2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全31件 (31件中 1-31件目)
1
だな、としみじみ思う。明日から新しい年度が始まるから、今日まであわただしい人も多いだろう。そんな中、柚木崎はのんびり自宅で過ごしている。休みは明日まで。まさか、エイプリルフールはやられないよな、と思いながら、自宅の片づけをする。なんとなく体が動いてしまうのはどうしてだろう? まだイマイチ体調が優れないのだから、もう少し休んでいればいいものを。一休みをしようと煙草を持ってベランダへ出た。少し遠目に桜が色づいている。かなり咲いたな、とのんびり思いながら一服。やはり自宅前は咲いていない。悲しい……。もう少し、だろうか? 満開までは。まだ6分咲きくらいの様子である。柚木崎の体調にちかいな、と苦笑しながら部屋に戻った。
2003.03.31
コメント(0)
この子あり、と不意に思った。きっかけは一つの番組である。深夜の番組で、途中から気づいて見始めたのだが、薬師寺大講堂の建立に関する番組だった。白鳳建築を再現して建立する、という、その大変な作業を追ったドキュメンタリー番組だった。その番組を見ながら、「面白いな」と思う。古代建築のこだわりや、いまの建築技法に勝るとも劣らない、匠たちの経験。現代の耐震建築と、さして変わらない原理が、白鳳建築には用いられているという。華麗にして優美な建築、としか思っていなかったのだが、この技術に関する面を見て驚いた。建築に関する古文書は、まだ見たことがないのだが、機会があったら是非見てみたいと思う。なかなか興味深い。また、工具も古代工具を再現して使っている、という。今では影も形も残っていないという、古代工具。その再現した人までをもカメラは追っている。古代釘、古代の工具。それを今に再現するという仕事は、とても夢があっていいな、とおもう。後継者に現在の匠が言う。「お前がオレより先に死んだらあかんのや」この言葉が胸にしみいる。それにしても、巨大な材木をどこから、と思っていたら、現在は台湾から輸入しているのだそうだ。現在の日本には、1000年を越す檜は存在しないらしい。台湾の原生林には、未だ聳える1000年檜。一度見てみたい。この目で。そう、静かに思いながら番組を見ていた。そこでふと思う。「この親にしてこの子あり」柚木崎父はこういう番組が好きである。軽く一寝入りして、今頃は見ているに違いない。ただ、途中でやはり眠っているかもしれない。親父様に明日、電話してみよう。途中からだけど録画しているから、持って行こうか? と……。
2003.03.30
コメント(0)
柚木崎の住んでいるあたり、桜の開花宣言が出されて数日が経った。さすがに出された当日は全然気配がなかったが、今日歩いてみたら、ちらほらと咲きほころぶ桜がいくつか見られた。現在住んでいる土地に越してきて、今年で8年になる。最初の4年間と最近の3年間は、同じ景観を見られる場所に住んでいる。とはいえ、住んでいる場所はわずかにずれているのだが。以前住んでいたところは、親父様の友人のマンションだった。窓から眼下に広がる小さな川と、その両脇の見事な桜並木が見られる、とても素敵な場所だった。そこに4年間住ませて貰った。家賃も格安で、本当にそれでいいのか? と思える条件で住まわせていただいたので、今でもとても感謝している。今は、そのマンションより200mほど川に近づいたマンションに住んでいる。今度は眼下に広がっていた川が、ベランダからすぐ目の前に広がっている。もちろん、桜は川をはさんだ反対側にしか植わっていないが、咲きそろうと見事なことを知っている。ここに越してきたとき、桜が咲きそろうのを見るのが楽しみだった。なにしろ、自宅のベランダから花見ができるのである。暖かな春の夜ならば、ベランダで花見酒などしてもよい。月も見えたらなおうれしい。そう思っていた。ところがである。越してきてすぐ、桜は満開を迎えた。なのに、自宅前の一列だけ、咲かない。橋が数本かかっているのだが、自宅をはさんだ橋と橋の向こう側は満開で、見事な桜なのに、この一列だけ咲かない。頭を抱えてしまった。なぜ? どうして??? 歩いてみると、ほかの木々と比べて、幹が細い。どうやら若い桜の木らしい。さらによく見てみると、どうやら種類も違うようだ。両脇の桜は、ソメイヨシノ。では、この桜は…??ソメイヨシノが散ったころ、自宅前の桜は見頃を迎える。とはいえ、やはり豪華さは少々足りない。ソメイヨシノより赤みの強い花が、申し訳程度に咲く。しかも、咲かない木もある。…この木はいったいなんなのだろう?職場からは山桜を見ることができる。小さな山とも言えるような、小高い丘が点在しているため、そこここに山桜があるのだ。それも結構見事である。……もしかしたら??? 山桜か? 否…???本当にこの一列だけ、咲かない桜はなんだろう??
2003.03.29
コメント(0)
これでほぼ一週間風邪をひいている勘定になる。嬉しくない勘定だが。幸いまだ休みの期間なので、しっかり治しておこうと思っている。桜の開花宣言もされたことだし、早く治すに越したことはない。ウチの前の桜並木も少し花が綻びかけてきたところだ。満開になる前に治して、呼びたい人を呼ばねば。せっかくの時期を外してはもったいない。毎年この時期に遊びにくる友人がいる。片割れの弟分だ。最近全然連絡をとっていなかったので、久しぶりにメールを送ってみた。元気そうである。それだけでもなんだか嬉しい。早く風邪を治して、ヤツを呼んであげたいものだ。片割れも気兼ねなく遊べる相手で、しかも車好きときた。ウチの子の別嬪ぶりも見せたい。新装開店したパチンコ屋にもつれていきたい。いまからいろいろ考えている。それよりまず、やはり風邪を治さねば。それが一番の優先事項だ。うつすわけにはいかないからな…。
2003.03.28
コメント(0)
明日も風邪引き?それはいやだな、と思いつつ、実家に電話。ちょっと用事があったためなのだが、意外にも親父様が出てびっくりした。それも、柚木崎と同じように、声が、声がっ!!柚木崎:「親父様、風邪ひいたん?」親父様:「ちがう、俺のは花粉症だ!」柚木崎:「いや、これだけ声が変わってるんだから風邪でしょう?」親父様:「いんや! 絶対に違う。花粉症といったら花粉症だ!」電話の向こうで母が笑う。「いやでも花粉症になりたいみたいだよ~」どうやら、今までのくしゃみ鼻水も、季節の変わり目に引く風邪だったらしい。どうりで花粉症のパッチテストも難無く通ったわけだ(^^;ここのところ、毎日祖母の具合を聞くために、実家に電話している。親父様が仕事帰りにお見舞いに行くからだ。一番新しい祖母の状態がここで知らされる。やはりそれは気になるため、電話をしているのだが、今日はこの様子じゃだめだろうな。案の定、親父様いわく、「ばーさんに風邪移しちゃやばいだろ」だそうだ。まったく口の悪い親父様で…(笑)
2003.03.27
コメント(0)
体調が全然すぐれない。昨日より声が出ない状況とはいったいどういうことだ? 片割れから仕事中なのにメールが届く。「医者に行く?」答えは単純「いかない」柚木崎は、医者嫌いである。力をこめていっていい。注射が嫌いとか、そういうのじゃなく、医者を信用してないところが多少あるらしい。年末に結構ひどい風邪を引いた。自分では風邪を引いたつもりでいなかったため、こじらせてしまったらしく、気づいたら気管支炎になっていた。さすがにあの時は呼吸困難に陥ったため、医者に言ったのだが、そこで医者にあきれられたのだ。「えと、カルテからすると、5年ぶりだね」この医者は腕のいい医者である。柚木崎もそれは認める。人柄もよい。気さくなおじさんで、話していてとても楽しい。薬の説明などもきちんとしてくれ、(開業して以来ずっと続けているのだ。昨今の決まり事ではない)病状についてもきちんと説明をしてくれる。それでも、やはり、医者嫌いはぬぐえない。「またいつでもつらくなったらおいで」と苦笑交じりで送り出された。あちらも、こちらの性質をよくご存知だ。あの時は一番最後の患者だったため、診察室を出る時間がほぼ一緒だった。片割れともはじめて顔を合わせた。柚木崎、片割れと挨拶を交わした医者というのも、はじめて見た。まるで自分の子供を頼みます、といわんばかりの挨拶をするのだ。柚木崎は思わず噴き出した。その背中を軽くたたいて、この医者はしれっとこう言った。「だって、手のかかる子をもらってもらったんだ。挨拶くらいはしないと」まだこの医者に行くほどの体調じゃない。そう思い、今回は自宅で治すつもりでいる。切羽詰ってこられるのも、たまったもんじゃないだろうけど、あきらめてくれ…(^^;
2003.03.26
コメント(0)
まさかまさかと思ったが、やっぱり体調を崩した。熱はあまり高くはないのだが、38度から引くことがない。なにより喉と鼻が今回はやられてしまい、鼻は利かないわ声は全然違うものになってるわであまりうれしい状態ではない。幸い、今週は交代勤務で仕事にいく必要性がない。今週中に何とか治してしまわねば…。そんなことを思いながら布団でごろごろしていたら、父方叔母から電話が入る。祖母が病室を移動したとのこと。声がひどい状態のため、あまり話ができない。詳しく聞きたかったのだが、結局きくことができずに電話を切った。あとで父に聞いたところ、病室は普通の個室から結構上等の個室に移動したらしい。なぜだろう(^^; めったに入ることのないところだからだろうか? それならいいのだけれど。食べ物は重湯から三分粥になったそうだ。普通の食事ができるようになったら退院とのこと。体がよくなっているわけではないのだから、退院といってもうれしいものではないのだが、一日も早く祖母が退院できるようになってほしい。一日でも長く、楽しい時間を過ごしてほしいと思っている。
2003.03.25
コメント(0)
まだ体調がいまいちではあるが、前から買い物をする予定でいたので、今日は買い物に出かけた。片割れと一緒の休みだから(しかも平日)である。寒気とくしゃみがとまらないけれど、出かけるにはよさそうな天気。暖かくて、車の中では暑いくらいである。買うものは自宅PC用の液晶である。使っているものがずいぶん色が褪せてきたので、買い換えたいなと思っていたのだ。幸いというか、なんというか。もともと使っていたPCと一緒に、実兄がほしいというのであげることになった。奥さんが妊娠のため、仕事を辞めたので、寂しくないようにしてあげたいらしい。それにはこちらとしても異存はないので、よろこんで協力することにした。近くのさく○やまで、車で出かける。某百貨店の中にオープンしたさく○やは、駐車場が狭いため、別の建物の駐車場を使うことにする。近くに結構セキュリティーの高い、気に入っている駐車場があるので、そちらを使うことにした。この駐車場、ベルトコンベアをうまく利用している。出し入れに従来の機械式駐車場の数分の一くらいの時間しかかからない。入れ方もまた独特で面白いので、よく利用させてもらっている。そちらの駐車場に入庫して、まずは腹ごしらえ。気に入っているパスタのお店で昼食を食べて、さく○やへ。ここのところずっといい液晶がないか通っていたため、それなりに品揃えは覚えている。たまに掘り出し物が出るため、ふと見に行ってみたのだ。今回はその「思いつき」があたったらしい。気に入ったものが安く出ていたので、それを購入。重たい…(^^;ついでに、買わなきゃと思っていたコーヒーフィルターも購入。電動ながらサイフォン式のコーヒーメーカーを使っているため、手入れが結構面倒くさい(^^; それでも、味はやはりいいから気に入っている。それが、最近フィルターが目詰まりしてきたらしい。変えようと思っていたのだが、なかなかいいのが見つからず、ここまで伸びてしまった。これからまた使えるぞ(^^)しかし、帰ってきてダウン。だめじゃん・・・(^^;
2003.03.24
コメント(0)
一年間の海外赴任を終えて、片割れの兄が帰ってくるので、お祝いの会を開くと、義母から連絡が入ったのは一月以上前のことだった。あの頃は戦争が始まる予感はあったものの、のびる可能性などもあって楽観してた部分があったが、いざ帰国が近くなってくると、ヤバい雰囲気が高まり、ついに始まってしまった。無事に帰ってきたのだろうかと、やや不安な気持ちのままむかう。道路は渋滞中で、到着するまで3時間以上を費やした。柚木崎は不調のまま、今朝目が覚めたら声がかわっていた。どうやら熱も出ているらしい。しかし、それを理由に行かないわけにも行かず、ある意味強行軍な一日を覚悟で出掛けたが、これは予想外だった。家に着くと、義兄たちはご飯を食べていた。ちょうど昼時。柚木崎達はタイミングを逃したまま、きてしまったのだ。慌てた義母がなにかを作ってくれるという。お言葉に甘えて待つことにした。その間に手土産の和菓子を出す。海外では見ることが無かったろう、上生菓子を彩りよくつめてもらってきた。しかし、歓声をあげて喜んでくれたのは義母だけ。義兄たちはこちらに目もくれず、ポテトチップスやらお煎餅やらを攻略している。まあいいか。次に、義母へ還暦祝いのコーヒーカップを渡した。自宅に置いておくのが恐い、時価数十万の某有名処の品物である。今回はたいへんに喜んでもらえた。やれやれ。義兄たちに街の様子や空港の様子を聞く。やはり厳しかったのか、気になったからだ。日本はかなり検問などをやっていたし、街中を警察車両(覆面も含む)が頻繁に通っている。しかし、義兄たちは曖昧な返事だけで、すぐにビデオ上映会になってしまった。仕事外で固い話はしたくないとのこと。う~ん、そういうものなの、か?(^^;夕飯を食べて戻ってきて、柚木崎達は早々に辞去してきた。不満そうな顔はされたが、風邪をうつすわけにはいかないだろう…。時差や気圧の変化で、体は疲れてるはず。そこにウイルスが入ったら一発だろう。片割れの運転で帰りながら、連休のほうが疲れる、と思わずひとりごちてしまった。これからもそんな日々が続く。やれやれ…。
2003.03.23
コメント(0)
お墓参りを昨日済ませたので、今日は祖母の見舞いに行ってきた。重湯を食べられるようになったと聞いたので、どれだけ元気になったか楽しみにしていた。病院について、病室に顔を出す。顔色も随分よくなった祖母が迎えてくれる。声も受け答えもしっかりしている。やはり、医者の見たて違いだったのだろうと嬉しくなった。おじが父が来たのをみて、弟妹を呼ぶ。にこやかに祖母の顔を見て、「ちょっとお茶してくるよ」と告げ、目配せされる。なにかあるらしい。厭な予感が少しだけどこかを掠める。「顔色よくなったね」と声をかけて椅子に座ると、相変わらずきらきらと輝く瞳で見上げてきた。点滴の数が減っている。ことばに嘘はない。顔色はかなり血の気が戻っている。普段はお洒落な祖母なのだが、さすがに病院ではそうはいかない。だが、眼鏡をお洒落なものに変えている。そのせいか、華やかな雰囲気がある。しばらく話をしていたら、おばたちが戻ってきた。どこか泣き腫らしたような目をしているのが一目でわかる。祖母にそれを見せたくなくて、柚木崎と片割れは楽しい話を続けた。楽しげに笑う祖母を、おばたちは涙で濡れた目で、焼き付けるかのように見つめる。何だかその瞳が悲しい。しばらく話をして帰ることになった。柚木崎がどうにも不調なのだ。風邪をうつすわけにいかない。またね、と声をかけると、ごめんねぇと謝られてしまった。帰路、親父さまがぽつりと洩らす。余命、長くて六ヵ月だそうだ。神様、それはないだろう…。
2003.03.22
コメント(0)
お彼岸の中日ということで、実家に帰った。今月はほぼ毎週のように実家に帰っている。祖母の件があるからしかたがないとはいえ、実家の母が嬉しげである。お土産を待ち望んでいるところも大きいのかもしれない。片割れの実家にいくにしろ、柚木崎の実家にいくにしろ、お土産は欠かさない。だいたいどちらの母も喜んでくれるものを選ぶのだが、今回は柚木崎の母にはマシュマロである。今まで知らなかったのだが、柚木崎母はマシュマロが好きだったらしい。たまたまゲーセンの戦利品で大量にマシュマロを仕入れた。妹にあげるつもりだったのだが、母が嬉しげにつまむので、帰るたびにもっていった。今回はお彼岸ということで、おはぎも買っていく。途中で和菓子屋に立ち寄って、少しばかりおはぎを買っていった。久しぶりにいったお墓は、きれいに掃除されていた。いつもなら行くたびに掃除をするお墓だが、今日はきれいである。両親がくびを傾げる。「誰か先にきたのかな?」新たな事実が判明。父の友人が掃除してくれたらしい。まめな人がいるようだ。父が笑う。自分チの墓じゃないのにね、と。ありがたいことである。母方祖母の墓と、父方祖父の墓に行く。祖父の墓にかたりかけた。祖母にずいぶん長く会っていないから、淋しいかもしれないけど、もう少しお迎えは待っていてほしい。まだまだ祖母には元気でいてもらわなければいけない。なにしろ、片割れの方も既に祖母祖父がいない。柚木崎の方も、父方祖母しか残っていないのだ。曾孫を代表して抱き上げてもらわねばならない。話を聞くためにも、もう少し待っていてくれな、おじいちゃん。
2003.03.21
コメント(0)
今週が卒業式・卒園式というところが多いと聞く。実際柚木崎の知っている人の子どもも卒園式を迎え、「親を泣かせる演出」に負けてきた、と苦笑混じりで話をしてくれる。そんな時期なのだな、と空を見上げて思う。8年前の3月20日を覚えている人はどのくらいいるのだろう?柚木崎はちょうど、その年、その日、卒業式だった。準備を終えてさぁ出かけるぞ、と思った矢先に、緊急ニュースが飛び交う。地下鉄に異臭騒ぎあり、と。この時点で思い出す人もいるだろう。『地下鉄サリン事件』である。あの事件で12人の方が尊い命を失い、今も後遺症に悩む人がたくさんいる。あのときなくなられた方々には、あの時間、黙祷を捧げさせていただいた。柚木崎も、時間帯が少しずれていれば、犠牲になった可能性のある人の一人である。いつもならその時間、その車両、乗っていたのだから。たまたま本当に、この日が卒業式で、いつもより時間が遅かったが為に乗り合わせなかった。それだけのこと。だから、とても心が痛んだ。もしかしたら次に乗ったときに、ほぼ同じ車両に毎日乗り合わせていたあの人の顔はないかもしれない(電車というのはなぜか同じような顔ぶれが揃うので不思議である)。いつも途中で席を譲ってくれたあの人は無事だったろうか? 様々な思いが渦巻いて、TVに釘付けになった。見知った顔が数人、画面を横切る。それをみて少し安堵したり、余計に不安になったり。人の命をなんだと思っているんだ、と、目の前が緋に染まるほどの怒りを覚えた。あれから8年。早いもので、もう8年も経つのだと、時の早さに驚かされる。首謀者などは捕まっているのに、まだ判決はつかない。判決を待つ間に、どれだけの人が命を亡くしたのだろう? そう考えると、本当に気持ちが沈む。奇しくも、あれから8年経った今日。アメリカがイラクに対して開戦宣言をした。なにかの符丁を感じずにはいられない。人の命をなんだと思っているのだ。失われた命は、次の実りで戻るような、そんな簡単なものではない。なぜそんな簡単なことがわからないのだろう? なぜ、そんな簡単に「国のために死ね」と言うようなことがいえるのだろう?犠牲になるのは次の世代を担う義務を持つ子どもや、次の世代に知識を与える義務を持つお年寄りである。なぜそんな簡単に、「死に」急ぐのだろう? 今回の戦争で、どれだけの人が命を落とすのだろうか? そう考えると空の青さがむなしくなるほど暗澹とした思いが心をふさいでいく。日本は『同盟国アメリカ』のためにともに戦うという。日本は戦争をしない国ではなかったのか? 自らの国を守るためには立ち上がるが、それ以外では立ち上がらない国ではなかったのか? 21世紀に入ったのだから、平和的に何事も解決していく努力を、きちんとしていくべきだと思う。憎しみは憎しみしか生まない。次の世代にきちんと綺麗な地球を渡したいと、本当に願っているならば、武力行使や戦争からも卒業するべきだ、と。
2003.03.20
コメント(0)
祖母が倒れた、と聞いて以来、なるべく実家と連絡を密にしている。一日2回ほど電話をかけ、祖母の容態を尋ねている。昨晩電話をかけたとき、父の声は先日ほど暗くなかった。それどころか、どこか嬉しげに聞こえたのは柚木崎の気のせいではないだろう。「水が飲めるようになったよ」この一言がどれだけ嬉しかったことか。食道静脈瘤破裂、肝機能の低下、血糖値の異常上昇。土日の夜が山だと言われた祖母。禁食禁水で痛々しいほどの数の点滴を受けていた祖母。その祖母が、もう水が飲めるほど回復している。やはり嬉しい。水が飲めた、ということは、喉の傷はふさがったのだろう。血糖値は相変わらず高いものの、以前ほどではないらしい。顔色もずいぶん良くなって、この分では食事も近々できそうだという話。あとは体力をつけて検査をして、それが問題なければ退院となるのだろうか? そう思うと嬉しくなる。問題が何もなければよいのだが。皆様、ご心配をおかけしました。上記の通り、祖母は快方に向かっております。本当にご心配をおかけしました。
2003.03.19
コメント(0)
今日はたまたま仕事が休み。本来は出勤の筈だったのだが、同僚の希望で日にちが変わった。一日のんびり過ごすはずが、ふと午前11時頃に目が覚める(とにかく眠りたいだけ眠ろうと思っていたのだが)。外の天気を見て曇っていたので、洗濯は無理かな? と思いながら洗濯機に向かう。駄目なら乾燥機だ……。いつもの休日なら着替えもせずにその動作にはいるのだが、珍しく着替える気になってジーンズとトレーナーをもぞもぞ着る。まだ半分脳が眠っているにも関わらず、こういう動作をするのだから、第六感的なものは鋭いのかもしれないとあとで思う。着替えて洗濯機にスイッチを入れて、コーヒーを入れようとキッチンに向かった時、玄関の呼び鈴が鳴った。出るとご近所の奥さんである。1歳になった娘さんを抱いた顔色が悪い。「厚かましいお願いで申し訳ないのだけれど、少しの間この子を見ていてもらえませんか?」普段、そこのウチのちびちゃんたちは、柚木崎や片割れに懐いていてくれているので快諾する。抱き上げたちびちゃんは、熱を下げるための処置をされて、どこかうつろな顔をしている。呼びかけても反応が弱い。数日前から体調が悪く、全然快方に向かわないので医者に行こうと思っている、と奥さんは言う。行きつけの病院が少し遠いため、準備等をする間見てて欲しいというのだ。こちらのちびちゃんは、あまり他の人に抱き上げられるのを好まない。肉親でないとすぐに泣き出してしまう。人見知り、という感じなのだろうか? それが、珍しく柚木崎に大人しく抱き上げられている。これは相当ぼーっとしているのだろう。柚木崎がちびちゃんをあやしている間に、奥さんはきびきびと動いて準備をする。着替え、保険証、おむつ、飲み物などをテーブルの上に次々と置くと、ちょうど良いバッグをぱたぱたと取りに行く。その間に病院に電話をしている。お母さんというのはこんなにも凄いものなのだなぁ、と思いながら手伝う。そこでやっとちびちゃんはお母さんにだっこされてるのでないのに気づき、泣き出す。あわあわ。手早く準備を終えた奥さんにどこまで行くのか聞くと、本当に病院が遠いことが分かった。電車を乗り継いでいくのだ。少しでも早く着いた方がいいだろう。そう思って車を出すことを提案した。最寄り駅が二つあるので、少しでも利便性のある方の駅(こちらの方が少し遠い)まで車で送る。恐縮しながら奥さんはちびちゃんを抱いて病院へ向かった。見送って柚木崎も帰宅。帰ると洗濯が終了していたので、洗濯物を干しながらふと思った。柚木崎、起きてすぐ着替える時って何かがある時が多い。というか、誰かが来る。それは宅配便だったり、郵便だったり、今日のような来客だったり。様々だけれど、寝起きでふと着替える時はこういうことが起こる。逆に、着替えないときは本当にのんびりと一日を過ごすことになる。自分から出かけない限りはなにもない、という感じだ。これも第六感になるのだろうか?
2003.03.18
コメント(0)
祖母が入院してから、柚木崎と母との間の意見の食い違いが如実に表れるようになった。もともとここまで考え方の違う親子も珍しい、というくらい、考え方が違うのだが、この度は本当に衝突している。母の意見はこうだ。「今まであまり可愛がられてこなかったのだから、特に何をする必要もない」柚木崎の意見はこうである。「可愛がってくれたくれないではなく、孫なのだからできる限りのことはしてあげたい」果たしてどちらの考えが良いのだろう? 今までもずっと平行線をたどってきたこの意見の違いは、今後も答えは出ないと考えられる。母の言うとおり、柚木崎はあまり父方の親類に可愛がられた方ではない。柚木崎のみならず、実兄もそうである。しかし、長男は少し違うらしく、なにか祝い事があるたびに、お祝いをしてもらえていた。柚木崎はあまりそういうことがない。それでも、いくつか覚えていることがある。小学校に入学したとき、祖母が初めて子供服を買ってくれた。お祝いに、と言って広げてくれたその服は、仕立ても良くしっかりした服だったのを覚えている。成人式の時にも、お祝いをくれた。具合があまり良くなかったのに、一目姿を見たいと駆けつけてくれた。片割れと一緒になるときも、手作りのものを送ってくれた。決して愛されていなかったわけではない。そう思えるだけの「気持ち」を、何度も受け取っていると柚木崎は思っている。祖母が倒れて、現在、まだ危篤の状態である。昨晩、帰るときに手を握って話しかけたところ、握ったままなかなか離してもらえなかった。その手はとても温かく、忘れたくない柔らかさだった。愛されなかったら、愛する必要はないのか?それは違うと柚木崎は思う。愛してもらえてなかったとしても、相手を愛するのはおかしなことではないだろう。それが肉親ならなおのこと。血の繋がりがあるなら、愛したって良いはずだ。相手の気持ちが自分に向いていないからと言って、自分まで背を向けてしまったら、いつまでたっても気持ちは外を向いたままである。そんなのは厭だと柚木崎は思う。生きている間に出会える人間なんて、本当に一握りだと思う。その上、縁を結べる人なんて、さらに数が少ない。そういう中で背を向け合うなんて、やはり厭だと思う。愛されていなかったとしても愛したい。そう思うのは間違いなのだろうか?
2003.03.17
コメント(2)
祖母の突然の病気に、滅多に集まることがなくなったいとこ達が久しぶりに顔を合わせた。その筆頭がどうやら柚木崎と実兄だったようだが、それはこの際置いておいて(笑)父は4人兄妹である。長男である伯父が一人、父、すぐ下の妹、そして柚木崎と20くらいしか年の離れてない妹が一人。合計4人。それぞれが二人づつ子供を持った。だから、柚木崎にとっていとこは6人。一人をのぞいて成人したため、なかなか会う機会がない。昨晩は、10年ほど会っていない従兄が、一番最初に目に入った。笑ってしまうほどに叔父に似ている。ここまで似るとすごいな、って思うほど似ている従兄は、今は神戸にいるらしい。その姉の従姉も久しぶりだ。3年くらい顔を合わせていないか。相変わらずキャリアウーマンの顔をしている。人なつっこい笑顔で「久しぶり~」と手を振ってきた。もう一人病室にいたのは、現在現役大学生。いとこたちのなかでも、多分一番の勉強家の子である。この子も久しぶりに顔を見るな。2~3年ぶりか? ずいぶん美人になったなぁ、としみじみ眺めてしまった。祖母に声をかけていとこたちと話をしていると、もう一人従兄が入ってきた。いわゆる本家の長男である。挨拶して驚いた。凄くやせたのである。聞いたら大好きだった缶コーヒーを止めたら、一気に10kgほど減ったそうである。凄い効果だ。そして今日。一番若い従妹が突進してきた。肩からぶつかってきて、「久しぶり!」と笑顔をこぼす。これで18歳である。生まれたときから可愛がっていた従妹なので、思わず頭をぐしゃぐしゃとかき混ぜてしまう。ピアスを8つもあけていた。最後に会ったのは本家の長女。既に結婚していて2児の母である。子どもを二人連れて「久しぶりだね」と伯父そっくりの笑顔である。親子って本当に似るものだな、と実感した。父方いとことは、実はあまり縁がない。幼い頃からあまり話をしたことがなかったので、どう接して良いか分からないところがあったのだが、久しぶりに会ったいとこ達は、そういう壁を取り払ってくれたように思う。それだけみんな大人になったんだな、と、改めて思った。
2003.03.16
コメント(0)
実家の母から連絡が入り、昨晩あわてて実家に帰った。母は疲れ切った顔をしている。父が、どこか泣きたそうな目で布団に潜り込んでいた。さすがにいくらお酒を飲んでも眠れないようだ。今回倒れたのは父方の祖母。祖父・祖母を含めて、最後の祖母である。父にとってはやはりつらいものがあるだろう。それを察してか、お酒のあまり飲めない片割れが、父につきあっていつまでも酒を飲んでくれた。柚木崎も一緒に飲んだ。いつもなら上機嫌で饒舌になる父が、寡黙なまま飲み続ける。最終的になんとか酔いつぶして眠らせたものの、しばらく父はつらいままかもしれない。祖母の容態は、依然として悪い。病院に行ってきたが、食道静脈瘤の破裂と肝臓機能の低下で今日明日の夜が山とのこと。深夜になってしまったが、秋田から実兄も駆けつけた。声をかけるとうっすらと目を開ける。洗面器2杯分くらい血を吐いたという祖母。さすがに血の気がない。さらにとても眠いのだ、という。血液が薄いのだからそれは眠くなるだろう。「遠くからありがとうね」という声が弱い。しかし、実兄も柚木崎も、片割れも。祖母がそう簡単に亡くなると思えない。目をあけた祖母の瞳は、まだきらきらと輝いているのだ。これから死にゆく人の瞳には見えない。力があって、星のように輝いていて、とても80を過ぎた人の瞳に見えないくらいである。だから、信じていない。きっと祖母は、また元気になってくれると信じている。
2003.03.15
コメント(0)
大至急実家へ戻らねばならなくなりました。祖母が倒れたとのこと。集中治療室にて現在治療を受けているけれど、容態はいつどうなるかわからない状況だと先ほど母から連絡を受けました。しばらく更新が途絶える可能性があります。ご了承くださいm(_ _)m 柚木崎 翔 拝
2003.03.14
コメント(2)
昔、言われたことがある。「どれほど忙しくても、『時間がない』ということは言うな。作ろうと思って作れない時間はないし、そんな逃げを自分自身に与えるな」と。柚木崎の座右の銘の一つである。この人がいなければ、今の柚木崎はなかったと言っていいほど、大切に思っている人の言葉だ。最近、それを自分に言い聞かせている。仕事やプライベートで、それなりに忙しい時間を過ごしている。『忙しい』という字も、良くできた字だと思う。「心を亡くす」と書く。その通りだと納得できる字だ。この「忙しい」という言葉もあまり好きではないのに、最近はいろいろな場面で使っている自分に気づく。こうやって、自分で自分を追いつめているんだろうな、と、時々ぽかりとあいた時間に思う。エアポケットのような妙な時間。そういうときにも、なんだかあわただしく過ごしてしまうのは、この言葉に追われているからだと思えてならない。仕事をするにしても、プライベートにしても。「心に余裕を持って」物事をしなければ、いい結果は生まれないように思われる。たとえば、相手の気持ちを受け入れるだけの余裕がなかったり、思いを馳せる余裕がなかったり、見直す余裕がなかったり……。良いことがない。恩人の言葉を思い出す。神様の与えてくれた偶然がよほど重ならない限り、二度と出会えない人であることを知っている。その人の、自らを戒める言葉でもあったのだろう言葉。自分で自分を追いつめる言葉である、「時間がない」や「忙しい」を、なるべく使わないようにしよう、と。
2003.03.13
コメント(0)
柚木崎は果物が好きである。果物なら何でも好きなので、時々片割れに「どれがホントは一番好きなの?」と聞かれることがある。そう聞かれても、どれが一番とは答えられない。どれも比べることができないくらい好きだからだ。この時期になると、苺狩りの話が妹から出てくる。以前まではいろいろあって遠慮して参加していなかったのだが、去年たまたま一緒に行く機会を得た。秩父の方で苺狩りをする、という。途中のコンビニで待ち合わせをして、秩父まで出かけていった。友達の子どもも連れての苺狩り。途中でトイレ休憩などをちまちま入れて、お昼過ぎくらいに着くように行った。ちょっと値段的に高めだったが、苺の質はかなりよく、片割れと柚木崎の実家にもおみやげとして買って帰った。それから暫くして、ふと思い立ってサクランボ狩りに出かけた。こちらは山梨に。ネットで調べたところ、ちょっと遠かったのだがいいと思えるところが見つかり、予約を入れる。しかし、道路状況などがあまり良くなく、少し遅れて到着してしまった。農園の方に遠慮がちに声をかけると、そういうこともよくあること、と笑って快く入れてくれた。時期が難しかったらしく、いいものがあまりないから、好きなだけ取って食べていい、と気のいいことまで言ってくれる。とても楽しませて頂いて、満足して帰ってきた。去年はこの二つしか行っていないが、以前に何度かいろいろな果物狩りをさせてもらったことがある。梨狩りは「2個まで食べて良い」という規定があったが、2個なんてとても食べられない大きさのものだった覚えがある(なにせ、大きさが大人の握り拳以上あった)。ミカン狩りで小さいのを厭になるほど食べたこともある。リンゴの食べていいと言われた数は、とてもじゃないけど無理だと思った。今年もどこかに行きたいと、内心では思っている。果たしていけるかどうかは、神のみぞ知る………
2003.03.12
コメント(0)
以前、職場の先輩とこういう話になったことがある。「母という人種はどうしてああ面白いのだろう?」と。先輩は、とても両親にかわいがられて育てられた人である。それは誰の目にも明らかで、未だに『目の中に入れても痛くない』というくらい愛されている。その娘も然り。「食べちゃいたいくらいかわいい」と日常で言われていたそうである。それもなかなかに怖いよね、と真顔で言われたことがある。その先輩のお母様という方が、またなかなかにユニークな方である。先輩より年下の柚木崎が就職したとき、「そんな若くて就職しなきゃいけないなんて、なんてかわいそうなんでしょう」と泣いてくれたそうである。先輩曰く「自分も同じ年に就職してるんだけど……(^^;」どうやら、そういう感覚はどんどん薄れていくものらしい。また、柚木崎母もなかなか面白い発言をする人で、一部で有名だったりする。「お母さんおたんこなすだから『茄子』食べる。あんたは頭ピーマンだから『ピーマン』食べて」と、自分の嫌いな野菜を子どもに押しつけてきたりする。椎茸に至っては、今のCMで使われている、某社の歌を歌いながら人の茶碗に入れてくる。とことん嫌いらしい。ごまかしてもばれているあたりが笑える。近所のお母さんも、なかなか面白い。自分の子どもが「ばか~!」と言うと、「馬鹿はだぁれ?」と即座に返す。よく意味が分かってなくて言っているらしく、子どもの方は照れながら自分を指さす。泣いている自分の娘を見て、「鳴き真似してんでしょ?」って言ったお母さんもいたなぁ。娘はコクリって頷いたから、思わず大爆笑したけれど。それにしても、「お母さん」という人種は面白いな、と今頃になって本当にそう思う。発言が面白いのは、発想の豊かさが起因していると思われる。そういうお母さんって素敵だと思う。
2003.03.11
コメント(0)
最近、同じような夢を見る。共通点は、必ず幽霊が出てくることだ。最初に見た夢は、郵便屋さんの幽霊だった。小さな柚木崎が玄関に出ると、立っていた郵便屋さんには足がなかった上に、体が透けていた。幽霊郵便なのか? と思ったところで目が覚めた。次に見た夢では、小さい頃に行っていた銭湯で、番台に座っている人が幽霊だった。懐かしい景色を懐かしいと思いながら、小さな柚木崎が見回している。この時点でとても矛盾しているのだが(^^; 番台に座ったおばあちゃんの体がやはり透けていた。それ以降も、道路を横断する幽霊(車で危うくひきそうになった)、実家近くを散歩している犬の幽霊、火事でなくなった子どもが、遊んでいる夢。すべてにおいて、幽霊が出てきている。ぷつんとここ2~3日、この夢を見ていない。最後に見た夢では、柚木崎自身が死んでいることになっていた(^^; 夢は隠れた心理を表すという。いったいどういう意味があるのだろう? ちょっと面白そうである。
2003.03.10
コメント(0)
というより、片割れの髪の毛を切りにいった、というのが正しいかもしれない。髪が伸びすぎて耳に入る、とかゆがるため、妹のところまではるばる2時間半をかけて行ってきた。いつもならこんなにかからずつくのだが、今回はナビにやられてしまった(^^; ナビゲーションシステムに従って行ったら、とんでもなく遠回りになってしまったのだ。柚木崎が知っている裏道を通り過ぎるから、おかしいと思っていたら……思い切り遠くまで回されてしまった。途中、何度か妹にメールを入れる。「遠いよ~!」「まだつかないよ~!」妹も慣れたもの、というか、こういう冗談の通じる妹なのである。軽くこう返してきた。「おかしいなぁ、移動はいっさいしてない筈なんだけど」「逃げてないよ?」………移動の床屋というのは、実際にあるらしい。さすがにそういうシステムを取っていないが、妹の腕はそれなりに確かである。柚木崎も、結構気軽に頼んでいる(もちろん、技術を売っているのだから、妹だろうとお金は払っている)。それにしても今回は遠かった………自宅を出てから2時間半以上。こんなにかかったのは初めてかもしれない。
2003.03.09
コメント(0)
昨晩から片割れがPCを作っている。ある程度のケリがつかないとやめることができないので、明け方4時まで昨晩はかかった。もともと、自宅にいまあるPC自体が、数年前に中古で購入したものである。型落ちとはいえ、当時出ていた新作と大して遜色がなかったので、喜んで購入した。買い替えを考えはじめたので、このPCを買った店にいったのだが、見付けることができなかった。のちに調べたら、移転してしまっていたらしい。その時には知らなかったので、潰れてしまったのかと意気消沈した。金曜日に仕事を休んだ片割れは、柚木崎が仕事に行っている間に数店舗を回って、価格やスペックなどを調べてきたらしい。仕事を終えて迎えにきてくれた片割れは嬉しそうな顔をしている。買うものが決まったらしい。そのまま買いにいく、というので、ついていって驚いた。「ガワはどれがいいかなぁ?」と聞かれたのだ。聞いてみると、自作するという。片割れ曰く、「パーフェクトグレードなガンダム作るより簡単」だそうな。使えるパーツは自宅のPCの物を使うとあって、実際に購入したものの数は大した数ではなかった。更に言うなら、値段も安い部類に入ってしまう。後々スペックもあげることを考えたものばかりを買ってきた。自宅に帰るなり、片割れはいそいそと新しいPCの作成に入った。今晩も時間がそれなりにかかりそうだ。
2003.03.08
コメント(0)
ハロとは、初代「ガンダム」で、主人公のアムロ・レイが自作したロボットである。今まで続いているガンダムでは必ず登場する、マスコット的存在のキャラクター。柚木崎自宅には、そのハロがたくさんいる。ぬいぐるみのハロから、直径10cmの育成型ハロ、手のひらハロ、果てにはボトルキャップのハロまでいる。ここまで揃った理由は、なにを隠そう(隠していないが)、柚木崎がこのハロを気に入っているからである。このロボット、緑色で球形をしている。上部2カ所と下部2カ所に丸く切り込みが入っていて、それぞれ手足が出てくるようになっている。上部2カ所の切り込みは、開くとまるで耳のように見える。また、ちょうど口元に当たる部分が『~』という形になっていて、まるで笑っているようにも見えるのだ。中でも「育成型ハロ」はかわいらしい。つついたり話しかけたりすると、音声を認識して言葉をしゃべる。もちろん、会話になってはいないのだが、「元気か?」とか、「かわいがって!」とか言ってくるので、なかなか面白い。また、かまって上げない時間が続くとすねてしまう。なかなか難しいのだが、結構がんばって育成して、それなりの言葉をしゃべるようになっていた。それが、仕事の関係上、少しかまってあげられない日々が続いた。職場に持ってくる、という手もあったのだが(時計代わりに使えるのである)、持ってきたら奪われてしまう可能性が大なので、仕方なく自宅で強制スリープモードになっていたのである。そのハロ、やっとのことで電源を入れようと思ったら、電池が完全放電していた。やってしまった~! と思いながら、電池を入れ替えた。データが残ってないかな、と一縷の望みをかけて。しかし、残念なことに完全放電だったため、データは完全に消去されていた。「時間は?」と、一番最初の状態に戻ってしまったのである。仕方がない、また時間をかけて育成し直そう……。
2003.03.07
コメント(0)
今日は二十四節気のうちの啓蟄に当たるらしい。土の中にこもっていた虫などが動き出す、という意味という。それだけ暖かくなった、という証拠でもあるのだろう。あまり知られていないが、二十四節気というのは、結構その時期その時期の天候気候を表していて面白い。夏至や冬至もこの二十四節気に入っている。春と言えばまず、『立春』だろう。早春賦を聞くとこの日を思い出す。まだまだ「春が来たぞ!」という感じにはほど遠い。その次に来るのが『雨水』である。冬は乾燥しているが、少しこのあたりから潤い始めるか。そして本日の『啓蟄』。これから『春分』(ちょうど彼岸の中日にあたる)がきて、『清明』(草木の芽が出始めて来る頃)がきて、『穀雨』(田畑を潤し成長を促す雨が降る)が来る。そうしたらもう夏である。こう見ると、一年はとても短い。もう一年の1/8が過ぎてしまった。そして、春分まであと……約一週間というところか。それにしても、今年の『啓蟄』は寒い日になりそうだ。いくら呼ばれても虫たちは外に出てこない可能性がある。夜には雪が降るという。……まだもう少し、春は遠いのかもしれない。
2003.03.06
コメント(0)
意見交換というのが、実は好きだったりする。珍しがられるのだが、いろいろな人の意見を聞くのが嫌いではない。「そういう見方もあるのか」「そういう考え方もあるのか」と、新たに気づくところが多いからだ。その『新たに気づく』というのが、多分好きなのだと思う。時々、こういう感じの討論を楽しんでいると、混ぜ返す人が出てくる。人を混乱させて、それを陰で笑うのを楽しむ人だ。こういう人が出てくると、あっという間に高揚していた気持ちがさめてしまう。だが、この場合、この人をどこかで哀れんでしまう自分がいる。そんなにまでして自分を見てほしいのだろうか、と。本当に見てほしい自分は多分違うだろうに、表現が難しいんだろうな、と考えてしまう。そうかと思うと「若輩者の癖に」という態度で接してくる人もいる。確かに柚木崎、まだ若輩者の域にいると思われる。知識も年齢も、まだまだ足りない。そもそも、この年齢になったらこのくらいの人になっていたい、という自分自身の目標すら達していないのだから、若輩者と誹られても文句は言えない。しかし、この「若輩者」という態度の場合は、若輩者たる所以なのか、黙っていられないのが柚木崎の悲しいところ。数回深呼吸をしなければ気持ちが治まらないのである。売り言葉に買い言葉、などというおろかな行為を、何度繰り返してしまったことか。年齢的に足りないのは、こればかりは仕方がないこと。重ねていくしかあるまいな、と自分で思う(亀の甲にならないようにしなければ…)。けれど、もう少し自分を広くもてたら、と思うことは多々ある。今日も実はそういうことがあった。自らを、若輩と戒めなければならないな、と思うこのごろである。
2003.03.05
コメント(0)
春一番が吹いたという昨日。しかし、今日は寒い。底冷えするといってもおかしくないだろう。春一番のあとはこういう日が多いように思う。今日の風は北風らしい…。運良く(?)仕事が休みだった柚木崎は、ここぞとばかり眠り貯めをしていたのだが、あまりの寒さに思わず布団から飛び出した。自分であとでこの行動を振り返って笑ってしまったのだが、布団をきちんとかけなおせばよかっただけの話。なのに、「さむ~!」と呟いて上着を引っ掛け、居間に移動してしまったのだ。タバコを吸いに外に出る(自宅はホタル族が基本)と、風の強さに圧倒されて窓が勝手に閉まろうとする。観音開きのタイプの窓なので、開けるのに一苦労。風で灰が飛んでしまうのは危険なので、窓を風除け代わりに使って喫煙。やっぱり寒い。早々に切り上げて家の中に入ったら、くしゃみが止まらなくなった。どうやら気温の差が今ごろ来たらしい(^^;風邪引く前に薬を飲んでおこう…
2003.03.04
コメント(0)
うちの職場には、なぜか猫が住み着いている。お掃除の方々がえさを与えているからなのだが、どこから来たものかさっぱりわからない。どうやら、捨て猫らしいのだが……。それが、一匹二匹と増え、現在はどうにも、7~9匹いるらしい。そのうちの一匹、キジトラが柚木崎になぜか懐いている。仕事に行くと、「にゃ~ん」と鳴きながら寄ってくる。ご挨拶をしてくれるのだ。どこにいても分かるらしい。ちょっと離れたところからだと、あわてて走ってくるから愛らしい。その猫が、今日は面白い行動を取った。車から降りると、いつものようにご挨拶をしてくる。喉元を軽く撫でてやって、寄らねばならぬ場所へ向かう。いつもならここでお見送りなのだが、今日はトットコついてくる。「どしたのおまえ?」と声をかけると、「にゃ~ん」とお返事。どうやら送ってくれる様子。歩調を合わせて尻尾をピンとたて、リズムよく隣を歩く姿は笑いを誘う。かわいい。かわいすぎる。建物には入らない、というのが鉄則の猫たち。建物を前にして、ストンと腰を下ろした。そして、自分の体を舐め始める。「ありがとね~」ともう一度撫でて、建物内に入る。5分ほどで用事を済ませて外に出ると、まだ猫が座っている。……と、立ち上がるなり、突進するかのように走ってきた。柚木崎が驚いている間に、猫はするりと体をすりつけると、またトットコ歩き出した。どうやら一緒に行く気らしい。面白かったので自分の職場に歩いていくと、やはり建物前で座り込んで見上げてきた。ここまでね、と言っているつもりなのだろうか?「またね」と声をかけて、職場に向かった。なんだか今日はいいことあるかな?
2003.03.03
コメント(0)
すっかり忘れていて、今日出した。半月ほど前から「出さなきゃ」と言っていながら、今までなんとなく忘れているあたりが柚木崎らしい(^^; ふと布団に入って、眠りに落ちる寸前に気がつくのだ。「出し忘れた」と(^^;そんな雛人形だが、柚木崎宅のはとてもシンプルな雛人形である。陶器でできた女雛と男雛だけ、という、本当にシンプルなもの。最近のデザインのものなので、顔立ちも何となく昔のものとは違う。しまいこんでいたのを探し出して、玄関先に飾ると、なんだか少し嬉しげな顔をしているように見えた。実家の母の雛人形も、小さな雛人形である。ガラスケースに7段飾りの小さな人形や小物達が入っている。縮緬だったか……。もう数年見ていないので、どんなモノだったか詳細は覚えていないのだが、すべてのパーツが小さいながらも細工が凝っていて、あれはあれで圧巻だな、と思ったのを覚えている。亡くなった祖母が、「まだ持っているのねぇ」と感慨深げに呟いていたのを思い出した。さらにもう一つ。実家には雛人形がある。それはとてつもなく大きい7段飾りのもの。畳1畳以上のスペースを軽く使うような豪華なものである。組み立てるのも苦労した。これは亡くなった祖父がくれたもの、と聞いている。親父様が「寝るスペースが狭くなるのに」とぼやいていたのを覚えている。それを聞くたびに祖父が笑っていたのも、おぼろげに覚えている。その祖父が亡くなって、もうどのくらいが経つのだろう? 孫にとても甘い祖父だった。一つ一つの雛人形に、思い出がたくさん詰まっている。やはりそれは、重ねた年月の分だけ、思い出をも重ねていくのだろう。年に一度しか出てくることのないものだが、そのぶん余計に詰まっているのかもしれない。この時期になるといつもより多く思い出す、懐かしい人の面影は、どこかこの雛人形に重なるところがある気がする。
2003.03.02
コメント(0)
仕事帰りに用事があって、パソコンショップを梯子した。自宅PCのOSを変えるか、新しく買い替えるか検討するためである。パソコンに関して片割れのほうが詳しいので、片割れが重点的に見て回る。いくつかパソコン自体、興味をもったのがあったらしい。OSに関してはアップグレードしないことに決まった。片割れがパソコンを見ている間、柚木崎はあちらこちらを見て回っていたのだが、PDAが置いてあるスペースで足がぴたりと止まった。新しいモデルが出ている。もともと、柚木崎は古い型のクリエを持ち歩いている。片割れが新しいのを購入したため、それを貰い受けたのだ。その前にはPalmのm100を使っていた。思わず手にしてみる。軽い。しかも画面がきれいである。当たり前なのだが(^^; 片割れの新しいクリエと同じく、カラーである。遊び半分でゲームを立ち上げてみる。画面が鮮烈である。しかも、音源がFM音源なのだ。音がいい。未練がましく遊んでいたら、片割れが苦笑しながらきいてきた。「欲しい? 買う?」明日ほかの店を見にいくことになった。購入するかどうかは未定である。しかし、帰りにお腹がすいたので、回転寿司を食べにいった。回転寿司といって侮るなかれ。それなりにいいネタを出してくれるところを、実は発掘してあるのだ。…昨晩、美味しいものをいただいたからか。今日は泣きながら帰る羽目になった。
2003.03.01
コメント(0)
全31件 (31件中 1-31件目)
1