未完成のブログ

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Feb 24, 2010
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カテゴリ: OBLIVION


ジゼル

ジゼル:負けず嫌い。三人兄弟姉妹の末っ子らしい。



第七話「渡る世間は〇〇ばかり!?」



ブラヴィルの調査を終えたジゼルはシロディールの最南端にあるレヤウィンの街にいた。レヤウ

ィンは隣国ブラックマーシュとエルスウェイルに近く、アルゴニアンやカジートの住民が多く住

む。降水量の多い地域で街周辺は深い森と数多くの沼が点在する。

「ふむふむ、噂どおりアルゴニアンとカジートが多いですね・・・さっきから目を合わせてくる野

蛮な人も多いし・・・ブラックウッド団という傭兵団も気になりますね」

街を一回りし、門を出て街の外周を見て回る。西門の近くに家が建っていた。柄の悪そうな男達

が家の前に立っている。ジゼルの姿を見ると一人のレッドガードの男が近寄ってきた。



「・・・・・・あなた達は?」

「聞いて驚けよ?俺たちはかの有名な極悪犯罪シンジゲート、カモナ・トングのメンバーだ!」

「なんですって・・・じゃあそちらに居る人や中に居る人も?」

「ククク・・・その通り。スクゥーマの客じゃなきゃたまたま通りがかったマヌケな旅人か?」

スクゥーマとは帝都で売買が禁止されている強烈な依存性のある甘味の強い薬。麻薬の類だ。

「ほう、スクゥーマですか。じゃあ中でスクゥーマが買えるんですか?」

「ああタンマリあるぜ・・・だが知った以上買うか金を置いて去るかしか選択はないがな。・・・待て

よ、ガードにチクられたら面倒だな・・・買うか死ぬかどっちかにしてもらおうか?」

「どっちも選びませんよ?」

「なんだとこのアマ・・・カモナ・トングの恐ろしさを知らねぇのか?」

「あたぁっ!!」



「ぶがぁっ・・・て、てめぇブチ殺してやる!!」

「それは出来ません、何故ならあなたは既に死んでいます」

「なにを馬鹿げた事を・・・がっがあああああああ顔が、顔が熱い!うぎゃああああああああっ」

男の顔から炎が噴出し黒焦げになる。

後ろに立っていたもう一人男が剣を抜きジゼルに近づく。



「体内に直接炎の魔法を打ち込みました。魔法抵抗高くても無駄ですからそのつもりで」

「魔術師か・・・だがお前はすでに俺様の剣の間合いに入ってるぜ・・・どりゃああっ」

「はっ!ツーハンドアルティメットキャッチ!!」

ジゼルは男の振り下ろした剣を両手で挟んで受け止める。真剣白刃取りだ。

「ほわたぁっ!!」

金属が取り付けられたブーツのつま先で男の腹を蹴り上げる。

「ぐぼぁ・・・馬鹿な・・・あばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばっ」

男に電流が走り体を痙攣させ全身から血を流す。

「さて・・・仕事じゃないですけどサービスで中の人たちも始末しときましょうか。・・・こういう余

計な事をするからわたしはNO.1になれないのかもしれないですね・・・」

ジゼルは扉を力いっぱい蹴り開ける。

「こんにちわ、カモナ・トング及びスクゥーマのお客さん!」

「何だてめぇは・・・こんな小娘が中に入ってくるとは表の二人は何をしてるんだ?」

「死体になってますよ?」

「ちっ腕に自信のあるとかぬかしてやがった癖に・・・おい、誰の差し金だ・・・ガードか?いやその

ナリでそれはねぇな・・・何者だ」

「悪党に答える必要はありません!」

「ふざけやがって・・・カモナ・トングを舐めるとどうなるか思い知らせてやる!!」

「カモナ・トングの人に明日はきませんよ。えっと・・・その命メファーラに捧げなさい!」


◇  ◇  ◇  ◇

ふたりは聖騎士アリス

アリス:聖騎士の事は気になるも今は仕事に専念。



マグリール

マグリール:金の事の他は食う寝る遊ぶしか頭に無い。




港街アンヴィル

戦士ギルドの依頼でアリスとマグリールはレレス良品店の警備をしていた。一階の明かりは全て

消し、2階から下の様子を伺っている。クロエは眠気に勝てず途中で宿に引き返していた。

「閉店してから大分立ちますよね・・・もうすぐ日付かわりますよ」

「そうだな!これが自給制なら深夜手当てが出るところなんだがな!」

その時、鍵が静かに開き、覆面をした3人の男達が忍び足で店に侵入してきた。

「あ、あれが例の泥棒ですかね・・・」

「アリス先に突っ込め!俺が援護する」

3人の男達は慣れた手つきで高価な金品を袋に詰め込んでいる。

「へっへっへ・・・あのレレスの野郎俺たちが犯人だとは思うまい」

「だな・・・全くマヌケなおっさんだぜ」

「今日が最後にするぞ。こういうのは引き際が肝心だからな。」

男達が袋を担ぎ扉に向かおうとすると後ろから声をかけられる。

「見ましたよ!泥棒の現行犯で逮捕します!!抵抗するなら容赦はしませんよ」

「金をくれるなら見逃してやらんでもないぜ!ただし一人3000G以上な!」

「なんだ?女とチビ男か・・・レレスの雇った用心棒か?」

「ちっ・・・見られたからには生かしてはおけねぇな」

「やっちまえ!」

狭い店内で剣を抜く3人の男、ショートソードにダガーといった装備だ。それに対しアリスとマ

グリールはロングソードを装備している。

「ヒェヘッヘ・・・狭い店内じゃ小回りの聞く俺たちの武器の方が有利だぜ~」

男の言うとおりにアリス達が不利に思われたが・・・

「やぁっ!たぁっ!!はぁーっ!!」

「金、銀、プラチナー!!」

アリスたちは体を半身に構え突きで男達を攻め立てる。この戦術は狭い屋内でも戦えるように叔

父であるモドリン・オレインが教えたものだった。

「くそ・・・こいつら戦いなれてやがるぜ。おい、逃げるぞ!!」

「待ってくれ・・・ぎゃああっ」

アリスの鋭い突きが男の喉に突き刺さる。

「マネーキャッチダイブ!!」

「があああああっ」

床に倒れこむように足を狙ったマグリールの剣先がもう一人の男の大腿に深々と突き刺さる。

「ちくしょー・・・俺だけでも逃げ切ってやる」

「あっ!追いますよマグリールさん!!」

店を飛び出す覆面の男、夜の港を駆ける。慌てて発光の魔法をかけ追いかけるアリスとマグリー

ル。覆面の男の前にダンマーの少女とブレトンの男が。

「どけどけっ!!」

「おっと・・・」

金髪のブレトンの若い男は体を避けながら覆面の男の足を払う。

「ってぇ・・・何しやがんだこの小僧!」

「あんた悪い奴だろ?目を見たら解るよ」

アリスとマグリールが男に追いつく。

「どなたか存じませんがありがとうございます!その男泥棒なんです!」

「な、なに言ってやがる・・・濡れ衣はやめてもらおうか!」

「だったらその袋の中身を出してください!レレス良品店の物かすぐに解りますよ」

「ち・・・それならこうだ!」

男は袋を海に投げ込む。

「な、なんてことを!」

「これで証拠は残るまい!あばよ!!・・・オラどけジジイ!!」

男は歩いていた老人を突き飛ばす。

「あの人を止めれば良いんですよね?」

アリスに聞く目鼻立ちが整った銀髪の華奢なダンマーの少女。

「そ、そうです!」

「死なない程度にできるかしら・・・暴風雷!」

「あぎゃああああっ」

少女の放った凄まじい電撃が覆面男の背中を撃ちぬく。



「助かりました、お二人のお陰でなんとか犯人を全員やっつけることができました」

「謝礼は払わないからな!」

「いやぁお金なんて要らないよ。まぁ騎士道って奴に背きたくなかったのさ」

「手加減できなくて殺しちゃいましたけど・・・」

「や、あれは仕方ないぜレイラちゃん、ガードに見つかってもあいつは同じ目に会ってたさ」

「あたしは戦士ギルドのアイリス・グラスフィル。こちらはマグリールさんです」

「俺は騎士見習いのローランサン・リバルディ、こっちの可愛いダンマーはレイラちゃん」

「ロ、ローランサンてばっ」

「ところでこんなに夜遅く何をしていたのですか?」

「うーん・・・遅くなってしまったんだね。色々とあってさその帰りだったのさ」

「・・・確かに色々あったわね」

「おっとレイラちゃんそれ以上は他の人には秘密だぜ?ばらすとレイラちゃんの持ってる下着の

種類を大声でいっちゃうぜ?」

「なっ!!」

「あ・・・あの夜ももう遅いのでこれで失礼しますね。明日もまだこの街に居ますので」

「ああ、それじゃあ俺達も宿に帰るか。おやすみっ!」

別々の方向に分かれるアリス達とローランサン達。その様子を船から見ている者がいた。

「あのダンマー・・・しばらくマークする必要があるな」

その言葉はアリスに向けてのものかレイラに向けてのものか・・・


つづく





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Last updated  Feb 24, 2010 11:14:44 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
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