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『行方不明の拳銃』いろいろ、しんみりしてNCISらしい人情話になっていましたが、この原題は「No Good Deed Goes Unpunished」から来ているのだろうと思うと、何となく腑に落ちます。どんな善い行いも罰せられずに済むことはない、人生は不公平で仮に善意でやった事でも、報いられずに逆の結果となることの方が多い、つまり「恩を仇で返す」という意味らしい。死んだ上等兵の行為もそうですし、ディノッゾ・シニアに関する事もそうなんでしょう。だからといって、信じて正しい事をすることを辞めてはいけないというものの象徴がギブスなのだろうと思います。まあ、そんなこと気にせず、見たらいいのですが。(笑)デイヴィッド・オースティン上等兵が実家から基地に戻る途中、バイク事故で死亡しているのが見つかる。しかし、胸を撃たれており、走行中に撃たれて事故を起こしたと考えられる。凶器の銃はFN5-7で、ATFが正規のルートでメーカーから購入した銃だった。ゾーイ・キーツ捜査官によると、「ワイルド・スピード作戦」のために2009年におとり捜査用に購入し、それを転売目的の密売人に売らせた。本来ならば、麻薬カルテルにその銃が行くはずだったが、販売された2000丁のうち回収されたのは700丁に留まり、残りは行方不明となった。メキシコではこの銃が犯罪に使われたという。この作戦は失敗とされ、中止されたが、司法長官の責任にも及ぶスキャンダルとなった。ヴァンス局長はギブスに慎重に捜査するように言う。ディノッゾ・シニアがトニーの元を訪ね、ゾーイと会いたがっているという。トニーは3人でディナーをするため、シニアに準備を任せる。アビーによると、オースティン上等兵本人に特に問題は無く、ジャケットには近射で撃たれた証拠が残っていた。ということは、犯人は猛スピードで走るオースティンと並走していたと考えられる。しかも、バイクのガソリンが空になっていた。オースティンが辿ったルートにあるガソリンスタンドでは、カードで支払いをしたのにガソリンを入れなかったオースティンの姿が録画されていた。その様子を見ると、近くに止まった車を見てオースティンが後を追ったようだった。運転手の顔は判別できなかったが、拡大して見ると、助手席に乗っていた女性が「助けて」と言っていた。トニーがゾーイとアパートに戻ると、シニアが自ら料理をしていてぼや騒ぎを起こした。それはゾーイをもてなすための気持ちだったが、いつものようにトニーとシニアが喧嘩を始めてディナーは失敗に終わる。トニーはゾーイと組んで仕事をすることを返上し、ギブスは昨夜シニアが自分の家に泊まりに来たことを明かす。ゾーイは急に自分を避けるトニーに不満を現す。オースティンが追った車の所有者はジェニファー・ヴィッカーズと判る。ジェニファーは車に乗っていたのは娘のエマで、2週間前に会ったという。エマは悪い人間と関わるようになり、ドラッグの常習者となり連絡の方法がないという。ゾーイが当時の「作戦」の担当者キャッフィー捜査官と連絡をとり、銃を調べてもらったが成果はなかったという。トニーとマクギーは失敗した作戦をほじくり返されて、キャッフィーの態度が協力的ではないと考える。ギブスはシニアにトニーと話すように言う。シニアは、ヨーロッパへ行って昔の仲間と一旗揚げようと考えていたが、自分が老いて人生の次の段階に来ていることを実感したという。できることなら、トニーの近くで余生を送りたいが、また失敗してその機会を逸してしまった。ギブスは自分の父を近くに住まわせるべきだったと話す。トニーはギブスに父が世話になったと知り礼を言い、DCで暮らすために家を探そうとシニアに申し出る。トニーのアパートでシニアとゾーイが顔を合わせ、シニアはトニーが自分を反面教師にして女性とはなかなか真剣にはなれなかったが、今度は違うようだと告げる。ジェニファーの車が見つかり、エマが遺体で発見された。過剰摂取が死因と思われるが、暴行も受けていたようだった。車に犯人の指紋などはなかったが、エマから前科のあるジェイミー・リヴァースのDNAが検出された。リヴァースは2008年にATFに逮捕されていたが、その時に逮捕したのがキャッフィー捜査官だった。キャッフィーは作戦開始のころに、ATFの下で働かせようと、逮捕したリヴァースと取引したと認める。しかし、作戦が失敗して、連絡が途絶えDCにいるとは知らなかったという。相変わらず疑いの目でみるNCISに対して、ゾーイは自分たちの仲間を信じるという。今回の捜査でATF側の協力はこれ以上無理で、ゾーイはリヴァースが今も銃の密売をしていると考えて地元の情報提供者に聞いて見るという。上手く連絡が取れて、NCISはリヴァースを誘き出すためおとり捜査を実行する。現場に現れたリヴァースは、予定外に現れた騎馬保護官に驚き、逃げ出して銃を向けたところをNCISに撃たれる。その銃はFN5-7だった。エマの母親は、祖父母が用意した進学用の金をオースティンの名前で海兵隊の奨学金関係に寄付するという。ぎくしゃくしたトニーとゾーイだったが、話し合ってこれからも関係を続けるという。シニアはトニーのアパートの上の部屋に引っ越すと言ってトニーを困らせるが、お互いに正直になって、シニアは非を認め、近くで探すという。どうやら今度は高級老人ホームらしい。シニアが今シーズン2度も出てきて、親子のどたばたストーリーはもうくどい感じもしましたけど(ロバート・ワグナーの顔を見るのはうれしいのですが)、今度こそ終了ということで良いですよね。まあ、老人ホームでの殺人事件という手もあるが、お互い素直になれたのだから、キャラクター的にはもう晴れてご卒業ということで良いのではないか。トニーとゾーイとの関係も、何とか続ける(とりあえず、今回では終わらない)というのも、トニーの成長と考えられますし。ところで、ゾーイ役の人、NCIS:LAにも出ているんですね。(Standoff)しかも、カレンの元パートナー役。やはり、印象に残る女優さんだったということかな。良い海兵だったオースティンがこんなことで亡くなるのは本当に残念です。エマの母親もいろいろ後悔することがあったでしょうね。何だか唐突に感じましたが「三つ子の魂百まで」は「Leopards don't change their spots」と言っていましたけど、これってネガティブな意味で言っていますよね。エマについても、依存症になってはもうどうしようもないということだったのか。ディノッゾ家の男たちもそういう意味では、性格は変わらないなあ。(笑)
June 26, 2015
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メインの誘拐事件はなんだかな~という印象で、大事だったのは昇格問題でしたね。母親役の人、見覚えがあるなと思ったら、CSIマイアミの初期に暗号解読などを専門としていたラボの人でした。なつかしいなあ~たったあれだけの出演のタッカーがもったいないなと思いました。ノアがやっと保育所に行くようになった、というところで次週のシーズン最終話が気になりますね。小学生のオーウェンが、母親が迎えに来る前に父親から連絡があり、代理人に連れ去られたという通報があった。オーウェンの両親は2ヶ月前に離婚したばかりで、父親のサムは今日は学校に電話していないという。母親のダナは、子守りのファビアナに迎えを頼む事はあるが、今日は頼んでおらず、迎えに行くのが遅れたという。サムはイラン人でレストランを経営しており、監護権はダナが持っていた。サムは故郷に息子を連れて行きたがっていたという。忘れっぽく生活に乱れがあるダナは、携帯をヨガ教室に忘れてきており、そこにはオーウェンからの伝言メッセージが残されていた。サムは元妻の行動に不安を持っており、オーウェンが誰にでも親しげに話をすることが心配だったという。交通カメラなどから、オーウェンが男に車に連れ込まれるところが映っていた。サムは知らないというが、ダナはその男はファビアナの恋人のハビエルだと特定する。ファビアナは掛け持ちで子守りをしており、公園で他の家庭の子供といた。オーウェンの誘拐については知らないと言い、問い詰められてハビエルの居場所をSVUに明かす。しかし、その場所にはハビエルはいなかった。仲間の話によると、近々大金が入るという事を言っていたという。SVUではファビアナが手がかりをもっていると考え取り調べを続けるが、ダナにハビエルから身代金を要求するビデオ電話があり、ハビエルは3万7000ドルをサムに用意させるように言う。サムは大金をすぐに都合すると言い、受け渡しもハビエルの要求通り一人でやると主張する。SVUはサムにマイクを装着させて、受け渡し現場を監視する。サムが建物に入っていくと一瞬通信が途切れ、SVUが突入したところ、金を渡してオーウェンを連れて戻ってきた。逃亡したハビエルは、すぐにSVUに取り押さえられる。しかし驚くことに、ハビエルはオーウェンの誘拐はダナの計画だという。オリビアは真相がわかるまでは両親にはそのことを伏せて、まずオーウェンに話を聞く事にする。ハビエルのことは時々うちに来るので知っていたと言い、ハビエルはダナに電話をしたときに「電話に出るはずだ」と怒っていたという。ダナはハビエルがサムの経済事情をなぜ知っていたのか判らないと言い、サムはダナが金をすぐに使うので子守りの手当を直接ファビアナに支払っていた。ではファビアナが誘拐事件の黒幕なのかと疑うが、ダナは金の事でサムに対して愚痴をこぼし、何かと雑用でハビエルを呼びつけていたという。そもそも、3万7000ドルという半端な金額は、ダナがサムに対して訴えていた隠し財産の金額だった。追及されて、ハビエルは詳しい誘拐計画などをダナから指示され、ダナ本人はわざと遅れて迎えに行ったのだと供述する。その証拠のメールもあるというので、ダナを取り調べると、自分はメールを送った記憶はないが、自分以外ではオーウェンが携帯を触ることもあるという。オリビアは改めてオーウェンから話を聞くが、母親が留守の時に時々サムが部屋を訪れ、ダナの携帯をチェックしていたという。そして、サムが様子を見に来る日にはファビアナもいることがあり、ダナの携帯からファビアナの指紋が検出された。ハビエルはファビアナが容疑者だと聞かされて、ついにサムから頼まれて、ダナに誘拐の罪を着せるようにしたと話す。サムはダナから監護権を奪おうと考えていたのかも知れないが、それでもバーバはサムを起訴するには証拠不足だという。SVUはダナにマイクを付け、サムから自白を得るように探らせる。ダナはサムに、まだ黒幕だと疑われていると言い、このままではオーウェンが里子に出されるかも知れないと訴える。サムはダナのせいで金の苦労をさせられていると言い、あの時さっさと電話に出ていれば、警察に知られることもなく大事にはならなかったとダナを責める。子育てをないがしろにして金ばかり要求してきたダナに、サムはオーウェンを危険から守るために狂言の誘拐を計画して、30分で終わらせるつもりだったという。怖さを知らないオーウェンにもお灸を据えるつもりだった。2人の会話を聞いていたSVUは、サムを逮捕する。サムは半年の服役刑になる可能性が高く、監護権はダナに移ることになるが、ダナはサムに刑務所に行かれると生活費が困ると、オリビアに起訴を取り下げて欲しいと泣きつく。オリビアはダナに、オーウェンのためにもしっかりして仕事をするように、と諭す。オリビアはタッカー警部補から、警部補に昇格する試験を受けろと言われる。オリビアは乗り気ではないが、そうでなければ、SVUに他の人材が来ることになるだろう。タッカーは次の巡査部長は自分で選ぶように、という。次はフィンが巡査部長になりそうだ。フィンもあまり乗り気ではない。だれにでも気さくで愛らしいオーウェンでしたね。知らない人に着いていってはダメだと言うことを教えるのに、まさか誘拐を企てるとはね。ショック療法かも知れないが、そこまでやってはだめでしょう。警察が捜索を始めた段階で、サムは計画変更したのかな。オーウェンにとっていは、将来的にトラウマになりそうで、それでなくても両親の対立に心を痛めているだろうに、かわいそうでした。家の様子などを見ていると、ダナは相当問題がありそうでしたね。彼女、相当忘れっぽくてだらしなく、そんなダナにマイク付けさせるSVUも、一か八かでよく踏み切ったと言えます。途中、オーウェンが仲違いする両親を元に戻すために、彼が企画してファビアナとハビエルがやったのかなと思ってしまいましたが、さすがにそこまではなかった。今回はサムの気持ちも判らないではない。要求ばかりの妻に相当困っていたのでしょう。何とか、サムが出所するまでダナにしっかりしてもらいたいですね。17シーズンでオリビアが警部補になったら、感無量ですね。そして、その次となるとやはりフィンしかいないですね。
June 25, 2015
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派手なアクションがあった割に、今週はみんな、よくしゃべりましたね。メモを取るのが大変だった。(笑)やっと全容を現したフルクラム。レトロ感がハンパ無い。コールがニカラグアでサンディニスタを探る諜報活動をしていたという話がありましたが、あの辺の話は日本にいると判りにくいですね。私が好きだった俳優が主演する「ラティーノ」という映画で、その頃のアメリカ軍の関与が描かれているのですが、現在に続くアメリカの暗い歴史や過去の疑惑などは、フルクラムの扱う内容なのかも知れません。ミスター・キャプランはケイトという名前なのですね。レッドが撃たれて攻撃が続き、リズはデンベと脱出を図る。レッドはリズにレナード・コールを探してくれと頼む。リズはFBIに助けを求めるが、デンベはレッドの独自の緊急連絡網を使って医療チームを招集し、隠れ家へと向かう。クーパーは次期司法長官のコノリーに、リズとレッドの救出について協力を求める。FBIから、隠れ家の護衛のためにバックアップ部隊が送られることになり、コールについては、レッドがフィッチから紹介された男について、アラムが調べたことがクーパーとチームに知らされた。コールがいたと思われるアパートには、血痕だけが残っており、その時、近くのERに指を切断した男が現れたという。男は警官を見て姿を消したが、指は病院に残っていたので指紋を照合するという。隠れ家では、レッドの緊急手術が行われるが、助けに現れたと思ったFBI捜査官は偽物と判った。どうやら情報が漏れているらしい。その時の撃ち合いで、執刀医が死んでしまい、リズは近くの病院に勤務する友人のニックを呼び出すことにする。敵が次の殺し屋を送り込んで来るのを避けるため、新たな隠れ家へと移動するがそこにはトムがいた。トムはパスポートを手にしたが、国内に残るつもりだという。トムはレッドが危険をもたらすので彼から離れろというが、リズは自分に関する答えをレッドが持っている限り、離れないという。トムはリズに答え探しに協力するという。コールのものと思われた指の情報はCIAにはなかったが、モサドのデータベースで元CIAのジョセフ・マクレアと判明する。クーパーは、その男なら当時ニカラグアで中止になった作戦でコノリーが関わっているという。コノリーからコールの元上司で作戦の責任者だったジュバルを紹介され、話を聞く。ジュバルは最近、コールから接触があり、レッドに関する事に巻き込まれたと脅えていたという。レッドは危険な手術を終え、デンベはリズにフルクラム関係のケースと鍵をレッドのアパートから持ってきて欲しいと頼む。リズの持っているフルクラムの暗号を解くのにコールが必要なのだという。リズはアパートに向かい、そこに置いてある不鮮明な写真に注目する。FBIではリズとの連絡が途絶え、コノリーと副長官はクーパーにレッドらの居場所を探られる。リズがアパートを出ようとしたとき、ずっとリズを追って来た男が現れた。彼こそコールで、フィッチがレッドを会わせようとして、「結社」が邪魔をしてきたため、隠れているという。リズとレッドの動きはコールに監視されており、FBI側の動きも知られていた。コールはリズに自分を逮捕したいのか、それとも話をしたいのかと問う。リズは回収したフルクラムのインターフェイスと鍵をコールに渡し、フルクラムの内容を始めて知る。トムは意識を取り戻したレッドに、自分よりもレッドの方がリズを傷つける事になると告げる。自分は償いのためにリズに真実を話しており、レッドを裏切りはしたがリズを守ろうとしてきたという。リズとコールが隠れ家に戻ってくると、情報漏れにより敵が突入しようとしていた。こちらの守りは十分ではなく、FBIの応援も間に合わない。レッドはミスター・キャプランに逃げろという。局長はレッドがフルクラムを持っていないと踏み、レッドを殺すつもりなのだろう。リズは究極の策に出て、国家機密局の局長と直接取引することにする。世界中の権力者、有名人、政治家らが関わる悪行、犯罪などがまとめられたファイルを渡すのと引き替えに、レッドに対する攻撃を辞めて欲しいという。コピーは一応とってあり、明日のニューヨークタイムズが楽しみだ。レッドは間一髪で助けられる。レッドはついにトムを雇った経緯や、2人が親密になってトムがベルリンに寝返った後にますますリズに危険が及ぶことになって、あえて自分の手の届くところにリズを置くため、FBIに出頭してリズを指名したのだと明かす。話はこれで全てかというリズの問いに、レッドは一部だと答えリズはショックを受ける。局長は結社の新しいメンバーとして、コノリーを迎え入れる事を告げる。コノリーはそのために仲間を売った。リズはレッドのアパートから持ち帰った自分と誰かの不鮮明な写真を手にする。トムには、レッドの事で知っている事を話して欲しいと頼む。ニックて、リズの大学時代の元彼?以前出演していたのかと思ったら、今回初めて登場ですよね。トムがやたら「金を受け取るな」と言っていましたけど、この先レッドの息がかかった存在として出て来るのかしら。そもそも、緊急事態に普段の仕事を投げ出して集まる医療関係者って、どういう繋がりがあるの?日頃から金を受け取っているとか、レッドにやばい秘密を握られているとか、それともレッドに命を賭けても良いと思っている人たちなのか。レッドて凄すぎる。ミスター・キャプランの忠誠も何があったのかと思わせますね。それにしてもトムがすっかりキャラが変わって、愛する女のために償いの人生を歩むようです。トムのニックへの忠告も別にいらなかったのにと思いました。顔を見ることなくレッドに雇われて、始めて会ったのがリズの義父サムが死んだ日だった、その時レッドに脅されたとか、かなり苦しい説明に感じられましたけど、あの段階では視聴者をミスリードするためだったという事でしょうか。レッドの告白は2人の関係にとって重要な場面なのかも知れませんが、これまでのこともあり、やはりしゃべりすぎ。リズも信じて裏切られての連続ですからね。とにかくリズの心を得たいために、トムとレッドの二重の説明がくどく感じられました。来週はデンベが?気になるなあ。
June 24, 2015
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『積年の思い』「同害復讐法」という意味の作戦名が付けられているというのは、ちょっと違和感がありました。被害者のことを決して忘れない、顔に泥を塗られた事を許さないという気持ちは判るけれど、相手が壊れた政府だから嘘を付いてでも作戦を実行しても良い、という事なのか。しかも、ドローンで攻撃しているし。ちょっと「Homeland」のことが思い浮かびましたね。娼婦のロリータ・コルテスと二等兵曹ダニエル・ハーヴェイが車に乗っているところを攻撃され、死亡する。しかし、二等兵曹の持っていたIDは偽造されていて、該当する人物はいないことが判った。乗っていた車は国防総省の登録で、貸し出し時の記録に「レクス・タリオニス作戦」と書いてあったと聞き、ギブスとトニーは血相を変えてMTACへ向かう。この作戦は、1979年にメトロポリタン国際空港で起こった爆破テロで、当時爆弾から採取されたDNAと同じDNAが2年前にコロンビアで見つかり、国防総省のタイソン中将が極秘に開始したものだった。マクギーとアビーはトニーは知らされていたのに、自分は知らされなかった事に反発する。容疑者として浮かび上がったのは、コロンビアの元反逆者で、麻薬王の一人、トマス・オルランドだった。捜査班はオルランドのDNAを手に入れられれば、爆弾との関連を証明できると考えていた。死亡した男性は、最近作戦に加わった諜報部員のフレストン大尉と判明し、車から採取された指紋から、周辺で商売をしているポン引きのエディ・「カラーボーン」・ロザリオが浮かび上がる。ロリータはフレストン大尉の情報提供者で、コロンビアからオルランドの毛髪を手に入れて大尉に手渡すことになっていた。目撃者の情報で、カラーボーンが毛髪を縫い込んだロリータの鞄を奪っている事がわかった。一方、コロンビア側ではオルランドが側近と会合を持つという情報があり、本人と確認でき次第、特殊部隊を送り込んで仇を討つ作戦が始まろうとしていた。ダッキーがロリータの入れていたタトゥに注目し、ポン引きが娼婦たちに入れさせる事から、トニーとマクギーがそのタトゥー・パーラーに向かう。タトゥを彫っているのはカラーボーン本人だった。昼間はタトゥの仕事をしていると言い、オルランドについては何も知らないとしらを切り続ける。バッグを奪ったのは、仕事を辞めたいと言っていたロリータを思い知らせた上、売上金を回収するためだったという。店から見つかったバッグから毛髪を回収したところ、爆弾のDNAと一致した。やはりオルランドが犯人ということになり、急襲作戦が実施された。しかし、オルランドのアジトにはすでに人の姿はなく、空振りに終わってしまう。特殊部隊は残されていたPCを持ち帰り、暗号化されたデータを分析することにする。ギブスはコロンビア駐在大使のエドマンズに、作戦を感づかれないように工作を依頼していたが、いつまでも隠しきれないため、アビーとマクギーを暗号解析のために司令チームがいる空母に送る事にする。アビーはオルランドのDNAから、アメリカ国内に姪がいることを掴む。スザンナ・ソトは7歳の時に両親が死亡し、現在ではコロンビアとの接点はなさそうだが、メールなどを分析するために正式にオフィスを捜索すると、オルランドに情報が漏れる危険性がある。そのため、トニーとビショップがカップルとなり、育児相談の飛び入り参加をしてスザンナのPCデータを盗む事にした。データを盗む事は成功したが、膨大な量で解析するのに時間がない。ところが、何とオルランド本人がNCISに亡命を求めて出頭してきた。アメリカ国内に入れたことも謎だが、ギブスはまずは話を聞くという。すると、オルランドはメトロポリタン国際空港の爆弾テロは自分が犯人ではないと主張する。自分は長年コロンビア政府に反抗し闘ってきた。アメリカは政府に武器を与え、自分は反政府活動で何十年も刑務所に入っていた。その資金を得るのに麻薬取引も行ったが、最近政府が自分のDNAを入手しようとしているのを知り、何かあると思っていたという。ロリータの家族が助けを求めてきて、やっとはめられたことが判り、家族のためにあえて出頭したという。このままでは、自分の子供たちが無人機による攻撃で殺されてしまう。オルランドは自ら毛髪を提供し、ダッキーがそれを分析したところ、爆弾犯のDNAとは一致しない事がわかった。真犯人はロリータにオルランドのものとして、毛髪を与えたことになる。アビーはオルランドのPCのキーロガーを解析し、何週間も監視されていたという。監視していたのは国務省のIPアドレスで、エドマンズ大使だった。MTACでギブスが問い詰めると、エドマンズ大使は自らNCISに現れ、取引したいという。エドマンズは35年前、麻薬取引を始めたコロンビアの悪人に家族を殺すと脅され、彼らに有利な麻薬政策を推進したという。一度だけと思ったものの、弱みを握られ、その後は断り切れずに今まで来た。ギブスの追及に大使が雇い主の名前を明かすと、すかさず麻薬王のアルマン・ルナが無人機の攻撃で倒された。ルナは商売敵のオルランドを潰そうとしたのだった。作戦の指揮を執っていたハンコス中佐は、爆弾事件で父親を亡くしており、志願してこの任務に就いていた。みんなの力で長年の敵を捕らえることができた事を喜ぶ。トニーとビショップの潜入作戦は、結局役に立たなかったのですよね。同僚とはいえ、お互い決まった相手のいる関係で親密にスキンシップしたり、目を見つめ合うのは辛いらしい。というか、トニーのアップを見なければならないギブスは辛かった。というお笑い要素だったみたいですね。育児相談なら、パーマーくんが行くのかと一瞬思ったのですが。後、11年前にアビーとマクギーが付き合っていて、連れて行ってもらったカフェのバリスタとアビーがデートした、という話でマクギーがかっかするというのも、やはり何を今更と思ってしまいました。機密事項について知らされないのは、捜査官の身分、ランキングにもよるし、それを不当に思うマクギーて、ちょっと変です。かなり性格悪くない?大義名分はあるのかも知れませんが何だかなーと思う作戦でしたが、オルランドの言い分やコロンビアのドラッグカルテルに魂を売った大使など、それなりにアメリカ側のダークサイドも触れていましたね。大使はどういう罪になるのか。殉職した大尉に顔向けできるのか。それにしても、作戦の責任者も大使も女性。意外でしたね。
June 19, 2015
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馴染みの顔が揃って、ドラマの結末もSVUらしかったですね。特別ゲストに何とかクレイゲンを出したかったのでしょうけど、こういう時にカリシの存在がちょっとしたスパイスになっているなと感じました。「Dr.ハウス」ではウィルソン役だったRobert Sean Leonardが嫌みな役を演じるというのも、なかなか良かったです。17年前に、父親にレイプされたとして6歳の娘が証言した事件で、その娘ミシェルがあの時の証言は母親に強要されたと、カーティス牧師に訴える。ミシェルは若い頃から酒とドラッグに関わり、やっと依存症を克服したところだが、父親のデレク・トンプソンは獄中でずっと無実を訴えてきた。カーティス牧師はエリス弁護士に助けを求め、SVUに相談する。幼い被害者の証言がメインで有罪となっていて、それを覆すのはかなり難しいが、当時の担当刑事だったマコーマックと同じ27分署に勤務していたクレイゲンがNYCを訪れていることから、オリビアは力を借りる事にする。 オリビアはミシェルの聴取を行い事件当日の事を改めて聞く。薬物依存と酒に溺れていた母親のオードリーは、子供の面倒を看ることなく留守にしていて、ミシェルは弟のために食事を作っていた。火傷をしてしまい泣いていると、先に戻った父が母を注意し、2人は怒鳴り合いのけんかをした。しかし、母は泣いているのはパパに何かされたのではないかと言い、レイプされたことを警察に話すよう強要したという。デレクは一貫して自分は無実だと言い続け、証拠品の体液の付いたパジャマにしても、でっちあげで、警察と検察にはめられたという。それでも、娘には父親としての責任を果たそうと、ずっと手紙を出し続け事実を告げてきた。ミシェルはやっと信じてくれたという。エリスは、それでも再審請求するには不十分だという。ところが、クレイゲンが27分署の証拠保管室から、ミシェルの担任の先生がマコーマックとオドワイヤー検事補に当てた手紙を書いていたのを見つける。ミシェルは母親に嘘を付けと強要されたと言っていたという。その手紙は、公判時に証拠品として記載がなく、検察側が不利な証拠として隠したのではないか。オドワイヤーは、今は出世しており、ミシェルが以前にも証言を撤回したいと言ってきたことを覚えているという。ただ、依存症のミシェルの発言には信憑性がなく、メンツを潰されたくないという態度が見えた。手紙の件については、覚えていて弁護人に渡したという。当時の弁護人は現在資格が剥奪されていて、やはり有罪を信じて証拠として必要なかったという態度だった。それでも、弁護不十分を理由にエリスは再審請求に踏み切る。予想していた判事が不慮の事態で交代し、やはり教師の手紙だけでは不十分なため再審請求は却下されてしまう。父を信じていたミシェルはショックを受ける。残ったのは人身保護法の適用しかない。ところが、今はフロリダに引退しているマコーマックがクレイゲンが「忠告」したため、わざわざNYCに出てきた。SVUは調子を合わせてマコーマックから当時の話を聞く。オードリーとは事件をきっかけに連絡を取り合うようになり、今回警察が17年前の事件を嗅ぎ回っていると知らせてきたという。元々、事件前からオードリーからDVで相談を受けており、デレクは妻から娘へ攻撃対象を換え、自分が無実だと娘に吹き込んでいたのだろう。マコーマックの話の裏付けを取る中で、マコーマックは事件の2年後に妻から離婚申請書を出されていたことが判る。しかも、その原因がオードリーとの不倫関係だった。となると、デレクの逮捕などで問題がある。当時のことをミシェルと弟に尋ねると、幼かったためにほとんど覚えていないが、一度母が子供を預けて旅行に行ったことがあるという。それは裁判の6ヶ月前で、オードリーはマコーマックとフロリダに旅行に行っていたことが判った。オードリーは現地で酒に酔い、治安紊乱で逮捕されていた。マコーマックが便宜を図ったのは想像できる。エリスは改めて再審を申請し、認められる。オドワイヤー検事補は取引で第一級性犯罪を認めれば、刑期満了ですぐに出所できるという。しかし、デレクはやっていない罪を認めるのは受け入れられないとし、周囲の取引の勧めを断る。再審では、ミシェルが証人として厳しい質問に答えなければならない。オドワイヤーは、オードリーが父親にレイプされたと証言を強要したのなら、デレクも手紙で無罪だと、ミシェルを洗脳したのではないかと追及する。そもそも、手の火傷についてもはっきり記憶がなく、当日の事をどれほど覚えているのかと言われ、ミシェルは混乱してしまう。エリスが検察側が証言を誘導しようとしていると諭し、あくまで父親はあなたに証言を強要していないのではないかと指摘する。ミシェルはレイプされていないと答える。評決は無罪だった。でも、ミシェルはオリビアに、忘れ去ろうとした辛い過去が、今となっては何があったのか思い出せないという。事の真相は、堕落刑事が懇ろとなった女の頼みを聞いて、ありもしないレイプ事件をでっちあげ、無実のデレクをえん罪に陥れたということですね。そんな簡単に決まって良いのかと思いますが、デレクの弁護をした人もいい加減な弁護士だったのが不幸でした。6歳の子供の証言能力うんぬん、という事もなかったのかな。マコーマックを証言させるというのも、できないのか。性犯罪の容疑が向けられると、陪審員も感情的に判断してしまうということもあるかもしれません。とにかく、子供の頃から母親に振り回され、苦しんでやっと依存症から立ち直ろうとしているのに、裁判でまた何が正しくて、何のための裁判なのか判らなくなってしまったミシェルが気の毒でした。もしかすると、父親はクロだったのでは?などと疑い始めてしまうと、際限なく苦しみます。検察側が被害者をネチネチと追及するのも嫌でしたね。オリビアはノアの洗礼式を行い、同僚たちが祝ってくれた。普段は無宗教なのに、子供のためにカトリックの風習を受け入れたオリビアは、やはり母親らしいですね。まもなく養子縁組も決まりそうというところで、何か辛い事が起きるんじゃないかという気がして怖いです。クレイゲンが顔をだしたのは、万が一にもSVUが打ちきりになった時の事を考えての事だったのかなと穿った見方をしてしまいます。それならマンチにも出て欲しいな。
June 18, 2015
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今週の秀逸は「バカな女は男で同じ失敗を繰り返す」ですね。レスラーのしたり顔と言ったら!トムに「しつこい、さっさと消えろ!」というのは、秘密を暴露されると困るからでしょうが、やはりリズが振り回されるのを見ていられないしょうね。「君は不健康なものに引き寄せられる」端で見ていても、危なっかしくてたまらない。というか、リズが心配でたまらない男が多いのだ。トムは逃亡するために、隠してあったパスポートを返して欲しいとリズに頼む。パスポートはFBIの保管室にあり、リズは相手にしないが、そこにレッドが訪ねてきてトムを追い払う。レッドはインサイダー取引による横領事件で、関係者が次々と死亡している状況があり、そこに同じ女が関わっているという。富裕層を憎む女がワナをしかけて、ターゲットの名声や財産、はては命まで奪っているらしい。先日はベンチャー投資家サリンジャーが不可解な死を遂げた。彼の口座からは2700万ドルが消えていたという。一人だけ、殺されずに出資金詐欺の容疑で服役中のレスター・コンウェイがいて、話を聞くようにいう。コンウェイは愛人だったクラウディアにはめられたという。彼女はコンウェイが出資者から集めた金を奪ったが、その前に偽の書類を作りダミー会社を作るなど、巧妙にコンウェイが犯人であるような細工をしていたため、無実を証明することもできず、司法取引に応じるしかなかったという。レッドはフルクラムを武器に、「選挙」の根回しを恩を売ったロジャー・ホブスに頼む。ホブスにケネス・ジャスパーを説得させ、局長への票を奪わなければならないが、もしフルクラムがないと判れば、レッドの命はない。レッドは何が何でもフルクラムを手に入れなければならないという。FBIはサリンジャー事件で、夫の浮気を疑っていた妻が私立探偵を雇っていたにもかかわらず、その身元を特定する証拠が得られなかったという。横領事件の弁護団もサリンジャーの周辺で無実を証明する事はできなかったが、アラムは多くの断片的な写真や指紋などを統合し、ヴァネッサ・クロスという女性の身元を割り出すことに成功する。ヴァネッサの母親によると、娘は夫ヘルナンドがインサイダー取引事件で自殺したあと、後を追って死んだという。心優しいヴァネッサは、犯罪人である夫は無実だと信じていて、自分には保険金を残してくれていたという。FBIは、その保険会社が犯罪に関わる「シェルフ・カンパニー」だと見て、ヴァネッサにその会社を世話した人物を探る事にする。リズはレッドに助けを求めるが、レッドはフルクラムを渡してくれれば教えるという。リズはレッドを拒絶すると、トムに連絡を取る。パスポートと引き替えに、ヴァネッサの生命保険会社の売人を教えて欲しいというと、トムはリズを知り合いのダミー会社に連れて行く。ヴァネッサの住所が判ったため部屋に突入すると、そこには数々の変装用の道具や、ターゲットに関するあらゆる情報、DNAサンプルなどがあった。レスラーは、ヴァネッサの夫ヘルナンドが勤めていた会社の一員の名前を見て、彼女の目的が復讐だと気付く。リズはトムにパスポートを渡すと、2人の間に嘘だけでなく、本当の夫婦の時間もあったという。新しい人生をやり直すトムに、パスポートをどこで手に入れたのかと問うと、トムはベルリンから手に入れたと答える。リズはそれは嘘だと言い、やり直すのならば正直になるべきだというと別れのキスをする。ホブスはジャスパーの裏切りで、局長に魂胆を知られてしまう。これまで政府の仕事を受けられるように、仲間にしてやったのにお前には裏切られた、今夜国を出ろと言われる。レスラーはヘルナンデスがインサイダー取引の告発をしようとして、逆に犯人にされ、自殺に追い込まれたと考える。ヴァネッサはその関係者を罠にはめて、殺していたのではないか。証券取引委員会にいたコンウェイに再度話を聞くと、ヘルナンデスの上司も告発内容を知っていたはずだという。当時の上司、メイソン・カールトンについて調べると、アビーという秘書と不倫をしているらしいと判る。今夜カールトンの名前でホテルが予約しており、その部屋に向かうと、意識を失ったカールトンと呆然としているアビーがいた。アビーは最近ヴァネッサと知り合い、愛し合うようになっていた。カールトンのセクハラを告発すべきだとヴァネッサに言われ、弁護士にも相談していた。元々はアビーの部屋にカールトンのDNAサンプルを仕込み、彼の不正を知ったアビーが告発しようとして殺されたという筋書きを用意していたが、ヴァネッサはアビーを本当に愛するようになり、そのまま姿を消した。ただ、カールトンの告発する証拠は揃っていた。逃亡中のヴァネッサにMr.キャプランが接触し、あなたを雇いたいと告げる。レッドはジャスパーから連絡を受けるが、すでにホブスは殺された事は判っているという。この仇は討たなければ、自分が殺される。トムはリズに正直になりたいと言い、パスポートを渡したのはレッドで、そもそもレッドの命令でリズを監視していたと告げる。起こったリズは、レッドにフルクラムを渡し、欲しければ持っていけという。その時、レッドが何者かに狙撃された…日本人の「トシロー・オオサカ氏」というのは、もしかして古い俳優さんの大坂志郎から名前を取ったかな。小津安二郎の映画に出ているし、ハリウッドでも知られた人なのかも?トシローはもちろん、世界の三船敏郎でしょう。なんかもう、トムはリズにデレデレですね。裏があるのに。こんな男とはさっさと縁を切りなさいとレッドだって忠告するのに、リズも何だかんだでトムに頼る。だから余計につけあがるんだから。ミクロネシアで沈んだ日本帝国海軍の戦艦に言及したのは、タイムリーでした。レッドはきっと局長の反撃にあったのでしょうけど、ヴァネッサをリクルートするのは局長をはめるためなのかな。お互い仁義なき戦いに入ってしまい、リズもフルクラムを早く手放すべきでした。まあ、中身を知りたかったのでしょうけどね。今週もレスラーの頭脳は冴えまくり、FBIをリードできるようになりましたね。リズのことも牽制できるし、頼もしくて良かったなと思います。がんばれ~
June 17, 2015
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『狙われた留守宅』留守にしていたのは、ターゲットになった海兵の家だけでなく、別の意味もありますね。(笑)久々に大人っぽいやりとりで、楽しかったです。昔のアメリカンドラマという感じかな。イラクへ派遣中のパーキンス一等軍曹の家で、女性が惨殺されているのが見つかる。パーキンスの妻リアンドラかと思われたが、急遽戻ってきた軍曹は妻ではないという。指紋から、被害者は強盗などの犯罪歴があるマロリー・ブリーカーと判る。リアンドラは夫が派遣中に、スパに滞在中で、楽しげな様子をSNSにアップしていた。マロリーはその隙に忍び込み、金庫をこじ開けようとしていたようだった。しかし、被害者の下着に気になるメモが挟まれており、何かのメッセージのように見えた。マロリーの兄は、かつて兄妹で盗みをしていたが今は堅気になって、夕べもアリバイがあるという。メモに描かれたロゴについても、見たことがないという。マクギーは思い立ってドバイのデライラにメモを見せる。デライラは、国土安全保障省が追っているテロ組織「ドラゴンの歯」という組織のロゴだという。組織といっても、オメル・マリクという男が一人で国内に恐怖をもたらすために、SNS、ツイッターなどをチェックして、派遣中の軍人の家族の家に忍び込んでいるという。今回は、リアンドラの投稿を見て、たまたま強盗とテロリストが鉢合わせをしたようだった。マクギーはMTACでデライラとその同僚、ラフィ・アリが親しすぎるのではないかと気にする。デライラも、自分がドバイにいる間に、マクギーがかつてデートをしたことがあるラーセンに部屋を貸しているのを誤解して、2人は複雑な状況となる。パーキンス夫妻のSNSをチェックしていたところ、2人もよくわからないヘンリー・ペカンという人物がいることが判った。ペカンは偽名で、オメル・マリクだった。彼はバシール・マリクの従兄弟だという。アビーはマリクのアカウントを調べ、何度もメッセージを送り合っているピスタチオという人物に注目する。ピスタチオは暗号を使い、政治について不満などを語り合っていた。今日、マリクのアパートでピスタチオと会う予定だったという。NCISが早速、その住所に向かうと、マリクは他の男と部屋をシェアしており、ギブスたちは潜んでピスタチオを待ち構える。ところが、現れたのはデライラと彼女の突入部隊だった。デライラはピスタチオという偽名を使い、国防総省の職員で、テロで怪我をしたという設定で、マリクと接触していたと認める。実は1週間前に国内に戻っていたと聞いて、マクギーは動揺する。それだけでなく、ラフィはNCISがマリク逮捕のチャンスを逃したと批判する。マクギーはラフィとの関係でも心配で、デライラに何度もメールをするが、デライラは無視する。マリクの所持品から、留守宅に侵入した様子を撮影したビデオテープが見つかるが、マリクはこれをいずれ公開して我々は安全ではないという事を主張したかったようだ。デライラは、自分の生活について、ある程度本当の事をマリクに伝えており、SNSが対テロリズムの武器になると考えていた。やっとマクギーと話す場を持ったデライラは、潜入捜査中のラフィとは同じ隠れ家で寝泊まりしているという。証拠品のビデオは、別の撮影者がいるらしく、NCISチームがマリクのアパートで出会ったピザの配達員が協力していることが判った。しかし、男は単に撮影のために雇われただけで、マロリー殺害はマリクが驚いて場当たり的に殺したという。マリクはピスタチオに執着しているのは確かで、情報を得ようとしていた。ギブスはデライラをオトリに使うことにする。マクギーは隠れ家を聞き出し、デライラを説得するために向かうが、2人が仕事や私生活で隠し事があると言い合いをしている間に、マリクが現れる。マリクはマクギーの存在も聞かされており、尾行してきたらしい。2人はその場を乗り切るために、言い合いを続けるが、マリクは、デライラの真意を確かめるために、デライラにマクギーの銃を渡しマクギーを撃てと命令する。マクギーは「これはテストだから、撃て」と言うが、デライラは撃てないと銃を落としてしまう。マクギーは空砲だと言いたかったのだが、2人の息はかみ合わず、デライラがブーツの中に隠し持ったナイフでマリクを襲ったところに、異変を聞きつけたギブスらが突入する。マクギーとデライラはヨリを戻す。ラフィは作戦上のミスと失言などから謹慎処分となり、デライラは昇格しチームリーダになった。今後はDCに戻って、仕事を続けるという。男女の言い合いがsexual tentionに基づいている時は、台詞も生きて本音と虚勢が入り交じり楽しいものです。今回は大人しく理解のあるマクギーとしては、かなりがんばりましたね。初めてタフガイ役が回ってきて、大人の男になったなという感じです。これなら、別れる(別れさせる)理由もなさそう。(笑)デライラは本当に個性的で魅力的なキャラで、「アイアンサイド」じゃないけれど、女性の車いす捜査官が活躍するような、そんなスピンオフがあっても良いなと思います。マクギーのサイドストーリーに収めておくのはもったいない。やはりそういうところから、アメリカ国内に戻したのかな。SNSに何でもアップするのは、危ないですよね。マリクのやっていたことは、テロというよりは、変質者ぽい感じでしたが、なるほど、こうしてSNSをチェックし続ける部署は必要かも知れませんね。
June 12, 2015
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これも、「Chicago:Fire」と「Chicago:P.D.」との3連続クロスオーバーなのですね。だから、レイプされて火を付けられるという犯罪となる。犯人を10年前の事件と結びつけたようですが、イエーツ医師役のDallas Robertsはシーズン6の「Weak」にトーマスの役で出ていました。同一人物なのかどうか、前半を見ていないのでわかりませんが、この人はLaw & Orderシリーズにはいくつも出ているので、違うかも知れないですね。それにしても、その連続レイプ犯の行動、キャラクターはオリビアの身に起こった事件と良く似ていましたよね。裁判のシーンも。シカゴで起こったレイプ事件が、10年前にNYで起こった未解決事件と似ているため、オリビアらがシカゴ警察に赴き、捜査に協力した。被害者の看護師はレイプされ、殺されて火を付けられていた。捜査で浮かび上がったグレッグ・イエーツ医師は、リンジー刑事の友人で薬物依存から立ち直ったナディアを襲い、リンジーの車を奪って逃走した。イエーツは途中で他の車のナンバープレートを盗んで付け替え、アイスピックとシャベルを購入し、インディアナからNYへ向かう。シカゴに残っていたフィンと、捜査チームもNYへと向かう。オリビアは、車種とイエーツの写真を手配して捜査線を張るが、車だけが放置されているのが見つかった。車内からは、ナディアが身に付けていたスカーフが見つかる。その後、NYCで女性のレイプ殺人事件が発生する。目撃者によると、優しい感じの男性が被害者に声をかけ、荷物を運ぶ手伝いをしてアパートに入っていったという。被害者はレイプされたあと、頭を殴られるなどして殺され、一人は脳損傷を受けた。目撃したのは30分前ということで、SVUはシカゴのチームと共に、近辺の聞き込みを行う。イエーツは、2004年に事件現場近くで交通違反切符を切られており、スージー・フレインの家に踏み込むと、そこにイエーツがいた。2人は20年にわたる交際の末、今日婚約したという。イエーツはナディアの行方について、自らシカゴ警察に出頭しようとしたら、その前でナディアと出会い、町を出たいというナディアに頼まれて車を運転してNYに来たという。ナディアはNYに着くと姿を消した。昔のわるいくせで、薬を求めて男たちとよろしくやっているのだろう。イエーツはアマンダの尋問をのらりくらりと交わすが、スージーは、イエーツが起こしたと思われる過去の事件について知らされ、イエーツは家に来る前に、思い出のビーチに行っていたと話す。イエーツによると、悪い男は「聖域に女を連れて行く」という。ペラム・ベイ公園の海岸を一斉捜索すると、そこからナディアの遺体と、かなり古い人骨が複数見つかった。見つかった7体の遺骨のうち、身元が判明したのは2体で、いずれもイエーツに繋がるような証拠は見つからなかった。ナディアについても、犯人はDNAなどの証拠を残していない。シカゴの事件でもやはりイエーツを犯人とする証拠が見つかっていない上、彼にはアリバイがあった。イエーツと被害者の間には特別な関係が見あたらないが、オリビアはナディアについては別だという。シカゴ警察への当てつけで、あえてナディアを選んだのではないか。SVUはイエーツを起訴することにするが、イエーツは自ら弁護すると言い、裁判が始まった。ワーナー検死医はイエーツの質問に答えるが、イエーツはナディアが元売春婦で薬物に依存していた事を強調して陪審員を誘導しようとする。オリビアも、シカゴでの捜索で意図的な犯人外しがあったと追及される。イエーツはさらに、ナディアがヴォイトにレイプされた言っていたと明かす。バーバは上手く裁判を進めているイエーツも、次第に馬脚を現すだろうという。バーバはあえてナディアの検視写真を手元に置き、イエーツを刺激する。イエーツはその写真を見て、ワーナー検死医に彼女の痛みがどれほどであったか、執拗に質問する。我を忘れて悦に入るイエーツの様子に、陪審員も影響を受けたのか、評決は第一級レイプ罪、殺人罪でも有罪となった。ヴォイトは拘留中のイエーツに暴力を振るい、刑務所ではお前もナディアと同じ目に遭うと脅す。やはりChicago P.D.を見ていないので、ナディアがチームの中でどういう存在だったかというのが判らず、ヴォイトの怒りも共感出来ず。彼のキャラは前回の登場時になんとなく想像できましたが、やはり全部見られないクロスオーバーでは、コメントのしようがない。イエーツ役の役者さんの気味悪さ、sickなところはよく出ていましたが、裁判では証拠を突きつけて追い込むことはなく、感情面、イメージで有罪になってしまったという、犯則技でしたね。墓穴を掘らせた、バーバが上手かったのかも知れないですが。シカゴの連中の身内みたいな被害者なので、どういう形でも、有罪にできたらそれで良かったのかも。でも、たくさん見つかった過去の被害者についてもきちんと捜査をして、全員起訴して欲しいですね。久しぶりのワーナーで嬉しかったです。とにかく、早くChicago FireとChicago P.D.を日本でも放送してもらいたいものです。スパドラさんあたりで。
June 11, 2015
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何だかまた、思わせぶりモードに戻ったような感じですね。でも、シーズンフィナーレに向けて盛り上げに入ったのではないでしょうか。この先が楽しみです。そして、やはりトム(ジェイコブ)の怖さが際立ちますね。検死医役のケヴィン・ワイズマンはいろいろなドラマで見かける人ですよね。ここでも良い味をだしているので、準レギュラーとして定着してくれても良いかなと思います。ドラッグ輸送の検問で警察官が殺され、残されたトラックの中に切断された3人の遺体があった。何らかの実験をされていたようで、レッドは不老不死の研究に出資しているIT長者のロジャー・ホブスに話を聞くべきだという。リズは誕生日を迎えて、トム(ジェイコブ)から連絡を受ける。いつもの誕生日なら、ウィン・イーでディナーをすることになっていた。トムは自首後解放されたが、レッドが武器取引に割り込んできたことでドイツのギャングらから追われており、行き場所がないためリズに助けを求めていた。トム(ジェイコブ)をスパイとして育てた「少佐」はトムの身柄を保護する。ホブスはFBIに、出資したのはまっとうな研究だとして捜査に協力するという。しかし、検死医のメイナードによると、事故などで前頭葉に損傷を受けた人の脳に別の動物の細胞を移植するなど、かなり問題がある研究をしていたようだという。クーパーは実力者コノリーから、ホブスの会社が国の防衛関係で複数の契約をしていると言われ、コノリーは便宜を払って欲しいとほのめかす。死亡した被験者の一人が有名人と判り、リズとレスラーが話を聞きにいく。リズは被験者の一人が3日前に施設から姿を消した事を、物が言えない他の患者から聞き出す。製薬会社の営業担当ロイド・マンローが被験者と接触していたという。しかし、マンローはすでに国外逃亡を図ろうとしていた。マンローの身柄を捕らえ尋問すると、彼を雇ったのはジュリアン・パウエルという医者だと明かす。秘密の研究所の場所を聞き出し突入するが、すでにパウエルの姿はなかった。メイナードは「不老不死」のクラゲを使った、損傷した脳の再生実験をしていたようだという。パウエルの経歴を調べると、ホブスとの接点が見つかった。そのことを再度ホブスに追及すると、ホブスも意図しない方向に実験を進められたと失望を表す。リズたちが帰った後、レッドはホブスにパウエルが危険な存在なので消してやると申し出る。少佐はトムを助けるのかと思われたが、二度の裏切り、しかも気をつけろと言ったリズに入れ込んだ事でトムを殺すという。しかし、2人の乗った車をドイツのギャングが襲い、拉致されてしまう。レッドに関する事を聞き出そうとする男たちから拷問を受ける中、トムはリズの事を聞かれ、彼女はFBI捜査官で自分は元夫だと答える。トムは少佐を裏切ると、リズに手を出さなければ、彼らの力になると寝返ってしまう。クーパーは主治医から効果が著しい治験の対象者から外されそうだと聞かされる。リズとレスラーはホブスを取り調べるが、非人道的な実験をパウエルにさせ、患者たちの命を奪ったという証拠が見あたらず、クーパーは釈放するのもやむなし、という。しかたなく、パウエルと被験者たちの関係を見直すと、一人だけ死亡していないリアン・マグラスという患者がいた。やはり事故により前頭葉を損傷しており、施設に向かうが、その頃パウエルがリアンを連れ出すところだった。リズとレスラーは後を追うが、パウエルはレッドの車に乗せられ姿を消す。レッドはパウエルに、記憶を消された女性の記憶を取り戻す方法はないかと尋ねる。パウエルはレッドをリアンとの思い出の部屋に連れて行く。パウエルはリアンの婚約者で、彼が起こした交通事故でリアンは脳に損傷を受けたという。これまでリアンを治すために研究を続けてきたが、大金が必要なのでホブスに上手く取り入って金を受け取っていたという。ラボにあった研究成果については、データを改ざんしており、結局パウエルは研究に失敗し、リアンを取り戻す事はできなかった。パウエルは絶望してレッドの目の前で自殺する。ホブスはレッドが自殺に見せかけてパウエルを殺したと思い込む。リズはそのことでレッドを激しく非難するが、レッドは事実を告げ、今回はホブスに貸しを作るのが目的だったという。今後、自分たちの回りには黒い雲が近づいてくる。それを追い払うのに、ホブスは役に立つという。クーパーはコノリーに治験から外れるようだと話す。コノリーは、今回のFBIの働きを評価し、治験については上手く計らうと答える。レッドに良いように利用され、落ち込んだリズは、本当に今日が誕生日なのか、自分が何者なのかさえも判らないという。レスラーは2人で誕生日を祝おうという。少佐はトム(ジェイコブ)に対する復讐心に燃え、何があっても探し出すという。帰宅したリズは、行き場のないトムが忍び込んでいるのを見つける。クーパーが治験の打ちきりに揺れ動いて、またコウモリみたいになっていますね。レスラーはよくぞ言った、「あなたらしくない」。そのレスラーは、リズのためにウィン・イーからテイクアウトして2人で和やかに誕生日を祝う。これまでで一番良い仕事をしましたね。リズも「special occasionのために」と、義父との思い出のワインを出して良い感じ。そうでなければ!トム(ジェイコブ)は、サイコパスだけに、リズに執着するだけでなく、自分が助かるためには何でもやるというずるがしこさ、切り替えの早さを持っている。無論、少佐に殺されるところだったので反撃もやむなしですが、結果的にレッドに弓を引いたことになるので、今後リズはまた板挟みとなるでしょうね。もちろん、レスラーに嘘をついてまでかばっていることも。最後のシーンを見ると、レッドがリズの記憶を取り戻したいのは、フルクラムためだけではなさそうで、またもや父親説が出てきました。きっと、これは引っ張るのだろうな。コノリーはシーズン後半のbig badのようですね。
June 10, 2015
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『華麗なるペテン師』もう、タイトル見ただけで誰が出て来るのか判ってしまいました。(笑)多分今シーズンの本筋であった、セルゲイの話が終わって、定番のキャラクターストーリーでしたが、マンネリと言われても私は好きですよ。いかにもベルサリオのドラマという感じですよね。海軍国防兵站局で、ドミニク・パイン大尉が殺されて見つかった。大尉は上司であるクライボア中将のオフィスで何ものかに頭を殴られ、コーヒーテーブルの上に倒れたところを清掃員に発見された。犯人が乗ったと思われる青いセダンのナンバーの一部が目撃されており、現場からはプレゼントと思われるペンが入った箱があった。しかし、オフィスで盗まれたものは見あたらず、NCISはパインの人間関係を探る。トニーが帰宅すると、シニアがフィアンセに逃げられたと落ち込んでいるのを見つけ、頭を抱える。昨夜は中将はUSSマディソンに乗艦しており、ペンは御祝いのために準備したものだったが、持っていくのを忘れ、パインにオフィスに取りに行って欲しいと頼んでいた。連絡を受けたパインがオフィスに入って4分後、犯人がキーカードを使ってセキュリティを書き換え侵入していた。パインには憎まれるような敵はおらず、恋人のグロリアは2人とも家族がいない孤独な人生だったという。ギブスはトニーに、シニアに仕事を与えて辛い事を忘れてもらうようにしろという。アビーは現場写真を見て、壁に掛けてあった画が殺害後に掛けられたと指摘する。犯人は、元々あった有名な「チェサピーク」という画を盗むために侵入し、運悪くパイント出くわして殺害した後、偽物とすり替えたようだ。シニアは寂しさのあまりNCISに姿を現し「チェサピーク」に興味を示す。作者のハウエルは、最近注目されて作品の価値も上がったという。美術業界の裏事情に詳しいシニアは、すっかり元気が出て、捜査に協力することになった。贋作を作る作家を知っているというシニアは、ペリーという男のアトリエにマクギーを連れて行く。シニアは、マクギーをトニーと偽って、贋作を描いた人物を教えてくれと頼む。トニーは父子の交流を取り戻したと思っていたのに、元の詐欺師の仕事に戻って生き生きしているシニアの様子を見て複雑な気持ちになる。犯人の青いセダンのナンバープレートがゴミ捨て場から見つかった。そこからは、本物の「チェサピーク」の額縁と凶器と思われる懐中電灯が見つかる。額縁にはパインの血液だけでなく、第三者の血痕が見つかった。調べたところ、CIAの諜報員としてパキスタンに潜入中に殺されたブライアン・コーサと判る。コーサはハイテクテロ組織アリザリムに潜入し、昨年イスラマバードのアメリカ大使館で死亡したという。「チェサピーク」は当時その大使館にあったという。アリザリムはキーカードを作る技術があり、今回の事件とも関連があるのではないか。トニーの自宅に戻ったシニアはマクギーと打ち解け、恋人を取り戻すのにはどうすればよいかという話をする。マクギーはつい口が滑って、トニーから聞いているが、詐欺師の仕事を辞めれば良いのではないかと言ってしまう。CIAのハリス捜査官によると、コーサはパキスタンのアメリカ大使館にある装置を仕込む任務で正体がばれ、リーダーのサミール・アジズに殺されたという。その装置とは、音声起動式の超小型の盗・聴、録音装置でまだ回収されていない。アビーはアジズのセネガルのサーバーをハッキングし、「チェサピーク」に装置が仕込まれたという。その後「チェサピーク」は国防長官のオフィスに飾られ、国防兵站局に送られた。ペリーからなかなか連絡がないのでトニーとマクギーがアトリエに行くと、ペリーは贋作者をかばっていて、それがパインの恋人グロリアだったことが判る。すでにグロリアにシニアの連絡先を教えたというので、慌てて自宅に戻るが、シニアは姿を消していた。シニアは誰か女性と一緒だったようだ。凶器に残っていた指紋は、ワイングラスの指紋と一致し、グロリアがパインを殺した上、「チェサピーク」すり替えに関係していることが濃厚になった。彼女のメールからは、スミスと名乗る男が「チェサピーク」の入手を依頼していることが判る。スミスはアジズのことと思われる。その時、ホテルのレストランにいるシニアから連絡が入り、「チェサピーク」が欲しいと商談しているという。NCISがこれまでの事情を説明するとシニアはグロリアが銃を持っている事に気付く。すぐさま、ギブスらがホテルに向かい、依頼者のスミスが現れるのを待つ。スミス(アジズ)は、本物とすり替える贋作作りに金を半分払っているが、シニアはもっと金を出すという。ギブスはシニアの会計士と名乗り、商談の成り行きを見守りつつ、トニーの父親への愛情について語って合い言葉を口にする。配置についていたNCISがアジズとグロリアを確保し、本物も取り戻した。アビーとパーマーが画の中から小型装置を取り出すと、ハリスが受け取る。シニアはもう一旗揚げると言って、トニーの家から出て行く。トニーの成長にも満足しているようだ。自分は詐欺師ではなく、起業家で、その違いは売る物を本当に信じているかどうかだという。名画の贋作とか、「ホワイトカラー」のようなストーリーでしたね。今回の邦題がそのままタイトルになっているシリーズがありますが、そっちは「ナポレオン・ソロ」のロバート・ヴォーンが出ていましたっけ。ディノッゾ・シニアの職業て、詐欺師なのかどうなのか判りませんが、私のイメージでは、ロバート・ワグナーは詐欺師というよりは、泥棒のイメージが似合っています。(笑)年配のキャストが多い中、まだまだ現役で頑張っているのは本当にすごいと思いますね。85歳でしょ。その年になっても、まだまだ女性を愛して追いかける。ダッキーがおじいちゃんキャラで愛されるのも納得で、みなさん、どうぞお元気でと言う他はありません。ちょっと気になったのは、パイン大尉は正面から殴られているようでしたが、グロリアが一発で殴り倒したというのは信じにくいなあ。まあ、バランスを崩して倒れた時に後頭部を打って致命傷になったという事だったのかも知れませんけど。それに、画に仕込んだ装置を取り戻すのに随分面倒な事をするんだな、という気がします。ハイテクに強い組織なら、忍び込んで装置だけ取り出してくれば良いのに。ギブスの会計士というのは、イメージが違いすぎて笑ってしまいました。女性の海軍中将というのはすごいですよね。さすがアメリカのドラマだ。
June 5, 2015
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裕福な家庭の子供たちが羽目を外して、児童ポルノの話になるのかと思っていたら、途中から一気に意外な方向に行きました。予防接種の話題は、親であれば悩ましい問題ですし、性犯罪ではなかったけれど、これはこれで興味深く見ました。日本ではこんな裁判にはならないでしょうけど。残りエピソードがあと4つ、ノアとその生物学上の父親との問題はどういう風に片付くのか、心配です。高い授業料で有名なトライベッカ学院の生徒たち9人が、昼休みに「レインボーパーティ」をしている様子をSNSなどにアップした。学内で画像が出回ったために保護者たちが大騒ぎし、校長はSVUに相談する。レインボーパーティとは、女子が異なったリップクリームを塗って男子にオーラルセックスをするもので、生徒たちは大麻や酒などを飲んでいた。SVUは犯罪行為があったかどうか、該当する生徒や親たちに慎重に事情を聞く。その中のガブリエル・ドールの継母は、オリビアが今朝小児科でノアの予防注射のために待合室にいたときに、たまたま会っていた。ガブリエルの実母トルゥーディ・マルコが連絡を受けて駆けつけ、親権をシェアしているので同席するという。男子の親たちはパーティの主催者がサバンナで、加害者という意識はない。ただ、パーティの様子をSNSに上げたことが問題で、実質児童ポルノの拡散に繋がる。バーバは生徒たちがもっている携帯を全て押収して、外部に出る前に止めろという。保護者や生徒たちからは人権侵害などの反対意見も出たが、SVUは学校側と協力して提出を求める。ノアの容態が悪くなり、オリビアは小児科の待合室ではしかに感染したかも知れないと告げられる。オリビアはその後、体調が悪くなったガブリエルが感染源ではないかと勘ぐる。確かにニューヨークの隣の州でははしかが流行しており、LAでははしかワクチンに反対する人々が多くて、流行が問題になっているという。ニックはシンシアの息子ギルがワクチンを接種しているのかどうか、心配になって会いに行く。ギルは、ニューヨークの治安が心配だからと、母親がサンディエゴに引っ越したいと言っているという。押収した生徒の携帯から、すでに児童ポルノサイトに画像がアップされていたことが判る。生徒の中で、まだ提出していない者がいるという。パーティに参加していたサバンナとハドソンは、病気で休んでいる。はしかの可能性が高い。ノアの容態が更に悪化し、緊急入院することになった。症状からはしかに罹っている事が判り、オリビアは心配を抱えながら仕事を進める。インターネットに画像をアップしたのは、母親が弁護士のラリーと判る。バーバはヘラー弁護士にラリーを性犯罪者登録はしないが、性犯罪者の摘発に協力させると話す。ヘラー弁護士によると、学校で一部の母親たちが結託してはしかのワクチンを接種していないらしいという。学校では入学するときに、接種することを義務づけており、医師の証明書が必要だった。生徒のうち9人が同じ小児科医からはしかのワクチンを接種したことになっていた。ハドソンパーク小児科のセトラキアン医師は、ワクチンの効果は100%ではないと言いつつ、あいまいな態度を取る。SVUはセトラキアン医師がカルテの偽造に関わっているのではないかと疑う。サバンナは確かにはしかにかかっており、母親は副作用が心配でワクチンの接種はしなかったと認める。しかし、セトラキアン医師に掛け合ったのはガブリエルの実母トルゥーディで、彼女は薬に頼らない自然な生活を標榜し、人気のブロガーだった。バーバはトルゥーディの行動が、今現在はしかの感染者を増やし、子供たちを危険にしているとして、無謀危険行為罪で起訴するという。高齢のセトラキアン医師は闘う事をせず、検察側の証人になることを約束したため、裁判はトルゥーディ一人となった。裁判では、オリビアがガブリエルのせいでノアがはしかに罹り、重篤な状態にあると証言する。CDCなどの解析で、ガブリエルがペイシェント・ゼロであることが判っており、元々、LAの反ワクチン地域で感染したことも明らかになったという。しかし、トルゥーディはワクチンには副作用があり、薬物成分で自閉症が引き起こされるなどと主張した。弁護側はノアの免疫力が弱いので、ワクチン接種を送らせたオリビアの選択とワクチンを接種させない親の選択と何が違うのかという。あくまで自説を主張するトルゥーディに、陪審員は第2級無謀危険行為の評決を下す。一時は心配されたノアは、やっと峠を越して退院できる見込みとなった。ダニー・ピノが16シーズンでSVUを降りるようですので、今回のエピソードで触れられたように、シンシアとギルが移り住むサンディエゴに行くのかも知れませんね。確か、ザラもLAでしたよね。さて、アメリカははしかの予防接種は義務づけていて、社会全体の健康を守ろうとする姿勢が強いですよね。MMRは日本でも一時期、強い副作用があって集団接種がなくなってしまいましたが、できるものならやった方が良いと私は思っています。(他の予防接種については、また別です。)自閉症うんぬんについては、確かにそういう論文があったということがwikiに書いてありました。今は関係を否定されているそうですが、やはり副作用を恐れてはしかが流行った時期があったそうです。親の選択とか言っていましたが、結局接種しなければどこかで罹るわけで、罹ると合併症などもありますからね。ただ、それを唱道したからといって、無謀危険行為で訴えるというのは難しいかなとは思いました。親は子供が苦しむ事を何があっても避けたいし、オリビアがノアを育てている今シーズン、今回のテーマはなるほどなと思わせました。ニューズウィークのこちらのコラムに、エピソードの背景のようなものがありました。ともあれ、小さいときに病気がちでも大きくなれば元気になることもあるので、オリビアは気が休まらないでしょうが、ノアにはがんばってほしいですね。
June 4, 2015
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「Blacklist」は、これまでもど派手なアクションやレッドの悪人ぶりなどの見所はたくさんありましたが、ようやく人間ドラマとして深みを感じられるようになったと思いました。善い事をしようとしても、決して償えないものがある、というレッドのキャラクターが掘り下げられたし、他のキャラクターの今後も見えてきたような気がします。レッドはドイツに渡った「トム」の情報を手に入れ、リズの無実を証明するために、トムを連れ帰るという。レスラーもパートナーを救うために一緒に行くという。リズは偽証してしまった以上、今更トムを見つけても無駄だというが、レッドは君が諦めても私は諦めきれないと答える。レッドは古くからの知り合いに、トムが潜入している犯罪組織への接触方法を尋ねる。その組織は表面は白人至上主義者のグループだが、実は麻薬の取引を仕事にしていた。最近、新入りの男が口をきいて武器に手を出したという。レッドが取引相手のフランツが武器を隠している空港倉庫の情報を手に入れると、レスラーが地元警察と共に踏み込む。リズは海外口座に財産を入金するが、ウィルコックス刑事はリズが高飛びするのではないかと考える。レナー判事に偽証して戻ったクーパーは、そう仕向けた事でリズを激しく叱責する。リズ自身は、自分を苦しめただけでなく、マリクを殺したベルリンを捕らえるためには、どんなこともするつもりで、刑務所に入ることも厭わないと答えるが、クーパーはそのためにリズがやったことは犯罪だという。言い争いの途中で、クーパーは発作を起こして倒れてしまう。レッドはフランツに、警察に押収された武器を取り戻してやると声をかける。トムがアレンジした武器の取引場所に、レッドとレスラーが現れる。欲しがっていた武器は用意するという条件で、レッドはグループのリーダーに自分たちは武器取引を監視する特別捜査班で、情報源としてトムを引き取りたいと申し出る。レッドはトムにはリズの窮地を伝えるが、トムは自分で何とかしろと、自首を断る。トムが自分に向けられた疑惑に反撃すると、双方が撃ち合いとなって、その隙にトムは逃亡してしまう。手ぶらで帰ることになったレスラーに、レッドはトムにメッセージは伝わったという。あくまで姿を消すつもりトムだったが、レッドに「正しい行動をしろ」と説得され考えを変える。入院したクーパーが欠席したまま、レナー判事が裁定を行おうとしている場にトムが自首し、死んだと聞かされていた一同は驚く。トムは判事にリズを守るためにエイムズを殺したと説明する。判事はそれを元妻を愛している故の行動だと理解する。リズの殺人容疑以外の部分は大陪審にかけることにするというが、そこにクーパーの友人コノリーが現れ、司法長官の代理として、判事が行った事はスパイ活動法に抵触し、越権行為だと批判する。判事も法による正義を無視する政府の圧力だと反発するが、コノリーは自分が司法長官になれば、目をかけてやるという。リズはクーパーが脳腫瘍で余命1年だったと、初めて聞かされる。クーパーは病室で、最初に出会った時にリズが善人だったのに、怒りのあまり道を見失ったのを見て動揺したと話す。クーパーの病状は悪化したと思われたが、医師は治験の薬による副作用が原因の発作だったと説明し、一定の効果が現れているという。レナー判事は国家機密を暴露して損害を与えることになるので、エイムズ殺害に関する大陪審を開かない事を決断する。トムはすでに放免扱いとなっていた。ウィルコックス刑事は、エイムズの死に報いるような立派な仕事をしろとリズに捨て台詞を残す。コノリーは職場に戻ったクーパーに、レッドがもたらす情報を評価し、今回の事で本気で司法長官を狙う気持ちが固まったと話す。リズはエイムズの娘のために、レッドから与えられたアパートを売った金で匿名の資金援助をすることにする。レッドは、そう言うことを始めると辞めるのが難しくなるという。エイムズの娘を監視し、彼女の希望や夢、将来を先回りして叶えようとするだろう。しかし、それはあくまで本人のためではなく、善人のふりをして罪悪感が薄まるに過ぎないという。トムはリズに大丈夫かと連絡を入れる。なるほど、レッドが父親でないとするとなぜリズにあれほど執着するのか、やっと説明が付いたなと思いました。リズの実の父親の死と、育ての親を殺した罪悪感か。それと同じ道に進もうとするリズへのアドバイスは、一度墜ちたら二度と這い上がることができない存在ならではの言葉と思えましたね。判事にしろ、ウィルコックス刑事にしろ、何ら落ち度のない人が殺されているのを見逃せないという怒りは当然だと思います。リズがやったことは、国家機密を守るためではなくて私憤、復讐で、トムは個人的感情でエイムズを殺した。もともと、トムは殺人でも何でも、請け負った仕事は何でもやる存在だったが、監視対象のリズを本気で愛するようになってしまった。ソシオパスのようなトムであっても、リズとの関係が彼を変えた訳ですね。クーパーは正しい人だったが、リズを守り、組織を守るために偽証せざるを得なくなった。リズは他人の人生を変えるくらい影響力があるが、でもどれも、エイムズの殺害を正当化することにはならないですね。一方それを救ったコノリーは、これでクーパーに大きな貸しを作ったわけで、レッドを自分が出世するための強力なカードとして握ろうと考え始めた。今後のストーリーにおいて興味深い展開です。ちなみに、今週は存在感のあったレスラーですね。彼については、レッドは一線を越えさせず、法の世界に留まらせた。悪人を捕まえるんだか、国の利益を守るんだか、何でもありの世界で、レスラーが道を外れないでいてくれるのは良かったですね。今後、トムとリズがどうなるのか判りませんが、リズを光の側に留まらせる最後の砦はやはりレスラーであって欲しいなと思いました。
June 3, 2015
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