名古屋市緑区の加藤厚税理士事務所　相続税　贈与税　相続対策　中京大学非常勤講師

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Apr 13, 2014

金融機関は、どこを見ている？

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テーマ：ビジネス・起業に関すること。(19531)

カテゴリ：経営コンサル

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　金融機関から借り入れをしている会社は、

決算が終了すると、必ず担当者がやってきて決算書の提出を求めます。

これで何をするか？

今期の、その会社の格付けを行うためです。

その中からどんな数字を拾い出し分析するか？

自己資本比率？　経常利益率？　

いえいえ、それ以外にもっと大切な数字が金融機関にあるのです。

それは…

インタレスト・カバレッジ・レシオ

利息支払い能力（営業利益＋受取利息及び配当金）が、

　会社が支払う利息は営業外経費となりますが、

これが金融機関にとっては、売上になるのです。

融資する側からすれば、売上の回収が難しそうな企業とのお付き合いは、

避けたいものだということは、皆さんもよくお分かりでしょう。

私は知りませんが、その昔は支店長や担当者を接待して、

融資を引っ張ってきたという話もあったそうです。

しかし、今はそんな行為をしても、返って嫌がられるだけ。

一度、悪い数字をはじき出してしまうと、

それは永遠に消えることありません。

税金をたくさん払って、いかに会社にお金を残すか。

これが根本です。

融資を引き出したい場合は、特に金融機関がどこの数字を見ているか意識しましょう。

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