小説を書こう!

小説を書こう!

2004.12.23
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類





 私には一人、二つ歳の離れた妹がいます。
 妹は明るい人間でした。小学生のときなんて、夕飯時になると妹の独断場でした。
「今日、学校でね、こんなことがあったんだよ」
 父と母は笑顔で妹の話を聴き、その笑顔に勇気づけられるように妹はより楽しそうな声で学校での話をしました。
私は作り笑いをしながら妹の話を聞いている振りをしていました。私には、それが精一杯でした。その楽しい空気を壊さないようにするので精一杯でした。
素直で、明るくて誰からも好かれている妹。その妹に対して私は、外見上は何気ない様子を装っていたのですが心の奥ではきっといつだって嫉妬していたと思います。
何で妹は皆から好かれるのに私はいつも一人なのだろう。そのような醜い嫉妬心。それに反して、こんなにも素直で明るい妹に対して嫉妬してしまっている自分自身についての自己嫌悪感。そんな想いに心が裂かれそうになっていました。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.01.12 11:16:06


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: