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明日になってしまいましたが、コンサートがあります。タイトルにある伊藤信平さんはアマチュアの合唱歌手であり、ガンバ奏者であり、また、ガンバやバロックヴァイオリン属など擦弦楽器の製作家であり、古楽の演奏会のプロデュースもされていました。伊藤信平さんはアマチュアの身をわきまえつつも、人と人を繋ぐ事には労を惜しまない方でした。以前、このチャペルでヴリーゲン先生に講習会を開いて頂いた事があります。ヴリーゲン先生は伊藤信平さんの合唱の師でもありました。アイヴィーチャペル合唱アカデミーはヴリーゲン先生と伊藤信平さん、このお二人の開拓者の志によって得られた貴重な場だといえます。先達から頂いたもの。託され、預かったもの。後の人たちから借りているもの。それらを担う力が自分の奏でる音楽にどれだけあるのか、、。出会う事の無かった人。まだ会わぬ人。まだ気付かぬ事があるかもしれません。今の私が何故居るのか、私達が何故居られるのか、、そういう思いでコンサートに臨みたいと思います。アイヴィーチャペル合唱アカデミー第14回コンサート~伊藤信平さんを偲んで~<出演>今泉仁志(指揮・バス)中野祐子(ソプラノ)、白石愛子(アルト)、真木喜規(テノール)弥永寿子・橋詰智章(リコーダー)、西村喜子・城坂さおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)吉竹百合子(チェンバロ)アイヴィーチャペル合唱アカデミー(合唱)<プログラム>J.S.バッハ:カンタータ106番≪神の時こそいと良きとき≫G.P.da パレストリーナ:ミサ・ブレヴィスほか2008年8月27日(水)午後7時開演◆会場:千里阪急ホテル アイヴィーチャペル※地下鉄御堂筋線・北大阪急行・大阪モノレール「千里中央」駅下車、徒歩3分千里阪急ホテル◆入場料:2000円◆お問合せ・ご予約:千里阪急ホテル イベント係 06-6871-4036(平日10:00~17:00)◆メール:masa.nakae@gmail.comアイヴィーチャペル合唱アカデミー◆主催:アイヴィーチャペル合唱アカデミー
August 26, 2008
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日本の戦後復興は日本が独力で出来た事では無かった。TIMEの創始者ヘンリー・ルースは中国の山東半島で長老派宣教師の息子として生まれた。一方、同じく長老派宣教師の息子として日本で生まれたのがエドウィン・O・ライシャワー。ヘンリー・ルースは蒋介石を支援するチャイナロビーの中心人物で、フライングタイガースという義勇軍のスポンサーとなり日本と戦う一大キャンペーンを行っていた。第二次大戦後、ヘンリー・ルースらはそのまま中国を支援し続ける筈だった。しかし、支援して来た蒋介石政権は台湾に追いつめられ、中国本土では毛沢東の共産政権が起こってしまう。その衝撃の間にアメリカを中心に西側陣営で生まれて来たシナリオ。それが、日本の戦後復興。日本を西側陣営に取り込んで、国際社会に復帰させ、戦後復興をさせようという事になった。1951年にサンフランシスコ講和会議、日米安保条約。敗戦後僅か六年で国際社会への復帰が許される。歴史の流れの中でこれだけの短期間で敗戦国が社会復帰出来る、という事は奇跡的な事。もし、蒋介石が中国で政権を執り続けていたならば、このシナリオは絶対にあり得ない。日本の戦後復興は30年遅れていただろうといわれている。明治から1921年までの日英同盟もロシアの存在無くしてあり得ないもので、多くの欧米諸国の支援を受けながら一等国への道を歩んで来た。それと同じ様に第二次大戦後も中国の存在無くして日本が高度成長を遂げる事は無かったということ。日米関係とは日中関係なり。明治維新以降は英国、戦後は米国、こういったアングロサクソンとの同盟によって日本は成功して来た。という歴史から、日本人にはアングロサクソン同盟こそが成功体験、ということがほとんど普遍的に近い程、無意識に当たり前の様に受け止められて来ていた。以上、以前に聞いた寺島実郎さんの文化講演会の録音の一部を僕なりにまとめてみた。こういった日本人の歴史観と文化への感覚は非常に繋がっていると思う。世代によって西洋音楽、特にクラシック音楽への信奉度合いやその質に違いがあることも、こういった歴史とは切り離せないと思う。アングロサクソンの同盟によってもたらされて来た神風はもう吹く気配は無いと思う。足下の文化を、、自分の姿をしっかりと見極めたい。今日は終戦記念日、そして北京オリンピックのまっただ中。。幕末に植民地化を免れた神戸の街で、、。
August 15, 2008
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名前って大事だな、、そう思いながら人の名前がパッと出て来なかったりする。。本当に申し訳なく、何とかせねば、、と思いつつも未だに中々改善され無いどころか、齢を重ねるにつれ、ハードディスクは本来の容量の限界に加え、回転数も遅く、、、「フリーズ再起動」の度に新規データが消えていたりする。。それはさておき、、そもそも具体的に存在し続けているのに、、名前を持たないものに出会うと本当に困る。日本語の子音、母音、、そのほとんどが名前を持っていない事に気がついた。。「は」「ふ」「へ」の子音、、何て呼ぶんだ?スペイン語の「H」ドイツ語の「H」英語の「H」米語の「H」どれでも無い。。じゃ、日本語の「H」?「H」なわけないだろ、、、。発音記号を見れば一目瞭然。。というより、まあ、自分の口でやってみなはれ。。。明白。。「ふ」の子音は熱い飲み物を口にする時、、熱いたこやきを吹いてさます時、、のあの唇を丸くして「ふ~ぅふ~ぅ」して唇に風が摩擦する音。。「は」「へ」の子音は声帯の声門を風が通り摩擦する音を用いて発音される。軟口蓋より奥の発音器官を多用する子音がどうやら西洋語には殆ど無いが、アジア語には多い様に聞く。その一つだと僕は考えている。そして、一般的には名前は全くついてさえいない。日本語の発音には同様に一般的に通用する様な名前の無い発音が子音や母音が殆どである。。だから、外国語の発音への知識は豊富にもかかわらず自分自身の体が現実的に動いている現実、、、つまり、自国語の発音が客観的に理解出来ていない人が何と多い事か、、、僕自身も専門家でありながら、、「探検中」というありさまである。。例えばドイツ語の宗教曲では頻繁に登場する”Herr”の"He"を正しく発音しているアマチュア歌手は本当に稀である。プロでも日本語の「へ」の子音をそのままドイツ語に用いている場合もある。。「は」「へ」の様なアジア語的な子音の発音を用いた場合、そこにひっついた母音も当然影響を受けている場合が多い。よっぽど練習したうえで方法を編み出し体得して行かないと、母音がヨーロッパ語の様には響かない。つまり、西洋音楽にふさわしい声にはならない。一度、子供の頃に無意識に体が覚えた習慣をばらして新しい習慣を体に取り込まなければ外国語の発音は上手く行かない。イコール、声が響かない。そういう意味で、、波多野睦美さんの歌の日本語は本当にすばらしい。。あっぱれ。。日本という環境はまだまだ、自国の文化、しかも誰もが日常触れている筈の文化に対してユニヴァーサルに説明出来る様な名前すら持っていない。西洋の声を自分の根幹のフィールドにしながら、日本語で普段話し、その声で人と心を通わせている。。この環境は逆境であるとしても、、プロならば命懸けで向かえば、得るものは豊富にある。。でも、名前が無い様なものを扱い自分のものとして西洋音楽を楽しみたいアマチュアのひとたちは、、どうすれば良いのか、、これを考えるのもプロの仕事、、なのかもしれない、、、、
August 13, 2008
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以前このブログの7月19日の日記で書いた、チェンバロ事件ですが、その後どうなっているのかとても気になっています。というのも、実はこのチェンバロ事件の被害者であり、原告となってしまったチェンバロ製作家高橋辰郎さんが僕の友人の師匠にあたる方だからです。(「事件」と書かざるを得ない事が残念な事です。)ただ、友達の尊敬する人だから、、身内側の人だから、、だけで、この事件の片側の味方になるつもりはありません。その製作家である友人の楽器作りやその誠意に胸打たれた経験を持っているから。その、真摯な心に何度も教えられたから。彼の楽器に触れ、音楽への愛情を感じた事が何度もあります。決して抽象的な事ではありません。具体的なコストや経験、修練によって裏打ちされた事です。その結果が具体的な作品としてその形を現実に表し、そして、私達の音楽に具体的で豊かな素材を与えてくれています。その楽器と現に具体的に共演して来ました。ですから、その彼の尊敬する師匠にも間接的ではありますが、、そういった体験を通して彼と彼の師匠には僕自身敬意を抱いて来ました。ですから、可能な限り音楽への欺瞞に対しては率直に異議を表したいと考えます。昨夜、ふと気になってネット検索をしてみたところ、こんなページに出会いました。歌手の八木啓代(やぎのぶよ)さんのページの日記です。リンクの許可を頂きたく昨夜八木さんにメールを差し上げた所、早速引用も含めたご了解のお返事を頂きましたので、是非ともご紹介したいと思います。この日記の中の7月25日の場所を是非ともお読み下さい。新聞報道では書ききれなかった部分が書かれています。僕もあの記事以降、ネットでいくつか記事やブログの日記、掲示板の書き込み等、検索しましたが、推測や憶測での発言が少なからず見受けられます。僕自身もそういった部分が無かった訳ではありません。。しばらく、この件、、引き続き八木さんの日記を引用させて頂きながら、僕自身の思いも書いて行きたいと思います。また、被告の側からも、こういった事故当時の経緯の詳細が具体的に文章で明らかにされれば、、とも思います。やはりプロが「アマチュア」に対するには、、二重どころか、何重にも警戒心と準備と、疑いの心が必要ということなのでしょうか??????でなければ、プロの経験や技術の集積は使い捨て、、という事なんでしょうか?そのことをこのアマチュアオーケストラがアマチュアの代表として、どのように世に向かって発言するか、、見守りたいと思います。
August 6, 2008
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暑い。本当に毎日暑い。水ばかり飲んでる。空のペットボトルがどんどん増える。。地球温暖化に貢献か?負のスパイラル?兎に角、こんなに暑いと水を貪る様に飲んでいる。同じ様な感触なのだけれど、、ここ数日、貪る様に中島みゆきを聴いている。何故なんだか?理由はわからない。マイブームは僕の中で良く起こる。アン・サリー、The King's Singers、フォークル、、、もちろん、自分が歌う歌も、、、しかし、、中島みゆきはすごいわ、、、。。You Tubeとか、、歌詞とか、、、何か紹介しようかな、、とも思ったけれど、知ってる人は知ってるし、数曲紹介した所で何になる、、という感じ、、。敢えて言うなら、「元気ですか」「I LOVE YOU、答えてくれ」の二つのアルバムがすごい、、でも、これだけじゃないし。凄い曲が実に沢山ある。駄作らしきものが見当たらない。声も、発声法がどうたら、、とかいう次元を超えてる、、。。その欲する音楽の声になっている。その音楽が欲する声に、その瞬間、瞬間、変化する。。天才というか、、Shaman だと思う。何か、憑依してる、、、としか、言いようが無い。。先日、バッハを歌って、、ドイツ語がダイレクトに伝わらないもどかしさを感じたけれど、、中島みゆきを聴いていると、、この歌詞が世界の人に音楽にのせてダイレクトに伝わらないということが、、大変もどかしい。。。日本語である事がとても残念だ。。。歌って、、歌う事って、、こうありたいな、、素直に、心からそう欲する。。オールナイトニッポン、、楽しかったなぁ~家族のしょ~ぞお~ぉ~、、
August 5, 2008
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コーヒーカンタータ、終わりました。実質的に今年初めての完全な自主公演です。自主企画はいくつかありましたが、自主公演は初めてです。大変です。自主公演は、、、とても、、でも、自主公演で無ければ出来ない事もある訳です。やりたいテーマに絞り込めます。。。この公演の前にあったコープ神戸での公演も自主企画でしたが、主催は自分たちでは無いので、企画の趣旨はやりたいものだけではなく、コープ神戸の趣旨が絡んできます。。でも、実際お客さんを前に本番をやってみると、、色んな発見や気付きがあって、、これもまた演奏者としては実に大きな喜びです。。ホールの事や音響、告知、印刷、全て主催者のコープがやってくれます、、といっても担当のOさんのお力に因る所が大なのです。。僕自身の能力に欠ける部分はこの裏方的作業に集中しているので、主催ではない方が演奏に、音楽に集中しやすいという利点もあります。ま、裏事情は色々ありますが、、それはさておき、、、コーヒーカンタータ、、演技を付けてみてバッハのレトリックの凄さ、緻密さ、巧妙さが良く解りました。歌に潜んでいる内面が如何に表現されているか、、凄いですね。。実に。。。世俗曲であろうと宗教曲であろうと、、やはりバッハはバッハでした。バロック音楽はバロック音楽でした。僕自身の反省点は多々ありますが、、総合的には、、凄く楽しかったです。体も心も喜んでました。。そして、、アンコールで、、コーヒールンバを歌いました。。西田佐智子バージョン(日本語)にしようか、、Moliendo Cafeバージョン(スペイン語)にしようか、、、最初、迷いました。。でも、スペイン語バージョンで歌う事にしました。。最初は楽譜だけを読んで歌ってましたが、、歌えない、、、、で、間際になってiTuneで何十曲もサンプルを吟味し、、絞り込んで十曲以上セレクトして購入し、、ネットサーフィンで調べまくり、、スペイン語の辞書と睨めっこして、、コーヒールンバ、、本当はルンバじゃ無いんだ。。マンボでも無いんだ。。サルサ風で歌うとこんな風なんだ、、スペイン語のディクションをどこまでらしく出来るか、、、つまり様式感、、というやつです。それをある程度納得出来る所まで詰めたら、、結果的にですが、、、聴きまくり、歌いまくり、読みまくり、、恐らく、、百回や二百回ではきかないと思います。。数百回繰り返して、、ようやく、、少しそれっぽく歌える様になりました。。。つまり、、、僕はラテン音楽の歌に関しては素人でした。。あたりまえ。。ジャンルを超えるのは楽ではないね~でも、ある程度の壁を越えたら実に楽しい。。。壁があれば文句言う前に超えようとすれば良いんですよね。。バロックはバロック、ルネサンスはルネサンス、初期バロックは初期バロック、中世は中世、、、ドイツの歌はドイツ語。イタリアの歌はイタリア語。フランスの歌はフランス語。そのほか、沢山沢山。。。決して置き換える事が出来ない魅力がそれぞれあります。。でも、本当にその喜びを極め、、深めるならば八方美人は厳禁かも、、、
August 2, 2008
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