたいと思っています。さて、また、一杯、いただこうかしら。
June 3, 2006
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画家和田義彦氏の、アルベルト・スギ氏作品への盗作問題を、どう思われますか?情けないよねえ。あれだけの盗作?ができるということは、描くということには、非常な才能に恵まれた人なのだと思います。しかし、独創性に自信がなかったということなんでしょうか。自分のスタイルが確立出来なかったんですね。彼を弁護している森村誠一は、本の表紙絵を依頼したり、そのエッセイの中で作品に触れたりしています。神の心音~~男の生きにくさ、平均寿命の高齢化、ストレスフルな日常―自分らしさを取り戻すための、63の処方箋。第2章 好きな人たちとの共鳴(この犇めき立つもの―和田義彦展によせて~~ そして、ニュースを見ると、和田氏に賞を贈った文化庁の鑑定眼に対する不信感も浮上していますね。役所の鑑定眼は、鎖国時代の長崎の出島では、生死をかけたものでした。日本で唯一の貿易港ですから、出島の役人は、その名も、”鑑定人”(めきき)と呼ばれ、間違った判断は、国益に関わる訳で、外国の珍しい文物に、値をつけて購入しなければならず・・・・神経を使ったことと察しますよね。この先、この盗作?問題は、どうなっていくのか、文化的国際問題に発展していくのか、単に、一人の画家が葬られるのか、気になるところです。
June 2, 2006
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小さい頃から、家に動物のいない日がなかったのですが、結婚して転勤が続き、生き物を飼うことがむずかしくなってしまいました。そのせいか、動物の出てくる本を読むと、それだけでジュワッときてしまいます。たとえばこの、ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」読んだのは、高校生の頃ですが、その後何度も読み返し、そのたびに、傑作だあ。と。うなるのです。内容は、SFです。主人公は、発明家。彼は、親友と恋人に裏切られ、仕事も奪われ、冬のコネチカチットで凍えています。彼の味方は、飼い猫の”護民官ピート”だけ。タイトルは、由来はこうです。主人公の家には、何故かドアがたくさんあります。雪に閉じ込められると、ピートは、そのたくさんのドアの向こうが、どれかひとつ、夏に通じているのではないかと、巡礼のように全てのドアを、チェックして回ることを要求するのです。ピートは、ドアの向こうの夏を決してあきらめない。「僕だって。」人生最悪の状態から、主人公は、カンバックしようと、綿密に計画を立てます。そして、大冒険が始まります。ダ・ヴィンチも、ちらっと、出てきますよ。ハインラインの小説は、古典なのに、新しいです。「人形遣い」なんかも、いいですし。それから、ポール・キャリコの「ジェニー」もいい。こちらは、本当に猫が主人公の冒険物語です。ナポレオンのベッドに寝ている、ドラ猫のジェニーは、素晴らしい女性です。昔、我が家で飼っていたお母さん猫は、全ての点で、かなりおバカでしたが、愛情深く、だんな猫と子猫たちがご飯を食べ終わるまで、自分は絶対に食べないの。そばにきちんと三つ指をついて座り、時々目を細めてじっと待っているのでした。ライオンの習性みたいね。と、感心したものでした。猫の世界の秩序は、並ではありません。そして、「長靴を履いた猫」私は、子供の頃から絵本が苦手でしたが、童話は好きなんです。その違いを説明するのはむずかしいのですが、・・写真は、マイセンのものだそうです。あんまり魅力的ではありませんね。これ。私にとっては、ですけど。私は小さい頃、この猫が、理想の男性だと思っていましたから。私も、こういう猫になりたいと思ったものです。猫の本は、いっぱいありますよね。やっぱり、独立心の強い猫が好きだなあ。それなのに、何の役にも立たない。”誇り”だけが人生よね。
June 1, 2006
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