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検索エンジンGoogleでキーワードに「犬 シャンプー」を入力すると、何と47,200件が出てくる。その殆どが犬用シャンプーの宣伝広告だ。その多くは名の知れない小さな会社の広告だ。 その中に「子犬は、刺激の少ない子犬用のシャンプーを使って洗ってください。」と記述しているものがある。いかにも、自分たちが販売しているシャンプーは「刺激の少ない」シャンプーだと誤解させるような記述だ。シャンプーの原料成分は記載してない。原材料を記載して、これらの成分だから、「刺激の少ない」シャンプーだと記載するのが順当だ。それをしないのは非科学的だ。インチキ商品と疑われてもおかしくない。 他の犬用シャンプーメーカーの広告には次の文章がある。原文のまま引用する。 このシャンプーは「犬の皮膚の脂分をすべて洗い落とすことなく汚れだけを洗浄します。合成界面活性剤や人工着色料、防腐剤、合成保存料などは一切含まれていないので、肌の弱い犬にも安心して使えます。過って飲んでも大丈夫。泡立ちがとてもよく、泡切れもよいのが特徴です。万一すすぎ不足でシャンプー成分が残留しても炎症は起きないので、アレルギーのわんちゃんにも安心して使用できます。また、湿疹などの心配もなく、臭いも出にくくなります。さらに静電気が起きにくいので、汚れにくくなり、毛の艶が目に見えて良くなります。」 脂分は落とさないで、汚れだけを洗浄するとは不思議なシャンプーだ。化学的(ケミカル的)には理解しにくい洗剤だ。通常のシャンプーは水溶性の汚れだけでなく、水に溶けない脂分も落とす。石鹸も中性洗剤もふくめ、すべての洗剤はそのような機能を持っている。化学的に正確に表現すると、親油性官能基と親水性官能基の両方を持っている物質だ。つまり、油には親油性官能基がなじみ、水には親水性官能基がなじんで、油と水を仲介してなじませる物質だ。だから、油でも水に溶け込ませることができるのだ。 この犬用シャンプーは水に溶ける汚れだけを落とすだけの効果しかないというのなら、シャンプーとしての価値はない。だだの水に適当なものを混ぜて、犬用シャンプーと称しているのかと疑いたくなる。 合成界面活性剤等は一切含まれていないというが、いったい原料は何だ。何も書いてない。人用シャンプーやキッチン用洗剤は合成界面活性剤が主剤だ。この犬用シャンプーの主剤は天然品とでも言うのか。そんな天然品が容易に大量に入手できるとは古今東西聞いたことがない。石鹸が発明発売されるまでは服の洗濯は水洗いが当たり前だった。 泡立ちが良いことと泡切れが悪いことは表裏不可分の関係にある。「泡立ちがとてもよく、泡切れもよいのが特徴 」が事実なら、特許も取れる。なぜ、特許を取ってないのだ。化学的な常識では考えにくい現象だ。 人用シャンプーは静電気のことまでは考える必要はないが、犬用は考えないと問題があるのか。人も犬も同じ哺乳類で毛の成分は殆ど同じだ。なのに、犬は静電気が多く発生するのか。自然界の動物は静電気が原因で汚れているのか。合成繊維などには静電気の問題はあるが、生きている犬の汚れにも静電気の問題があるのか。非科学的で不可解な話だ。 犬用シャンプーの広告には科学的(サイエンス的)な知識では理解できない超自然現象が関与しているようだ。人知の及ばない超自然現象を売り物にする商品については特許庁に申請しても相手にしてくれないだろう。犬用消臭剤についても、誇大広告や虚偽表示が多い。犬に関する商品については法的な規制がないか、ゆるいので、詐欺商品が横行している。多くの愛犬家がそのことをわかってない。騙されている。 犬用シャンプーは科学的な知識では理解できない超自然現象が好きな人たちに向いている商品だろう。科学的合理的に物事を考える飼い主は犬用シャンプーよりも、愛犬にも人用シャンプーを使ったほうが良い。安いだけでなく、安全だ。人用シャンプーは原料成分が容器に表示されている。犬用シャンプーの容器には全く表示されてない。 ご自分で確認できる。 参考随想1 犬用よりも人用シャンプーの方が安全で安い!? 人用のシャンプーは品質保証のために法律で、その成分表示を義務づけている。 人の健康を害するような原料を排除するためだ。2 愛犬シャンプーには人用が最適!? 成分不明の犬用シャンプーを買ったことはない。勿論、使ったこともない。何十年も愛犬を飼い続けているが、シャンプーは人と同じものを使っている。3 アレルギーはシャンプーでは治らない!? 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。1 公園ノーリードで遊ぶ愛犬たちや珍しい愛犬たちの写真集 2 愛犬ノーリードの42編の随想集 愛犬のノーリードついては通常のHPにも詳述してある。 犬の係留(リ-ド)に関する条例 小犬でもノーリードはダメですか? 参考随想 狂犬病予防法の改廃13編の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述してある。狂犬病予防ワクチン注射のからくり
2006.06.26
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「狂犬病の予防接種を受けていない犬が人を噛んでしまった場合は、殺されてしまうと聞いたことがあります。それは本当なのでしょうか?」との質問があった。 この問題に対する回答は二つある。1 狂犬病のワクチン注射をしてないからといって、愛犬が殺されることはない。2 狂犬病ワクチン注射をしている犬でも重大な人身傷害事件をおこすと、殺されることがある。 つまり、愛犬が役所に捕獲され、殺処分されるかどうかは、狂犬病ワクチン注射の有無には関係がない。 狂犬病予防法は日本国内に狂犬病が実際に発生した場合を想定して、その蔓延防止のために、放し飼いの犬を捕獲して殺処分できる要件を厳しく定めている。1 日本国内のある地域に狂犬病が実際に発生していること。2 その地域と期間を限定して、都道府県知事はあらかじめ、放し飼いの犬を薬殺する旨を周知させなければならない。テレビや新聞等でも報道することになるだろう。3 薬殺できる職員は獣医で狂犬病予防員の資格をもつ人でなければならない。資格のない人が予防員の許可なく、犬を殺した場合は3万円以下の罰金が科される。 半世紀も狂犬病が発生してない現在の日本国内では、狂犬病ワクチン注射をしてないからと言って、犬が殺処分されることはありえないと言うことだ。 犬が重大な人身傷害事件を起こした場合は飼い主は懲役刑などが科され、犬は没収され、殺処分されることがある。多くの刑事事件が報告されている。つまり、犬を殺すには裁判をして、裁判所が飼い犬の「没収」の判決を下さなければならない。飼い主も飼い犬もよほどの悪質でなければ犬は「没収」されない。飼い主は刑事罰を受けても、その飼い犬は没収されない事例のほうが多いと見ている。 裁判所も飼い主に所有権がある飼い犬をむやみに没収することはない。ましてや、狂犬病ワクチン注射をしてないからといって、愛犬を没収することはありえない。所有権を侵害してはならないという憲法弟29条に違反することになるからだ。憲法法律条例を守るのが裁判所の仕事だ。 狂犬病ワクチン注射で利益を上げている獣医などは上記質問のようなウソの風説風評を故意に流している。一種の詐欺であり、悪質だ。恥ずべきことだ。 ホリエモンは「風説の流布」で逮捕された。ウソつきということだ。獣医界にもホリエモンモドキがいる。騙されると愛犬が被害を受ける。参考随想 狂犬病予防法の改廃13編の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述してある。狂犬病予防ワクチン注射のからくり 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。1 公園ノ-リ-ドで遊ぶ愛犬たちや珍しい愛犬たちの写真集 2 愛犬ノ-リ-ドの42編の随想集 愛犬のノ-リ-ドついては通常のHPにも詳述してある。 犬の係留(リ-ド)に関する条例 小犬でもノ-リ-ドはダメですか?
2006.06.22
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愛犬の手作り食餌の食材である鶏の手羽先の「ガラ」が、最近、入手しにくくなっている。このブログ「愛犬問題」で紹介したので、多くの愛犬家が買うためだ。みんなに教えなければ、いつでも安く入手できたのにとみみっちいことは考えてない。 正確に表現すると、大型ス-パ-などで普通に販売されている鶏の骨付き肉の「手羽先」ではなく、その手羽先の更に先の手羽先だ。つまり、人用の手羽先よりも二周りほど小さい手羽先だ。鶏の羽の最先端部分だ。ス-パ-ではガラの名で販売している。愛犬用だと勝手に思っている。価格は人用の手羽先の半額以下だ。 手羽先の先の呼び名はこのブログ「愛犬問題」でだけ通用する言葉だ。 安いだけがメリットではない。骨が小さいので、ハサミで切りやすい。切らなくても愛犬の喉や腹に骨が刺さるようなことはないが、食べやすそうなので、1センチほどに切っている。 マクドナルドやケンタッキ-などの鶏の骨つき唐揚げの食べ残しの骨は、そのまま愛犬のパナに与えている。両端だけをかみ砕いて食べている。中央部は食べ残すことが多い。鶏の骨が少ないと、中央部も全部かみ砕いて食べてしまう。 鶏の唐揚げの骨はカルシュ-ムの補給と言うより、歯磨きのつもりで与えている。お陰様で、先代のパピヨンは15歳以上の高齢で急逝するまで、歯は丈夫で全く問題がなかった。今のパナも手羽先よりも唐揚げの骨を好んで食べる。野性動物の習性の名残を見るような思いで見ている。頼もしい。人にはできないことを楽しそうにやっている。 先代のパピヨンも今のパナも喉に刺さるようなトラブルは一度もない。気になる人は次の随想「鶏の骨ハサミで切れば犬に良い食材!」を参照されたい。 愛犬用の手羽先が入手しにくくなったので、最近は鶏の胴体部分のガラや人用の手羽先を食材にしている。砂肝やもも肉も好んで食べる。ササミや胸肉は好まない。贅沢させる気はないが、食べないと、食べるものを与えてしまう。一日一回しか食餌は作らないが、必ず残すほどの量にして、食べ放題だ。理由は知らないが、残しものの古いほうから食べてくれるのでありがたい。 愛犬の楽しみは食べ物と飼い主の愛情だけだ。ドッグフ-ドは全く食べさせてない。完全に手作り食餌だ。ドッグフ-ドの問題点は次の随想「手作り食餌とドッグフ-ド 33編の随想集」に詳述してある。 補足 鶏のガラも愛犬のタンパク質やカルシウム源として優れている。大好物として喜んで食べている愛犬が多い。 参考随想 愛犬の食材鶏の骨に関する6偏の随想集 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。1 公園ノ-リ-ドで遊ぶ愛犬たちや珍しい愛犬たちの写真集 2 愛犬ノ-リ-ドの42編の随想集 愛犬のノ-リ-ドついては通常のHPにも詳述してある。 犬の係留(リ-ド)に関する条例 小犬でもノ-リ-ドはダメですか? 参考随想 狂犬病予防法の改廃13編の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述してある。狂犬病予防ワクチン注射のからくり
2006.06.16
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愛犬を何匹も飼っている愛犬家から、犬の登録をしてなく、狂犬病ワクチン注射もしてない愛犬が迷子になった場合に、役所にそのことがばれたら、愛犬は直ぐに殺されるのかとの質問があった。そのやりとりの主要部を転載する。ご参考になれば幸いだ。投稿者(1) nyan★ギコタン★nyanさん 狂犬病の注射の事なのですが、今飼ってる子たちには一回もしてません。つまり、役所に届けてないのです。ワンコが何か事故を起こした場合(噛んだ!とか)、役所に未接種がばれたら殺されるのではないかと不安なのです。いつか大きなワンちゃんが欲しいと思ってますが、大きいと目立つので、なおのことやらなければまずいのでは?とも思います。法律で決まってる事を勝手にやっていないんですし、役人は馬鹿ばっかなのできっと聞く耳なんてもたないでしょう。大人しい犬なのですが、未接種で取り上げられたりしないか不安でしかたないです。頭の悪い人には、ここのブログの内容をそのまま説明しても通じないんですよ。犬嫌いな人って何するかわかんないのでトラブルにならないように気をつけてますが、本当に不安ですよ。それと、迷子になった場合に鑑札がないと、即殺されるとか心配です。事実なら犬がかわいそすぎます。返信(1) 日本国憲法第29条は所有権を侵害してはならないと定めています。愛犬は飼い主が所有権を持っています。だから、警察でも愛犬を飼い主の了解なく殺すことはできません。もし、殺したら、強盗と同じです。そんなことはしませんから、ご安心ください。 先代のパピヨンも今のパナも一度もワクチンを接種したことはありません。 狂犬病予防法には罰金が最高で20万円と規定してあります。罰金を取るには裁判が必要です。裁判になったら、これ幸いに、狂犬病予防法の改廃を世の中に訴えるつもりでいますが、誰も何も言ってきません。残念です。 保健所は最低でも3日は迷い犬を保護することを法律で規定してあります。鑑札が無くても、その保護期間内に愛犬を連れ戻すことができます。 投稿者(2) nyan★ギコタン★nyanさん 本当にありがとうございます! 裁判にならないと罰金すら取れないなんて、初めて知りました。どうして世の中には、しったかぶりをして愛犬家を苛める人が多いのでしょうね。パナちゃんは、素晴らしいパパと一緒にいていつも守られてるのですね。しかも、こんなにチッコイ子が登山までしちゃうなんて!新宿のノーリード写真とか小型犬がよその子供と遊ぶ写真とかも、もうビックリです。このHPは本当に役立ちますね。今回もずっと思ってたモヤモヤが晴れて、嬉しいです!堂々とできますし!本当にありがとうございました!ポチっとしておきますね。これからもがんばってください!!!!!!!返信(2) お役に立てて幸いです。なお、次のブログもご参考にしてください。狂犬病注射率の全国平均は38,5%! たまには、このブログを覗いていただいて、ブログランキングのボタンをポチっとしていただくとありがたいです。参考随想 狂犬病予防法の改廃13編の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述してある。狂犬病予防ワクチン注射のからくり 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。1 公園ノ-リ-ドで遊ぶ愛犬たちや珍しい愛犬たちの写真集 2 愛犬ノ-リ-ドの42編の随想集 愛犬のノ-リ-ドついては通常のHPにも詳述してある。 犬の係留(リ-ド)に関する条例 小犬でもノ-リ-ドはダメですか?
2006.06.12
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狂犬病ワクチンの犬への注射が法律で禁止されているオーストラリアでも犬のフィラリアの薬が発売されている。犬が狂犬病になるおそれはないが、フィラリア症にはなる可能性があるということだ。フィラリアの薬は日本とは違い、スーパーなどでも買えるという。日本は獣医が独占して、高価に発売している。愛犬家の国民を無視した不合理な制度だ。 そのオーストラリアでは、フィラリアの血液検査は無いとのこと。科学的に無意味な検査だからだ。日本の獣医は詐欺的な商売をしているということだ。 獣医を管轄している農林水産省もおかしい。日本獣医師会と賄賂接待付け届けで、癒着結託していると推測している。 抜け道があって、実効性のない法律をザル法と言うが、フィラリアの血液検査はザル検査だ。採血した血液中のフィラリアの幼虫(ミクロフィラリ)を顕微鏡で覗いて見る方法では幼虫が少ないと見つけることができない。遠心分離器などで濃縮した検体を顕微鏡で覗き見る方法も幾つかあるが、いずれも、肉眼で確認する検査法だ。取りこぼしや見落としがある。 幼虫が見つかると、検査は陽性と言えるが、見つからないからと言って、陰性とは言えない。つまり、検査では陰性でも、実際には幼虫が犬の血液内にいることがある。顕微鏡での検査法は精度の良いものでも検出率は40%程度だ。残り60%は幼虫がいるのに、検査結果は陰性と判定している。 小魚を目の粗いザルですくっているようなものだ。信頼性がない。検査結果が陽性でも陰性でも、犬の飼い主には予防薬を売りつけると言うのなら、何のために血液検査をしているのだ。検査代で儲けを増やすためだけのことか。愛犬とその飼い主にはどういうメリットがあると言うのか。 成虫抗原検査法 フィラリアの成虫が出す分泌物を化学反応(抗原抗体の免疫反応)を利用して検出する方法もあるが、この方法では幼虫の検出はできない。成長して親になったフィラリアのメスが出す抗原を検査しているからだ。フィラリアに感染して半年以上も経過し、フィラリアの成虫が犬の心臓に寄生している状態になってはじめて、この検査の対象になる。だから、科学的に正確に言えば、フィラリアの罹病確認検査だ。予防のための検査ではない。この検査は生後半年以前の幼い犬には無意味な検査だ。犬の体内でフィラリアの幼虫が成虫になるには半年はかかるからだ。 この成虫抗原検査法で陽性なら、フィラリアの予防薬を投与しても意味がない。予防薬はフィラリアの成虫を駆除できないからだ。フィラリアの治療薬が必要だ。 換言すると、この成虫抗原検査法はフィラリアの予防とは関係が無い。すでにフィラリア症が進行し、重症だからだ。治療薬で成虫を駆除する必要がある。 獣医病院のHPに次の記述がある。 血液検査で感染の有無を確認せずに予防薬を飲ませるのは危険です。予防薬を飲ませる前には、必ずフィラリア検査と健康診断を受けましょう。フィラリア検査は採血した少量の血液を使って、検出率が高い免疫反応を応用したフィラリア抗原検出法で行ないます。 この病院の獣医に聞きたい。成虫抗原検査(フィラリア抗原検出法)で陽性なら、すでに、その犬はフィラリア症になっている。予防薬ではなく、治療薬が必要だ。予防薬を飲ませるのは間違った診療だ。予防薬で駆除できるのは幼虫だけであり、成虫は駆除できない。 成虫抗原検査が陰性なら、この検査法の検出率は90%程度だから、フィラリア成虫はほぼいないと見て良い。しかし、フィラリア幼虫はいるとも、いないとも、成虫抗原検査法では判定できない。 獣医は血液検査をした犬にフィラリア幼虫がいようがいまいが関係なく、予防薬を犬に投与するのか。それなら、何のために血液検査をしているのか。単に検査代金で稼ぎたいだけなのか。獣医のやり方には不合理で理解に苦しむ面が多すぎる。 獣医の中には、血液検査をフィラリア症予防のための検査だとウソを言っている輩もいる。騙されないように注意が必要だ。獣医は予防薬を沢山売り込みたいので、むやみやたらに予防薬を勧めているが、副作用の少ない安全な治療薬が発売され、立派な実績が報告されている。多くの獣医は治療薬が発売されていることを愛犬家に隠している。教えない。 ご自分の愛犬の健康と長寿を願うなら、飼い主は勉強して、ご自分の頭で物事を考えることが大切だ。参考随想 1 フィラリア治療薬 9編の随想集 2 手作り食餌とドッグフード 33編の随想集 3 犬用よりも人用シャンプーの方が安全で安い! 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。1 公園ノーリードで遊ぶ愛犬たちや珍しい愛犬たちの写真集 2 愛犬ノーリードの42編の随想集 愛犬のノーリードついては通常のHPにも詳述してある。 犬の係留(リード)に関する条例 小犬でもノーリードはダメですか? 参考随想 狂犬病予防法の改廃13編の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述してある。狂犬病予防ワクチン注射のからくり -
2006.06.10
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農林水産省・動物医薬品検査所の薬事法第77条第4項の2の規定による「副作用情報データベース」が公開されている。http://www.nval.go.jp/asp/se_search.asp その中にミルベマイシンについてはH16~19年に4件の医療事故報告がある。死亡3件、回復1件。死亡事例のうち、1件だけが犬の死亡とミルベマイシンの因果関係があると農水省が意見を公表している。残り2件は「原因不明」や「因果関係がないと考えられる」としている。因果関係があると見るのが順当だ。その一つの事故例について記述する。 死亡例 ミルベマイシン投与から1時間未満で 死亡 農水省の意見因果関係がないと考えられる 獣医師の意見 ミルベマイシンに関しては安全性が高い薬剤であると認識しているが、エコー診断していない為不確定であるが、先天的に肝機能異常があった場合、ミルベマイシン投与によって有害事象が起こった可能性も否定できない。よって因果関係は不明である。 製造業者等の意見 本症例の有害事象と本剤投与との因果関係はないものと判断致します。 1 臨床兆候の発現時期が早く(投与後1時間)、ミルベマイシンの血中動態を考慮すると、薬剤との因果関係が考えにくいこと。 2 過去に今回の臨床症状(失禁・意識朦朧・血便)により死亡した例の発生が見られず、本剤の薬理学的作用からは当該症状との関連性が考えにくいこと。 3 過去に本剤の投与歴があるにもかかわらず、過去の投与時には同様の症状が発生していないこと。 獣医師の意見は科学的でもないし、論理も飛躍していて支離滅裂だ。因果関係を否定する根拠にならない。製造業者等の意見は因果関係を否定するための詭弁だ。理由1,3についてはアナフィラキシーショック死について無知蒙昧すぎる。医療従事者としてはお粗末だ。 なお、ミルベマイシン投与から1時間未満 で 犬が死亡 した他の獣医の事故例にはアナフィラキシー反応があったと記述されている。農水省も因果関係があると意見している。 アナフィラキシーとは薬剤等の投与後きわめて短時間(数分~30分以内)に呼吸困難や血圧低下などの全身的な反応を起こし、生死に関わる重篤な症状を示すうものをいう。 アメリカの動物病院協会(AAHA)は犬のアナフィラキシー・ショック死に注意を払うように警告を出している。詳細は愛犬がワクチンでアナフィラキシー急死! に記述してある。 関連随想 フィラリア薬投与後の犬猫の死亡25件 平成16~20年医療事故報告32件中 参考随想1 フィラリア症予防薬は誇大広告の駆虫剤だ!2 フィラリア症予防薬副作用と治療薬の効果 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。1 公園ノ-リ-ドで遊ぶ愛犬たちや珍しい愛犬たちの写真集 2 愛犬ノ-リ-ドの42編の随想集 愛犬のノ-リ-ドついては通常のHPにも詳述してある。 犬の係留(リ-ド)に関する条例 小犬でもノ-リ-ドはダメですか? 参考随想 狂犬病予防法の改廃13編の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述してある。狂犬病予防ワクチン注射のからくり
2006.06.08
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デパ-トの食堂や地下の食料品売り場の犬禁止は常識になっている。新宿伊勢丹は「新宿区保健所の指導により」犬禁止している旨を表示してある(写真参照)。真っ赤なウソだ。新宿区保健所は「そのような指導はしていません。」と明確に否定した。犬の入店を禁止する科学的根拠も法的根拠もないからだ。 食品衛生法とその管理運営基準や条例が動物(犬)の出入りや飼育を禁止しているのは料理を作る場所(厨房)や食品工場の作業場だ。つまり、製造工程のある場所だ。例えば、弁当を作る工場は犬禁止だが、弁当売り場は犬禁止ではない。 デパ-トなどの食堂の客席のある場所や食料品売り場は法律条例の規制の対象外だ。ドッグカフェや愛犬同伴レストランが保健所長の営業許可を得て経営ができ、人気を集めているのは周知の通りだ。 なのに、なぜ、デパ-トなどで犬禁止が常識化しているか不可解だ。保健所の小役人に問題がありそうだ。「保健所の指導により、犬の入店は禁止しています。」という表示はよく見かける。ウソを保健所が黙認している。何か見返りがあるのかな。 身体障害者補助犬法が施行されて4年近くになるが、いまだに盲導犬などの補助犬の入店を拒否するレストランやホテルが多いと言う。そのような社会風潮を醸し出したのは保健所の小役人だ。犬を蔑視してきた。何でも禁止すると、自分が偉くなったように錯覚する習性のあるのが小役人だ。だから、「保健所の指導により犬禁止」の風潮が広まると、自分が偉くなったような気分になる。都民市民が楽しい幸せな生活をするよりも、自分が偉く見られるのが優先する。虚栄心に基づく習性だ。被害を受けるのは都民市民だ。そのようなはた迷惑な習性が愛犬たちに無いのは幸いだ。 2006年現在、日本には約1,300万匹の飼い犬がいる。小型犬が70%を占めており、その殆どが室内で飼われており、飼い主と寝食を共にしている愛犬も多い。衛生上の問題は起こってない。なのになぜ、デパ-トの食堂や食品売り場は犬禁止にしているのだ。禁止する科学的な根拠はない。しかし、衛生上犬禁止だと誤解している人が多いのも事実だ。 あえて言う。デパ-トの経営者も社員も動物だ。無菌の神や仏ではない。しかも、数限りない細菌に汚染されている動物だ。生物学的には霊長類のホモ・サピエンスのヒトだ。犬と同じ哺乳類だ。 だから、細菌のキャリアとしては犬と同類だ。犬と一緒にされては我慢できないと言っても、それが事実だ。その疑う余地のない動物である自分自身は棚に上げて、犬は衛生上よくないと思い込んでいるところに根本的な過ちがある。人間は無菌の神や仏に近い存在だと思っているようだと救いようがない。細菌が寄りつかない神や仏に早くなりたいのか。 糞尿も生きている証拠だ。人も愛犬もそれが出ないようになったら、おしまいだ。自然の摂理に感謝して、愛犬のパナの糞尿を処理している。 かって、国の特別天然記念物の立山のライチョウが皮膚病に罹患したとき、感染源は犬ではないかと疑念を公表した学者がいる。それに迎合した低俗愚劣な朝日新聞の記者もいる。科学的論理的思考能力が欠如した連中だ。 原因究明で罹病したライチョウの皮膚から見つかった細菌はスタヒロコッカス・エピデルミディスだと公表されている。その細菌は人の皮膚の常在菌だ。ライチョウを観光目玉にしており、観光客が病原菌を持ち込んだのだ。詳細は関連HP[ライチョウの絶滅、激減は犬のせい? 観光化で絶滅?]に論述してある。 国立公園犬入山禁止の法律はない。なのに、環境省の出先の小役人は犬は自然環境を破壊するから登山禁止だと平然と言う。細菌学的にも、生物学的にも、植物学的にも、犬が自然を破壊した歴史はない。あるというなら、科学的に実証した証拠を求める。登山観光業者からの賄賂接待付け届けが大好きな小役人は非科学的な屁理屈をこねている。 犬が山の自然環境を破壊するという詭弁をでっちあげ、その犬を入山禁止にすることにより、観光登山業者自身は自然環境保護者のような顔をしたいのだ。犬は濡れ衣を着せる適当な相手なのだ。悪質で卑怯なやり方だ。ウソも方便の営利主義だ。《山の自然環境を守るために、犬の入山を禁止する。》という建前は、まやかしであり、カムフラ-ジュだ。偽善だ。山の自然環境を破壊しているのは観光登山業者だ。 なお、狂犬病菌はコウモリ、アライグマなどすべての恒温動物に伝播する。「狂犬病」の病名はワクチン製造メ-カ-や獣医等の権益団体の意向を受け、賄賂に目がくらんだ低俗な学者や小役人が非科学的に付けた誤訳だ。狂犬病予防ワクチン注射のからくり に詳述してある。 参考随想 1 ペット禁止の駅ビルは不買運動だ! 2 愛犬入店可ス-パ-と身体障害者補助犬法 3 補助犬入店拒否と公園水飲み場禁止問題 4 犬パスツレラ病テレビも学者も低俗愚劣だ! 5 犬猫パスツレラ病を煽るテレビは最低だ! 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。1 公園ノ-リ-ドで遊ぶ愛犬たちや珍しい愛犬たちの写真集 2 愛犬ノ-リ-ドの42編の随想集 愛犬のノ-リ-ドついては通常のHPにも詳述してある。 犬の係留(リ-ド)に関する条例 小犬でもノ-リ-ドはダメですか?
2006.06.05
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