吟遊映人 【創作室 Y】

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2010.12.05
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カテゴリ: 映画/アクション

「ウインターが?! 奴がミサイルを発射しかけたと? お前が世界を救ったと?」
「そうよ、信じて」
「たいした言い訳だ!」

吟遊映人にこの作品を勧めてくれた友人は、「やっぱりこういうのはいいなー。ボクはつくづくアクションが大好きなんだ」と、大絶賛。
何はともあれ、さっそく「ソルト」を観てみることにした。
友人が絶賛するだけのことはあって、もう最初から最後まで一息に観てしまった。
やっぱりアクションというのは、このぐらい臨場感があって、ドキドキハラハラさせられると、かえって爽快になるものなのだ。
難解なストーリー展開に苛立つこともなければ、ありきたりなトリックにうんざりすることもない。

これこそがスパイ・アクション映画としての醍醐味であろう。
吟遊映人は単純なので、こういう作品を観た後は必ず自分もCIAエージェントになりきる(?)から不思議だし、笑える。(FBIが登場する場合は、FBIになりきる)
もうそなると、吟遊映人にとっての映画の影響力は、相当なものなのだ。

CIAエージェントであるイヴリン・ソルトは、結婚記念日のため帰宅を急いでいた。
ところがロシアからの亡命者でオルロフという人物が捕らえられ、尋問を担当するよう頼まれる。
オルロフはソルトを相手に、思いもかけない衝撃的な告白を始めるのだった。
それは、大統領を暗殺するために、小さいころより特別な訓練を受けて来たロシア人スパイが行動を起こすと。
その人物はなんと、オルロフを尋問しているソルトであると。
20101205b

本作「ソルト」の主人公イヴリン・ソルトに扮するのは、アンジェリーナ・ジョリーである。
スタイルバツグンで、身のこなしがスピーディーで、しかも目力のある彼女にピッタリの役柄であった。
走るトラックからトラックへと乗り移るアクションは、見事なものだった。

また、男性に変装して警備員の目を眩ませる場面など、スパイらしいスパイという感じで、素直にカッコイイと思った。
ウインター役のリーヴ・シュレイバーは、とにかく声がいい!
このクールな声質だけで、俄然CIAっぽいから不思議だ。
この役者さんは、アニメの声優などをやらせたら、必ずや頭角を現すに違いない。
ラストは、何やら続編を想像せずにはいられないところでエンディング・ロールが流れる。

20101205c

2010年公開
【監督】フィリップ・ノイル
【出演】アンジェリーナ・ジョリー、リーヴ・シュレイバー

また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。
See you next time !(^^)





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最終更新日  2010.12.05 08:30:20 コメントを書く
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