未完成のブログ

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Apr 23, 2016
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カテゴリ: MirageKnightCase
MKC4話アグリア

路地で黒いベトつく網で捕らえられる刀耶とリティーシャ。その様子は蜘蛛の巣にかかった獲物のようであった。

「まずはその生意気なチビ女!お前からいたぶってやるよ!!」

警棒型スタンガンのスイッチを入れる女、勢いをつけてリティーシャの腹を突き、電撃を流し込む。

「ああああああああああっ!!」

「ひひははははははーっ!!いい悲鳴!!いいわぁ~もっと聞かせてよ~!生意気なチビ女が!!余計な詮索をするとこうなるのよ!!」

「やめろ!やめるんだ!!」

叫ぶ刀耶。体を揺さぶり腕の拘束を外そうと試みる。

「やめろと言われてやめるかバーカ!ワタシに命令していいのはあの人だけなんだよ!」



「ぐああああああああっ!!」

「いいいわああああああああ!!いい悲鳴よ!!この前は調子に乗りすぎて壊してしまったけど。そのかわり冥土の土産を口に突っ込んであげたしいいよ……ねっ?」

リティーシャの腹に回し蹴りを叩き込む女。

「うっ…」

「さぁ~二人共…面見せてよ~ボッコボコにしてあげるから!その前にこのアタッシュケースとブレスレット何?」

女の指がブレスレットのダイヤの印に触れる。
「何!?」

刀耶の持ったケースは金属片に分解されていき、黒い粘着物を巻き込みながら次々と張り付き鎧の形になっていく。

「え、何!?何よその格好!!」

「ぬううううああああああああああっ!!」

ナイトケースを完全装着した刀耶、体にまとわりついた黒い粘着物を引きちぎる。



「刀耶!私の網を切ってください!」

「させるかー!!」

警棒を振り上げる女。刀耶はそれを腕で受け止める。

「ちっ」

「おねえさんに俺を止めることはできないよ」



「ああ…お気に入りの服がダメになってしまいましたね。同じ物はまだありますが」

「言ってる場合か!行くぞ」

リティーシャを抱える刀耶。ナイトケースの足裏からジェット噴射で一気にビルの上まで飛び上がる。

「ナイトケースは私の方でも操作して装着できるようにした方が良いですね」

「その方が助かる」

リティーシャを下ろす刀耶。屋上から外付け非常階段のある隣のビルに飛び移る。

「マテマテマテー!」

「ニガサンゾー!」

振り返るとオーグルに変化したニット帽バンダナマスクの二人組が叫んでいるのが見えた。

「あいつら…!」

「トーヤ、二人相手は分が悪いですね。ハイパーキングファイターのNPCモードで一対多の戦闘も経験済みでしょうが実戦は違います」

「それは…分かってる」

「見たところ相手は飛べそうにありません、こちらは短時間といえど飛ぶことができます。それを有効活用するのです!」

「それなら…武器は槍だな!ランスを頼む!!」

「了解、ランスを武器覧に追加します」

ナイトケースの背中の厚い装甲から数枚金属片が飛び3mほどの槍に変形する。

「マテマテマーテ!」

「ニガサンゾー!」

メイスを振り上げる二人のオーグル。刀耶はランスを構えジェット噴射で突進する。

「こちらの武器の方が遥かに長い!攻撃は先に届くし避けられてもジェットでそのまま通り抜ければ!」

「ガッ!」

「ムッ!」

刀耶の突進を避ける二人組。反撃を試みるも既に刀耶は間合いの外まで離れている。

「避けられるならこうだ!」

再び突進で仕掛ける。ランスを振りかぶり正面から刺突を仕掛けると見せかけ一旦引き、すれ違いざまに背中に一撃を入れる刀耶。

「ギエエエエッ!!」

「ヤリヤガッタナ!!」

反転する刀耶、再々度突進攻撃を仕掛けるべく狙いをつけてジェット噴射。しかし突進攻撃は行われなかった。黒い粘着物がナイトケースの右脚部と屋上の床を縫い止めていた。

「なにっ!?」

「逃すと思ったのかい?」

バイヤーの女は舌なめずりをしてくせのついた黒髪をかきあげる。

「そんな…どうやって屋上まで…」

「ワタシには簡単なこと…よ!」

そう言いながら黒い粘着物を投げつけた。刀耶の左腕にまとわりつく。

「お前たち!そっちのチビ女を捕まえな!!殺すんじゃないよ!!」

「ヘイ!」

「アイサ!」

バイヤー女の命令を受けオーグル二人はリティーシャに向かって走り出す。

「させるかー!ストライクスマッシュ!!」

刀耶は膝をついた状態でランスを投げる。エネルギーを帯びたランスはレーザー光線めいて飛び、オーグルの一人を貫く。

「ギャゴオオオオオッ!!」

貫かれたオーグルは爆発四散。肉片の光が集まり屋上にやせ細った茶髪の男が倒れた。

「チッ!やったねこのガキ!!」

黒い粘着物を投げるバイヤー女。刀耶は右足を固定され動けない。黒い粘着物を避けることはできず左腕で受け止めた。

「ひひはははははー!どうする?さっきみたいに剥がすかい?無駄だよ?いくらでも追加でかぶせてやるからね!!」



オーグルに追われるリティーシャ。ビルからビルへと軽い動きで飛び移っていく。追うオーグルは野性的な荒々しい動きで飛び移っていく。

「ニガサンゾー!!」

「しつこいですね」

リティーシャはピンクジャージのポケットからディスク状の金属片を取り出しオーグルに投げつける。ディスクはコウモリに変形しオーグルに襲い掛かる。

「ウゼーウゼー!」

金属コウモリはオーグルの顔めがけて飛びかかる、払いのける手を回避し再度顔への攻撃を仕掛ける。執拗な攻撃で足を滑らせるオーグル。ビルの谷間20mほどの高さから落下、背中を打ち付けうめき声を上げる。

「ゲブッ……」

リティーシャはオーグルが追ってこない事を確認すると金属コウモリを回収し刀耶の居るビルに戻っていく。

「ひひひははははー!特性スタンガンの電撃を味わいな!!」

「ナイトケース、装着解除!」

刀耶はヘルメットの画面から見えるナイトケースの装着解除を選択する。ナイトケースは一斉にカード状の金属片に変わり刀耶の体から離れる。その際、黒い粘着物を引きちぎり、接近してきたバイヤーの女を弾き飛ばした。

「ナイトケース装着!」

瞬時に装着する刀耶。ロングソードを右手に持つ。

「このガキ!ワタシをあんまり怒らせるなよ!!」

バイヤー女の警棒スタンガンが伸び、先端は三叉に割れる。1m程度の三叉槍となった。

「この槍は鉄板もブチ抜くんだよ!煽ってくるふざけた車に何度も穴を開けてやったさ!そんな鎧もブチ抜いてやる!!」

黒い粘着物を左手で投げつけ、右手に持った電撃三叉槍で攻撃を仕掛ける女。刀耶は冷静に女の右側に避け、電撃三叉槍をロングソードで叩いた。常人の10倍の力を発揮するナイトケースの一撃。

「んん?」

女は叩き落とされずに電撃三叉槍を離さず握っていた。

「ひひははははー!!ワタシをその辺の弱い奴らと一緒にするなよ?」

三叉槍を横薙に振るう女、刀耶はロングソードで受け止める。

「お前もオーグルを!?」

「いいや?」

刀耶はロングソードで仕掛けるのをためらった。対オーグル用兵器であるナイトケースでオーグルを倒しても殺すことはなかった。だが目の前の女はオーグルではない、傷つけることはできないと刀耶は咄嗟に判断し一歩下がった。

「おやぁ?ひょっとしてワタシに攻撃できない!?それは好都合!こっちは思う存分攻撃できるからねぇ!」

「くっ……」

眉間にしわを寄せ後ずさる刀耶。

「トーヤ!!」

リティーシャが戻ってくる。金属コウモリを投げつけて女を攻撃する。

「チイッ!鬱陶しい!!」

三叉槍を振り回す女、金属コウモリはそれを軽く回避。

「トーヤ、あなたは下に落ちたオーグルに対処してください。この女は私が相手をします」

「大丈夫かよ!?」

「オーグルはナイトケースで処分しなくてはなりません!早く!!」

「…すぐに戻る!」

ジェット噴射で一気に距離を離し、ビルから飛び降りる刀耶。下にはゆっくりとした動きで見上げるオーグルの姿。

「ゲェ!?」

「くらえ!!」

ロングソードを振り下ろす刀耶、メイスで受け止めるオーグル。オーグルは体勢を崩し路地に置かれた自動販売機に激突する。

「アアクソ!無敵の力を得られるんじゃなかったのかよー!!こんな金属マンに負けたくねー!!」

メイスを振り回すオーグル、刀耶はロングソードで受け流す。

「ストライクスマッシュ!!」

ナイトケースの力が込められた光るロングソードを上段から振り下ろす。オーグルは脳天から顎にかけて切り裂かれ青い鮮血を撒き散らした。

「グワッ……」

オーグルは爆発四散。跡には茶髪のやせ細った男が倒れていた。


バイヤーの女は黒い粘着物を連続で投げるがリティーシャを捉えることはできない。軽い動きで回避を続け金属コウモリが攻撃を仕掛ける。

「チョロチョロしやがってぇ!」

三叉槍を闇雲に振り回し叫ぶ女。リティーシャはピンクジャージから新たに金属ディスクを取り出す。

「オーグルに関わっている者が人間だけとは思ってませんでしたがこんなに早く出てくるは思いませんでした」

金属ディスクは小型拳銃に変形。リティーシャは女に引き金を引いた。銃口から赤い光線がほとばしり女の肩に命中した。

「ぎいっ!」

間髪いれず光線を連続で撃ち込むリティーシャ。女の胸、腹、足に命中する。

「ぎいいいいっ!!熱い!!あっつい!!」

計4発。光線が命中した箇所から煙が上がる。リティーシャはそれ以上追撃はせず銃を構え女を見据える。

「ひ、ひひひははは…ワタシを倒すにはちょっと威力が足りないようだね!!」

「オーグルの事をどこまで知っているんですか!答えなさい!!」

「バカチビ女!言う訳ないだろう!?お前とあの鎧男はここで死ぬんだよ!!死ぬからって教えるほど親切じゃねえぞ」

左手を大きく振り、黒い粘着物を巨大な投網にする女。リティーシャは後方に飛んで回避。ビルの端に追い詰められる。女は三叉槍を振りかぶる。リティーシャは銃を構える。

「ブッ刺してやる!」

「おっと!間に合ったな!!」

下からジェット噴射で上がってきた刀耶がロングソードで三叉槍を受け止める。

「トーヤ!その女は普通の人間じゃありません!!遠慮せずにナイトケースで倒すのです!!」

「さっきそんな気はしたが……やっぱりそうか!なら手加減無しで行くぞ!!」

三叉槍を弾き、一歩踏み込んで右手を狙う刀耶。ロングソードの切っ先が女の腕をかすめる。

「ぎいいっ!いったぁー!!舐めてんじゃないよ!!」

女は革ジャンを脱ぎ捨て大きく背中の開いたタンクトップ姿になる。しゃがみこみ両手をつく。背中から4本の黒く光沢のある甲殻を思わせる足が生えてきた。

「何!?…なんなんだこいつは!?リティーシャ、こいつもオーグルなのか!?」

「その女は恐らく…」

「ひひひはははははー!最高に美しく最高にセクシーなアラクネ族のアグリアさ!!この国のダサい蜘蛛とは違うのよ!!」

アグリアは大きく蜘蛛足を広げ高笑いをする。

「トーヤ!これを武器に装着してください!」

「ん?」

刀耶はリティーシャから投げ渡された銃のディスクをロングソードの刀身の根元に貼り付ける。すると帯状に変化し刀身に巻き付き、火を噴く。刀身は炎に包まれた。

「うおおおおおっ!!炎の剣か!!」

「こういう事もあろうかと用意しておいたのです。オーグルとは別の人外を相手をする場合、ナイトケースの標準装備では通じない場合もありますから」

炎のロングソードを中段に構える刀耶。

「ハ!そんなものでどうにかできるものかー!!」

外骨格で硬質化するアグリアの手足。左手から糸状の黒い粘着物を噴射する。

「おっと!」

背中の蜘蛛足で地面を蹴り三叉槍で刺突を仕掛ける。想像以上の突進スピードに刀耶はガードをせざるを得なかった。

「ハー!」

蹴りを繰り出すアグリア。続いて背中の蜘蛛足の鋭い爪で狙う。4本の足の爪がナイトケースのヘルメットに炸裂した。

「うぐっ…」

衝撃が刀耶の脳を揺らす。

「硬い鎧だね!それならこれで……どうだ!!」

左手から黒い糸を噴出しナイトケースの胸部装甲に貼り付ける。その糸を背中の足で引き、スイングを始める。

「ヒヒハハハハハー!!思いっきり投げ飛ばしてやるよ!!」

「トーヤ!!」

「くっそおおおっ!!」

炎のロングソードで黒い糸を切断する刀耶、遠心力で放り出されビルの屋上に設置されてある給水タンクに激突した。

「ぐっは!いってぇなー」

「ハハー!!」

黒い糸で作った網を投げ、それを追いかけるように三叉槍で突進するアグリア。

「速い!だが動きは単純だ!!」

ハイパーキングファイターでいつも絡んでくるアラクニドを思い出した。刀耶は網をジェット噴射で左に回避。

「(網で仕掛けた次は必ず三叉槍での攻撃だ。アラクニドとこいつは戦い方が似てる)」

三叉槍に合わせて刀耶はカウンターの胴斬りを入れる。炎のロングソードがアグリアの腹を切り傷を焼く。

「ウギャアアアアアアッ!!」

「効いてます!トーヤ、追撃を!!」

「(アラクニドは攻撃を受けたら引かずに三叉槍で小さく連続突いて反撃のきっかけを作ろうとする)」

「ハアッ!!」

刀耶は三叉槍の攻撃にロングソードを合わせて弾き返す。そして刺突をアグリアの肩に入れる。

「ギイイヤアアアッ!あのクソゲーの調子に乗ってる馬鹿と同じことしやがってぇ!」

「(コイツ!本物のアラクニドか!?)」

アグリアは網で刀耶の足を狙う。だが刀耶はそれを察知し飛び上がる。

「ストライクスマッシュ!!」

ナイトケースの力がロングソードに流れ込む。巨大な炎の剣と化したロングソードがアグリアに振り下ろされる。

「ギャアアアアアッアツイイイイイイイイイイ!!」

炎に包まれるアグリア。ビルの屋上の床を転げそのまま下に落ちていった。

「どうだ!?やったか?」

追いかける刀耶とリティーシャ。下を覗き込むが姿は無かった。

「逃げられましたね…そう簡単にいく相手ではありませんでしたか」

「もう少しだったのにな……だけど二人もオーグルを始末できて良かったな」

「そうですね……もう一人、コウサカを忘れては行けませんよ」

「そうだったな!」

「リティーシャ、まだ変化していないオーグルに取り憑かれた者はどうするんだ?」

「このコウモリ型オーグル回収機で吸い取りますよ」

リティーシャはディスクをコウモリに変形させて言った。

「時間がかかる上に激しい痛みを伴うので拘束する必要がありますが…」

「それで半廃人を免れるなら仕方ないかな…」

リティーシャを抱えジェット噴射でビルから降りる刀耶。オドロキ屋に向かって路地を歩く。路地の出口に人影が二人。一人はグレイスーツの男、もう人は小宇坂であった。

「また会ったね君たち……何をしているか知らないがあまり首を突っ込まないほうがいいぞ?」

小宇坂は目を宙に泳がせ棒立ちの状態である。首から数珠のような物が下げられているのが見える。グレイスーツの男が左手で印を組む小宇坂の口から緑黒の液体が飛び出した。男はそれを瓶で受け止め回収する。

「!?」

「……行きましょう」

リティーシャは刀耶の腕を引く。

「良かったら少し話をしないか?ひょっとしたらお互いに有益な情報を交換できるかもしれない」

「あ、いや…その……」

「あなたは今回収したものが何か知ってるのですか?」

言葉を詰まらせる刀耶に対しリティーシャは毅然として質問を投げかける。

「そういう君は知っているようだね?何故知っているのかな?」

「質問に答えてください」

「質問に答えれば君も答えてくれるかい?」

目深くかぶった帽子のせいで男の表情は分からない。リティーシャはガスマスクの画面を操作し男の姿を撮る。

「あ、あんた!溝口堂で何をしてるんだ?警察とも繋がってそうだけど」

刀耶は咄嗟に出た疑問を口にした。

「そうだね……嘘をついてもそっちのお嬢さんに見破られそうだし…溝口堂では札の補充をしてたのさ。警察は知り合いがいてね。少し前から仕事で東京に来ててね、色々あってこの緑の液体にたどり着いたってとこさ」

男は儀式に使われるような札と警察関係者の名刺を取り出して見せた。

「で、君たちは?」

「俺たちは……」

「私たちはその緑の液体を追っています。それを製造し広めている者を見つけるために」

「ほう~…そうかい。ではこの男を知っているかな?」

グレイスーツの男は写真を二人に見せる。そこには大柄な外国人風の男が写っていた。

「この男は大嶽秀義。こいつを追っていたら緑の液体の存在を知ることになったのさ」

「この男は……」

「もしかして…バイヤーのアグリアと一緒に映ってた男か」

刀耶はリティーシャから送られてきた映像を見て頷いた。

「このオオタケは何者なんですか?」

「新鋭の青年実業家……ということになっている表向きはな。裏で色々とやっている。東京で起きている奇怪な事件の背景にいつも大嶽の影がちらつくんだ。だが決定的な証拠は無いうえに奴の所在もつかめていない」

「緑の液体は他の街ではまだ見つかっていませんか?」

「ああ、ここ秋馬原だけだろう今の所はね。これまでの調べで大嶽は東京の各区に仲間を置いている事が判っている。秋馬原にもいるはずだ、その仲間の一人が緑の液体を広めていると考えていいだろう」

「その者は!?」

「まだ分かってないよ。そっちも調べているならこれからも情報交換しようじゃないか。ほら、これが私の連絡先だ」

男は携帯電話の番号が書かれたメモをリティーシャに渡す。

「私たちを信用するのですか?私はあなたを疑っていますよ」

「はは……出来る事はやっておく主義でね。事件解決が早くなればそれに越したことはない。君たちの協力がなくても君たちが敵でも私は私の仕事をするだけさ」

「それであなたのことをどう呼べば?私はリティーシャ・ヴァン・ヴァスベルゲです。こちらはトーヤ」

「あ、ども…」

「私は……そうだな、レンとでも呼んでくれ。それじゃリティーシャくんにトーヤくん」

レンは路地を出て大通りの人ごみに消えていった。

「戻るかリティーシャ」

「そうですね。明日からどうするか考えましょう」

続く







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Last updated  Apr 23, 2016 08:22:22 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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