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October 20, 2010
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カテゴリ: Dr.HOUSE S3-8
宗教的なものがテーマとなると、さすがにアメリカ人なら言わなくてもピンと来るという訳にはいきませんね。
でも、カディの娘の命名式の儀式と組み合わせることで、何となく理解できるような気がしました。また、ウィルソンが2人の間を取り持つような良い役を演じていました。(笑)
ラストのbittersweetなところは、先週から感じているハウス本来の持ち味だと感じました。



若いダニエル神父が、キリストの幻覚を見たというので、ハウスが興味を持って診断することになった。ハウスは、No.13とフォアマンに、付き合うのならどちらかがチームの仕事を辞めるように求める。期限は今回の患者が退院するまでという。
患者はアルコールの飲酒量が多く、ここ4年間で全国を転々としている。事情を聞いたところ、信者の少年から性的虐待で訴えられ、自分は無実ではあったが行く先々で噂を広められ、転勤するしかなかったという。チームは少年が嘘を言っているのか、あるいは少年も混乱していたのかと考える。神父は信仰を失ってしまったという。
脳波やCTなどに異常が見られず退院させようとしたが、吐き気と脚のしびれを訴え、なんと足の指が壊死して取れてしまう。
チームはハンセン氏病を疑い、高圧酸素室で治療を始めるが、患者は胸痛を訴えて心不全を起こす。血管に問題があるのかと、造影検査を行うが、肺には特に問題が見られず痛みを感じないという。ハウスは肋間神経痛の検査を命じるが、その際に右目が見えなくなったと訴える。脳に腫瘍は見あたらない。
ハウスは信仰について、無神論者の立場から神父をからかう。神父はハウスがカディに対して気持ちがあると言う。
これまでの症状を検討しながら、実は感染症ではないかと脾臓の生検を行ったところ、無害な真菌を見つける。患者は免疫不全を起こしており、エイズの疑いがある。

しかし、患者は薬に反応して全身に発疹が出て、エイズではないと判る。ハウスは高IgE症候群を疑うが、IgE値は正常で、チームは遺伝病の可能性を探ることにする。
病室にライアンが現れ、神父に謝罪する。
ハウスはウィルソンと絶対的な真実は知り尽くせないという話をしながら、症状を見直して、幻覚は症状ではないとし、病名を「ウィスコット・オルドリッチ症候群」だと診断する。これは先天的な免疫不全で、感染症に罹っていたのだった。幻覚はスコッチを飲み過ぎた偶然の一致にすぎない。
カディは親しい友人や親戚を呼んでレイチェルの命名式を行うつもりだが、ハウスに邪魔されまいと、あれこれ策を練る。ハウスは儀式など偽善だなどとカディを批判していたが、ウィルソンに本当は行きたいのに君こそ偽善者だと言われる。
カディはキャメロンから本当は式にハウスを呼びたいのだろうと言われ、ハウスに気持ちを打ち明けるように言われる。しかし、カディはハウスを招待することはできず、ハウスも自分からは顔を出すことはなかった。
No.13とフォアマンはどちらがチームを辞めるかでもめるが元の鞘に収まり、別れるつもりもなさそうだ。



ラストのハウスが弾くピアノがいつものようにすてきでしたね。
ユダヤ風の音楽を弾き始めてその後はローリングストーンズの"You Can't Always Get What You Want"を弾く。
心の中では、くだらない儀式だと思いながら、実はカディとその子供の幸せを祈っている、始めはカディに嫌な思いをさせるつもりだったけれど、「愛と寛容に満ちた式にしたい」というカディを邪魔することなんてできない。
ダニエル神父からも、他人のことなど気にしないと言いながらどうして人の命を救おうとするのかと突っ込まれ、希望を与えてもらうために、他人から間違っていると言ってもらいたいのではないかと言われるハウス。本当は何かを信じたいのではないか。
この会話は、早いシーズンによくありましたね。

辛いことがたくさんあって信仰を失いかけた神父が、偶然のなせる技にまた信仰を取り戻す、そのことにはハウスも言い返すことはしませんでした。
劇中ハウスも言及していましたが、なぜ自分ばかりが不幸なのかという神父は、聖書のヨブになぞらえているのですね。もちろん、神を疑うハウス自身も。
そこに答えはないけれど、人は前向きに生きていく。
「宗教は偽薬のようなもの」とは、ウィルソンも上手く言いましたね。

今回、診断に差し障るからとNo.13とフォアマンに別れるか仕事を辞めるかと迫ったわけですが、2人が自分こそが犠牲になるべきと動いたり、相手を責めたりとバタバタして結局は元サヤに戻ってしまう。

でも、出口で声をかけようとしてかけられなかったカディのためらいがとても良かった。
恋愛関係とまでは行かなくても、大人の切ない関係が上手く扱われていると思います。
シッパー的にはキャメロンからハウスへの気持ちを遠回しに指摘されたのは、大きな出来事なのかも知れません。
そして、キャメロンとチェイスはラブ×2を強調していたのが皮肉ですね。(爆)

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Last updated  October 22, 2010 09:53:13 AM
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