2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全31件 (31件中 1-31件目)
1
今日はハロウィンである。だからかもしれない、朝から面白い格好をした人を数人見かけた。片割れは、なぜか牛舎などでわらをかき集めるような三叉の鍬のようなものを持って歩いている女性を見かけたという。最初はなんだか分からなかったが、今日はハロウィンと思い当たり、仮装をするのか、と思ったそうだ。柚木崎は、魔女の格好をした女性や、ドラキュラ伯爵の格好をした男性(いずれも外人さん)を目撃している。可愛らしいし、素敵だと思う。「お菓子くれなきゃ悪戯しちゃうぞ♪」の言葉も愛嬌があっていい。(実際そうやって外人さんにお菓子をねだられてしまった)日本ではあまりポピュラーなものではないハロウィン。今日来た上司が言っていたが、日本でも普及させようとしている人がいるらしい。「世界的に行われているハロウィンの行事を日本にも!」と、声を大にしている人がいるとか。その言葉を聞いて、柚木崎も上司も失笑してしまったのだが。果たしてどれだけの国の人がハロウィンを祝っているのだろうか。これをやらない国はおかしい、とその方は言っているようだが本当におかしいのだろうか?人それぞれの考え方があるから、別にその考えをどうこう、と思っているわけではない。しかし、そういう思想はどうだろう?やってない国はおかしいから、やろう。そうやって独自の文化を否定するのはどうなのだろう。少し考えさせられる。そうやって少し前、日本はアジアの幾つかの国で独自の文化を消去させようとしてきた。今でもその軋轢は残り、普段は親日国家でも、特定の日は日本を毛嫌いする国もある。今でもそのときの傷が忘れられず、痛みを抱えたまま生きている人も数多い。同じ日本国内でもそうだ。いくつの文化が今はないものになってしまっただろう。そう考えると切ない気分にもさせられる。みんながやっているから。それは悪いことではないのかもしれない。でも、自分や、その国独自のものというものを大事にすることも必要なのではないだろうか。一人一人が違うからこそ、世界は楽しいものなのだろう。わずかな違い、大きな違い。どちらも尊重していいものなのではないだろうか。きちんと相手を理解し、相手を尊重すること。自分の考えだけを押し付けずに、相手を受け入れることも必要なことなのではないだろうか。人間関係でも同じことが言える。自分が一番でもいい。自分の考え方を第一に思ってもいい。でも、人の意見もきちんと聞き入れ、自分の中にある間違いや過ちを糺すこともありではないか。人間も、人間が運営する社会も同じ。正しいこともあれば、過ちもある。過ちは糺せばいい。いいことは守ればいい。人の意見を鵜呑みにせず、自分で考えて行動すること。それが必要なことなのではないだろうか。今日はハロウィン。いろいろなことを考えさせられる日でもある。
2003.10.31
コメント(0)
片割れの会社の同僚に、頼まれごとをされた。昨晩の話である。その方、どうやら柚木崎と同じ、1月生まれらしいのだが、片割れが話したことがあるからだろう。意外な頼まれごとだった。曰く、「一度で良いから見てみたいので、 アレキサンドライトガーネットを見せてください」片割れも柚木崎も、自分たちの誕生石を持っている。誕生石は身を守ってくれるとも言われるし、持っていると幸運をもたらすとも聞いたことがあるからだ。とはいえ、片割れの誕生石は高ので、おいそれと買えないのが残念なところである。反面、柚木崎の誕生石はそれほど「高い」というほど高くない。ガーネット。和名を石榴石(ざくろいし)という。ロードライトガーネットのように淡い色のものもあれば、アルマンダインのように濃い色のもの、アンドラダイトのように緑や黒、その他諸々、結構いろんな色の物がある。現在柚木崎が所持しているのは、ロードライトとアルマンダイン、アレキサンドライトである。ルース(裸石)なら、これにグリーンが入る。明るい炎のような色のパイロープも欲しいのだが、なかなかこれが手に入らない。赤以外の色が付くと、結構高価な物になるこのガーネット。片割れの同僚の方は、このうちのアレキタイプが見たいとのこと。その話を自宅に帰ってきてからした片割れは、どうする? と聞いてきた。「欲しいらしいんだよね、本当は」……欲しいなら分けてあげればいいじゃん、と正直に思ったので、分けてあげるという話になった。アレキタイプのガーネット。ルース(裸石)を、たまたま2つ持っていたのだ。爪の先ほどの大きさなのだが、きちんと色が変わる。グレーっぽい色合いから、明るい赤に。ピアスにしたらきっと綺麗だろう。一つ分けてあげることにした。しかし、ルースケースに入れてみると、本当に小さい。0.1ctとなると、本当に小さいのが分かる。持っていたルースケースも、余り大きくないのだが、とてもとても大きく見える。なんだか可哀想になってしまった。片割れと相談して、おまけをつけてあげることにした。同じくガーネット。ものはロードライト。薔薇色。安く仕入れたが、色合いや品質は良いものである。これと二つ組み合わせてピアスを作れば、揺れるタイプの可愛らしい物ができあがるだろう。また、ペンダントヘッドにしても良いと思われた。代金をきちんと支払うから、という話にもなったので、片割れにはくれぐれも「アレキ分だけ」と念を押した。それが今朝の話である。おまけ分は別に良いのだが、小さいけれど、アレキサンドライトガーネット、喜んで貰えると嬉しい。一度は手にしてみたいのだ、と言っていたそうだから、そういう人に、大事に持っていて欲しい。小さくてごめんなさい、と思ったけれど、喜んで貰えるなら嬉しいと、本当に思っている。
2003.10.30
コメント(2)
大事な友人が悩んでいたりすると、なぜか胸騒ぎがする。柚木崎にはそういう特性があるらしい。しかも、個人を特定してその人に関して胸騒ぎがする、というべきか。そうなるといても立ってもいられなくなり、電話なりメールなりの、最速の連絡手段を講じて連絡を取る。たいていそういう場合は、的中していることが多い。昔からそうなので、そういうものと思っているのだが実家の親などは気味悪がったりする。親にも友達に気味悪がられ。それがとても厭だった時期があるが、恩師の言葉で考え方が変わった。「お前のその感覚は、神様が授けてくださったものだから、 大事にしていくといいよ。 そうしたらきっと、お前には良いことがあるはずだから。 辛いこともあるかもしれないけれど、 神様がお前を一回り大きくさせたく思ってくれてるんだ。 お前なら乗り越えられると思っているからだよ。 だけど、悩んだりしたら一人で抱え込むなよ? お前はいつでも、一人ではないのだから」今でもこの恩師の言葉は忘れられない。この人は、柚木崎に人生をくれただけでなく、生きていくために必要ななにかをもくれたように思う。とても、とても感謝している。それ以来、神様を信じているわけではないが、(神様や仏様を信仰している方には申し訳ないけれど)この人の言葉を信じて生きてきた。今までもきっと、この言葉を抱きしめて生きていくだろう。実際、いろいろな経験を積んで来たけれど、辛いことや厭なこともたくさんあったけれど、これらが自分の糧になっているであろうことは分かる。無駄な時間じゃない。無駄な痛みじゃない。あの痛みと時間を乗り越えたからこそ、今の自分がある。痛みと時間を一人で抱えきれなかった自分もいるが、辛すぎて壊れてしまいそうだったとき、必ず誰かが傍にいてくれた。それは恩師だったり、妹だったり、友人だったりいろいろだが、やはりその人たちがいてくれなかったら、今の自分はなかったろう。感謝している。そんな言葉では足りないくらい、心の底から。たくさんの優しさを分けてもらった。たくさんの気持ちを分けてもらった。柚木崎も、少しずつではあっても返していきたいと思っている。友人たちや妹が悩んでいるとき、少しでも何かがしてあげられるように。悩みを抱えきれずに、悲鳴を上げている人も多い世の中である。そういう人たちにも、必ず誰かが傍にいる。辛い姿を見るのが辛いと、なにが自分に出来るだろうかと、傍らで悩んでいる人がいるはずだ。一人じゃない。悩んでいるのも辛いのも、孤独に感じても決して一人ではないのだから、乗り越えられるよ。それは誰にでも言えること。胸騒ぎがするたびに、柚木崎は友人に連絡を取る。一人じゃないんだと。少なくとも君を大事に思い、心配している人間がここにいると伝えるために。
2003.10.29
コメント(0)
楽天さんに、いくつかお世話になっているお店がある。そのうちのいくつかは、柚木崎の趣味のお店。さらにいくつかは、片割れの趣味のお店。そして、あとに残るは食べ物のお店である。一昨年くらいからネット上で買い物を時々するようになった。料金は着払い、もしくは代金引換。そういうところでないと購入はしない。さらに、お店として信頼するまで手は出さない。最終的には「実際に物を見てみよう」となるのだが、そこまでに至る時間は結構長い。買うと決めたら早いのだが。そんなこんなで、今年に入ってから利用させて頂いているお店がある。うなぎのお店だ。『浜名湖 うなぎのあいかね』というお店である。実は柚木崎、あまり鰻が好きではない。泥臭さと食感が苦手だったりする。お店にわざわざ食べに行くこともない。買うことも今までほとんどないと言っていい。しかし、片割れが鰻が好きなので、時々買っては匂いを気にせず食べられる方法で食べていた。それが、このお店のものは、気にならないのである。初めて買ったのは鰻の白焼きと、鰻茶漬けの2点。たれもついていて、自宅で蒲焼きにすることも出来る。しかし、白焼きというのを初めて見た片割れは、白焼きで食べたいと言い出した。お店の人から「お薦めの食べ方」を教えてもらったので、気が進まなかったのだが、試してみた。焼き上がり、一口かじった片割れが、目を見開いた。「凄く美味しい!」だまされたと思って食べて、と言われて、言われるまま一口かじった。……食べられる。確かに美味しい。これなら食べられる、と一緒に食べた。それ以来、こちらのお店のものは、買う。たまに地元のスーパーで、片割れが気になって買ったもの以外は、全てこちらの鰻を、ウチでは食べている。先日、鰻茶漬けの半額セールをやっていた。ちょうど自宅用ストックが無くなったところ。片割れに「うなぎょいる~?」と聞いてみた。てっきり「一文字違う!」とつっこみが入るかと思ったのだが、そのままスルーしてしまい、「いる~♪」と返事が。あとではた、と「なんかちがう?」と思ったらしいが。美味しい鰻。土用の丑の日だけでなく、たまに食べたくなるしろものらしい。今晩届くのはこの鰻茶漬け。やっぱりあっという間に食べちゃうのかなぁ?
2003.10.28
コメント(2)
目が覚めたら、涙が溢れていた。ここのところ、夢を見るたびに泣いている気がする。ずっと見続けている夢が、同じ人の夢だからかもしれない。職場の先輩の夢である。片割れと今、一緒にいられるのはこの人がいてくれたからに他ならない。柚木崎にとって頼もしい先輩であり、親しい友人であり、相談事にも乗ってくれる肉親のような感じの人でもあった。学生時代のサークルの後輩を亡くして凹んでいたとき、「元気だしなよ! 気分転換に外に出かけよう!」と、連れ出してくれたのがこの先輩で、学生時代からお世話になっていた人だった。就職してからも可愛がって貰えていたのが、嬉しかった。これからもずっと付き合っていくだろうから、と仲が良い友人たちと会わせてくれたのがきっかけで、片割れとも出会ったし、知り合いが増えた。しかし、もうその先輩はいない。柚木崎が慕った先輩は、もうどこにもいないのだ。でも、どこかで惜しんでいる自分がいる。なにが原因で、こんな関係になってしまったのか分からないから懐かしんで戻りたがっている自分がいる。もう、戻ることのない関係だと分かっている。けれども、戻りたい。そう思っている自分が、どこかに、いる。この話をすると、片割れはとても痛そうな顔をする。柚木崎が本当にその先輩を大事に思っていたのを知っているからだ。片割れにとっても、長く付き合ってきた友人である。豹変した理由を、片割れも知らない。だから、片割れもどこかで惜しんでいるのだろう。なにがあなたを変えてしまったのか、とどこかで問いかけているかもしれない。夢の中で、その先輩は以前と同じ笑顔で、同じ朗らかな声で話しかけてくることもあれば、憎しみに歪んだ顔で、口を極めて罵ってくることもある。どちらも心が痛む姿だ。もう戻らない姿を見るのがよいのか、見たくない表情で聞きたくない言葉を吐く姿を見るのがよいのか、柚木崎には判断がつかない。分からないのだ。どちらも見たくない。どちらも、もう、見たくない。片割れが目覚める前に、この涙をなんとかしなければ。心配させてしまわないように。何事もなかったかのような顔をしなければ。そう思いながら、心の中で呟く。思い切れないものだな、と。
2003.10.27
コメント(0)
昨日来た友人にも指摘されたのだが、柚木崎も片割れも、どうやら気に入った物をコレクションするのが好きらしい。現在の片割れのお気に入りは「ガンダム」結構前からなのだが、だからかもしれない。凄い数がある。プラモデルだけでも結構あるのだが、フィギュアはさらにそれを上回って相当な数。今では幾つあるか分からない状態である。もちろん、コレクションボックスも結構な数、ある。その中にそれなりの拘りを持って並べるのが片割れにとって今一番楽しい時間のようである。さて、柚木崎のコレクションはというと……。片割れと同じような物で、といったら「ハロ」だろう。ガンダムのマスコットキャラ的な存在である。この間までやっていた『ガンダムSEED』では、いろいろな色のハロが出てきたが、やっぱり一番黄緑色のオーソドックスなのが好きだ。なんて思っていたら、現在自宅には大きい物から小さい物まで一列に並べられるほどの数、揃ってしまった。これも笑われてしまったものの一つなのだが。実は、もう一つ、気づくと買ってしまう物がある。コンビニなどでひっそりと置かれているフィギュア。ナーゴ・コレクション。やはりバンダイである。どうやら片割れも柚木崎も、バンダイには弱いらしい(^^;見つけるとつい、1箱ではあるものの、購入してしまう。自制しているのと数が少ないのとで、現在、手元には3匹のナーゴがいる。ピングーに引き続いて、気に入りそうなキャラクターである。元々猫、好きだからなぁ。余り増えないようにしようと思っている最中である。職場のPCモニターの上で集会を開くようになってしまっては大変かもしれない。気づくと増えてるこういうアイテム。コレクションって、始めると、大変かもしれない。
2003.10.26
コメント(0)
何年ぶりに、という状態の友人が遊びに来てくれることになった。学生時代の友人で、本当に卒業してから何度会っただろう?何年会ってない時期があっただろう。数えるのも分からなくなるくらい、会っていない友人。遊びに来てくれる、と話が決まってから嬉しくて嬉しくて、遠足前の子ども状態になっていた柚木崎である。当日になって、不安が広がる。余りにも会ってない時間が長い。柚木崎、変わってしまった可能性が高い。分かって貰えるだろうか。また、柚木崎は友人を、分かるだろうか。これだけ長い間会ってない友人は、久しぶりである。自分の記憶力に不安を感じてしまった。弟分が到着し、友人から最寄り駅に着いたと連絡が入る。片割れと弟分、柚木崎の3人で歩いて迎えに行くと、友人の姿はすぐに目に飛び込んできた。大丈夫、忘れてない。友人も柚木崎をすぐに見つけてくれた。良かった、外見は少なくとも、そんな変わっていないらしい。一安心である。お昼時だったのもあり、お昼ご飯を食べ、片割れと弟分は「リベンジ!」と帰る途中にあるパチンコ屋へ消えていってしまった。彼らなりの気の遣い方である。久しぶりだからつもる話もあるだろう、と。おかげで、かなりブランクがあることを、すっかり忘れてしまえるようなそんな時間を過ごすことが出来た。たくさん話をして、たくさん笑って。一緒の時を過ごした時間は、そう長くはなかったけれど、変わってない友人が嬉しかった。予定が入ってしまい、早めに帰ることになった友人が、帰りがけに「全然変わって無くて嬉しかったよ」と言ってくれたのがなによりも嬉しい一言だった。本質的なところでは変わっていない。いつでも、戻りたいときに戻ってこられる。そういう人に柚木崎はなりたいと常日頃から思っている。それが少しでも出来ているなら、本当に嬉しい。片割れと弟分はその後、友人に会えなかったけれど(P屋ではまっていたらしい)また遊びに来てくれると嬉しいと心から思う。今度は片割れと弟分のことも知って欲しいから。友人と会わなかった数年間の間に柚木崎が出会った大事な人たちだから。
2003.10.25
コメント(2)
先日、後輩からある質問を受けた。「職場のデジカメ、持ってませんか?」どうやら見つからないらしいのだ。柚木崎はそもそも、職場自体にデジカメがあることを知らなかった。だから、正直に「そんなのあったんだ?」と聞き返したところ、「HPの仕事(職場のHP作成の仕事をしている)してるんだから、 持ってったんじゃないですか?」と言われたのである。その時には、「知らなかったし、持ってない」と正直に答えただけで、特にその後、気にしていなかった。それがである。今日もまた同じことを聞かれたのだ。同じ後輩に。「本当に持ってないんですか? 出てこないんですけど」同じ答えを返すしかない。本当に知らないし、見たこともないのだから、知らないとしか言いようがないし、それ以外の答えも持っていない。HPに載せている写真データをどこから持ってきたのかとか、家に持って帰ってしまっているのではないかとかいろいろと質問してくるが、言えることは一つしかない。写真データは自分のデジカメを使っている。それ以外は、上司が持ってきている物ばかりである。そもそもどこにあったものかわからないものをどうやって持って帰るというのだ。あまりにもぶちぶちと言われ続けるので、少々腹が立った。出てこない、ということは上司には聞いたのか。すると、上司には聞いていないという。思わず頭の中を「馬鹿か」という言葉がよぎった。HPに関しても、最終責任者の上司がいる。その上司にも聞いていなくて、いきなり柚木崎に聞いているのだ。分かるわけがない。腹が立っても後輩がやること。半分諦めも入りながら、上司に聞いてみた。デジカメを知りませんか、と。すると上司は驚いた顔でこう言ったのだ。「Sさんから借り出したよ。一時こちら預かりということで 話が通っているけれど?」開いた口がふさがらないとはこういうことだろう。柚木崎にいつまでも聞いてきたのは、このSという後輩。すっかり貸し出したことを忘れて、柚木崎が持っているだろうという固定観念に囚われてしまったのだ。上司から聞いた話を、そのまま後輩に話した。すると、後輩Sはあっさりと「そうですか。わかりました」で終わらせてしまったのである。こういう後輩は、どうしたらいいのだろうか。もう数年一緒に仕事をしてきているが、どうにも分からなくて困っている。せめて濡れ衣着せたんだから、謝って欲しいと思うのは柚木崎がおかしいのだろうか……。
2003.10.24
コメント(4)
真夜中の電話というのは、縁起が良い物ではない。そういわれるのはなぜだろう。夜は怖いものを隠し持っているからだろうか。得体の知れない恐怖は闇として認識されているからだろうか。無意識が、良くない内容の場合、夜中にかけようと選んでしまうのかもしれない。真夜中、というほどではないが、夜、電話があった。明日から兄のところへ向かう、実家の母からの電話である。なんだか厭な予感がした、というのは、間違いではない。開口一番、母はこう言ったのだ。「あのね、ぴーすけ(実家のセキセイインコ)が死んじゃったの」嘘、と思わず口をついて出た。まだ飼い始めて2年ほどの雌インコである。落花生の殻を割って、中の実を卵代わりに温めていた人なつっこくて甘ったれで我が儘な子だった。母が言うには、卵を産んだあとで体力落ちているところにどうやら風邪を引いてしまったようだ、と。調子が悪そうだったので、自分の布団に連れ込んで一緒に寝ていたのだが、明け方になって布団から飛び出していってしまったのだとか。何度か捕まえては布団に戻していたのだが、もしやと思って父のところに連れて行ったのだという。「お父さん、ぴーすけ死んじゃうかもしれない」母の予感は的中したそうだ。父の姿を目にしたぴーすけは、体力もそんなに残っていないのに父の元まで飛んでいき、耳元で体全体で息をしながら何かを話しかけ。母の元に戻ってきて、手のひらの中でじっと母の顔を見つめながら息を引き取ったという。「寂しくて仕方がないのよ~」と、半分笑うような言い方で母が呟いた。それはそうだろう。どこに行くにも連れて歩いていたのだから。それが、一昨日の話なのだという。そして、昨日。兄から夜中に電話があって、生まれたばかりの兄の子どもが、退院できないのだというのだそうだ。母になった兄嫁は退院したのだが、一緒に退院できないという。理由を聞いたところ、ミルクを飲めず、吐いてしまうのだそうだ。今は脱水症状を起こしているので、保育器に入っている。まさか、との思いがよぎったと母がいう。初孫も、まさか、と。きっと大丈夫。ぴーすけが守ってくれてるよ。そう母に話した。そうだねぇ、と半分泣きそうな声で母が呟く。「ぴーすけが代わりに逝ってくれたのかねぇ」きっとそうなのだろう。たくさんの愛情を注いでくれた父と母に、きっとぴーすけは愛情を返したんだと。そう思いたい。気をつけて行ってきてね、ということと、よろしく伝えてと言って電話を切った。真夜中の電話は、やはり良くない内容らしい。
2003.10.23
コメント(2)
忘れられない一言、というのは誰にでも存在する。嬉しいものであれ、悲しいものであれ、悔しいものであれ、楽しいものであれ。自分には、どんな忘れられない一言が多いだろう。ふと、そんなことを思った。嬉しかった忘れられない一言より、悔しかったり悲しかったりする一言の方が棘になって残りやすいようである。職場の先輩の一言に加えて、今の職場の上司に言われた一言も、忘れられない一言になって突き刺さったまま抜けてくれない。柚木崎の胸の内から。ウチの部署の最高責任者の上司から言われた言葉である。この職場に来る前、一年だけとはいえ、前の職場でも一緒に仕事をしたことがある。前の職場がなくなり、一年だけとはいえ一緒に仕事をしていた上司のところで新しく仕事を始めた頃のことである。気候の変化もあり、ずっと続いていた緊張もあり。数年に一度の酷い頭痛が訪れた。この頭痛、医者にもお手上げされてしまったもので、原因は不明だし、しばらくの間痛みで動けなくなる。申し訳ないと思いながら休みをもらったのを覚えている。頭痛が治まり、職場に行ったときのことである。迷惑をかけたであろう同僚(後輩含む)たちと上司たちにお詫びとお礼を言って回った。責任者である上司のもとも、当然訪れた。柚木崎の顔を見た途端、上司は驚いた顔で「もう大丈夫なのか?」と聞いてくれた。医者に行った経過、診断書、現在は大丈夫ということ。それらを説明したところ、上司は、とりあえずは治ってくれて良かったと喜んでくれた。そこまでは良かったのだが、次の一言が突き刺さったのだ。「N(前の職場)からきたものは、 パソコンといい、人といい、いかれてるのが多いからなぁ」多分、何気ない一言のつもりだったのだろう。彼が使っているノートパソコン、前の職場で使っていた物なのだ。それを持ってきて使っている。新しく購入したのと比べたら、もちろん型落ちだし、性能も落ちる。そのことを分かってないので、パソコンのことをとやかく言うのは仕方がない。しかし、「人間も」とはどういうことだ?驚きと、なにを言われたのか瞬時に理解できなかった空白と。柚木崎の頭の中は真っ白になった。上司は言葉を続けているが、その後の言葉を覚えていない。それだけショックな一言だったということなのだろう。帰宅後、片割れにその話をしたら、片割れは怒りの余り、しばらく口がきけなくなってしまった。そんな職場、辞表叩きつけて辞めてしまえ、とも言われたが前の職場の上司たちに申し訳が立たないから、と今でも仕事を続けている。しかし、忘れたことはない。彼に言われた一言を。こういう棘はいつ抜けるのだろう。悲しくなるが、いつか時が経って、自然と抜け落ちてくれるのを待つしかないのだろうか。
2003.10.22
コメント(4)
片割れに話したところ、爆笑されたことがある。ウチの上司の我が儘ぶりなのだが、柚木崎自身は呆れてしまい、開いた口がふさがらない状態になってしまった出来事である。うちの職場では、お茶代として毎年いくらかを個人個人が負担し、そのお金でコーヒーやら紅茶やらを買っている。金額は一律で、お金が足りなくなると追加徴収されるが滅多にそういうことはなく、成り立っている。もちろん一年間を決まった金額以内でやらねばならぬのだから、会計をやっている人は大変である。その金額の中からコーヒー豆(レギュラーじゃないと厭だと駄々を捏ねられたので)紅茶(それも種類を揃えろと我が儘を言われた)、日本茶(不味いのは飲みたくないと一蹴されたらしい)、お茶がらパック(飲みにくい茶殻は入って欲しくないんだと)、3gの砂糖(コーヒー、紅茶に入れる。6gは多すぎだとのことだ)、クリープ(ポーションタイプで個別のじゃないと厭なのだとか)等々を少ない金額の中から必死にやりくりしてくれている。これだけでもまず、「我が儘」が多い上司たちである。そう思うのは柚木崎だけだろうか?別に外人だからとか日本人だからとか、そういう差別・区別をしているわけではないのだが、上司の中でも日本人以外の人は特に我が儘を言う。それも、驚くほどの勢いで、ドイツ語混じりの英語日本語ごちゃ混ぜで訳分からないくらいにまくし立ててくれるのである。さすがに疲れてしまうので、会計の人はおざなりに対応をしているが、今回もこの人がいきなりまくし立ててきたのである。「なぜ普通の紅茶がないのですか?!」はい? と思わず聞き返したくなる質問である。しかも、いきなり隣で叫ばれたのだ。「私は普通の紅茶が飲みたいのですね~!!」他の同僚は知らぬ振りをしている。しかし、上司は明らかにそちらを向いて怒鳴っている。「なぜ普通の紅茶をおいてくれないのですか~?!」無視されているのが分かっているので、上司は明らかに激高してきている。……まずいだろう、これは。仕方がないので、柚木崎が後ろから声をかけた。あなたが今淹れた紅茶がフレーバーティーなだけで、普通の紅茶もありますよ。これがそれですよ。きちんと手にとって説明をし、見せてあげた。幾つも置いてあるから混乱したのだろう、と思ったからだ。ところが、上司の怒りはそこにあったわけではなかったようで……。「なぜ、トワイニングのアールグレーが置いてないですか?! 私はトワイニングのアールグレーが飲みたいのです! これは他の会社のアールグレーでしょ? こんなの飲みたくもありません!」……絶句である。柚木崎たちを含め、他の上司たちも、自分の飲みたい銘柄とかが限定されている場合は、自腹を切って買ってきている。もちろんそれは自分一人で飲んでいるもので、たまに他の人に分けてあげることはあっても、みんなで分けて飲むものではない。「自分固有の銘柄のある人は個人で」というのが暗黙の了解になっている節がある。最低限(?)を揃えているのだから、それ以上の我が儘は言わないというのが正直なところらしい。しかし、この上司にはそれがないらしく、自分の飲みたいものがないと怒鳴り散らし、当たり散らし……最後には大変な勢いで飛び出していってしまうのでちょっと怖かったりする。今回もぶりぶりと怒っていたなと思ったら持っていた湯飲み茶碗を床に叩きつけて割ってしまい、そのまま「担当者に文句を言いに行く!」といって部屋を飛び出していってしまったのだ。その背中を呆然と見送って。大きくため息をついてから、後かたづけを始めた。今まで無視していた後輩たちが騒ぎ出す。「なんだか訳わかんな~い」柚木崎よりもその上司とつきあいが長いのに、いなくなった途端にそんな発言で騒ぎ出す。目の前で言ってくれよと思いながら片づけて、あきれかえって帰ってきた。その話を帰宅後、片割れに話すと、しばらくの絶句のあと、こうぽつりと漏らした。「馬鹿は相手にしない方が良い」……世の中、困った人はたくさんいるということだ……。
2003.10.21
コメント(6)
目が覚めたら視界が回っていた。そういう経験が何度かある。今朝もそんな状態で、目を開ける前からぐるぐると世界が回っている感じがする。気持ち悪い。目を開けるといっそうそれが酷く、吐き気が来る。どうしたものか、と気持ち悪いのを抑えながら悩んでいたが、今日は仕事を休ませてもらうことにした。ごくたまにこういう日がある。なにが原因なのか分からないのだが、視界がぐるんぐるんとゆっくり回っている感じがしてまっすぐ立っているのが困難になるのだ。吐き気は勿論のこと(船酔いに似ている)、歩いても蛇行しているし、体全体がだるくて、動くのも億劫になる。大変なものぐさになる、というべきか。片割れが心配しながら仕事に出かけていった。「なんか食べるんだよ?」と言われたが食べられる状態じゃないのが現在の状況。少しでも食べられる状態になったらね、と思いながらベッドでごろごろ。気持ち悪い。なんで世界が回っているんだ?この周り方、気持ち悪いじゃないか。そんなことを考えていたら、いつの間にか眠っていた。目が覚めるとお昼過ぎ。まだ目眩は酷い。さっきよりだるさは減っているが、代わりにものすごい寝汗を掻いている。それはそれで気持ちが悪い。着替えたいな、と思っているうちにまた眠りに落ちた。次に目が覚めると、かなり外が暗くなっている。枕元の時計を見ると、夕方もかなり過ぎていた。気持ち悪さは相変わらずだが、視界のぐるぐるは少し収まっている。起きてみようか。そう思って起き出してみた。少しふらつくものの、なんとか大丈夫そうである。起き出してみたら宅急便が届いた。受け取りのためにちょっとあわあわ。そのままソファに座り込んで脱力。まだどうやらちょっと駄目そうである。今日初めての煙草を吸いながら、流れ星を見て寝るべし。明日は仕事に行かねば……。
2003.10.20
コメント(6)
金曜に体調不良だった柚木崎。でも、昨日は回復してるようだったので、少しお出かけ。しかし、今日になってまた体調が悪い気が……。日曜なので、片割れも爆睡している。柚木崎も便乗して爆睡しようと思っていたのだが、日が昇るとそうはいかなくなってしまった。今日は昨日とうってかわって良い天気である。天気予報、どうやら一日間違えたらしい。まぶしいな、と思いながら寝返りを打ったところでいきなり電話が鳴り出した。電話の主は妹である。【あのね~、実家にね~、リンゴ持ってったの~!】朝からかなりのハイテンションである。う~、眠い、まだ半分頭が寝ている。でも、実家いなかったんじゃないか?【うん、いなかった~! だから玄関にぶら下げといた~♪】わかった、そう伝えておくよ、ありがとう。ウチの実家にまで気を遣わせて、いつも悪いね。【いやぁ、青森から2箱も送られて来ちゃってさ~、 ちょっと傷があるんだけど許してたも♪】そんなん気にしないからだいじょ~ぶ。ホントありがと~。【ホントは柚木崎家にも持って行こうと思ってたんだけど、 いきなり持って行くと怒られちゃうから今回は辞めた。えへ】えへじゃない、えへじゃ。こんな会話を1時間ほどして、電話を切る。片割れはまだ隣で爆睡。羨ましい。柚木崎も寝る。そう思って布団をかぶって……約1時間後。またもや電話でたたき起こされる。今度は柚木崎の母からである。【お兄ちゃんトコね、来週の金曜の夜行で行くから。 あんたたちは行けないよね?】行けません(^^; ごめんなさい。【仕方ないけどさ~、お祝いはどうするの?】あ、持って行ってないですね。お願いできないね、そうなると。【全く、だから早く持って来いって言ったのに】できないこともあるんです、ごめんなさい。宅急便で送るからいいです、気をつけて行ってきてください。【はいはい。寒くなる前に行ってきちゃうよ】ごめんなさい、本当に。兄ィと嫁さんにもよろしく伝えてください。そんな話をまたもや1時間ほど。片割れはまだ爆睡。全く起きる気配もない。……柚木崎もまた寝る!そう決めて布団をかぶって………今度は人が訪ねてきて飛び起きた。今回ばかりは片割れが出る。休日の来客(予定ナシ)は、片割れが対応するのがいつの間にやら決まったことだ。パジャマ姿の半分寝ぼけ眼で玄関先に立つと、二件お隣のMさんが、Sくんを連れて立っていた。暫く話をしてから戻ってきた片割れ。もう起きる、と言い出した。時計を見ると昼の2時過ぎ。片割れは十分眠り足りた様子である。柚木崎はまだまだ眠り足りない。ついでに言うと、背中に悪寒が走っている。厭な感じだ……ゆっくり眠りたかったぞ、今日の休み!そう思いながら起き出した休日である。
2003.10.19
コメント(0)
とはいっても、本当に一日だけのお出かけである。目的は水汲みという、人に話すと笑われてしまう目的なのだが。天気予報は晴れといっていたのに、車で向かっている途中から雨が降り出す。慌てて干していた布団を取り込んでいるお宅を見つけて「やばい、ウチも洗濯物……」と思い出したが戻るにはちょっと遠くまで来すぎていたので、吹き込まないことを願って目的地へ向かう。目的地:山梨 忍野八海高速道路は使わずにのんびりと下道で向かっていく。途中の一本橋は、マナーがいいというのだろう。車がすれ違えない幅の橋なのだが、きちんと交代で橋を渡っている。どういう決まりなのか分からないのだが、暗黙の了解、というやつなのかもしれない。いつも通るたびに思うのだ。みんな、ある程度反対車線に車が溜まると止まるな、と。優しい気持ちがこの橋を支えている。そう思いながら通り過ぎた。山中湖を今回は左回り。いつもは右回りでいくのだが、なんとなくいつもと違う風景が見たいと片割れが左にハンドルを切った。途中まではなんどか通っているのだが、やがて見慣れない景色が窓を流れるようになる。雨が強くなったり弱くなったり。別荘も多いが、大学や会社のレクリエーションセンターも多い。「ここは○○大学のだね」「ここは××××だよ」目に入る景色を説明しながら、車は目的地へ向かう。黄色がカラーの会社の敷地を横切ってようやく目的地へ到着。いつも駐車させてもらっているおみやげ屋さんの駐車場へ。今日はツアー客が来ているらしく、大型バスが止まっているのと同時に、人があふれかえっている。「雨降ってるのにね。残念だね」そう片割れと呟きあいながら人混みを抜けていった。ここのところ、忍野八海に行くたびに思う。水量が減ってきているな、と。富士山からの湧き水があちらこちらから湧き出している場所。その水量が減っているということは、富士山からの地下水脈が枯れかけているということか。澄んだ水面を覗き込むと、かなり深いところに大イワナの姿が見える。手のひらを広げた大きさにしか見えないから、かなり深いところにいるんだな、と推測しているのだが。「お前も住みにくくなってくるな」と声をかけたら後ろの観光客の人にくすりと笑われてしまった。深い深い池を一つと、すぐ傍の池を一つ。他にもあるのだが、そちらは省略してのんびりとこの二つの池を片割れと見ていた。綺麗な水は気持ちを安らかにしてくれる。心まで洗われた気持ちで車に戻る最中、後ろから年配の男性3人に追い越された。大きな声でがなり立てながら追い越したその方々は、「ただの水たまりを見に来てなにが面白いんだか!」と大変立腹されている様子で、足音も荒く、すれ違う人たちにもわざとぶつかりながら歩く。片割れと二人、小さくため息をついた。車を停めさせて頂いていたおみやげ屋さんで定番のおみやげを買い、水を汲ませてもらい、また下道で帰路についた。いつもなら帰りは高速道路で帰るのだがなんとなく今日は二人とも下道を通りたい気分だったらしい。来たときとは少し違う道を辿って自宅についたときはすっかり暗くなっていた。片割れの同僚宅におみやげを一つ置いてきたのだが、喜んでもらえると嬉しい。そして、北海道の友人にも宅配。火曜日の夜、届くはずである。まだ紅葉には少し早い小旅行だったが、気持ちは随分リフレッシュした。さて、また月曜から頑張るか……。
2003.10.18
コメント(0)
最近、夜空を眺めるのが日課になっている。雨が降っていようと、曇っていようと、夜になると煙草を吸いながら空を眺めるのを日課としている。昨晩も、寒い寒い言いながらベランダに出て煙草を吸いながらオリオン座を眺めていた。そんな柚木崎が時々見に行くサイトがある。アストロアーツという、夜空を見上げるのに参考になることが載っているところだ。星ナビとかを買うのも良いが、ここをみるのもなかなか楽しい。最近お気に入りの場所である。もう一つ気に入っているサイトがあるのだが、それも実は夜空も関係しているサイトだったりする。それはこよみのページというところだ。旧暦と夜空。どちらも興味のあるところなので、よく見に行くサイト、と言っていい。今日はアストロアーツを見ている。仕事の合間を縫ってのサイト巡り。そんななかで、気になる記事を見つけた。10月21日にオリオン座流星群がピークを迎える、とのこと。もうすぐの話である。来週の火曜日。そのことについて少し詳しく書いてある記事があったのでそれを見ながら夜空を思った。視力回復のため、とかいいながら実は柚木崎、もともと夜空を眺めるのは好きである。うちの職場はかなり高台にあるのと、周りに明るい建物がないため、本当によく夜空を眺めることが出来るスポットとなっている。流星群か……職場に見に来るのも手だな、と内心思いながらどこでどうやってみようか考えるのも楽しい。夜空はこれからの時期、見るのが楽しくなる時期である。空気が澄んでくるからだ。まずは来週火曜日。どうやってどこで見ようかな。
2003.10.17
コメント(0)
久しぶりに良い天気になった。柚木崎は今日、仕事が休みだ。片割れも同時に休みを取ったので、平日なのに二人で休み。贅沢な感じだが、半分以上は寝て過ごしているのでもったいないような妙な感じである。天気が良いので、溜まっていた洗濯物を一気に洗うことに。片割れはまだ寝ている。洗濯機が一生懸命働いてくれている間に教え子からのメールの返事を書く。そうか、もう結婚とか言い出す年頃になったのだな。まだまだだと思っていたのに、そんな感慨に耽りながら挨拶のための下準備やらなにやらを長々と書いて送信した。一人だけれどPCに向かって、思わず笑みがこぼれる。そうやって頼って貰えるのは、嬉しいからだ。そんなこんなで洗濯終了。でもまだ半分なのだ。洗濯した分を籠に入れて、残りをまた洗濯機に放り込んでぐるんぐるん。洗濯機に「よろしく!」と声をかけて前半を干すためにベランダに出た。抜けるような、とまでは言わないが、まずまずの天気。これなら乾いてくれるだろう。半分を干し終わって部屋にはいると、なんだか背中に悪寒が走る。妙だな、と思って一枚羽織ったのだが、まだなんだか寒いような。片割れはまだ寝ている。外はそんな寒いと思わなかったのだが、と思ってソファに座り込んでいたら、残り半分の洗濯が終了。さて、全部干すか。立ち上がったところで片割れが起きてきた。「一緒に干す~」ありがたくその申し出を受けて、二人で一気に洗濯物を干した。……やっぱり寒い。今年はマンションの防火責任者になっているので避難訓練、防火訓練をしなければならない。消防署に話をしに行くのやらなにやらの手続きの一切を片割れごめん、と思いながらお願いして申し訳ないけれど柚木崎は横にならせてもらった。寝てても寒い。どこからかすきま風が入ってくるかのように寒い。風邪、引いちゃったのかなぁ?そうだとしたら厭だなぁ。今週末は山梨に、道が凍る前に行こうって思っているのに本当に風邪引いちゃっていたら厭だなぁ……早く治すべ。
2003.10.16
コメント(0)
今日は職場でイベント事がある日である。柚木崎は直接絡んでいないイベント事ではあるが、たくさんの人が集まることになっている。そういうイベント事のときは別の部署からお弁当が支給されることになっている。「出勤する」と連絡をしておけばお弁当がもらえるので連絡をしておいたのだが。そのお弁当。特定の場所まで受け取りに行かなければならないのだ。もちろん、他の職場の人たちも、ある時間になると集まり始めることになる。最近は仕事でごたごたしていてすっかり忘れていたのだが、片割れの件で仲がこじれてしまった先輩とも顔を合わせなければいけない状態になっていたことにそのときになって気づいた。同僚と一緒にお弁当を受け取りに行った時のこと。同僚はその先輩と仲が良い。柚木崎が気づく前に気づいて、先輩に声をかけて小走りに駆けて行った。これは柚木崎も行かざるを得ない。なるべくゆっくり歩いて近くまで行って、「お久しぶりです、こんにちは」と声をかけた。すると、先輩は見てみぬ振りをしたのである。先輩と一緒にいた、柚木崎からすると後輩にあたる子が同じように挨拶を返そうとしてくれてそちらに目をやったときに驚いた。後輩の足を思いっきり踏みつけたのだ。右腕は後輩の背中に回っている。後輩は驚いたように目を見開いて、口も開いたまま閉じることができない。相手にするな、返事を返すな。そういう無言の圧力だったのだろう。相当痛かったと思われる。その間もにこやかに柚木崎の同僚と話をしている先輩。相変わらずである。他にも続々と人が集まってきて柚木崎は他の人たちと話すのにその場を離れたから良かったが、後ろから聞こえよがしの声が聞こえた。「あんなに嫌がられてるのに別れないんだから 現実見つめる度胸がないってことだよね」他の人にも聞こえたらしく、何事かと先輩を振り返って見ている。そうやって視線を集めたのが嬉しかったのだろう。またもや得意げな顔で、柚木崎の同僚に向かっていいかげん聞き飽きた嘘八百を並べ始めたのである。滅多にそういう争い事のない職場である。みんなが興味津々になるのは分かる。だが、柚木崎がその場にいるというのに、長年一緒に仕事をしてきて、人柄だってわかっているだろうに。相変わらず先輩の口車に乗る人が多い。そうやって騒いでるほうが楽しいのだろうか?人を傷つけて遊ぶのが楽しいのだろうか。よく分からないが、相変わらず先輩はその「遊び」が楽しいようだし、取り巻いてる人たちも飽きてはいないようである。こちらはきちんと礼儀を尽くしていればいい。いずれ分かってくれる人も出てくるはずである。そういう範囲のことのみ、相手にしていなければ向こうだっていずれ飽きるはずである。そう思って我慢しつづけて数年。そろそろ限界かな? とも思っているがいつまでも飽きないよなぁ、とあきれているのも半分である。火のないところに不審火。そんな感じの柚木崎の心境である。
2003.10.15
コメント(8)
今週は変則的に休みがある。そういう週が年に一度ある。その休みの一日が今日だったので、仕事関連で銀行と郵便局に行かなきゃいけない用事があったのもあり、雨が降っているが、ふらふらと出かけることにした。雨は小降り。止む気配なし。のんびり歩きながら銀行まで。鴨が少し水量の増えた川を、流されて遊んでいる。ちょっと寒いがいいかもしれない。歩くにはちょうど良い季候だ。銀行で振り込み及び入金をすませ、郵便局で支払いを済ませ、ふと今日は買い物をするにも適した日だと思い出した。火曜日は近くのスーパーで100円市をやるのである。雨も降っているからあまり買い物をしないようにしようとそれでも覗きに立ち寄った。立ち寄ってしまうと結構買ってしまうもので、持って行った買い物バッグに入りきらずレジ袋というのだろうか? あの袋をもらうことになってしまった。もらうつもりはなかったのになぁ、こんなに買うつもりもなかったのになぁ。そう思いながら詰めていたときのことである。同じようにいくつか買った品物を袋に詰める場所がある。そこはもちろんテーブル状になっているし、食べ物を含め、買った品物を一時的に置くところになっている。柚木崎が詰めているところとは別のところ、すぐ隣の場所で、親子連れが同じように品物を詰めていた。それだけだったら気にしなかったのだが、2~3才くらいの男の子が一生懸命そのテーブルに足をかけ、登ろうととしているのである。母親は叱るかな、と思いながらその背中を見ていた柚木崎はその母親の取った行動に目を丸くしてしまった。子どものその行動に気づいた母親。いきなり子どもの両脇を抱え上げ、靴のままテーブルの上に乗せたのである。子どもは大喜びで飛び跳ねる。土足のまま、テーブルの上で飛び跳ね、ビニール袋の設置されているところをたたき、引っ張り、どこまでも引き出して、一部破損したのが見えた。悪行の限り、というべきかもしれない。目の前で詰めていた女性が目を丸くして見ている。しかし、母親は気に留めない。自分の子どもがやっていることに全く目をやることもなく。自分の物が詰め終わったら何事もなかったかのように子どもを抱き寄せ、抱え上げ。さっさとその場を立ち去ってしまったのである。柚木崎も、なにも言えなかった。一緒のテーブルにいた女性も、なにも言えなかった。柚木崎は場所が少し離れていたからという言い訳に近いことを自分に言い聞かせているがやっぱり言えば良かったと後悔している。お母さん。子どもは叱るべきじゃないのか?一時的にとはいえ、食べ物も載せる場所。土足で乗っていいところではあるまい。自分以外の人も使うところだという認識をお母さん自身も持つべきじゃないのだろうか。悪いことをしているなら、きちんと叱るのが親の役目じゃないのか?褒めるところはきちんと褒めるのが親じゃないのか?親だからやらなきゃいけないことがあるだろう。親じゃなければできないこともあるだろう。親は、きちんとその「義務」を果たさなければいけないのではないだろうか。今でも気持ちがもやもやしている。やっぱり離れていても言うべきだった。
2003.10.14
コメント(6)
どうにも最近、仕事が立て込んだ次の休みは爆睡しているように思えてならない。片割れが「寝てていいよ~」と言ってくれるから余計になのかもしれないが。昼近くにおきて遅いブランチ。買い物行くぞ~、と思っていたのだが、片割れが「行ってくるから寝てていいよ~」とここでも甘やかしてくれてしまうものだから遠慮しないでまた寝てしまった。平均睡眠時間を聞かないで欲しい、というくらい寝ている。成長期でもないのだから、ここまで寝てもどこにも成長しないのだが…(最近は自棄になって「横に成長中」と宣言している)そんな柚木崎が爆睡している間に実家の母から電話が入っていたようなのだ。出産祝いの話だったそうである。近所の人たちに相談をしてみたら柚木崎たちが考えていたお祝いはいいかもしれない、と言われたそうだ。そのことを教えてくれるために電話をくれたそう。もう3000gになるってよ、と片割れが話してくれたよう。母は笑って「そろそろだねぇ」といったそうだ。本当にそろそろだ。楽しみである。女の子といわれているが、本当に女の子かどうかも楽しみ。どちらでも構わない、というのが兄たち夫婦の考えだし、柚木崎たちもどちらでもいいと思う。母子ともども元気に退院してくれればそれでいい。それにしても、寝ててごめん。気づかなかったよ、か~ちゃんの電話…(^^;
2003.10.13
コメント(2)
直前になってごたごたした仕事が今日やっと終わってくれた。一安心と言うか、ほっとしたと言うか。好評いただいた料理に関しても、良かったと思っている。次からもこれでいけるから安心だ。なかなか引継ぎすることがないのだが(どうやら柚木崎はこういうのが得意だと思われているらしい)引き継ぐことがあるなら引き継ぎたいと思っている。この仕事は大変だぞ…(^^;雨が降った後だったのに油断していた。タイル張りの職場でみごとにすっ転んでしまったのである。ひざをすりむいてしまった。片割れには「見たらこけてるし」と笑われるわお掃除の方々に「相変わらず仲がいいわよね」と言われるわ。仕事をしている間はあんまり思わなかったのだが、後になってみるとあちらこちらが痛いこと痛いこと。右足首をどうやら捻挫気味にしているらしく、腫れというほどの腫れは見られないのだがずきずきと痛みが走る。足首がやわらかいらしく、捻挫は大したことなく済んでいるので甘く見すぎていたかもしれない。雨上がりのタイルは要注意である。帰宅後に持ち帰ったお菓子を二軒お隣の子供たちに届けた。仲良しの子供たちである。チャイムを鳴らしたら唐突に玄関が開き、お兄ちゃんのS君が飛び出してきた。「なに~? なにもってるの~??」好奇心旺盛な瞳で見上げてくるものだから「お坊ちゃま、おやつでございます。どうぞ」とふざけて箱ごと差し出した。するとSくん、きちんと「ありがと~」とぺこり。成長したものだな、とこんなところで思う。いつもならお母さんの「ありがとは?」の一言があるのに。お母さんとお父さんにご招待されたので、遅めの時間だから少しだけ、とお邪魔させていただいたのだが結局Sくんたちが寝るまで帰れなかった。Sくんに帰らせてもらえなかったというのが正解かもしれない。久しぶりに小さい子供に読み聞かせをさせてもらった。疲れきって帰ってきて、ふと思い出した。今日は新潟から友人がきていて、この間引越しを手伝った友人の家に泊まるはずである。「電話をするよ」といっていたのだ。こちらにくるという話を最初に貰っていたのに、柚木崎の事情で会うことができなかったからせめてものお詫びである。元気そうな声を久しぶりに聞けてよかった。家主の友人もいろいろ溜め込んでいるみたいである。それも心配なのだが…携帯同士の話である。あまり長電話はできないのと、充電が切れかけてきたと言うことで、途中で話を終えてしまった。申し訳ないと思いつつ…柚木崎のどたばた仕事は、あとは入金を済ませれば終了である。友人のごたごたも早く終わってくれればいいなと思う。
2003.10.12
コメント(0)
人にお祝いの品を選ぶのは楽しいことである。相手の喜ぶ顔を思い浮かべながらなにが良いか悩むのは、楽しく、そして嬉しいことでもある。そんなお祝いの品を買いに出かけた。一つは柚木崎の実兄のところ。もう一つは、幼なじみの妹のところのお祝いである。なんのお祝いかというと、出産祝いとなる。ずっとなにをあげようか悩んでいた。出産祝いは今まであげたことがないからである。いとこ達の子どもにも、あげたことがない。代わりに従姉のところは生まれたと聞くとぬいぐるみを持って行っていた。この間生まれたばかりのところはまだ早そうなので、次に会うときかな、と思っているのだが。兄のところと彼女のところはそうはいかない。兄のところは来週くらいには生まれるのではなかろうかという勢いである。お腹の中で2,900gを越えたとのこと。「小さく産んで楽しようと思ったのに」とは、兄嫁の言葉である。なかなか面白い兄嫁で、メールのやりとりを話すと大抵の人が大爆笑してくれる。幼なじみの妹のところは来年の2月くらい、とのことを聞いている。なぜ彼女にというと、柚木崎と片割れが一緒になったときにずっと連絡を取っていなかったにもかかわらずお祝いをくれたお嬢さんだったからだ。小さい頃、このお嬢さんを妹のように可愛がった覚えがある。彼女のような妹が欲しかったな、というのが本音だが、残念なことに柚木崎には下にあたる者がいない。それはよしとして。ぬいぐるみは今回はナシとして。なににしようか本当に悩んでいた。どちらも初めての子どもである。赤ちゃんグッズはそれなりに揃っていると思われる。実家の母とも相談して、離乳食を始めた頃に使う食器セットにすることにした。キャラクター物が良いと最初は思っていたのだが、片割れがいろいろ見ていて選んだ物がある。曰く、「きちんと使うお母さんのことを考えて作られている」とのこと。スプーンの柄の曲がり具合だとか、器の中の構造だとか。そんなところまで見ていた片割れはまた凄いと思う。ラッピングもしてもらって、買い物終了。それにしても、そういう買い物に行くと、お母さんと子ども連れかこれから赤ちゃんを産もうという夫婦ばかりで柚木崎たちはちょっと異色だったように思われる。赤ちゃんとずっと遊んでたお母さんもいた。兄たち夫婦や彼女の家もいずれはああなるのかな、と少しほほえましく、暖かい気持ちになった一日であった。
2003.10.11
コメント(0)
職場の関係の子で、一人行方不明になっている子がいる。最初にそれに気づいたのは、週一で来ている上司の一人だった。「全然姿を見ないの。友達も連絡取れなくて心配してる」正直、柚木崎は全員の動向を把握できない。人数がとんでもない数いるからだ。でも、連絡を取ろうと思えばそれなりの手立てを取って取ることはできる。その話をされたのは2週間前のこと。即座に連絡を取る手立てを講じて、郵送で(それしか連絡を取る方法がなかった)「大至急連絡をくれるように」と送った。しかし、郵送物はむなしく転居先不明で戻ってきてしまった。知っている携帯電話も通じない。実家の連絡先は…わからないのだ。どうしたことかと悩んでいたところ、その上司から大変なお叱りを頂いてしまった。「もしものときに責任を問われたらどうするつもり?」と。この件に関して、柚木崎は独断で動けない。直属上司に連絡をして、上司の判断を仰いで、その判断に従って動くことしかできない。だから、そう言われても柚木崎にできることは一つしかない。心配してくれているその上司に頭を下げるだけしかできないのだ。平謝りに謝って、捨て台詞を吐かれて。部屋から出て行ってしまった上司の背中を見つめていたら大きなため息が出てしまった。直属上司がそれ以上の連絡の方法がない、というならそうするしかない。しかし、一つ手立てがあるといえばあるのだ。お父様の職場に電話をかけること。そして、その子の動向を聞くこと。それを上司はしたくないと言うのだから、仕方がない。そう思ったのだが、その上司の気持ちが痛かったのと、友達の気持ちが切なかったのが柚木崎には辛かった。仕方がない。最終手段を使うしかなさそうである。……最終手段とは。言葉による誘導である。あまりやりたくない方法ではあるが、そうするしかない。及び腰の上司をうまく誘導して、親御さんに連絡を取る許可が出たのは帰宅時間をとおに過ぎた時間だった。大至急連絡をとり、いらっしゃらなかったので折り返し連絡を貰う。その電話口で、親御さんは絶句していた。まさかそんなことになっているとは露知らなかったと言う。つい先日も電話で話したのだ、と。親御さんもうまく誘導して、その子と連絡が取れるようにしてもらって、こちらに至急連絡をくれるようつなぎを取ってもらうことにして。その仕事が終わったのは仕事終了時間を2時間過ぎたころのこと。そのころにはすでに上司も帰っており、いろんな手続きは柚木崎の独断でやらねばならなくなった。最近、そういう子が多い。いきなり引越しをしてしまい、携帯電話の番号も変え。親以外の誰とも連絡を絶ってしまう。それがどれだけ周囲の人間を不安にさせるかきっと分かっていないのだろう。今回もたくさんの人を不安にさせて、ニュースを見るたびに心臓が痛い思いをさせて。当の本人は一体どういう顔をして戻ってくるのだろう。それを考えると、その原因を作ったことになる柚木崎はいたたまれない気持ちになる。はやく人のことも思いやれる人になって欲しい。そう願いながら仕事をするしかないのだな、と大きなため息をつきながら職場のかぎを閉めた。あぁ、あさっても仕事だ…
2003.10.10
コメント(2)
ここ数日、慌ただしさにかまけてあまりニュースを見ていなかった。良い傾向ではない。今日は少し余裕があったので、ネットのニュースを開いた。良いニュースは少なく、悪いニュースが多い。小さくため息をつきながら流し読みしていたのだが、ある一点で視点が止まった。「いじめ」の一言についている主語が気になったのだ。そのニュースはこれである。結構前から問題になってるじゃん、と片割れは言うが、柚木崎は気づいていなかった。それもやばいな、とは思うのだが。なにより、この内容を見て愕然とした。教師たるものがこれでいいのか?教育委員会なるものが、これでいいのか?読めば読むほど腹が立った。目の前が緋色に染まる経験など、余りしたくないのに、染まっていくのが分かった。なんてことだ。9才の子どもが教師によって虐められるとは。そういう柚木崎も、厭な経験をした一人である。だから、同じような経験をする子どもが増えて欲しくないと思っている。当たり前のことだ。自分がやられて厭だったことを人がやられて喜ぶような人間にはなりたくない。PTSDに悩んでいるこの子をたくさんの弁護士が助けようとしている。たくさんの人たちが、この子を守ろうとしている。それは凄く嬉しいことである。喜ばしいことである。この子には「自分は要らない人間ではない」ことをたくさんの人が教えている。本当にそれは嬉しい。しかし、教育委員会の教師に対する処分は余りにも軽すぎるのではないだろうか。停職6ヶ月なんて、やったことと釣り合わないように思われる。教師が戻ってきたら、その子はまた虐められるのか?癒され始めている傷を、さらに広げられるのか?冗談じゃない。きちんと適性検査をするべきだと思う。いつまでも持っていられる資格ではなく、詰め込めば取れる資格と言うだけではなく、これからは教師たるもの、人間性も必要になってくると思うのだ。一人の人間を育てるのには家族だけではできないこともある。学校だけではできないこともある。お互いにフォローし合っていくものだろう。だからこそ、人間性というものが必要になるのではないだろうか。この子には早く元気になって欲しい。一番世界を楽しめる年頃だから。世の中は辛いことばかりではない。楽しいことだってたくさんあるのだ、と。
2003.10.09
コメント(2)
気をもんでいた仕事の一つがようやっと終わってくれた。準備も慌ただしかったが、当日はもう、走り回ること走り回ること。一所に落ち着いていることがほとんどなかった柚木崎である。来客の接待も、まさかこんなことになろうとは思いも寄らない状態だった。母国は韓国、とおっしゃる方を相手に、韓国・北朝鮮の問題や政治について、大学の在り方、経済の状況、若者とのギャップの激しさ……話す内容は多岐にわたり、時々韓国語を交えながらの会話を1時間余り。担当の上司に来てくれるよう要請していたのだが全く来る気配がなく、結局は柚木崎と長く話してしまった……。その後、やっと来てくれた上司とバトンタッチし、来客と姿を消したのを見て片づけようとしていたら、レセプションの料理がもう届いているとの連絡が。職場に着いた時点で携帯に連絡を入れて欲しいと携帯電話の連絡先も教えていたのに、そちらには電話がかかってきた様子がない。連絡をくれた他の部署の人は明らかに機嫌が悪い。平謝りに謝りながらすっ飛んでいってこちらの意向を伝えながら準備を進める。ある程度の準備が終わったところで飲み物を取りに走る。その際に片づけ途中だった茶器を片づけ、持ってきた飲み物類を配置してようやっと一息……と思いきや。レセプションが始まったと思ったらあっという間に料理がなくなってしまった。予想以上に人が来すぎたのだ。慌ててデリバリーのピザを頼んだのだがその電話をするために自分の机に戻らねばならずまた走る羽目に。注文を終えて戻ってみたら、なぜかもう閉会の挨拶をしている。そんなことは聞いていない。頼んだピザはどうするのだ。Lサイズを2枚も頼んでしまった。そう思っていたら、まだ飲む人たちがいるという。その人たちのところに持ってきてくれれば、ということなので、そのつもりでいたらもうピザ屋が。早すぎる。いや、早いのは嬉しいのだが、30~40分かかると言っておきながら、実質的に15分で来てしまったのだ。またもや柚木崎、走る羽目に……同時進行でテーブルの片づけも行いながら料金を支払い、ゴミの処理をし、残った飲み物を台車に乗せて……。上司たちにピザと飲み物を渡して乾きものを出して取り皿と紙ナプキンを用意して今度は自席に戻って会計報告の作成……全てを終えて自宅についてから口にしたものは海苔巻き二つということに気づいた。飲み物は飲んでいる。コップにジュースを3杯。それ以外は……?まぁ、終わったからよしとするか。
2003.10.08
コメント(2)
先日、イギリスのおみやげということで、上司からポプリを頂戴した。上司が直接くれたものではなく、同僚たちで好きなものを選んで取ってくれ、というもの。柚木崎の手元に来たのは一番最後で、頂いたかおりは「ラベンダー」だった。ポピュラーな香りのポプリである。他のものは見ていないので、どんなものが入っていたのか全く分からないのだけれどもみんな選ばなかったというのは意外である。ラベンダーは防虫剤代わりにもなるポプリだし、使い道はたくさんあるだろう、と思っていたからだ。ところが、である。頂いて、机の上に置いておいたそのラベンダー。とにかく香りが強いのである。もともと強い匂いが苦手な柚木崎には頭がくらくらするほど辛い。なんとか3日までは持ったが、4日目にして限界が来てしまった。まっすぐ座っていたり立っていたりができないくらい匂いが染みついてしまって離れてくれないのだ。どうやらかなり強すぎる匂いだったようだ。頭の芯がぼーっとなった状態で見てみるとどうやらさらに香料まで加えてある様子。これはダメだ……窓を開け放して匂いを追いだしているところに、掃除をしてくれる人たちがやってきた。気の良いおばちゃんたちで、柚木崎はかなり仲良くさせて頂いている。「あらいいかおり」と言われたので、良かったらどうぞ、と頂き物なのにあげてしまった。もう、そのあたりの思考能力も落ちていたのかもしれない。今日、そのおばちゃんに会ったので、「昨日のは頂き物だったんですが……」と声をかけたところ、「そういうものを頂いて良かったのかしら?」と大変恐縮されてしまった。しかし、柚木崎の昨日の状況を思い出すと、やっぱり手元にない方がよいらしい、と判断してくれたらしく……。ああいう香りものは好き嫌いがあるから難しいな、と今更ながらに思った出来事だった。しかし……ラベンダー畑は行けないことがこれで分かったなぁ……(^^;
2003.10.07
コメント(6)
柚木崎は、なるべく仕事は余裕を持ってしたいと思っている。なるべくその努力をしているつもりだし、少しでも仕事が楽しくそして少しでも手間がかからなくなる方法を考えながら仕事をしているつもりである。しかし、複数で仕事をするというのは難しいことだと今の職場に移ってからまざまざと思い知った。ずっと一人で仕事をしてきた柚木崎にしてみるとやることなすこと一手間二手間かかっている気がしてならない。どうやら同じように一人の職場から移動してきた先輩も同じように感じているようだが、その先輩は直接口に出さないで柚木崎に愚痴ることが多い人である。良いのか悪いのか……。8日のレセプション料理の件もだが、12日の懇談会の料理の件も重なっている。どちらも料理の発注をするということは、どうしたって「先立つもの」がないとなにも出来ない。しかし、担当者に「先立つもの」の話をしてものらりくらりと交わされてしまい最終的にぎりぎりの仕事と言うことになってしまう。先週の半ばから先立つものの話をしているのに、やっと今日、「まだ不確定」といいながら話が来た。不確定もなにもないだろうと思うのだが、なんとか12日分の発注も終えた。やれやれ………。自分たちが同じ状態になると、1時間おきに電話をかけてきて文句を言うのだが逆の立場になると柚木崎と顔を合わせないように逃げ回るという、なんとも情けない後輩のいる職場である。こうやってぎりぎり仕事をしなきゃならない状態がいつまで続いていくのやら。考えるだけで胃が痛くなるような職場である。もしかして食欲減退気味と吐き気はこれが原因か?(;_;)
2003.10.06
コメント(2)
昨晩、というか、明け方と言うべきか。土曜日だったので、かなり夜更かしをした。片割れと共に煙草を吸いにベランダに出たのは夜中の2時半頃だったか。柚木崎は、視力回復のためもあるが夜空を見上げるのが好きである。そのくらいの時間にはすでにオリオン座が出ていてそろそろ寒くなるのを告げている。午前1時ごろに見上げたときより、やっぱり昇っているなと思いながらオリオン座を見つめて煙草を吸っていたときのことである。オリオン座の星雲のあたりを視力の落ちた右目で見られるかどうか試していたら右上から白い光が視界に入ってきた。なんだろうと左眼も開けると結構な速度でオリオン座を横切っていく3つの光を見つけた。その光はちょうど1cmほどの正三角形を描いたまま北北西の方角へと移動していく。左隣で同じように煙草を吸っていた片割れに「あれなんだろう?」と問い掛けてみた。片割れはすぐには分からなかったようで「なに? どこ?」と指先を探す。ぎりぎりのところで見つけたらしく、やはり首をかしげる。「鳥かなぁ?」と柚木崎。片割れは「鳥にしては飛ぶのが早すぎる」という。では飛行機か?それにしては光が白いのがおかしいと思う。戦闘機だとしたら音がかなりするはずだが、まったくの無音である。相当高いところを飛んでいるとしたら?…そうだったらあんなに鮮明に光は見えないだろう。そんな議論をしているうちに不思議な光はやがて見えなくなった。煙草の火を消してからも片割れと「あれはなんだったんだ?」という議論が交わされる。得体の知れない白いもの。わからない。UFO? と片割れともども笑っているが、本当になんだったのだろうか。やっぱり鳥、だろうか…?真夜中に見た白い疑問である。
2003.10.05
コメント(0)
友人から昨晩、秋の味覚の一つが送られてきた。それは「いくら」である。醤油漬けと味噌漬けの二種を、時期になると送ってくれる。「いくら」好きの柚木崎には、本当に嬉しい贈り物である。しかし、片割れはどうやら好きではなかったようで。寿司屋に行くといつも、「いらない」という。だから、最初に「送るね~」と言って頂いたときには独り占めできるな、と内心思っていたりした。しかし、それは甘い考えだったらしい。鮮度の良さと地元ならではの味付け。友人から頂いたことにより、柚木崎は初めて「いくらの味噌漬け」を食べた。そのあまりのおいしさに「食べてみ?」と食べさせたのが失敗だった。友人から送られてくる「いくら」に限り、片割れは大好物になってしまったのである。今年は天候不順だったのに、鮭はきちんとお腹に卵を抱えて帰ってきてくれました。そう添えられた手紙には書いてあった。本当に天候不順だった夏。そして気候だけでなく、地震も多い今日この頃。それでも自然は変わらない。きちんと空は高くなったし、紅葉は徐々に始まっているし、夜空にはオリオン座が見えるようになってきた。ちょっと塩辛いかも?そうかかれていた醤油漬け。早速鮭と一緒にお茶漬けにして頂いた。親子丼ならぬ親子茶漬けである。お茶を注ぐ前に一粒口に入れると、芳醇な香りと新鮮な甘み、そして弾ける食感。友人といってもまだ一度もお目にかかれたことのない人。遠い地にいるその人を思って、しばし沈黙……。片割れから「お腹空いた~」とせかされてしまった。楽しみに味わわせて頂きます、秋の味覚。送ってくれた友人と、変わらぬ自然に感謝を捧げて。さて、お礼になにを送ろうか……。
2003.10.04
コメント(2)
うちの職場は、どこからともなく金木犀が薫る職場だ。もちろん芳香剤としての金木犀ではない。この時期ならではの、本物金木犀の香りである。咲き始めの頃の仄かな香りは入り口近くでないと感じられないほど幽かなものだが、日に日に香りは強くなり4階の柚木崎の居る部屋まで届くようになる。金木犀が植えられているのはこの部屋から直線距離にして100mほどのところ。多分、そちらが風上なのだろう。嫌みのない優しい香りは風に乗って隅々まで行き届く。そして、毎年この時期。上司たちは一様に首をかしげる。どこからか良い香りがする。花の香りだが、何の香りだったか。そうそう、これは金木犀だ。ってことは、芳香剤を誰か置いたのか?どこにも見あたらないぞ?そういう会話がそこかしこで聞かれるようになる。多分、植わっている金木犀が目立たないところだからだろう。どうやら気づく人は少ないようだ。それでもきちんと季節を告げてくれる金木犀。もう少ししたら小さな可愛らしい花をいっぱいにつけてオレンジ色に輝く姿が見られるだろう。それまでに何人の上司が気づくだろうか。密かに笑みを浮かべながら、柚木崎は口を閉ざしている。見つける楽しみを奪ってはいけない。教えてあげたいけれど、口を閉ざしていよう。
2003.10.03
コメント(0)
片割れと夜、煙草を吸いにベランダに出ると、時々見かける犬がいる。多分雑種だろうと思われる犬で、白い毛並みに垂れた耳、中型犬といったところか。なかなかに愛くるしい顔をしているのが夜目にも分かる。その犬、なかなかに面白いのだ。最初に見かけたのは、引っ越してから間もない頃のこと。暖かな春の夜のことである。朧月夜を楽しみながら、春の気配を感じてベランダに出ていた柚木崎と片割れ。その視界を白いものがよぎった。視線をそちらに向けると川向こうのT字路から、足早に犬が走ってくる。最初は迷子犬かと思った。T字路を右に曲がるとすぐに車通りの多い道に出る。危ないなぁ、と思った矢先、そちらに向かって方向を変えた。息を飲むまもなく、その道に出ると、今度は左に方向転換し、橋の上へ。迷いのない足取りである。そのころには片割れも気づいて犬を一緒に観察し始めた。橋を渡りきって左折。柚木崎たちの目の前を通り過ぎるルートである。相変わらず迷いのない早足で、白い犬は走ってくる。近くを通り過ぎたとき、興味半分で口笛を吹いてみた。反応を見たかった、というのがある。しかし、犬はちらりともこちらを見ることなく、一心不乱に走っていくのだ。それを見て片割れが呟く。「オレははしりて~んだよぉ、呼んだってみねぇぞ~」犬の気持ちを代弁したようである。なんだかその走る姿と言葉が妙にはまっていてお腹を抱えて二人で笑った。点在する街灯に照らされながら犬は小走りに走り続ける。やがて来たときと反対側の橋にたどり着いた。左折して橋を渡り、左折。川向こうの道をひた走りに走る。どこにも立ち寄らない、どこにも立ち止まらない。途中で他の犬に吠えられようとも、猫に毛を逆立てられようともとにかく走る、走る。やがて出てきたT字路につく。やはり迷いもなくその道に向かって右折してその姿はまもなく消えた。それからしばらくの間の春の夜、毎晩同じ時間帯にその犬を見ることになる。夏になるとぴたりとその姿を見なくなり、また次の春に姿を見せる。春の夜の大好きな犬のようである。一匹で深夜、散歩をする犬。ちょっと危険だと思う気もしないでもないが、あれだけ迷いのない足取りで歩かれると、意志を持って抜け出しているような気がしてならない。春の夜の一人歩きは彼のポリシーなのかもしれない。
2003.10.02
コメント(0)
週1で柚木崎の職場に来ている上司の一人から、あるものを「貸してあげよう」と手渡された。一枚のCDである。タイトルを見て思わず笑ってしまった。サン○リー烏龍茶のCMソング集なのである。まさかそんなものが一枚のCDになっているとは思ってもいなかった。曲目を見てみると確かにその通り。覚えている、こんな曲そういえば歌ってた!そういう曲目がずらりと並んでいる。手渡してくれた上司はにこにこしながら、「あのCM、人気が高いでしょ? 知ってるかな、って思って」と言う。もちろん、知らないはずがない。ほほえましい男女だったり、女の子だったりがいかにも中国中国したところで中国中国した格好で、アジアンチックなことをしている。好きなCMの一つである。親父様系の親戚が一組、中国と日本を行ったり来たりしているので中国は親しみを持っている国の一つである。しかし、柚木崎は中国語を話せないし聞き取れない。文字で書かれればある程度なんとかなるが、日常生活には絶対に支障がある。それなのに、CD????柚木崎の頭の上にどうやら?マークが出たらしい。上司はやっぱりにこにこしながら、あっさりと言ってくれた。「これを機に勉強してね♪」……そう来ましたか。でも、まだまだ全然更地の状態である柚木崎。いきなり中国語の歌、音楽である。果たしていきなり挫折するか、聞き流してお終いにするか、……やる気になるか?今後どうしようか悩ましい限りである。
2003.10.01
コメント(4)
全31件 (31件中 1-31件目)
1