と言うか円建て日本国債はほとんど円そのものなんですけどね。
あー、いやほとんどって言うか、一部の専門家を除いて
「円建て日本国債の発行=円の発行」
という認識で問題有りません。

「通貨の発行」に賛成なら、円建て日本国債の発行にも賛成しましょう。 (Apr 10, 2012 09:12:57 AM)

文春新書『英語学習の極意』著者サイト

文春新書『英語学習の極意』著者サイト

Apr 10, 2012
XML
カテゴリ: 世界を見る切り口
(平成24年3月22日) が分かりやすく解説していた。

≪政府が国債発行で財政赤字を賄った場合は、返済のために元利金の合計に見合う税収を得る必要がある。≫

これは出発点。税収の代わりに紙幣をどんどん刷っちゃえばいい、というひとがいるが……

≪紙幣の発行で赤字を賄った場合は、税収でその紙幣を回収する必要がある。≫

通貨増発論者のなかには、このポイントを語らないひとがいて困る。木の葉のおカネで経済を元気にしてもいいのだけど、木の葉は木の葉だから化けの皮が剥がれないうちに回収する必要がある。
政府が回収する方法は、税収しかない。

≪回収しなければ紙幣の増発に見合う分だけ将来のインフレ要因になり、物価上昇が紙幣の価値を引き下げることで税金を払うことになる。≫

そうなんです。世の中に魔法はないのだから。
木の葉のおカネを回収しないということは、木の葉のおカネを認知したことになるわけで、
「なぁんだ、木の葉のおカネが混じっているのか」
とばかり、貨幣価値が下がり、物価が上がる。

じゃぁ、おまえはどうすればいいと思ってるんだ? という問いに答えましょう。

(1) つみあがった国債に見合う税収を新たに得ることは、もはや不可能。日本の経済は成熟期に来ていて、新興国のような経済成長はありえないのだから、国債の積み上がりを解消するような税収増はもはや見込めない。

(2) とすれば、通貨を増発するしかない。これに賛成。年3%のインフレをターゲットにして通貨の増発を行うべきだ。

上の2つの論点に賛成か反対か、全国会議員に聞いてみたいんだな。
そういうことを新聞はやらなきゃいけないんだよ。政局記事には飽き飽きしてるんだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Apr 10, 2012 08:00:19 AM
コメント(6) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


円建て日本国債=円  
やま さん

はじめまして  
倭人 さん
いつも読ませて頂いていますが、初めてコメントします。
適度なインフレ率の維持は格差の是正、景気対策としてもいいですね。
お金を貯め込んでもその価値が下がっていくのならどう使うか、どう稼ぐか考えるでしょう。タンス預金のおかげで経済が回らないのなら、そこからどう絞るか考えるより、その価値をすこしずつ減らしていけばよい。問題は適度なインフレ率を維持するための技術的な問題だけという気がします。
 円建て国債の発行=円の発行というのはよく分かるのですが、現在の歳出に占める国債依存率はやはり高すぎる気がします。どのくらいまでならいいのかわかりませんが、なんとなく感覚的に。
(Apr 10, 2012 08:28:57 PM)

円建て日本国債 ≠ 円  
Izumi Yukio  さん
国債の発行と通貨の増発は、まったく異なる。その区別ができないひとには、基礎から勉強しなおしてもらいたい。

国債とは、すでに民ないし官に存在する通貨を政府に吸い上げて再循環させるための借用証書である。
借用証書をいくら発行しても、通貨量は増えない。

借用証書を発行した政府は、その借用証書の総額を現金で即時に積み上げることができる能力があるかどうかを問われる。
実際にそういう局面は起こらないが、かりにそういう局面に至ったときに政府が現金を積み上げられそうにない (=税収不足+換金価値のある資産の不足) と判断されると、いわゆる国家財政の破綻ということになる。

通貨の増発で、とうぜん通貨量は増える。実体経済がそれに応じて成長していないと、通貨の価値が下落してインフレが起きる。

通貨の増発は、借用証書の発行とは異なる。
借用証書は、発行元の政府がそれを現金化する能力をつねに問われる (=つまりそれが国家債務)。借用証書は、時限爆弾である。
それに対して、増発通貨は現金そのものであるから、即座に政府の手を離れて市場に影響する。時限爆弾というより、インフレを触発するウイルスである。

ぬるま湯の蛙に時限爆弾を抱かせるより、インフレを触発するウイルスを与えたほうが、免疫づくりの対処ができようというものだ。 (Apr 10, 2012 10:44:07 PM)

Re:国債と税収と通貨増発の関係(04/10)  
yamasaki さん
通貨増発論者の目的はデフレ脱却ですよ。つまりこの記事の結論(2)と同じです。
財政赤字の補填はデフレ脱却の手段であって目的ではありません。

回収のタイミングですが「化けの皮が剥がれないうち」は抽象的過ぎます。正しくはインフレ率がマイルドを超えて高騰する直前です。上記の表現には円が信用を失って暴落するかも知れないというニュアンスが含まれていますが、信用の源である供給力が余って(デフレ化で)困っているのに暴落するするわけがありません。実際円高です。仮に市場が無駄なパニックを起こして円が暴落したとしても、輸出が激増して元に戻ります。これができるのは日本の供給力が高いからです。ギリシャにはできません。供給力が失われない限り破綻の心配は要りません。

回収理由も「木の葉のおカネ」だからではなく、インフレ率をマイルドな範囲に抑制するためです。マイルドインフレを超えるまでは回収する必要自体ありません。そもそも金本位制をやめた時点で通貨はすべて「木の葉のおカネ」みたいなもんです。通貨供給量のコントロールはイコール物価のコントロールであり、暴落を恐れてびくびくする必要はありません。

結論(1)にかんして
経済が成長しないのも税収が低迷しているのも原因は「デフレ」です。「デフレ」が諸悪の根源です。デフレ脱却を果たせば成長も増収も可能です。インフレ率3%に実質成長3%なら名目6%成長です。この程度は十分可能でしょう。現在の税収弾性率は3程度らしいので当初の税収は名目成長の3倍増えます。生活保護も景気対策も不要になります。デフレ脱却だけで財政が健全化します。その上で足りなければマイルドインフレを維持できる範囲で増税です。つまりインフレ率が低いときは通貨増発、高いときは増税で物価の安定と財源確保が両立できます。 (May 3, 2012 05:43:24 PM)

コメ欄に関して  
yamasaki さん
「円建て日本国債=円」は正しいです。「国債の発行と通貨の増発は、まったく異なる」これもまあ正しいです。まとめると、発行された国債を日銀が買い取ることで通貨増発になります。これが正攻法のデフレ対策です。量的緩和だけではだめです。デフレ不況で民間に資金需要がないため通貨供給だけしても使われません。現に今「買いオペ」の札割れがおきてます。これは国債の発行量が足りないことを意味します。市場にお金を流すには金融緩和+国債増発による財政出動が必須です。

では国債増発で破綻リスクが高まるか?
借金による破綻リスクは政府だけでなく民間も含めて考える必要があります。今の日本は民間企業が借金を返済し続けているため、国全体で見れば借金が少なすぎる状況です。その結果がデフレと低金利です。リスクは低いといえます。破綻リスクが高まれば高インフレかつ高金利になります。またそもそも自国通貨建て国債のデフォルトはありえません。国債のデフォルトリスクは外貨建ての場合に生じます。

借用証書
紙幣はもともと借用証書から始まりました。なので「通貨=借用証書=自国通貨建て国債」といえます。今は本位制通貨を廃止したため現物資産は帰ってきませんが。日銀にお札を持っていって金を返せといえば同じお札が帰ってくる感じです。やはり「木の葉のおカネ」みたいなもんです。

返済能力
政府(+中央銀行)には通貨発行権があるので自国通貨建て国債の返済能力は当然あります。「木の葉のおカネ」を刷ればよいだけです。しかし景気が好転しない限り資金需要がないため返済を迫られることはありません。景気が好転すれば自然に増収になりますし、増税による返済も可能になります。引き締めのタイミングによってはインフレ率が一時的に高めにふれるリスクはありますがデフレを放置する理由にはなりません。当然とるべきリスクです。 (May 3, 2012 05:44:30 PM)

Re:コメ欄に関して  
Izumi Yukio  さん
yamasakiさん
>「円建て日本国債=円」は正しいです。

ことば足らずの言説は振りまかないほうがよい。
ことば足らずは、人畜有害。

借り物の知識で中途半端なことを書くから、世間の人が読んでもわかりにくい。→ 人畜無害か。 (May 6, 2012 07:42:16 PM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

フリーページ

泉ユキヲの観た・読んだメモ 46


観劇・読書メモ 1


観劇・読書メモ 2


観劇・読書メモ 3


観劇・読書メモ 4


観劇・読書メモ 5


観劇・読書メモ 6


観劇・読書メモ 7


観劇・読書メモ 8


観劇・読書メモ 9


観劇・読書メモ 10


観劇・読書メモ 11


観劇・読書メモ 12


観劇・読書メモ 13


観劇・読書メモ 14


観劇・読書メモ 15


観劇・読書メモ 16


観劇・読書メモ 17


観劇・読書メモ 18


観劇・読書メモ 19


観劇・読書メモ 20


観劇・読書メモ 21


観劇・読書メモ 22


観劇・読書メモ 23


観劇・読書メモ 24


観劇・読書メモ 25


観劇・読書メモ 26


観劇・読書メモ 27


観劇・読書メモ 28


観劇・読書メモ 29


観劇・読書メモ 30


観劇・読書メモ 31


読書メモ 32


読書メモ 33


34 観た・読んだメモ


35 観た・読んだメモ


36 観た・読んだメモ


37 観た・読んだメモ


38 観た・読んだメモ


39 観た・読んだメモ


40 観た・読んだメモ


41 観た・読んだメモ


42 観た・読んだメモ


43 観た・読んだメモ


44 観た・読んだメモ


45 観た・読んだメモ


購読雑誌リストアップ


泉ユキヲの美術館・画廊メモ 了


美術館・画廊メモ 1


美術館・画廊メモ 2


美術館・画廊メモ 3


美術館・画廊メモ 4


美術館・画廊メモ 5


美術館・画廊メモ 6


美術展・画廊メモ 7


美術館・画廊メモ 8


美術館・画廊メモ 9


美術館・画廊メモ 10


美術館・画廊メモ 11


美術館・画廊メモ 12


美術館・画廊メモ 13


美術館・画廊メモ 14


美術館・画廊メモ 15


美術館・画廊メモ 16


美術館・画廊メモ 17


美術館・画廊メモ 18


美術館・画廊メモ 19


美術館・画廊メモ 20


美術館・画廊メモ 21


美術館・画廊メモ 22


美術館・画廊メモ 23


美術館・画廊メモ 24


美術館・画廊メモ 25


美術館・画廊メモ 26


美術館・画廊メモ 27


美術館・画廊メモ 28


美術館・画廊メモ 29


美術館・画廊メモ 30


美術館・画廊メモ 31


美術館・画廊メモ 32


美術館・画廊メモ 33


美術館・画廊メモ 34


美術館・画廊メモ 35


美術館・画廊メモ 36


美術館・画廊メモ 37


美術館・画廊メモ 38


泉幸男のブックマーク


トランクルーム 1


トランクルーム 2


旧ホームページ掲載の記事から


中国詩人 牛 漢 の作品「半身の木」


松山市周辺の新たな鉄道整備案


伊澄航一俳句館


南川 航 詩集『ハイウェイの木まで』


「平成かなづかひ」のご説明


ぼくの小学一年生ケッサク作文


プロフィール

Izumi Yukio

Izumi Yukio

お気に入りブログ

やっと晴れ、三ヶ根… New! seimei杉田さん

「鍛冶橋交差点南側… New! ヨンミョン1029さん

SCREENX版ポスターイ… New! ITOYAさん

月1バンコク202… New! masapon55さん

記事 東京都でクマ… ラウンジ堂(アップラウンジ)さん

なんでもVIVANTに見… ききみみやさん

すれ違いで Urara0115さん

中道由貴子個展 NAKA… ギャラリーMorningさん

キングダムII~継承… YYCafeさん

北京空港の免税店が… レジャ研所長さん

コメント新着

BrianBoict@ SEO продвижение, создание сайтов, веб-студия Вебрекламист Наше интернет-агентство специализируетс…
Jamessic@ Сауны Уфа &lt;a href= <small> <a href="https://sa…
SantosTrobe@ Статья с захватывающим и полезным контентом В обзорной статье вы найдете собрание в…
ミリオン@ Re:片山さつき と 猪口邦子(09/13) こんばんは。 嬉しいです。頑張って下さい…
ミリオン@ Re:民主党は、今後こう進め(09/12) こんばんは。 嬉しいです。頑張って下さい…

バックナンバー

Sep , 2026
Aug , 2026
Jul , 2026
Jun , 2026
May , 2026
Apr , 2026
Mar , 2026
Feb , 2026
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: