吟遊映人 【創作室 Y】

吟遊映人 【創作室 Y】

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

吟遊映人

吟遊映人

カレンダー

2008.09.04
XML

「過去に生きても苦しいだけだ。」

「びっくりしたなぁ、もう」というひと言。
意外性のあるストーリー展開はもちろんだが、ジェイソン・ステイサムのあの風貌はどうだ!?
短く刈り揃えられた頭髪に、無造作に生えるあごの髭。
なんと言うか、男くさくて釘付けにされてしまう。(←この感想は当管理人独自の感想なのであしからず。趣味嗜好によるものなので。)
「オレはフツーのFBI捜査官とは違う」と言わんばかりに、異色のキャラを全面に押し出しているではないか。
片やジェット・リー。
極力表情を変えずに、静かな攻撃を仕掛ける冷酷さ。

この主役二人の対比が、ストーリーを絶妙におもしろくさせる効果があった。

FBI捜査官のジョン・クロフォードとトム・ローンは、サンフランシスコで中国マフィアと日本のヤクザとの抗争事件を捜査していた。
その最中、二人は伝説の殺し屋と呼ばれるローグと遭遇する。
トムが撃った一発の銃弾がローグに命中したかに見えた。
だが数日後、トムとその家族が何者かに惨殺されてしまう。
現場に駆けつけたジョンは、ローグが使用したと思われるチタン製の薬莢を発見するが・・・。
事件は未解決のまま3年が過ぎたある日、再び中国マフィアと日本のヤクザの抗争が勃発。
ジョンは再び現場でローグの薬莢を見つけるのだった。

久しぶりにジョン・ローンを拝ませていただいた。
「ラスト・エンペラー」ではアジア人とは思えない洗練された顔立ちに、思わず声も出なかったことを思い出した。
今回は、中国マフィアのボスという役柄で出演しているが、この優雅な身のこなしは、差し当たり貴族の末裔のような格調高さを感じさせるのだった。

たまにはこんなふうに、ミーハー感覚で映画を楽しむのも一興であろう。

2007年公開
【監督】フィリップ・G・アトウェル
【出演】ジェット・リー、ジェイソン・ステイサム

また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008.09.04 08:14:03 コメントを書く
[映画/サスペンス&スリラー] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: