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直木賞作家角田光代の傑作小説の映画化。 主演は井上真央と永作博美。 原作は永作演じる希和子が不倫相手の娘恵理菜を誘拐しての逃避行が描かれる前半と、17年後21歳になった恵理菜を中心に描く後半とに分かれています。 この映画では原作後半をストーリーの軸に据えて、前半部分の「過去」をカットバックで織り込んで行く手法をとりました。 結果としてこの選択は大いに功を奏していて、長大な原作がギュッと濃縮されたような濃密さを感じさせられます。 赤子の時に誘拐され、4歳の時に母と信じて疑わなかった女性と引き離されて「本当の家族」の元に引き戻される。 この設定だけでも大いにドラマチックなのですが、更に波及する様々な人生模様が重厚さを加えて行き、読む者・見る者をして色々な想いを抱かせる秀作です。 通底するのは「喪失」なのかもしれません。 恵理菜は「普通の人生」を失い、信じていた「母」を失った。 希和子は最愛の娘との至高の「時間」を失った。 更に恵理菜の母も又娘との「普通の母娘関係」を奪われ、エンジェルホームで恵理菜と仲良しだったマロンちゃんも「普通の育て方」をされずに育ったために男性と触れ合うこともできない。 世に蔓延る欲望の赴くままの無秩序と、その果てに繰り返される無責任とが、夥しい喪失を人々にまき散らしている。 井上真央の演じる暗さと冷たさは、ラストシーンでの感情の爆発への、全編を貫く大いなる伏線なのかもしれない。 劇団ひとり演じる不倫相手に「もう合わないよ」と伝える「諦めることに慣れた」笑顔はしんしんと胸を打ちます。 本作における永作博美は文句無しの名演であり、恐らく彼女にとっての代表作になることは間違いないだろうと思う。 恵理菜こと「かおる」の無邪気な笑顔に母親の幸せを感じてほほ笑む姿は、永作の演技によって壮絶さを纏う。 最大の見せ場であるフェリー乗り場での逮捕の場面は涙無しには見ることができない。 このことは、とりもなおさず、私達が希和子に感情移入しているからであり、希和子とかおるとの暮しが続くことを、やはり心のどこかで祈っていたからなのだろう。 法的には違法で、マスコミの格好のバッシング対象である「誘拐」とその状態の継続こそが「真実」なのだと、そう訴求する力に、視聴者は抗しがたいのだと思う。 法律もマスコミも、決して真実を明らかにはしてくれないし、正義の実現であると言う確信も抱き得ない。 長回しの多用と、陰影を上手く利用したカメラワークは抜群で、特に幼子であるかおるを「屈んだ大人の視線の高さ」で捉えて行く画面は、ただそれだけで十分に詩的でもある。 余貴美子・劇団ひとり・小池栄子らの脇役陣も熱演で、物語の持つ奥行きの深さをしっかりと描き出してくれている。 恵理菜を中心とした構成にしたが故の「ラストシーンの改変」も、そこで最後に発せられる「この子がかわいい」も、蛇足になり過ぎず、しかもなにがしかの「希望」を感じさせてくれます。 全体的には非常に抑制のきいた演出で、センセーショナルな描き方が為されていないのも、原作の味を損なうことのない素晴らしい選択だったように思う。
2011年04月30日
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プロ野球の楽天イーグルスが漸く本拠地仙台での「開幕」を迎えることができました。 当初の開幕予定からは一カ月遅れでの、本拠地でのゲームは、星野監督以下全ての選手が「特別な試合」だとの意気込みで臨みました。 その大事な「開幕戦」を任されたのはマー君こと田中投手でした。 田中はオリックスを1点に抑える好投で見事大役を果たし、楽天は3対1で本拠地での開幕戦を勝利で飾りました。 9回表のオリックス最後の攻撃の場面では、1アウトごとに歓声が高まり、あと一人なった後は1ストライク毎の大歓声と、まるで優勝決定シーンのような熱気に包まれていました。 スタンドの大歓声に包まれて、試合後漸くホッとしたような笑顔を見せた田中の表情が印象的でした。 東北に春がやって来た。 そんなふうに言ったら、現地の方には叱られるのでしょうか? まだまだ厳しい現実の中に苦しんでおられるのでしょうけれど、でも、だからこそ、明るい希望を抱きたいと思うのは、きっと私達よりも比べ物にならない位い強く想っておられるのだと思います。 希望や未来は、いつの世も国や政府によってではなく、そこに生きとし生きる人々自身の力によって掴み取られて行くものなのです。 そうした前に向いて一歩を踏み出す勇気の、その支えになるのは、こうしたアスリート達や、或いはアーチストたちの姿なのですね。 楽天本拠地開幕戦勝利おめでとう! 東北に春が来たのですね!
2011年04月29日
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いよいよ明日からゴールでウィークですね。 さて、どうしようか・・・ 世の中は、このところやや緩んできたとはいえ、まだまだ自粛ムードが漂っていますし、何よりも今まで以上に財布のひもが固くなっている感じがします。 我が家は以前から、こうした連休期間中には敢えて遠出をしないのが暗黙の了解事項で、各々読書にいそしみつつ、出掛けるとしても近場の自然公園的な場所が多く、あとはせいぜい映画か外食です。 今年は下の息子も中学に入学しましたし、上の娘は高三の受験生ですから、いよいよ本格的に勉強に打ち込むべきであり、同時に「親離れ」の時期に差し掛かってもいます。 親としては少し寂しい様な気もするのですが・・・ 私自身は例年になく大量の本を買い出しして来てありまして、この連休中は最低10冊を目標に、読書に浸ります。 あと・・・映画も久し振りに見に行きたいかな・・・「まほろ・・・」とか「八日目の蝉」とか・・・ 何はともあれGWスタートですね。 皆さんはどんな予定ですか?
2011年04月28日
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ソニーのプレイステーション3を介在した巨大な個人情報流出が発覚しました。 今月17~19日頃ハッカーの攻撃を受け、一部登録者情報が改ざんされるなどしたのち、全世界で約7700万件にも及ぶ個人情報が流出したようです。 流出した情報の中にはクレジットカードに関する情報も含まれている危険性があるようで、その規模の大きさと相まって、非常に懸念される事態です。 幸い我が家にはPS3はありませんので、今回被害に遭うことはありませんでしたが、改めてこうしたIT関連の怖さを感じさせられます。 だいぶ前から我が家ではインターネット等での買い物にクレジットカードを使うのは止めていますので、少なくとも金銭的な被害に怯えるリスクは低いのだと思うのですが・・・ それでも電話番号やメールアドレスが不特定多数に漏れるのは不気味なものですよね。 つい先日スマホを手に入れて、目下無料アプリ試しまくりで、昼も夜もいじり倒している私ですが、ここはやはり少しばかり慎重にならなければいけないかもしれません。 スマホで感じているのですが、確かにこうした先進の機器の持つ利便性は計り知れず、一度手に入れれば手放し難くなるものですね。 しかしながら「繋がっている」限りは、こうした情報流出のリスクは常に付き纏うものなのだと、そう覚悟しておく必要もありそうです。
2011年04月27日
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いわゆるライブドア事件の堀江貴文被告に対する上告審で、最高裁は堀江被告の上告を棄却した。 これにより堀江被告の懲役2年6ヶ月の実刑が決まり、近く収監されることになる。 時代の寵児となり、プロ野球再編問題では華々しくマスコミにも登場し、何冊かの本も出版していました。 結局は「時代の徒花」となった感が強い。 新しいビジネスモデルをいち早く取り入れて、巨大な需要を開拓した手腕は認められるべきなのだろうが、粉飾決算や株式分割を利用しての蓄財は許されざる逸脱だと言われても仕方ないのでしょう。 ITバブル・金融バブルの申し子のような存在でもあり、今となっては悪しき過去の遺物的な印象が強い。 獄中では「勉強したい」と述べているようですが、大事なのは何を学ぶべきなのかについて、まずはハッキリとさせるべきだと思う。 我が意に沿う学びのみに終始するなら、つまりは自己正当化のための汲々とした言い訳集めに終わるだろう。
2011年04月26日
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昨日投開票が行われた統一地方選挙後半戦でも、政権与党民主党は諸所惨敗の結果に終わった。 明けて今日、与野党から「菅降ろし」の声が高まる中、当の菅首相は「責任を放棄すると言う選択はあり得ない」と、決算委員会で答弁した。 責任を放棄しないと言うことは責任をとると言うことなのではないのだろうか? 責任をとることなく「責任は放棄しない」と言っても、なんだか釈然としない。 まったくもって政治家の言葉は解りにくい。 まして菅首相の言葉や行動も又非常に解りにくい。 本当に責任を放棄しないと言うのなら、きちんと責任をとって欲しいと思う。 あなたでなければ「震災復興」が出来ない訳ではないのです。 首相は「この大震災の時に私が総理であったこと」に運命を感じる旨発言していました。 運命とは良くも悪くも使われる言葉です。 国民がどんな意味で「運命」だと感じているのか、首相は虚心坦懐に耳を傾けるべきである。
2011年04月25日
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福島第一原子力発電所事故に伴い、半径20キロ以内の地域で、明日から家畜の殺処分が始まるのだと言う。 衛生の観点から必要な処分なのだそうだが、飼い主である農家の方々の無念を思えば、そんな簡単な一言で済まされる話ではないと感じます。 東北にも桜前線が北上し、各地で満開を迎えているようですね。 思うに原発事故さえなければ、今頃は本当に復興へ向けての力強い歩み出しが出来ていたのでありましょう。 明日から始まる殺処分に関して、驚くべきことに補償についての具体的な取り決めも提示さえも為されていないのだと言います。 当事者能力を持たない東京電力と、遂行能力を持たない政府とは、結局全てにおいて後手に回り続けている。 為すべき事を為さずに問題を引き起こしてしまったような者達には、その問題を解決できる能力が無いと言うことなのかもしれない。 もういい加減身を引いてもらいたいものだと思う。
2011年04月24日
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春の雨が降りしきる今日一日、来週から始まる長期休暇中の読書のために買い出ししてきた本の中から前倒しで読み始めた。 手にしたのは吉村昭の「三陸海岸大津波」 ドキュメンタリー作家の大家である吉村氏の筆致は常に冷静であり、無用な情緒に流される事が無い。 切々と事実を積み上げ、その最後にそっと一言、氏の想いが添えられて行く。 この本でも取り上げられる田老地区の再三にわたる津波被害の惨状は、氏の真摯な筆致によって切々と胸に迫って来ます。 思えば今回の震災の後、私達は随分と三陸地域の地理に詳しくなったような気がします。 この本の中に出てくる多くの地名がスッと頭に入って来ることに、我ながら驚きました。 震災後の今だからこそ、この作品は読む価値があるのかもしれないとおもう。 幾度もの津波被害に遭いながらもそこに暮らし続けていた日々との想いが、この作品を読むとひしひしと胸に迫って来ます。 この本の中でも田老地区に築かれた巨大な防潮堤と、しかしそれでも猶それを超えて来る津波があり得ることが言及されていました。 如何に人知を尽くそうとも、それをあざ笑うかのごとく軽々と凌いで襲いかかるのが自然の脅威なのだと、この作品は教えてくれます。 人間が「想定」等と口にするのは、それ自体が許されない傲慢なのだと、そんなことも感じます。 今この本は広く読まれていると言います。 一時品切れ状態でしたが、現在は第9刷分が店頭に平積みされているところが多いようです。 是非ご一読をお勧めします。
2011年04月23日
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元キャンディーズのスーちゃんこと田中好子さんが亡くなられました。 1970年代中葉のテレビ界を席巻したアイドル3人組は、当時高校生だった私にとっては「少しお姉さん」の眩しい存在でした。 普通の女の子に戻りたいという歴史的名セリフを残して解散しましたが、我が親友の一人は後楽園球場で行われた解散コンサートに行って来たと、興奮して話していたのを懐かしく思い出します。 田中さんは解散後約2年後に芸能界に復帰し、女優としての歩みを始めました。 映画「鉄道員」や「黒い雨」で好演したほか「ちゅらさん」など朝ドラにも出演していました。 女優時代もさることながら、やはり私達世代にはキャンディーズのスーちゃんとしての記憶が余りにも鮮明であります。「年下の男の子」「春一番」「微笑み返し」・・・多くのヒット曲と共に、あの3人のキュートな笑顔が蘇って来ます。 乳がんを患い、実に20年もの長きにわたって闘病していたと言います。 最近においても復帰への強い信念を持ち続けていたようで、彼女の芯の強さや真摯さの現れなのでしょうね。 田中好子さん死去 享年55歳 その早過ぎる急逝に心から哀悼の意を申し上げます。
2011年04月22日
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東京電力福島第一原子力発電所事故に関連して、政府は明日の正午をもって半径20キロ以内を警戒区域と定める旨発表した。 法的拘束力を持つ措置で、違反者には10万円以下の罰金や拘留も科す事のできるものです。 順序が逆だと感じる。 まず出て行けと言う前に、避難期間中の補償等に関する明確な提示と実行が無ければ、誰だって不安になるのは当たり前である。 後手後手に回り、いつまでたってもハッキリとした目処さえも示し得ず、抽象的な言葉しか出てこないのでは、被災当事者の心労は増すばかりです。 今日被災地を訪問した菅総理に対して、現地では厳しい反応が大勢を占め、一部激高した怒声も飛んだと報道されている。 菅が為すべきは正しく迅速な意思決定であるのに、それが出来ていないのだと、誰もが感じているのだと思う。 警戒区域設定は立ち入る人が後を絶たないからだと説明されているようだけれど、これも間違えである。 政府がハッキリとした目処も方針も示し得ないから、焦れて立ち入らざるを得なくなるのです。 自らの失策で拡大させている混乱のつけを、結局は法を振りかざして住民に押し付けようとしているのです。 国民に全てのつけをまわす政府。それが今の我が国の政府の、偽らざる姿なのかもしれない。
2011年04月21日
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今日は二十四節季の「穀雨」で、暦の上では春の最終盤を迎えたことになります。 次は「立夏」となりますから、いわば春の最期を飾る半月間になるわけですね。 穀雨とは穀物を潤す雨が降り始める頃をあらわしていて、いよいよ本格的な農耕期を迎える時期とされています。 そんな時期を迎えながら、今年の作付けが出来ないでいる被災地の皆さんには、慙愧に堪えない季節の巡りなのでしょうね。 生業を根底から覆してしまった震災と原発事故の只中にあっては、恵みの雨さえ恨めしく思えるのかもしれません。 寒暖の差が激しいのもこの時期の特徴ですが、この点も避難所の皆さんには骨身にこたえるのではないでしょうか。 季節は確実に巡り、はや初夏を迎えようとしていますが、今年は不安だらけの中に取り残されているような感じですね。 ゆく春を惜しむような心の余裕を、早く被災地の皆さんが取り戻せるようになりますように祈りたい。
2011年04月20日
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東京商工リサーチから発表された「震災関連倒産」に関するニュースには不気味さを禁じえない。 阪神の時を大きく上回るスピードで関連倒産が起きてきており、既に実質的倒産状況にある企業を含めると33社に及び、しかも北海道から九州まで全国に広がっていると言う。 只でさえ復興費用の捻出に頭の痛い時期なのに、これ以上経済が減速して税収が減れば、それこそ決定的なダメージになりかねません。 政治は依然として議論百出で意思決定は遅々として進まず、諸外国からも遠慮がちながらも「苛立ち」の表明が出始めている。 テレビのCMなどで盛んに喧伝されている「日本の力」とは、即ち勤勉で我慢強く、滅私奉公・自己犠牲の気概で難局に立ち向かう国民性に基づいているのだと思う。 しかしいかに勤勉であっても倒産によって職を失えば、その資質を活かす場が失われてしまうし、我慢と言っても現実に日々の生活は嫌でも目の前にやって来るのだから限界がある。 まして将来を担うべき子供達の未来にまで重石を乗せてしまうようであっては断じてならないと思う。 復興には経済も重要なファクターとなるのに、現政権は全く思いを致していないように見える。 何も期待されない政権が「復興」を叫んでいても、現実には在野で日々倒産が発生し、失業者が増加して、益々税収は減少するばかりである。 もはや我慢の限界に近付いているのかもしれない。 我慢強く勤勉な人の心が折れたとき、そこに待っているのはウツなのかもしれない。 この国自体がうつ病になってしまわぬことを切に祈りたい。
2011年04月19日
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遂に思い切ってスマートフォンに乗り換えてきました。 想像以上に「ハマる」し、恐れていた程難しくも無く、ホッとしているところです。 とは言っても根っからのデジタル音痴の私ですから、使いこなすまでには程遠い状況なのでしょうけれど・・・自分がどのレベルに居るのかも良く解らないので・・・ それにしても! 無料アプリだけでも使いきれないどころか選ぶにも大変な程膨大な数が用意されていて、それらを取捨選択することで無限に「自分好み」の一台に仕上げて行けるところは、本当に瞠目すべき利便性です。 ニュースに天気予報に地震速報に・・・早速幾つかのアプリを入れて、我ながらご満悦です。 これらの全てがポケットに入ってしまうのは驚異的なことですね。 只少し文字入力が・・・画面上に現れる文字キーが小さいので、どうも違うキーを押してしまいがちでして・・・ まぁ~とにもかくにもスマホ・デビューです。 暫くはいじり倒しそうな感じです。 因みにドコモのMEDIAS N-04Cなのですが、まだ解説書とか出ていないようで・・・ なんか良いガイド本とかないでしょうかねぇ~
2011年04月18日
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プラチナ世代と呼ばれる逸材揃いの中で、やはり斉藤祐樹は何か特別な星の下に生まれた存在なのかもしれない。 今日のロッテ戦にプロ初先発し、見事に勝利投手になりました。 巨人沢村が初先発初勝利を逃し、西武大石が故障者リスト入りするなか、斉藤は今年のルーキー初勝利一番乗りも成し遂げました。 初回に井口に本塁打を浴びたものの、その後は丁寧なピッチング。 5回に2点差まで追い上げられましたが後続を抑え、味方の援護もあってめでたく勝利投手となりました。 日ハム自体は昨年同様出だし苦戦中で、これで漸く2勝目なのですが、梨田監督は斉藤のローテーション入りに言及しながら上機嫌の様子でした。 昨年以上の大混戦が予想されるパ・リーグで、今後は楽天田中や西武大石らとの投げ合いも楽しみです。
2011年04月17日
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今日は良い天気で、気温もグングンと上昇して、遂に今年初めての夏日になりました。 もうすぐGWがやって来る訳で「初夏」の香りが近付いてくる季節なのですね。 震災直後には寒さとの闘いが問題になていたのに、いつのまにか季節は春の盛りに・・・ 時の経つのは速いものだと、振り返ればいつもそんなふうに感じるものですね。 今は苦境の最中にあるのだけれど、しっかりと歩んで行けば、10年後、20年後、きっと「そんな時代もあったね」って振り返ることができる時が来ると、そう信じて行きたい。 来週は又気温が下がる傾向にあるそうですから、お互い体調管理には気をつけて行きたいものですね。 被災地の皆さんも、どうかお体に気をつけてお過ごしください。
2011年04月16日
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昨日初会合を開催したと報道された「復興構想会議」は、本当に復興に寄与できるのだろうか? 会長の人選は本当に妥当なのか? 何故作家や脚本家が必要なのだろうか? この顔ぶれを見て「構想」とは、文字通り「想い描く」ことで、復興に関して「こうなったらいいなぁ~」みたいな夢を語り合うことなのじゃないのかと思えてくる。 地に足のついた議論ができそうなのは・・・被災三県の知事ぐらいじゃなかろうかと思う。 そもそも、現下医療・住居・雇用・教育と言った、差し迫った課題が山積みになってのである。 今まず為すべきは、そうした現在の危機にどう対応するのかであり、最優先課題であるはずです。 第一次答申が6月末とは、如何にも政治家的・官僚的なのんびりとしたお話ではないか。 つまり、自分達は何不自由のない日常の中に居るから「一日も早く」と願う被災地の声が胸に響いていないのであろう。 未来に向けた新しい地域作りとか、祈念公園とか、そんな話はまだ少し先のことで良いと思う。 しかも口当たりのよさそうな、夢物語のような、抽象的なお題目の羅列なら、そんなものは復興に向けて何の役にも立たないだろう。 復興すするにはそこに生きている人々が安心・安定を取り戻さなければ意味が無いし、復興自体が不可能でしょう。 まずは医療・住居・雇用・教育の四点に全力投球し「今すぐ」窮状を打破することです。 夢のような「構想」を話し合う会議より、現実のスピーディーな施策の実行こそが求められているのである。 こんなピントはずれなことばかりやっている政府に、これ以上何ものも期待できない。
2011年04月15日
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何をやっても、何を言っても非難の対象にしかならない菅政権は、いよいよ本格化する「倒閣」圧力と向き合わなければならなくなってきている。 言ったの言わないのと、無様な混乱が続いている「20年間は住めない」発言を契機として、統一地方選後半を待たずに、与野党問わず内外から倒閣圧力が高まっている。 内閣がこんな状態で、本当に「全力で」復興に向けての政策が実行できるのか、極めて疑問だと言わざるを得ない。 これまで打ち出されて来た対策は官僚だけでも十分に策定できる内容ばかりで、民主党が標榜していた政治主導による、つまりは政治決断による大胆かつ有効な対策など何一つ行われていない。 過日の記者会見でも菅は「いち早く自衛隊を投入した」とか胸を張って見せたけれど、そんなことはごく当たり前のことで、悪いけど私にだって思いつく話です。 今求められているのは「想定外」「未曾有」の震災に対する、想定を超えた立法措置とその速やかな実施であり、それが仮に未曾有の政治決断であっても、それを為し得るリーダーシップなのです。 見通しが立たない状況が長期化すれば、やがて国民全体の紐帯も復興意欲も、疲弊と諦念とに飲み込まれて行ってしまいます。 まして、この先日本全国どこもが巨大地震に見舞われる危険性が否定できないとも指摘されている中、とてもこんな頼りなくだらしない政府のままでいて良いとは思えない。
2011年04月14日
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昨日開幕したプロ野球。注目の楽天は開幕戦に続いて今日もロッテに勝ち、二年振りの開幕連勝スタートとなりました。 昨日は逆転での勝利。今日は先制・中押し・ダメ押しと、理想的なゲーム運びで、昨年の日本一ロッテを相手に、堂々たる連勝スタートとなりました。 まだ開幕したばかりで気が早すぎますが、やはり今年の楽天に対しては特別な思い入れがるのも正直なところです。 私自身はライオンズファンなので心中複雑ではあるのですが・・・思えばあの阪神淡路大震災の年も、何故かオリックスを応援していたように記憶しています。 なんだか訳がわからないけれど・・・取り敢えず楽天と西武に頑張ってもらいたいと思うのです。 いずれにしても、こうして野球の試合結果に日々一喜一憂出来ると言うのは幸せなことなのだと、つくづくと感じます。 早く本拠地仙台での「開幕戦」を迎えられると良いですね。 避難生活を強いられておられる方々を、少しずつでも球場に招待することはできないでしょうか? 野球観戦と言う「日常」を、被災地の方々が一日も早く取り戻せることを祈りたいとも思います。
2011年04月13日
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福島第一原発の事故は、遂に最悪の水準である「レベル7」に達したと、今日正式に発表された。 あのチェルノブイリ以来、人類史上2例目の、最悪な原発事故と認定されたことになる。 判断の元となった大気中への放射能放出量については、実は先月15日頃に大量の放出が起きていたことも明らかになっています。 そうであれば「何を今更」との感を拭いきれません。 今日の記者会見で菅は相変わらず政府の対応に胸を張って見せ、質問した記者に食ってかかるような応対さえ見せていましたが、国民の多くは認めていないでありましょう。 この原発事故に関しては、明らかに初動に遅れや混乱があり、結果史上最悪の事故に繋がったのです。 耳当たりの良いことしか口にしない政府の言葉とは裏腹に、一向に出口さえ見えない事態の連続であり、誰もその言葉を信じられずにいる。 信じられないから風評被害も収まらないのだろうし、信じられないから避難計画にも素直に従おうとは出来ないのでしょう。 一方東電は完全に当事者能力を失っているようにも見える。 清水社長は現地を訪問したにもかかわらず、地元住民にも、知事への挨拶さえもせずに立ち返っていると言う。呆れて言葉も無い。 人類史上僅かに2例目となる、最悪レベルの原子力事故に発展したことの責任を、国と東電は連帯して、速やかに償うべきである。 ただ避難せよというばかりで、どこへ行けば良いのか、それはいつまで続くのか、その間の生計の維持はどうなるのか、雇用は? 教育は? そうした幾多の質問に何一つ満足に答えられずにいる国も東電も、少なくともこの事故に関しては万死に値する失態を重ね続けていることを自覚せよと言いたい。 そして日本に限らず、全世界が注視していることも又、国は肝に銘じるべきである。 被災者は、その忍耐強さや秩序の保持で全世界から賞賛されているけれど、国は非難の対象になりつつあるのである。
2011年04月12日
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あの日から一カ月、各メディアは現在の被災地の様子を報告しています。 瓦礫の撤去、道路の確保、新しい電柱の設置・・・徐々にではあるけれど復興へ向けての変化が見られ始めている。 一方で場所によっては、あの日と何も変わっていないように見え、実際行方不明者の捜索すら始まっていないところもある。 遅々として進まない仮設住宅建設、依然として出口の見えない原発事故の影響・・・ そんな今夕、またも大きな余震が被災地を襲った。 いったいいつまで続くのだろうか。 掛けるべき言葉も見つからない。
2011年04月11日
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投票締め切りと同時に当確のテロップが流れた東京都知事選挙、現職の石原慎太郎氏が四選を確実にしました。 出口調査の結果では東国原氏が第二位、渡辺氏は第三位になるようです。 各地の知事選や県議会選の結果はこれから出てくるようですが、概ね現職や自民党系の候補が強い様子です。 民意は改革・革新より実力・実績であり、或いは又強いリーダーシップを求める流れのようです。 この未曽有の国難の時期にあって、結局求められるのは正しく強いリーダーの出現なのでありましょう。 積極的・消極的様々な動機によるのでしょうが、有権者の選択は「強い日本」への回帰、復活を希求する願いの現れなのでしょう。 統一地方選挙を象徴する東京都知事選の結果を、現政権は逃げることなく、言い訳することなく、正面から受け止めるべきである。 種々問題発言もあり、決して中庸とは言い難い石原氏ですが、良くも悪くも、その強烈なリーダーシップこそが東国原・渡辺両氏を凌駕する支持獲得の原動力だったのではないでしょうか。 やはり、国政も又早期に民意を問うべき時期に立ち至っているのかもしれません。 震災復興管理内閣さえも早期に構築し得ないのなら、若干の政治的空白も又やむを得ないのだと思う。 今一カ月ほどの政治空白を懸念するよりも、今後何年も取り組んで行かなければならない復興計画が、真に役に立つ正しいものになることの方が遥かに大切だと思う。
2011年04月10日
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アメリカで行われているゴルフの第75回マスターズ・トーナメントは予選第2ラウンドが終了し、念願の予選突破を「三度目の正直」で達成しました。 石川は通算2アンダー20位での予選通過で、僅か1打差に泣いた昨年の雪辱を果たしての予選通過となりました。 石川は19歳6カ月で、本当なら日本人の最年少マスターズ予選通過記録を更新するはずだったのですが・・・ なんとアマチュアで参加していた松山英樹が19歳1カ月で予選を通過し、最年少記録は松山によって塗り替えられることになりました。 松山は被災地である東北福祉大学の2年生であり、彼の快挙は被災地にも大きな希望になるのではないでしょうか。 しかもアマチュアでの予選通過は松山だけだったことで、今大会におけるベスト・アマチュア受賞が確定しました。 アスリートの世界では次々と新たな星が生まれて来て、石川のような若手であってもすぐに追われる身になるのですね。 こうして若く新しい力が次々と台頭してくる様子には、やはり大きな希望や夢を感じるし、何やら大きな力を貰えるような気がします。 前を向こう、生きて行こう、復活へ! 今月発売される月刊誌には、軒並みこうした見出しが躍っています。 そうなのですよね、前を向いて歩き始めなければダメですよね。 被災地にある大学に通う大学生が、海外で大きな快挙を成し遂げてくれました。 久し振りに明るい話題に触れられたような気がします。
2011年04月09日
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始めは「また始まったのかな?」と思った。 震災以降各地で急増しているという「地震酔い」症状が、私にも時折自覚される時があるからだ。 ベッドで本を置いて、灯りを消して間もなくの頃だった。 揺れが収まって寝室を出ると居間に灯りが付いている。 真っ先にテレビをつけていたのは娘だったけれど、私と相前後して家族中が居間に集まって来た。 ニュース速報で余震と知り、その震度が6強だと知り、そして津波警報が出されていることを知って、皆無言のままテレビ画面に釘付けになった。 一か月も経って、こんなにも大きな余震が来るなんて、何と自然は酷い事をするのだろう・・・ ある専門家は、向こう数年間は、こうした大きな余震もあり得るし、又違う地域で別の大地震が起きる可能性もあると指摘しています。 今は只、とにかくもこの大震災から立ち直ることに精一杯だと言うのに。 早く収束して欲しい。 そして今しばらくは、どうかこの国をこれ以上苦しめないで欲しい。 祈る思いで深夜の寝床に入ったものの、なかなか寝付かれませんでした。
2011年04月08日
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直木賞作家角田光代の「八日目の蝉」を一気読みしました。 昨年テレビドラマ化された折に文庫を買ってきたのですが、そのまま「つん読」状態だったのですが・・・ 昨日息子の入学式に合わせて休暇をとっていて、ぽっかり空いた午後の時間に読み始め、どんどんと引き込まれて行き・・・今夜読了です。 一気に読み切らなければ本を置けない・・・そんな作品の一つであることは間違いありません。 前半と後半とが異なる二つの視点から描かれるこの作品は、真実の多様性と自分自身と向き合うことで見えてくる「何か」の持つ普遍的な力を教えてくれるように思う。 逃げていては、背を向けていては決して目にすることの出来ない風景がある。 それこそが「八日目の蝉」が目にする世界なのかもしれない。 今月末には井上真央主演で映画化された作品が公開される予定になっています。 こんなにも内面の独白が濃厚な作品を、いったいどのように映像化するのか? とても興味があります。 それにしても、意思決定できず、行動も出来ず、責任もとれない・・・そんな無様な男性像を読み進めるにつけ、これはひょっとすると最も辛辣な現代日本の風潮に対する批判でもあるのかもしれないと感じる。 人生における弱者とは、畢竟自らの人生を自分で決めることのできない人間なのだと教えてくれる作品でもある。
2011年04月07日
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今日は息子の中学入学式でした。 詰襟姿の学生服に身を包んだ我が息子は、まだ背も小さいし童顔のままで、なんとも可愛らしい子供のままなのですが・・・ これからの3年間で、どんどん体格も心も大人に近付いて行くことでしょう。 こうして無事平穏に入学式を迎えられることに感謝したい。 今こうして生を受け、変わらぬ日常の中で生かされていることに感謝をしたいと思う。 今回の大震災は、私達がいつの間にかどこかに忘れてきてしまった大切なことを、随分とたくさん思い出させてくれたようにも思うのです。 今日中学生になった息子たちの世代が、やがてはこの国の未来を立派に背負って立ってくれるようになる日を楽しみにしたい。 何故学ぶのか? それは人の役に立つ人間になれるように必要なことだから・・・ 学びの場は学校に限らない。 我々大人もまた、子供達に負けない学びを続けて行かなければならないと思う。 教室で配られた教科書の厚みに、何やら懐かしさと同時に頼もしさを感じました。 息子よ、学ぶ人であり続けて欲しい。 全国の新入学生の皆さん、ご入学おめでとう! 頑張ろうね!
2011年04月06日
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今日は二十四節季の「清明」です。 空気が「清浄明潔」なる頃とされていて、春の盛りを迎える時期にあたります。 私はこの清明と言う語感と字面が大好きで、我が誕生日前後にあたることもあってか、二十四節季の中で一番好きな区切りの日なのです。 今日はその清明にピッタリな、雲一つない青空が広がり、春の日差しに溢れた気持ちの良い一日でしたね。 例年であればお花見に興じるのですが、今年はどうも気分じゃない感じです。 そんな中被災地である岩手県の酒造屋さんが「花見を自粛しないで下さい」とのメッセージを発して話題になっています。 何だか逆に「元気を出して!」って言われているようで・・・でも、その裏面に見え隠れする、被災地の窮状と必死さに、思わず胸を打たれる思いです。 そろそろ・・・市民生活においては、自粛を自粛しても良いのかもしれませんね。 それぞれが持ち場に戻って、自らに課せられた最善を尽くすことこそが、この国を未曾有の大災害から立ち直らせるためには是非とも必要なのだと思う。 原発事故が重い足枷になっている中ではあるけれど、それでも春のひと時、しばし桜を楽しみもし、鋭気を養い、前を向いて歩き始めるべきなのかもしれません。 来年の今頃には、被災地の方々も含めて、改めて「清明」をじんわりと味わえるようであって欲しいと、心から祈らずにはいられません。
2011年04月05日
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東京電力は福島第一原子力発電所から低レベル汚染水を海に放流すると発表、政府も「緊急避難として許可した」と。 泥沼状態である。いつになったら改善方向に舵を切ることができるのかさえもが全く見えていない。 地震と津波による被害も甚大だが、この原発の事故は本当に余計なお荷物であり足枷になっている。 のみならず、最悪の場合将来の長きにわたって、その禍根を引き継がざるを得なくなるやもしれない。 東電には全ての被害に対しての、確実かつ迅速な補償を求めるべきである。 放射能は天災ではなく人災なのです。
2011年04月04日
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被災者の方々は絶望的な境遇にありながらも、しかし確実に復興へと目を向け歩みを始めようと、力強く立ちあがろうとしているのに、政府は一体何をやっているのか? 二度目となる菅の現地視察は「何をしに来た」と、被災者から冷たくあしらわれ、たかだか1時間にも満たない短時間で切り上げたと言う。 菅は何を考えて、貴重な燃料と人出を費やして現地視察など行ったのか? そんなに見たいのならヘリを飛ばさずに自分の足で歩いて行けと言いたい。 民主党は党のマークをあしらった新しい防災服だか作業服だかを新調するらしいとも報じられている。 バカじゃなかろうかと、心底呆れかえる想いである。 菅らの果たすべき役割は意思決定であり、作業服を着て現場をうろつくことではない。そんなのは却って邪魔なだけなのだ。 普段通りスーツでも何でも良い、格好より中身! 思い起こせば震災発生前、平時であっても菅政権は国民から大きな失望の的になっていた。 普段できていないことがイザと言う時にだけ出来るはずもないのと同様に、平時でも役に立たない政権が、この非常時に役に立つとは全く思えない。 現実に現政権の震災対応には不満だらけである。 早期に暫定的な挙国一致体制での「震災対応内閣」を構成し直すべきである。 その後この国の新しいかたちを決めるのは、誰でも無い、被災者も含めた我々国民なのである。 下らない視察に燃料を浪費するなら、下らない作業服の新調に意を用いるのなら、それらは全て被災地に振り向けるべき時なのである。 この内閣、この政府では、震災からの復興の、むしろ足かせにもなりかねないと、本当に心が痛む思いがする。
2011年04月03日
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福島第一原子力発電所ではピットと呼ばれる部分から、非常に高濃度に放射能汚染された水が、なんと海へ垂れ流しになっていたことが明らかになった。 しかも沖合の海水でも基準値の2倍に達する放射線が測定されているとのことです。 風評被害等の問題が盛んに議論されているけれど、結局は「元を断つ」事が最優先なのだと、改めて考えさせられます。 いかに「安全」を言葉で伝えられても、こうした「悪い話」が後から後から出てくる状況下では、怯えたり不安に思う人心を軽々しく非難することはできないのではないだろうかと思う。 是々非々は大事な姿勢であるし、かの哲学者三木清の言うとおり「節度ある懐疑だけが知性であり得る」のも確かなことだと思う。 こうした「冷静」な態度を維持できるためには、やはり事態の収拾、或いはせめてその見通しが必要であるし、何よりも現状の包み隠しの無い開示が必要なのです。 いずれにしても・・・これだけ重篤な汚染をまき散らす危険性を孕んでいるのが原子力技術だと、そのことだけは明確になってしまったのだと思う。 言うまでも無く原発は人間が作り出した物である。 そうであれば、その契機が自然災害であったとしても、やはり原発事故は人災なのだと思わざるを得ない。 人類は自らが制御しきれない文明を手にしてしまったのである。 多く存在する「身の丈を超えた」文明の、原発は代表格なのかもしれない。
2011年04月02日
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新年度の始まりの日、各官公署や企業においては入社式などが行われ、企業においては新たに始まる期に向かっての経営方針等が語られる日でもあります。 あの阪神大震災の後の4月1日にも味わうことの無かった、言葉にならない独特の想いで迎えた、今年の新年度初日になりました。 当社でも入社式が行われました。 こうして例年通り、何不自由無く入社式が行えることに、心から感謝を捧げたいと思う。 黙祷の後始められた年度方針発表会も、今年は形式的儀礼的要素は排除しながらも、この難局にあって猶前進を遂げようと確認しました。 様々な新年度のスタート。 万感迫る中での4月1日です。 被災から復興へ! その想いを新たにする新年度のスタートでもあると、そう信じて歩んで行きたい。
2011年04月01日
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