うーやん★テレビドラマ

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相棒★★★★★

企業連続放火事件の6件目が発生! 死者もこれで3人目となった。今回の被害者は『ヨツバ電気』の労働組合長・小柳津桐子だ 。被害者は煙に巻かれて死亡したというが…。手口はこれまでと同じく、傍にあったヒーターを使っての放火…。
右京(水谷豊)は現場近くに残されたままになっていたあるモノに不自然さを感じ動き出す。燃えた消火器だ。一方、捜査一課では内村警視長は怨恨の線で犯人の割り出しに掛かるが、すべてを説明できない。一部からは無差別犯罪も浮かんでくる。そこで、右京は職員になれなかったものも怨恨を持つと助言する。そこでも、右京は消火器を置いてあった。右京は本当に焼け死んだのだろうか? 鑑識さんがやって来る。鑑定の結果は、ほぼ窒息死だろう。ただ他よりも死体の損傷が激しいので推測だ。消火器があったのは、今回だけだ。右京は「首を絞められて焼かれた」と話す。右京と薫(寺脇康文)はヨツバ電気へ赴き社員から話を聞くのだが、 小柳津の評判は決していいものではなかった。毎晩遅くまでいて、毎晩タクシーで帰ったのだ。小柳津は組合長だった。それも自ら立候補し、独身だった。そして、最近は見合いし、それは会社の知り合いから勧められたと噂された。小柳津はとにかく会社の有名人で、自社製品にもクレームをつけたり、独りよがりで嫌われていた。小柳津を嫌っていた人を聞くと多すぎるのだ。桐子のおかげで降格になった者までいるというのだ 。その一人、恩田義男(嶋田久作)に右京と薫は詳しく話をきいていく。設計部長から検品課長に降格したのだ。恩田はバイキンブロックをつけた洗濯機だが、降格された。タイマ機能がつくと、聞かない。基盤を一つ変えればいい。しかし、総検品になると、発売時期をずらさないといけない。桐子は業界紙に告発すると、言ったのだ。恩田はコードレスヒーター、つまり充電式ヒーターを持ってくる。賞をもらったが、設計は恩田がした。警察では、放火事件の企業の不採用者のリストが出た。すでに捨てた会社もあった。捜査課は、そこから黒川という男が浮かんできた。 夜の会社に忍び込み、男がヒーターに紙をつける時、捜査課が黒川を捕捉する。不法侵入で、捕まえた。取調室で黒川は、相手を無視して自分の優秀さを勝手に語る。そして、あっさり、出版社の放火を自白した。黒川「馬鹿ばかりだ、馬鹿が嫌いです」。2件目は否認です。オレンジ・コンピューターは自白した。ヨツバ電機も否認した。結局、6件中3件を自白した 。否認した3件では被害者の死人が出た。さらに右京は、共通点を見ると、ヨツバ電気のコードレス・ヒーターが使われていた。倉庫で、コンセントについていなかった。スイッチを入れるのは人間だけですかね。CM。
右京たちはヨツバ電気のタクシーの領収書を調べていく。キャスル・タクシーばかりだ。小柳津の請求書があった。右京は変だという。早速、ヨツバ電気に聞きに行く。小柳津のタクシー会社が全部違うのだ。聞くと部下の男は、放火された夜は、王子キャブだったと話す。やはり違うものだ。会社のチケットではキャスル・タクシーだった。薫「何故だろう?」。右京はもう過ぎ分かると言う。 鑑識さんと一緒に、検証する。右京はコードレス・ヒーターの機能を説明する。そして、右京は周波数を変えられる無線機を操作するとヒーターのスイッチがついた。その周波数はタクシー無線でも、起こるのだ、その周波数は調べると、王子キャブだったのだ。小柳津はクレームを受けていたのだ。それは、タクシーを呼ぶとヒーターのスイッチが勝手に入った。それで、小柳津は毎日違うタクシーを呼んで調べていたのだ。 CM。
恩田に右京に聞きに行く。恩田「確かにクレームを言われた、でも取り合わなかった」。右京「工場を止めるべきだ」。恩田「私のせいではない、工場から連絡がない、工場長も」。右京「工場長も、ご存じだったのですね」。早速工場長のもとに行くと、工場長「問題があるとの、彼女のクレームは今に限ったことではない、根拠もなしに止められない、本当なら、社長の裁量だ、小柳津からのクレームも社長も聞いていた」。責任のなすりあいだ。小料理屋たまきで、美和子に薫が話す。薫「会社ぐるみの犯罪だ」。右京「無責任の連鎖だ」。たまき「いつからそうなるのでしょうか」。右京「会社に長くいるとなる、ただ証拠がないと、とぼけられる」。薫「このままに出来ない」。二人は社長に会う。右京「報告がありましたね」。薫「利益優先で、クレームの小柳津さんを嫌っていた」。社長「見合いを薦めていた」。薫「欠陥で人が死んでいるのだ」と怒る。 社長「私たちは神ではない、私たちが殺したのではない、それでも罪になるでしょうか」。薫「聞いていた、知っていて、殺したのなら、殺人罪だ」。社長「我が社の人間が殺したのなら」。右京「明らかな殺人です」。社長「証明できますか」。右京「ええ」 。社長室で、工場長、恩田が集まる。社長「ばれたら、我が社はおしまいだ」。小柳津はクレームを言っているが、3人は調べようがないととぼけたのだ。工場長は「暖房シーズン前に、ラインを止めなれない」と言った。社長「この中の誰が殺したとしても、同罪だ」。CM。
再現シーン。小柳津に部下の男は抱きつき「お見合いした理由を教えてください、先輩」。小柳津「先輩という言葉、治らなかったね、何で私、見合いしたって? 取引先の重役と、結婚を前提として付き合っている、指輪も必要ないから捨てた、乗り換えるの、割のいい方に」。部下の男は「嘘だ」と襲いかかり、首を絞めて殺してしまった。その後、タクシーがついた。しかし、小柳津は出てこない、運転手は無線で会社に確認した。その時にヒーターにスイッチが入り、書類が燃えた 。部下の男「いい気味だ、僕は捨てられた」。右京「血が上っただけだ、あなたは何故、指輪を離せないでしょうか」。部下の男「好きでした、どんなに嫌われても、正しいことをする先輩が好きでした」。右京「あなたに出来ることは、罪を償うこと」。右京は社長に報告した。 右京「会社の人に殺された」。社長を「製品を調べていた」。工場長「検討中だった」。恩田「頭が下がります」。社長「彼女の努力を無駄にしないために、製品をリコールする」 。署に帰って薫「突然、英雄扱いだ、それにしても、彼女は条件のいい男に乗り換えた、がっかりだ」。右京「そうでしょうか」。薫「まだ、愛していますか、そして会社は裁かれないのか」。右京「遺族は損害賠償を出来るでしょう」。右京は小柳津の持ち物を調べている。そこには大事に袋に入れられた指輪があった。右京は証拠品として事務的に処置をする。彼女の思いを理解したのだが・・・。薫は新聞に載ったリコールの記事が小さいことに怒る。おしまい。
事件は意外と複雑だった。偶然が重なっていた。最初に頭は優秀だが、自己中心の黒川が捕まった。これで、解決はしないと思ったが、もちろん、3件しか自白しなかった。そして、残りの3件には意外な共通点が、「殺人ヒーター」だった。まあ、考えると便利なヒーターだが、便利さと安全は一致しないものですね。そこの詰めが必要でしたね。結局、犯人は意外な展開となる。2件は事故だった。最後の本ネタの小柳津は殺人だった。複雑な展開だったが、無理を感じながらも、良かった。特に、最後の無力感が良いですね。殺人の犯人はしっかり捕まえられた。しかし、それは男の勝手な思いこみだった。最初は小柳津が嫌な女に思えた。企業内での、正義感を振り回し、身勝手にかき回す独身女だった。ところが、中盤からクレームを大事にして、妥協しない熱心な社員になっていった。この切り返しの見事さ。それと同時に、製品のクレームに対応が遅れて、火災の被害が出ても、対応できなかった社長以下の3人だ。そして、この殺人が、企業内での隠蔽に絡んだ殺人かと思ったら、意外にも男女の怨恨だった。このどんでん返しは、ビックリだった。しかも、偶然が最後の火を放ったのは皮肉な展開だった。1時間の間に、見事なまでに動いて描ききった。キャラも、ストリ-もジャットコースターのドラマを楽しませてくれた。役者さんも、峰岸さん、笹野さん、島田さんと濃い人ばかりでした。この3人が、処罰されないで逃げおおせた。そこがまた、現実の社会でのリアル感があった。絶対キャラでは嶋田さんが犯人だと思っていたが、笑い。薫ではないが小さな記事に怒りを覚えた。右京さんも、今回は大きな声で叱ることは出来なかった。亡くなった小柳津さんの、愛の確証を証拠品として留め置いた。悲しい事件だった。   社長(峰岸徹さん)、工場長(笹野高史さん)、恩田(嶋田久作さん)、小柳津桐子(辻沢杏子)、黒川英明(村杉蝉之介)





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Last updated  2005.11.17 00:16:44 コメントを書く


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