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これも似たような事件を元ネタにしたストーリーなのでしょうが、そんなことはどうでもよくなってしまうほど、内輪の戦いが熱くなってきました。諸般の事情で、短縮モードでお届けします。16歳のインフルエンサー、ロメオ・マーティンはバレエダンサーで、女性に寄り添う、前向きな言動で年上の女性に人気がある。スーパーファンと呼ばれる女性たちは、ファン・イベントに集まったり、個人レッスンを受けたり、金を払ってVIPとしてロメオと2人だけで会うこともある。そのスーパーファンである、レイラ・ハートマンがロメオにレイプされたと通報した。レイラはロメオのホテルの部屋に行き、突然襲われたと訴える。ロメオは母親にバレエをやめたいと伝えられないでいたので、支えたかったのだという。レイラはレイプ検査をやんわりと断った。ロメオの部屋には頭を殴られ死亡した母親ダイアンが倒れていた。床についた足跡をたどると、窓から伝って3つ先の部屋に侵入した形跡があった。SVUが踏み込むと血まみれのロメオがおびえた様子でいた。ロメオの母親はロメオを使ってかなりの金を集めていた。ブルーノは自身の若い頃の経験から、ロメオの心を開くよう語りかける。ロメオはレイラが母親を殺したと証言する。ロメオを性的な対象として見るファンも多く、それを不快に思っていたが、母親は止めることはなかったという。泥酔したレイラが部屋に入り込んで、強引にロメオに行為に及んだ。何もできず混乱しているロメオの部屋に母親が入ってきて、レイラは母親を鈍器で殴った。恐ろしくなったロメオは窓から逃げ出したという。オリビアはロメオに感情移入するブルーノを気遣う。レイラの泊まった部屋から血の付いた置物が見つかったほか、冷蔵庫の中に使用済みのコンドームがあった。オリビアはレイラをSVUに呼び、慎重に事実を確認していく。凶器の置物からレイラの指紋が検出され、レイラを母親の殺人容疑とロメオへの性的暴行で逮捕する。レイラは息子を食い物にする毒親から救ったのだと主張する。レイラにやり手の弁護士オリンが付き、SVUは離婚を申請しているレイラの夫クリスに証言を求めることにする。しかし、クリスは子供を引き取り、その母親を有罪にする証言をすることに抵抗を感じるという。殺人課のジョン・ウォーレン刑事がSVUを訪れ、オリビアにタイナン局長と何かあったのかと問う。ウォーレン刑事はSVUにグリフィンがいるのを知り、かつて非番のジミー・グリフィン巡査が発砲して、形ばかりの捜査が行われたが、相棒だったタイナンが手を回したという噂があるという。タイナンはカリーに新たなポストをオファーすると声をかける。カリーはゲームの駒になりたくないと、タイナンに答える。裁判が始まり、オリンはロメオがファンから高額な寄付やプレゼントを受け取り、女性たちの孤独や寛容性につけ込んだと糾弾する。レイラはロメオの母親が本人の意思に反してバレエを強要して、ロメオがやめたがっていたなどと証言し、2人きりになりレイプされたという。母親を殺したのはロメオ本人だ。自分の部屋で凶器やコンドームが見つかったのも、刑事が自分をはめようとしたという。別居している夫の事を尋ねると、クリスは嘘つきで犯罪者だなどという。その発言を夫に聞かせたところ、嘘ばかりの内容に、クリスは証言するを決意する。レイラは子供の監護権を求め、クリスを犯罪者や会社の金を横領しているなど、ありもしないことで非難していた。夫の証言のおかげで評決では第1強性的暴行罪、第2級謀殺罪でレイラは有罪となった。オリビアは大きな働きをしたブルーノに、セラピストと話すよう勧める。カリーはオリビアに、タイナンからSVUの副指揮官になれと言われ、断った事を報告する。すると人事部から16分署への異動の知らせが届いた。オリビアはタイナンとの対立にカリーが巻き込まれた事を詫び、何とか異動を止めるという。カリーは刑事局長を敵に回す事に勝ち目はないと考えているが、オリビアには何か考えがあるようだ。ブルーノが子供の頃、母親の友人にレイプされたことを告白した事がありましたが、それが今回、容疑者(実は被害者)の証言を引き出す大きな力になりました。いつか、ブルーノの設定を使おうと考えていたのでしょうが、二度三度使う手ではなく、オリビアがブルーノにきちんとセラピーを受けるように進めるきっかけとなったようです。冒頭、カリー警部のあざやかなボクシング姿が、彼女の意外な一面を示していました。そこにタイナンがちゃっかり、「私たちのような女性」と親近感を押し売りしてきた。警部なのに、なぜ今の位置に甘んじているのか、確かに気になる状況ですが、かれこれカリー警部が来てから長いし、オリビアとも固い絆で結ばれている。そこにくさびを打ち込もうとしても、そんな簡単にいくはずはない。であれば、刑事局長の権力を振るって自分になびかない存在は排除する。絵に描いたような悪役ですね。なぜジョン・ウォーレン刑事が登場するかというと、グリフィンの父親を知っているからでしょうね。決して美談ばかりではない、グリフィンは父の実の姿を知ることで、複雑な心境に追い込まれるでしょう。そうなると、彼はタイナンに反発することになるのか。オリビアが対タイナン局長で切り札として使うのはグリフィンとなりそうなので、気になります。
July 25, 2026
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ネタ的には以前にもあったようなエピソードかなと思いましたが、グリフィンを掘り下げる事になって見応えがありました。レヴィンサール家のベビーモニターが周波数の混信で、犬用の檻に捕らわれた男児の映像を拾う。通報を受けオリビアが男児に呼びかけると、信号が途切れる。SVUはアジア系の男児の行方不明者や、虐待の報告など情報を求める。技術支援部に協力を求め、レヴィンサール家から2.4GHz帯の謎の発信を探すが、周波数が短い周期で切り替わるため、位置を特定することが難しい。本来は同じモニターとカメラ間のみで同期するはずだが、別のカメラの無線が重複したようだ。その時、瞬間的に通信がつながりグリフィンが思わず声をかける。しかし、ドアが開き男の声がしたため様子を探る。ある程度位置を絞り込めたので、技術支援部から探知機を借り2ブロック分の住居を探索することになった。ロリンズはその中のアズラホテルがホームレスのシェルターとなっていて、性犯罪登録者がいることから、グリフィンとブルーノが個別に訪問する。グリフィンは15歳で亡くなった自分の弟が自閉症だったことで、被害者の少年に特徴が見受けられるという。被害者を特定するため、行方不明の届け出のあった母親を当たったところ、フェリーの乗組員のローレン・リーの息子エイブリーであることがわかる。始めは不鮮明な画像で確認できなかったが、エイブリーは自閉症で発語がないという特徴が一致した。ローレンは犯人からの手紙を受け取っており、息子を傷つけない、世話をするとあった。その文章には誤字が多く、オリビアはロリンズに犯人のプロファイリングを命じる。シェルターの部屋を当たっていたグリフィンたちが、電波が強い部屋を見つけるが、当該者がアマチュア無線をしていたため、たまたま信号が強化されただけだった。それでもベビーモニターの送信のパターンをつかみ、さらに広い4つのブロックに及ぶという。技術支援部は発信されている信号を監視し続ける。ただ、この地区に性犯罪登録者は住んでおらず、オリビアはベビーモニターの購入者の記録から個別に当たるという。ベビーモニターは不良でリコールされたので、出回った期間は短い。グリフィンはエイブリーの監視をする技術支援部のバンを訪ね、エイブリーが危険だと焦り、オリビアにもう一度話しかけたいと申し出る。オリビアはもし犯人に気づかれたら手がかりを失うとして、地道な捜査を続けるという。ロリンズのプロファイリングで、容疑者は読字障害があり、収集癖があるとされた。オリビアが被害者の特徴に気づいたグリフィンを評価すると、グリフィンは弟との間で、2人だけの意思疎通方法があったという。しかし、弟は交通事故で他界してしまった。オリビアは自分にも同じような経験があるという。本人からの通報で、オリビアは幼いマリア・レシーノスを救い出し、その後マリアは警官になった。しかし、殉職するという悲劇で終わってしまった。でもオリビアは物語の結果を捜査をすることで、まだ変えられるとグリフィンにいう。ロリンズが訪れたジョージ・リコスの家で、出てきた男はいとこのコスタと名乗り、ジョージはブロンクスにいると答える。住所を書いてもらうと、ローレンに書いたのと同じスペル間違いがあり、ロリンズはコスタが犯人であると察する。そのまま、家の中に入る理由をつけて固定電話でオリビアに連絡すると、そこは技術支援部が特定した区域ではなかった。オリビアがコスタを足止めするよう命じ、SVUを現場に向かわせる。ベビーモニターはジョージが購入したもので、部屋中におびただしい量の新聞が貯められていた。さらに部屋の奥を探るためジョージの部屋を見たいというと、コスタは勘づいて逃げ出してしまう。ブルーノとグリフィンが後を追うが、コスタは地下鉄に逃げ込み線路へと消えた。コスタの部屋に残されていたモニターは電池切れで、グリフィンは無線を監視していた技術支援部の車に乗り込み、自分がエイブリーと話すと主張する。弟とはゲームのようなスタイルで「会話」をしていたという。イエスなら鼻を、ノーなら額を指す。グリフィンは自分の弟が自閉症のためにいじめられ、さげずまれた経験などを話してエイブリーの心を開き、今いる場所を聞き出そうとする。パトカーで走るブルーノにサイレンを鳴らせて、聞こえるかどうか確かめる。聞こえたという場所の付近には、コスタの母親のアパートの部屋があり、ブルーノが踏み込む。エイブリーは無事救出され、母親と再会できた。グリフィンはオリビアにどうやって「闇」と折り合うのかと尋ねる。オリビアは、自分の物語を語り続けることで、どんな暗い話でも話を聞いた人から必ず良いことが生まれる、そしてセラピーを受けることと答える。グリフィンはオリビアを始めのうち疑っていたと明かす。オリビアは刑事ならば、全ての物事、人を疑うものだ、良いリーダーは疑う事を歓迎するが、悪いリーダーは忠誠を求める。いつかは誰に従うか選ぶ日が来るかもしれないという。確かにあの「911」と共通した要素はありました。その後のマリア・レシーノス巡査の殉死というのがなぜに?と納得できませんでしたが、ここで使われるとはねえ。そのために死なせた訳ではないでしょうけど。率直な疑問として、ベビーモニターの信号が混信するなら、それほど遠い場所ではないと思うのですが(アマチュア無線のアンテナのおかげで遠くに飛んだ?)、そもそも、コスタの家と母親の家はどれくらい離れているのかな、というのは置いておいて。技術支援部(TARU)はすごく頑張っていたのですが、結局アナログ的な地道な捜査がヒットしましたね。モニターの電池切れなら、電池を替えてよと言いたいところですが、持ち合わせがなかったのかな。ブルーノの「サイレンの音が聞こえる」もかなりアバウトで、信頼しかけたグリフィンじゃなくて、別の刑事が飛び込んでも、エイブリーが嫌がらなくて良かったです。犯人が地下鉄の線路に降りた結果、もうそれ以上確認する必要はなかったのか、もうだめだと思ったのか。それほど一刻を争うという雰囲気ではなかったですが、映画的な劇的な救出でしたね。本当はグリフィンが助けに行けばより盛り上がったのでしょう。今回、グリフィンの父親以外の家族の話題があって、それが捜査に大きく貢献した。素直に熱くて良い奴ですよね。オリビアの「待て」にもよく我慢しました。レクシーとすぐに仲良しになれるところは、グリフィンの今後は明るい。今後彼はオリビアに従うのでしょう、だからシリーズ・レギュラーになったはず。(笑)コスタの新聞が積み上げられた家、他のドラマでも見ましたね。
July 17, 2026
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かなり捻ったエピソードでしたね。若者の自我の確立に関する話題としては、いつの世もあるかも知れませんが、かなり独特だなあと思ったら、何かヒントになる事件があったみたいですね。カリシの法学校での恩師にあたる、フェルス判事が最優秀判事に選ばれた。そのパーティの夜、フェルスにレイプされたという通報動画が情報窓口に届く。女性は11月15日の夜、控室でフェルスにレイプされ、彼は善人を装って権威を悪事に利用する悪魔だという。パーティが終わり、カリシとフェルスが駐車場に降りると、若者がフェルスに銃を向け撃った。犯人は逃走し、カリシは駆けつけたオリビアらに何があったのかという。カリシは性犯罪で立派な経歴のフェルスが告発された事を信じられない。確かに11月15日の夜はフェルスは罪状認否でマンハッタンにいたが、関係者に動画のような女性はいなかった。ロリンズが動画で女性が持っているスマホの画面に、売春婦が使うアプリを見つける。女性はエルサと名乗り、カリーが客を装って呼び出す。エルサは動画で話たのと同じ内容をロボットのように繰り返し、署に来て被害届を出してほしいと勧めても拒絶する。意識を取り戻したフェルスは女性の写真を見せられると、SVUの捜査と察し、弁護士を通せという。エルサはNY大学の学生で、寮に住んでいる。カリーとグリフィンが大学寮のエルサの部屋に向かうと、中で銃を手にしたジェレミーとエルサ、気の弱そうなマットがいた。この部屋はスケジュール表によって事細かに管理されているようで、カメラもあった。ジェレミーは逮捕され、署に同行するのを断ったマットを公務執行妨害で逮捕する。ジェレミーはフェルスがエルサをレイプしただけでなく、あらゆる犯罪を行って、自分の思い通りにする悪魔だといい、犯行を認める。しかし、11月15日の夜、エルサはニュージャジー州で警官に車を停められていた事がわかる。同乗者にロビーという男がいて、エルサはその男に従う言動をしていた。マットがパニック発作を起こしたため、オリビアが落ち着くよう対応する。マットは不安定で、不安がっている。腕にはタバコを押し付けられた痕が多数あり、ロビーという名前に反応する。ロビートはマットの父親で、SVUに姿を見せたロビーを見てマットは怯え出す。ロビー・ミラーは警察に動ず、揚げ足を取るような馬鹿にしたような態度を取り、マットの住む寮に入り浸っている。短期間のつもりが、息子に引き止められたと言い、息子のルームメイトのエルサについては「指導」しているという。ロビーは妻と離婚し、マットとは面会権のみを得ている。2021年に犯罪組織に巻き込まれて逮捕され、刑務所に入り、釈放後はマットの寮に住んでいるが、そのことで学生から通報があった。元々同じ部屋のルームメイトだったコリーンは、ロビーが住み着いてから、馴れ馴れしく信じられないような話をするロビーに不信感を持ったという。しかし、マットやエルサたちはすっかりロビーの事を信じて、エルサだけでなく自分にもベッドでの「指導」に及ぼうとした。大学にも通報したが取り合ってもらえず、自分は部屋を出た。ロビーがエルサを売春のサイトに載せたが、エルサは彼に強制されたのだという。マットは父親から受けた虐待を認め、タバコを押し付けて嘘を言うように強制されたという。ジェレミーは耳にピンセットを刺されて、フェルスを殺せと強制された。ロビーは学生たちを支配し、洗脳状態にしていった。そのことにマットは自責の念を持っている。再度、エルサの部屋を調べるとびっしりと数字が書き込まれた帳簿が見つかり、エルサはロビーの為に20万ドル以上を貢いでいた事がわかる。同時に虐待の様子を撮影したSDカードも見つかり、拷問によってエルサに両親がフェルスとグルだったと認めさせていた。それでもエルサは自分は被害者だと認めず、フェルスを告発した事で自分を取り戻したという。エルサは自分では何も決められない状況に追い込まれており、オリビアの話に混乱する。カリシは告発が取り下げられたとして、フェルスにロビーとの関係を尋ねる。フェルスとロビーの両親は友人関係で、子供の頃家族ぐるみで付き合っていた。その後フェルスが法律家の道に進み、ある時ロビーから基礎を取り下げるように便宜を図ってくれと頼まれたという。フェルスは突っぱねたが、その事をロビーは根に持っていたのだろう。オリビアは詐欺師は自分自身さえ騙す、それが弱点だとみる。ロビーは逮捕され、裁判でマットが父の虐待について証言する。勇気を持って証言したマットだが、いまだに父の支配の影響が残る。弁護側から、ロビーが共同弁護人として認めるよう要望があり、受け入れられてしまう。ロビーの質問にマットは誘導されて、自分を失う。カリシはジェレミーと取引して、証言させる事を考える。ジェレミーは取引すると弁護側から買収されたと指摘されるので、あえて減刑のための取引はしないという。ジェレミーはフェルスを殺すようロビーに拷問され、自分達を操ったロビーの手管を証言する。そして、勾留の為に4週間ロビーと離れた事で自分の声が聞こえ、解放された気持ちになった、という。ロビーは性的人身取引、恐喝、労働人身取引全ての罪で有罪となった。法廷に戻ったマットが評定後に父親に飛びかかる。自分の人生を壊したと言うマットを止めなくて良かった、それは正義だと言うグリフィンに、ロリンズは評決が正義だという。オリビアが「サラ・ローレンス大学事件みたいね」と言っていましたがが、このストーリーはまんまそこから頂いたのですね。しかも、それをテーマにしたドラマまである。本当にそう言うことがあるとは驚きですが、モデルの犯人は大学に10年も居座ったと言うのだから信じられない。大学寮は自治であまり大学が介入しないとかで表面化しないのでしょうか。そこに、SVUの場合はカリシの恩師を絡めたわけですが、中の人のイメージ的に「実はあるかも」と一瞬思ってしまいました。「デクスター」では立派な刑事さんなのに、ごめんなさい。ロビー役の人は知的で、あまり拷問するような強面な父親には見えなかったですが、息子のマット役の子は怯えた演技は見事でしたね。離婚してあまり親子の時間はなかったはずですが、同居してからは、完全に恐怖に支配されてしまった。ルームメイトも揃って洗脳状態になるのだから、この年代の若者特有の精神状態、脆さというものがあるのかも知れません。カルト的なところもあったのかも。こういう裁判では精神科医の専門家証言とか、学生たちの精神鑑定とかしないのでしょうか。ジェレミーの罪も多少は考慮されると思うので。大学はきちんと学生たちのケアをしてもらいたいです。さて、やっとPCが戻って来たので次週からは楽になるかなあ。
July 10, 2026
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『息子と娘』シーズンフィナーレ。最後まで、ヴァンス局長へのオマージュに浸るのかと思っていたら、何だか、強引な展開についていけなかった。タイトルは複数形なので「次世代」をイメージしているように思いますが、単数形だと誰かさんと誰かということになりますね。12ヶ月前、カフェで自爆テロがあり、その場でたまたま難を逃れたケイラ・ヴァンス捜査官が個人的に深く関わる事になった。犯行はリュックに入れた爆弾を持った一匹狼型のものと結論づけられたが、ケイラは使われた爆弾が高度で、組織的に訓練や指導を受けていると考える。もし、連続爆破事件だったら?父のヴァンス局長は、事件にのめり込む娘を見守る。現在、路地でカフェ自爆テロとよく似た爆発事件があった。ただ被害者は無人の路地で死亡しており、近くの車の中からは複数の爆弾入りリュックがあり、本当のターゲットが他にあると考えられる。死亡した犯人は19歳の男で、NCISもカフェ自爆テロを見直す事にする。路地での爆発は誤爆だったようだ。目撃者の中にケイラが含まれている事がわかるが、ヴァンスの死後、チームはケイラと会っていない。カフェ自爆テロの犯人ダニーの父親ハンク・ハマースミスを呼び話を聞く。路地爆弾事件の押収品を見せ、ダニーとの繋がりを訪ねるが心当たりはないという。ダニーは殻に閉じこもるタイプでネットばかりしていたが、父親は一過性のものと思い、深く関わらなかった。今は後悔しているという。ダニーが関わっていたのは「アーカイブ」という招待制の交流サイトで、FBIも捜査していた。ケイシーは怒れる孤独な若者たちのリアルな投稿を見つける。マクギーは息子のマテオを本部に呼び、インターンシップの下見をさせる。マテオにはITの才能があり、マクギーも自慢げだ。「アーカイブ」の通信状況を調べたところ、ベセスダの元花屋だった場所との関係が浮かんだ。爆弾犯のアジトと考え踏み込むと、通信を管理する基地のような場所で、驚いたことにケイラが姿を見せた。2ヶ月前、ヴァンス局長はケイラが禁止されている副業をしている事を指摘した。ケイラは爆弾犯がオンライン活動をしていると考えて監視活動を行い、偽名で過激派の掲示板に侵入していると説明する。他の捜査機関も行っているが、ケイラは投稿の監視をして若者の暴徒化を未然に防ぐのが目的だという。そのためには民間の出資を受け、合法な助成金も申請している。ヴァンスは捜査官との両立はできないと指摘し、ケイラは反発する。路地爆弾犯はケイラたちを狙ったと思われる。ケイラは基地をシャットダウンし、本部で仕事を続けるという。マテオは本部内を見学する途中、トーレスに自分はNCISの重圧に耐え切られるのかどうか、不安があると語る。「アーカイブ」の分析で、投稿数の増減は「嵐」の前ぶれと考えられるという。若者の大手企業への反発感情がチェーン店のカフェ店を攻撃する事に向かった。しかし、その背後には若者を煽り、指示し訓練する存在がある。同一人物らしき5人のユーザーが個人商店のカフェを気に入っていることがわかり、ナイトとケイラがWi-Fiの監視のため張り込みを行う。ところがラロッシュが現れ、ケイラたちに今すぐに捜査を中止しろと命じる。一体、どういう権限があるのかとパーカーがラロッシュに反論する。ラロッシュは次の司法次官になることが決まっており、ケイラの捜査は不正な捜査だからと答える。監視活動はケイラの個人的な活動だが、裏金に基づくものだ。このままでは、ケイラが関わった捜査は全て不正とされ、裁判で勝てなくなるだろう。ラロッシュは自らケイラを取り調べ、パーカーたちには、ケイラ抜きで爆弾事件を調べろという。ケイラは不正な捜査、裏金の存在を否定する。ケイシーは掲示板でパイプ爆弾の設計図を見つけ、ケイラの助成金については確かに不透明な資金があるという。ラロッシュの狙いはそれを明らかにして手柄にすることだろう。ケイラが受け取った助成金の口座を2ヶ月前に確認した人物がいた。死亡する2日前のヴァンス局長で、ラロッシュは足のつかない裏金を使って娘を助けようとしたのだろうと追及する。そうなるとケイラは共犯者ということになる。ケイラは自分のミスについて、何か見落としがあるといい、最後に父と会った時、警告していたのだと考える。個人の活動に専念し、NCISを辞めようという前に父は死んでしまった。複雑な心境のケイラは路地爆弾事件の押収品を見直し、「アグノーズ・ブリス」というSF小説を見て、カフェ爆発事件で犯人のダニーが読んでいたことを思い出す。ケイシーはパイプ爆弾の設計図を最後にダウンロードした人物を特定する。ダニーの父親のハマースミスで、ハマースミスはすでに爆弾を製造して姿を消している。標的は息子を導いた黒幕か。「アーカイブ」に「アグノーズ・ブリス」からの引用があり、ファンが投稿した写真に著者のアイザック・レンが先日ナイトたちが張り込みしていたカフェにいることがわかった。ケイラの捜査は使えないが、ハマースミスを止めることはできる。レンは現在SFコンベンションで講演中で、すぐに観客の避難を要請する。ケイラはレンを見つけ身柄を保護しようとつきそう。しかし、レンが乗り込んだ車の運転手がハマースミスで、手には起爆装置を持っていた。ハマースミスはレンのせいで息子は死んだと考え、無念を晴らそうとしていた。ケイラはハマースミスの説得を続け、レンが爆弾事件を煽る前に株を空売りして大儲けした証拠を突きつける。ハマースミスは投降し、レンも逮捕される。ラロッシュはケイラがヴァンスの裏金疑惑を知っていた証拠はないと言い、調査を打ち切るという。むしろ、NCISの信頼問題の方が重要で、ラロッシュはでヴァンス局長の汚名を晴らして、その功績を讃える方に回るという。パーカーは納得できないが、全ては政治的駆け引きで、ラロッシュはパーカーにも隠し事があるのではないかと言って立ち去る。ケイラは寄り添うナイトに、活動の信用を取り戻し、建て直さなければならないという。久しぶりのボクシングトーレーニング場で、ケイラは父から自分に宛てた手紙を見つける。それは父によるケイラの解雇通知で、「自分の道を進め」というメモもあった。ヴァンス局長は、ケイラに選択の余地を与えたのだった。マテオはサイバー部門に関心を寄せ、付き添いを頼んだカーティスによると、インターンを申し込んだという。気になるトーレスがインターンの状況を調べると、マテオはサイバー部門には申し込んでいない事がわかる。トーレスがマテオを呼び止め、サイバー部門で何をしようとしたのかと問う。マテオは銃を所持していてトーレスも銃を向ける。マテオはここを見られているといい、トーレスに離れろと言った。次の瞬間、1発の銃声が響き渡る。ケイラはいつNCIS捜査官になったのかをAIに聞いたら、私のブログが紹介されました。ありがとう、便利です。シーズン20での話で、それから全くケイラの活躍するエピソードはなくて、ヴァンスと共に、このまま消えていきそうな気がしました。せめて2〜3話くらい、娘が登場していれば彼女の成長や、親子の交流も描けたのに。不正な金の出所が気になりますが、お咎めなしということでしょうか。似たような立場のナイトと語り合うシーンは良かったですけど。一方のマテオについては、やっぱりそう来たか〜まだ若いはずですが、銃を所持していてトーレスと向き合うとは、大した度胸だ。初出演の時に比べて、印象がかなり悪くなりました。家族の情を描くのかと思っていただけに、がっかりです。銃声は必ずしも、2人のものとは限らない。マテオを監視する存在がいて、そいつが撃ったあるいは撃たれた可能性も否定できませんね。誰かがNCISのサーバーに侵入しようとしている可能性がある。ここの話は来シーズンにお預けです。そして、なぜ出てくるラロッシュ!駆け引き、取引が日常な人としても、NCISの事は個人的な恨みがあるとしか思えない程の、ねちっこさ。司法省のトップに上り詰めるために、また出てくるのだろうか、実に不愉快です。
July 9, 2026
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久しぶりにLaw & Orderらしいというか、オリビア「やったね!」という回でした。グリフィン以外顔をだしていて、チラッとフィンもでていました。タイトルはギリシャ神話に語源があるのですね、勉強になります。風紀課の囮捜査で、売春をしている少女が保護された。15歳以下と思われ、引き継いだオリビアが 少女の心に寄り添い、少しずつ状況を聞き出す。ライリーは母親を失い、父親とは訳あって離れて暮らしているらしい。父親の元に戻りたいと訴えるライリーに、オリビアはライリーが里親から売春を強要されていると考え児童サービス管理局(A C S)の責任を問う。ソーシャルワーカーのパーカーは新任で、ライリーの事はよく知らない。ACS側にも抱える対象者の数が多すぎて、目が届いていない実情があった。里親のモニークを訪れると、届出とは違って犯罪者の男マーカスと同居していることが分かる。マーカスがバスターミナルに向かったという情報で、SVUはマーカスを逮捕する。オリビアはライリーの受け入れ先をパーカーに探すよう要請するが、ライリーは病院から姿を消し、実の父親ネイサンの自宅にいることがわかった。ライリーは父親に殴られて骨折したとして、虐待と判断され親子は引き離された。しかし、当時担当した刑事は事件性がないと判断していたのに、家裁は虐待と判断したという。ネイサンは2年かけて娘を取り戻すためあらゆる手を尽くしたが、警察は動かずライリーは里親をたらい回しされ続けた。助けてほしいというネイサンに、オリビアは担当がブロンクス署で権限がないが、最善を尽くすという。しかし、問題が解決しない限り、親子は引き離されたままだ。証拠は怪我だけだったが、父親がライリーが赤ん坊の時に高熱を出し、病院へ連れて行ったのが3日後だったというのを育児放棄とみなされたのか、あるいはそもそも低所得の黒人に対して偏見があるのかも知れない。当時担当した刑事はライリーの件をよく覚えていた。学校で他の生徒とぶつかったという目撃者もいた。カリシは担当した弁護士マローンに再審の話を持ちかけるが、ブロンクスの家裁は虐待事件に対して関心なく、絶望感が漂っているという。それでもなんとか裁判にこぎつけ、4年前にライリーの怪我を診断したアレン医師が証言する。アレンは児童虐待対策の専門家で、ライリーの骨折は親の暴行を防ぐために庇うことで起こったと断定する。ライリーは父親の暴力を否定しているが、虐待された子供は親を庇うという傾向もある事から、自分たちが子供を守るしかないと揺るがない。判事は却下のための時間稼ぎをしているとマローンに言われ、オリビアはアレンを直撃する。アレンは警察は医学的な判断ができないと自分の正当性を主張し、ライリーが間違った里親のせいで売春をさせられたのは警察の責任だと言ってのける。カリシはこの状況にお手上げで、後は判事に望みを託すしかないという。オリビアは保護されたライリーを診察したマンシーニ医師に意見を求める。骨折の原因は確認できないが、それだけで親子を引き離して良いのか。アレンについては、国内で350人しかいない専門医で、多くの医師がアレンを尊敬しているという。むしろ、アレンの判断を疑うオリビアに驚く。ただ、アレンは国内の病院を短期で転々としている事実があった。オリビアはアレンの各病院での記録を取り寄せるつもりだ。カリシの前に、部下のCJが思い詰めた顔で現れる。半年前にやはり子供への虐待で、アレン医師を専門家として証言させ、有罪を得たという。コリン・ラングフォードは弁護士のアドバイスで黙秘を貫き、アレンは息子のジェイソンの頭部の怪我を虐待によるものと証言した。取引で罪状が引き下げられ、コリンは現在は収監中、CJは同僚から虐待とするには根拠が薄いのではないかと言われていたという。カリシは仮に警察の不正が発覚すれば過去の事件の再捜査の嵐となるので、慎重な態度だが、オリビアは再度、マルシーニ医師にアレンの過去の診断について意見を求めることにする。CJは刑務所にコリンを訪ね、虐待と判断された状況について尋ねる。コリンはCJに敵意を剥き出しで、息子を奪われ、取引で息子を傷つけたと言わされたことを恨んでいた。マンシーニ医師がアレンが行ったジェイソンの診断について精査し、隠していることがあるという。アレンは血液凝固障害の遺伝子検査を行なっており、ジェイソンは陽性で、脳の出血は病気のせいだったのにそれを隠していたという。カリシは大陪審を開き、AHT(虐待性頭部外傷)についてマンシーニに証言を求める。いわゆる、揺さぶられ症候群というものだ。次に証言席に座ったアレンに、ジェイソンの件について質問する。ジェイソンに虐待以外の症状の可能性がないか問う問うと、アレンはなかったと証言し、それを持って検察はアレンを偽証で起訴すると迫る。アレンはあくまでも子供の命を守るためには、無能な母親から引き離すのだと居直り、過ちを認めず取引にも逆ギレしている。子供を救えるのは自分だけだ。コリンに対する訴えは破棄され、判事がコリンに詫びる。CJはまだコリンには許されていないが、オリビアは正義が果たされなければその都度正すと話す。ジェイソンを取り戻すコリンの戦いは続くが、ライリーと父親もACSの力を得て、いつか一緒に暮らせる日が来るだろう。アレン医師役のケイト・バートンが本当に傲慢で憎たらしくて、上手かったですね。自分だけが子供を救えるのだと、偉そうに振る舞って「何様?」と腹が立ってきます。イメージ的に『グレイズ・アナトミー』のドクターを被せていたのでしょうか。ちなみに、彼女の父親はリチャード・バートンなのですね。へえ〜アメリカの制度では権威に弱いというか、それぞれの肩書きには勝てないというか、ドクターという立場の人は特別なのですね。みんな医者の診断を疑うという事をしないのか?警官ならではの直感はよく見ますが、専門家の壁は厚く高いようだ。カリシも今回はいつもより「遵法精神」で慎重、そこに「私間違ったかも」という若いCJをぶつけた。システムに完璧はなく、オリビアは今目の前にいる助けを求める存在をあらゆる手段で救おうとする。CJの成長エピでもあり、オリビアがそのメンター役となりました。気が強い役がらが印象に残っている、ノーマさん、SVUでは新鮮だなあ。今回、児童サービス管理局のキャパオーバーの問題を提起し、親の虐待を見逃さない事は大事だけれど、杓子定規にルールを適用して、とりあえず親から引き離したけれど後は知りません、という状況にも一石を投じたわけですね。まずは一歩、引き離された家族が再び暮らせるようなきっかけを作ることができた、それを評価するオリビアがかっこいいです。
July 3, 2026
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『悪魔との取引』あのエピソードの続編となりますが、うーん、ちょっとついて行けない展開だったな。というか、予測できませんでした。元CIDのロジャース局長の裁判が始まる。パーカーらは武器の密売やヴァンス局長の殺害などの容疑について、徹底的に調べ上げ証拠を検察に提出した。連邦検事補のクレイマーは自分たちに任せるようにいうが、パーカーはロジャースが抜け目なく用心深く、常に次の手を持っているとして懸念を伝える。しかし、その懸念は的中してしまう。開廷と同時に、判事は弁護側の非公開の申立てにより裁判の延期を認める。司法省の長官の直談判により、ロジャースは司法取引で重要な情報の提供と引き換えに、証人保護プログラムが適用され、刑を免れるという。ロジャースの弁護人フリンは犯罪分子がロジャースの情報提供を阻止しにくるという。判事はその危険性と情報の機密性を鑑みて、関係者全員に箝口令を敷くよう命じる。パーカーは納得がいかず、ヴァンス殺害の罪を取らせると叫び、クレイマーを殴ってしまう。その結果、パーカーは法廷侮辱罪で拘束されるが、その件をマスコミが聞きつけ、ロジャースの司法取引については世間が注目することとなった。司法取引が成立していない今のうちに、その内容が表に出れば情報が無益ということになり、阻止できるかもしれない。チームは捜査の見直しを始める。拘束中のパーカーを妹のハリエット・パーカー中将が訪れる。パーカーはハリエットに保釈を頼み、ロジャースを正攻法で捕えると約束する。法廷に向かったパーカーとハリエットの前にロジャースが現れ、護衛を装った2人組が銃を向けた。パーカーは1人を撃ち、その場にいたクレイマーらを救うが、ロジャースを警護していた本物の護衛は命を落としてしまう。ロジャースを襲った殺し屋は南米の出身と見られ、他の連邦機関の情報が漏れている恐れがあり、パーカーはロジャースを自分の家で保護することにする。ロジャースが口を滑らして、何か情報を漏らすのを狙ってのことだ。しかし、ロジャースは自分に踏みこむと後悔することになると忠告する。入院していたもう1人の殺し屋に、トーレスが聴取を行う。彼らはヴェネズエラから来たと思われるが、聴取にはまともに答えず、メールを見ろという。クレイマー夫妻が人質にされ、ロジャースと仲間を解放しろと要求している。殺し屋はベネズエラのロス・ベルドゥーゴスというカルテルのメンバーで、ケイシーが彼らの武器を調べたところ、何と海軍のバージニア州の武器庫から持ち出された事がわかった。武器売買人が武器庫からごっそり持ち出されたものを売ったと思われるが、最後に武器庫にアクセスしたのはハリエットだとわかる。パーカーは身柄を拘束されたハリエットを訪れ、事情を聞く。ハリエットによると、アメリカ軍の作戦でベネズエラの反政府組織だったロス・ベルドゥーゴスに武器を譲渡する任務を行ったと認める。しかし、その後ロス・ベルドゥーゴスはカルテルとなり人々を脅し始めた。ハリエットはその責任を負う立場で、DCを訪れているのも議会で質問を受けるためだった。いずれ肩書きも仕事も失うだろう。さらに渡したのは小型武器だけでなく、陸軍はパトリオット・ミサイルのシステムを提供しろと命じたという。もちろん、その件はロジャースも知っている、ロジャースはミサイルの所在を取引の材料にするつもりなのだろう。ミサイルを回収すると人質は不要となってしまう。トーレスらは「ギブス流」の解決法が必要だという。ロス・ベルドゥーゴスはロジャースと人質の交換を要求している。ロジャースはパーカーに、君と同様、自分も悪党だと言い、交換に応じるという。ケイシーがクレイマーの自宅で検出した物質から、ベルモント湾を絞り込む。クレイマー夫妻は最近閉鎖された倉庫にいると思われる。パーカーらが現場に急行すると、夫妻は30分ほど前に犯人に電話があり、慌てて出て行ったという。その頃、パーカーの自宅で警護しているキム捜査官と連絡が取れなくなっていた。ロジャースが姿を消しており、自らカルテルに連絡して迎えを寄越したことがわかった。ロジャースは暗殺の対象ではなく、カルテルの一味だったのだ。NCISはロジャースの弁護士のフリンがロジャースの連絡係になっている事を掴む。フリンはロジャースの行き先を知らなかったが、ロジャースがミサイルをカルテルに渡す予定だという。カルテルの男の情報で、ボルティモア湾で船を予約していることがわかり、パーカーはハリエットに協力を求める。中将はパーカーが法制度に任せてくれたと感謝する。軍用ドローンを飛ばして、ミサイルを積んだ船を特定すると、NCISが突入する。ロジャースは最後の最後まで司法省と取引を行い、別の情報を提供して証人保護プログラムに入ることになった。パーカーはロジャースを突き止め、必ず悪事を阻止すると告げる。ロジャースが移送中に射殺されたというニュースが流れた。1400mの距離から狙撃されたらしく、そういうことができるスナイパーは限られる。ミサイルが回収され、中将は無事議会での聴取を済ませ、パーカーの自宅を訪れる。パーカーは自分が狙撃する事はできないと答えるが、移送車のオルタネーターが外され、途中で故障したという。繰り返し不良少年だったパーカーの過去に触れて、妹からも法制度を守ってほしいと念を押され、ヴァンスを死に陥れた宿敵を正当な方法で裁こうとしたら、相手は司法取引を自由自在に使いこなす悪党中の悪党で、人は変わらないとロジャースからも指摘され、パーカーはやるべきことをやった、ということなのか。パーカーのキャラが判らなくなりました。自分でやらなくても手配して、それこそ黒幕じゃないですか。最後にアラスカ産のサーモンまででてきて、いかにもギブスに頼んでヴァンスの仇を打ってもらったと匂わせるのは、悪趣味。そもそもヴァンスを殺した張本人はロジャースではないですからね。静かに余生を過ごしているギブスも、わざわざそんな事しに出てこないでしょう。パーカーとギブスの接点も分からないし。まさかトーレスが取り継いだ?子供の頃、署長の息子のリッキーがやりたい放題で誰も手を出せなかったが、誰かが車のオルタネーターに細工して…という話をわざわざ披露して、パーカーはこれからもずっとハリエットにとぼけ続けるのでしょうか。父親の命日だわね、きっと見ていてくれるとハリエットが言っていたのに、これじゃやはり兄を信じられない、気の毒に感じます。冒頭に頼りなさそうな弁護士のフリンが、カルテルのヴィクターを担当したことでロジャースに目を付けられたという事ですが、悪魔と取引したのは彼だったとしても、別に魂を売ったわけでもないし、その報いを受けたわけでもないし、タイトルほどの意味があったのかなあと思いました。いよいよ、次週がシーズンフィナーレですね。
July 1, 2026
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