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2009.06.16
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カテゴリ: 映画/アクション


この作品は・・・そう、近未来版グラディエーターとでも表現しようか。
人権とか更正とか、そんなキレイゴトは通用しない過激な世界観なのだ。
端的に言ってしまうと、民間企業が掌握する刑務所内における囚人たちの、死闘のレースである。
漠然と観ていると、ありえない世界観に気持ちが追いついていかないかもしれないが、娯楽という観点から作品を堪能すると、ドキドキハラハラ感に時間を忘れてしまうほどの勢いを感じる。

2012年、近未来。
アメリカでは民間企業が刑務所を運営している。
凶悪犯を収容するターミナル・アイランドでは、利潤追求のため“デス・レース”と呼ばれる過酷なカーレースが行われていた。
それらは世界中に中継され、所長のヘネシーは莫大な利益をあげているのだった。


だが逆に負ければ死が待ち受けているという、生死を分けた博打なのだ。
こういうことが実際にはありえないことでも、発想としては実におもしろい。
国家の経済状態がパンク寸前ならば、刑務所を民間に委託するというのはあながち考えられないわけでもないからだ。
主役を演じたジェイソン・ステイサムは、どんな役柄を与えられようと、いつも涼しげで洗練された身のこなしなのだ。
全身タトゥーだらけにしようと、ピアスを開けようと、ジェイソン・ステイサムは最終的に、いつの間にか、洗練された英国紳士にちゃんと戻っている。
そんなジェイソン・ステイサムの、危機迫るカー・アクションを手に汗握る思いで堪能していただきたい。

2008年公開
【監督】ポール・W・S・アンダーソン
【出演】ジェイソン・ステイサム

また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。
See you next time !(^^)





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最終更新日  2009.06.16 12:32:25 コメントを書く
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