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上海生活 残り1ヶ月を切ったので、買いたいものを買う日々である。今日は友達と、景徳鎮の陶器を購入するため、豫園や古北にある小岩堂に行って来た。 +++知る人ぞ知る小岩堂大学に留学したばかりの頃、友達に連れて行ってもらったのが最初。以後、たまに覗いて、少し買う。両親が来た時にも連れて行った。価格は安くないが、品質がいいし、何より信頼して買うことができる。お店の人は日本の百貨店と取引しているので、日本語が堪能。何度か通っているうちに、顔を覚えてもらった。(中国人は、人の顔や名前を覚えるのが得意な人が多い) +++今日行ったのは、古北店。最初は、茶器に目がいってたんだけど、どんどん 鉢っぽいのや皿に興味を持つようになった。ので、中鉢を3つ、皿を2枚、蓋椀を1つ購入。重いので、翌日自宅まで配達してもらうことにした。値段は・・・安くない。安くないけれど、日本に帰ってから大事に使う予定。良いものを日常に使うのが、いいよね。◆小岩堂豫園店:豫園広場内 華宝楼地下1階古玩市場117座 古北店:水城南路51 宝石公寓20号202室 土曜定休(普通のマンションなので、呼び鈴を鳴らして開けてもらう) ◆帰るまでに買いたいものリスト(今のところ)・景徳鎮 ・・・クリア・中国映画&ドラマのDVD・中国語小説・二胡&フルートの譜面・オーケストラのスコア(安いので)・二胡&フルートのCDやDVD・演奏会用のチャイナ服(チャイナドレスは買わない)いっぱいあるな~忙しいな~買えるかな~
Jun 29, 2007
いま、外は土砂降りの雨。横殴りの、大雨になっている。空も黒い。まだ昼間なのに。 +++ぼーっと眺めていたら、始めて上海の梅雨を体験したとき、スコールみたいだ~南国みたいだ~ って思ったことを、思いだした。日本みたいに、ずーっと じとじと降っている・・・というよりも、ドシャーっ と降って、けろりと止む。ってパターンが多かったように思う。だから大雨に降られてずぶ濡れで語学学校に行ったら「どーしたの??? そんなに大雨なの?」みんなが窓の外見るんだが、既に止んでる・・・なんてこともあった。でも去年の梅雨は、雨が少なかったんだよね。確か。で、今年もなかなか降らないな・・・って思ってたんだがよりによって今日、土砂降りの雨。 +++今日は夕方から、Nさんとビールを飲む約束をしていて、これから浦東に行く予定。なので、早めに家を出て、福州路で本を買おうと思っていた。しかし、この雨だ。せっかく買った本が ぐちゃぐちゃになっちゃう。大量に買おうと思ってたんだが、こういった日は、本なんて買わない方がいい。ワタシの血液型は O型だが、本なんかには細かい。ちょっと折れてたり破れてたりするのが、嫌なんだよね。だから暑い夏の日に、車で出かけるとき、車内に本を置きっぱなしにすると、本がヨレヨレになるのが許せない。楽譜なんて、車の中に入れっぱなしにして置くとさ、ぺっこんぺこんになっちゃんじゃない?あれが許せんのですよ。だからさこんな雨の日に本を買っちゃダメなんだな。って来週の「引越し見積もり」に合わせて買おうと思ってたんだが「もっと本は増えます」って言うしかないよね。というわけで早目に家を出ずに、ブログを書いている。 +++しかし・・・ワタシは最近、雨女なのかもしれない。上海に来てから、とても親しくしていたMさんと最後の食事をした日だって、大雨だった。これはタクシーを捕まえられないね。近場で食べようか・・・って話になって、ほんと 近場で済ませちゃったんだよね。残念なことに。今日の雨は、いつまで続くんだろう。梅雨だから仕方がない。でも 土砂降りは避けたいよ。週末は特に。だってさ~杭州に行くんだよ~・・・とほほ~これをUPした後に準備して、しばらくしたら家を出ます。常新さんところで作ってまだ袖を通してないワンピースをほんとは着たかったんだけど天気が悪いので、いつものジーパン履いてます。タクシーはもちろん捕まらないので、電車に乗って行くことにします。速いし確実だしね。雨が少しでも小ぶりになるといいんだけど・・・こんなんじゃ、今日の外灘の夜景は、イマイチなんだろうなぁ・・・・・・とブログを書いてる最中に、雷が遠くなって行って、雨が小ぶりになってきた。しかも、空が明るくなってきたし。もしや・・・このまま 止む?あり得るな。上海。では準備に取り掛からなくては
Jun 28, 2007
ブログってもんを始めて2年が経つんだが最近、この「楽天」でブログを書き続けるのが、どーも・・・・な気持ちになってきた。簡体字が表示されないし、インポート&エクスポートできないし、バックアップも取れない。なので、是非 ブログを引っ越したいと考えている。でも すっかり無くすのもどうかと思うんで、日本帰国に合わせて ・二胡(+音楽関係) ・中国語って 分ける予定だ。分けた方が見やすいだろうしねんで、ここのブログは「上海を思い出して書く」カンジにしようかと。そんなこと考えてたら、無性にブログの引っ越し作業をしたくなってきた。今日、本当だったら二胡だったんだけど急きょレッスンが無くなったので、ワタシの午後の時間がフリーになったのだぁ~ってじゃぁ 家事をやれ~ って? +++ブログは運営会社によって機能が異なる。ずっと前に、ここ以外に何箇所かで開設してみたが、ログの移動が面倒なんて、放っておいた。で、つづけて楽天ブログを使ってきたんだけどやっぱりね、書いた記事のバックアップを自分のPCに取ることができない っていうのは 致命的ではないかと。だってねもし楽天のサーバーがオシャカになったらこつこつ書いてきた記事が全部パーになるんだよ。いやじゃん。そんなの。運営先によってはいくつかの共通な形式を使っていて、そういう場合はインポート&エクスポートが楽にできる。でも楽天には、無い。画面に表示させて、コピー&ペーストするか??2年分、600を超えてる記事をそんな コピー&ペーストなんで やりたくない。のでwebを彷徨って 方法を探る。できそうで、できない。 +++で、いくつかツールを使ってみたりしている。面倒くさい。非常に、面倒くさい。こりゃ~ 過去の記事を捨てて新しいところに行こうかな~とにかくブログの引っ越し作戦は つづく
Jun 27, 2007
上海生活もどんどん残り少なくなってきた。あと1ヶ月ちょっとなんだな。帰国準備をしていかなきゃならない。来週には、引っ越しの見積もり。見積もりのことで運送会社に電話したら見積もりの前に、不要な物を捨ててください。だって。不要なものねぇ。引っ越し荷物を詰め込む直前にやろうと思ってたが見積もりのときに無くなってる方が、正確な見積もりが出せる。当たり前の話だ。ってことは持って帰りたい物も見積もり前に買っておく方が、良くない? +++引っ越し荷物は、船便と航空便。ダンナの会社の規定では、航空便は 2人で5箱で、残りは船便。だから、本とかDVDみたいな重かったり、かさ張ったりするものは、船便に入れたいワケ。んで、こりゃ~ 見積もりまでになんとか 本やら楽譜やらを買わねばな~楽譜とVCDは、先週に少し買った。でも、もうちょっと欲しい。陶器も買わなきゃ。これは 今週の金曜日に買う予定。で、あとは「中国語の本」と「中国のDVD」 +++「中国語の本」で買う予定なのが、「勉強を続けるための本」と「小説」今まで、様々な本を買ってきたが、その殆どが「今、使いたい本」だった。だけどこれからは、「将来使う予定の本」を買わなければ。日本で買うと高いし。そんなわけで、以前ワタシが通っていた中国語学校で、中級クラスに使われているテキストなんかを買おうかと。(喋る機会を得るために、教室には通おうと考え中)あとは~HSK高級の問題集なんかかな。HSKの内容は変わっちゃうんだけど、まぁ とりあえず買っておこうかな~って思っている。あとは辞書。成語故事や俗語の辞書を買おうかと考え中。 +++それから「中国語の小説」を買いたいって思ってたんだよね。中国の作家の小説とか、日本の作家の翻訳ものとか。今週、福州路に行く予定だったんだけど、今日、語学学校の帰りに、港匯広場の新華書店に寄ってみた。上海で中国語を始めたばかりの頃、この本屋で、中国語に翻訳された小説をみつけたりして喜んでたっけ。中国語に翻訳された日本の漫画を見つけてこれまた 喜んだりしたっけな。これからは、持って帰るものを買わなければならない。何買おうか。買って、結局読まない・・・ってなるより、「読んでみたい」って本を買うべきだな。うーんそして買った本が村上春樹 ?威的森林村上春樹 海辺的?夫?村上春樹 天黒以後江國香織 東京塔夏目漱石 こころ王海? 中国式離婚 +++ワタシは別に、村上春樹が好きなわけじゃないが中国で人気があるから、翻訳もよく出来てるんじゃないかな? って買った。東京塔って「東京タワー」のことだけどリリー・フランキーの方じゃない。念のため。夏目漱石は・・・まぁ なんとなくね。んで中国の作家は、「中国式離婚」だけ買った。これって、ドラマがあるから、本を読んでDVD見たらいいかな~ って購入。ちなみに、翻訳の完成度は、翻訳家によってかなり違ってくる。以前の老師に聞いたところ、「外国文学を買うなら、上海訳文出版社がいい」とのこと。で、探してみたんだが、よくよく見てみると日本の小説は、「林少華」が翻訳したものが非常に多い。ほかにもいるんだけど、圧倒的に多い気がする。(港匯で探したからなのかな~。ちなみに東京塔は違う人)だからまぁ出版社が違ってもいいかな~って 適当に買ったんだが出版社が違うと、編集者も違うからたとえ翻訳者が一緒でもやっぱり完成度が変わってくるんだろうか・・・?でも、これを読むのは、日本に帰ってから。今は気にしないでいいや。日本に帰って、落ち着いてから少しずつ、読んでいこうと思っている。
Jun 26, 2007
22日の金曜日、中国でも超有名な王老師の「二胡試験の講義」に行ってきた。二胡友Yちゃんからのお誘いだ。当日会場で、このブログを読んでくださっているTさんとも合流。さてさて・・・ +++夜7時15分開始だったはずだが、始まったのが、7時半すぎ。良くあることだ。こんなことでは驚かない。予定では9時くらいに終わるらしい。。プログラムを見ると・・・3級~10級の課題曲をピックアップし、それぞれを解説してくれるらしい。さらに、課題曲ではないが音大の"優秀な学生"たちによる模範演奏 ってのもあるようだ。そっか~ どんなんかな~ 楽しみだ~檀上に演台が設置されている。王老師がそこに座り、音大生6人と一人の先生が舞台に並ぶ。まずは彼らの紹介から始まった。1年生から研究生まで。みんな王老師の生徒たち。紹介が終わると、さっそく講義が始まった。が曲の講義の前に、王老師が延々と喋ったのが・・・試験への心構え とか。座ったら、静かに気持ちを準備して、そして弾き始める。パッと座って弾き始め、終わったらパッと帰る・・・・なんてしちゃダメですよ。試験を受ける子供たちとその親に向けて話しているのがわかる。会場には、二胡を習ってる子供たちとその親も沢山いた。があたりを見回すと、なんだか二胡とは無関係なオッサンも・・・そう。この講義は無料なのだ。だから、「タダの演奏会」って感じで、どうやら近所のオッサンやらオバーチャンやらが見に来ている。だからま~ べっちゃくっちゃ べっちゃくっちゃ ウルサイってば。みーんな 勝手に雑談している。聞いちゃいないんだな。王老師は、熱心に語る。二胡を持つ姿勢のこととか。立ち上がり、舞台を歩き回り、オモシロトークを交えている。風邪をひいてるらしいんだが、上海訛りで そりゃ~もう喋る。・・・・・ってまだ課題曲の解説に入ってないのに、「学生の紹介と試験準備の話」で既に1時間近く経っているんだがこれ、何時に終わるんだ?? +++ひとしきり喋り倒した後、3級から始まった。大体が「この曲は、ここをちゃんと練習しろ」ってな感じ。見たところ、試験用のVCDで言ってる内容と変わらないんだよね。ワタシは試験曲集を持参してたので、ちょこちょこ譜面に注意点を書いていったが、言ってることが さほど目新しい内容ではなかったので、途中からは適当に聴くことにした。でも、王老師が 曲のさわりを弾いた時はやっぱ違うんな~王老師だな~ とホレボレだが、どーも喋りが多い。ってゆーか、長い。時間はどんどん経過する。とうとう8時半を回ってしまった。・・・って ここ9時までじゃなかったっけ??課題曲解説の後、8曲の演奏がある予定なんだが、全部できるんだろうか??? +++学生たちの演奏が始まった。1人目は、ヴァイオリンの名曲サン=サーンス 序奏とロンド・カプリチオーソこれを、伴奏なしで、二胡で演奏したんだよ。当然、曲の中では、弦が休みで伴奏のみのパートがあるんだが、観客のオッサンたちは、こんなクラッシックの曲を知らないから、伴奏パートに入ったとき、拍手しようとする。それを遮るように彼女が二胡で入ってくる。ワタシと言えば曲を知ってるだけに、かなり苦痛だ。休みの拍をちゃんと取らずに二胡が入ってくるから。ワタシは頭の中で伴奏を鳴らしながら、彼女の演奏を聴いていた。だから、伴奏のときは伴奏をイメージしたい。しかし、奏者はそんな「休符」を、すっとばして弾く。情緒も余韻も無いんである。ヴァイオリンの曲を二胡で弾くのは大変だ。だって、弦が2本しか無いのだから。高音域になると、ヴァイオリンよりもずっと高速でポジション移動しなくてはならない。そんなわけだから、すごいテクニックを持っているんだろうとは思う。でも、後半は集中力が切れたのか、音程が悪くて気持ち悪かった。そしてこの曲を無伴奏で弾かされた彼女を、気の毒に思った。 +++ほかの学生は、二胡の名曲を弾いた。二胡の曲は、やはり二胡に適している。音色の違いとしては・・なんだか女性の方が力強い音だった。男性奏者の方が、なんだか音がヨワヨワしい。繊細な演奏なんだけれど、ちょいと女っぽいような・・・先日のR老師の演奏会でも思ったんだが、やっぱ中国では女性の方が強いから、演奏にも出ちゃうんだろうか?そういえば。。。著名な曲が流れると、観客のオッサン&オバサンが歌い始めるので、非常に参った。「二泉映月」が最後の曲だったんだけど舞台の二胡の音とは違う微妙な音が聞こえてきたので「さすがに副教授ともなると、音に倍音が多いのかな・・・」って思ったんだがよくよく聞いていると、音の出どころがワタシの後方。オバサンが歌ってるのか! って いい音程じゃん(笑) +++結局、この講義&演奏会は、10時近くまで行われた。長いよな~でもまぁいい経験になった。学生たちの演奏も、なかなか良かったし。ワタシがこんな曲を弾けるようになるのはいったい いつなんだろう・・・なんて考えながら3人で遅い夕食を食べに行ったのでした。
Jun 25, 2007
蘇州は水郷の街。なので、水郷を船で・・って話になった。南門の波止場に直接行って、値段を聞いたら小型船で水郷1周が2人で200元工事中で1周できないような気がするんだが・・・まぁ とりあえず乗ってみたかったので小型船をチャーター。水郷と言えば「周庄」周庄に行ったときは船には乗らなかったので、まぁ どんな感じかな? って乗船。河は、汚い。バンコクでも船に乗ったが、おんなじくらい汚い。とても子供が川遊びできるような川じゃない。なのに、地元住民は、みーんな川で洗濯をしていた。この川で。こんなに汚いのに。そういえば バンコクでも洗濯してたっけな・・・船は「虎丘」まで行って、戻ってきた。景色は・・・バンコクで「水郷に住んでる人たちの生活」を見てたからか、残念ながら、想像の域は出なかった。でも「体験」としては良かったんじゃないかな。綺麗にされた観光スポットだけじゃなく、地元住民が椅子に座って休んでたり、洗濯してたり、水浴びしてたりそんなのを、玄関からじゃなく、台所の窓から屋内を眺めるようなモノだから。河から眺めた彼らの生活はなんだか生々しく、エアコン無いみたいだな虫が多そうだななんてことを考えながら、狭い水路から眺めていた。 +++蘇州には「世界文化遺産」がいくつかあるというので、それらをメインに歩くつもりだった。だがその多くは「庭園」だ。建物があって 池があって 歩道があっていくつか見たが勉強不足で臨むと、どれもみんな変わらない。こういったモノが好きな人でなければ、さして「行って見る価値」というのは無いんじゃないか?なんて思ってしまったりした。お寺を見たりしても、これといって「おぉ~っ」と思わない。何故か?やっぱ、日本人だからか。欧米人なら「おぉ~ なんてオリエンタル!」って思うだろうが日本人が見ると 「寺は寺だな~」なんて思ったりして。中国の色は見えるが、共通点があるだけに新たに感動・・・というワケにはいかないみたいだ。まぁ、上海に2年住んでて中国っぽい風景に慣れてるのもあるんだろうけど。(ローマやパリでは感動したからさぁ・・・)神社仏閣が好きな人にはタマランだろうけどワタシとしては鎌倉の方が好きだな・・・ なんて思ったり(笑)やっぱり「うーん。さすが。日本とは違うな~」って感想を持つには、もっと違う地方に行かなければダメなのかもしれないな・・・好みと興味を持つポイントの問題かもしれないね。 +++蘇州料理と言えば魚を揚げて甘酢あんをかける「松鼠桂魚」。これを2度食べてみた。土曜の夜と、日曜の昼。どちらも「有名店」と言われるところで。上海に来てから、中華料理を食べに行っても、魚を食べないようにしていた。川魚が苦手なことと、あんまり鮮度を信用できないってことで。でもせっかく蘇州に来たんだから、と 食べることに。注文する人が多いから、回転が速くてきっと新鮮なんだろうしさ。結果は・・・ 味付けのお陰で臭くないかも。わりと食べれるかも。もともと酢豚が好きだし。他にもいくつか注文したが、「水道水の匂い」に比較的敏感はワタシは食べられないものが多かった。麺なんてテンでだめ。暑くてバテちゃって、食欲もあんまり無かったしね。。。 +++日曜の昼。蘇州の、とあるレストランで食べていたワタシたち。突然ダンナが中国人で食べ方って汚いヤツって多いよな。見ると食欲無くすよ。特に・・・・アイツは すごいよ。って言うから振り返ったら、そこにはお店で買い物したときにもらう、ビニール袋の中になにやら レンゲをつっこんで中のスープらしきモノを飲んでる男性・・・・スープが ビニール袋に? 何故????ずーっと飲んでいる。ビニール袋に顔をつっこむ勢いで、飲んでいる。あれは・・・朝、どこかで食べ残しを持ち帰って来たんじゃないか???食べ残しを持ち帰る風景は、ちょくちょく見る。たくさん頼んで食べ切れないと持ち帰る人は多いのだ。ワタシも2回持ち帰ったことがあるが、持ち帰ってから家で食べたのは1度だけだ。(園苑の紅焼肉)しかしスープを持ち帰る人なんて、見たことない。しかもスーパーやコンビニの、あの白い袋だよ。あれに直接、何らかの液体が入っているんだよ。しかも、パンパンに・・・飲み終わった男性は、ビニール袋を丸めて、汚れた皿を乗せてあるワゴンに勝手に乗っけていた。あの中身は なんだったんだろうね。彼らのテーブルには、食べ切れそうに無いくらいの料理が並んでいた。 +++そんなわけで 蘇州へ行って来た。1泊2日だったが、蘇州はそんなに大きい街じゃないし、あまり遠いところにも行かなかったのでかなりのんびりと歩いてきた。(暑さにやられて、横着で適当な観光だったんだけどね(笑)上海からなら、日帰りでも十分楽しめるんじゃないかな。チケットさえ取れれば、片道35分だしね。意外に気軽に行けるから、上海在住なら やっぱりお勧めだね。蘇州観光は。そうそう。帰りのバスは、1時間半くらいだった。高速道路上に故障車が止まっていたため、大渋滞したけどまぁ ほかは至ってスムーズに帰ってこれた。でも、比較的きれいなバスだったし良かったよ。ただ・・渋滞中通路挟んで隣の席の中国人男性がおもむろに 桃を取り出し、ペットボトルの水で洗って・・・皮をむかずに丸かじり。もちろん席に座ったまま。床に水を垂れ流して洗っていた。 びっくりだ。食べ終わったら、またペットボトルの水で手を洗っていた。水を垂れ流して。ワタシは笑いを堪えるのが必死・・・(笑)観光地だけじゃなくこんな風景を見ることが、面白かったりするんだよねえ。
Jun 24, 2007
一泊二日 蘇州の旅。ダンナが手配した切符には「動車組二等座」って書いてあった。以前は普通の「火車」の「軟座」だったんだがどうやら今回は上海駅から「CRH和諧号新幹線」に乗ることになるようだ。チケットを買うのは大変だった。「上海-蘇州」で買えなかったので「上海-昆山」「昆山-蘇州」と2枚にして買ったのだ。時間は35分ちょっと。ずげー早い。座席だって新しいから、綺麗だし広いし火車では、車内販売じゃなくてお湯の入ったやかんを持った小姐が歩いてきたが、「和諧号」では、ちゃんと車内販売のカートがやって来た。まるで日本の新幹線のように。あっという間に蘇州に到着したが、蘇州駅の周りはあちこちで大工事。埃っぽいし、歩きにくい。帰りのチケットが無いからすぐに「上海行き 長距離バス」のチケットを買いに、蘇州汽車北駅へ向かう。せっかくらんさんにコメントをいただいたがダンナが知り合いの中国人から「徒歩5分」と聞き、そこで喧嘩になる。「三輪タクシーに乗った方がいいって。」「いや。徒歩5分って言ってた。」結局、徒歩でバスターミナルへ。。。5分じゃ着かないじゃん。「24日(日)16時20分発 上海南駅」無事にバスのチケットを購入。後でわかったことだが、バスのチケットは、当日に買わなくて正解。日曜の夕方、空調のきいてないバスターミナルは人の海で、座る場所も探すのが大変で、チケット売り場も長蛇の列で、非常に体力的にしんどかった。 +++杭州行きを来週に控え、今週に無理やり蘇州に行くことにしたのは、「もしかしたら梅雨の前に行けるかも?」って思ったから。案の定、土曜の夜に少し雨に降られたが、日曜なんて、日焼けが気になるほどの天気だった。汗だくになりながら、観光地をめぐる。上海で路線バスを愛用しているワタシとしては、当初できる限りバスを利用したいと考えていた。だが!バス停で待っていても 空調バスの少ないことと言ったら・・・確かに空調バスはある。でも、「行きたいところに向かうバス」を待ってるとそれが空調じゃない確率は、8割以上だ。もうバスの中は熱風だし、ローカル色は強いし。上海でも、かなりローカル感の強いバスに乗っているワタシだが蘇州のローカルなバスには、ちょっとビビった。だってさ、ドアやら窓やらに 何か「格子状」のモノが付いてるからなんだか「拉致される車」とか「捕虜を運ぶ車」に見えるんだよ。結局、適度にタクシーを利用しての観光。(初乗り10元!)が、空調を入れたタクシーも暑かった。車が古いからなんだろうな・・・ +++今回は「蘇州シェラトン」に泊ったんだが、繁華街から離れているし、繁華街から帰るバスが「捕虜バス」だったので、なんだか 場所はイマイチだ~ とは思ったが建物の感じは さすがに「蘇州っぽさ」を出しているのでまぁ 悪くないかも。。。しかし サービス というかレストランの従業員の接客態度なんかが悪い。着いた日に昼食を食べたんだけど、座って1時間経っても、全部の品が出てこない・・ってゆーか1品出るのに10分ずつ掛ってるし・・・飲茶なのに~ 点心なのに~ なぜ~っしかも、出てきた点心は全部ヌルイ。客はワタシたちを含めて10組くらい居た。が、誰も文句を言ってるように見えない。ワタシたちが気が短いの? 彼らが呑気なの?上海で「接客態度がなっとらん!」と怒ることがあるがホント 上海の方がずっとマシで、進んでいて、そして ずっと綺麗に見えた。上海しか知らないと言うことは、「本当の中国を知らない」ってことだよなぁそういった意味でも、蘇州に来てみて良かった。
Jun 23, 2007
発音に取り組んでる最近、会話でも、改めた発音を取り入れられる様になってきた。でも授業が始まってすぐは、老師曰く 昔の発音に戻る んだそうだ。で、老師の発音を聴きながら、テキストを読み、ようやく 正しい発音で喋れるようになっているんだそうだ。正された発音をまだ自分のものにできてないんだよね。家で音読する量が足りないんだろーな。家で音源を聴く量も足りないんだろう。そしてひとつひとつの発音が良くなっていくと、滑らかに喋れないことへの不満がでてくる。老師が、じゃなくてワタシが自分に対して 不満に思うんだな。でもこれは、音読量に比例するからもうちっと読まねばな。もうちっと喋らねばなぁ。 +++最近気づいた「できない音」の一つが 「ou」日本語の「おう」とは違う。もちっと英語に近いらしい。「o 」の発音は、日本語より口を開けるので 口の形は、ちょっと「あ」に近くなる。「u 」の発音は、日本語よりもずっと、口をすぼませる。 結構「u」ができない日本人って多いんだよ 日本語の「う」って、口の形が中途半端なんだよね。日本語の「おう」を元にすると、「お」と発音するときに、もっと口を開けて「あ」を意識しきちんと口をすぼめて「u」 ou ou ou ou ou .... 后(hou) 走(zou)口(kou) ...ワタシは老師に言った。an や ang は、できてないって思ってたけど、まさか ou を注意されるとは思ってもみなかったよ・・・すると老師は、大体の発音はいいのよ。今注意しているのは、本当に細かくてささいなこと。でも、これを直していくと正確な発音になるよ。正しい発音を目指して読む。読めば読むほど、難しい。今まで、適当に発音しちゃってたんだな~発音矯正は続く。 +++そうそう。今日、語学学校の事務の方に呼び止められた。「★makiさん、2時間分、余ってるんです。」は???どうやら、授業計画を計算しなおしたら、2時間足りなかったらしい。って7月6日で終わりって思ってたのに。後半は2時間授業をしようと思ってたのに。7月に入ったら、船便の荷造りやら何やらで忙しくなる。どうするかな。2回分の授業を、2時間から3時間にするかな。いや。1回増やそう。ってことで7月10日が最後の授業になった。あぁ~ その頃忙しそうだな~ +++ところが忘れてたことがある。8時間分の「グループレッスンの振り替え」が残ってるのだ。・・・・8時間も?いったい・・7月は忙しいんじゃないの??とにかく引っ越し荷物を見積もって、船便を出す日を決めないとそんな 8時間のグループレッスンなんてさどっこにも振り返られない。無くしてもいいんだが もったいないし。かといって、忙しいのに、望まない授業に参加してもしょーがないし口語クラスで新しい友達を作ろう・・・とは思わないしどうすっかな~・・・ってことでそんなのは保留だ。優先順位は低いのだだが そろそろきちんと帰国計画を立てないといかんようだ。
Jun 22, 2007
上海生活のリミットが近づくにつれ、中国国内の旅行に行ってないことを悔やむようになった。上海に来る前は、「桂林」に行きたかったし「万里の長城」はハズせないな! ・・と思ってたんだが実際には、とても国内旅行へ行こう・・って気にはならなかったのだ。 +++ワタシが上海に来てから約4か月の間、ダンナはしょっちゅう中国国内へ出張していた。期間は1週間とか2週間とか ちょっと長め。だから 右も左も全く分からない頃、ダンナを頼れず独りで一つ一つを乗り越えてきた。(その頃お世話になったお友達の皆さん、どうもありがと♪)夏が終わる頃、やっと上海で落ち着いた生活を始めることができたが、ワタシも大学に留学して、日々忙しくなってきたダンナも、仕事のストレスをテニス等で発散したいワタシたちは「なるべく普通に。なるべく日本と同じように」ってカンジの生活を送るよう、心がけた。上海生活に慣れるのに、精一杯だった。日本と同じペースで生活し、仕事をし、趣味をし、そうやって、異国のストレスから逃れようとしていた。だから 外食もどんどん減っていったし上海を観光しよう・・って話も出なかった。ましてや、上海以外の中国へ旅行に行こう・・・なんて全く話題にあがらなかった。平日中国人と接して仕事をしているダンナ。平日中国人と接して家事&留学生活のワタシ。たとえ長い休みがあっても、「中国を脱出しよう」ってことばかり考えていた。ホントはさ最後の1年で、北京や桂林程度は行けるかな?せめて蘇州や杭州くらいは行けるだろう・・って思ってたんだよね。ワタシ。ところが突然帰国することになっちゃってさこりゃ~ あんまり遠くには行けないそってゆーか近くでも行けなかったりするかも???と焦り半分、諦め半分 +++もう仕方がないか~ と思ってた矢先、ダンナが突然「杭州に行こうか」と言い出した。ワタシがずっと、「杭州か蘇州に行きたい」と言ってたからだ。おそらく日本に帰ってワタシが「あ~ どこも行けなかった!! 」と悪態着くだろーなー と予測してのことだろう。ダンナにとっては危険回避なんだろうがでも嬉しい。その後、杭州への旅行計画は、二転三転。仕事・・体調・・・両親の訪中・・・・やっと 「7月1,2日の1泊2日」って日程が決まりいや~ とうとう上海以外のところに行くのねぇ~って思ってたら3日前ダンナが突然言い出した。週末に蘇州にでも行く? +++蘇州旅行。最初は、今年の春ごろ友達のMちゃんと行く話をしていたんだが、彼女も上海を離れることになり、計画が無くなってしまっていた。蘇州行きは、もう一人Nさんも誘ってくれたんだけど、Mちゃんと行く予定になってたから断っちゃったんだよね。んで Mちゃんとの計画が無くなった後声をかけようか でも失礼か・・・・・と うじうじしていたワタシの様子を 見るに見かねたダンナが「蘇州行き」を言い出したのだった。イイヤツだな。ダンナ +++でも こんなに突然蘇州に行こうってったってさノープランなんである。とりあえず火車のチケット取って、日帰り?なんて色々検討しようと思ってたらさ今回の「蘇州」と「杭州」はダンナが何故か手配しようとしてくれている。我が家の旅行はいつもワタシが計画を立てる係なんだけど・・いやいや。ありがたや~なので ダンナにお任せ。 +++車チャーターして行ってもさ結構な額がかかるんだよね。だからさ土曜の朝、ゆっくり電車乗って行って、一泊して、日曜の午後、早めに帰ってくればいいんじゃんなるほど。そういう計画ですか。昨日ダンナは仕事の合間にチケットの手配を試みた。だが会議やら会議やらで忙しいダンナ。退社時間近くになって、「行きのチケットは取れたけど、帰りが取れてない」ってことを知った。ってホテル予約済みだぞ!行きのチケットだけあるぞ!でも帰りのチケットが無い。いざとなったらさ、バスで帰ってくればいいよ。と、ダンナ。正にノープラン。 +++明日、蘇州に行く。現時点で帰りが電車になるのかどうか、まだ分からない。そしてどこから上海行きのバスに乗るのかも。何にも調べていない。これからちょっと調べるかな・・・なんとかなるか?なんとかなるんだろう。きっと。って夕方から用事があるからさ~今夜遅くなるんだよ。ワタシ。出かける前に、準備しとかないとヤバイだろうな明日、何時の電車だったっけな?
Jun 22, 2007
お昼を食べようと今日の昼、二胡友だちのYちゃんと会った。最初は 普通の日本料理屋に行こうとしたが暑くてバテバテなワタシたちは、「うなぎを食べよう!」と、バスに乗った。以前行ったことのある「増喜亭」に行ったのだが・・・焼肉屋になってた・・・ がーん。ひつまぶし食べたかったのに~上海ってホント 店の出現&消滅が早いよなぁいつ無くなったんだろ・・・でも 諦めきれないので再びバスに乗って、別の「うなぎ屋」で 夏バテを吹き飛ばす鰻重をほおばった。 +++食べて喋って、満足したワタシたちは、二胡関係の譜面やCDを買いに イ分陽路へ。ワタシもYちゃんも、7月末で本帰国。買っておかなきゃならないモンは どんどん買わねば。いつも行くのは店先に白い犬がいるお店。ここはちょっと安くしてくれるから、嬉しい。でも そんなに多くの種類を置いてるワケじゃないんで、もう1軒行くことにした。天天なんとか って店。名前は覚えていないや。ここには色んな種類が置いてある。時間を忘れて物色し続けてたら「カードを作ったら安くなるよ」ってYちゃんがお店のオニイサンから声をかけられていた。10元でカードを作れるらしい。今までは、カナリ沢山買わないとカードを作れなかったらしい。ラッキー♪ノートに名前なんぞ記入し始めたんだが住所や電話だけでなく、「専門」も書かなきゃならないと。専門???二胡かフルートか? どっちが専門??今は二胡だな。フルートのがレベルは上なんだが。とにかくカードを作り、無事お買い物終了。 +++今日の戦利品は二胡の曲集4冊 二胡のVCD4つ。CDを買うつもりが、結果的に全部VCDになった。日本に帰って、さて あの曲どやって弾くんだ!?ってときに、きっと活躍してくれるだろう。音楽をかけるのに映像がついてるときっと嬉しいだろうしさホントはDVDで欲しいんだけどまぁ これは仕方がない。これら二胡のVCDはもちろんコピーの偽者ではないので、結構高かったりする。4枚入りで80元とか90元とか。これでも日本と比べるとカナリ安いんだが上海物価に慣れてしまったワタシにはすげー高ーいっっっ ・・と唸ってしまい、買うのを躊躇してみたりして(笑)でも残り時間は多くない。後回しにしたら、いつ回ってくるか分からない。ので吟味して買いたいモノは、買うことにしようと思う。二胡や中国語関係で、日本に帰ったら手に入れるのが大変なもの。これを何とか持って帰りたい。散財するほど買う気はないが、まぁ 満足するまで買っておこーっと♪だって船便を出すまでもう1ヶ月をとうに切っているのだから。。。。。 +++ちなみにワタシは「ピアノ伴奏譜」がついてる二胡の曲集を探したんだが、どーも少ない様子。クラッシックの編曲モノならあるんだけど中国の古典では少ないんだよね。日本に帰ったらピアノ伴奏してもらって、中国の民俗音楽を弾こうと思っているんだけど・・・おまけにフルートと一緒に吹きたいって思ってるからさ二胡 フルート ピアノ って譜面が欲しいのだが見当たらない。当たり前だろうが。やっぱ、フルートデュエットで代用するか、ヴァイオリン&フルートで代用するかってことになるんだろうが中国の音楽をやりたいって思っているんだけどな・・もう少し探してみるつもり。
Jun 21, 2007
日本でフルートの先生についてたときレッスンは大体2週間ごとだった。2週間くらい間を空けないととても曲やエチュードをさらえない。何故なら、曲が難しくて長いからだ。週に3回や4回練習したって、ぜーんぜん足りなかった。 +++上海で二胡を始めて1年半。(といっても休みが多いから、全部で1年分も無いんだが)賽馬をやってた後半くらいから、週に3回の練習じゃ足りないぞ・・・と思うようになってきた。ブログでは、一見熱心に練習してるように見えるだろうが大体ワタシは 毎日練習をしてた・・・ワケじゃ~ない。実態はこんな感じなんである。レッスンが水曜だから木曜 昨日レッスンだったし おやすみ金曜 思い出したらやる。でも用事あること多し。土曜 ダンナがいるときは弾かない。殆どやらない日曜 ダンナがいるときは弾かないので練習したことない月曜 夕方に思い出して弾き始める火曜 用事が入ること多し。でも夕方弾き始めるこんなパターンでは、当然練習不足だよなーっ。一番燃えてた時期。。。今年の2月から3月くらいかな。この頃は、週に4,5回練習してたんだが最近は、やっぱ2回 多くて3回・・・・・少なっこんな風に、かなりタラタラやってるワケだからさエチュードが進まないワケだようーん真面目にやってたら・・・もっと・・・ま~ 今さらしかたないが。んでさ今は「空山鳥語」と「月夜」をやってるんだがこれって簡単な曲ではないので、最近じゃ、さすがに「練習時間が少なすぎる!」って思っている。前回のレッスンより進歩してるって言えば進歩してるだろうでも小さな一歩だ。もう少し取り組み方を考えねば・・・・もったいないぞ。・・・気づくのが遅っ +++ワタシは老師からD調(ニ長調 D-dur)の2オクターブで音階練習をするようにと言われている。イワユル基礎練習。管楽器で言うところの「ロングトーン」だ。1音を8拍ずつ (ゆっくり)ドーー(8拍) レーー(8拍) ミーー(8拍)と上がって下がる。4拍、1拍、でこれを弾いたあとドレ ミファ・・・と 8分音符でドレミ ファソラ・・ と3連符ドレミファ ソラシド ・・・ 16分ドレミファソラ シドレミファソ 6連符ドレミファソラシド レミファソラシドレ 32分なんてことをやっている。これを始めてもう1年以上になるが今まで老師に聞いたことなかった質問があった。ので 尋ねてみた。「メトローム、使った方がいい?使うならメトロノームの速度、どれくらい?」フルートのとき、長く音を伸ばす基礎練習では、四分音符=60だった二胡では、ときどきメトロノームを使い、ときどき使わないでいた。ワタシの質問に老師は練習曲ではメトロノームを使うべきだけど基礎練習では使わないでいい。これは速度に合わせて弾く練習じゃなくて、「弓」と「正確な音程」のための練習だからよく鏡を見て弓を確認し、音を良く聴いて弾いた方がいい。とのことだ。なるほどね。きっちり速度に合わせるのにはエチュードがあるもんね。もっと 「弓」とか「音」に向かい合って基礎練習をすべきなんだな +++基礎練習の後半に、ドドドドレレレレ・・って弓をすばやく動かす練習がある。これ、内弦を弾く時に力が入っちゃうんだよね。で、どうにも弓の位置が不安定だ。どうしてだろうどうしてだろうって思ってたら老師に 「内弦を弾く時の手の形」を指摘された。中指と薬指に力を入れると、弓の「馬の尻尾の方」が上を向いちゃって、デンペンをしっかり触れていなかった。ので、斜め下に向かって、中指と薬指を引くようにする・・・というかちょっと弓の「木の方」を上目にする・・というかとにかく、内弦の弾き方を修正された。ら!!速く弾いても弓がブレにくい!!そーなんだ~ってゆーか いつの間に「デンペンを触らない」って癖がついてたんだ? +++今日は何故か 基礎点検の日だ。基礎練習の一番最後。アルペジオを弾いたときである。アルペジオは「ドミソドミソ ドソミドソミ ドー」だがこのときポジション移動で 左手が硬すぎる との指摘。ずいぶん前にも言われたが二胡のポジション移動はヴァイオリンと違って「準備」をして「滑らかに移動する」のだそうだ。ワタシといえば右手の形を崩さずに パッ パッ パッ と移動している。ポジション移動を始めたころから、こうやっていた。ヴァイオリンのイメージだ。だがこれだと 二胡特有の滑らかさが出にくい と言うそれを解消するために老師は左手の親指を外側に反らして と言った。ワタシの左手は、二胡の竿を軽く握る感じで(実際握ってないが)親指は、軽く内側に折っていた。これを 真っすぐに伸ばせ と言うのだ。癖だもん。そんなの、すぐにはできないもん。親指を真っすぐ伸ばし、ポジション移動では、準備をして滑らせて移動・・・これは かなり練習しないと習得できないぞ・・・いろいろ指摘をされた後「七声音階換把練習」を弾いた。が親指が気になったり弓が気になったり音程が気になったりいっぺんに全部できないってばさ。練習せねば・・・ +++『空山鳥語』を弾く。曲を聴く回数が少ないでしょ? との指摘。バレてる。確かに少ないかも。トレモロの部分は、ゆっくりから練習。ポジションを移動させながら指を変えて同じ位置を押さえるだけでなく、「微妙に指を滑らせて その音にたどり着く」んだそうだ。そっか。そうだったのか。ゆっくりな部分は、もっと曲を聴いて弾き込むこと。まだまだ、曲想のつけ方が足りていない。速いパッセージを練習しなきゃならないが、ゆっくり目なところも、どんどん作っていかなきゃならない。 +++「月夜」は、弾く時間がなかった。が、「最後の速いところ」の指だけ確認させてもらった。「月夜」も「空山鳥語」も曲をしっかり聴いて、どこから速くなるかどこから遅くなるかどこから大きくなるかどこから小さくなるかどう弾いているのかこれらを、自分で譜面に書き込むように言われた。やっぱ、曲を聴き込んでないんだな。笛のときよりは聴いてないもんな。今週は、曲をもう少し聴いてみよう・・・<宿題> (◇:再度練習 ◆:新曲)《二胡考級曲集》 ◇空山鳥語 D調(七級) ◇月夜 D調(六級)《音階琶音練習》(音階のエチュード) ◇八.七声音階換把練習 D調
Jun 20, 2007
マンツーマンでの中国語の授業内容を「精読」から「音読(発音)」&「語法」に変えたワタシ。今日は第2回目。と言っても、今日の分を入れて、全6回で終了予定。だって 帰国するんだもん。当初は7月中旬までやるかな・・・と思ったりもしたがいろいろと忙しくなるだろーしやっぱり帰国直前は ゆるゆるの生活にしとかないとさ何かと大変だろうと。 +++前回、「別冊 聴く中国語」シリーズの「中国語で聴く童話」の中から「神筆馬良(マーリャン)」って物語を選び、これを音読した。ホントに音読。2時間かけて、意味を取りながら音読。もう、文法や語句の解説は最低限。ってゆーかこの本には「初級文法を終えた人向け」と書いてある。なので文法的には難しくない。単語も殆ど問題ない。問題あっても、いくつか本に載ってるから辞書は引かない。正しい発音 スムーズな読みもう集中できるのだ。で、前回の授業のあとに家で「神筆マーリャン」を読んだんだけどね、長い。CDの音源がおよそ8分だったから長そうだぁーって思ってたが「何度も繰り返して読む」には、不向きだ。口が慣れるまで読む・・・・のに 時間がかかる。ので、今日の授業でやる新しい課題は、「物語の半分だけ読む」に変更した。選んだ物語は、「猪八戒 西瓜を食べる」 +++猪八戒は、ご存じ 「西遊記」の猪八戒。これがまた意地汚いヤツなんで、隠れてスイカを食べちゃってで、孫悟空に懲らしめられるってストーリーで、中国の子供たちはみんな知ってる、イソップ物語みたいなモンのようだ。おっと。「猪八戒」より前に授業は「前回の復習」からだったな。まずは前回の復習ってことで「神筆マーリャン」を全部音読した。文の区切りは青発音の注意点は赤強調して読む箇所は緑色鉛筆でチェックしながら進む。読んで~読んで~読んで~マンツーマンは3コマなんだけど(1コマ=50分)最初の1コマは、とりあえず前回の復習から。しかし1コマ目の50分間は、「神筆マーリャン」を読むだけで終わってしまった。次の2コマ目は「猪八戒」。物語が違うと出てくる単語も違う。だから出てくるピンインも違うワケで、新たな「問題点」を発見されてしまう。今まで精読の授業のついでにやってた「発音の本」でいろいろ指摘されてたがこんなにも問題点があるのかとため息をつくばかりだ。 +++fang - huan - huangchan - chang - chuan - chuang「f」「h」が曖昧。「-ng」「-n」区別がはっきりしてない母音「a」「e」「ou」あたりは、口を開けるのが足りない。このあたりは、お馴染みの注意点だが今日注意されたのが、「4声の後の3声が2声になりがち」 例 大学(da4 xue2) と 大雪(da4 xue3)「同じ声調だとダメになる」 「2声+2声」とか「4声+4声」が苦手。 不慣れな単語は、片方を1声や3声で読んでしまうことがある。「zhi と chi」 zhi 有気音っぽく聞こえる。息の量が多すぎ「軽声なのに、読む速度が遅すぎ」 例 郷親們(xiang1 qin men) 真ん中のqinを早く。後ろのmenは軽声だが軽く2声で読む「ya yong yang ....」 「ya」は 「ヤ」でなく 頭に「y」が必要・・・・もーっ +++1コマ目が「神筆マーリャン」の復習 で 読み、2コマ目が「猪八戒・・・」の前半を、読みだんだん疲れてぼーっとしてきたところで3コマ目は、文法をやることにした。文法の練習問題を解いてるとき、なんとなく「ホッとしてる自分」に気づく。まだ文法をやる方が 自分にとって楽なのか。それほど、「声に出して正しく読み、チェックしてもらう」が、自分にとってシンドイことだったのか。そっか~。やってみて良かったよ。文法も単語も 解説も練習も殆どしないで、読むことに、専念する。もちろん、意味も浮かべながら読む。確かに、音読はやったことがある。しかしこれだけ発音を気にして2時間読みまくる・・・っていうのは、今まで、やってなかったと思う。こんな授業、フツーならきっと、やりたくないって思うだろう。でもこれが絶対に今の自分にとって必要だ って思うから別に苦でも何でもないそれどころか、こんな授業をやってくれてワタシにつきあって細かく発音をチェックしてくれてとっても有難~い って思う。これって「上海ならでは!」 だよね。日本でこんなことできないよ。マンツーマンって高いもん。この「発音特訓」を無駄にしないように、日々の中国語会話でも気をつけて喋ろう って思っているのでした。そうそう。今日老師から中国人の発音を100とすると、★makiは85点と言われた。素直に喜んでおこう・・・
Jun 19, 2007
今年の3月からワタシはマンツーマンで精読をやっていた。「橋梁 下」を使って。でも あと少しの上海生活。中国ならではのことを。上海にいるからこそ、できることを。そんな風に考えるようになってきた。とにかく、スタイルは「マンツーマンで、じっくり見てもらう」としてじゃあ 何を? っていうと・発音など 声を出すこと・文章の中にある「背景や文化」など。辞書に載ってないこと・作文なんてことを考えてた。そりゃ、「橋梁」はやりたいよ。中級のテキストだしさ。でも、それより優先することがあるんじゃ・・・って思い、それを老師に話したら、彼女も同じことを考えていたようで、今日の授業から、内容を一新することになった。 +++まず、やりたかったのは 引き続き発音。でも 詩歌じゃなくてもう少し長い文章で、もう少し速いスピードで読みたい。でも、ピンインがついてて、さらに音源が必要で・・・・で、手持ちの本からテキストを探す。「園地」にするか「中国成語故事/上野恵司」にするか・・・結局、別冊聴く中国語「中国語で聴く童話」の中から、「神筆マーリャン」を選んだ。「神筆マーリャン」は、中国で有名な童話だそうだ。CDの長さは8分49秒・・・でもゆっくりだから大丈夫そう。老師の前で読む。 直される。老師が読む。 あとをついていく。ひとりで読む。ダメな発音を取り出して練習。段落ごとに大まかな意味を取り(内容が難しくないから問題なし)成語や馴染みのない単語が出てきたら、使い方チェック。ゆっくり読みすすめて、2時間半かからないくらいで終わった。すごく丁寧だ。ここんところ、発音に気をつけてるから随分直ってきた部分もあるんだが、新たな問題を発見してしまう。ほんと発音って、自分が思ってもみない箇所を指摘されるんだな。家で練習せねば。音源も聴かねば。そして次回は、録音MDを持っていこう。次回の予定は、今日の「神筆マーリャン」を2回ほど読み、新しい物語を、音読する。選んだのは、「猪八戒 スイカを食べる」中国の童話から始めた方が良いかな~って思ってるんで。 +++もうひとつやりたかったことがある。基礎文法の復習だ。これには「HSK 語法講練/北京語言大学」を使う。もうずいぶん前に買ったもので、一番中身を見てるかもしれない本だ。全23課で、各課には、文法の解説と練習問題 という構成。弱点は、答えしか載って無くて 解説が無いこと。そして「練習問題」の中から、選択問題でなく、筆記に重点を置いてやることにした。指定の単語 指定の文法で 与えられた文を書き換える とか間違い探し とか並べ替え とか。とはいえ、既に自分でやってしまった部分もあるため、まだ解いてない問題をやりましょうと今日は「第8課 補語(程度補語 状態補語)」をやった。さすがに、老師と一緒にやると、すぐ「問題の目の付け所」とか「考え方」を聞くことができるし解答に載ってないことも教えてもらえるし、ワタシの間違いも すぐに指摘してもらえる。総復習 ・・・ ってゆーか最後に仕上げ ってゆーかそんなかんじで 取り組みたい。 +++そして作文を見てもらうことにした。今日は無し。書いてないから。でも次回から、短い文でいいから書いて持っていく予定。作文クラスが終わっちゃったしね。本当は「精読」やりたいんだよ。橋梁下は、27課まで終えたから、あと3課だったし。でも、これを最後までやるよりは、やっぱりこっちをやろう っていう選択だ。え?ヒアリング?HSK?毎日3時間のHSK対策なんて、やはり難しい。モチベーションだけじゃなく、もう帰国に向かっていて、いつの間にかHSKに没頭できなくなっている。 +++6月のHSKは、来週の日曜だったね。受けるかどうか、決めてない。何もやってないし、自信もない。せっかく申し込んで途中までは「よしやるぞ」って思ってたのにな・・・今から、毎日ナリフリ構わず模擬試験を・・・なんてやればちょっとは・・・なんて 少し思ったりするがそうなると 週末や夜の時間、家庭(家事や雑務やダンナ)を棒に振らねばならない。うーんそういえばワタシは留学に来ているワケではないのだ。海外で働いているダンナをサポートするために来ているのだった。ひとりで生活してて、何もしなくてもいい・・ワケじゃないんだったやれる範囲でやれることを なんである。まぁ今までカナリやりたいことを勝手にやってきたが(笑)そんなわけで声を出して読み、文法を復習し、作文を書き、ときどきディクテ(听写)といった感じで進めていく予定です。あと1ヶ月半・・・だけど、マンツーマンでできるのは、あと1か月も無いしね。
Jun 15, 2007
今日で作文の授業が終わった。実はワタシ、毎週水曜日の午前中、友達と2人、セミプライベートで中国語作文をやっていた。全8回だったんだけど、途中で日本に帰ったり、GWがあったり ってことで3月にはじめたのに、やっと今日終わったのだ。 +++昨年の12月に「全7回のグループレッスン作文」に参加したことがある。中国語で考える ってことで、口語力を伸ばしたかったし、作文を習ったことがなかったので、書き方やら決まりやらを知りたかったからだ。人があまり集まらなかったので、結局3人のクラスとなり、かなりイイな~って感じだった。しかし 作文のすべてが宿題になってしまうためついつい 家で辞書を見ちゃうし、時間をきめて書く ってことをしないからもう少し 与えられた時間内に書く とか辞書を見ないで書く なんてことを取り入れたかったため、セミプライベートにして 自分たちの思い通りの授業をしてもらうことにした。もちろん、テキストも自分たちで選んだ。選んだテキストはHSK用のものだが、内容が比較的難しくなかった。新出単語の説明を省いてもらい、そのほかに、課に出てくる文法事項なども取り混ぜて作文の方式などを説明してもらう。そして、20分くらいの時間をもらって作文。終わらなかったら、宿題になる。家に持って帰る宿題は、無い。だから比較的楽に授業を受けられた。 +++作文をしてると、辞書を引いて書くべきか辞書を引かずに書くべきか・・・迷う。辞書を引かずに書くのが理想だし文法書も見ずに、自分の力で書くべきだ。しかし新しい言葉、新しい言い回しこういったモノに出会うことも大事だ。大事なんだが、今回の「全8回作文」でワタシは、できるだけ見ないで書く。ただし「知らない名詞」は辞書を引く。というルールにした。でもね慣れてくるとスムーズに書けるようになってくるモンだ。そこで、不慣れな単語や昔習ったことのある文法を使ってみたりした。そして間違えた文法は、次回から間違えないように注意した。最初は簡単な言い回しをするようにし、慣れるにつれ、形容詞や副詞を加えてみる。すると、途端に文章が鮮やかになっていくのがわかる。慣用句、成語故事、反問句を入れると、ますます中国っぽくなってくる。さらに先生は「文法は合ってるけど、中国人はこうは言わない」と、適切な書き方を教えてくれる。なるほどな~ と感心しきり・・・そんなわけで、「辞書ナシ作文」でもなんとか乗り切った。乗り切ったことで、使えるようになった箇所が増えた気がする。 +++宿題も無く、間に何度も休みが入った割には、なんとなく作文力が上がったように思う。毎回、沢山の個所を添削されてきたが今日書いた最後の作文は、何も見ないで書いたワリには、なかなか良く書けたのだ。とうとう最後に、褒められたし♪内容や文法は高度では無いにしろワタシとしては その進歩が嬉しい。「授業時間内に書き終える」をなるべく実行してたから?って思うんだけど、どうだろう・・・本当は、毎日書くのがいいんだけどね。でもね、間違いだらけの文章を毎日書いて書いて・・・添削ナシというのは、実はあまり役に立たないように思う。自分勝手な言い回しに慣れちゃうしね。理想は、「毎日の様に書いて、それを添削してもらう」だがそれもなかなか、難しい。作文クラスが終わっちゃったから、今後は精読の先生に作文を添削してもらってもいいかな?なーんて思っている。そんなわけで作文クラスが終わっちゃった。次は、何をしようかな?帰国まで、1か月と2週間ちょっと。まだ、間に合う?
Jun 13, 2007
またもや2週間ぶりのレッスン。しかも、日本に帰ってたり両親をアテンドしたり・・・なので練習不足。うーん。ここんとこずっと・・・ +++「七声音階換把練習」は家では相変わらずゆっくりと弾いている。正確な音程正確な位置を覚えなきゃ・・・って。でも、練習の絶対量が足りない。とはいえ今日からちょっとだけ要求が増えた。今までは、「8分音符=80」とかつまり、メトロノームを8分音符で鳴らしてたんだけどこれからは「四分音符で、拍を取るように」とのこと。そして弓を大きめに使う・・・のができてない。もっとしっかり弾かなきゃならないが、できない。簡単なところはいいんだけどちょっと “ポジション移動が危険な場所”になるととたんに ちまちま弾いてしまう。右手と左手 両方いっぺんに注意できないよ~音階練習は永遠に続く。 と、今日も言われた。 +++『空山鳥語』を弾く。速いパッセージは練習量が必要だが、足りてない。ので、老師は、そんなところは注意しなかった。最初の部分緩急と空白。 強弱とか滑らかさまだまだ弾き込まなきゃならない。暗譜もできていないしさ。 +++「月夜」は、後半の速いところの前まで。譜面の間違いや、運弓、運指、ポジションを確認。そして、滑指。老師に弾いてもらって、譜面にチェックを入れる。そうそう。遅くなったが 今日から「My シャーペン」を持ち込んだ。今まで楽器のレッスンって、先生が楽譜に書き込んでくれるのが当たり前 って思ってて二胡のときは、ペンの準備なんてしてなかったのね。で、いつも老師が書き込んでくれてたんだが前回かな。老師がどんどん「月夜」を弾いていって譜面に書きたい!! って思ったのに、譜面台にペンを置いてなくて、書けなかった箇所があった。そんで、自分で持ってなきゃだめだ。 って気づいたので「音楽のときに使ってるシャーペン」を久しぶりに取り出した。 +++このシャーペンってのは、製図用のもので、芯の太さが0.9mmある。ワタシはそれに「2B」の芯を入れている。そうすると、譜面に文字を 濃くはっきりと書くことができる。ので非常に便利なんである。今まではフルートで使っていたのでフルートケースにしまってたんだけど、4月にフルートを日本に持って帰ったときに取り出して置いといたんだった。そのシャーペンを使い、老師が弾いてくれる傍から、譜面に どんどんチェックを入れていった。あ~ もっと早くこうすればよかった。どうして思い出さなかったんだろう?? +++ワタシの上海での二胡レッスンも、残り少なくなってきた。頑張ったら、あと1曲できるかな・・・最近、二胡の有名な曲をやるようになり、すごーく嬉しいしレッスンも楽しい。やっと楽しくなってきたのに 帰国するのだ。そりゃ、日本でも続けるよ。でもさ老師にとっても、やっとここまできて、これから・・・ってときに帰っちゃうんだ~ って残念な想いがあると思う。できるだけ休まないでできるだけ練習して老師のためにも自分のためにも少しでも進歩してから 帰りたいと願っている。<宿題> (◇:再度練習 ◆:新曲)《二胡考級曲集》 ◇空山鳥語 D調(七級) ◇月夜 D調(六級)《音階琶音練習》(音階のエチュード) ◇八.七声音階換把練習 D調 ◇八.七声音階換把練習 C調
Jun 13, 2007
今日、両親が日本に帰った。彼らにとって、はじめての海外旅行。当初、面倒だの怖いだの言い、2年かけて上海行きを決意し、やっと連れてきたわけだがかなりの珍道中で、大変だったけれど楽しかった。 +++ワタシが日本に迎えに行き、一緒に上海に来たんだけど出発当日から大変だった。前日まで仕事をしていた父。前日夜になってやっと準備を開始した母。当日は、12時に実家を出発する予定だった。ワタシは、自分の家に忘れ物を取りに行きたかったので、10時前ごろ父に声をかけたら、自分も行く、と。で、母に声をかけたら、「スーツケースの新しいのが欲しい」と言い出した。成田で買えるし、上海でも買えるよと言っても、今持ってるのを捨てたくない とか何とか言って譲らない。ので、両親とともにスーツケースを買いにデパートへ。「5分で買え」とワタシが時間制限しても、「色が悪い」「形が好きじゃない」「重い」「小さい」と5分程度で買えるワケが無い。30分かかって購入を決め、(この時点で10時半を回っている)次はワタシの自宅へ。車で10分。すると父が「この車にガソリン入れたいんだ」と言い出す。のでランプがついてないから、日本に戻ってからにして と説得。自宅で忘れ物を見つけ、実家に向かう道中に突然父が「俺、靴がほしい」と言い出した。11時過ぎてるぞ!!!出発は12時だぞ!!!昼食も食べなきゃならないぞ!!!でも、見たいと言うので仕方なく近所の靴屋にて、軽くて履きやすい靴を探す。すると母まで自分も欲しいと2人勝手に靴を探し出す。おーいっやっと靴を購入し、自宅に着いたら11時半。あと30分で荷物を詰め替え、昼食を食べ、タクシーを呼ばねば・・・・と焦り始めたころ、弟から連絡があり成田行きのバス停まで、車で送ってくれることになった。 +++成田に着き、荷物を預け、出国。ANAのビジネスクラスだったんだけど、シートが電動式なんだよね。なもんで、飛び立つ前からシートを動かしたい父・・をなんとか諦めさせ、ワタシたちは やっと空の上へ。シートベルト解除サインが出た後しばらく、うぃーん うぃーん と納得がいくまで2人揃って電動式シートをあれこれ動かしていた。見るもの何でも、珍しい。はじめての海外で緊張も興奮もしているのだろう。周囲に迷惑にならない程度なら、好き勝手に楽しんでもらった方がいいヘッドフォンしたまま話すから声のでかい父だったがまぁ 空いてたしCAの方々も親切だったしシートがゆったりしていたしビジネスで正解だった。 +++4泊5日。前後は移動なので、正味3日間。初日は豫園を歩き、陶器を購入。母は最初、中国のお店で中国人からモノを買うのを躊躇していたが、すぐに慣れてしまい、「楽し~楽し~」と買い物モードに入った。昼食ではじめて小龍包を食べ、汁を飛ばして服を汚す。多少のアクシデントもまた楽しい。新天地は興味を持たなかったようだが、その後のマッサージには、えらく感動していた。マッサージで元気になった母は、ワタシが「一度家に戻る」と言ってるのに、「まだ元気。もっと買い物がしたい」と言うので、新天地付近からバスに乗って、オークラの三越に行った。ワタシが持っていたシルクのポーチを買いたかったからだ。シルクのブラウス、ポーチ、ショール、スカーフ・・・・夢中になって物色する母。母が物色してるのに影響されて、自分まで なぜか洋服を買おうとしている父。結局、豫園の陶器屋(小岩堂)と、オークラの三越で母は両替した中国元の90%を使ってしまい、父の小遣いを横取りすることになった。おそるべし。初日に連れていくんじゃなかった +++なんだかんだで3日間。あまり足腰が丈夫でない父のため、歩く観光を減らして、買い物メインにしたのだが、外灘の夜景や雑技などには感動したようだ。しかし最も気に入ったのは、真珠城。2度行く羽目になった。2人とも「偽物のブランド」にはあまり興味を持たなかったが、「値切って安くなる」というのが楽しかったらしい。姪っ子のペンダント、スカーフ、ショール買い込む母。父は、「夫婦箸」なんかも買っていた。当初はお土産のはずだった。しかし、全部自分で欲しくなる。自宅に戻ってきては「○○さんのお土産どうしよう」と悩み「でも 海外のお土産もらってないから、あげなくていいわ」と、自分のモノにしていた。 +++珍道中だったし、まぁ大変だったんだけど両親が楽しかったのなら、それでいい。父は何度も何度も「130だったのが40元になった」と笑って喋っていた。一番印象深かったのが何だったのかと尋ねたら、「外灘」だって。夜景じゃなくて、「人の多さ」 だってさ。何に感動するか、わからないよな・・・帰りに空港に行くのにリニアに乗せたら「上海の思い出の上位に入るな~」と感動していた。ああ それならもっと見せたいものがあった。あれを食べさせればよかったあれを見せればよかった。あれを体験させればよかった。両親は満足したかもしれない。でも、そう思うよね。娘だもん。 +++もっと若いうちから来てみたいと思っていた母は、帰る前になって「これならひとりで上海に来れるわ7月に引っ越しのお手伝いに来ようかな」としきりに言っていた。本当に来ちゃうかも(笑)でも、それでもいい。一緒にまた、上海で買い物すればいい。本当に来るの?? と思いつつ来たらいいのに と思う。これで自信をつけた両親は、「次は香港に行きたい♪」と言っている。そうだね。帰国したら、香港や台湾へ一緒に行こう・・・
Jun 11, 2007
上海から日本に二胡を持ち帰る方々に朗報です。2007年5月29日より、CITES取得の手続きが、上海でできるようになりました。期間は、およそ3日間。(下記には10日以内と書いてあるが、実質3日でできている様子。これについては、確認してください。)以下 日本国総領事館のHPより転載----------------- 1. 申請機関:国家瀕危物種進出口管理弁公室上海弁事処 所在地:上海市武夷路 461 弄1号楼 506 室 TEL:021-5238-2658 2. 申請時間:月曜~金曜 13:30~17:00 3. 必要書類:(1)旅券(パスポート)のコピー(2)専用標識(二胡収蔵証)のコピー(申請者の名前を記入する)(3)領収書のコピー(4)原材料(ニシキヘビの皮)の原産地証明書(5)輸出許可証申請表(www.cites.gov.cnからダウンロード)(6)申請理由報告書(任意様式、中文又は英文、簡単なもので可)(7)二胡 4. 必要期間:申請後 10 日以内 5. その他:(1)手数料 200人民元(2)1人につき2個まで(3)上記情報は当館が本年5月25日に調査したものであり、予告なく変更される可能性があります。また、より詳細な情報が必要な場合には申請機関あて直接ご確認願います。 詳しくは、日本国総領事館のホームページでどうぞ。
Jun 3, 2007
ワタクシいま、日本にいます。両親が上海に来ることになったので、迎えに来たのです。だって、初めての海外旅行なんだもん。2人だけで国際線に乗せられないな~と思ったんでね。 +++どうせ帰るなら、もう持って帰れるものは持って帰ろう。。。と思った。前回(4月の健康診断)の一時帰国では、夏物の衣類や、いつも肌身離さず持っていたフルートを日本に持って帰ってきた。今回のメインは、二胡。2台のうちの1台を、持って帰ってきた。 +++二胡を持ってかえるにあたり、輸出の手続きをとらねばならない。ので、3月に書類をそろえて手続きした。帰国ギリギリに書類を受け取ったんだけどその書類には、「二胡2本分」が記載されてしまっていた。失敗だ。1台につき1枚だと思ってた。これじゃ1台ずつ持って帰れないじゃん。成田で、書類を出さなきゃならないから7月の帰国までに、もういちど手続きしなきゃならない。でも一度に二胡2台持って帰るのは大変だ。背にハラは変えられない。もう1枚、輸出証明(CITES)を取るしかない。ので、仕方なしに、2本分の輸出証明(CITES)をカバンに入れて二胡をかついで、帰国をした。 +++成田に到着し、預け荷物を受け取りさーて。問題の税関申告・・・・ワシントン条約にひっかかる物品を持ち込むわけだしこりゃ「緑色の免税ゾーン」じゃなくて「赤色の課税ゾーン」に行くのかな~?と申告書に記入した後、「赤いゾーン」向かって歩いていった・・・・が!!閉まってるし!人が誰もいないし! 何故???じゃぁ 「緑ゾーン」から出るか~と、一番はしっこの「緑ゾーン」に行き、パスポートを出す。そして「あの、これ二胡なんですけど~申告する必要ってあるんですよね?」と尋ねたらそんなワタシの顔を見た税関職員は、なんていうかちょっと困惑・・というかちょっと面倒・・・って顔をして「別にいいですよ」と、書類を出せ とも言われずそのまま、素通りするよう促された。え?? まじ? あれれ? いいの? ほんと?ワタシは 正式なCITES持ってるワケだから「ホラホラちゃんと持ってるヨ~」って、見せてみたかったんだが・・・なんだよ~も~っ +++そんなわけで、現在ワタシの手元には、使われなかったCITESがある。このまま上海に持って帰って、もう1台の二胡を持って帰るときに使おう。もともと2台分のCITESなワケだしね。あぁ~失敗だ~ もう1枚CITES取らなきゃ~と思っていたがなんとまぁ拍子抜けな結果だったんである。ワタシは今回、たまたまCITESを見せること無く通ったのだけれど、CITES無しで通れるという話じゃありません。(取らないのは違法!)絶対にCITESを取得してから日本に持ち込んでくださいね!蛇の乱獲を許しちゃイカンのです。そしてCITES無しで通ろうとして没収されてもそれは自業自得なんだから。
Jun 3, 2007
当分ブログは更新できない・・・っつーようなことかいたのになんだか 前より更新してる???さて今日は 友達とランチ&新居訪問なんぞしてましてあれやこれや 思いっきりお喋りを楽しんだ。そのときに以前蘇州に一緒にいったYちゃんが「今日、二胡の演奏会がある」と教えてくれた。 +++その演奏会の主は、以前大学で参加した「二胡クラス」の講師だったR老師の演奏会。彼は今、研究生(院生)なんだけど、どうやら研究生というのは、3年間の研究生生活の間に1度、ソロコンサートを開くんだそうだ。それは無料で、関係者や学生が聴きにくる・・けどチケットが必要 ってものってこの時点でワタシたちはチケットなんて持ってなかったんだけどどうも話によると「チケットがなくても、演奏が始まってしばらくしたら入れてくれる」 とのこと。じゃ~ まぁ行ってみるか ってことで 突然、二胡の演奏会を聴きに行くことになった。 +++演奏会前の会場では、チケットを持ってる人たちが、どんどんホールに入っていく。モギリのオバちゃんたちにチケットの無いことを伝えると、「そこらへんで待ってろ」だって。(モギリ=コンサート会場の入り口でチケットと半券を切り離す人)しばらくまってたら、「どっちか一人だけ入れ」って言うので、Yちゃんが先に入った。ワタシの周りには、同じようにチケットの無い人々が「早く入れろ」と騒いでいる。そして、オバチャンやオニーサンが「ほんの5,6人じゃないか。なぁ。俺達を入れてくれよ」と、モギリおばさんと白熱した交渉。5,6人?? ということは・・・なぜか ワタシの分も入ってるらしい。ありがたや。ので、黙って団体の一部となって待つ。しばらくして、なんとか入れてもらえたんだがそんなに会場は満員なのか? って思ったら1階席は埋まってたけど2階席は、3分の1しか埋まってなかった。入口でさ、あんなに厳しく「チケット無い!」って騒ぐほどのことじゃ~ないジャン +++演奏は、2曲目の途中から聴けた。なぜ2曲目の「途中から」だったのか? っていうと日本ではあり得ない状態だが中国では、演奏の途中でもバンバン人が出入りするんである。1階の出入り口には、ドア係りが立ってるんだけど2階には誰もいないから、出たり入ったりし放題。しゃべるし 携帯鳴るし 歩くし このへんのマナーは、相変わらずだ。だが 気にしない。気にしないで、見やすい席に移動して、落ち着いて聞き始める。 +++このR老師が真剣に弾いてる姿を見るのは初めてだったっけ?二胡レッスンはグループだったんだけど、新しい曲をやる前に、確かに弾いてもらったことはある。でもそれは狭い教室の中だったし、初級の曲だった。当時は、二胡の音に慣れてなかったしどんな曲があるのかどんな演奏方法があるのかホント 何も知らなかった。今だって、よく知ってるわけじゃない。でも、今までの楽器の経験今まで聴いてきた音楽の経験それにより、そんなに耳は悪い方じゃないだろうし、演奏の良しあしを聞き分けることもできうだろう って思ってた。果たして、二胡でもわかるだろうか +++んで聴いてたんだけどさどうしようかな・・・・ うーん関係者が見てたら気を悪くしちゃうかもしれんがちょっと ハッキリ書かせてもらっちゃおう。演奏がね、なーんか 表情がない。うすっぺらい。抑揚、強弱の差がない訴えかけてくるものがないゆさぶられない演奏。淡々としてるんだよね。すごく。どちらかというと、中国音楽でなく西洋音楽に近くもっと言うと、フュージョンに近いような気がした。まぁこれは、好みの問題なんだけどさ。(あまり好みじゃなかった)んで他の楽器とも演奏したんだよね。中国民族楽器で作られたオーケストラをバックに弾いたりピアノや楊琴と一緒に弾いたり最後には、PCに打ち込んだ音源をバックにしたり。だが全てにおいて、バランスが悪い。主役の二胡の音が通らない。バックがうるさいのだ。リハーサルのとき、ちゃんと会場のあちこちでバランスを確認したんだろうか?ああ。あとは、伴奏楽器との呼吸の合わなさ、も気になったな。左手のテクニックは、さすがに良く動いてるな~と思うが男性の割には、女性っぽく線の細い演奏だった。音も、低音に深みがないってゆーか。フラジオにもちょいと失敗してたし本人は気持良さげに演奏してたんだけど、観客が置いてきぼりをくった、というか独りよがりの演奏だったような気がしてならない。。。。うーん。最後まで聴いてすっきりせずに、モヤモヤが溜まってしまった。 +++ひさびさに演奏会に行ったんだがこうやってブログに文句を書きつつも、「楽しかった」って思ってるから まぁいいんじゃないの~っ学生の演奏会だったわけだが、演奏終了後に、大勢の友達やら関係者やらが花輪くらい大きい花束を持って舞台に登場。ぞくぞくと、関係者が舞台の上や周辺に。抱き合ったりして、喜びを分かち合っている。盛り上がっている。でもなぜか、会場の明かりがつく。席を立ち始める観客。舞台の盛り上がりは続いていて、全員が花束をかかえて一列に並ぶ。。。。記念写真でも撮ってるのか??舞台上の騒ぎなんて当然見届けようともしないで、客はどんどん帰っていく。舞台では 相変わらず内輪だけで盛り上がってる。そんなに盛り上がるほどの演奏会・・?日本だったら、演奏終了後に幕が下りてから裏で騒ぐんじゃないかないや「今日の私があるのは、この先生のおかげです」か何か言って、会場から拍手をもらったりするよなぁなんて考えつつワタシも、とっとと出て行った。やっぱり音楽ってのは、誰の演奏でもいい ってワケではないな。フルートでだって、奏者でCDや演奏会を選ぶのだから二胡だって、奏者で聴く演奏を選ぶべきだよな。。。。やっぱり自分の好きな演奏家を探さなきゃなぁとはいえ二胡の演奏会には、もっと足を運びたいぞっなんて 思ったのでした。
Jun 1, 2007
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