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岩手山の山麓「休暇村 岩手網張温泉」に泊まり、スキーを楽しむ1泊2日。もちろん、お楽しみは温泉と「食材王国岩手」を前面に打ち出したディナービュッフェチェックイン後、温泉へ。この宿の館内には、浴場が2カ所あります。大きい方で、周囲の山々を望むことができて露天風呂もある、西館の「大釈の湯」と、こじんまりとして湯治場の雰囲気を受け継いでいる東館の「白泉の湯」。夜は白泉の湯、朝は大釈の湯を利用しました。お風呂の写真はこちらから→休暇村 岩手網張温泉宿泊者は、日帰り専用の「薬師の湯」(網張温泉館)も利用できます。(夏季は徒歩5分、冬季は車か送迎車で)網張温泉はもともと熱い湯なのですが、残念ながら、元湯付近で雪崩が発生し、湯温が低下している状態です(浴槽で40℃前後・2025年2月時点)。そのため、大釈の湯の露天風呂は閉鎖されていました。露天の湯温表示は23℃…。閉鎖されていなかったといても、とても入れませんね。(仮に雪崩がなかったとしても、真冬の露天風呂の湯はだいぶぬるい)アルコールドリンクは別料金のオーダー制。まずは生ビールから。凄い泡ですね Kazuのファーストチョイスはこちら。天ぷらは揚げたてを、ステーキもその場で焼いてくれます。ほかに、私はとらなかったのですが、雫石町の郷土惣菜「重っこ」(じっこ)コーナーも。※「重っこ」とは、様々な地場の惣菜(主に煮物)をお重に詰めた料理提供方式 冬!ということで、「あったか東北の鍋」と題して各地のご当地鍋が出ていました。日替わりのようで、この日は八戸のせんべい汁、山形の芋煮と、これは宮城の海鮮鍋(ブイヤベース)。 ドリンクお代わりは、地酒の「飲みくらべセット」。単品(もっきり)で7銘柄取り揃えられている中から、3種類を選ぶシステム。単品のグラスの大きさは分かりませんが、単品もっきりでは800円~1200円のところ、3点セットで1300円と、はっきり言って破格値でした!生ビールは街の料飲店より高め設定なのですが、この飲みくらべセットの内容は、街の店ではこの値段では出ない思います。今回選んだこの3つ、各銘柄の特徴がはっきりわかって面白い。セルフ式で「盛岡じゃじゃめん」。街の有名店と遜色ない味。わんこそばもあります。白ご飯はもちろん岩手県産の「銀河のしずく」と「ひとめぼれ」が用意されていたので、これも食べ比べできますね。 デザートには、雫石の有名店「松ぼっくり」のジェラート!キャラメルナッツを頂きました。甘ったるくないけど甘さははっきり伝わる、これは人気が出るのも納得。実は、帰路、松ぼっくりさんの前を通りました。あっ!と思ったけど通り過ぎちゃった。場所は分かったので次回盛岡方面に走るときに立ち寄ることにします。…次の休みの日、テレビを観ていたら「ザワつく金曜日」で紹介されてました デザートはほかにも充実していました。そして、デザートはお部屋に持ち帰りOK!お腹いっぱいだしな~と、少しだけ持ち帰ろうと選んでいたら、係の方が「たくさん持ってって!食べれないと思っても食べれるよ!朝まで長いよ!」と猛プッシュされたので、たくさん持ち帰りました結果、足りませんでした(笑)やっぱお店の人は分かっているんだな(笑)お部屋のすぐ近く(白泉の湯の前)のフリースペースでは、巨大なつららをライトアップしていい雰囲気でした。レストランから持ち帰ったコーヒーとともに、冊子を読んでひといき。 盛岡駅から送迎バスで1時間夏場は足湯も含め5カ所の湯めぐり♪うち1か所は野天です!休暇村 岩手網張温泉
2025.02.28
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今年の冬休暇は、岩手山の南西麓にある「休暇村岩手網張温泉」に、スキー持参で行ってきました。岩手県で一番標高の高いスキー場として名高い「網張温泉スキー場」が宿のすぐ隣に併設され、冬はスキーヤーで賑わう温泉宿です。休暇村岩手網張温泉は、国道46号線から車で40分ほど北上した地点にあり、本館(宿泊施設)、網張温泉館(日帰り専用施設)、網張温泉スキー場、網張温泉キャンプ場、野湯「仙女の湯」からなるリゾート宿です。古い資料では「岩手山麓国民休暇村」となっていると思います。盛岡市街からだと1時間ほどの道のりです。厳しい寒さの岩手内陸の標高770mにあるホテルは、宿ごと凍てついていました。平日とあって宿泊者は多くはなかったらしく、玄関に近い所に駐車できました。今回、お部屋は盛岡方面の展望を期待できる「東館・展望側」の和室を選択。休暇村岩手網張温泉の宿泊棟である「本館」は、東館と、あとから増築した西館があり、宿泊料金は西館の部屋のほうが東館の部屋より若干高値で、展望側の部屋と森林側の部屋とでも1人1000円ほど差がつけられています。和室で料金が一番高いのは「西館の展望側」、一番安いのは「東館の森林側」となります。森林側の部屋は眺望が全く利かず、草木が生い茂る斜面と土留め工しか見えません。夜到着して、朝起きたら朝食もそこそこに、ゲレンデに繰り出して朝一番のトラックを刻むんだ!という方は森林側の部屋で十分。(翌朝撮影) 一方、思い出に残る観光旅行という方は眺望側を取りましょう。雫石盆地、盛岡盆地の向こうから登る朝日が神々しく、さわやかな気分になります。広縁にはリラックスできそうなチェアが設置。早く到着して、夕暮れの雫石盆地を見下ろしながらコーヒーのひとときというのも良さそうです。右手の画角外に冷蔵庫があります。スイッチを入れて使いましょう。洗面台と下足だな。背後に洋式トイレがあります。以上、標準的な「国民休暇村の和室」でした。インバウンド少なめ!パウダースノーを堪能できる休暇村はこちら休暇村 岩手網張温泉インバウンドの旅行者は少なめ。一昨年の秋にも宿泊しましたが、そのときは全然いませんでした。麓の盛岡は、ニューヨークタイムズに取り上げられてインバウンド客激増しましたが、ここは遠いからか、公共交通では来られないからか、今のところ日本人メインの客層みたいです。少し休憩してから、温泉と、お食事!温泉は浴場が2つあり、初日は小さい方の浴場に入りました。食事は遅めの7時スタートをチョイス!続きは次回で・・・列車・バスでのアクセスJR盛岡駅より、送迎バス利用。予約制です。前日までに予約して下さい。小岩井農場~ホテル間の乗車もできます。※小岩井農場へは、夏季は盛岡駅から路線バスあり。冬季は小岩井駅からタクシー利用。マイカーでのアクセス国道46号「繋十文字」交差点(小岩井農場へ行く交差点)右折、小岩井農場内を通って40~45分程度(盛岡ICから60分程度)。秋田県側から走る場合は、繋まで行かずに春木場のローソンを左折して、玄武温泉の先から登るのが最短です。休暇村 岩手網張温泉
2025.02.22
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京阪京津線・石山坂本線のびわ湖浜大津駅で、路面電車ではないけど道路を走る電車を見物!ここは、特に電車好きではない方でも必見のスポットですよ~※この路線には路面電車の法令が適用されています撮影日:2024年7月11日手前の道路に敷かれている線路が、京都から来る「京津線」の線路。いま電車が走行している線路は、びわ湖の南西岸を南北に走っている「石山坂本線」です。京阪電鉄では、両路線を総称して「大津線」と呼称しています。ちょうど、すれ違うところでした。今度はペデストリアンデッキに上がってみました。電車は、坂本比叡山口方(北の方)からびわ湖浜大津駅に進入するところで、信号待ちをしています。びわ湖浜大津駅から1駅北の三井寺駅までが、道路に線路が敷かれている「併用軌道区間」です。この1駅間以外は、専用軌道(普通の線路)を走っています。交差点に模様のように線路が敷かれていて、これは珍しい光景です。特に、びわ湖浜大津駅が島式ホームなので、交差点の中で線路と線路との間隔が徐々に広がっている様子は、他の路面電車では見られないのでは?おっとこれは!往年の名車「びわ湖号」塗装ではないか!「びわ湖号」は、戦前に登場した観光輸送向けの特急車両で、大阪の天満橋駅(当時)から浜大津駅(当時)まで、当時あった三条の連絡線を経由して直通運転をしていたそうです。不遇にも戦争が始まって観光輸送には使われなくなったそうですが、現在でも1編成が車庫に保存されているとのこと。この日撮影したこの車両は、その「びわ湖号」の塗装を復刻されたラッピング車両です。石山坂本線はラッピング車両の比率が高いそうですね。京津線の電車が京都市内に向けて発車して行きました。京津線も次の上栄町駅までが併用軌道区間で、その先は専用軌道、そして、京阪山科駅~御陵駅間の途中から地下線を走行して、京都市営地下鉄東西線に直通です。路面区間ながら結構な勾配ですね。この先、専用軌道に入ると、登山電車同等の急こう配急カーブで逢坂山を越えます。急こう配駅で有名な大谷駅に、この夜行ってみたので、あとでご紹介します。あの東横インは、「京津線ビュー」ホテルっぽいですね。写っている東横インはこの東横インです!「電車が見えるルームを」とリクエストしてみては?東横INN京都琵琶湖大津 地上に降りて、信号待ちをしている石山坂本線。レオカラー(西武カラー)のバスは近江鉄道のバスですね。路面電車用の交通信号に黄色の矢印が点灯し、発車。びわ湖浜大津駅に進入です。京津線はおよそ20分間隔、石山坂本線は10分間隔の運転、上下列車が行き交うので、撮れ高は抜群。石山坂本線はラッピング車が次々来るので、観ていて飽きませんでした さて、先日温泉&スキーへ行ってきました。雪が解けないうちにご紹介したいと思いますので、京都旅行記は3回分ほどお休みします。次の日記は岩手網張温泉です
2025.02.20
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今日は、琵琶湖のほとりにある、道路を電車が走る驚愕の光景をご紹介します。いわゆる「路面電車」ではなく、見た目は普通の電車が、車道のド真ん中を走っているところがあるのです。鉄道ファンの皆さんならご存じですね。※この路線は「軌道法」(路面電車の法令)が適用されていますところは、関西の大手私鉄「京阪電鉄」の一路線である「京津線」(けいしんせん)と、京津線に接続する「石山坂本線」(いしやまさかもとせん)。この2路線のうち、ターミナル駅の「びわ湖浜大津駅」(前回紹介)に隣接する各1駅間では、線路が車道の真ん中に敷設され、特に京津線では、京都市営地下鉄から走ってきた4両編成の電車が、堂々と車道の中央2車線分を使って走っています。これをひと目見たくて、京都旅行のうちの半日を滋賀県ゆきに充てました。といっても、京都中心部から30分くらいです。京阪京津線 上栄町~びわ湖浜大津 いやぁ~…被られた複線区間での撮り鉄において「対向列車に被られる可能性」はつきものですが、軽トラに被られた~というのはないですね(笑)路面電車は数は少ないとはいえ全国にありますが、これほど長い編成が恒常的に走行している路面区間は他にはありません。この編成長は、軌道法による規制の倍以上の長さがあり、「特例」として認めてもらって運行しているそうです。ちなみに、同じく道路のド真ん中を見た目は普通の電車が走る江ノ島電鉄の江ノ島~腰越間は、根拠法令が違います(あちらは「鉄道事業法」)。 併用軌道区間での最高速度は抑えられており、ゆっくりゆっくりと、交通信号に従って走行しています。先の交通信号が「赤」になっていて、一旦停止しましたが、やがて起動。自動車用信号の左脇に、自動車教習所の教本くらいでしかみたことがない「黄色の矢印」が点灯しています。 拡大。奥の交通信号に黄色の矢印信号を表示する灯具が付設されています。これは、交通信号が黄色や赤のときでも路面電車は進行してよいという信号です。そんなの知らないぞという方、免許の更新時に配られるあの冊子を見ましょう。黄色の矢印信号は路面電車がある他の都市でも見られますが…手前の交通信号が取り付けられている電信柱に、鉄道用の信号機らしきものが取り付けられているのが見えます。これも黄色の矢印を現示していますが、これは、びわ湖浜大津駅への進入の可否を表示しているものでしょうかね。こちらはあくまで、軌道事業者(京阪電鉄)が設置した信号機と思われます。さて、時系列は前後しますが、びわ湖浜大津駅に接続しているペデストリアンデッキからも、しばらく撮影しました。
2025.02.19
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京都駅から琵琶湖の湖畔まで移動する手段として「山科駅のりかえ」を選択、京都駅から山科駅まではJRの電車で1駅、JR山科駅の目の前に京阪山科駅があり(こちら)、京阪山科駅から京阪京津線に乗り換えて到着しました琵琶湖!琵琶湖!遊覧船がデカい…先走りましたが、京阪京津線に乗って到着した駅がこちらびわ湖浜大津駅(びわこはまおおつ 駅ナンバー:OT12)琵琶湖の南端に近い「大津港」(浜大津港)に至近の駅です。本記事1枚目の写真は、この駅の歩道橋から撮影しました。この駅の乗入路線はここまで乗車してきた「京阪京津線」のほか、「京阪石山坂本線」が乗り入れています。石山坂本線は下りに乗ると「比叡山」のふもとへ、上りに乗ると源氏物語ゆかりの「石山寺」に行くことができます。当初(明治時代)は官設鉄道(国鉄→JR)の駅が作られたそうですが、その後京阪と江若鉄道(いまはバス会社)が駅を設置して国鉄は貨物のみに、その後国鉄と江若の駅は廃止され、京阪単独の駅になったという変遷をもつそうです。京阪京津線は、京都市営地下鉄東西線の京都市役所前・太秦天神川方面と直通運転をしています。地下鉄線内では、「びわ湖浜大津ゆき」の列車と、京津線には入らずに六地蔵へ行く列車がありますので、行先案内をよく確認して乗車しましょう。 このgoogle mapで、太い実線で表示されているのが、東西線~京津線の運行区間です。京都の都心から25~35分前後で到達できます!太秦天神川 嵐電で嵐山方面のりかえ 二条 JRで梅小路京都西・嵯峨嵐山方面のりかえ 二条城前 元離宮二条城(世界遺産) 烏丸御池 地下鉄烏丸線で京都駅方面のりかえ 京都市役所前 寺町・本能寺・河原町通三条京阪 京阪鴨東線(大阪淀屋橋方面)のりかえ祇園・先斗町東山 京都国立近代美術館・東山の各社寺 御陵(みささぎ) この駅から京阪京津線京阪山科 JRで京都駅方面のりかえ びわ湖浜大津 遊覧船「大津港」目の前比叡山方面・石山寺方面のりかえ※主要駅のみ掲載※前回の記事でもご紹介した通り、「JR京都駅~びわ湖浜大津駅」の移動は、山科駅乗り換えがベストです(「京都市内」発着の長距離乗車券を京都~山科間で使用可能)。続いて駅観察コーナー。びわ湖浜大津駅のホームは、ビルや道路に挟まれた狭い敷地に、お世辞にも広いとは言えないホーム1面2線。これで京津線と石山坂本線のすべての列車を捌いています。京都市街地方面から来た京津線の電車は2番線に到着。乗客の降車終了後すぐ石山寺方の引上げ線へ一旦回送され、折り返して、1番線に据え付けられます。この動きの合間に、石山坂本線の発着をやっています。京津線の電車は1両の長さが短く、幅も狭い電車で4両編成。御陵~太秦天神川間は京都市営地下鉄東西線に乗り入れています。なお、京津線の地上設備は4両分までですが、京都市交通局の東西線用車両は6両編成なので、京津線に乗り入れてくることはありません(京阪側の片乗り入れ)。東西線内の駅で京津線乗り入れ列車を待つ場合は、乗車位置にご注意を。こちらが、石山坂本線の車両。京津線よりもさらに小ぶりな2両編成で、かつて地下鉄乗り入れ開始前までは、この電車も京津線で使用されて京津三条駅(いまの三条京阪駅の地上)まで行っていたそうですが、地下鉄には入れない車両であり、現在は京津線の定期列車に使われることはないそうです。さて、改札階に上がってきました。この駅は橋上駅舎になっています。改札口には自動改札機が並び、係員窓口や自動券売機もある、小規模ながらもごく普通の私鉄有人駅となっています。京津線・石山坂本線とも、他の京阪線と同様に交通系ICが使えます。自動販売機が並ぶ一角があり、飲料は容易に手に入ります。いわゆる「駅ビル」はありませんが、駅のすぐ近くに、京阪グループが手掛けた商業ビル「浜大津アーカス」があり、この駅とペデストリアンデッキでつながっています。ただし、現在フロアの大半はラウンドワンになっているみたいです。ペデストリアンデッキは、駅の北側にある複合ビルにもつながっています。このビルには郵便局があります(後日紹介)。~京津線に乗れば、三条京阪まで23分!~★京都でホテル取れないときにも★びわ湖浜大津駅徒歩5分以内のホテルホテルブルーレーク大津琵琶湖ホテルびわ湖浜大津駅周辺の道路の様子です。次回予告を兼ねて🤔琵琶湖と言ったら↓↑お試しパックです♪
2025.02.14
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JR京都駅から琵琶湖畔まで電車で移動。京都駅から、JR琵琶湖線または湖西線で1駅の「山科駅」でJRから京阪電鉄に乗継して琵琶湖へ向かう選択!山科駅の駅観察記を兼ねて、乗り換えの模様をレポートします。山科駅(やましな)駅ナンバリング:JR-A30・JR-B30、「京都市内」駅京都の中心市街地と琵琶湖との間にある盆地状のエリア「山科区」にある駅。明治時代に開業(大正時代に移転)後、長らく東海道本線の中間駅でしたが、昭和49年に湖西線が開業すると、その分岐駅になりました。湖西線は全列車が京都駅に直通するので、京都駅からは、JR琵琶湖線(東海道本線)と湖西線のどちらに乗っても同じ所要時間で山科まで到着します。山科区の中心駅とあって、特急を除く全列車が停車する駅で、新快速も停車します。※特急のうち、「らくラクびわこ」と、草津・野洲発着の「はるか」は停車JR西日本では、この山科駅を「京の東の玄関口」として整備する計画を持っています。ホームを増設して、現在は京都駅発着の関空特急「はるか」を山科駅まで延伸する内容となっています。→JR西日本プレスリリース「京の東の玄関口 山科駅改良について」JRの山科駅にはホームが2面あり、改札口へは地下通路で連絡。ホームから改札への通路はこの地下通路と、エレベーター用通路の2本だけ。迷うことはないでしょう。JRの山科駅舎。改札口・出口は1カ所です(2024年時点)。駅のみどりの窓口とみどりの券売機、みどりの券売機プラスがあります。指定席発売機能がフルセットで揃っております。京都駅のみどりの窓口は激混みと聞きますから、片道5分・往復380円で山科のみどりの窓口まで来るのも、タイパは良しかもしれませんね。※「えきねっと」は受け取れないので注意左に地下道への入口が見えますが、こちらは京都市営地下鉄東西線の山科駅と、山科区役所方面へ至る歩道です。地下鉄に乗ると、京都市中心部の三条京阪や京都市役所前、烏丸御池、さらには二条を経て太秦天神川(嵐山方面へ乗り換え可能)へ。反対方向ではJR奈良線の六地蔵へ行くことができます。そして、画像右半分にはもう1棟「駅っぽい」建物が…。京阪山科駅(けいはんやましな)駅ナンバリング:OT31京阪電鉄京津線(けいしんせん)が、駅前を堂々と横切っていて、駅が鎮座しています。JRの改札口から30秒もかからないでしょう。この「京津線」に乗ると、琵琶湖畔まで行くことができます。京阪山科駅の構内はシンプル。2面2線の対向式で、それぞれに改札口があり、さらに、構内踏切で渡ることが可能です。いまいるホームが「びわ湖浜大津方面」のりば、向かい側が「三条京阪・太秦天神川方面」のりばです。ん?さっきも「三条京阪」「太秦天神川」この駅名見たなあ??と思った方は、この記事を集中して読んで下さっている方ですね。ありがとうございます!京阪京津線は、びわ湖方面は終点まで京阪電鉄の路線ですが、京都市街方面は次の御陵駅までが京阪線で、御陵駅より先は京都市営地下鉄東西線に直通乗り入れして終点の太秦天神川まで運行されています。ここにトラップがあり・・・地下鉄の山科駅から御陵駅以西へ行く場合は「乗車区間の地下鉄の運賃」で良いですが、京阪山科駅から御陵駅以西へ行く場合は「京阪山科~御陵間の京阪の運賃」と「御陵以西の地下鉄の運賃」の合算となり、割高になってしまいます。一例として…京都市役所前までの運賃は、地下鉄の山科から乗ると260円ですが、京阪山科から乗ると430円となり、相当な差がついてしまいます。車内にも、「地下鉄各駅から山科までの乗車券で京阪山科で下車する場合は精算する」旨の掲示がありました。山科から地下鉄東西線方面へ乗車する場合は、少し歩いて地下鉄を利用するのがベスト。普段の利用者の方はこの件をよくご存じとみえ、普通は客数が多いはずの中心部方面行きのりばが閑散とし、郊外ゆきのりばにお客さんが集中しているのが画像からも読み取れますね。京阪京津線内は、フリーきっぷ「びわ湖1日観光チケット」を利用しました。京阪大津線管内(京津線・石山坂本線)を1日のり放題で700円!さらに、沿線の寺社仏閣や施設で優待を受けられる超お得チケットを見つけました。この時点で700円分乗るかどうかは未定でしたが、このカードを旅の記念にするのもいいかな?と思いまして。なお、結局700円分以上乗りました。~京都市内のホテルが高かったら~これは穴場! 山科のホテル京都山科 ホテル山楽 インサイトコート山科 山科駅について、JRの営業規則上覚えておきたいことJR山科駅は「京都市内」駅。JRグループで全国で11エリア定めている「特定都区市内駅」制度には、「京都市内」も設定されており、「京都駅から201km以上の駅」から「京都市内のJR各駅まで」は、京都駅までの運賃で乗車券を発売することになっています(京都市内駅発も同様)。山科駅は京都市内駅に含まれるので、京都駅まで201km以上離れた駅からであれば、京都駅~山科駅間の運賃は不要で山科駅まで乗車できます。 駅名標の右上に漢字一文字が表示されている駅は、その都市の都区市内駅です。冊子の時刻表の営業案内や、JR各社ホームページのきっぷの案内にも載っています。参考までに、「山」は「東京山手線内」(100km以上200kmまでで適用・中央線東京~新宿間も含む)、「区」は「東京都区内」。新幹線で到着後、山科のホテルに泊まる場合や、京都市に立ち寄らずに山科のりかえで琵琶湖(浜大津)へ行くときに是非活用したい制度です。条件を満たせば自動で適用となるので、特に申し出る必要はありません。きっぷの券面に具体的な発着駅名ではなく「京都市内」と印字されます。ただし、京都駅以外まで乗りたい場合は京都駅で改札を出ることはできません(京都市内で最初に出場する駅まで有効)。「分岐駅を通過する列車に乗車する場合の特例」が設けられているのも山科駅の特徴ですが、これは京都観光にはあまり関係がないので省略します。
2025.02.09
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京都駅では駅の外へは出ずに、琵琶湖を目指してJRに乗車。JRに乗り続けても良いのですが、とある駅で私鉄に乗り換えしました。こちら、京都駅のJRの在来線改札口。新幹線の改札口とは離れています。琵琶湖の西岸(比叡山のふもと)へ行きたい方は「湖西線」へ琵琶湖の南岸(大津方面)へ行きたい方は「JR琵琶湖線」(東海道本線)へ乗ればよいのですが、どちらも、JRの駅から琵琶湖へは少し歩かないといけません。一方、京阪電鉄が運行している「京阪京津線・石山坂本線」(けいしんせん・いしやまさかもとせん/京阪大津線と総称される場合あり)に乗ると、琵琶湖の目の前まで電車で行くことができます。JRと京阪京津線または石山坂本線との乗り換え可能駅は4駅。さて、どこで乗り換えるか???JR琵琶湖線、湖西線、早い方に乗車しました。最初は停車していた近江舞子ゆきに乗り込んだのですが、隣ののりばに更に早く発車する野洲ゆきが入線するというので、急ぎ並びなおしました。…路線図が頭に入っている方なら、この一文で次の乗り換え駅が分かるのではないかと思います。京都駅を発車すると、すぐトンネルで東山を貫きます。(新幹線も在来線も同様)トンネルは結構長く、1953m。画像はトンネルで東山を越えてまもなくの車窓です。トンネルひとつですっかり住宅地に変化します。位置関係でいうと、清水寺の裏山の反対側が目に入ってる格好です。山ひとつ越すだけで別世界ですが、ここはまだ京都市です。~自然の中の高級ホテルで贅沢な時間を過ごす~京都 東山に佇む最高級宿パークハイアット京都 バンヤンツリー・東山 京都 ザ・ホテル青龍 京都清水 ウェスティン都ホテル京都 「東山」は、京都中心部の東側に聳える南北の山域の総称です。都会の喧騒から離れ、高級ホテルに静かに滞在する贅沢なひとときを過ごしませんか。なお、この記事でご紹介した経路ではこれらのホテルへ行くことはできないので、ご注意ください。 体感時間はもっと長いと思ったが、京都駅から5分ほど↓京都駅の次の駅、山科駅(やましな)で、京阪に乗り換えますなお、御池通(京都市役所)や河原町、三条、祇園方面など京都市街地中心部から琵琶湖にお出でになる方は、この経路をとる必要がありません。あくまでも「京都駅から琵琶湖まで」をご案内しています。その理由は次回ご紹介します。
2025.02.04
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東寺駅から電車に乗って、1駅。京都駅へやってきました。京都駅(近鉄)(B01)大和西大寺まで30数kmの近鉄京都線の始発駅であります。ビスタカーがいますね。 近鉄の京都駅は、JR京都駅のすぐ隣。正確には、新幹線と在来線に挟まれた位置にあります。 ホームはすべて櫛型の行き止まり式になっていて、うち1面は降車専用ホームになっているようです。 この画像に写っている「ビスタカー」(左のオレンジ色)は、かつて近鉄のフラッグシップ特急として名を馳せた車両です。現在は一般の特急として運用。一般の特急列車は近鉄奈良行き、橿原神宮前行きなどが出ています。そういえば、大昔、修学旅行で近鉄奈良まで乗りましたちなみに、奈良へ行く観光特急「あをによし」(難波ゆきもあり)と、日によっては、伊勢へ行く近鉄の観光特急「しまかぜ」も京都駅に発着しています。「しまかぜ」は旅程上厳しかったですが、「あをによし」は奈良まで30分少々なので、乗ればよかったな~と後悔。近鉄京都駅の改札内はそこそこ広く、改札内にも物販店舗があります。コンビニやお土産品店があり、私鉄としては長距離を走行する列車が発車する駅として、便利な設備になっています。京都駅発着の近鉄特急のうち「しまかぜ」「あをによし」は車内販売がありますが、一般の特急には車内販売はないので、長い時間の乗車となる方は、京都駅を発車するまでに飲食物を購入しておきたいところ。では、改札口を出ましょうか。左に階段と写っているエレベーターは、改札外に設置されているものです。 近鉄の改札口を出たところ。近鉄改札内の物販店は近鉄の関連と思いますが、近鉄の改札外目の前にあるこの「ASTY」は、JR東海のグループ会社です。そして奥に、JR東海のロゴがついている白い看板が見えます。あそこが、JR京都駅の「新幹線中央口」改札です。 新幹線の改札を撮った位置で、近鉄側を振り向き撮った画像がこちらです。東海道新幹線から近鉄への乗りかえは、新幹線中央口改札を出ると、近鉄の改札口が真正面。それさえ覚えておけば、迷うことはないでしょう。東西自由通路を横切るので、そこを行き交う人々に惑わされないことです。 新幹線ー近鉄線の乗り換えをご案内しました。とはいえ、新幹線に乗るわけではないので、東西自由通路をJR在来線エリアの方へ移動。途中に階段があり、結構な人波です。 次は、JR在来線に乗って移動です~安心の鉄道会社グループ企業運営~京都駅直結の2ホテル都シティ 近鉄京都駅(旧:ホテル近鉄京都駅) ホテルグランヴィア京都
2025.02.03
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東寺拝観を終え、次の目的地まで移動!京都駅までたったの1駅、歩いても15分ほどの距離ですが、ものは試しで近鉄に乗りました。近鉄京都線 東寺駅(B02)近鉄京都線は、京都駅から、近鉄奈良駅の2駅手前にある、奈良市の大和西大寺駅まで34.6kmの路線。そのうちの、京都市南区西九条蔵王町、京都起点0.9kmと、近鉄京都線の始発駅である京都駅にとても近い位置にある駅が東寺駅です。1928年に、前身の鉄道会社により開業し、1939年に現在の高架駅になったようです。東寺駅の出入口は、駅の南側の高架下、九条通(国道1号)に面した1か所のみです。このブログの読者の方は、「あれ?東寺界隈で国道1号線は油小路通では?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。前回・前々回あたりの記事でそうご紹介しました。大津方面から東山を越え、五条大橋を渡って京都市中心部を西へ進み、西本願寺の近くで南方向(油小路通)に転じた国道1号線は、東寺駅のすぐ東にある「九条油小路」交差点から再び西方向に転じ、大阪を目指しています。なお、この九条通は、平安京の南端「九条大路」にあたります。位置は多少ずれているようですが、1000年以上前の道筋が今でも幹線道路として機能しているわけです。この画像を撮った方向に10分ほど歩くと、地下鉄烏丸線の九条駅があります。京都中心部へ行きたい場合は、地下鉄も良いですね。東寺へ行くには、この撮影位置の後方(バック)へ進んで下さい。 東寺駅の出入口・改札口です。画像右手(画角外)に自動きっぷうりば、コインロッカーは改札内に見えますね。お手洗いも改札内にのみあります。左に見える階段・エスカは、2番のりば(京都ゆき)への階段。事務室の後方に1番のりば(橿原神宮前、近鉄奈良方面)への階段があります。エレベーターも見えない位置にあります。ホームは対向式2面2線のみ。したがって、東寺駅で追い越しや緩急接続はありません。奥に列車が見えますが、この列車は京都駅を出発して、油小路通を渡るカーブの橋を渡っているところです。あのカーブの先は、もう京都駅。 待ち時間に、この旅初の本格的撮影を1枚。東寺駅には、特急以外の全ての種別が停車するので、京都駅から乗車の際も迷わずに済みます。ですが、発車時刻は上り、下りとも不均一。これは、特急、急行、普通が走り、京都線内で完結する列車、近鉄奈良まで行く列車、近鉄奈良へ行かずに橿原線へ直通する列車が混在。さらに途中の竹田からは、地下鉄烏丸線からの乗り入れ列車があり、その枠を開けておかねばならぬという、結構複雑なダイヤ構成になっているためと思われます。次の列車はすぐ2分後に来るが、その次の列車はさらに10分先というパターンもざら。ですので、時刻だけはよく押さえておきたい路線です。京都中心にも、奈良に行くにも便利近鉄東寺駅周辺のホテルコンフォートホテルERA京都東寺グリーンリッチホテル京都駅南 本館・清采館 人工温泉・二股湯の華京都プラザホテル本館・別館(2024年10月本館リニューアル)ロワジールホテル京都東寺
2025.02.01
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