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そうそう、房総。アフター、シーワールド。外房は大原にあるかねなかさん、有名なんですね。私、知ってはいましたけど、はじめて暖簾をくぐりまして。ドーンっと伊勢海老、伊勢海老、伊勢海老!! 良く見るとですね、結構怖いんですよ。顔とか。お腹のアタリとか。言うまでもないですが、ホントにギーガーの世界ですね…って言ったら、気持ち悪くなりそうですが、何のことはない、プリプリとして甘い伊勢海老を惜しげもなく使った、定番!!「伊勢海老定食」、ガツーンっといっときました~。(了)■帯津良一・帯津三敬病院名誉院長推薦、出版記念講演・青木新門『何のために生き、死ぬの?』(地湧社)。
2009/10/29
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水族館がアツいらしいですね。ここしばらく。え?私の周りだけ?いえいえ、およそ30年ぶりの鴨川シーワールドの熱気を見れば、水族館強し、の思いも確信に変わります。ってんで、行ってきました鴨川シーワールド。えぇ、重ねて書きますが30年ぶりです。はじめて行ったときのこと、正直あまり覚えていません。でも、モモレンジャーが来ていて、サインをもらったような記憶があります。けれど、以来足を運ぶ機会もなく。。。 ですがこのたび、沖縄の美ら海水族館、動物園と、懐かし系テーマパークを攻めている私、思い切って鴨川シーワールドを再訪。え?シーワールドって、こんなキレイだったっけ?想像していたより、あるいは曖昧な記憶よりも、はるかにテーマパーク然として整備された園内にまず驚き。そりゃ、隔世の感アリだもの。 で、いわゆる水族館ゾーンを一通り見まして。こちらもなかなか工夫があります。でもやはり目玉は、やっぱりショー、でしょー(苦笑)。それがちゃんと分かっているシーワールドさん、ちゃんとルートも開演時間も計算して設定してくれています。 まずは、イルカ~!!やっぱりきびきびしたイルカは美しいですね。ジャンプ、ジャンプ!!最後は歌まで歌っちゃう。いやはや。 お次は、巨大な海の帝王、シャチ~。小さい頃から信頼関係を築いていないと、シャチとのショーなんて出来ないんだそうです。獰猛だもんなぁ。イルカのような切れ味はないけれど、巨体をいかしたダイナミックな迫力と、人を乗せて水中をぐんぐんと進む雄大さ、優雅さは、本当に見もの。それにしても子供はいいなぁ。もう、全身ずぶ濡れでもオッケーだから。最前列に、雨合羽着て、傘差して、友達や兄弟同士で陣取って。シャチの立てる波と水しぶきがすごいんですよ。子供たち、喜んでかぶりまくってました。私は、座席にして前から5列目くらいにいましたが、ちょうど手前でぴったりしぶきが止まる、大人なポジショニング(笑)。でも、ちょっと童心が羨ましかったぞ。 三番手は、アシカの一家による、とぼけたパフォーマンス。イルカやシャチに比べると地味なんだけど、本当は相当に訓練されているんだよなぁ。で、オチはもちろん、かの有名な“笑うアシカ”。抱腹での苦笑!!いいよ。 最後が北極からやってきた“海のカナリア”、ベルーガのショー。実際、ショーのプログラムよりも、なんとも神秘的なその姿に思わず見とれてしまいました。気が付けば、あっという間に数時間が経ち…。こんなに楽しいところだったのか…鴨川シーワールド。恐るべし!! 波高い太平洋を望んで、海岸沿いに散歩するのもまた愉し。ハッピーエンドの再訪になってよかったです(幻滅だったら寂しいですから)。(了)▲写真はベルーガのお姿です。■帯津良一・帯津三敬病院名誉院長推薦、出版記念講演・青木新門『何のために生き、死ぬの?』(地湧社)。
2009/10/29
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いつでもまた戻れる、と思うと、意外と足が遠くなるもので。結構近いのに最近ご無沙汰していました銀座は煉瓦亭。学生の頃は、近くに住んでいたので、自転車でちょこちょこ行ってましたけど、今、また結構近い場所にいるのになかなか入るチャンスもなく。日常というか、近くなりすぎてもダメなんでしょうか。あとは、もう常連、毎日一回は昼か夜に顔出すくらいまでの、いわば至近距離にまで近づかないと、かえって目にも気持ちにも入ってこないのかもしれません。 あのちょっとレトロなのにモダン、眼を惹くオレンジと黒のカラーリングの看板。懐かしい…。たまたま仕事を忘れて銀座を散策していたもので、だから目に留まったのかな。そういえば、最近オフ感覚で銀座来てなかったなぁ、と。 他のものを注文しようと思っても、つい香りに負けてしまうカツカレー。やっぱり好きだなぁ。そういえば、嗅覚に負けて、しばらくオムライスもポークカツレツも食べてないなぁ。こんな日を機会に、また足を運んでみようかな、なんて思う台風一過、秋の或る一日でした。なんかお腹減ってきました(苦笑)。(了)■帯津良一・帯津三敬病院名誉院長推薦、出版記念講演・青木新門『何のために生き、死ぬの?』(地湧社)。
2009/10/28
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芸術の秋、恒例の美術展ハシゴ、してきました。国立新美術館。いやぁ、実は不肖ワタクシ、国立新美術館、はじめて名か入ったんですよ。 しかしまぁ、立派な建物ですけど、ロケーション悪いなぁ。年配の方たちも、アクセスには結構苦労していそうな感じ。六本木。ギロッポンでイイじゃないですか。別に何でもかんでも抱えて、中心都市にしようとしなくったって。私はどうも、こういうあまりセンスを感じない「見境のない蒐集癖」というのは、都市相手でもあまり好かないほうでね。 もとい。『第63回二紀展』。絵を描いていた頃の恩師が作品を出していまして。浜村博司先生の『ナガサキ考(翼を持つ聖人像)』。代名詞的な色使いは今回も踏襲されていましたが、照明の関係か、はたまた、今回は歴史への硬質な糾弾よりも、静謐で真摯な祈りに重点が置かれているように見受けられるせいか、いささかはかない感じが全体から滲み出ており、それこそヴァルネラブルな印象を持ちました。ライフワークであるナガサキ原爆、有翼の宗教彫刻。後姿ながらも強い祈りの力を感じさせるモデルの背中には、やがて翼がはえ、それはあたかも天上の祈りに変わっていくのか…。画面中央、天地を走るように散りばめられた折鶴が、彫像、モデル、と三位一体となって、作品に強い精神性を与えていました。 一方、『THE ハプスブルク』。コピーがいいね。「ベラスケスもデューラーもルーベンスも、わが家の宮廷画家でした。」か。どこかで“超セレブ一族のコレクション”みたいに紹介されていましたけど、それよかいいな。それにしても、日本人はハプスブルク家、好きだよなぁ。歴史的にも、すごくドラマティックな瞬間に立ち会った人物が多かったり、やっぱりロマンティックなのかな。 なんせハプスブルク家のコレクションですから、それこそベラスケス、デューラーはじめルネサンス期の名人、達人、技巧派らの作品も多数ありまして。デューラーやジョルジョーネの作品が久しぶりに観られたのは個人的には嬉しかったです。 全体としては、工芸品の数が多かったせいもあり、少し食い足りない印象は受けましたけど、有名(可憐な女帝マリア・テレジアや結構逞しいお姿のエリザベート妃の肖像画もありますよ!!)どころから玄人好みの作品まで網羅している辺りや、入場してすぐの、肖像画の圧倒的な迫力には好感を抱きました。昔はあまり肖像画が好きでなかったのですが、大人になって興味が出た、遅咲きの“肖像画好き”にはたまらないご馳走。満腹、満腹。『THE ハプスブルク』はまだまだ12月まで開催しているので、これから客足も伸びそうです。(了)Theハプスブルク王家■帯津良一・帯津三敬病院名誉院長推薦、出版記念講演・青木新門『何のために生き、死ぬの?』(地湧社)。
2009/10/27
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しかしそれにしても、最近の仮面ライダーは武器に頼りすぎる。などということは、往年のファンも、今のファンも皆気付いていることなのだが。 そもそも、仮面ライダーは力と技で闘った。最初に武器がトレードマークになったライダーマンは、奪われた手の代替としてそれを使ったのだし、そもそもライダーとも認められず、改造人間でもない、生身の人間である“仮面ライダーの世界のアウトサイダー”、ライダーのパワーへの渇望の悲哀の象徴としてそれは機能していたのだ。 Xからは武器が登場したが、それでも、過剰にいたるほどではなかった。しかし、それは一種の“決壊の先触れ”であって、今や武器を使わない仮面ライダーは存在しない。 仮面ライダーが武器を使うことがまったく気に入らない訳ではない。ただ、こうも武器の使用が当たり前になると、ライダーマンのアームが体現していた、何か恨めしいような、仄暗い滾りの鈍く不穏な輝きの意味が無化していくようで寂しい。ライダーマンの右手が啼いている。(了)【送料無料】仮面ライダーW メタルシャフト バンダイ仮面ライダーW トリガーマグナム バンダイ■帯津良一・帯津三敬病院名誉院長推薦、出版記念講演・青木新門『何のために生き、死ぬの?』(地湧社)。
2009/10/27
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「りゅ・う・じ・ん…マブヤーーーっ!!」、の掛け声とともに変身!!特撮(?)ヒーロー『琉神マブヤー』、ハマってます。皆様、琉神マブヤーご存知でしょうか?ま、字面からして、明らかに沖縄。ということで、所謂ご当地ヒーローなんですが、毎年沖縄に遊びに行く私としては、まず二年位前かな、なんかヘンなTシャツが、沖縄県内の土産屋さんでチラホラ。やがてソフビ人形みたいなもの(昨年買ってしまいました)がぶら下がっているのをアチコチで目撃。あまつさえ、品切れの大人気だったり。正直「なんじゃ、こりゃ?」。でも、なぜか気になる。この本気か洒落か分からないご当地ヒーローは、沖縄の子供たちに大人気とか。 最近、そのDVDを借りて本編を見る幸運に恵まれまして。いやはや、“脱力トーンのドラマシーン”と、“結構シッカリ格闘シーン”で構成されたテンポ良い作り。その全体に流れるのは、まさに“ウチナーのいま”“誇張されないウチナーグチ”“ネイティブなスピードやイントネーション”、今風の言葉も登場して、「うわぁ、これホントの沖縄の街中の会話じゃないか!!」と、住んでいた頃が懐かしくなってしまいました(ちゃんと字幕が出ますんで)。うん、この番組は、沖縄らしい普通でローカルな風景、飾らない言葉、わかってる脱力感に魅力があったのか。 ヤチムンの修行をするとほほな主人公が、ふとしたことからマブイ(魂)を落っことす(要するに、たまげること。霊的な感覚を落とす、ということで、縁起が悪く、エネルギーも低下するという、沖縄では普通に心配されてしまうコト)。おばあにマブイグミ(魂を込めること)をしてもらったところ、琉神マブヤーの魂が主人公に入り込む。マジムン(化物、つまり敵です)の魔の手からウチナーを守るため、ティーダ(太陽)の力で琉神マブヤーに変身!!とどめは必殺技、スーパー・メーゴーサーっ(アマゾンみたいだな)!!恋あり、笑いあり、笑いあり、笑いあり、本気あり、驚きあり(え!!あのマジムンが、あの人のアレだったとは!!)、の直球勝負な誇るべきローカル・ヒーロー・ドラマ。それが『琉神マブヤー』であります。 テーゲー主義批判をしてみたり、とさりげに沖縄を自分で笑い飛ばす諧謔精神をピリリと感じさせるも、どのエピソードにも、今の沖縄の子供たちに残したい琉球文化を上手くモチーフにして、「あぁ、文化教育的な要素もちゃんとあるんだなぁ」と感心。こういうことをちゃんとやっているトコロは、やっぱり地元愛が強いですからね。大事なことです。 やけに格好いいイントロに、粘っこいギターのサビが絡んでくる主題歌にアルベルト城間氏起用(うわぁ~、コーラスはコンディション・グリーンのかっちゃんだし!!濃い&格好いいワケだ)だから、贅沢だよなぁ。「ウチナーがアブナイー~♪」のソウルフルな歌い出しにはぶっ飛びましたけど。 もしかしたら、あまりにベタ過ぎて、ウチナンチュしか笑えないツボ(ヤチムンだけに、ね。おっと)もあったりもしますが、沖縄土産には是非、このご当地ヒーローとの素敵な時間を(笑)!!(了)人気沸騰!!!今話題の戦隊ヒーロー魂の戦士「琉神マブヤー」DVD【EXパック対応】【送料無料選択可!】琉神マブヤー ミニ・アルバム / 特撮沖縄の子供達に大人気!沖縄のヒーローマブヤーです(`∀´)/琉神マブヤーフィギアマブイストーンのストラップだ!!中にマブヤーがいるよ♪琉神マブヤーマブイストーン根付■帯津良一・帯津三敬病院名誉院長推薦、出版記念講演・青木新門『何のために生き、死ぬの?』(地湧社)。
2009/10/27
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私の著書に関して、今でも感想やご意見をいただきます。その中でも「スピリチュアルについてはどう思いますか?」「どう捉えているのですか?」といったような質問もよく受けます。 私自身は、スピリチュアリティとオカルティズムというのは違う、という風に考えています。そして、時折しも超常的なスピリチュアリズムがコマーシャルと受け取られていた当時、それとは一線を画したところに、WHOの「健康の定義」で議論されるようなスピリチュアリティや、人間を人間たらしめる一要素としてのスピリチュアリティがあることを考えることの可能性を謳ったのでありました。 無論、非合理的な世界や超常的な感覚というのは、私は受け入れますし、どちらかと言えばそうしたセンスの強い方だと、これまで生きてきた人生の様々な出来事からみて思ってはいますが、私がスピリチュアルというとき、それは■後天的であるよりむしろ かなりの程度先天的(人類として生得的)なもので、 言葉の通じない対象にアクセスする方法、モード、スタンス という定義のようなものに、現在では落ち着いています。無論これは最終の答案ではなく、まだまだ長い時間をかけて、その一番伝わりやすい意味について自問していかねばらないのですが、備忘録的な意味合いもかねて、ちょっと一言、まとめておきました。(了)何のために生き、死ぬの?■帯津良一・帯津三敬病院名誉院長推薦、出版記念講演・青木新門『何のために生き、死ぬの?』(地湧社)。
2009/10/20
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今間違いなく一番面白い連ドラといえば、毎週日曜朝7時放送『侍戦隊シンケンジャー』をおいてほかにない…。と前に書きましたが、観てますよ~、毎週。我が腑破十臓も予想通り(?)復活してくれました。だって、シンケンレッドの終生のライバルなんだから、事実上ラスボス扱いなんじゃないか?と勝手に思っているのです。だって、根底に流れるのが武士道なら、少なくとも血祭ドウコクとは別の意味で、もっとコアな斬り合いがあるはずで。レッドと十臓の間には、正邪や善悪を超えた関係があるような気がしていますから。 この面白さ、何なんだろうなぁ。といつものように思案していますが、一つには、「敵か味方か分からない“謎キャラ”がいない明快さ」が要素としてあるのではないか、と。最近のヒーローものは、敵か味方か分からない、純粋に正義のために闘うのではない準主人公が多いような気がします。 で、そういう謎キャラは、やっぱりミステリアスで、子供心にも格好いいわけで、そんなこんなで、子供たちがみんなトリックスター候補になっちゃう危惧、あるような(ないかな?)。 「敵か味方か分からないぜ、オレ。油断するなよ」みたいな立ち位置。子供には危険でしょう。ま、かくいう私も、実は子供の頃からダークヒーローが好きで、仮面ライダーなんか、ライダーマンが一番好きだと言い続けて来たくらいでしたから(苦笑)。周囲からは、「え?ライダーマン?顔半分見えてるじゃんかよ」とか言われながらも、頑なに。 でも、やっぱりシンプルさの美ってあると思うんです。まっすぐな爽快感。その点、シンケンジャーは、明快。敵味方がハッキリしているし、複雑な動機で闘ったりしない。悪から世界を守るため。それだけ。 プロットもテーマもキャラクター造形も複雑化するご時世にあって、ジャパネスクなアイディア一本で勝負するその姿勢たるや、まさに武士道であります。 今後は、新ロボ・モウギュウダイオー(牛丼大魔王にして欲しかったなぁ)も大暴れ、最後まで目が離せません。(了)<31%OFF>侍戦隊シンケンジャー 侍合体 DXモウギュウダイオー《予約10月下旬予定》■帯津良一・帯津三敬病院名誉院長推薦、出版記念講演・青木新門『何のために生き、死ぬの?』(地湧社)。
2009/10/16
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そうそう、マイペースで観てます『天地人』。少々間が空いてしまいましたが、去る連休で一気にリアルタイムに追いつきました。いやぁ、実に濃い展開でした。 というか、もしかして事実上、派手な要素としてはピーク、迎えちゃいました?関ヶ原の戦いで…。あとは、大河っぽく、主人公の晩年を描いて、地元に愛される英雄に成熟し果てるまでを描くのであれば…やっぱりピーク、迎えてますよね(汗)。 なんせ秀吉の死から、家康の台頭、そして一気に関ヶ原の戦いまで畳み掛けるところは、もう「惜しげもない」という言葉にふさわしい名場面、名エピソードのオンパレード。それが第38回「二つの関ヶ原」に向かって一気に加速して行く。う~ん、笹野氏の秀吉も素晴らしくイヤなヤツ(褒め言葉です!!)でしたが、松方氏演じる家康の喰えぬヤツっぷりもまた…巧い。こんなヤツが江戸幕府開いて、伝記になっているのか…と教育のあり方に首を傾げたくなるほど(苦笑)。参りました。現実にいそうだもんなぁ、こういう人…。 で、ここで所謂イケメン・キャストたちがどんどんその一番の見せ場で散って行く。上地雄輔氏の小早川秀秋もよかったなぁ。坊ちゃんらしい、立派な赤い鎧と、おどおどした雰囲気のギャップ、淀に陳情するときのやつれ演技もまた。城田優氏演じる真田幸村、いつまでチョイ出演なんだ!!嗚呼、これがまさに、後に戦国最後最強の兵と謳われるもなかなか本舞台を与えてもらえなかった幸村自身の無念さを醸し出す演出なのか(いや、それは深読みし過ぎだろ)!! で。小栗旬氏。いいですね、ホントに。石田三成。いいです。前田慶次は、期待がプレッシャーになったのか、敢えてのスルーなのか、出してくれませんでしたが(苦笑)、小栗氏の石田三成で救われました。 この高邁な理想と不器用なまでの意地、そして正義をもってしても勝てなかった理想主義の限界に直面して向かえる死。美しいです。実に美しい。大体、硬質な正義など勝ったためしがないのです。この世で今も勝ち続けているのは、せいぜい玉虫色の正義。欺瞞なのです。だからこそ、フィクションの中で、融通の利かない正義を信じる石田が格好いいし、それが滅び崩れる様も、対岸の火事の?のゆらめきをぼうと眺めるように美しいと感じてしまう。まさに、この世では敗北する理想主義の彼岸に身を投じることで、別世界に勝利の石碑を打ち立てたような趣き。天晴。 脇も良かった。若林豪氏、「我が首取って手柄とせよ!!」、ベテランだけが言える台詞。痺れる。飄々としたイメージ、目だけの演技でファンを納得させたのでは?と思わせるのが、津田寛治氏演じる、三成のもう一人の盟友・月光仮面な大谷吉継。自身の病を不憫と感じさせぬ優雅なオーラと、ユーモアある洗練された才気を滲ませた、短いながらも名演技&名シーン。熱い男っぷりも見せてくれました。 結局、直江兼続を描く、ということはどういうことなのか。これまで歴史上マイナーとされてきた武将を描くというのはどういうことなのか。この「二つの関ヶ原」で迎えたピークに一つの答えがあるような気がしました。つまり『天地人』とは、歴史上、最前線で斬り結んできた英傑たちの心に、すっと入り込んできて、通り抜けて行く。そして相手が敵であろうと味方であろうと関係なく、あとには、消えない清々しさのようなものを残して行く。 つまりそういう、地味だけど忘れられない男を主人公としておきながら、その実、その心にどう印象として残っているのかという「歴史を通過して行く英雄たち」目線で描いている。さらにこの目線をもう一度直江@主人公目線にひっくり返すと、『天地人』とは、“名将の心にどう残ったか列伝”であり、“名将スタンプラリーにいくつ直江スタンプを押し、コンプリートしていくか”、というコレクションの過程を視聴者に見せていく作業だったのかも知れない、などと思っているわけです。無論、直江兼続自身にそのような奇矯な蒐集癖や下心などなかったわけで、そうでなければ清々しさなどとは無縁になってしまうのですが、こうした人物を主人公にした場合は、卵の両面焼きのように、テーマを二度三度とひっくり返していたりするのではないか、と勝手に節介な謎解きをしながら日曜日を過ごしていたりするのです。(了)送料無料!【Wii本体同梱版】戦国無双3 with Wii(特製クラシックコントローラPRO同梱)(RVL-S-KH59)(4988615033209)2009年12月3日発売■帯津良一・帯津三敬病院名誉院長推薦、出版記念講演・青木新門『何のために生き、死ぬの?』(地湧社)。
2009/10/15
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最近は、少し忙しくてあまり体系的に読書を進める時間がなく、本ブログの柱である書評を書くチャンスもあまりないのです。同時に、今はつまみ食い的に読み散らしているような傾向もあるので、ますます書評アップとは方向性が違い…。でも、通読している本もあるのです。最近私の中でのブームが読み返し。あ、これも書評記事にはならないですね(汗)。 アルトゥーロ・ペレス・レベルテあたりからおかしかった。『ナインスゲート』読み返しから、さらに『戦場の画家』まで戻り、やっぱりデュマ本人まで戻ってしまった…。次に漱石の短篇集などをなぜか引っ張り出し、しばし読み返し。今はユイスマンス『さかしま』をひっくり返しています。ユイスマンスは好きなので、いつも読み返したいと思うけれど、結構重たい、というかクドいんです。胃もたれするほど読みたいはユイスマンス!!を読みたくなるのですが、今回は『彼方』とどちらにしようか迷って、結局『さかしま』にしました(本当は『彼方』の方が好きだったりするんですが)。 この無茶苦茶な読み散らかし。これが実は、次にどんな方向に新しく掘り下げて行こうか、ちょっと模索してるの、自分でも分かってるんですね。自分で分かっていて、こうした現実逃避的で刹那的な本の読み方を自分に許している。自分自身の放牧みたいなものです(笑)。今は、これまでの関心を次の関心へとうまくつなぐ時期、もうしばらく放蕩な読書に浸りたいと思います。(了)戦場の画家夢十夜さかしま■帯津良一・帯津三敬病院名誉院長推薦、出版記念講演・青木新門『何のために生き、死ぬの?』(地湧社)。
2009/10/15
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ちょっと用事があって葛西に行きまして、ぽっかり時間が出来たので、前から気にはなっていた「地下鉄博物館」に行きました。駅に併設?入館料210円?ま、空きスペースの有効利用だろう?と高をくくっていましたが、この場で謝罪。大充実!!実りの秋です(笑)。 まず入館チケット。これ、地下鉄の券売機で買うんです。で、入館するとき、改札を通ります。なかなか味な演出。で、入って直ぐ、目には昔の改札が飛び込んできます。そう、有人の。 で、いきなり昔の丸の内線や、レトロな車両が実物大でドーンと。いやぁ、スゴイ。子供たちの数もスゴイ(笑)。 圧巻は、地下の線路を掘る掘削用のディスク@実物。先端は工業用のダイアモンドかなぁ…とか、想像しながら。 最初に開通(上野-浅草間、銀座線)した頃のポスター(おお“東洋唯一”とは名キャッチコピー!!)や、大人も楽しめる資料のほか、子供たちには巨大な“電車でGO”みたいなシミュレーターとか、自動ドアの開閉を体験できたり、Nゲージみたいな模型があったり、と相当なボリューム。駆け足で時間つぶしに入るのは勿体無いくらい。 そもそも私、電車にあまり興味がない子供でした。興味を持ち始める頃に海外に移住したこともあるでしょうし、電車といえば、旅行のための交通機関で、新幹線やブルートレインに乗るのは楽しかったですが、それはイベントとして楽しかっただけで、日常の交通手段として純粋に電車に魅力を感じていたわけではなかったんです。その後、電車通学を経験しましたが、18になっても、まだすべての地下鉄が都営だと思っていたくらいの世間知らずでしたので(苦笑)。当然、駅名も全然知らないし、時刻表の読み方も知らない。 原稿を書く仕事をするようになって、電車の便利さ、面白さ、地方に取材に行ったりなどすると、旅情すら覚えるようになったわけですが、こうして「地下鉄博物館」で、熱い視線で電車のディスプレイを見上げる子供たちをみていると、電車が持つロマンというのは、いつの時代にも変わらず魅力的なのだな、と改めて教えられる気がしました。(了)■帯津良一・帯津三敬病院名誉院長推薦、出版記念講演・青木新門『何のために生き、死ぬの?』(地湧社)。
2009/10/12
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最近私、おじさんになりましてね。いや、最近じゃないって?マァ、マァ。確かにそういう向きがおられることも致し方なし。けれど、ここでいうのは、所謂加齢によるオッサン化ではなく“おじさん”。つまり甥っ子が出来たということです!! 待望の赤ん坊が、弟夫婦に誕生し、めでたく私も人並みに“おじさん扱い”される資格をゲットいたしました。本当に嬉しいですね。私自身が子供好きな一方、弟は変にプライベートではドライなところがあるから「大丈夫か?」と案じていましたが、しっかりデレデレになっており、安心した次第。 人生の秋…という年齢にはまだ遠いですが、占いによると私の宿星はちょうど季節でいう秋にあたるそうで、まぁ、このたび“おじさん化”したことで、ひたと人生の秋の訪れを感じるのでありました。(了)■帯津良一・帯津三敬病院名誉院長推薦、出版記念講演・青木新門『何のために生き、死ぬの?』(地湧社)。
2009/10/08
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何でしょう。イロイロと多忙な折、塩野七生著『ローマ人の物語』35、36、37巻が文庫になってますよね。ふたたび戦場に戻らねばなりません。そうです、重厚なローマ史との闘いです(詳しくは当ブログ「変則書評:ローマ人の物語」カテゴリをどうぞ)。 ところで、あの怒涛のような進軍から9ヶ月、ちょっと気持ちを高ぶらせる必要があるのもまた事実。歴史としても、英雄不在、帝国の崩壊に向かっていくプロセスなので、あの当時、一気に読み進めたのと同じエネルギーを再点火するのは少々力技。でも、やっぱり滅び行く様に美あらばこそ…なので、本気で向き合いたい。じゃ、どうしよう??? ということで、その起爆剤として、ようやく廉価版として発売になった海外ドラマ『ROME』、観てます。全22エピソード。カエサルのルビコン越えから、初代皇帝アウグスティヌス誕生までの、ほんの一時期を描いたドラマですが、様々な話題が先行しただけあって、なかなか見せてくれます。あくまで、或るローマ人兵士の目を通じた物語として捉えた脚本も、単に歴史劇でなく、人間ドラマとして丁寧に描き込む仕掛けとなって、観る者を引っ張ってくれます。 英語で観ることの違和感はあります(といって、当時の原語で観られるわけないのですけど)が、当時の風習や軍団の規律、宗教観なども興味深く、しっかり描かれています。何より、当時の人々の生活感/生活観、ものの考え方や闊達な人間力が楽しく(かの有名な、市民による権力者への風刺の落書きなども!!)、物足りなさは感じさせません。ある意味で、現代よりもあっけらかんとしていてヴィヴィッドなライフスタイルが垣間見えます。 ただし。塩野イズムに親しんだ日本人は、もしかしたらこのドラマを観て首を傾げるかも知れません。横山光輝や吉川英治で『三国志』に興奮した日本人が本家の映画を見てももう一つ納得できないように。そうです。キャスティング(および見た目のイメージ)ですね。これ、いつも問題になります。目の覚めるような美男子は出てきません。どちらかといえば、マッチョ&汗臭いカンジ。でも、きっとその方がリアルなんだろうな。半裸&筋肉フェチには堪らない…とは思いますけど(苦笑)。とにかく肉弾、肉弾、また肉弾の嵐。 主役の一人、ティトゥス・プッロ役のレイ・スティーブンソンは、クライヴ・オーウェン主演『キング・アーサー』では、寡黙でストイック、気は優しくて力持ち、おまけに体を張って仲間を救う“西洋版・武蔵坊弁慶”みたいなダゴネット役を演じていた俳優。『ROME』では、まったく逆な、多弁で豪放磊落、無頼だが忠実な荒くれ兵士を演じていますが、なかなか味のある芝居、見せてくれます。 視覚は、直接的で、ときに大きな感覚を誤らせます。しかし今回は、この強烈なドラマを見ることで脳を活性化し、ふたたび塩野七生『ローマ人の物語』の世界に参戦するためのウォーミングアップをしようと思っています。(了)2009年08月12日発売ROME[ローマ]〈前編〉2009年08月12日発売ROME[ローマ]〈後編〉■帯津良一・帯津三敬病院名誉院長推薦、出版記念講演・青木新門『何のために生き、死ぬの?』(地湧社)。
2009/10/06
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