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今朝の最低気温は氷点下10℃でした。最高気温は氷点下6℃。気温が4℃しか上がらないこんな日もありますが、これが信州蓼科高原・標高1700mとしては平年なみの気候です。今日の写真は「HEAVEN IS HERE」というタイトルなのですが、ジャズの曲名と同様にこの写真を現像したときにふとこころをよぎったタイトルをそのままつけただけです。そのような大仰なタイトルあるいはテーマで撮ろうと思ったわけではなくて、いつも頭の中は白紙状態、こころの中は空っぽです。それは瞑想にも似た体験です。写真を撮ることが瞑想に似ていると感じるのは、わたしが永年こころのトレーニングとして瞑想を行っていることと無関係ではないのかも知れません。まあ、いずれにしても私にとって写真撮影は(形は異なりますが)「瞑想」と言って良いのだと思います。それはわたしにとって、極めて個人的ではあるけれど、至福のひとときです。そのあとの現像作業においては、ある意味「地獄」のような根を詰めた思考と感性の摺り合わせが待っています。それはわたしがなにかを表現したいと思っているからではなくて、自分の撮った写真に対して「これはいったいなんなのか、なぜこころ惹かれ、なににシンパシーを憶え、なにを捉えたかったのか、それがわからない」という状況をある意味で(個人的に)解決・解消しなければ落ち着かないからです。はっきりいって、いまのわたしに「表現したいもの」や「表現への渇望」といったものは、自分としては感じられません。そういうものは無いようなのです。しかし、ある種の志向性をもった根源的欲求のようなものが感じられるのもまた真実なのです。わたしはアーティストではないし、写真家でもないので、表現者としての矜持とでもいうべきなにかも持ち合わせていません。それでにもかかわらず、つまりど素人にもかかわらず、わたしは考え込んでしまうのです。わたしの写真は自分にとっていったい何なのだろうとか、どの写真が自分の気に入るのか、どの写真が多少でも普遍的価値をもちうるのか、といったようなことを。結局、わたしは自分の写真を評価できず、したがって選ぶことが出来ない。「今日撮った中ではやはりAではなくBだ」と言うような判断がまったく出来ない。それこそが現在まで続く、あるいは永遠に続く、わたしの呪われた(?)ルーティンになっています。2015年11月30日 日曜日from 蓼科高原ペンション・サンセット
2015.11.30
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今日も冷え込んで朝の最低気温は氷点下11℃でした。最高気温は氷点下1℃。信州蓼科高原・標高1700mとしては平年なみの気候になっています。夜間晴れると放射冷却現象によってぐっと冷え込み、曇りや雨あるいは雪だとそれが和らいで気温は高くなります。昨日ほど風が強くなかったので、体感気温的にも温かく感じました。各スキー場では順調に雪撒きが進んでいるようで、日に日にゲレンデが広くなっているのがここからも山麓からも見えます。諏訪湖まで行ってきたのですが、諏訪湖畔でも紅葉していた桜の葉がすっかり落ちて冬の風情になっていました。すっかりダウンパーカが必要な季節になりました。諏訪湖に行くとたくさんの写真を撮ることが多いのですが、ふと思いをめぐらしてみると、写真を撮るときには頭の中が空っぽになっていてなにも考えていないらしいということに気づきます。Macに取り込んで現像したり現像結果を見る段になってようやく浅くあるいは深く考えるようです。それはもう頭が熱くなり胃が痛くなるほど考えに考えます。これがふつうなのか、そうではないのか、これでいいのか、ただすべきなのか、まあ考えてもしかたないので考えないことにしているのですが、たまに気になる私です。2015年11月29日 日曜日from 蓼科高原ペンション・サンセット
2015.11.29
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冬は野性の鹿と出会うことが格段に多くなります。風の音で目を覚ましました。木の梢を鳴らして吹き抜ける風の音はざわざわとまるで波の音のように聞こえます。北風だけれど歌のようにピープーとは聞こえません。もちろんそんなふうに聞こえるほど風が強いこともまれにあるのですが。毎年この季節は・・・つまり秋が終わって積雪が始まりすっかり冬になるまで狭間の季節ということですが・・・毎日同じ日が繰り返しているように感じることもあるほど停滞感があるのですが、今年は様相が異なります。日々が新しい1日で仔細だけれど明確な変化を見て取ることが出来ます。私の感性が変化したのか(変化に敏感になったのか)、実際にそうなのかはわかりません。しかし、先日の初雪以来すっかり冬になったという実感があります。景色の変化もあるし、なにより気温の低下もありますが、本質は音の聞こえ方が明確に変化したと言うことがあります。冬は、とりわけ氷点下20℃にもなる当地のような場所では空気の密度がはっきりと変わって濃密になるので音がより硬質な明瞭なものになります。音の伝わり方も良くなったように感じます。それはさておき、蓼科高原の各スキー場では昨日辺りからゲレンデの雪撒き作業が始まっています。真夜中でも人工降雪機のブーンと言う微かな音と作業等のナトリウム灯のオレンジ色の光がスキー場上空を照らしています。それは何ともロマンチックな風景ではあります。すっかり「死んだふり」を決め込んだ森の樹木たち(そのようにして彼らは厳冬を耐え抜くのですが)の沈黙を破って、そこには命の気配ひとびとの営みを感じることが出来ます。見下ろす街の灯りもまた、そこに息づくたくさんの命の光の温もりを感じさせてくれます。しかし、ここの冬はほんとうに美しく静謐(せいひつ)に満ちています。聖なる季節と言ったらいいのでしょうか、個人的にはこの冬が好きです。それに見合った厳しい季節でもあるのですが。2015年11月28日 土曜日from 蓼科高原ペンション・サンセット
2015.11.28
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今日は初雪・初積雪でしたが、その後雨に変わって気温も上がってきたので道路は普通タイヤでも走行できるようになりました。しかし、どこにアイスバーンが残っているかわからないので十分注意が必要です。私はすでにスタッドレスタイヤに履き替え済み、嫁はちょうど今日予約を入れてあったのでスムーズに履き替えが出来たようです。今日のクルマ屋さんは山の住人の車で満員かと思います。最低気温は氷点下7℃、最高気温は0℃。天気は一時晴れ間が覗いたものの、終日雪雲が空を覆っています。雨になるのか雪になるのかは上空に氷点下30℃以下の寒気団が来ているかどうかによります。2015年11月26日 木曜日from 蓼科高原ペンション・サンセット
2015.11.26
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今日は全国的にぐっと冷え込んだようですが、蓼科高原の今朝の冷えこみは平年並みの氷点下7℃でした。最高気温も氷点下2℃と終日氷点下といういつもの季節感になりました。目の前の谷から蓼科山山頂にかけてどう見ても雪雲という風情の雲のかたまりが居座っていたので、いつ降るかと戦々恐々だったのですよ、実のところ。しかし、雪ではなく雨になりました。氷雨です。気温はずうっと氷点下なのですが、雪には変わりません、たぶん。そして明朝は陽が射さなければアイスバーンになる可能性が高いという危険な時間帯が発生する。まだスタッドレスタイヤに交換していない車も走行しているので、この端境期こそが最も運転に気を遣う季節ではあります。自分は大丈夫でも、大丈夫では無い車にぶつけられることがあるからです。まあ、予報では明日は再び気温が上がると言うことなので、深夜早朝以外は乾燥路面に戻るとは思うのですが。いずれにしても町中の自動車修理工場やディーラーやカーショップ、タイヤショップがスタッドレスタイヤへの履き替え作業に忙殺されるでしょうね〜。当地のような積雪地に暮らしていると、このあたりの「読み」が結構重要だったりします。それはさておき、標高1700mの蓼科高原ピラタスの丘にある我が家(と言ってもペンションなんですが)は本当に静かな季節を迎えています。自然の音以外はなにも聞こえません。リスやキツネやタヌキが動き回る気配や、野性の鹿が下草を分けて進む音が微かに聞こえるばかりです。風の音、雨の音、そしてやがては雪の振る音・・・。わたしはここにいて、そうした自然の息吹、気配に包まれて本当に幸せに暮らしています。もっとも、お金の問題と人間関係からは完全に逃れることは出来ません、人間ですから霞を食ってひとりで生きていくことは出来無いですから。ひとつはっきりしているのはこころのきれいな人ほど自然と仲良くなれるということですかね。2015年11月25日 水曜日from 蓼科高原ペンション・サンセット
2015.11.25
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蓼科高原は今日も冷え込んで朝晩は氷点下5℃になりましたが、これは平年より暖かいです。最高気温が5℃というのも暖かさを感じさせる気候です。すっかり温かな晩秋になれてしまったので私も今夜の冷たい風にはいささかブルッと震えてしまいました。いつもの秋ならすでに聞こえているはずの深夜から未明にかけてのスキー場の雪撒き作業の音もまだしません。まあ、こういう気候の時には⒓月始めにどかっと大雪がやって来て、一気にスキー場オープンというパターンが多いのでスキーヤー、スノーボーダーのかたはご安心下さい。愛車のタイヤもスタッドレスに替えて、わたしたちは準備万端で最初の積雪に備えています。それにしてもここ数日空がとてもきれいです。空の色も今日の写真の通りですし、雲も低く、それに太陽の光が反射してじつに様々な表情を見せてくれます。そして日が暮れればいきなり満天の星空になるんですよね。2015年11月24日 火曜日
2015.11.24
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2015/11/23 月曜日今日の蓼科高原・標高1700mは朝から曇りがち。今朝の最低気温は氷点下4℃、最高気温4℃。平年に比べるとずいぶん温かです。いつもならこの時節は氷点下10℃近くまで冷え込みますから。広葉樹の紅葉・落葉は終わり、いまは落葉松の紅葉がとてもきれいです。当地の落葉松の紅葉は、あの東山魁夷画伯が好んで描いたことはよく知られているとおりです。本当にきれいですよ。 と言いつつ落葉松の紅葉のビューポイントにまだ行っていないわたしです。なので、落葉松の紅葉についてはまだアップできるような良い写真がありません。^^; ということで、美しい夕暮れの写真をどうぞ。 ★★★ わたしたち夫婦が営む「ペンション・サンセット」は、信州蓼科高原の北八ヶ岳中腹、標高1700メートルにあります。 皆様のお越しをお待ちしております。 ★★★ 北八ヶ岳ロープウエイそばのペンション・サンセット:http://www.p-sunset.com/ 天気概況:http://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/kanko/kad.html?code=20010410&type=ski&ba=kk 北八ヶ岳ロープウエイ:http://www.kitayatu.jp ペンション・サンセット:http://www.p-sunset.com/ 地図:https://www.google.com/maps/place/P.サンセット/@36.068779,138.297918,14z/data=!4m2!3m1!1s0x0:0x15633eb0df2d43b7?hl=ja オーナーのFacebook:https://www.facebook.com/masayuki.kano1 Flickrの写真アルバム:https://www.flickr.com/photos/p-sunset/
2015.11.23
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2015/11/18 水曜日 昨日とは打って変わって寒い1日になりました。晴れかと思っていたら昼頃から雨になりました。目の前を雨雲が流れていきます。ピラタスの丘の森はしんと静まりかえっています。こういう日にはコトコトという雨音を聴きながら本を読むことにしています。個人的には「至福の時間」と言えるかも知れません。 信州蓼科高原標高1700メートルの自宅より 20151118-DSC03168-3
2015.11.18
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2015/11/17 火曜日 朝は晴れていたのですが、いまは雨雲が眼前を流れています。まるで冬のような、いまにも雪が降り出しそうな気配。 iPhone 6
2015.11.17
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