全9件 (9件中 1-9件目)
1
この時期にこれ程長く冬型天気が続くのは記憶に無く、晩秋をすっ飛ばして冬になってしまった。時々時雨が降り、強い西風に煽られながらも連日釣りには行っている。 もう37年も前になる、福岡にやって来てまだ何年にもならない1987年の、12月最初の日曜日に開催された福岡マラソンで中山が優勝した日も寒くて時雨が降っていた。ボラを釣っていたことを、寒かったゆえに覚えている。 11月最後の釣りになる29日は唐泊で、まずアジを釣ってそのアジで泳がせ釣を試みる積りでアジ釣りからスタートした。港内のアジは前日と同様すぐに釣れ、小さめのアジを5匹バケツに活かした。クーラーボックスは堤防の上に置いてあったので、大きめのアジは水くみバケツに放り込んだ。 バケツに10匹ほど溜まった時点で、横でアジを狙って待機していたアオサギが知らぬ間に近寄って来て、大胆にもバケツのアジを咥えて逃げた。アオサギはいつもやって来るのだが、ここまで大胆になるのは珍しい。よほど飢えているのだろうが、自ら自然の中で餌を獲ることをせず人に依存するのは好ましくない。 この後クーラーボックスを下ろして釣ったアジはこれに入れた。20匹釣った時点でアジ釣りは止めてテトラで泳がせ釣に移行しようと片付けていると、一瞬のスキをついてアオサギが飛び出し防止ネットを被せてあるバケツの中のアジゴを獲ろうとネットの上から嘴を突っ込んだ。 ところがネットに阻まれて叶わず、ネットの小さい網目がアオサギの尖った嘴に引っ掛かってしまい、ネットごと飛んで逃げてしまった。ネットは重くは無いが、首が長く飛ぶことが苦手なアオサギには大きな負担になったのか、海面に落ちるように降りてそのまま飛び上がることが出来ず、もがきながら強い西風に流されて行った。 想定外の展開に驚きつつも放置できず、風下で岸に近寄るのを待った。やがて岸の流されて船の間まで近づいたので何とか捕まえてネットを外そうとした。首が疲れると頭が海中に入ってしまい息が出来ない状況になる。サギはすっかり疲労してしまい逃げる気力もない。 水汲みバケツのロープを輪にして首にかけ、引き揚げて手が届く時点で嘴を掴んでコンクリートの上に引っ張り上げた。サギはカモなどのように羽毛の撥水性能が良くないので、すっかり全身ずぶ濡れ状態で寒さも加わりガタガタ震えていた。立ち上がることも出来ず、どうかすると横になってしまう。 このままではまずいので、タオルで体を拭いて風が当たりにくい場所へ抱えて行った。後は回復を待つしかない。せめてエネルギー源にとアジを1匹取って来て、嘴を手で開いてアジを口へ押し込んだ。いつも見ているサギの飲み込む様を真似て、首を上に伸ばして飲み込みやすくした。 いつまでもサギに関わっておられないのでテトラに戻り、泳がせ釣は断念して反転籠でコッパグレを釣ってみた。グレ釣りは久しぶりのことで、釣れるとは思ってなかったが、釣れなくても元々という気持ちだった。右斜め後方からの強い西風が吹いて釣り難かった。 始めて30分ほど経過して27cmの足裏サイズが意外にも釣れた。この大きさを釣ったのはいつが最後か忘れたぐらい久し振りのこと。2時間釣り続け、このサイズを3匹釣り、予想外の成果を得た。まさかアオサギの恩返しでもあるまいが。 不覚にも堤防の上に置いてあったバケツが風でテトラの間に落下してしまった。飛ばないように錘として道具が入った袋を入れてあったので、落下とともに飛散して多くを失ったことは痛かった。 帰りにサギを置いた所に行って見ると、羽毛はすっかり乾き、立ち上がって元気を取り戻しつつあった。飛べるようになれば良いのにと願いながら、後ろ髪を引かれる思いで帰途に就いた。27日久し振りの日の出。西から時雨雲が流れて来る。帰りに寄った今津海岸。コンテナ船の船首に微かな虹が懸かっている。太陽光線が足りない。時雨は断続的に降っても日が射さないので虹にならない。粘ってやっと日が射して近くに小さい虹が現れた。11時ごろの虹は太陽の高度が高いので低い虹になる。28日 27日はルアー釣りだけで坊主に終わったので、28日はアジだけを狙って釣った。風が強いながらも良く釣れた。唐泊で2時間釣って西浦へ行って見ると、西風が正面から吹き募り誰一人釣り人はいなかった。20cm足らずのアジ80匹。カラーコーンが風で全て倒れている。ウミネコが具合悪そうに佇んでいた。翼は悪くなさそうだが。カンムリカイツブリハヤブサの雌今津湾のミサゴ
Nov 29, 2024
コメント(1)
大荒れの天気を承知でアジ釣りに唐泊へ出掛けた。寒冷前線が日本海から南下するのにつれて、初め南風が吹き後に北西の風に変わる見込みだった。雨は未明までで出掛ける時には小降りになっていたが、北の高気圧と寒冷前線との気圧の傾きが大きく風は強かった。 6時頃に着くと意外にも先客が一人釣りをしていたが、すぐに止めて自分一人になった。テトラでは向かい風が強いことは分かっていたので、ルアー釣りの道具は外してアジ釣りの延べ竿だけにした。 強い南東の風が吹き募り波しぶきが堤防を越えていた。港内で釣るには追い風になる。釣り始めて見れば竿が大きく曲がり、風に飛ぶサビキ仕掛けは手元に回収しにくい。港内の濁りはさほど無かったが、アジは釣れなかった。坊主で終わりそうだったのが、奇跡のように5匹だけ釣れた。 日の出の時間を過ぎて、東の空には晴れ間も少し見えて、そこから射した太陽光が西の暗い空に虹を作った。光は一部しか射さないせいか、虹も丸い弧を描くことなく部分的なものになった。 魚は釣れずとも虹はしっかり釣れた。虹の前に雲があって遮っている。雲の前に虹がある。飛行機雲は強風で曲がりくねっている。虹は完全に雲の前面にある。虹は左だけで副虹も見えている。副虹では色の並びが主虹と逆になる。主虹の内側は明るく、主虹と副虹の間は暗い。これをアレキサンダーの暗帯という。北東の空は暗い。南東の空に晴れ間があった。日光の射し方が変化して右側に虹が出来た。灘山に日が射した。部分的な虹ながら、副虹がはっきりしている。早々に帰ったが、前線が横切るとともに雨になった。24日 ジグを5個制作した。その為に 鉛を叩く場所まで出かけた。リングとトリプルフックを付ける。アクリル塗料を2回塗る。背中は青、緑、白を調合して塗る。ホログラムを張り付けた後クリアーを塗る。しっかり乾かしてから画竜点睛の目をマジックで塗る。7号の鉛2個と8号を3個作った。25日 作ったジグの性能を試験するために、唐泊へ行った。東風が強く波立って濁り、向かい風で釣り難い。条件は悪いながら2時間釣って見た。始めて40分後に当たりが有って、ジグの上で切られて新作を早速失った。 その後1時間当たりが無く、やっとヒットして手元に寄せたら50cmぐらいのサゴシ。ここは慎重にと網を出した刹那、外れてしまった。それで終わり、他の釣りはせずに引き上げた。 ジグの出来はまずまず、運は無し。能古島の背後の空が赤く焼けた。
Nov 26, 2024
コメント(0)
2日前に喉の違和感を覚え、まずいと思っていると風邪の症状がはっきり表れた。コロナやインフルエンザなどの流行性のものでは無さそうでも、土日で処置が出来ない。幸い熱は無いので月曜の朝まで様子を見る。 この所のジグの消耗で、それを作るために鉛を叩ける場所へ行きたいのだがどうしたものか。 餌釣りの初めと終わりと、魚影が見えた時にジグを振ってサゴシを狙う。ほとんど釣れないのに、たまに当たりが有ってもリーダーの上部のPEラインから何度も切れた。どうも2年間ラインを取り換えてないので、劣化して強度が無くなっているようで、泣く泣くPEラインを購入して取り換えた。 30gぐらいのメタルジグは自作しているので、性能が良さそうなものから使ってそれを失うと、補充で制作しないといけない。中通しの鉛を成形するために、ハンマーで叩ける表面が滑らかなコンクリートの縁石を求めて出かけようと思っている。それをしないと以後の室内作業が出来ない。鉛は中通しの7号と8号を使用。針金はステンレス。他にアクリル塗料の白、青、緑、クリアーを使う。針金は5cmに切る。ペンチで曲げる。鉛に差して瞬間接着剤で固める。これを叩いて延ばし、成型する。22日朝一番で唐泊港内で20cm足らずのアジゴを釣った。70匹を釣ってテトラで餌釣りと、ルアー釣りをした。ルアー釣りではヒットしてラインが切れてしまった。やっとシマカンギクが開花した。イナカギクも咲いた。咲いた直後は花粉が黄色い。23日 よせばいいのに風邪を押して時雨が降る中を出掛けた。今津湾にカワウの集団がいた。三角池を離れクロツラヘラサギが分散して餌を獲る。二見ガ浦の海。北東の風強く波がやや高い。ビワの花が咲いている。ビワはバラ科としては珍しい常緑樹。打ち捨てられた畑で咲くピンクのバラ。花の色が濃いシマカンギク。
Nov 24, 2024
コメント(0)
すっかり初冬の雰囲気に覆われて、福岡らしいすっきり晴れない天気が続いている。21日は冬型が緩んで海も凪いで、2日前までの時化による濁りもかなり良くなった。 色々メニューを試みてみる積りで唐泊に6時過ぎに着いた。まず泳がせ釣用のアジゴを港内で釣った。延べ竿のサビキ釣りをしてみると、20cm足らずのアジゴがすぐに釣れ出して、バケツに5匹活かした。後は持ち帰り用に続けて、30分で30匹釣って止めた。西浦のアジより一回り小さいが、よく釣れる。 テトラに移動してアジゴの泳がせ釣と、ジグでのサゴシ釣りを平行した。残念ながらどちらも不発に終わり、潮が引いている間に小田の浜へ歩きに出掛けた。 貝殻を拾いながら砂浜を1時間歩いて釣り場に戻った。残る釣りは反転籠でのコッパグレ釣り、合間にジグを振る。反転籠釣りは濁ったせいか最近全く振るわない。始めても1時間全く釣れず、今日も駄目かと思いつつ諦め気味で続けていると、1時間を過ぎた10時半頃から少し釣れ始めた。 入れ食いには程遠いながらも幾らか釣れて、11時頃に突然ボラが現れ、食いついた。この秋は唐泊の外側ではボラを釣っていない。もう産卵は終わっている時期で、過去にない異変になっている。 喰いついたボラは重く中々抵抗するので大物と分かる。慎重にやり取りして10分ぐらい費やして網で掬った。60cmの大ボラだったが腹は大きくは無く、産卵は終わっていた。産卵を終えた卵巣はすっかり萎縮していた。18日風が強いので釣りは休んで今津近辺を訪れた。まだ暗い今津湾で、干潟から三角池へ移動するクロツラヘラサギ。三角池でクロツラヘラサギやヘラサギが朝の漁をしているカワウやダイサギも参戦して活発に小魚を追っている。アジの姿寿司とサゴシの押し寿司アジ味醂19日西浦でアジを釣ってみる半端な虹が出る20日サゴシ1匹が唯一の獲物
Nov 21, 2024
コメント(3)
16日土曜日は天気が晴れなかったので、徘徊は断念して西浦へアジを釣りに行った。アジ釣りは人気があるので、5時半に着いた時にはすでに20人が竿を出していた。殆どの釣り人は未明に来ては暗いので、電気浮きで遠投して釣っていた。 私は7mの延べ竿での浮き無しサビキ釣り。サビキは手作りしたもの。6時頃から釣り始めたが釣れず、近場のせいかと釣れないまま終わることも有り得ると思ったりしながら、何時ものように持参した餌が少ないので、餌の消耗を避けるために明るくなるのを待った。常に貧乏くさい釣り人である。 5時半頃にやっと明るくなって来て、アジが釣れ始めた。どんどん食いは良くなって、ほぼ入れ食いになり、延べ竿での手返しの早さもあって8時頃までに50匹釣って止めた。餌切れで如何とも出来ないが、まあ十分だった。 潮が満ちているので浜歩きも出来ず、真っ直ぐ帰宅した。漁獲は知人にも配り、30匹を下処理してほとんどを味醂干しにするため冷蔵した。アジは22cm~25cm。アジ、ウマヅラハギ、ヒラメ、バンチャゴ、サッパの5目。夜は晴れ間があって11回目の満月が見られた。 17日 寒冷前線が通過した後、今季初の強い冬型に移行するというので朝から雲が一面空を覆い、外出を諦めた。16日の魚の処理を朝から行った。 前日に作った味醂干しの調味液をタッパーに入れて冷蔵庫で冷やした。これに開いたアジを漬け込む。釣った日に頭、内臓、ゼンゴと鱗を除いて冷蔵する。味醂干しは鮮度が良すぎると、美味く出来ないので必ず1日置いて鮮度を少し落とす。腹開きにする。背骨を取り除く腹をすいて骨を取る。毛抜きで小骨を抜き取る。調味液に漬け込む。調味液は濃い口醤油、味醂、酒、砂糖(ザラメ、白砂糖、三温糖をミックス)、一味唐辛子などを混ぜて一煮立ちさせて冷やす。味のバランスは辛過ぎず、甘過ぎずを目安に適当にしている。一晩おいて明朝干す。貝殻の整理をする。ツメタガイという主に二枚貝を襲って、貝殻に穴を開けて食ってしまうシェルキラー。大きいものなら7cm以上にもなり、成長に応じた大きさの貝を襲うものと思われ、大型の貝殻の厚いものにも襲い掛かる。そんな獰猛な貝でもこうして死んで貝殻になり、打ち上げられる。ツメタガイと近縁のウチヤマタマツバキ。ツメタガイに襲われることもある。 午後には潮汲みを兼ねて、姪浜の海岸を歩いた。帰宅後に酢締めにしていたアジとサゴシで姿寿司と押し寿司を作った。脂が乗ったアジの姿寿司は美味い。
Nov 17, 2024
コメント(0)
11月も中旬、早朝はバイクで走ると防寒着と防寒手袋がいるぐらい冷えても、昼間は晴れるとこの時期とは思えないほど気温が上がる。これまで強かった東風が弱い日もあり、唐泊でも釣り易い時もある。 しかし釣り易いと釣れるとは連動しないようで、あまりぱっとしない。西浦では日によって多少のばらつきが有りながらも中アジがまだ釣れているが、アジ釣りには心が動かない。 12日は唐泊で昼まで釣りをした。サゴシは釣れずコッパグレは少々釣れたが活性は無かった。昼に後ろ浜でパンを食いながら、灘山を通過するハイタカがいないか見ていた。 30年以上前に9月から10月にかけて、ボラ釣りの合間にここで灘山を超えてやって来る小型のタカを見た。当時はツミもハイタカも区別さえつかず、ハイタカが朝鮮半島経由で渡って来ることも知らず、不思議な思いで見ていた。その後、ハイタカが春と秋に大陸を行き来していることを知り、立石山や灘山、毘沙門山など通過ポイントを発見することになった。 今期はもう渡りは終わったと思いながらも未練があって、灘山の下で見た次第。昼の1時間で残念ながらハイタカはやって来なかった。 玄界島から筑前大島などが浮かぶ海を見ていると、思いがけずクイーンビートルが北からやって来た。クイーンビートルといえば、船体亀裂による浸水を隠蔽して問題になって釜山便は休航しているはず。 クイーンビートルは初代ビートルから釜山行きを引き継いだ4年前に、コロナ禍の為に就航出来ず、悲劇の女王を思って見ていた。コロナの影響が世界的に落ち着いて今年初めて釜山便が復活したのに、今度は女王自身の船体の欠陥で欠航になっている。何という悲劇の女王振りだろうか。悲劇を演じ続けている 全長80mという大きさと、スピードに見合う船体強度のバランスが合っていないのかも知れない。 12日志賀島の西を南へ向かう能古島の西を通過する灘山方向からノスリがやって来た別のノスリが反対方向から飛んで来た県警ヘリは機種が変更されている 13日 姪浜へ潮汲みに行って海を見て、その色に驚いた。醤油色をしていて、明らかに赤潮が発生している。夜光虫のように表層だけではなく、海全体が変色している。色からすると毒性プランクトンも含まれる、渦鞭毛虫類によるものと思われる。やはり海水温の高温と降雨によるものだろう。潮は使い物になりそうもなく、少しだけ汲んだ。 14日 久々に西浦へ釣りに行った。釣果は少々。10時頃にオスプレイ4機が西から東へ飛んで行った。オスプレイは遠いにもかかわらず爆音が大きい。
Nov 14, 2024
コメント(0)
11月ももう9日どんどん日にちは進むのに気象の季節の進みは進まない。植物は遅れながらも季節を刻んでいる。 6日にはこの秋初めて冬型気圧配置になって、本格的に北西の風が吹いた。しかし高気圧が列島の北を東進するとともに、風は北から北東に変わって7日も8日も北東の風が強い。 9日になって与論島や沖縄北部で大雨になっているとニュースで報じていた。北の大気と南の大気の綱引きがこの辺りで続いているのだ。この南西海域の気圧の低い海域に向けて列島の北の高気圧部から風が吹き込んでいる為に、北東の風ばかりが吹くのだろう。 大気は流体だから圧が高い所から低い所へ移動する。この移動が風になるので、強さと向きである程度の気圧配置が分かる。その風の流れが空に雲を作る。 風は釣の大敵で、雨より具合が悪い。風は波も作り、強い風が続くとうねりになって海底を攪拌して濁らせる。こんな悪条件下でも相変わらず釣りには出掛けている。日常生活の一環だから少々のことでは止めるわけにはいかないのだ。6日北西の強風が吹いた。初め唐泊でジグを振り、サゴシは釣れず、風で餌釣りは叶わず西浦でバンチャゴを釣った。意外にもボラが食い付いて、皆無だったカラスミボラを意外にも西浦港内で1匹得た。二見ガ浦でオシドリの群れを1時間待ったがやって来なかった。チョウゲンボウミサゴがボラではない魚を掴んでいる。ボラとバンチャゴ。全て西浦港内での漁獲。小ぶりなカラスミ塩を振って数日寝かせる。7日 朝は今津近辺を徘徊した後、山に登ってみたが東風が強くタカは見ることが出来なかった。もう渡りは終わった可能性もある。潮が引いた今津干潟でダイサギが何やら騒いでいた。カモ類がどんどん増えている。カルガモが圧倒的に数が多い。ダイアモンド毘沙門を写せる位置で待機した。中田のコスモスを北東側から見たら、花は裏ばかりだった。どうやらコスモスは日が昇る方向へ向けて一斉に咲くようだ。ツワブキも堰を切ったように咲き始めた。花弁が広いタイプ。ヤクシソウモズが鳴いている今津干潟に戻るとクロツラヘラサギが餌を探していた。オオカマキリが弱って山道に佇んでいた。シマカンギクも咲きだした。柱島の沖を博多に向けて通過する中国からの大型客船。玄界島の北を通過壱岐対馬航路のフェリーとすれ違う。ジェットホイールヴィーナスとすれ違う。北東風強く海は時化る。3時間山にいて成果なく下山。タテハモドキがいた。翅の裏は枯葉に擬態している表は目の模様が鮮やか。ツツジが一輪咲いていた。海岸近くの藪にエンジェルストランペットが花を咲かせていた。ピンク系統の花ジョウビタキの雌8日 唐泊で釣りをした。東風が強く、丁度目の前の海面に太陽光線が反射して散乱し、浮きが見えず苦労する。コッパグレの食いは悪くなかった。 この日は上空の空気が湿っていて、様々な雲と驚く数の飛行機雲を作った。幻日が現れた釣りの初めと最後はジグを投げてみる。最初は一度ヒットしたが糸が切られてばらしたが、最後で何とか1匹釣った。こんなにジェット機が飛んでいたのかを驚きながら、何本もの飛行機雲を見た。真昼の幻日は珍しい。東側からコスモスを見ると、花は東向きに咲いていた。チョウゲンボウの雌
Nov 9, 2024
コメント(0)
連休の後の釣りは唐泊でしようと、竿と道具をあれこれと準備して日の出前に着いた。平日にしては多くの釣り人がすでに竿を出していた。多くはルアー釣りでのサゴシ狙いのようで、遊漁船の乗り合いの青物釣りに出掛ける人も多かった。 所定の場所は空いていたので道具を置いて、明るくなるまでの時間潰しに後戻りの浜へ歩きに行った。朝焼けを期待したが雲が邪魔してきたない夜明けになってしまった。浜は先日の大雨と時化で砂が浸食されて1mも浜砂が下がっていた。明るくなりかけて他の星々は見えなくなっても、木星ジュピターは明るかった。秋から冬には朝の干潮が潮が良く引く。護岸の中ほどの黒い所が日頃の砂の位置。砂が激しく減って砂浜で暮らすスナガニが、住処を突然奪われて強く影響を受けていたが、生き残った者が新しい巣穴を浜の上の方に掘っていた。 戻ってルアーやらカマスのサビキ釣りをやってみた。ルアーでの釣りは幾らか釣れたらしかったが、開始が一歩遅れた私のジグには食い付くサゴシはいなかった。カマスは手の指ぐらいの小型が10匹釣れた。 続いて反転籠でコッパグレを釣って見ても、姿すら現さなかった。32cmのナシフグが何故か釣れた。 唐泊は見込み無しと判断して、西浦でバンチャゴでも帰りの駄賃にしようと場所替えをした。しかしバンチャゴはあまり釣れず方も小さい。1時間ほど経過した時に、突然アジが食い始めた。朝は良く釣れるアジが昼前に釣れるとは思わなかったので、延べ竿の餌釣りで結構楽しめた。30匹釣って昼過ぎに止めた。帰り道の余り車が通らない所にタヌキの死骸があった。車に轢かれたものか、カラスだろうかかなり食われて肋骨が露出していた。それにしても死骸をよく目にする。アナグマは多いが、タヌキはこの頃は少ないのに。キンバエがすかさず群がっていた。放置すれば卵を産んで蛆が食い尽くすのだろう。 4日は山に登ってハイタカを見た。この日は山に登る前に、水田地帯の電柱でハヤブサを見、山でも幾らかハイタカも見られ、帰りにもう一度水田へ行って再び別のハヤブサを見ることが出来た。珍しい幸運だった。若いハヤブサ近くにミサゴもいたミサゴとハヤブサが同時に飛んでいる。若いハヤブサは別の電柱に止まった。山上から見る海釣り公園は多くの釣り人で賑わっていた。ミサゴ初め風が弱く、海上には潮目が多数認められる。既に渡って来ていて獲物を探す雌のハイタカ。海面の夜光虫の帯の上をダイサギの群れが通過した。獲物を探すハイタカの雌11時頃から北西の風が強く吹き始めた。ハイタカの雌獲物を探している突然翼を畳んで急降下の移った。完全に翼を閉じて、猛スピードで林へ突っ込んで行った。これほど近くで急降下を見たことは無かった。渡って来た雄のハイタカ。北風に乗って上昇する。海上のクロサギ2羽ノスリが現れた空中にピタリと停止する。カツオドリ下山後にもう一度立ち寄った水田の電柱にハヤブサの成鳥がいた。体格と顔で雌と思われる。2時ごろの海釣り公園ツワブキがどんどん咲きだした。夕日を見るために糸島の野北海岸へ3時過ぎにやって来たら、海岸に多数のタイなどが打ち上げられていた。どれも20cmぐらいで、恐らく漁師が海に廃棄したものが漂着したのだろう。それにしても多い。チダイイトヨリダイカナガシラカイワリヤガラ死骸といえばカラスカラスにとっては盆と正月が一緒に来たようなご馳走で、余りにも多いのでもめることも無く、咥えては何処かへ飛んで行く。邪魔されずにゆっくり食っているのだろう。ハシブトガラスがほとんどトビは海面の魚を狙う。カラスに圧倒されているのだろうか。火山から飛び立ったパラグライダー。イソカネタタキか芥屋大門と夕日との位置関係が好ましい場所を探す。太陽が沈んでから、夕日の南の位置に三日月が見えるようになった。月見草の一つコマツヨイグサ。野北から帰途に就いた途中で金星と三日月のコラボが見られた。
Nov 5, 2024
コメント(0)
台湾に上陸後衰弱して温帯低気圧に変わった台風21号が、東進して1日夜から強い雨をもたらした。2日午前中まで雨が残って部屋から出なかった。 午後に雨が小降りになったので姪の浜の能古渡船場近くの浜へ様子を見に行ってみた。小雨が降る中海は大いに時化て、博多湾内とは思えない。北風は10mぐらい吹いて、雨で川に流れ出した草や木やゴミが大量に海岸に打ち上げられていた。 その後帰途に遠回りして、室見川へ水量を見に行ってみた。川は100m以上は雨が降ったであろう水量で濁流が流れていた。 衰えて足早に東へ去った台風21号は台風の片鱗を残していた。ただし、低気圧が去った後張り出す、大陸生まれの高気圧がそれほど強くなく、この秋初めての冬型気圧配置にはならない見通し。能古渡船は終日欠航した模様この大量のゴミは業者が入って除去される。川の端の流れが弱い所に避難してくる小魚を狙っているダイサギとコサギがいた。ダイサギが飛び立った飛び出したのはライバルを追い払う為だった。ライバルを追い払うと元の場所へ帰った。サギ類は縄張り意識が強い。 1日は西浦へアジ釣りに行った。予想より雨が降らず、曇天と潮も良かったので良く釣れた。釣れ過ぎを避けるため、延べ竿での浮き餌包みで1匹づつ釣った。 3日は糸島半島へ波とタカ渡を見に行ってみよう。
Nov 2, 2024
コメント(0)
全9件 (9件中 1-9件目)
1