未完成のブログ

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Feb 27, 2010
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カテゴリ: FALLOUT3
ローレン第三部.jpg




ガボール・K

傭兵ガボール:ローレンを守り、ジェネラルを倒すことが今の彼の目的。




第161話【マーカス】

ワシントンDCに張り巡らされている地下鉄は現在動いていない。200年も前から運行を停止し

ている。動力を生み出す発電施設、整備する人員、運転手など全てが失われたからだ。

わたしとガボールは奇妙なスーパーミュータントのアンクル・レオに命を救われた。

そのレオが地下鉄が動いているというのだ。

「私はこの首都のどこかでジェネラルと一緒にDr.カイリーナが地下鉄に乗りどこかに移動して

いるという話を聞いた」



「200年の間に密かに復興が進んでいたということかねぇ」

「Dr.カイリーナ・・・あのグールの研究者のつれている全身黒のボディスーツは何者だ?」

「ナンバーズと呼ばれているDr.カイリーナの護衛役だ。何人いるのかどんな顔をしているのか

誰も知らない。解っていることは一人一人が特別な能力を持っているとだけだな」

「・・・俺とローレンちゃんに斬りかかって来た子は銃弾を剣で弾いてたもんな」

特殊能力を持つ集団か・・・わたしも人とは違う能力を持っているが・・・

フードにコートを着たレオとわたしとガボールはタロンの駐屯地を目指す。

タコマ公園での大敗はタロンの今後に影響する。わたしは自分の至らなさで多くの部下を失って

しまった。自分の命さえもガボールとレオがいなければ落としていた。

わたしは弱い。

生物を操り、猛毒を体内で精製することが出来ても大きな力の前には敵わない。



ウェイストランドの復興の為だ。他の地域に比べるとこの地は200年もの歳月が経っているのに

も関わらず文明的なものは殆ど復興していない。ただの無法地帯だ。その理由はいろいろある。

放射能、これは取り除くことが出来ない。時間だけが解決する。

人間の繁殖力、これは病気や怪我で命を落とすものが多く子供の成長もままならないためだ。

ミュータントの存在、人間を蹂躙し破壊を続ける最も復興に邪魔な存在。根絶する必要がある。



が出来ない。このウェイストランドでは力のある者が勝つのだ。

エンクレイヴラジオではないが、わたしはこの地が再び200年前のように人間の社会になる事

を望んでいる。そうなった時にわたしのような能力者の居場所はあるか解らないが・・・。

「どうしたローレンちゃん?もうすぐ駐屯地に着くぜ?」

駐屯地から煙が見える。ここもスーパーミュータントに襲われたのか・・・駐屯地には引き裂かれ

た者や黒焦げになった者などほぼ原型をとどめていないタロン兵の死体が転がっていた。

「ひでぇな・・・誰も生き残っちゃいないのか」

「あそこにダレか倒れているぞ!?」

頭から血を流し瀕死状態の女性兵を発見した。

「どうした、ココで何があった?」

「そ・・・その声はローレン少佐、無事だったんですね・・・昨晩イキナリ襲われたんです。数人の

黒いスーツの連中に・・・何が起こったのか解らないままここは爆破されました・・・」

「・・・・・・Dr.カイリーナか」

「マチガイないだろう」

「ガボール、スティムパックを!」

わたしは重傷を負った兵に応急手当を施しレオに背負わせる。

車は全て破壊されていた為、徒歩で首都を抜ける。途中タロンの巡回兵と合流し、無線を使って

指令に連絡を入れる。

「こちらローレン。指令、定時連絡が出来なかったことを謝ります」

「なにがあったローレン!怪我はないか?部隊はどうなった?」

「詳しいことはバニスター砦に戻ってから報告します。ブラックスコルピオン隊は敗北、わたし

とガボールの生存しか確認できていません。指令、車をこちらに回して欲しいのですが」

「よし、すぐにそちらに向かわせる!」

数時間後、迎えに来たのトラックに乗りこみバニスター砦に帰還する。レオの異様な格好が皆気

になるようだ。

「ローレンよぉおおおおっ!!」

わたしの両肩を掴み、鼓膜を破りかねない大声が司令室に響き渡る。わたしはタコマ公園であっ

た事を全て指令に報告した。意外にもレオのことはすんなりと受け入れてくれた。指令は容姿に

惑わされず、その人間がどんな性格なのか見抜く能力がある。

「良くぞ無事だった!!さぁ今日はゆっくりと休むが良い!!」

「いえ、ゆっくりなどしていられません。すぐにでもVault87に行きG.E.C.Kの回収をしなくては

ジェネラルに勝つことはできません。それに・・・Dr.カイリーナの動向も気になります」

「おまえがそこまでしなくとも他の者に向かわせれば良いではないか」

「わたしのこの能力は作戦本部に引きこもっていて生かされるものではありません。それに・・・

今度はストックしておいたデスストーカーを全て持って行きます。白サソリ(ブリーチラッドス

コルピオン)の出撃の許可もお願い致します」

「ローレンよぉ・・・お前は頑固だ、俺様のいうことなど聞いてはくれないのだな。仕方ない、ブ

リーチの出撃を許可しよう。それと、俺様の秘蔵っ子を連れて行くがいいガボールだけでは心配

だからな。おい、マーカス!」

「ここに・・・」

「ローレンを命に代えても守りぬけ」

「御意・・・」

真っ黒の全身タイツに金属片ををくっつけた様なアーマー。顔に傷のある男が前に出てくる。

マーカスは指令の護衛をしているタロン最強の男だ。体を半分以上機械で強化している強化人間

という存在らしい。

「ジャブスコ指令の命により、ローレン少佐の護衛を開始する」

「よろしくな、マーカスさんよ」

手を差し出すガボール、マーカスは一瞥し応じなかった。

「ローレンよ、それとこいつももって行くがいい、PIP-BOY3000だ。コレがあればお前がどこに

いるか本部で位置がわかる、それに電波の受信も出来る。無線の代わりに使うが良い」

「ありがとうございます、必ずやジェネラルの野望を打ち砕きます」

「うむ、俺様もお前を全力でサポートする!さぁ今日はゆっくりと休むのだ娘よ」

「はい、おやすみなさい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・パパ」

わたしは久しぶりにその言葉を口にした。


161話終 次回へ






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Last updated  Feb 27, 2010 11:52:55 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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