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1年半ぶりに沖縄に出張で行ってきた。ホンの一泊二日、短い出張。でも今回は言った先が那覇のビジネス街ではなく、来たの名護のホテルでの会議参加。私はいつもの鞄に着替えのパンツと靴下を入れただけで荷物は極少なくしていた。でも行ってから後悔するのは、こんなところに来てなんで自分は水着もなくゆったりしないのかとの気持ち。無論少しゆっくりすることも出来なくはないけれど、それだと自宅で熟睡する機会を失うので止むを得ない。でも沖縄の景色と雰囲気は満喫して帰ってきた。梅雨明けの夏を迎えた沖縄。学校がまだ休みに入っていないから、プールは未就学児をつれた若い親達と若者がパラパラいる程度。この時期、ゆったりと騒がしくなく沖縄を楽しむには最適なんじゃないか。道もそう混雑していないし、海やプールも人が少なくキレイ。飯屋も混雑していないし。そのうち絶対この時期に沖縄に着てやるぞと心中深く決めた。沖縄の人口が増えているのは、知っていたがそれはどうやら那覇あたりに集中しているそうで、名護の方は老齢化が進んでいるとタクシーの運転手さんが教えてくれた。自分の住んでいる地区は65歳以上が半分以上だそうで、場所によって様子が結構違うものだと理解。今回初めて高速道路を走った。お蔭で時間がかなり短縮されたのだそうだ。これも沖縄の海洋博とかサミット会議のお蔭で「道路族」の皆さんが手を尽くして作ってくれたから。自分も初めてその恩恵に浴することが出来たのだけれど、道は空いている。地元の人はよほどのことでない限り使わずに下の道路を使っているのだそうだ。これで良かったのだろうかと一瞬迷うが、すぐに忘れて周りの景色を楽しんだ。見た印象はやっぱり日本の景色よりグァムの景色に近い。気候のせいだろう。日本も広い国だと実感する。目を北の韓国に転じて、牛肉のアメリカからの輸入を巡って、私が想定していたよりはるかに大きな反応が起こっている。激しやすい国民性なのだなと改めて驚くし、感心もする。日本ではここまで盛り上がらないようなスローガン、つまり大マスコミの新聞は政権よりの報道をするとデモやネットで激しい攻撃。結果新聞の広告が減ってページ数が減ったとか。何とも凄い実力行使だけれど、こんな事は日本では起こりそうもない。本来の直接民主主義的なアプローチとしては素晴らしいことと言うべきなのだろう。これは我が国民も見習うべきではないかと脱帽。長いものに流されるという発想は捨てて、ちゃんと言うべきことは言う癖をつけると良いですな。
2008.06.22
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昨日の朝、関東でも揺れを感じた。震源は東北は岩手県の南部・宮城県北部あたりらしい。震度が6とかいわれており、M7強の強い地震だった。確かに夜TVで見てみると、まるでグランドキャニオンのような地肌を出した山崩れの後の姿だと地震の凄まじさを示している。道が寸断され、山間を繋ぐ道路の橋が崩れ落ちそこからガードレールがだらりとぶら下がっている。道が崩れてバスや車が落ちた事故もあった。でも、恐らく死者・行方不明者は少ないのではないか。3桁には乗らないような気がする。避難民の方々も公民館などの施設に収容され、畳とシッカリした屋根のあるところで夜を過ごされたようだ。この辺、比較するのは不謹慎かもしれないが、四川の大地震とはかなり違う。まず震度だが、四川の方が何倍も強かったと記憶している。また、震源あたりの人口密度も中国の方が何十倍も多かった。だがしかし、建物の崩れ方は全く違う。日本でも木造家屋はかなりやられているが、例の小中学校の校舎がべチャっと崩壊した姿と比べるとわが国のほうは流石に地震国で耐震建造に務めてきたせいか、かなり強かったといえる。ある意味で阪神淡路大震災の教訓が活かされたのかも。彼の地では、建物ははるかに弱かった。子をなくした親達が糾弾したように、手抜き工事が行われていたのではないかと改めて思わされた。だって、日本でも山は崩れたけれど、建物はさほど影響を受けずに持ちこたえた。中国政府がこれから手抜き工事に代表される末端の行政の腐敗にどう対応するかは見ものだが、問題の根は深そう。そしてその対応を誤れば社会の安定が脅かされる。今回は法輪功とかチベットの分裂主義者だ、などの言いくるめは出来ない。子を失った親達の嘆きだから、そう簡単に鎮圧・無視は出来ないだろう。まあ、こんな不謹慎な比較はともかくとして、今回の震災で被災された方々には同情と励ましの気持ちを表明したいと思いますし、亡くなられた方々には哀悼の意を表明します。話は変わりますが、学者をやっている親友A君から新しい著書を送ってもらった。なんと、イギリス人の学者が書いた日本の工業化と女性労働についての書を翻訳したもの。外人がこんなテーマを追いかけて本をものするとは、素直に驚き、尊敬した次第です。世の中本当に色んな人がいるものだと思います。
2008.06.15
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又しても、アッという間の一週間。その割りに疲れますなあ。週末になると流石に疲れが残っている感じがする。歳のせいかと思ったりもするが、いや、まだまだ諦めるのは早い!頑張るぞ、と気合を入れなおしているところ。きばりまっせ。世の中は、例の秋葉原の殺戮事件で持ちきり。犯人像だとか、その親だとか、亡くなった人の人柄だとか。犯人についていえば、格差社会での絶望感のようなものがあったのだろうが、社会としての緩衝材が欠落してきたことが問題。確かに派遣社員としての不安定な立場への怒りは感情として理解は出来るが、でもそこからどう抜け出すか、自分ひとりだけでなく色んな人たちと語り合ったりしながらやってきたのが今までの世の中だった。この手の格差って、何も今始まったことでなく、昔からあった。その中で人は慰めあい、励ましあって生きてきた。新興宗教などもその手の緩衝材として有効に機能してきたのではなかったか。そのような機能が弱体化または欠落してきたのかもしれない。思えば、新興宗教も既に既成宗教化し、「豊かに」なってしまったからねえ。その代表が公明党・創価学会だろう。あそこの支持者のかなりの人たちはブルジョア化というか、「勝ち組」になっちゃったものねえ。共産党もそうだろう。そういえば、エッと思ったのは、最近若者の間で「蟹工船」が脚光を浴びているとか。この流れを捉え切れていない組織・宗教の皆さんは深く反省すべきでしょうな。他方、中国では地震以来国民の結束が強くなる面と、腐敗政府・役人への弾劾ムードが強まる面が同時進行しているようだ。今の政権も微妙な舵取りで相当神経を使っているのだろう。あの国も、報道されていないから一枚岩に見えるけれど、どうして中味はグチャグチャしてるに違いない。ここ数年の政権運営がどういう結果を齎すか、本当に注目に値しますね。そちらの社会安定に目が向いているからなのか、経済への気配りが弱くなったような気がする。実際、上海の株が遂に2900ポイントを切った。日経平均も昨日は何とかあげて終わったし、NYも大幅に上げたのに、上海は1年数か月来の安値。先のことは分かりませんが、もう少し下げが続くような気がする。政府の対策と言っても、地震・社会安定・インフレなどの課題が優先するものねえ。オリンピックのころにはどうなってるのか、心配半分楽しみ半分です。で、我が政府はどうかって?相も変わらずじゃないですか。問責決議に内閣信認決議。高校の生徒会じゃあるまいし、何時までお遊びをやってるのでしょう。それこそ後期高齢者の医療保険制度とか年金制度、外資の積極導入など政策課題は山積みなのにねえ。こっちの方は、また機会を改めて。今日はまた昼寝でもして体力の回復に努めまーす。
2008.06.14
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先週も忙しくあっという間に週末。仕事の仲間達とワイワイがやがやと話したりしているうちに、時間が過ぎてしまったという感じ。後暫くこんな日々が続きます。先週あるシティグループの幹部の人と立ち話をする機会があった。日本での業容範囲の縮小はどの程度かな、と聞いても流石に答えてくれなかった。当然ですわな。私が彼の立場でもノーコメント。でも聞くだけは聞いてみたかった。そして次に同グループの株価はそろそろ底かと聞いたら、割と率直に「かなりの長期投資の積りでやるなら今買っても良いかも。でも5年は掛かると覚悟しといた方がいいかもよ」という感触。まあ、コンサバに言うならそうだろうと思って聞き流していた。そんなところに金曜日のNYの株価大暴落のニュースが入ってくる。石油が上がる一方で、失業率も上昇。米国経済が減速するとその影響は日本にも中国などのアジア各国にも及ぶ。NYの金融市場が安定しないから、世界の資本市場も動揺を続ける。こりゃあ、その人が言うように長期戦を本当に覚悟するしかない様相を見せていると考えるべきなのだと、改めて認識した。外国投資家が日本に戻ってきて約二ヶ月。そろそろ峠を越えたかもという願いは今回も露と消えそうな勢い。上がったり下がったりは相場の常。浦島太郎になる積りでお付き合いするしかないでしょうな。せめて外国からの投資を減らすような愚策を政府・役人・財界が止めてくれることを祈ってます。それにしても石油の値段のうなぎのぼり。ホントに凄いですな。実需による値上がりもあるだろうが、やっぱり金余りが金融市場からコモディティ市場に動いていることも間違いない。ある意味で人為的な事象が背景にある。人為的だからそのうち破裂する。必ず破裂する。時間の問題に過ぎない。こっちの心配もせんとあかんと思います。
2008.06.08
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久しぶりに更新します。今日は日曜日、ゆったりとした朝を楽しんでいます。おまけに今日は雨も降っていないので気分もスッキリ。休日の心と体の休養が本当に嬉しいです。で、タイトルに客離れと書きましたが、この一週間を振り返るとTVなどで何度も取り上げられた船場吉兆さんの廃業。直接のトリガーは予約のキャンセル続出だった。客が離れて行った。そりゃあそうだろう。残りものの二度使いを大きく報道されてそれでも予約をキャンセルしない人は余程奇特な方。不良債権が根本問題でも、金融機関の破綻の直接のトリガーは預金の引き出し。つまり、取り付け騒ぎ。それが食べ物屋では予約のキャンセルとなる。暖簾に胡坐をかいていたと女将が反省の弁を述べていたが、まさにその通り。何故ああなるまでそこに気がつき改めようとしなかったのか。不思議と言えばこちらこそ不思議。組織の慣性というのはそんなものなのだと、「人の振り見て我が振りなおせ」の格言の重みを感じてます。客離れと言えば、タクシー業界がこの間の料金値上げ以後客が離れて売り上げがマイナスのままだという。今回はどうなるのか。歴史的には、一時的に客が減っても時間と共に戻ってきた。しかし、あれはインフレが当たり前だったころのこと。今回の客離れはひょっとして根っこから違っているのかもしれない。大体、車が多くて実車率が低いなら競争の結果が一部の業者の市場からの退場を促していたはず。それをやらずに役所がからんだカルテルで料金アップにしたから問題の根本が解決されないままとなる。このパラダイムもやがて克服されるべきものだろう。唯一理解できるのはガソリンの値上げの転嫁。でもこれは今年に入ってから顕著になってきたもので、更なる値上げとなる要因。客離れは一層進むのかも。競争は何もタクシー間だけでなく、電車・バスなど他の手段も競争相手となる。価格差が大きくなれば多少の不便は我慢する。その競争のダイナミズムに身を震わせる業者が出てくるのではないかと思える。そういえば某外国有名車のディーラーもブランドに胡坐をかいて客扱いがぞんざいになるところが出てきたという。こちらもそのうちヤバクなりますな。以って他山の石とすべきと肝に銘じています。
2008.06.01
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