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2014.12.06
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カテゴリ: 映画/TVドラマ
【真夏の方程式】
20141206

「問題には必ず答えがある。だけど、それをすぐに導き出せるとは限らない。これから先、君はそういうことをいくつも経験していくだろう、、、それは僕も同じだ。でも焦ることはない。僕たち自身が成長していけばきっとその答えにたどり着けるはずだ」

芸能人の相次ぐ結婚報道に、世の女性たちの絶望的な悲鳴を聴く。
西島ショックに始まり向井ショックまで、何やら胸にポッカリと穴が開いたような気分なのであろう。
あこがれの俳優がよそ様のご良人となられた日には、夢も希望も失ってしまったということなのだろうか。
「経理課の女性社員がそろって机に伏して泣いている。
その横で課長が“午後は仕事にならん”と泣いている」
というツイッターがテレビで紹介されていたが、よっぽどの衝撃報道だったのだろう。
しかし、世の女性たちよ、最後のとりで(?)があるではないか!
そう、福山雅治その人である。
最近は役者として活躍しているけれど、もともとはミュージシャンで、デビュー以来安定した人気を誇っている。


原作は今や飛ぶ鳥を落とす勢いのある東野圭吾で、おもしろくないわけがない。
天才物理学者・湯川学が、行きがかり上、謎解きをしていくストーリーである。

あらすじはこうだ。
海底鉱物資源開発計画における住民説明会に際し、有識者の代表として物理学者である湯川学が招かれた。
「手つかずの海」と謳われる玻璃ヶ浦の地元住民は、開発計画に賛成派と反対派が真っ二つに分かれていた。
反対派の中には、湯川が宿泊する緑岩荘の一人娘・成実もいた。
一方、その緑岩荘には、親の仕事の都合で夏休みの間、緑岩荘に滞在することになった小学5年生の恭平がいた。
子ども嫌いの湯川だが、なぜか恭平にはアレルギー反応も出ず、恭平の屈託のないおしゃべりに付き合ったりした。
そんなある日、堤防下の岩場で男性の変死体が発見された。
その男は、湯川と同じ緑岩荘に宿泊する者で、しかも元捜査一課の刑事だったのだ。

今回の『真夏の方程式』では、これまで出演していた柴咲コウに代わり、吉高由里子が湯川の相棒役であり、女性刑事として登場する。

この女優さん、父親が渡辺謙ということもあって、物凄い存在感だ。
水着姿の杏を見たら、同性でも息を呑む。
とにかく手足が細くて長いのだから!
ちょっと日本人の体型とは思えない洗練された身体つきなのだ。

『真夏の方程式』は、端的に言ってしまえば、「大人のエゴに子どもを巻き添えにするな」というテーマが隠されている。

(緑岩荘にやって来たばかりの時と、緑岩荘を去って行く時の表情の違いに注目。)
ロケ地は西伊豆堂ヶ島近辺のようだ。
のんびりとした田舎の風景、懐かしくも切ない夏の海は、この西伊豆にピッタリだった。
季節的には夏向きの作品かもしれないが、冬休みに鑑賞しても、充分家族で楽しめる映画だ。
福山雅治ファン必見の作である。

2013年公開
【監督】西谷弘
【出演】福山雅治、杏、吉高由里子

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最終更新日  2014.12.06 05:35:49
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