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2011.03.21
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カテゴリ: 映画/アクション
【エクスペンダブルズ】
20110321a

「おい、メシでも食おう」
「いつ?」
「1000年後」
「(それは)急なことだな」


本作は一言で表現すると、“豪華アクションスター・オンパレード”と言ったところだろうか。
なにしろ主役級の役者さんたちが一堂に会したのだから、それだけでも嬉しくなってしまう作品なのだ。
20110321b

メガホンを取ったのは天下のスタローンだが、様々なシーンにおいて、過去の作品との類似性を感じさせてくれる。
例えば「ランボー怒りの脱出」では、ベトナム人女性の協力者が登場するのだが、本作でもヴィレーナ島で女性手引者がお約束の登場だ。
また、アーノルド・シュワルツェネッガーの登場は、思わず「ターミネーター」のBGMを流してもらいたくなるような演出だった。(なんと、逆光で登場する)
スタローン本人のカーチェイス・シーンなどは「コブラ」を彷彿とさせるし、それはもう、何でもありの設定となっている。
唯一、CIA諜報員役として出演したブルース・ウィリスは、至ってまともな登場だったので、できれば「ダイ・ハード」的な豪快さがあってもおもしろかったかもしれない(笑)

ソマリアでの仕事を終え、本国に戻ったエクスペンダブルズらは、皆のたまり場であるバーで飲んでいた。
仲間の一人であるガンナーは、薬物中毒に陥り、作戦から逸脱した行動を取ったため追放。

その後、新たな依頼を受けるため、バーニーは街の教会に呼び出される。
そこにはライバルであるトレンチも現れたが、仕事の内容を聞くなりトレンチはあっさりと依頼を断る。
というのも、南米のヴィレーナ島にのさばる、軍事独裁者ガルザ将軍の殺害という史上最大の難題だったからだ。
20110321c


“百聞は一見に如かず”という格言もあることなので、観ていただければ分かることだが、とにかくストーリーを期待せずに観て欲しい。
むしろ、次々と登場する往年のスターたちを、とっくり拝んでいただきたい。
だがそうは言っても作品のあらましぐらいは知りたい、と思う方々のために、あえて例えてみると、日本の「必殺仕事人」を思い浮かべてもらえれば分かり易いかもしれない。
「必殺仕事人」で重要なのはストーリーではなく、金で雇われた仕事人らが確実に悪役の息の根を止める行為(アクション)にあるのだ。
つまり、本作にも同様のことが言える。
とにかく他ではありえない豪華キャスティングと、次から次へと展開していくアクションで、お腹いっぱいになってもらいたい。
ツッコミどころ満載の、アクション映画であった。
20110321d


2010年公開

【出演】シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー

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最終更新日  2014.08.10 13:51:13
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