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写真:「marguerite」 20180621-DSCF8742-8 FUJIFILM X-E3, FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS --- 2018年6月26日(火) 今朝は比較的温かく、気温は8℃までしか下がらなかった。 日中の気温は最高14℃。 それにしても雨が少ないように感じています。 標高1700メートルの森もいまやすっかり新緑に覆われて。 未明から早朝にかけてたくさんの野鳥が美声を聴かせてくれる。 一部の野鳥は終日歌い続ける。 静かな森、風の音、葉擦れの音、野鳥の声、クマンバチが窓を打つトントンという音。 森の小径を往けば地面はやはり湿潤で梅雨を感じさせます。 見上げれば自分がじつは透明なグリーンの透過光に包まれていることに気づく。 この季節、新緑、水彩絵の具で塗ったような水色の空。 蓼科高原の初夏の中でふと立ちすくむ。 ★★★ 「ペンション・サンセット お料理自慢の宿」というのがわたしの営むペンションの名称です。「Google マップ」にも「foursquare(フォースクエア)」にもこの名称で記載されています。 ★★★ 蓼科高原の公式ホームページ:http://www.tateshinakougen.gr.jp/
2018.06.26
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写真:「雲の中の風景」20180618-DSCF8500-9FUJIFILM X-E3, FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS --- 2018年6月22日(金) 元気良く鳴いていたエゾハルゼミの声がしなくなったようです。この季節に羽化して繁殖を果たし、その短い一生を終えて去っていく生き物です。なんだか切ないですね。 しかしその鳴き声(というか「音色」)は不思議と心に残る存在感のあるものです。決して美しいという類いの音色ではないのですが。 野鳥たちもまた繁殖の季節。毎日、夜明け前から盛大な合唱を始めます。 これがじつに美しく心地よい。 その声で目を覚ましかけるのですが、聞き惚れている内にいつの間にか心地よい眠りへと戻っていきます。その眠りの深く甘美なことといったら。 野鳥の声。風の音。雨の音。新緑の葉擦れ。 自然の立てる音や気配はわたしたちを慰撫しているかのようです。ここにはそのような音しかありません。 自然と調和することなく活動しているのはわたしたち人間だけなのではないでしょうかね。 まあ、極論だということはよくわかっているのですが、自戒を込めてそう感じることが多い昨今です。 蓼科のこの美しい自然と癒やしの力に触れて見入られたのはまだ二十歳になるかならないかの若き日々のことでした。 そのあたりのことを語り出すと長くなるので今日は割愛します。 まあとにかく、不思議な縁に導かれて蓼科に移住して、ふと気づくともう25年の歳月が経過していました。 人間というものはいずれどんな感動的な出来事にも、どれほど素晴らしい環境にも飽きてしまうと誰かが語っていたことを思い出します。誰だったっけ。 わたし自身もこの素晴らしすぎる環境での暮らしに多少なりとも慣れてしまって、感謝の気持ちが薄れてしまっていたのかも知れません。 そうなると、どういうことが起きるかというと、感動が無くなってしまうのです。気持ちが晴れず精神が濁ってきます。これまでなんの苦も無く見えていたものが見えなくなってくるのです。写真を撮り続けていなければそのことに気づくのがもっと遅かったかも知れません。日々、作務のように写真を撮り続けるというルーティンがあればこそいろいろなことに気づけたのだと思います。 何があってもとにかく続けること。どんなことにもこれは通じる原理のように感じます。文字通り「継続は力なり」というのは真実なのです、きっと。 ★★★ グリーンシーズンにはビーナスライン(県道192号線)で蓼科から美ヶ原経由で松本まで一気にドライブするコースがオススメです。ちなみに国道299号線も全面開通しました。 それだけではなく当地の夕暮れ風景の美しさも堪能していただければ幸いです。 蓼科高原ペンション・サンセット お料理自慢の宿 : https://www.p-sunset.com/ ★★★ 「ペンション・サンセット お料理自慢の宿」というのがわたしの営むペンションの名称です。「Google マップ」にも「foursquare(フォースクエア)」にもこの名称で記載されています。 ★★★ 蓼科高原の公式ホームページ(by 茅野市観光協会):http://www.tateshinakougen.gr.jp/
2018.06.22
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写真:「静かな雨」20180620-DSCF8685-5FUJIFILM X-E3, FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS --- 2018年6月20日(水) 昨夜からの雨は未明にかけて最も強く降ったようです。眠りが浅くなったときに聴く雨音は、すっかり繁った新緑の森を強く打ち続けていました。 しかしその音は不思議と心地よく再び深い眠りへと導かれていったのを憶えています。 雨でも野鳥は歌います。歌わないこともあるので、それは単に歌っているのに雨音にかき消されているのか、実際に雨の様子によって歌うのをやめるのかさだかではありません。 雨の音。風の音。 ここでは自然の立てる音以外には存在しない。自然の立てる音や気配はわたしたちを慰撫しているかのようです。 森の動物たち。野性の鹿。キツネ、タヌキ。リス、オコジョ、アナグマ。数え始めると切りが無いけれど、彼らの気配もまた不思議と心地よい安心感を与えます。 このような場所で唯一わたしたちが緊張するのは不意に現れる人間でしょうか。(笑) ストレスフルな仕事に従事していたころにはそのためによく夢を見たことを思い出します。それがこの地に来てからはまったく見なくなったのです。 ここでの暮らしも25年たちました。いま再び夢を見るようになりました。平和な夢ばかりですが、それなりにスリルとサスペンス(?)がある夢です。 私はすっかり癒やされたことを感じます。25年かけて傷ついた心と体は25年かけて癒やされるのでしょう。傷が癒えるためには、そのように傷つくのに要した時間と同じだけの時間を要するのです、たぶん。 豪雨とまでは行かないまでも夕立のような降りの雨はいつしか収まって、いまは静かに雨が降っています。 静かな雨。透明なグリーンの葉を打つ雨の音はわたしたちをいつしか瞑想のような境地へと導きます。澄み渡った大気と、静寂とがやはり人間には必要なのだ。 もちろん激しい戦いの日々も生きるためには必要なのだろうけれど、同時にこのような環境に身を置いて心身を癒やすこともまたわたしたちが自分を見失わないために必要なのだと思う。 ★★★ グリーンシーズンにはビーナスライン(県道192号線)で蓼科から美ヶ原経由で松本まで一気にドライブするコースがオススメです。ちなみに国道299号線も全面開通しました。 それだけではなく当地の夕暮れ風景の美しさも堪能していただければ幸いです。 蓼科高原ペンション・サンセット お料理自慢の宿 : https://www.p-sunset.com/ ★★★ 「ペンション・サンセット お料理自慢の宿」というのがわたしの営むペンションの名称です。「Google マップ」にも「foursquare(フォースクエア)」にもこの名称で記載されています。 ★★★ 蓼科高原の公式ホームページ(by 茅野市観光協会):http://www.tateshinakougen.gr.jp/
2018.06.20
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写真:「レンゲツツジ」20180614-DSCF8232-2FUJIFILM X-E3, FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS --- 2018年6月16日(土) 毎朝未明から禅僧の「作務(さむ)」のように写真を撮っている。淡々と続ける中でなにかがきっと見えてくるのだろう。そんなふうに思っている。 正確に表現するならば、なにかを期待しているわけでもないし、なにかのための努力というのでもない。それを続ける中でなにか変わっていくのか、なにかが見えてくるのか。それともなにも変わらないかも知れないし、なにも起こらず、なにも見えないのか。 なにも変わらずなにも見えなくても、まあ、それはそれでいいのではないかとも思う。 わたしが主に撮影しているのはなんでもないものたち、あるいはあたりまえのものとしての(と思っているだけでじつは奇跡としての)「日常」とでもいうべきものたち。 それはただそこにあって、まるであたりまえのようにそこにあって、少しも変わらないようでじつは刻一刻と変化し続けているものたち。 できることならば良き関係性の中で人を撮り続けたいと願っている自分を感じつつ、いまは身の回りの豊かな自然とただただ真剣に向き合っている。 ひたすら続けていれば、もしわたしにとってそのようなことが真に必要であるならば、いずれ人を撮り続ける日々がやって来るのかも知れない。 人生で起こる出来事に必然性のないものはない。必要のあることだけが起こり、必要のないことは起きない。そんなふうに感じる。 しあわせとはわたしがわたしであること。わたしがわたしでないということが一瞬たりともないこと。100パーセントのわたしであること。わたし以外のわたしではないこと、そのようであり続ける人生であること。 わたしがこのようにわたしであることを何人(なんぴと)にも否定されないこと。わたしがこのようにわたしであることが全的に肯定されること。個人の尊厳とはそのようなものだろう。 話がそれたが、わたしが写真を撮り続けるのはそのようなことに繋がっているからでもある。ひとたびカメラを手にすればそんな辛気くさい小理屈などどこかに吹っ飛んでしまうのだけど。 まあそんなことで今日も写真を撮ったし明日も撮り続ける。それはわたしの職業がなんであるとか、男性であるとか女性であるとか、社会的にどのようなポジションにいるのだとか、そんなこととはまったく関係がないのだ。 ただ撮りたいから撮る。それを通じて自分の視野が広がっていくことを実感するから撮る。写真が好きだから撮る。それ以上でもそれ以下でもない(趣味ですらない)とても個人的な行動であるような気がしている。 ★★★ グリーンシーズンにはビーナスライン(県道192号線)で蓼科から美ヶ原経由で松本まで一気にドライブするコースがオススメです。ちなみに国道299号線も全面開通しました。 それだけではなく当地の夕暮れ風景の美しさも堪能していただければ幸いです。 蓼科高原ペンション・サンセット お料理自慢の宿 : https://www.p-sunset.com/ ★★★ 「ペンション・サンセット お料理自慢の宿」というのがわたしの営むペンションの名称です。「Google マップ」にも「foursquare(フォースクエア)」にもこの名称で記載されています。 ★★★ 蓼科高原の公式ホームページ(by 茅野市観光協会):http://www.tateshinakougen.gr.jp/
2018.06.16
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写真:「祈り」20180613-DSCF8083-4FUJIFILM X-E3, FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS --- 2018年6月14日(木) ふと「祈り」を感じるときがある。 空を雲が過ぎる。 一陣の風が吹き抜ける。 雨滴が木の葉を打つ音。 葉擦れの音、水の音、風の音、自分の呼吸する音。 わたしがいまここにある。 陽が陰る。 陽が射す。 星がめぐる音が聞こえる。 月が煌々と照る夜。 迷子になった子鹿が悲痛な叫びを上げる深夜。 さらさらと粉雪の舞う未明。 世界の終わりのように静かな朝。 わたしは祈る。 わたしは「祈り」を感じる。 祈りはただそこにあって、それは誰のものでも無く、誰のためでも無く。 ただそこにある。 祈りが、ただ、そこにある。 ★★★ グリーンシーズンにはビーナスライン(県道192号線)で蓼科から美ヶ原経由で松本まで一気にドライブするコースがオススメです。ちなみに国道299号線も全面開通しました。 それだけではなく当地の夕暮れ風景の美しさも堪能していただければ幸いです。 蓼科高原ペンション・サンセット お料理自慢の宿 : https://www.p-sunset.com/ ★★★ 「ペンション・サンセット お料理自慢の宿」というのがわたしの営むペンションの名称です。「Google マップ」にも「foursquare(フォースクエア)」にもこの名称で記載されています。 ★★★ 蓼科高原の公式ホームページ(by 茅野市観光協会):http://www.tateshinakougen.gr.jp/
2018.06.14
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写真:「高原はマーガレットの咲く季節」20180612-DSCF7826-2FUJIFILM X-E3, FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS --- 2018年6月12日(火) 蓼科高原の標高1700メートル付近はマーガレットやニッコウキスゲの咲く季節になりました。 きょう庭に咲いた一輪のマーガレットを撮影してみました。 新緑の照り返しの透明なグリーンも混ざって、光線がじつに美しい季節ですね。 未明から野鳥たちの美しい歌声で目覚めます。 「目覚める」と言っても「起こされる」のとは異なって、睡眠と覚醒との中間地点で聴くその音楽はまさに至福です。 すぐ近くの車山高原や霧ヶ峰高原では蛍光オレンジの蓮華躑躅(レンゲツツジ)の大群生が見ごろになりました。 陽光がさんさんと降り注ぐ晴れの日よりも、むしろ曇りの日のほうが幽玄で美しく感じる不思議な花です。写真を撮るなら曇りや雨の日のほうが断然良いです。 山歩きや登山にも快適な季節ですね。蓼科高原、北八ヶ岳は比較的梅雨が軽いので晴天率は高いという印象を持っています(個人的経験ですが)。 皆様のお越しをお待ちしています。 ★★★ グリーンシーズンにはビーナスライン(県道192号線)で蓼科から美ヶ原経由で松本まで一気にドライブするコースがオススメです。ちなみに国道299号線も全面開通しました。 それだけではなく当地の夕暮れ風景の美しさも堪能していただければ幸いです。 蓼科高原ペンション・サンセット お料理自慢の宿 : https://www.p-sunset.com/ ★★★ 「ペンション・サンセット お料理自慢の宿」というのがわたしの営むペンションの名称です。「Google マップ」にも「foursquare(フォースクエア)」にもこの名称で記載されています。 ★★★ 蓼科高原の公式ホームページ(by 茅野市観光協会):http://www.tateshinakougen.gr.jp/
2018.06.12
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写真:「吹き抜け階段の窓外も新緑」20180528-DSCF6242FUJIFILM X-E3, FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS --- 2018年6月1日(金) 蓼科高原の湖沼部はGWにすでにそうなりましたが、標高1700メートルでもすっかり新緑の季節になりました。 鬱蒼とした…と表現しても良いほど今年の新緑は勢いを感じさせます。樹木が元気よく生育するのは森にとっても、そこに生きる動物たちにとっても良いことに違いないのかも知れません。 昨日今日とぐんと冷え込みました。朝は季節感がおかしくなるほど寒く感じました。真夏でも朝は8℃まで気温が下がる気候なのですが、今朝は1℃でした。 最低気温1℃、日中の最高気温は10℃、午後7時現在気温は2℃です。 これはおそらく季節外れの気候です。私もいささか体調を崩してしまいましたが、おかげで数日で2キロほど減量できてうれしくもあります。やはりダイエットがいちばんなのですね。今回は結果的にそうなったわけですが。^^; 腹筋マシンやステッパーも行っているのですが、やはり減量にはエアロバイクもとても有効だと確信しました。ダイエットとエアロバイクトレーニングでがんばろうと思います。(^_^)/ 写真撮りに行くのも山の中が多いの、でそれなりに体力も体幹の強さも筋力の強さも必要なのです。撮影姿勢の保持には多大な筋力と持久力が必要ですよね。^^; 落ちた枝や昨秋の落ち葉や草刈りや砂利を運んできての地ならしなど、なんだかんだでペンションも忙しいのでした。同時に年齢を感じる季節でもあります。 もうすぐ霧ヶ峰高原では蛍光オレンジの蓮華躑躅(レンゲツツジ)の大群生が見ごろになります。はれの日よりも曇りの日のほうが幽玄で美しく感じる不思議な花です。写真を撮るなら曇りや雨の日のほうが断然良いです。 山歩きや登山にも快適な季節ですね。蓼科高原、北八ヶ岳は比較的梅雨が軽いので晴天率は高いという印象を持っています(個人的経験ですが)。 皆様のお越しをお待ちしています。 ★★★ グリーンシーズンにはビーナスライン(県道192号線)で蓼科から美ヶ原経由で松本まで一気にドライブするコースがオススメです。ちなみに国道299号線も全面開通しました。 それだけではなく当地の夕暮れ風景の美しさも堪能していただければ幸いです。 蓼科高原ペンション・サンセット お料理自慢の宿 : https://www.p-sunset.com/ ★★★ 「ペンション・サンセット お料理自慢の宿」というのがわたしの営むペンションの名称です。「Google マップ」にも「foursquare(フォースクエア)」にもこの名称で記載されています。 ★★★ 蓼科高原の公式ホームページ(by 茅野市観光協会):http://www.tateshinakougen.gr.jp/
2018.06.01
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