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(中編からの続きです)ロウさんとの出会いから、約3年後…。1991年3月。23歳の時の話です。大学3年生から4年生に上がる前の春休みに、生まれて初めての海外旅行に、行きました。場所は、台湾でした。ロウさんから、招待されて、ロウさんの家で、約2週間、過ごしました。沖縄から、飛行機で、1時間なのですが、時差も1時間あり、午前9時に、那覇空港を、出発して、現地に着いたら、時計を、巻き戻し、また、午前9時に、セットしたので、なんだか、テレポーテーションして、時間を得した気分になった、記憶があります。(笑)言葉が、通じなかったので、いろいろと、大変なハプニングにも、あいましたが、とっても、楽しい体験でした。ロウさんの家に着いた時、まっさきに、お母さまを、紹介していただきました。「よく、いらっしゃいました。沖縄では、息子が、お世話になりました。ゆっくり、楽しんでいってくださいね。」このお母さまも、日本語が、ペラペラでした。それも、そのはず、台湾で、旅行会社を、長年経営していて、特に、「身近な外国」ということで、「沖縄~台湾」の間を、ツアーの目玉にしていて、大成功しているとのことでした。素晴らしい日本語だったのですが、沖縄の方言も、ペラペラでした。しかも、沖縄の人でも、しらないような方言の敬語なども、知っていました。もちろん、歴史などについても、とても、深い知識をもっていました。美人で、上品で、教養があり、素敵な女性でした。 台湾では、ビックリの連続でした。台北市に、ロウさんのマンションがあったのですが、家族や親戚、友人たちで、集まって、「今日のランチは、チキンラーメンにしよう!」と言ったあとに、ベランダから、生きている鶏を、持ってきて、私の目の前で、その鶏の首を、ボキッと折り、殺してから、鍋にいれて、焼いて、それを、ラーメンの上に、置きながら、皆で、ナイフで切って、食べる豪快な食べ方には、驚きました。(笑)それから、朝に、近くの公園に行って、老人たちが、太極拳をやっている姿を見ながら、お茶を飲んだりして、楽しい時間を、過ごしました。他にも、有名な博物館などに、行ったりもしました。門番の軍人さんが、瞬きもしないで、立っている姿にも、驚きました。夜は、ロウさんの友人たちと、皆で、踊りに行ったり、川で、バーベキューをやったりも、しました。同じくらいの若者同士で、かわいい女の子も、一緒だったので、とっても、楽しかったです。温泉では皆で、入浴せずに、一人づつ、個室で、入浴するのにも、ビックリしました。台湾の人たちは、あまり、皆で、一緒に、お風呂にはいるのは、苦手だと、聞きました。ロウさんが、通訳をしてくれたおかげで、同じくらいの歳の外国の若者と、腹を割って、本音で、語り合うという貴重な体験ができました。若いうちに、こういう体験を、味わったことは、とても、よかったと、思っています。酒を飲みながら、政治のことや経済のこと、戦争のこと、歴史のこと、恋愛のことなど、本当に、深い会話ができました。よく、言われたのは、「日本は、いい国だねー。居酒屋で、知らない人同士、殴り合いの喧嘩が、できるんだよね。それは、平和で、いい社会の証拠ですよ。台湾なんて、普通のチンピラでも、拳銃をもっているから、怖くて、知らない人同士で、喧嘩なんかできないですよ。日本は、拳銃が、ほとんど、出回っていないから、そんなことが、できるんですよ。」これには、ビックリしました。まったく、考えたこともないような視点だったのです。 台湾には、18歳くらいから、徴兵制があるのですが、この徴兵制の話も、興味深い話ばかりでした。数日間、眠らずに、500キロくらいを、歩かされる訓練がある話なども、聴きました。「地獄だった…」という人もいれば、「楽しかった!」という人もいたりして、「やはり、どんなことも、人によって、感じ方が違うんだな。」と思いました。ただ、本当に、理不尽なイジメなどもあって、軍隊内では、上官が、部下を、汲み取り式の便所に、身体を、全部、埋めて、溺れる寸前までイジメるとか、そういう非人間的なことも、よくあり、頭が、おかしくなってしまう若者もいるという話も、聞きました。皆で、徴兵時代の思い出を、語っていた時、なにげなく、「そういえば、ロウさんから、徴兵時代の話、一度も、聞いたこと、なかったんですが、ロウさんの徴兵時代は、どうだったんですか?」とロウさんに、質問すると、突然、それまで、笑っていたロウさんの顔が、曇りました。それから、「トーマさんには、話したことなかったんですが、実は、僕は、徴兵には、行かなかったんですよ…。皆のような軍隊経験は、ないんですよ…。」と、申し訳なさそうに、ボソッと呟きました。「へーっ、それは、また、どうしてだったんですか?」こういう素朴な質問を、してみました。すると、ロウさんの口からは、意外な話が、でてきました。「トーマさん、僕の身長、何センチあるか、知っていますか? 145センチくらいですよ。実は、この低い身長は、僕のお母さんが、わざと、僕が、赤ちゃんから子供の頃に、食事を与えないようにして、意図的に、つくった低い身長なんですよ。」どういうことなのか、私が、理解できずに、絶句していると、ロウさんは、話を、続けました。「僕のお母さんは、実は、大の戦争嫌い。軍隊嫌いなのです。本当の平和主義の人なのです。それで、どうしても、自分の息子だけは、軍隊にいれたくなかったそうです。いろいろ世界情勢を、考えて、台湾の政治が、この先、しばらくは、変わらないと判断したそうです。そこで、徴兵を免れるのには、身体障害があれば、免れるということに、気がついたそうです。それで、僕に、食事を与えないようにして、あまり、身長が伸びないように育てたんですよ。極端に低い身長は、障害者扱いになるのです。」もう、驚いて、口がきけなくなってしまいました。「それで、子供のころから、高校生くらいまで、この身長のことで、お母さんと、毎日、大ゲンカしました。でも、お母さんは、どんなことがあっても、自分の息子を、軍隊にいれて、戦場で、人から殺されるようなまねは、させない。また、自分の息子にも、人殺しも、絶対に、させない。これを、ずっと、言っていました。」なんということだろう、ロウさんの身長が、極端に、低いのは、気になってはいましたが、自然に、そうなったのだと、思っていました。「でもね、トーマさん、20歳くらいになって、友達が、徴兵制で、兵役を経験した話を、聴いたら、ようやく、お母さんの気持ちが、わかりましたよ。やはり、僕のお母さんは、素晴らしいお母さんだったと、今では、誇りに、思っています。たしかに、この低い身長のおかげで、10代のころ、女の子にも、モテなくて、寂しかったです。でも、ブルース・リーの身体に、憧れたのが、キッカケですが、パワーリフティングで、身体を鍛える喜びも知りました。そして、なによりも、このバーベルが縁で、沖縄で、トーマさんたちのような、素晴らしい友人ができました。だから、今では、自分の運命に、感謝しています。」ロウさんが、こう言ったあと、もう、何も、言えなくなって、ずっと、下を、向いて、いろいろ考えていました。「世界には、こういう平和運動をしている親子もいるのか…。こういう母親もいるのか…。」こう思って、すごく、心が、動揺しました。日本には、こういう親子は、いないと思います。そうです。私が、「本当に、武の心をもった人物」といったのは、このロウさんのお母さまのことです。個人レベルですが、「戦争」というものを、3歩くらい前で、くい止めようと、必死になって、自分のできる範囲で、戦っていたのですね。このように、「武の心」というものは、とても地味なものです。でも、とても、優しくて、強いものです。 今でも、このロウさんお母さまの子育てが、はたして、よかったのか? 悪かったのか? という判断は、できません。精神世界的な解釈をすれば、ロウさんは、凄く強い魂を、もっていて、それで、そのお母さんの同意のもとに、この世界に、使命をもって、生まれてきたのだろうと、推測できます。ロウさん親子の平和運動は、小さな活動です。また、台湾は、いまだに、戦争の脅威にさらされています。軍隊も、なくなっていません。でも、私が、エッセイを、一度、書くと、少なくても、数万人の人が、これを、読むと思います。このロウさん親子の「小さな平和運動」は、少なくても、これで、数万人の人の心に、届くことになります。これによって、チョットだけ、世界は、平和な世界への第一歩を、また、踏み出せたと思います。本当に、「チョットだけ」ですが、人間という存在は、この「チョットだけ」のために、人生を、生きているのかもしれません。 私個人からすると、少なくとも、ロウさんが、そういう人生から、身長が低くても、十分やっていける、「パワーリフティング」という競技を選び、それから、沖縄で、私と出会い、私に、パワーリフティングを教えるという流れになったので、私の人生の大恩人だということです。その後、パワーリフティングの勉強をするために、アメリカに渡って、キネシオロジーというものに、出会ったことからも、やはり、ロウさんとの出会いも、今回の人生の中で、必然だったかなという気がします。 あと、余談ですが、この台湾旅行から帰ってきて、1週間後に、大学4年生になったのですが、この時期に、私の人生を、大きく変え、精神世界の扉を開いてくれた、人類学者の宮城先生にも、出会うことになるのです。奇しくも、長順先生とも、同じ姓でも、ありました。人生って、本当に、不思議ですね。そして、人と人との縁って、最大の神秘ですね。(笑) <参考>☆私の曽祖父、宮城長順先生が、モデルになった映画、「ベストキッド」です。この中で、ミスター・ミヤギという役で、登場します。観てない方、ぜひ、観てみてくださいね。第4部まであります。☆「ベストキッド(カラテキッド)」のテーマソングhttp://jp.youtube.com/watch?v=5yc4Aa1F_rk&NR=1 ☆もうひとつ、長順先生が、モデルになっていると思われる人物がでてくる映画を、紹介しますね。「黒帯」という映画です。この中に出てくる主人公の師匠は、長順先生が、モデルだと思います。映画の中に、写真も、ちょっとでてきます。☆公式サイトです。http://kuro-obi.cinemacafe.net/ 以上トーマtoma_atlas@yahoo.co.jp☆日記(エッセイ)のバックナンバーです。http://www.tomaatlas.com/library.htm☆トリプル向日葵さんのサイトです。http://triplehimawari.ocnk.net/☆精神世界のランキングです。応援クリック、ポッチとお願いしますね。(いつも、ありがとうございます。皆さんの応援が、励みになっています。) ↓http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas☆私のメインサントです。↓http://www.tomaatlas.com/☆「ベストキッド(カラテキッド)」という映画です。実話を、ベースにしたストーリーみたいです。ミスター・ミヤギは、本当に、ああいう訓練を、弟子たちに、させていたことが、あったそうですね。(笑)
2008年08月30日
(前編からの続きです)「武」という文字は、「戈を止める」という意味だそうです。「戈」というのは、「矛(鉾)」のことです。「槍」や「銛」の意味もあるみたいですね。要するに、「武器」です。つまり、「武とは、理不尽な暴力や権力を、止める行為」という意味が、込められているそうです。だから、「格闘技」と「武道」は、違うのです。「格闘技」が、どちらかというと、ボクシングやレスリングのように、一定のルールのもとで、公平に闘い、技や勝敗を競うことに対し、「武道」は、闘うことが目的ではなく、あくまでも、無法者や無礼者などの理不尽な横暴や暴力を、止めるための心構えや技を、磨くための道なのです。自分や社会を、よくしていこうとする道だと、言ってもいいですね。だから、空手などの武道では、昔から、「空手に、先手なし」という言葉があるのです。「なるべく、ギリギリのところまでは、争いごとは、避けるようにする。そして、自分からは、絶対、喧嘩など、吹っかけない。だが、いざ、闘わなければいけない状況になったら、なるべく、自分も相手も、被害を、最小限にするようなかたちで、遺恨を残さないように、すみやかに、戦いを終わらせる。そのためには、一撃必殺の技を、普段から、身に着けるように、稽古する。ただ、その技は、一生に一度、使うことがあるかどうかである。使わないに、こしたことはない。それを、一度も使わないのが、いい人生である。」こういうニュアンスの意味だと、思います。格闘技が、勝負に勝つことを、目的に、訓練するのに対し、武道は、そもそも、勝負自体を、人間の哀しい行為だと考えるものなのだそうです。だから、もし、勝負で、勝っても、ボクシングのように、「アイ アム ア チャンピオ~ン!」などと、ガッツポーズなどして、叫ばずに、負けた相手にも、礼をして、しっかりと礼儀をつくし、もし、相手が、亡くなった場合も、供養もするというのが、武道なのです。自分が、空手を、やっていたころは、ちょうど、こういう考えで、稽古していました。空手道場を、辞めて、パワーリフティングの選手になってからも、やはり、自分は、どこか、こういう武道的な気持ちを、持ちながら、練習していました。今でも、スポーツや格闘技なども、大好きですが、やはり、「武道」という言葉には、どこか、特別な尊敬や哀愁を、感じます。 宮城長順先生については、祖母から、いろいろ話は、聴いていましたが、書籍などの記録には、特別に豪快な武勇伝は、残っていません。若いころは、少し、ムチャをやったり、暴れたりしたこともあるみたいですが、武道家として、名前が売れてからは、喧嘩をしたりしたことが、ほとんど、なかったみたいです。ただ、長順先生の孫弟子に、極真空手の創始者、大山倍達などの達人がいることなどからも、相当な達人だったことは、予想がつきます。生前は、その強さから、「拳聖」などとも、呼ばれていたそうです。考えてみたら、若いころはともかく、武道家としてある程度の立場になったら、くだらない喧嘩などしないのが、本来の姿だと思います。武道家で、武勇伝が、たくさん残っているということは、もしかしたら、それだけ、無益な争いが多かったということではないでしょうか?たとえば、居酒屋で、酔っぱらったヤクザに絡まれても、このヤクザをと喧嘩をして、やっつけるのは、同じようなチンピラだと思います。格闘技の選手だったら、一発ぶん殴って、終りにするかもしれません。ただ、これが、武道家だったら、すぐに、お辞儀をして、お詫びをして、その場から、すみやかに、立ち去るでしょう。または、ニコニコ笑いながら、相手にも、周囲にも、わからないように、痛くないように、やさしく、技をかけて、眠らせるかもしれません。ヤクザを、ぶん殴って、やっつけたら、武勇伝が残り、周囲から、注目されたり、自慢ができるかもしれませんが、お詫びをして、その場から、立ち去れば、目立たないし、武勇伝は、残りません。でも、本当の武道の達人は、こういう目立たない行為が、できる人たちばかりだったと思います。さらに、本当に賢い、武道家だったら、そもそも、そのようなヤクザが、絡んでくるような居酒屋には、行かないと思います。少し、高くても、上品で、礼儀をわきまえている人たちが集まるような店で、お酒を、飲むかもしれません。もしくは、酒場など行かずに、家で、奥さんや娘と晩酌するかもしれません。もっと、凄い達人になると、健康に悪いと思ったら、お酒そのものを、意志力で、やめてしまうかもしれません。こういう地味な強さは、わかりにくのです。でも、私は、こういう強さに、憧れるし、これが、本当の強さだと、思うのです。冒頭の長順先生の「人に打たれず、人打たず、事なきを、もととするなり」というのは、弟子たちへの最後の遺訓だそうですが、本当に、それが、人間の生き方の理想だと思います。祖母から聴いた話によると、長順先生は、空手の試合や稽古よりも、気をつけていたのは、なんと、「戸締り」だったそうです。空手そのものよりも、家の戸締りに、一番、注意していたそうです。おそらく、当時、先生を、負かして、有名になっってやろうという喧嘩自慢や腕自慢が、たくさんいたためだと、思われます。そういう無益な争いを避けるため、家族に危害が及ばないために、一番気を配っていたのかもしれませんね。これが、「武道」だと思います。臆病さから逃げるのではなく、あくまでも、無益な争いは、その3歩くらい手前で、止める。これができる人が、武道の達人なのだと思います。昔からの諺でも、「君子は、危うきに、近寄らず。」と言いますね。自分も、パワーリフティングを、やっていた頃、武道家ではなかったのですが、いつも、「武道」の心構えが、頭から、離れなかったです。自分の場合は、「なるべく、人間関係で、もめごとが起こっても、強い腕っ節で、解決しないようにする。できるだけ、穏やかな話し合いで、解決するようにする。」こういうこだわりがありました。なんか、一番得意な腕力で、問題を、解決するのは、とっても、恥ずかしいことだという意識が、どこかで、あったのです。「武道」というものを、別の言葉で、言い換えると、美学をもって、生きる生き方と言っても、いいかもしれませんね。ダンディズムのある人生と言ってもいいかな? 国で考えたみた場合、世界中のほとんどの国は、悲しい事に、まだ、「チンピラ」の段階です。こう言っちゃなんですが、中国なども、大きい国ですが、いろいろな視点からみて、まだ、「チンピラ」だと思います。あとの発展途上国のほとんども、「チンピラ」か、「腕自慢」や「喧嘩自慢」です。アメリカやヨーロッパなどの先進国は、「格闘家」のような気がします。そういう中、日本という国は、唯一、世界でも、「武道家」の国だと思います。憲法第九条などの平和憲法は、「武道家の精神」を、見事に表しています。いろいろ改善点も、多いかもしれませんが、これは、武道家の心構えです。よく、否定的な意見で、「口先だけで、平和が、守れるか?」という意見を、聞きますが、そうではなく、憲法第九条というのは、「口先だけで、平和を、守ってみせる!」という決意の表現なのだと思います。逆に言えば、口先だけで、平和を守るには、よっぽど強くなくては、難しいということです。あと、ずば抜けた賢さも、同時に、必要になってきます。これは、推測ですが、日本という国は、戦後、63年間、「アメリカの属国だ! いいなりだ! 情けない国だ!」と国民から馬鹿にされながらも、63年間も、直接、日本の土地を、戦場にしなかったり、他国でも直接の戦闘をしなかったことは、もっと、高く評価してもいいのではないでしょうか?たしかに、情けなさすぎる一面もありますが、それは、部分的なもので、もしかしたら、日本は、居酒屋で、ヤクザに喧嘩を吹っかけられても、謝って、潔く、その場を立ち去るような武道家の姿勢を、63年間、やっていたのかもしれませんよ。ただ、この強さは、わかりにくいです。武勇伝も、残りません。もしかしたら、戦争が起こりそうな、3歩くらい前で、くい止めていたのかもしれませんが、地味な動きなので、歴史にも、残らないでしょう。この日本の姿勢や強さに、世界中が気がついて、感動するのは、もしかしたら、100年後の22世紀になってからかもしれませんね。 さて、ここで、私が、これまでの人生の中で、たくさんの人と、出会ってきましたが、「この人は、本当の武の心をもった人物だ!」と思った人物について、書いてみようと思います。以前のエッセイにも、少し書きましたが、沖縄で、大学1年生の夏に、大学の体育館で、ロウさんとコウさんという二人の台湾人と出会い、二人から、パワーリフティングを、教えてもらいました。二人とも、日本語が、ペラペラでした。「バーベルが、大好き」という共通の価値観から、すぐに、打ち解け、よく、一緒に、酒を飲んだりして、遊びました。二人とも親しかったのですが、特に、ロウさんと、仲良しになりました。数学者で大道芸人のピーター・フランクルという方が、以前に、テレビで、こう言っていました。「今、世界中で、国際人が、求められ、日本でも、国際人になりたいと思う、若者は、たくさんいるみたいですが、私が、思うに、国際人というのは、英語などの外国語が、流暢にしゃべれたり、たくさんの国に、旅行に行く人では、ありません。その人が、一人でいいから、外国人と、心底語り合える、親友になれたら、その瞬間から、その人は、国際人です。」私にとっての、最初の外国人の親友は、このロウさんでした。(後編に続きます)以上トーマtoma_atlas@yahoo.co.jp☆日記(エッセイ)のバックナンバーです。http://www.tomaatlas.com/library.htm☆トリプル向日葵さんのサイトです。http://triplehimawari.ocnk.net/☆精神世界のランキングです。応援クリック、ポッチとお願いしますね。(いつも、ありがとうございます。皆さんの応援が、励みになっています。) ↓http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas☆私のメインサントです。↓http://www.tomaatlas.com/☆「黒帯」という映画です。「武とはなにか?」というテーマが、深く掘り下げられています。本格的な沖縄空手の映画です。
2008年08月30日
「人に打たれず、人打たず、事なきを、もととするなり」by 剛柔流空手道開祖 宮城長順先生 遺訓 全国的に、大雨の天気みたいですね。東京でも、時折、雷が鳴っていて、雨降りの天気が、続いています。ベランダに干してある、洗濯物が、ぜんぜん、乾かずに、困っています。まるで、梅雨のようですね。オリンピックも、終わりましたね。選手の皆さん、素敵な感動を、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。 精神世界の業界では、いわゆる、「競争」というものを、あまり、よく思わない思想も、あるみたいですけど、オリンピックのようなイベントの競争は、「いい競争」だと思います。宗教学者のひろさちやさんが、何かの本に、書いていたのですが、世間の人たちは、「競争」というものを、全部、同じに考えて議論するけど、こういう、十把一絡にして、物事を、考えることは、よくないと言っていました。ひろさんによると、「競争」にも、「いい競争」と「悪い競争」が、あるそうです。「いい競争」というのは、どういうものかというと、その競争に参加するメンバー全員が、自ら望んで、好きで参加して、公平なルールのもとに、競う、競争だそうです。逆に、「悪い競争」というのは、どういうものかというと、その競争に参加するメンバーの中に、一人でも、自ら望まないで、嫌嫌参加して、不公平なルールのもとに、競わされる、競争だそうです。例を、あげて、説明しましょう。例えば、オリンピック。これは、オリンピックに、参加する選手たちは、参加したくて、参加しています。まあ、選手によっては、いろいろなしがらみで、義務的に参加している人も、いるかもしれませんが、ほとんどの選手は、このイベントに、自主的に、参加しています。だから、これは、「いい競争」です。それに、比べて、学校の体育の時間でやらせる、かけっこや鉄棒、跳び箱、球技、水泳などは、別に、皆が、やりたいと思って、やっているわけでは、ありません。やりたくない生徒も、授業だからといって、強制的に、やらされているのです。だから、これは、「悪い競争」なのです。まあ、ほとんどの「競争」は、こうやって、ハッキリ、分けられるものではなく、視点が違ったり、どういう捉え方をするかで、微妙に、結論が、変わってくるものだと、思います。大学入試の偏差値なども、「いい競争」なのか、「悪い競争」なのかの判断は、難しいです。日本全国で、考えると、「悪い競争」だと、思います。なぜなら、90%くらいの高校生は、それほど、受験勉強が、面白いとは、感じていないと思います。だから、この90%の生徒にとっては、迷惑な物差しです。ただ、いわゆる、進学校といわれる学校には、この受験勉強を、面白いと感じる、残り10%の生徒が、多いです。こういう学校では、偏差値といのは、勉強の意欲を、向上させる、とっても、効率のいい道具であり、大学入試も、その学校の生徒のほとんどが、望んでいることだから、いわゆる、「いい競争」になると、思います。戦争なども、上記の考え方で行くと、「悪い競争」だと、思います。なぜならば、戦場では、戦争など、望んでいない、普通の一般市民まで、しばしば、虐殺されるからです。逆に、極端なことを言えば、もし、戦場に、戦争が大好きで、自分からすすんで、戦争に、参加しにきた人たちだけで、戦争するのであれば、それは、「いい競争」だということです。実際には、そういう人など、ほとんどいないわけだから、やはり、ほぼすべての戦争は、「悪い競争」に、なるわけです。ほどんどの人が、戦争に、嫌悪感を抱くのは、戦争そのものよりも、この望んでいない人が、理不尽に、巻き込まれて、被害を受けるということに、嫌悪感を、感じるのだと、思います。 このように、物事を、考える場合、なるべく、十把一絡にせずに、ひとつ、ひとつ、丁寧に、個別に、分析し、判断していくというのは、とても、大切な作業だと、思います。以前から、思っていたのですが、精神世界の業界は、他の業界よりも、この「十把一絡」にする、傾向が、強いような気がします。なんでもかんでも、「愛」、「許し」、「ワンネス」、「ありのままの自分」、「感謝」、「平和」などという単語で、くくって、結論を、出そうとするのは、精神世界の業界の悪い癖だと、思っています。この世界は、そんなに、簡単に、割りきれたり、答えが、ポンッとでるようなことばかりでは、ありません。あまり、物事を、簡単にしすぎて、考える癖が、つくと、長い年月の間に、思考停止状態に、なってしまいます。「宇宙の法則」は、単純ですが、私たちが、生活している、この地上、いわゆる、「地球の法則」は、もっと、複雑なのです。だから、「法則」などを、すべての「状況」に、当てはめようなどとは、思わずに、「原則」を、ふまえながら、「状況」に、応じて、ケースバイケースで、柔軟に、判断して、動くことが、大事だと思います。 小学校の時に、よく、思ったことですが、たとえば、クラスの男の子同士で、取っ組み合いの喧嘩に、なった場合、特に、女性の先生に、多かったのですが、詳しい状況など、まったく、わからず、また、双方の言い分も、聞かずに、「あなたち、喧嘩は、やめなさい!」と言って、すぐに、止めに入り、その後、「二人とも、悪かった。喧嘩両成敗」という結論に、すぐに、していまうというケースが、多かった思い出があります。喧嘩が、始まる前から、見ていたら、だいたい、「誰が、一番悪いのか?」とか、「何が、原因なのか?」も、周囲の生徒同士は、わかります。それを、先生は、「喧嘩は、悪いことだ!」という固定観念から、すぐに、「喧嘩両成敗」に、もっていくやり方は、なにか、不自然で、かえって、理不尽に、思えました。 あと、子供ながらに、気がついたのは、喧嘩にも、大きくわけて、5種類の喧嘩がが、あったような気がしました。自分の側から見ての話ですが。○絶対にやってはいけない喧嘩 たとえば、自分よりも、はるかに、弱い相手、無抵抗の相手、病気の人、障害者などに、自分から、喧嘩を、ふっかける行為。○やらないほうがいい喧嘩理不尽ないいがかりをつけられて、喧嘩を売られた場合など。逃げることによって、回避できる余地が、残っている場合。○やっても、やらなくても、どっちでもいい喧嘩自分のプライドが、傷つけられたりした時。黙って、我慢すれば、その場は、治まる場合。ただ、喧嘩をすることによって、解決するかもしれない可能性が、感じられる状況。我慢しても喧嘩しても、どちらでも、いいような状況ですね。○やったほうがいい喧嘩自分の親兄弟、配偶者、子供などの家族が、侮辱されたり、馬鹿にされた時。○絶対にやらなくてはいけない喧嘩自分や自分の愛する家族が、命の危険にさらされた時。たとえば、家に、強盗が、入ってきた時や恋人が、襲われそうになり、逃げる余地が、なくなった状況の時。 戦争にも、喧嘩同様に、上記の5種類があるような気がします。たとえば、今年の3月に、チベットの人たちが、丸腰で、平和的な行進をしている中、中国側に、大虐殺されましたが、これなどは、いわゆる、「絶対にやってはいけない戦争」にはいります。無抵抗の人間を、無差別虐殺するのは、やはり、絶対に、やってはいけないのです。他にも、中国側は、「ジュネーブ条約」に、違反することも、平気でやり、さらに、嘘をつくということまで、やっています。だから、世界中の人たちが、あれほど、怒ったのです。逆に、チベットの人たちは、たしかに、霊性の高い、お坊さんたちも、多いと思いますが、目の前で、家族や友人が、虐殺されている場合は、これは、「絶対にやらなくてはいけない戦争」のモードに、入ったほうがいいと思うのです。これは、難しい問題なので、「答え」は、ないと思います。でも、もし、自分が、自分の家族が、目の前で、拷問を受けたり、虐殺されそうであれば、絶対に、戦います。それが、「宇宙の法則」など、関係なく、「人間の良心」だと、思うからです。とりえず、目の前の敵を、やっつけて、家族を救う。それから、倒した敵のことや哲学的な探求などは、落ち着いてから、じっくり、考える。やはり、これが、人間としての、ごく当たり前の行為だと、思います。ガンジーなどが、唱えた、「非暴力主義」などは、素晴らしい思想だと思います。ただ、これは、理想ではありますが、実際には、これが、当てはまらない状況も、世界には、たくさんあるような気がします。 自分自身も、今回の人生は、もうすぐ42年目になろうとしています。子供のころは、喧嘩したりしましたが、23歳をすぎてからは、なるべく、喧嘩は、やらないように、してきました。それは、18歳から始め、22歳くらいまで、やった、「空手」からも、大きな影響を、うけたような気がします。沖縄の空手だったのですが、剛柔流という流派でした。これは、冒頭の宮城長順先生が、体系化した空手でした。以前にも、書きましたが、この長順先生は、私の母方の曽祖父でもあります。あと、ハリウッド映画で、大ヒットした、「ベストキッド」の中に、沖縄出身の空手家、ミスター・ミヤギという人物がでてきますが、この人物のモデルでもあります。この長順先生は、私の祖母の父だったのですが、祖母から、いろいろな武勇伝や怪力話を、よく、聞きました。子供のころ、一番、聞いて驚いたのは、祖母が、銭湯で、見せてもらったそうですが、空手の型をしながら、睾丸を、身体の中に、腹筋の力で、埋めて見せることができたそうです。ほかにも、牛の肉を、凄まじい握力で、握って、ちぎり取った話など、興味深い話が、たくさんありました。この長順先生は、当時の沖縄の人たちから、「ブサー・マーグスク(武士の宮城)」と呼ばれていたそうです。本当の「武士(もののふ)」の心をもった、「武道家」だったようです。沖縄に住んでいる方は、那覇市の那覇商業高校の隣に、松山公園という場所があり、そこの公園の中に、宮城長順先生の石碑が、建っているので、いつか、時間があったら、見てみても、いいと思いますよ。20歳くらいのころ、その石碑の除幕式があり、実は、ひ孫である、私が、幕を開けました。大勢の人の見ている前で、とても、誇らしかった思い出があります。ただ、先祖に、こういう偉人がいると、心理的に、プレッシャーになるというのも、また、事実ですね。「よし、自分も、ひいおじいさんに、負けないような男になるぞ!」こう思った記憶があります。(中編に続きます)以上トーマtoma_atlas@yahoo.co.jp☆日記(エッセイ)のバックナンバーです。http://www.tomaatlas.com/library.htm☆トリプル向日葵さんのサイトです。http://triplehimawari.ocnk.net/☆精神世界のランキングです。応援クリック、ポッチとお願いしますね。(いつも、ありがとうございます。皆さんの応援が、励みになっています。) ↓http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas☆私のメインサントです。↓http://www.tomaatlas.com/ ☆私の曽祖父、宮城長順先生です。強そうでしょう。(笑)
2008年08月30日
(前編からの続きです)以下、コピーです。 ↓※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※「ニューヨークに、愛を」友人と一緒に、ニューヨークで、タクシーに乗った時の事だ。 降りる時、友人は、タクシーの運転者に、声をかけた。 「どうもありがとう。君は、実に運転が、上手いね。」 運転手は、それを聞くと、一瞬びっくりしていたが、 「お客さん、口がうまいね。からかっちゃ困るぜ。」と、言った。 「いやいや、そうじゃないよ。ニューヨークは、車がひしめきあっているし、無茶苦茶な運転をしている連中が、多いだろう? そんな中で、君が、驚くほど冷静なんで、感心しているんだ。」 「そうかい」と、そっけなく言って、運転手は、走り去った。 「今のは、何だったんだい?」と、私が、聞くと、 「僕は、ニューヨークに、愛を、呼び戻したいんだよ。こんなにすさんでしまった、ニューヨークを、よみがえらせる方法は、愛しかないと、信じているんだ」と、友人は、答えた。 「君一人の力でかい?」 「僕一人の力じゃないよ。考えてごらんよ。僕の言葉で、今の運転手は、気分を良くしたと思うんだ。あのタクシーが、これから20人の客を、乗せるとする。運転手が、いい気分でいれば、客に、親切をするだろう。すると、今度は、その20人の客が、まわりの連中に、また、親切をする。つまり、連鎖反応を、起こすわけさ。自分の会社の従業員とか、どこかの店員とか、レストランのウエイターだとか、ひょっとすると、普段は、ほとんど気にかけない、家族にさえも、やさしくするかもしれないさ。そうすれば、やがて、1000人以上の人を、巻き込む計算になる。すごいだろう!?」 「でも、さっきの運転手を、勘定に入れての話だろう? 彼が、親切にして回るという保証はないよ」 「わかっているさ、人、それぞれなんだから。だけど、もし、僕が、今日、10人の人間に、親切にしたとして、その中のたった3人だけでも、気分が、よくなってごらん。これが、まわりまわって、3000人以上に、影響を、及ぼすってわけさ」 私は、それを聞いて、なるほどとは、思ったものの、 「理論的には、そうかもしれないけど、実際は、そう上手くいくとは、思えないな」と、答えた。 「もし、期待通りにいかなかったとしても、何の損になる? そもそも、『いい仕事をしたね』と、言うのに、全然時間は、かからないよ。チップを増やすわけでも、減らすわけでもない。相手に通じなくても、それはそれでいいじゃないか。また、明日、別の相手に、試してみればいいことさ」 「お前、本気で言ってるのかい?」 「君こそ、素直じゃないよ。僕らの会社の連中だって、給料が、安いっていうだけで、ブーブー言っているわけじゃないんだ。どんなに一生懸命やっても、何も、言ってもらえないのが、面白くないのさ」 「でも、連中の仕事に対する態度は、いいかげんじゃないか」 「そこなんだよ。みんな心のどこかで、真面目に働こうとサボろうと、誰も気にかけやしないと、思い込んでいるんだよ。どうして、誰も、優しい言葉を、かけてあげないんだろう?」 こう話ながら歩いているうちに、工事現場に、さしかかった。 ちょうど、5人の作業員が、昼御飯を食べていた。友人は、そこで立ち止まると、建設中のビルを見上げながら、作業員たちに、話しかけた。 「すごいね!素晴しい仕事ぶりだ。こんな、ものすごいビルを建てるのは、さぞかし難しいし、危険なんだろうなあ」 作業員達は、この不思議な男を、いぶかし気に見上げた。だが、友人は、全く気にせず続けた。 「いつ、出来上がる予定なんだい?」 「六月さ」と、作業員の一人が、しぶしぶ答えた。 「そりゃあ、スゴイね。君たち、これだけ、いい仕事ができるんだから、さぞかし鼻が、高いことだろうね」 作業員達は、あっけにとられたままだったが、私達は、また歩き始めた。 「あの作業員達が、僕の言ったことを、かみしめてくれれば、きっといい気分になると思う。こうやって、この街全体が、また少し幸せを、取り戻すんだ」 「でも、やっぱり、お前一人の力では、無理だよ」と、私は、まだ賛成できずにいた。 「肝心なのは、途中で、諦めないことなんだよ。大都市の人間に、昔のような優しい心を呼び戻すのは、至難のわざかもしれない。でも、他の人たちも、この親切キャンペーンに、参加してくれるようになれば...」 そこまで言うと、彼は、途中で話を止めた。 通りがかりの女に、ウインクをしたのだ。 私は、思わず言った。 「ふーん、どう見ても、見映えのしない女だと、思うがな」 「わかってる。でも、想像してごらんよ。もし、彼女が、学校の先生だったら、クラスの生徒達にとって、今日は、最高の一日になるだろうね」 ダン=ミルマン 『こころのチキンスープ』 第一巻「愛の奇跡の物語」 ☆動画も、御覧くださいね。まさに、「愛のペイフォワード」ですね。(笑)http://jp.youtube.com/watch?v=wMwoexR1evo&eurlhttp://jp.youtube.com/watch?v=Iw97CfZtyGw&eurl※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※<お知らせ>去年、「21」というタイトルで、エッセイを、書いたのですが、その中に、登場する甲斐さんという友人の友人、せいさんが、本を、出版したそうです。甲斐さん経由で、サイン入りの本を、プレゼントして、いただきました。お礼、遅れましたが、ありがとうございました。素敵な文章と写真が、満載の本です。この本も、私から、皆さんに、愛のペイフォワードしますね。(笑) ぜひ、読んでみてくださいね。○「二十一日で世界六十六億人に幸せを届ける方法」 文・せい 写真・大西ゆり 総合法令出版 1600円☆「21」http://www.tomaatlas.com/lib150.htm<読者からのお便り>また、読者の方から、素敵なお便りが、届きました。こういうメールが、届くと、また、エッセイ、書きたくなってくるんですよねー。(笑) 本人から、了承もいただいたので、匿名で、掲載させていただきますね。以下、コピーです。(名前は、イニシャルにしました。) ↓※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※☆T・Mさん(男性)はじめまして、Tと申します。いつもエッセイ集楽しく拝見させていただいております。「夢の叶え方」を拝見し、今まで「どっちなんだ、あっち?こっち?」(笑)と迷って生きてきましたが、トーマ様の説明で頭の中の霧が晴れていくのが実感できました。ある方は「とにかく努力だ!自分の限界を超えろ!やればできる!」と熱く語って下さり、ある方は「楽しくやれば良い、楽勝楽勝、イメージが大事、努力なんて必要なし」とずっと振り回され続けてきました。(トーマ様のように説明してくださる方がおりませんでした。表面的な話しはよくあるのですが。)今までは努力をしていても壁を前にすると、「幸福型」がよぎり安楽なほうへ逃げていたように思います。今後は「何のために」、「夢を手段にする」について、自分の目標とする事について、今以上に考えて進んで行こうと決意を新たにしました。本当にありがとうございます。私もウェイトトレーニングが好きで続けているのですが、「筋肉がNO」といえば、「はい」(笑)と止めていました。これからは「何のためにトレーニングしているのか?」を明確にしていきます。読んでくださり感謝します。※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ <オマケ>アニメ、「キャンディ・キャンディ」のエンディングの歌、「明日が好き」です。懐かしいんじゃないですか? 子供の頃、この歌、大好きでした。今、聴いても、いい歌詞ですね。☆「明日が好き」http://jp.youtube.com/watch?v=UjrcuWGDevI&feature=related以上トーマtoma_atlas@yahoo.co.jp☆日記(エッセイ)のバックナンバーです。http://www.tomaatlas.com/library.htm☆トリプル向日葵さんのサイトです。http://triplehimawari.ocnk.net/☆精神世界のランキングです。応援クリック、ポッチとお願いしますね。(いつも、ありがとうございます。皆さんの応援が、励みになっています。) ↓http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas☆私のメインサントです。↓http://www.tomaatlas.com/映画、「ペイフォワード」は、観ましたか? まだの方は、ぜひ、観てくださいね。素晴らしい映画です。特に、最後のシーンが、いいですね。
2008年08月22日
残暑お見舞い、申し上げます。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?東京は、雨のせいで、少し涼しいです。今月に入ってからは、また、新しいプロジェクトを、思いついたので、その準備に向けて、全国を、飛び回っています。東京には、あまりいないので、メールの返信など、なかなか、できない状態です。このプロジェクトは、まだ、輪郭が、ボヤーと、浮かび上がってきた段階なので、あまり、詳しく書くのは、やめておきますが、明確になったら、また、エッセイなどでも、書いてみますね。今は、この新しいプロジェクトに向けて、毎日、ワクワクしています。 最近のマイブームは、二つです。一つは、なんといっても、「オリンピック観戦」です。毎日、テレビにかじりついて、応援しています。今回のオリンピックは、開催前に、世界中で、大問題が、たくさん起こりましたね。もちろん、今でも、それらの問題は、続いていますが、やはり、いったん、開催されると、スポーツは、やはり、いいものですね。自分自身が、15年間、パワーリフティングというスポーツの選手だったので、選手の緊張している心が、手にとるようにわかるため、画面を見ながらも、手に汗握りながら、応援しています。15年間の選手時代、いろいろなメンタルトレーニングの本も、読みましたが、その時に、心に残った、名言がありました。それは、あるパワーリフティングの選手のインタビュー記事の中での発言だったのですが、「スポーツの競技というのは、いつも、本番のつもりで、練習をやれ! そして、練習のつもりで、本番をやれ! それが、競技で、いい成績をだす、最高の秘訣だ!」という言葉でした。現役の選手時代は、いつも、この言葉を、頭に浮かべながら、練習し、そして、本番に、臨みました。この心構えは、今でも、すべての競技に、有効だと、思っています。特に、「練習のつもりで、本番をやれ!」というのは、とても、リラックスできる方法だと、思います。 さて、今回の北京オリンピックですが、一番、感動したのは、やはり、100メートルのジャマイカのボルト選手ですねー。ライブで、テレビ観戦したのですが、ゴールの瞬間、感動して、身体じゅうに、ビリビリと電流が、走りました。20代の頃、ソウルオリンピックだったかな? カナダのベン・ジョンソン選手が、驚異的なタイムで、駆け抜けた時以来、久しぶりの感動でした。まあ、そのあと、衝撃の「ドーピング失格事件」なども、起こしていましたね。ベン・ジョンソン選手は、その当時、スポーツ界、特に、陸上競技に、革命を、もたらしました。それまでは、スポーツ科学者などが、「ウエイトトレーニングをやると、スピードが、遅くなる。」という、間違った迷信を、説いていたいのですが、ジョンソン選手は、それを、見事に、覆しました。たしかに、ドーピングなども、やっていたのですが、彼は、その当時のパワーリフティングの世界大会で、優勝できるくらい、ウエイトトレーニングに、打ち込んでいました。ジョンソン選手に、影響されて、それまで、あまり、人が来なかった、大学の体育館にも、たくさんの陸上選手が、やってきて、「トーマさん、パワーリフティング、やっているそうですね。バーベルの持ち上げ方、教えてくださいよ。」などど、頼まれたりして、嬉しくなった思い出があります。世間の「常識」など、けっこう、ころころ変わるものです。たとえば、私が、子供のころなどは、部活をやっている運動選手たちは、「練習中に、水を飲むと、スタミナが、落ちるから、飲むな!」と監督や先輩に言われて、喉が、カラカラになったまま、練習させられていました。現在は、こういう修行僧のような練習を、やっている運動選手は、あまりいないと、思います。他にも、ウサギ跳びをさせられたり、腰を痛めるような、脚を伸ばしての腹筋運動など、ずいぶん、理不尽な運動方法が、多かったです。あと、ベン・ジョンソン選手が、世界記録を、出した時も、陸上の専門家の中には、「もう、この記録は、あと、50年は、破られないだろう。特に、9秒7以下のタイムは、人間には、不可能だ。」などと、述べている人たちもいました。でも、今回、ボルト選手は、9秒7の壁を、あっという間に、破りましたね。まさか、これだけの長身と素質に、恵まれた選手が、でてくるとは、当時は、考えられなかったんでしょうね。ということは、将来、さらに、トレーニング方法が進み、遺伝子操作などで、DNA情報なども、変えられるようになれば、もっと、凄い記録がでるかもしれませんね。いつの日か、3メートルくらいの身長の選手が、100メートルを、8秒代で、走るかもしれませんよ。(笑) さて、二つ目のマイブームは、実は、テレビドラマです。夜中に、「花より男子」というドラマの再放送を、やっていたのですが、最初、「アッ、アホくさ~。こんな話、ぜったい、現実に、あるわけないでしょう…。」と思いながら、風呂上りに、なにげなく、観ていたのですが、だんだん、ストーリーに、惹きこまれてしまいました。数日前に、第一部が、終わったのですが、すでに、レンタルDVD店で、第二部を、DVDで、借りて観ようかとも、思っています。映画館でも、映画版、やっているみたいですね。最初は、完全に、馬鹿にして、観ていたのですが、ストーリー展開も、素晴らしいのですが、なんか、自分の心に、響くものがありました。ドラマの中の道明寺司という男の子が、10代~20代の頃の自分に、性格が、少し、似ているのです。やたら、プライドが高く、自己中心。でも、そのわりに、天然ボケで、アホなところもある。恋愛が、ど下手で、やることが、全部、裏目にでる。そして、肝心な場面で、女の子を、激怒させてしまう。でも、どうして、怒らせたのかも、わからない…。まあ、今でも、そういうところありますけど、なんか、ドラマ観ていて、「アチャー、自分も、まったく、同じ失敗やったよな…。」と苦笑したり、大笑いしたり、感動して、ウルウルしたりと、かなり、楽しませていただきました。それにしても、主人公の牧野つくしを演じている、井上真央ちゃん、可愛いですねー。すっかり、ファンに、なってしまいました。ああいう妹がいたら、最高ですね。そのうち、ファンクラブでも、入ろうかな? あはは。(笑) やはり、流行るドラマや映画には、理由が、あるんですよね。こうやって、少年のように、素直に、ドラマに、感動しながらも、どこか、冷静になって、「どうして、面白いんだろう? この人気の秘密は、なんだろう? その根源には、なにがあるんだろう?」と、分析している大人の自分もいます。まず、気がついたのは、このドラマのストーリーは、古今東西の女性が、好む、典型的なパターンだということです。主人公の女の子が、最初、貧しくて、苦しい立場にいる。そのうえ、周囲からは、いじめられたりしながら、迫害も受ける。でも、天性の明るさと愛情、そして、根性で、逆境を、はねのける。そして、最後は、お金持ちの王子様のような男の子と、めでたく、結ばれて、ハッピーエンドになる。古典では、「シンデレラ」のストーリーですね。あとは、私たちが、子供の頃に、大ヒットした、「キャンディ・キャンディ」ですね。「花より男子」は、まだ、第一部しか観ていませんが、ストーリーや登場人物の設定が、この「キャンディ・キャンディ」に、似ているような気がします。主人公のキャンディは、貧しい孤児院出身ですが、彼女を、中心に、次々と、金持の脇役が登場します。いじめっ子のニールとイライザ。そして、優しいアンソニー、男らしいテリイ、アーチー、パティなどの4人の男の子。この4人の金持ちの男の子に、主人公の女の子が、囲まれる設定が、特に、似ていますね。「もしかしたら、原作者は、キャンディ・キャンディを、原型に、ストーリーを、組み立てたのかな?」なんて、自分なりに、推測してみたりしました。 まあ、めんどくさい分析は、このへんで、やめておいて、ヒットするドラマや映画、漫画などは、やはり、根底には、「愛」が、流れています。特に、男性とか女性などの性別に、関わらずに、人間としての「思いやり」や「気配り」、「さりげない優しさ」が、チラッと、垣間見えると、人間って、感動するんですよね。これだけ、世知辛い世の中になると、人間としての当たり前のことが、とっても、新鮮で、そして、大切に思えてきますね。 さて、ネットサーフィンをしていたら、またまた、素敵な話を、見つけました。心が、暖かくなる、素晴らしい話です。「地球温暖化」は、いろいろ問題が、多いみたいですが、自分のハートを、温める、「自分温暖化」は、どんどん、やっていきましょうね。(笑)「ニューヨークに、愛を」という話です。これは、映画、「ペイフォワード」のような、「愛のペイフォワード」の話ですね。けっきょく、地球を、よくしていく方法は、こういう、地道な個人の草の根運動が、一番いいみたいですね。下の動画も、ぜひ、御覧くださいね。アメリカの保険会社のCMみたいですが、この話に、ピッタリ、合っています。(後編に続きます)以上トーマtoma_atlas@yahoo.co.jp☆日記(エッセイ)のバックナンバーです。http://www.tomaatlas.com/library.htm☆トリプル向日葵さんのサイトです。http://triplehimawari.ocnk.net/☆精神世界のランキングです。応援クリック、ポッチとお願いしますね。(いつも、ありがとうございます。皆さんの応援が、励みになっています。) ↓http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas☆私のメインサントです。↓http://www.tomaatlas.com/☆ボルト選手、本番でも、練習のように、リラックスしていましたね。(笑)
2008年08月22日
(前編から、続いています)この最後の固定観念は、確かに根深いかもしれませんね。「戦争」なども、もしかしたら、「平和であり続けてはいけない…。」という人間の固定観念から、生じているかもしれませんね。こんな感じではないでしょうか?「平和だなー。こんなに平和でいいのかな? いや、きっと、こんな平和は、そんなに長く続くはずがない。きっと、そのうち、落とし穴が、目の前に、現れるはずだ。世の中は、甘くないんだ。そのうち、戦争が起こるかもしれない。」もしかしたら、究極的には、戦争は、そう思ってるから、起こるのかもしれませんよ。「人生」、「戦争」、「人間関係」、「恋愛」、「結婚」、「病気」などなど、すべてに、これは、言えるかもしれませんね。すべては、人間の意識、特に、観念が、現実を創造していると、考えた場合、これを、完全に切り替えるまでは、ネガティブな現実は、続くということですね。長い年月かかって、できあがった癖なので、それを、急に変えることは難しいとも、考えられますが、バシャールは、そういう考え方そのものも、実は、簡単に変えることができると、言っています。「現実のネガティブとポジティブは、ゴムチューブみたいなものです。今、あなたたちの地球は、とことんまで、ネガティブの方向に、ゴムチューブが、引っ張られているようなものです。だから、このゴムチューブのネガティブの先を、パッと手放すと、逆のポジティブの方向に、物凄いスピードで、ビューッと、一瞬で、戻ります。ぜひ、やってみてください。」う~ん。これも、納得ですね。ぜひ、このエッセイを、読んでいる皆さんは、この機会に、自分自身に、宣言してみてもいいですね。「もう、幸せであり続けてもいいんだ!」「もう、平和であり続けてもいいんだ!」「もう、健康で、あり続けてもいいんだ!」「もう、幸せに恋愛や結婚をし続けてもいいんだ!」「もう、楽しみ続けてもいいんだ!」「もう、豊かであり続けてもいいんだ!」どうですか? なんか、幸せな気分が、じわっーと湧いてきたのではないですか?「もう、ワクワクし続けてもいいんだ!!」たまに、自分に、こう言い聞かせてもいいかもしれませんね。 「陰と陽を体験することによって、中庸というものを、学ぶ。」この学び方は、とっても、素敵で、面白い学びだったと、思います。でも、たくさんの人たちが、そろそろ、次の段階の学びに、移りたがっているかも、しれません。バシャールによると、この最後の固定観念を、壊すことが、ほとんどの地球人にとっての、最後の卒業試験になるようです。この課題を、クリアすると、別の惑星で、ネクストステージの学びが、また、始まるのだそうです。(笑)<お知らせ>昨日から、個人セッションを、長期間、お休みすることにしました。再開は、9月中旬です。この時期に、以前から、やりたかった、いろいろなことを、やってみようと、思っています。これについては、また、エッセイで、書きたくなったら、書きますね。http://www.tomaatlas.com/soul.htm <読者からのお便り>毎日、たくさんの方から、素敵なメールを、いただきます。忙しくて、なかなか、返事が書けないこともありますが、全部、読んでいます。ここで、まとめて、お礼を、述べさせていただきますね。「いつも、ありがとうございます!」さて、読者の方からの嬉しいお便りが、一通、届いたので、皆さんとシェアしますね。 ○T・Yさん(女性・大阪府在住)からのお便りです。※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※もうビックリの連続です!本人だけでなく、まわりの家族にもワクワクの波動がきてます。別室登校の中2の娘でしたがペンダントをつけてすぐ生憎夏休みに入ったのでそこらへんの事はまだわかりませんが今人が変わったような娘に仰天しています。まず、スタミナがついて、このクソ暑い日中から、自転車で遠出して、全然平気な事。小さい頃から喘息があり、運動という運動はしてこなかったので、うちの子とちゃうわーーー?!つぎ、一時は精神科に連れて行こうか悩んだくらい、病んでた時期もあったのに、「うち、このごろ自身ついてん。もう、病み期終わったかも?」と、娘から・・・・。その他細かいことは言い尽くせないほど、もう、全てが変わり始めています。魔法のペンダントです!パワーストーンの類は、私は気休め程度にしか考えていなかったのですがこのペンダントは魔法のペンダントです!!私も注文しました。トーマさんのブログに偶然?にも出会えたこと、ペンダントに出会えた事、これを発明された魔法使いさん(あえて私はこう呼ばせて頂きます。)全ての人に感謝します。※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※1年以上前に、不思議なペンダント、「アセンション」に出会い、それから、たくさんの人に、これを、紹介しましたが、未だに、感動の嵐は、静まらないようで、毎日、感謝のメールが、届きます。メールを、読んでいて、本当に、「これを、紹介して、よかったな…」と思います。誰もが、エネルギーを感じるわけではないことや、1個1個、全部、時間をかけて、手作りで作成することから、大量生産ができないことなど、欠点もありますが、できれば、世界中の人、全員に、これを、身につけてもらいたいと、思っています。それくらい、素晴らしい製品です。長く装着していると、慣れてきて、エネルギーが、わからなくなりますが、また、しばらくして、装着すると、その凄さが、わかりますね。これからも、発明家さん(魔法使いさん)に、がんばって、作成してもらいたいですね。(いつも、ありがとうございます)ペンダントは、友人の有明さん(トリプル向日葵さん)に、下記のサイトから、お問い合わせくださいね。http://triplehimawari.ocnk.net/ <オマケ>☆「ドラえもん 45年後」http://jp.youtube.com/watch?v=h3EGTIx6_30&feature=related 以上トーマtoma_atlas@yahoo.co.jp☆日記(エッセイ)のバックナンバーです。http://www.tomaatlas.com/library.htm☆トリプル向日葵さんのサイトです。http://triplehimawari.ocnk.net/☆精神世界のランキングです。応援クリック、ポッチとお願いしますね。(いつも、ありがとうございます。皆さんの応援が、励みになっています。) ↓http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas☆私のメインサントです。↓http://www.tomaatlas.com/☆地球人と違い、宇宙人たちは、もっと、価値観の自由度が、大きいみたいですね。たぶん、UFOと言われている乗り物が、空間や時間に、束縛されないで、飛ぶことができることから、そういう価値観が、でてくるのかもしれませんね。
2008年08月05日
暑中お見舞い、申し上げます。暑いですね~。皆さん、元気に、過ごしていますか? 私は、暑いので、寝室のクーラーを、ガンガンに、かけていたら、身体が、冷えてしまい、少し、風邪を、ひいてしまいました。8月3日の「ワクワク・セミナー」も、大盛況で、終りました。セミナーも、面白かったけど、やはり、最後の懇親会が、楽しいですね。笑いすぎて、まだ、腹筋が、筋肉痛になっています。(笑)このセミナーは、要望が、とっても、多いので、また、やりますね。次回は、9月下旬か10月上旬だと、思います。東京以外の地方でも、開催予定です。楽しみに、待っていてくださいね。 仕事のない日は、時間があると、よく楽天日記やMIXI、その他のサイトを訪れ、いろいろな面白い、ユニークな考え方や価値観に、ふれて、楽しんでいます。それにしても、本当に、この世界には、いろいろな価値観があるのですねー。以前は、よく、「日本人は、個性がなく、画一的だ!」などという指摘を、いろいろな知識人がしていましたが、インターネットを、やるようになってからは、「いや、なかなか、どうして。日本人も、かなり、個性的だし、ユニークな人間ばかりだぞ。」と思うようになりました。日本人は、本当は、とっても、個性的な国民なのですが、表面的、表向きは、型にはまったような、画一的な人間のふりを、しているだけなのかもしれませんね。特に、精神世界に関心をもっている人は、面白くて、魅力的な人が多いですね。インターネットの世界だと、ハンドルネームなどの匿名性もあるのでしょうが、かなり多くの人が、本当の自分になり、素直な意見などを、書いているような気がします。トラブルも多いようですが、やはり、ネットの世界は、魅力的ですね。インターネットが普及して、一番、変化したのは、「人間関係」なのではないかと、私は、考えています。ネットができる前は、人間関係というものは、家族や親戚、近所づきあい、幼馴染、会社の同僚、先輩、上司、後輩、同級生など、身近な人間関係でした。このコミュニティは、どちらかというと、自分の意思に関わらず、自然に、固められたようなコミュニティなので、話や価値観が合わない人が、けっこうたくさんいました。家族や親戚、同級生、同じ会社だからといって、価値観が同じとは限らないのです。それなのに、「周囲の人たちと、仲良くしなければいけない。」という固定観念にしばられて、無理をして、あわせて、人付き合いをして、心が、クタクタに疲れてしまうということが、よくありました。それが、インターネットができてからは、本当に話や価値観が合う人だけで、ネット上で、本音で、とことん、深い話ができるようになったのです。これは、社会の、一大変化です。ネットの世界でのビジネス上のメリットなどを、語る知識人は多いですが、この変化について、あまり語る人は、いないようです。あたりまえすぎて、いちいち、口にしないだけかもしれませんね。もっと、簡単に言うと、「インターネットによって、地球の人類は初めて、心地のいい人間関係、つまり、自分と価値観があう人同士だけで、付き合えるという選択肢をもった。価値観の合わない人、嫌な人、話の合わない人などと、無理して付き合わなくてもいいという可能性が、でてきた。」ということです。これは、意識している人が、どれくらいいるのかわかりませんが、一種の革命です。物理的な距離に関係なく、心理的な距離が、大事になってくるからです。さらに、シンプルに言うと、「類は、友を呼ぶ」や「朱に交われば、赤くなる」という人間関係の法則が、より働きやすくなってきているということですね。同じ波長の魂同士が、くっつきやすくなっているということです。以前だと、近くにいる人と、自然に仲良くなり、遠くにいる人とは、自然に疎遠になるのが、自然な人間関係だったのですが、現在は、ネットのおかげで、どんなに遠く、例えば、地球の裏側のオーストラリア、そして、ヨーロッパ、アメリカにいる人とも、ブログなどで、リアルタイムですぐに、会話ができたり、メールで、心が通じたりします。一方、どんなに、同じ職場で、目の前にいても、価値観が違えば、3年や5年一緒にいても、ほとんど、事務的な会話だけで、まったく心が通わずに、付き合う関係というのも、よくあることになっています。私が、精神世界に関心を持って、いろいろ勉強を始めた、1991年頃は、会社などで、精神世界の話をする時は、相手の顔色を見ながら、言葉を選びながら、なるべく、「怪しい」と思われないように、すごく、気を使って、会社の上司や同僚と酒を飲みながら、話をしたものでした。それが、今では、「精神世界」に関するキーワードを、ネットで、検索すれば、いくらでも、同じような話ができる人たちと、瞬時に、繋がることができます。「アセンション」などの専門用語をだしても、理解してもらます。「怪しい」と思わない人たち同士で、話ができるのです。会って、話をしても、十年来の友のようになり、すぐに、深い話ができます。 ビジネスも、変化してます。以前は、「どうすれば、お客さんのニーズをつかむか? どうすれば、お客さんに、喜んでもらえるか?」という視点で、マーケット調査や営業をやるのが、主流でしたが、最近は、「自分の好きなことを、好きなようにやる。そうして、自然にできた商品やサービスを、わかってくれる限られた人だけに、売る。」というどちらかというと、自分主体のビジネスのやり方も、少しづつ、流行ってきているようです。自分が本当に、ワクワクして、できた商品やサービスが、ビジネスとして、成立しやすくなってきているということですね。面白い世の中ですね。いろいろな人の日記を、読んでいると、いろいろな人生にふれて、楽しいです。特に、笑える日記などに出会うと、強烈に、その人の人生に、興味がわいてきます。これからの、最先端のビジネス商品は、「人生そのもの」になると、私は、考えています。これについても、いつか、詳しく語ってみようと思います。 私の場合、いろいろな精神世界の本を、読みすぎたり、知識を蓄えすぎて、混乱してしまったときなど、基本に戻ることにしています。私にとっては、その基本(教科書)は、「バシャール」です。精神世界には、いろいろな「教え」が、ありますが、私は、個人的に、「宇宙人からのメッセージ系」の本が、価値観の自由度が、大きいような気がして、好きです。そのなかでも、ダントツに、自由度が大きいのが、「バシャール」だと、思います。たまに、バシャールの昔のチャネリングビデオなども、観ることが、ありますが、ここちらからも、毎回、素晴らしい気づきを、もらいます。あるビデオの中で、バシャールが、強調していたのは、「あなたがた地球の人たちの潜在意識を、読んで、気がついたのですが、あなたがたの心の奥底にある、最後の固定観念は、幸せであり続けては、いけないということです。」というメッセージでした。「幸せであり続けては、いけない…。」そうかもしれませんね。たしかに、ワクワクしていても、「ワクワクし続けてはいけない…。」という思いが、どこかにありますね。バシャールは、このビデオの中で、いろいろな事例をあげて、わかりやすく、それを説明しています。人間は、太古の大昔から、何千年間も、ずーっと、この癖を、維持してきたそうです。「幸せという状態のエクスタシーを、ずーっと、感じ続けることができるほど、自分たちは、価値ある存在ではない…。」という、自己卑下に似た観念を、一番、奥底の芯の部分に、持っているのだそうです。だから、幸せになったとたんに、「幸せだなー。こんなに幸せでいいのかな? いや、きっと、こんな幸せは、そんなに長く続くはずがない。きっと、そのうち、落とし穴が、目の前に、現れるはずだ。世の中は、甘くないんだ。」こう思う癖があるそうです。そして、そう思った途端に、その想念が、実際に、すぐに、落とし穴を、目の前に、創ってしまうのだそうです。そして、失敗した後、「ほーらみろ! やっぱり、落とし穴に落ちた。やっぱり、世の中は、甘くないんだ。」と確信するそうです。(苦笑) それから、それだけではなく、自分自身以外の他人にも、「幸せの後には、落とし穴が待っているぞ。失敗するぞ。世の中は、甘くないんだぞ。」教えるようになろうそうです。そして、それを聞いた、部下、弟子、子供、後輩なども、同じサイクルを、続けてしまうそうです。成功哲学や願望実現の本などは、「幸せになる方法」は、教えますが、「幸せになった後に、それを、キープする方法」は、あまり教えないようです。実際には、キープするのが、一番難しいのです。金持ちになるのは、わりと、簡単です。でも、それを、キープするのが、大変なのです。金持ちになる方法を、教える書籍やセミナーは、たくさんありますが、その状態を、30年~50年以上、キープする方法を、教えてくれる著者や講師は、あまり、いないみたいです。幸せな結婚をするのも、簡単です。でも、それを、キープするのが、大変なのです。幸せな結婚をする方法を、教える書籍やセミナーは、たくさんありますが、その状態を、30年~50年以上、キープする方法を、教えてくれる著者や講師は、あまり、いないみたいです。「幸せの後には、不幸せが、待っている。でも、その不幸せの後には、また、幸せが、待っている。成功の後には、失敗が、待っている。でも、その失敗の後には、また、成功が、待っている。」こういう人生観を、「宇宙の法則」であるかのように語る教えも、あるようですが、バシャールたち、宇宙存在によると、実は、これは、「地球の傾向」なのだそうです。地球の人たちが、そう思い込んでいるから、そうなるのだそうです。「法則」ではなく、「思いグセ」から、創りだされる、「傾向」なのだそうです。つまり、地球では、「幸せ」と「不幸せ」。「成功」と「失敗」。このような二つの陰陽を、体験することによって、「中庸」というものを、知ったり、感じたりする。そういうレッスンを、ずっと、やってきたのだそうです。バシャールは、これからの人間の生き方の選択肢の一つとして、「もう、ずーっと、幸せであり続けてもいいんだ。成功しつづけてもいいんだ。という選択を、選ぶことも、いいのではないですか?」と提案しています。たしかに、そうですね。こういう選択もあってもいいですね。ちなみに、彼らの惑星の社会は、すでに、そういう段階に、なっているそうです。(後編に、続きます)トーマtoma_atlas@yahoo.co.jp☆日記(エッセイ)のバックナンバーです。http://www.tomaatlas.com/library.htm☆トリプル向日葵さんのサイトです。http://triplehimawari.ocnk.net/☆精神世界のランキングです。応援クリック、ポッチとお願いしますね。(いつも、ありがとうございます。皆さんの応援が、励みになっています。) ↓http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas☆私のメインサントです。↓http://www.tomaatlas.com/☆もうすぐ、地球も、バシャールたちのような「宇宙連合」のメンバーに、仲間入りするかもしれませんね。そうなったら、また、違うかたちの、素敵な学びが、待っているんでしょうね。(笑)
2008年08月05日
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