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2022/07/23/土曜日/何だか夏らしい〈DATA〉文藝春秋/著者 スチュアート・タートン訳者 三角和代2022年2月25日 第一刷〈私的読書メーター〉〈17世紀、世界の富が偏在したオランダ東インド会社。バタヴィアの総督ヤンは統括機関17人会入会の為アムステルダムを目指す。乗船時、不吉な事件が起きる。帆に現れた「尻尾の着いた目」は、捕物士サミーの相棒、元傭兵アレントの手首の傷痕と同じものだった。世間を震撼させた悪魔、トム翁事件。スーパーナチュラル絡み、閉ざされた空間、帆船内の身分階層と船室の階層。蠢く欲望は乗船者に取り憑き、トム翁を召喚したかのように凄惨な事件が続く。総督の妻サラとアレントは時代の価値観を超え協力して思考と勇気で事件の深層に近づく。〉今日から私は夏休み♪その始まりに相応しい本書ではないか。海である、船乗りである、亡霊悪魔である、冒険である。友情あり、恋情あり、裏切りあり、信仰あり、新しい技術あり、新しい世代あり。装丁がまたよろしい。この海の底を思わせる深いブルー。見開きは打って変わって木造色、帆船内構造断面。階級上下構造が具にそんな醜い時代を乗り越えた筈の革命も民主主義も巡り巡って、今。貧困格差にあえぐ。21世紀、まともに三食食べられない時代が来るなんて。またやり直すのかパンと薔薇! pans aod roses! without gunsトム翁と呼ばれるメフィストフェレス様の悪魔が人間の欲望と引き換えにその魂を貰い受ける。巷間賑わう統一教会と議員の密接な関わりは、まさにトム翁が蠢く世界。自ら政権を放り投げ、下野した自民党の奥深くそれは根を張った。中曽根康弘は田んぼで土下座パフォーマンスしたけれど、おぼっちゃま安倍氏はそれはムリ無報酬で選挙応援、組織投票のこんな美味い話に乗らぬ手は無かったろう、政権奪回に何でも有り、だった。そこに紳士はいない。正義はない、民主主義などない、国の利益も窮乏国民も無い。勝てば官軍、長州閥150年の法則。二世三世議員はその法則以外に生き延びる方策無い様子
2022.07.23
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2022/07/17/日曜日/ちょっと、どなた?これに予約入れたの今年1月初めなのね。私は5人目予約者。それが手元に届いたのは今月、7月よ?督促されてもされても返さない強者がいたってことね。そんな長く手元に留めたい本は買いましょう。私は買います、これ。さて、教室の新規取り組みシーケンスニッティング工学系研究者が退任後趣味のニットでフロンティア活動、の編み物とか。シーケンスには編み方で3つのカテゴリー①行きつ戻りつ②蛇行…表で終わったモチーフの続きを裏面で続ける。③スパイラル編むのは表目と裏目二つの組み合わせの機械的繰り返し下から その1 行きつ戻りつ を三段。青、K3. P1 作り目を24にしたのでぴったり割り切れてしまう。黄、P2. K3. P1. K 1青、K3. P3. K1. P1↑蛇行型 二段最上段の青、P3. K1. P1. K3その下の黄、K3. P2. K1. P1スパイラルメソッドの輪編みは今回パスさて感想、セーターなどのゴム編みで面白いパターンになるかも!殆ど眠っているような境地で編める。頭が疲れない、かな。
2022.07.23
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2022/07/16/土曜日/梅雨舞い戻る〈DATA〉早川書房/編者 日本SF作家クラブ2021年4月25日 発行〈私的読書メーター〉〈読了に時間が掛かった。勤務先移転や巷間の驚くべき事件があった事も大きいが、本の内容が私的には熱量不足だった。一番よかったのが後書きで、ポストコロナのNFノンフィクションと命名したい。コロナ禍の始まりとその後の、SF大賞選考会のつぶさな記録は貴重で重要だ。様々な場でコロナ禍に伴う記録を保存し、後日検証するのがサイエンス。故にアンソロジー最後にTwitter風記録「不要不急の断片」を挟んだのは編集のウィットが効いている。「カタル、ハナル、キユ」は作者の世界観に共鳴したが唐突な結び。もっと長い物語で読みたい。〉なんだろうなぁ、コロナパンデミック。こんな事が世界で起きて、世界を席巻して個人の暮らしを根底から覆えし。娘もJICA渡航が中止になり、人生航路が大きく変化した。留学生たちもまた一人ひとり見直しを余儀なくされただろうし、足踏みしながらでも叶えた知人もいる。地球規模で起きている喫緊の課題は地球温暖化と人口爆発かと思いきや、それらを後回しにして各国がエネルギー確保に汲々の騒動の中心にロシアウクライナのどんぱち。見えてくるのは貧富の極端な差。ロシアに見られる2世紀位昔の帝国、王室の戯画は極端な例。こんな現在はどんな未来に続くの?私たちってより良い世界を目指しているの?まあ、ポストコロナのSFがあんまり明るくないのは致し方ないのかもね。アメリカでは最高裁で人口中絶が違法とされ、日本の保守殿堂では同性婚なんか1ミリも認められないという100年ほど過去のファンダメンタルがそそり立っている。
2022.07.22
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2022/06/20/月曜日午前中にお土産など。歴史保存地区の木蝋やさんで車で5分ほど宿から離れた場所で大洲和紙と半紙を購入し宿に戻り早めお昼ご飯の前に、目の前のこちらで栗饅頭を買う。四国山地は栗が楽しみな所でもある。昨晩のドイツレストランで教えて頂き、こちらのさつま汁定食。トロロ汁にほぐした鯛が入っていて離乳食みたいに優しく美味しい。松山空港に移動。内子からそんなに離れていない。車を返して、搭乗待ちの隙間にかき氷。今度は内子のもっと奥まった 石畳地区にも寄りたい。またねー四国
2022.07.19
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2022/06/18-19内子町スケッチかつての映画館、中学校の塀は本芳我家の名残らしい。小さな区画に往時の繁栄を偲ぶ郵便ポストの瓦、愛らしい建築技術も普請道楽に伴い発展したのではないだろうか商いで発展した町らしくおたふくさんのコテ絵隣接宅との間合い、雨水のスペース取り何がこの町を豊かにしたかそれは右下、このハゼの木ハゼの実から摂る木蝋。混じり気のない美しいも苦労を生産する技術を発見した芳我家。何代目かの当主が混じり気の少ない木蝋製造を実現しそれはヨーロッパで高く評価され、販路が急拡大、巨万の富を築く。しかしパラフィンの化学的製造品が木蝋を瞬く間に駆逐し、内子の繁栄は終わる。後は残響を蕩尽し幾星霜。ところが古い風景は観光資源となり今に至るのだ。ここはまるで遅れてきたギルドと商業繁栄の欧州中世都市のよう。古の都市はこのくらいの規模の所も多々当主本芳我家は、現在庭園だけ見学できる。その当主の妹さんが、上芳賀家を担い、そのお屋敷は現在資料館も併設して、ガイド付き内部見学ができる。木蝋ができるまでの長めビデオは貴重な記録。その大変な努力と労力。内子の街並み保存には吉田桂ニ氏が関わられているという。日本伝統建築重鎮の方だ。もう相当なご高齢では?
2022.07.18
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2022/07/15/金曜日/朝、激しい雨なので、足取りも重くようようお教室へ今回のお題実力を試す実の文字が一番難しく、ここで挫けると後が続かない。それでも今回は花丸が!お教室の壁に 木堂翁 の書あり、意味深5.15兇弾に倒れた 大正ロマン の平和の流れ
2022.07.16
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2022/07/09/土曜日/秦野って涼しい風が吹く車窓からは国道沿いに随分蕎麦屋が点在しているではないか。研究熱心な蕎麦屋があればまた来たい。昼食後てくてくと出雲大社相模分祠へ何というか、観光アミューズメントな商売熱心さと、いかにもアルバイトな巫女姿の若い娘のぞんざいさに、神の社とはかけ離れた印象。出雲大社そのものを訪ねたことはないけれど、崇敬さが幾分差し引かれた。ただこの地が古来から大切な場所であることは伺われた。社務所でボトル50円を購入している人がいて渡辺も買うと、150円という。はてな?水代100円ということ?めくじら立てる額でないことが災いか、いい諾々と払い取水する。先人がいて、沢山のペットボトルに入れていた。聞くと以前有料でボトルを買ったが自由に頂いているとのこと。納得。そばにお社があるので心あるならここにお賽銭を入れれば良いはず。自然のお水は古来よりここに湧いていた。後から登場した人間が縄張りしてお金を取るのは宗教とはかけ離れた、これぞ水商売ではなかろうか。出雲大社さんは、大国主命はいかが思われる?とろりとまろみのある湧水は美味しい。次回はこちらで求めたボトルをテイキングし、取水に直行しまーす♪
2022.07.10
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2022/07/08/金曜日/35°C未満なら何とか宅配便が指定時間に届かない。どこにも出かけられずひたすら待つしかない。カウンターに残りものマンゴスチンが2つ。ナイフを入れ指で裂き、白い実を取り出すのだけど、そのとき爪先が赤くなるのが以前からハテ?だった。何かを待つ、没頭できない時間が間伸びしているときの過ごし方、染めなんかどう?目の前の生ゴミと化すマンゴスチンの皮で染めてみる。殻は二つしかないので染液量は期待できないかも。ところが。思ったより濃く採れた。これにシルクコギレを浸し30分ばかり煮てみると、おお小麦色にしっかりと。元の生地との違いが歴然!手持ちのダンス着の黄色が化学カガクしていて不満だったので、この染液に浸すことにしてみた。量が少なすぎるので、2番出し?で染液量を増やす。↑左が元の色、水に浸けているところ。染液に米酢をおちょこ一杯分足し、沸騰しない程度に30分煮る。あ、この米酢はお高かったからケチるのである。水洗い→ミョウバン水に浸す→水洗い→軽く脱水。天日干し→半渇き→アイロン。同じ条件元の撮影ではないけれど、俄然黄色のニュアンスが落ち着いた。満足。浸し水は玄関まあ道路に打ち水。安全な材料だからねー
2022.07.09
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2022/07/07/木曜日/夜涼しいのが嬉しい夜しか編まないというか編めない、私の編みもの生活。何度も眠りこけ、やり直し。ようやく本日完成、やれやれ。にしても、編み始めた編み終わりのアフガン編みの手の緩さが余りに違うでは無いか!ここは一つブロッキング成形とスチームアイロンで整えたい。あみ解いた、即席麺縮れの糸を途中から使用しているので仕上がりどうなることやら。それでもまだ少し残り糸があるので、こんなのもどうかしら?片方分しかないかも!
2022.07.08
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2022/07/05/火曜日/晴れ間もある曇り東京駅下車→ひたすら東へ移動。昭和通りの横断歩道を避けるため、京橋寄りに進む。佃大橋へ曲がる頃には潮の香↓佃大橋から中央大橋を見る。住吉神社へはお礼参りに。夏越しの祓いまでに再訪の予定が伸びてしまった。何のご縁か、ここの神社が何となく好き。月島の方は建物も新しい感じだけど、この界隈はちまちまと古さが残り、ほっこりする。お目当てのお蕎麦屋さんが夜から営業なのでがっくりしながら聖路加病院、築地方面へ↓絵になる築地本願寺、羽の生えた狛犬?ここから築地市場を抜けた所に波除神社ここにはまだ茅の輪が設置されていました。左足からレムニスカートを描いて本殿に向かうと初めて知った。
2022.07.05
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二泊三日の四国旅の続きがようやく…2022/06/18-196/19 愛媛、愛南町から内子の宿、内子座へ、の巻足摺岬から内子へ海沿いをよろよろ行く。昨日に続き雨の予想が外れて嬉しい。足摺岬の付け根の西側、宇和海の竜串にある観光情報センターで休憩と情報収集。ここでもう少し時間が欲しかったのだけど、足摺岬や竜宮神社でゆっくり過ごしてしまい、文字通り「見残し」となる。ジオパークの学びをさらっとして、もし夏な来れたらどうしても滑床渓谷に行きたい。これは愛媛県松野町にあるようだけど、四万十川上流地域でもあるみたい。お昼には吉村昭が何度も訪れた宇和島で鯛めし!と考えたのだが、計算では2時頃着となってしまう。さて、道の駅でもと思いながら宿毛市内を通り過ぎるとGoogleで愛南町漁業市場食堂なる所がヒットする。道を逸れて市場に下ると地元の人たちが並んでいるではないか。宇和島の鯛もこの辺りからかも?と想像しながら並ぶこと40分余り。率直に言ってカツオタタキは高知の食べ方が遥かに洗練されているし、カツオ自体の力強さ爽やかさがまるで異なる。何も愛媛でカツオを食べることは無い。鯛を食べれば良いのだ!見た目も麗しく素晴らしく美味しい鯛だった。魚って似たような海にいながら土地土地でどうしてこうも味が変わるのか?明石の鯛、宇和海の鯛、甲乙つけ難い。腹ペコさんには鯛めし丼と鯛のお刺身、ふかうらの鯛。さて、お腹もくちい。これでデザートでもあれば最高だけどとにかく内子に急ぐ。大洲辺りで海から離れて内陸、川沿いにひた走る。南予、西予は江戸時代には宇和島藩、大洲藩とそれぞれ独立していた。内子は大江健三郎のお陰で知ったクチですが、江戸末期から明治期に木蝋で大バブルの夢の如き時代があった面影が残る、しっとりした街らしい。宿泊先名である くら を探して街並み保存地区に入り込む。しかしどう見ても宿では無い様子。電話して尋ねたら、宿名は こころ くら なのであった!そして後から分かるのだけど、くら は上芳賀邸のお屋敷内のカフェなのだった。大きな蔵を2グループで使うメゾネットスタイル。豪華2食付きのサライさんよりも素泊まりだけど、お高い。高知空港で拾い松山空港で捨てたレンタカー代金とほぼ同じ。こんな宿は本当はお部屋の中でゴロゴロして読書に耽りたいんだけど。お風呂も夜と朝と2回使いたかったなあ、明るい時に入りたいお風呂なんですけど。あー弾丸向きではないお宿でございます。2階はちょっとヨーロッパのペンション風。のびのびしたベッドルーム、乙。チェコやハンガリーのこんな感じの宿では朝食付きでおまけにシャンパンが朝から飲めたなあ〜連れが内子座が閉館時間近い、と煩い。へいへい、出かけましょうぞ。観光案内所でパンフレットを仕入れる。うーむ、充実しております。↑右側、元警察署の建物がビジターセンターに。保存地区外も古い建物がよく保存されている。戦災自然災害共に免れた証。ビジターセンターの先を右手に曲がり、少し進むと左手に立派な、時代がかった建物が。館内ではガイドさんの説明を聞くことができる。これだけの空間に柱が無い。廻り舞台、花道、奈落、セリ、義太夫席が整えられた立派な芝居小屋。舞台の下を縦横に走り回り、セリや廻り舞台は人力仕掛け。この地下の空間、基礎石組?がとても魅力的だった。これが町民有志によって作られたのだから往時の繁栄や如何に。確か来年には耐震工事の為に長く閉館されるとの事だ。保存地区に戻り端から端まで歩いても10版ほどだろうか。やけに凝った造りのお屋敷がある。これが当地区のお大尽、本芳我家(ほんはがけ)旧住居らしい。街並みは明日ゆっくり見ることにして、今夜のドイツ料理店の予約時間までまだ時間に余裕がある。道を先に進むと立派なお寺が。門をくぐると住職さんと出くわして色々と説明を頂いた。曹洞宗の高昌寺という。お話によると今の山口辺りから弘法大師を慕いその足跡を辿ろうと四国にやって来たお坊さんがいた。有難いお話を聞かせてほしいと村の者たちが集まり、やがて浄久寺が創建され、これが曽根城主の菩提寺として現在の姿に発展したそうだ。案内書きには室町から40代続いた住職の名が記され、廃仏毀釈後も地域の精神的カナメだったことが伺える。写真を撮り損ねたけれど、白大理石のふっくらとした大きな涅槃仏がある。毎年3月15日に涅槃まつりが催されるとのこと。夕飯はここでしか飲めない何とかというドイツビアのあるお店へ。若い?ドイツ人青年がお母さんの味を再現してます。ザワークラウト美味しかったなあ。
2022.07.03
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❶蕎堂 壮 世田谷区 ★初訪問1日 水曜日せいろおおもり 1000円経堂駅から徒歩5分とかからない、商店街通りをヘアピンで折り返したところにこんな蕎麦屋さんが。すっきりした店内にジャズポーカルBGM扉を開け2ステップ降りるのが、サングラスの目元怪しく転びかける。これ、何とかならないかな。生のワサビ、ツユはやや醤油が勝っているか。蕎麦粉は福井のもので、9割蕎麦。すすっとたぐれぬ麺の短さがいささか残念。香、清新さがある。ウズラ卵の黄身が広がる甘味と粘り、ツユ無しで塩とワサビでもいけそう。量が少ないとみて大盛り頼んでよかった。お店の名前にびっくり。読んだばかりの『黛家の兄弟』の、おときが開いた飲み屋は藍のれんに白く「壮」。こちらもその内のれんを掛けないかなあ❷ 調布市 ★初訪問7日 火曜日もりそば➕野菜小天丼 1210円十割とGoogleでは紹介があったけど、今は八割とのこと。お蕎麦の有名な古い地域ではその伝統が強く、結局古いタイプのお蕎麦屋さんとなってしまうのかな。平凡な印象だった。❸まるやま 杉並区 ★初訪問8日 水曜日せいろ 980円どう突き?と言ったかな?石臼で挽くのではなく棒で突くタイプの粉かと思うくらいそばの表面に粒々が。これは一入と呼ぶらしい。十割では繋ぎが難しいため、打ち粉が一割ばかり入り込むためらしい。蕎麦はとても美味しい。ツユの出汁の効き方蕎麦との相性とてもよい。❸神田まつや 千代田区 9日 木曜日大もり➕ワサビ 1012円(ワサビ77円)蕎麦が美味しい!というよりきっと昔ながらの蕎麦屋の蕎麦を食べに来ている印象。蕎麦粉十割に三入り、とのこと。ワサビ有料になっていた。焼き鳥なんかもあって気さくな蕎麦屋さん。❹十割手打蕎麦銀座うどん sasuga琳 中央区10日 金曜日昼限定蕎麦ランチ 1200円あらー、肝心のお蕎麦を撮り忘れ。冷たいおつゆの汁蕎麦がこの後出て来る。夜はそこそこ高いお店なのでお昼はお得かな?日本橋から銀座方面に出るとき、美味しい蕎麦屋に遭遇しない。そんな中にあってここなどは貴重だけど、わたしが食べたいのはもりそばなんです。どこかによい蕎麦が潜んでいないか、絶賛発見中。❺蕎麦更心 川崎市多摩区 ★初訪問17日 金曜日せいろおおもり 1200円?くらいこんな所にいつの間にか本格的な蕎麦屋さんが!向ヶ丘遊園駅から5、6分ほど北西に歩く。駅前開発で風景が一変していた。この小さな駅の周囲1k内に、ベーグル屋さん、マクロブルワリー、生パスタ、シナモンロールだけに特化したお店なんかがある。肝心の蕎麦、十割とは思えないくらいつながって、とろり感と甘みがある。三イリくらいな印象。蕎麦湯にびっくり。蕎麦粉、小麦粉も?の量が相当入っていてまるで重湯のよう。国産蕎麦を挽いて捏ねて打って刻んで、何故こうも其々のお店で味が違うんだろうか。ほんと飽きません。❻石臼挽き手打蕎麦 蒼凛 渋谷区 22日 水曜日 穴子天せいろ 1500円穴子はサクサク。芽キャベツは甘い。サツマイモがないのが嬉しい。どうしてもここのお蕎麦が食べたくて、わざわざ家とは違う路線に乗ってやって来た。ここと目と鼻の先、まるやまの二つが競い合ってよい蕎麦をサービスしてくれているのかな。笹塚駅に通ってしまいそう。❼室町砂場 千代田区 24日 金曜日 おおもりそば➕天丼2035円最近外に客が並んでいる。これもコロナの影響で、客席を少なくしていることとその度の消毒の影響らしい。ここは蕎麦の量が少ないので、必ず大盛りにしてもらう。お腹が空きすぎていたので小丼も頂こうと。しかし小丼がないので、通常のものをご飯少な目、のつもりが全然少なくない!残すのが嫌なので何とか食べ切る。女性だけにこの時期梅ジュースのプレゼントあり。お蕎麦はまあまあ美味しく品が良いのだけど、カツオ出汁の強いツユが好みの私には、ここのはお醤油が効きすぎている。まあそれが昔からの東京の味なんだろうけれど。↓ところで、流石というべきか昭和の香りのお持たせマッチがレジカウンターに置いてあります。季節柄のどくだみの花。ラベルの中の清涼絵画。❽一仁 世田谷区 29日 水曜日 十割蕎麦➕そばいなり1500円くらい。十割は二八より200円高い。大盛りなし。一時過ぎると稀に蕎麦売り切れとなるので、新宿で12:30ともなると気もそぞろなんだけど、最寄駅は各停十割は1日置きに細打ちと太打ちに入れ替わるらしいけれど、わたしは細打ちしか食べてない。かなり水分量の多い蕎麦で滑りと甘さがある。思い切って大将に一入ですか?と尋ねると初めて聞いた言葉の様子。打ち粉も蕎麦だけでやっていると。小麦の打ち粉では繋がらないという。はて!神田まつやなんかは3入り代田橋まるやまでは、十割では繋がらないから打ち粉は小麦で一入とのことだった。それで昔、詳しい方に教わりながら蕎麦を打った記憶が蘇った。その時水は凄いと感じたのだった。蕎麦粉を捏ねて麺に伸ばすツナギの役割は水と空気。挽きたて、打ちたて、茹でたて、の言葉通りにすぐ食べれば打ち粉も蕎麦で良いだろう。時間を置くと蕎麦粉と水分が分かれて麺に留まらないのかもしれないと想像した。昼なら昼出す分だけを打っているお店であれば間違いなく十割でいけるはず?今のところ一番好きな松永、再訪したいなあー。ここは早めに蕎麦終了になるので伺うタイミングが難しい。
2022.07.03
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2022/07/01/庭で薔薇が茹であがる朝初めて桜の枝からシルクシフォンを染めた。無染色の同生地と並べると、桜染めは桃色の淡いピンク。染め方は、高崎染色研究さんを参考にさせて頂きました。ありがとうございます!前日作りおいた染料が五分の一くらいに煮詰まっていたので、倍くらいお水で薄めて70度に。シフォンを沈め取り出して水洗い、0.2%濃度の明ばん液に潜らせる、を5回ほど。早め帰宅後に頑張って夕飯が通常より2時間遅くなってしまったけれど、自然のものだけでこんなに染まることに感激。化学染料と違い香りが終始うっとりするような桜餅環境に包まれた。桜の色香がシルクに吸い込まれていく↓↑上から二つ。何度目が染めた後、最後染めたあとの染料液は黄色だけが残る。水洗いの水も黄色くうっすらと。知人は紅だけを引き出すために最初の煮出し液は捨てて、新たな水から煮出したという。それは確かに濃い紅色だった。道すがら咲いている野の花やハーブで染めると、たいてい黄色く染まる。それが植物の自然な色で彼らは太陽崇拝なんだな、なんて感じたりする。
2022.07.01
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