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2021.11.10
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カテゴリ: 映画➕アルファ
2021/11/7/日曜日/晴

久しぶりにおウチでDVD鑑賞

フランス人の美しいところが全て出た、みたいな。ちょっとしたファンタジーのような。

かつてはパリにもあったであろう下町の人びとの共助精神。

だって主人公靴磨きの老人は若き日々をおそらく、かつてアルジェリア内紛、1999年以降アルジェリア戦争、の義侠にかられ、パリのカフェでわいのわいのと談義し、詩を叫んだ時代彷彿ムシューなんです。

お洒落で信義を重んじ自由を愛して女性には花を贈る、例え今晩のバゲットが買えなくとも、なパリジャン。
あーランスロットの末裔か。

ル・アーブルのカフェで、モン・サン・ミシェルはブルターニュかノルマンディかともめたり、あら私もソレ不思議な中立点だなぁと思ってました。
それからドイツ語フランス語で揺れた最後の授業の地、アルザス出身らしい男のアルザス語りなどなど、当地がフランス中の流れ者到着地であることを匂わす。

靴磨き男性の奥さん 。衰えた眠りに添える、ご近所婦人の読み聞かせがカフカ短編集。婦人の出自をそれとなく匂わせる、東奥、ユダヤ、ドイツ圏。

そこに難民が命からがらアフリカからやってきてコンテナで見出される。

脱出する少年、彼を何とか希望の地へ送り出そうと奮闘するムッシュとご近所仲間の人情。日本からは失われて久しい感情だ、何でこんなぺこぺこの薄っぺらになっちまったんだか

だから奇跡はその少年と靴磨きマダムの手の触れ合いから醸された。そんなおはなし。





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最終更新日  2021.11.10 17:01:24
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