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パフィーの3回忌の日だというのに バタバタ忙しくしていて パフィーが手塩にかけて育てた トーニャをベランダに締め出してしまった朝 出たいと言うので 忙しいとしまうの忘れて出かけちゃうと大変だから 帰って来てからと約束してしまった3時過ぎに『約束は?』と言う顔をしてベランダの出入り口で振り返ったので シャトの散歩の間だけと言って出したまま・・・・他所の犬の散歩やら 来客やら 母の介護認定の見直しやらの連絡で すっかり頭の中から飛んでしまった介護手続き云々で電話がかかってきた時に 『あ~暗くなってきた トーニャしまってやらなきゃ』 と思いながら上の空で聞いてたのだが あまりに話が半チクなので 突っ込んでいる間に1時間!カッカしてたら トーニャのことなど・・・やれやれである娘が帰宅して 『ねぇ 猫の声しない?』と言うが私の耳には聞こえないそお?と軽く流してしまったが 『トーニャみたいな声なんだけど・・・』あっ! 蚊に刺されちゃったかも・・・レボリュ-ションしたほうがいいかな・・・アレルギー出たらまずいな・・虚弱体質の年寄り猫をフィラリアなんかで死なせたくはないし・・・・・・でも のらりんこ一家は 去年夏中外だったし・・・色々考えが巡る・・・あ~あ・・・歳は取りたくないよなぁ・・・そうやってみるとパフィーかーちゃんは すごかったなぁ・・・呆けて徘徊していても 我子達の面倒は死ぬまできちんと看切ったんだものとーちゃんの初七日をきちんと済ませて 1にゃんと一晩ずつ4日に亘って添い寝して とーちゃんの元へ旅立った 天晴れ肝っ玉かーちゃん!ごめんね・・かーちゃんの一番大事なトーニャ 置き去りにしちゃうなんて・・以後 充分気をつけまーす ってことで ごめんなさい・・・
2009年09月27日
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4にゃん無事捕獲 第一号 こぶちゃん のらりんこを卒業こんな最中に迎えたファルコンの一周忌・・・今年はゆったりとした気分で供養ができた地域猫を扱う団体で生まれ付いての野良猫は人には馴れないと言うような記載を以前に見たことがあった生まれも育ちも非の打ち所のない野良猫の両親から生まれ 人に追われ 犬に襲われ やっとのことで子育てをしていたおかぁしゃんもまた野良猫が産んだ仔猫が成長した個体である捕獲して1年仔猫達はやっと自分から 人間の所へ来るようになった人を恐れなくてもいいということが解りかけているおかぁしゃんでさえ 隠れていることが殆んどなくなっている普通の猫のように(?)お気に入りのキャリーの中で寛いでいたり 窓辺で日向ぼっこをしていたり・・・私限定ではあるが 触らせるようにもなってきたのらりんこ達を馴らす・・・・ファルコンならどうやっただろうパフィーだったら・・・物事の原点に 思考の出発点に 必ずといっていいほどこの2頭が顔を出していたどんな犬にも嫌われず どんな犬でも受け入れられるファルコン大きなバーニーズやゴールデンやオールドイングリッシュドッグでさえ ファルコンを敬っていた一生懸命屈んで地に顎をつけて挨拶をしていたファルコンは2・5kg前後大型犬の顔より小さいそのファルコンなら こいつ等とどう向き合ったか・・・多分・・・勝手に暮らせよ 来たくなったら来いよそんなスタンスを取っただろうと思うだから・・・ そうやってみた追わなきゃ来るもんだ人と暮らしていたはずのペルシャっ子達だって 人馴れには苦労しているようであるそれなら・・・1年で ここまで来れば上等なんじゃないかと・・・こぶちは 人間無しでは暮らせないコイツは本当に保護してよかったと思う野良では絶対に生きていけなかったと確信できるちゃしろんはおとぅしゃんに瓜二つ 独立独歩の我関せず派コイツなら野良でもやっていけるしろっちゃは 甘ったれ 18時になると必ずお膝猫をしている勿論自分から来る この間はうっかりおねぇちゃんのお膝に乗っかって どうしていいか分らない顔が可愛かった医療行為を全て済ませて 晴れていえりんことなったお祝いとファルコンの一周忌が合同になってしまった去年ことしは・・・大好物だった コージーコーナーのシュークリームとマドレーヌが埋れてしまうほど供わっている去年も勿論供えたけど・・・数ある洋菓子の中で 箱を見ただけで小躍りするほど好きだったんだよね・・・・猫達も一切悪戯はしない・・・解るのだろうか・・何故ここにお菓子があるのかが・・・
2009年09月17日
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9月の天国へ旅立った愛犬2頭・・49日も無事済んだが 御縁を頂き 可愛がって下さった方 お花や香を手向けて下さった方・・長寿だったので本当に多くの方から見守られて生涯を送ることができたと今更ながらに感慨深い七五三やら連休やらで皆さんへのご挨拶の時期を逸してしまいそうだったが 本日やっとご挨拶回りができたお手紙を添えて・・地上のみなさぁ~ん!すっかり御挨拶が遅くなっちゃってごめんなさい天国に着いたら なんと顔見知りばっかり!古きよき時代の南部公園の仲間がみんなで出迎えてくれて・・毎日が まるで同窓会みたいだよあの頃みたいにみんなで楽しく過ごしてるよ僕達に優しく楽しい毎日を過ごさせてくれた皆さん本当にありがとうすごく楽しく幸せな申し分のない地上生活だったそしてファルコンの果てしない物語は天国でも全開!パフィーはヒヤヒヤしながらも ニコニコ眺めてるさミッキーとミニーの様に未来永劫離れることのないネヴァーエンディングストーリー展開中です ファルコン&パフィー明るく楽しく生き抜いた2頭・・・本当に天晴れ! 良い一生だった
2007年11月26日
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『田舎からりんごとラフランスたくさん届いたの・・ファルコンりんご好きだったよねぇ~ちょっとだけど御裾分け・・』そういって訪ねてきてくれたファルコンは我が家に来たとき擂りりんごだけが好物だった手渡されたときフードに擂りりんごを和えるとよく食べるから・・と言われすぐさまりんごを買いに行った思い出があるその後はシャリシャリした食感を楽しんでりんごを味わっていた仏前にはいつもりんごが供えられている美味しいりんごは何よりの供養である彼女がそんな小さい事をちゃんと覚えていてくれたのがとても嬉しかった世間話をしながら『ウチも犬(柴犬)が死んだ後 ホッとした反面 いない寂しさで若干神経が参っちゃって・・・お父さんがチワワなら年とってからでも散歩くらいさせてやれるだろうからって買ってきたんだけど・・・失敗!小型犬初めてだから何だか怖々扱ってたらすっかり躾の行き届かないわがまま犬になっちゃって・・・どうしよー・・状態になってる 近いうち見に来て!嫌な事すれば噛み付くし 思うようにならないと怒るし・・ウ~~~って言う前触れがなくっていきなり 噛むし・・強いんだこれが・・・本気なのかな?』だから最初が肝心だっていつも言ってるのに・・娘はシェルティがよかったのに・・と見向きもしないと嘆く正直なところ彼女は犬を飼うのは向いていないと思う知識や情報に無関心すぎるし 『犬』というものに対する認識がないに等しいでも結婚して依頼ずっと犬を飼っている不思議な人である世話が面倒でたまらないと言いながら世話をし やっと開放されたのに またわざわざ買ってまで飼う世は様々であるから面白いのかもしれないさてチワワちゃんの噛み付き具合がどの程度か・・近々お邪魔する運びとなってしまったまぁ 歩いて数分の距離 りんごのお礼代わりに覗きに行くか♪
2007年10月24日
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愛する我が家のパートナーを立て続けに2頭も失って 後は猫ばかり・・・そんなことになったらどれほど 悲しみの海に沈みこんでしまうかと・・ところが我が家・・2つ並んだお骨・・キンキラの殿様装束のようなファルコンと白無垢かウエディングのようなサテンシルクのパフィー並べたら何だかとっても幸せそうに見えて・・お花がだんだん鮮やかな色合いのバラになり 大輪のカサブランカが気高い香りを漂わせ まるで結婚式のよう・・お空の上でも寄り添って仲良く暮らしているんだろうと嬉しくなってしまった個人的な葬儀の画像なんて掲載すべきではないと思ったのだが あまりにも悲しみのない情景『パフィー 呼んでもらえてよかったね♪』 『やっと二人だけでのんびりできるね 子供達(猫)は当分こっちで預かってもらって仲良く暮らしてね』『やっぱりお似合いだね!・・う~~ん とっても幸せそう・・よかったね一緒にいられて・・』訪れる人が全て 神妙な顔で入ってきて笑顔で帰っていく・・・・・・・取敢えず 葬式終わったばかりなんですけど・・と言いながらなぜか家族も笑顔になってしまうそれほどこの2ワンの絆は強かったのだと改めて知らされた思いである悲しみに不釣合いな なぜかとても幸せそうな祭壇に見えないでしょうか・・
2007年09月29日
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やっと傍にいけたね笑顔になってる・・お友達から頂いたお花は 『ファルコンに会ったらプレゼントしなよ』『また一緒に暮らせるお祝いだよ』って・・生きてることの方が辛い事だってあるんだよねすごく幸せそうないいお顔して今頃ファルコンと大空駆け巡ってるね空ろだった瞳 今はキラキラした瞳になってるやっぱりファルコン無しじゃ生きていけなかった・・・10日間よく頑張ってファルコンを守ったよねお役目終了!ごくろうさま・・・ そしてありがとう2007.9.27 14:45 パフィーお空のファルコンの元へ
2007年09月27日
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ひとつの命が空へ帰ったこれでまたひとつ無事に神さまからお預かりした命をお返しする事ができたおりしも敬老の日 早朝4時・・穏やかに蝋燭か燃え尽きるように・・・静かな死の瞬間だったその少し前・・どこからともなく全員が集合してきて回りに座った本能が送る事を指示したように・・ご苦労様・・ファルコンありがとう
2007年09月17日
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暑さ凌ぎと体の清浄 最大目標はリハビリという水泳教室・・いまさら・・・とは思ったしかし自由の利かない体をもてあまし吠えまくる爺ちゃん・・お風呂に入れると心地よい疲労感からか良く寝るし 起きていてもうるさくないそこで固まってしまった筋肉の緩和をかねて水泳教室・・若い頃はお風呂は大好きなのに水面恐怖症プールなんかはとんでもないといった感じでハウスに入ってしまう我が家では緊急時以外 ハウスに入っているときはいかなることがあっても 手を突っ込まないと言う鉄則がある嫌な事をされた後は必ずハウスに逃げ込むされそうになったのを察知して逃げ込もうとする・・人と犬とのスピード比べであるしかし寝たきり老犬 申し訳ないがこちらの意のままに・・・戸惑ってはいたが自由に動く手足にちょっぴり満足介護用ハーネスを使っての補助ライフジャケットではたぶんバランスがとれず危険だと思い なれるまではハーネス使用としたさて爺ちゃま・・お気に召しましたかな・・・よく寝る よく寝る・・・
2007年08月05日
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犬の歩き回りを徘徊といっていいかどうかいつも考えながら 他にうまい表現法が見当たらないので つい そう書いてしまうのであるが・・・これが1日観察しているとかなり面白い本犬はそんなことを思われているのは心外かもしれないまず起床7:45それから2階のトイレに行く 大小済ませて1階へ抱いて降りる自力でも降りられるのだが最近目が大分悪く 猫が共に下りてくると視界を遮られ踏み外すことがあるので 安全の為である下へ降ろすと1階をくまなく調査に歩く・・・室内は言うまでもなくソファーの下から 猫のトイレから 自分のトイレから キッチンの隅々まで 洗面所 風呂場 玄関 果ては人間のトイレまで・・・調査終了と共に『ご飯まだ?』の笑顔人間はその間に雨戸をあけ 窓を開放し(網戸猫仕様のネット付) 猫のトイレの掃除 部屋の掃除・・・人間より先には貰えないと言うことを熟知している者ども・・・全員お座りして行儀よく待つ食餌の配布が完了する まだ『待て!』の状態 猫も同様・・動くとパフィー母ちゃんに叱られるそこへ御大ファルコン登場『はい いただきます』となるのだが・・・ここから又自分のフードはそっちのけで他の犬猫のフードを覗きまわる そこでエンジンがかかった様に又家中ぐるぐる歩き始めるみんなの食餌が終わった頃一人もくもく食べ始める 何か意味があるのだろうか?散歩はひたすら走り回る所詮小型の老犬であるし 人の前を歩かないことは忘れていないらしく 横をひたすら付いて走る・・(犬のペースにあわせて走っているので他事ながらご安心下さい)心拍数がさほど上がらないのが不思議なのである満足するとさっさと帰宅の途に付く・・・この間約1時間夕飯まで熟睡・・・と思いきや途中『カパッ』と起きて走り回って 地球を突き抜けたいのかと思うほど布団やタオルを掻き掻き 掘り堀し始めるで突然『パタッ』っと寝てしまうこれが3回くらいほぼ決まった時刻の現象である夕方の散歩食餌も朝同様全て済むと今度は死んだように眠る起こしても起きない人間が寝る時刻に『おニ階行くよ』と言うと呆け~~~っと半分起きるニ階のトイレで小を済ませて本格的に眠りに入り朝まで熟睡・・・・なのに昼の間のトイレはシートからはみ出すのは当たり前歩きながら出たくなったらそこでお済ましになる・・・・・いわゆる『何処でもトイレ』状態で私はトイレットペーパーとシートを片手に駆けつける狭い家で良かった・・・年老いた犬2頭毎日が同じ様に過ぎて行き・・着実に年をとっていく健康診断は今年もまずまず年齢よりは若いと・・・筋力も体力も落ち ワクチンをする場所も差しさわりのないところを探さなければ打てないほど・・2.02kg&2.26kg 後どれほど共に暮らせる日々を与えてもらえるのだろう
2007年06月05日
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しかしこんな小さな体の何処にこれほどまでのパワーがあるのだろうと首を傾げる毎日である老犬とは初めての付き合いではないが 今までの犬達はここまで我が強くなかった気に入らなければ何時までも吠え続けるたった2.5Kg・・・この共鳴箱にしてこの響き渡る大声放っておけば一日だって鳴き続けそうなスタミナ立っていることが精一杯なのに 今度は歩こうとし始めた『生』への執念恐るべしであるあまり吠え続けると近所迷惑でもあるし かといって言いなりにはなっていられないそこで・・・『この世にそんなに文句があるなら さっさとあの世とやらにいってみる?ただね・・お前は泳げないんだから 三途の川の方向へ行っちゃだめだよ必ず”虹の橋”方面へ行くんだよ 橋を渡ってあの世へ行くんだよ』なんのこっちゃ・・・言いながらばかばかしさに笑ってしまったが・・昨年のクリスマスの頃には もう正月は越えられないだろうと誰もが思うほど 衰弱していた正月が近づく・・美味しい御節を食べるんだよ がんばれ!起き上がることはもちろん 寝返りさえ打てない・・要求吠えもない・・呼吸さえ・・・してる? うんうん大丈夫・・と言う状態邪魔なほど多かった真っ白な被毛・・・見る影もなく地肌が晒されている・・年末年始の葬式になったら・・と調べまくっていた歳は明け小康状態は続いた命強い犬である・・やりたくて仕方なかった業種に就労し3年余り・・ 毎日夕方からちょこっとだけ行っていた仕事をやめた退職理由の欄に『介護』と書いた私の年齢では会社も引き止められないやめて一日中家にいる状態になったとたん めきめき回復してきた・・節分・・ひな祭り・・その頃には再び立つことができるようになった自分では立てない 立たせてやるとその状態を1分ほど保持する・・『新しい桜並木歩こうね』目標はお花見・・禿々だった毛がポヨポヨ生え始めてきた春と共にあらゆる機能が復活してきている生きる力のすごさがそこにあった『水』『ウン○』『オシッコ』全て吠えて知らせる事も戻ってきて若干うるさい!食べる 排泄する 吠える・・・これが生きていること 存在そのものなのであるこの状態をどう変化させていくのか知らぬが トコトン付き合ってやろうじゃないか!と腹を括るあまりにうるさく無駄に吠える時はきちっと叱る『まぁまぁ・・』と言うように犬も猫も私をなだめに入るなんとまぁ~ チームワークのよろしい事!外を眺めていればどの猫かが傍にいる倒れ掛かられても退く奴はいないすごいな こいつら・・自分たちのボスを本気で守ってる!なんか 見えない優しさを身をもって教えてくれてるやつら・・・人間ってここまで純粋に 自然に仲間の保護ができるだろうか・・かなり考えさせられている・・背負うた子に教えられ・・・まさにそれである今は毎日新しくできた桜並木を 風を感じながら歩く抱っこはされているが そちこちで降り 草の香を楽しみ 犬と出会い・・究極の贅沢は 春の陽を浴び 鳥の声を聞きながら 風に包まれ ベンチで存分にお昼寝抱っこのまま気の済むまで寝ている・・・生きてるんだなぁ・・・・
2007年05月07日
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長いこと犬と関わってはいるが こんな我侭な奴はいなかった『年をとって面倒だから・・』と処分場へ持ち込む人の気持ちが若干理解できる気がする『吠えりゃ人は来るものだ』という都合のいい学習能力をフルに活用する悪知恵は大したものである『捨てるぞ!』と言ってみる『やれるもんならやってみろよ! お前は俺のためにスポーツクラブも仕事もみんな辞めたんだろ』と吠えまくるまったく何様じゃ!そもそもこいつと私ははなっから相性が悪いと言うより『俺はチャンピオンだぞ』と落ちぶれ果てても胸を張って絶対に媚を売ろうとしない可愛げのない奴だった見上げた根性だと思いつつも何とか愛される奴に仕立てたいと思い 手をかけては見たものの根性の座った奴で自分を崩そうとはしないだからと言って何一つ逆らう訳ではないプライドが高いのであるチャンピオンとして君臨し続ける為に 訓練され 磨きを掛けられ ちやほやされてはいたものの『感情』が希薄なのだ尻尾を振ることさえなかった大きな犬に対しても動じない群れは自分で護った疲れるだろうと思ってみていたが 『甘える』『委ねる』『頼る』と言うことを絶対しなかったもちろん従うなんてことは彼の辞書にはないのだろうそんな風に過ごしても誰からも愛される風貌と吠える声を聞いたことがないと言わしめるほどの我慢強さと高貴な態度が評判を呼んだ『小さいのに偉いわねぇ~』・・・そうか小さいことがこいつの最大の武器なんだ凛々しいとか凛としてるとか・・ありとあらゆる誉め言葉がこいつのためにある様だったそんな奴も年にはかなわなかった・・・と言いたかったが・・負けていない立てなかろうと 自分ひとりで何もできなかろうと 『俺様は俺様』として生き続けているこいつは力を抜かずに一生を終えるのだろうもうだめだろうと思ってから4ヶ月・・・正月が越せるとは誰も思わなかった歩くことが自由にできなくなってから数ヶ月しかし今また不死鳥のごとく甦って 麻痺の出た足を引きずってでも家の中を移動している転がりながらも思った場所まで行こうとしているこんなチビすけの何処にここまで大きなパワーがあるのだろう思い通りにならず 自由を奪われながらも 己の意思貫徹の為に人を使う吠え続けると言う最大の武器を駆使して・・・野中の一軒家でなければ放置はすまいという認識の下それよりもナニよりも飼い主の見栄っ張りの性格を見越しての行動お前が一枚上手か・・・死ぬまで付き合ってやるさ死んだらホッとするくらいしつこく・・トコトン付き合うよ 家族揃って・・こんな状態を笑って何ヶ月も過ごしていける人間の方が世の中には少ないのだろう近所迷惑やら 自分の大変さやら 諸々の事情からきっと人は『楽』を選択するのであろう生ある家族を自らの手で闇に葬ることの重圧が後々襲ってくることも知らずに・・・しかし今はそれすらも感じることなく新しい命をちゃっかり手に入れている人もいる命なんだよ いのち・・ 生きようよ 生かそうよ!
2007年04月04日
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桜をめでながら新設の遊歩道を歩くことは ゆめになるかもしれないと・・・時は穏やかに流れその時が訪れた・・ここを通り抜けてしまったら命を閉じてしまうのではないかと言う懸念があって遊歩道の横の道を歩いている諦めかけた命が確実に復活してきている我侭を言い 気に入らないことは頑として受け入れず己を通す・・これも生きている証であると喜んでしまうこのところ『伏せ』の状態から立ち上がり数歩ではあるが歩き出した昨日今日当たりは立つ事ができさえすれば部屋の中の好きな場所まで移動することも可能になった右前足が若干硬直気味で自由を奪われる為 時としてもんどりを打って倒れこんだり らくだが人を乗せるとき座るように前足を畳んでつんのめったような体制になってしまう顎で体重を支え必死で立ち上がろうとするが十中八九は倒れてしまう『オイ!見てないで起こせよ』と言わんばかりに吠えるパフィーは言うまでもないが 猫達ですら倒れ掛かられたときは微動だにせず自分の体で受け止める・・すごい! このチームワーク なんだか微笑ましくて嬉しいそれに引き換え人間とは強欲なものであるこの分なら藤の花も鯉のぼりも・・・などと心ひそかに願ってしまう人の姿・・殊に一心同体ではないかと言うくらい気の合う娘の姿を追い求めている今 娘も正念場を迎え学業の仕上げに取り組んでいる私はと言えば人生の中でこんなに家の中にいる時間が長いのは 初めてではないかと言うくらい家を離れていないのではないだろうか・・『どこまでいっても自己満足に浸りたい奴だ』と もう一人の私がわらっている何でも良い・・この生命力に付き合う為ならトコトン私の時間を分けてやりたい母が笑う・・『ここまで看てくれなくてもいいわ・・半分いや3分の一位にしておいてね』こんなに四六時中くっついていられたんじゃたまらないと言われてしまった母も確実に痴呆が進んできている友人が『私の母も同じような状態なの・・なんか寂しかったり 情けなかったり 嘆かわしくなっちゃったりする・・そんなことない?』と言った『ないよ だって本人呆けてるなんて思ってないし 自分の状態を認識できてない幸せを一緒に楽しんでる』どこまでいっても楽観的にできている私なのである何れ行く道である・・・来るものは拒まずありのままを受け入れるしかないのである命を全うすれば嫌でも迎える『老い』ならば『老い』も丸ごと受け入れて過ごすしかないのではないだろうか・・・と
2007年03月22日
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介護で疲れてしまっている方のために一助となれば・・と情報を提供して下さっている・・あおば出版からご本も出されていらっしゃる老犬 思いやり読本楽しく素敵な上にためになるリンクのご許可を頂いたのでご紹介させて頂くそして我が家の場合は・・・老犬介護・・・いつかはそんな日を迎える・・否迎えるほど長生きして欲しいパートナーには健やかに楽しくその生涯を少しでも永く共に歩んで生きたい・・安楽死をさせてしまおうかと考えるほど大変な介護もあるだろうでもそこまでともに歩んでくれたパートナーに最後の恩返しをさせて貰いたい・・そう考えている楽しい介護である筈がない!決め付けるのはチョット待って!確かに大変かもしれない 否大変なのだろうでも発想を転換することによって楽しくもなるんじゃないだろうか?お気楽な私の発想だからまともじゃないかもしれないでも大変だ 困った 早く楽になってくれたら・・そう思いながらするほうが辛いんじゃないかなぁと思う・・介護は楽しく余裕を持ってしようと決めている深刻な病気の介護は嫌と言うほど経験しているこのときは何とか助かって欲しい 命を繋いで欲しい・・・そう願いながら『生きること』を目指して頑張れるしかし老犬の介護はただひたすら『死』への道のりを共に歩くだけなのであるそれなら残された時間をお互いに楽しく暮らさなきゃ損!と言う結論に辿り着いたのが30代半ば・・・それから何かが吹っ切れたかのように『楽しい介護』の道をひた走る私である2頭とも健康に老いを迎えてくれたことにまず感謝!賑やかでやんちゃな猫チームが応援してくれているせいか 老犬チームもすこぶる元気マルチーズのファルコンはもう足が言うことをきかなくなって来ているヨーキーのパフィーは目が殆んど見えない様であるなので散歩は別々にせざるを得なくなったファルコンはお昼頃の人のいない公園でゆっくり寛ぎ 光や風 潮の香や樹木のさざめき満喫して帰るパフィーは走る走る・・・?ホントにご老体?というくらい・・・これは所謂徘徊なのである・・ただひたすら何処までも何処までも突き進む 視界が狭くなっているのでぶつからない様踏み外さぬ様人間がちょっぴりリードしながら・・盲導犬ならぬ盲導人間とでも言っておこうこの2頭とても仲良しなのである一時たりとも離れていられない・・・何をするにも一緒・・散歩も本当は一緒にしてやりたいので休日は娘も一緒に公園へ出向く殆んど寝たきりのファルコンの傍には必ず仲間の誰かが侍りそっと見守る・・動物達の愛情の深さ 仲間意識の強さは種族を超えている人間も混ぜてもらって 人間だから出来ることを手伝わせて貰っている今建設中の桜並木に一番乗りして桜の花を愛でる事を目標に日々ケアをしている血流が悪くなってきているので気の流れを整え 体をマッサージしてすっかり筋力の衰えた足腰にも踏ん張りが利く様 なるべく自分のことは自分でさせている今のところ幸いにして夜鳴きもせず痴呆の進行は停滞している寝たきりで一人で起き上がれない為 やれトイレだ 水だとこき使われてはいるが犬としてのプライド保持の為に頑張っているファルコン父ちゃんの為である
2007年01月28日
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あちこちでボランティアさんが犬猫の救済活動をしてるしかし いっこうに処分 破棄 廃棄 ・・捨てられる子が減らないブームの去った犬種が捨てられいるハスキー ゴールデン コーギー シーズー チワワ そしてダックス パピヨン・・・悲惨な繁殖場から産み落とされた子達は幸せに暮らしているのだろうか・・・我が家のヨーキー 素人繁殖の公算が高い3回の帝王切開・・・・保護後の腸閉塞の手術小さな体にメスを入れられ不用になれば ポイッ彼女を保護したのは とあるマンションのゴミ置き場である膨大な数のゴミ袋の合間をぬうように必死にもがいていた・・・その日が祭日でなければ生きたまま ゴミ収集車に回収されゴミともども粉砕されて焼却されてしまったのだ・・・・祭日でよかった巡り合えてよかった・・何頭かいるであろうこの子の子孫が幸せに暮らせていることを切望してやまないパフィーもファルコンもどん底からの復活犬命強いからこそ その境遇を潜り抜けて今に至っているその一時期のケアさえ入念にしっかり充分に手を掛けてやりさえすれば 立ち直りを見せた後はメキメキ健康体になってくるケアもだんだん楽になる注意深く見守っていれば 元気に暮らしていけるそしてこんなにヒョウキンにもなる猫たちのマネをして爪を磨ぐ犬
2006年09月02日
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我が家の長老犬ファルコン(18歳)このところめっきり『オジンぽさ』が増し 足元が覚束なくなってきたシャカシャカ散歩はするし ヒート中の女の子を追っかけるし・・やっていることはなんら以前と変わっていないのだが・・・転ぶ思いっきり前につんのめるそうそう子供の運動会で転んでしまうお父さんの様に・・・気ばかり焦って足がついて来ないコケルドテッ!!って感じで横向きに倒れる いや 倒れ込むどちらの場合間よほど条件が整わない限り自力では起き上がれないのが難点なのである外でも家の中でも時も場所もお構いなしに・・・『オイッ!! 起こせ!』と吼えるで・・・人間が留守をしている最中だと お手上げなのである涎タラタラ・・・稀には失禁 時間が長くなると腸内が異常発酵してしまうのか 腸の活動が異状をきたすのか おなら連発・・(稀に本身も・・)我が家ではこれを称して 『機関銃屁』と言っている笑い事で済んでいるうちはまだ良い過去2回『死線』を跨ぎ掛けた経緯がある前夜は涎で顔がビチャビチャにはなったものの命に別状は無かったすぐにでもお風呂に入れたいくらい汚いのだが ここで洗えば命取り拭く・・拭く・・ひたすら拭き捲るこれが全身マッサージを兼ね血流を良くして四肢の麻痺を取る事にもなるもちろん腸も活動し始めるらしくおならも止まるあ~~良かった!トーニャ・・お前の誕生日(我が家に保護された日)がファルコン父ちゃんの命日にならなくて・・・
2006年08月17日
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犬達と散歩中に 公園で会った人から突然声をかけられたえ~~っ!! まだ元気なんだぁ・・・10年以上も前に保護したばかりのこの子達に会った 話を聞いて可哀想だと思った・・・でも何故だかわからないけどずっと心の中に・・ 頭の片隅に姿が残っていたという18歳・・・人間で言ったら高校生横たわって立ち上がることすら出来なかったファルコンが友人に救い出されて別の生き方をし始めたのが5歳の時だった・・・救い出すのが精一杯だった友人は我家にSOS・・なぜ友人は救っただけだったか?この子の命と引き換えに職を失った・・退職金はこの子・・・明日からの自分の生活すら覚束無いのに どれだけかかるか分からない医療費まで手がまわらなかったのである糞尿まみれの体をカットしてシャンプーするのが精一杯だったもちろんトリマーなどに出せるわけもなく 『ごめんね・・・ごめんね』と泣きながら自分でシャンプーしたそうだひどい耳疥癬・・・食べるものも節約してしばらくの間頑張ってみたが満足のいく治療も出来ず 職探しの為に留守をしなければならず 不在の間にもしものことがあったら取り返しがつかない・・・『我が家流』で良ければという条件の元に里子に来たのである我家での治療の日々・・栄養価の高いフードと獣医師の行き届いた治療の甲斐があって一命はとりとめ起き上れる様になった温かい日差しの中をのんびり外気浴できるまでになったその1年半後パフィーをもっと酷い状態で保護した直後に会ったのだと言う命のあったことに感激した10年前そして今 元気に散歩をしている姿を言葉にならないくらい喜んでくれた保護したことも『縁』ならば出遭った事も『縁』であるそして嬉しい再会・・・命の継続を我が事のように喜んでくれたのだ私はただの通りすがりに過ぎない犬達を ずっと心の奥に住まわせて下さった事に感謝したい大変失礼ながら私の記憶の中にこの方の鮮明な記憶はなかったのである
2006年07月14日
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犬猫病気百科病弱猫と老犬を抱えていると知っておくに越したことは無い・・といったレベルではあるが最新獣医学情報は気になる人間の方もこれから先一緒に老いていく訳であるから 詰め込むだけ詰め込んでおかないとだんだん記憶のほうも曖昧になってくるのは否めない後20年 私に何も無いという保証は無い犬は2.5kgの小型であるし18歳、16歳という年齢からきっと私がきちんと世話をしきれるだろうと思っている4軒の獣医師も私同様の年齢・・・前途多難動物が病気になる分には救えるが 我々のどちらかでも何かがあれば困ったことになる今は笑って冗談になるが・・・近いうちの本当にまじめに考えていかなければならない問題となるいつでも受け入れて下さる獣医師はとりあえず4軒そのお弟子さんや関連病院などを入れると7軒になるどの獣医師とも懇意にさせて頂いている我が子の緊急時に備えての布石であるいつ何時何が起こるか分からない・・・獣医師にもその時の状態で対応不可能な場合も有り得る往診・時間外OKでお願いしてあるそんな必要がないように日ごろのケアに力を入れる毎日である・・・最近モニター依頼を受けフードが変わった2週間経過したのだが2ワンとも涙目による目脂から開放されている涙やけも消え爽快な毎日を過ごしているこのまま解消され続けるのならフードを変えようかと検討中である
2006年06月08日
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そんなファルコンに心底惚れ込んでいるパフィーファルコン様の為なら たとえ火の中! 水の中!保護して1年経った頃 大事件勃発友人の庭に設えたドッグランでのんびりお散歩中のこと乱入してきた柴犬に襲い掛かられそうになったファルコンを助ける為 柴犬の口めがけて飛び込んだ奴がいた2kgほどの犬が勝てるはずもない ただただファルコンを命がけで守りたかった テリアの闘争本能としか思えない結果は火を見るより明らか・・・あっという間の出来事に止めるまもなく『噛み砕かれた』咬まれた等と言う生易しいものではないご自慢のロングへやーは血まみれ 目の中までも血が滴り落ちている・・『やばい!』柴犬をけしかけたのは小学生だ ニャッとほくそえんでその場を立ち去った病院へ連れて行く前に死んでしまうだろうそう判断して自宅で消毒と止血 体温維持・・・心拍数が異常だ目から鼻を貫通している 喉は抉れているが器官も食道も無傷のようだ肋骨間に咬まれ傷 間違いなく肋骨に損傷はあるが折れてはいない事だけが幸いだった 肛門付近にも裂かれたような傷が・・ざっと見たところでも犬歯による穴だけでも全身で16箇所・・出産経験があるせいか本能か止血する為に自ら体温を下げている様だ今動かせば間違いなく『死』片時も離れず一晩様子を見る・・・一箇所咬まれても痛いのにこの小さな身体でどれほどの痛みに耐えているのだろうか・・・意識はしっかりしている翌日獣医師の往診を仰ぎ 検査の為病院へ同行した案の定肋骨は3本亀裂骨折 鼻骨骨折 しかし失明は免れた幸い外傷のみで内臓には異常が無かった柴犬の飼い主に出会った 昨日の状況を話すと『家が治療費払うんですか?』そうじゃないでしょ・・まずは子供の失態を詫びなさい子供からは何も聞いてないから謝れないと言う家の犬は咬みついたりしないし 子供は親に隠し事などしないという判断力のない子供だけで散歩させるのは危険この上ない事すら理解できない人に何を言っても無駄この犬は飼い主の過保護から来る躾の甘さで多くの犬を咬み 果ては人を咬んで年中トラブルの絶えない犬であると知った世に言うアルファーシンドロームであったしかし飼い主にその認識はない犬は飼い主次第で楽しく幸せな一生を送る事ができる本当に可愛いと思うならきちんとした『躾』は欠かせないと思うのだが・・・
2006年01月25日
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(心的)外傷後ストレス障害 = PTSD 最近では時々耳にするようになったこの言葉をご存知の人はどのくらいいるのだろう?実は前出のジャックの件の少し前から家の娘と担任の間に 軋轢が生じていたこの件が引き金となり担任女教師の限りない『嫌がらせ』が始まった娘の人生には『大人はみんな良い人』と言う方程式しかなかった自分の周りにいる大人はすべて優しく温かく自分に色々な事を学ばせてくれる・・『大きくなったらこんな人になりたい』『こんな勉強をしたい』と尊敬できる人々に恵まれて育ってきた取り敢えず水泳でオリンピックに出場して世界のスイマーと泳ぎたいなどと夢を膨らましていたクラスでもリーダー的存在でみんなと和気藹々と過ごしていた件の女教師は重箱の隅を突っつくように細かくネチネチ授業中も休み時間も関わってきた授業の解らない所を聞いてきた友人に教えていると『貴女は教師じゃないんだからそんなことはしなくて良い 解らなければ授業で質問しなさい』一緒にいた友人にも当たる悉く一事が万事そうであった数ヶ月間続いたある日 微熱が続き吐き気やめまいが酷くなり とうとう耳まで聞こえなくなってしまった担任教師の『声』に対する防御本能だと思う専門医を尋ね廻り 検査を重ね出た結論が PTSD三学期は『不登校届け』を提出して定期試験以外すべて欠席した一年後の高校入試も受験する傍から落ちまくった内申書の改竄・・・水泳のオファーがあった高校も 合格点を取っていた公立も・・すべて妨害され 校長も頭を抱えてしまった学校に内緒で受験させてくれた高校があった中学の教頭先生の協力を得て 無事入学できたしかし念のため中学の扱いは『進路不明』としてくれてあったこの間 活躍してくれたのがファルコンとパフィーだった特にファルコンは片時も離れず トイレも入浴時もドアの前で待っていた情緒が不安定な娘の涙を舐め 笑っているときは千切れるほど尻尾を振って一緒に喜んでくれた何を教えた訳ではない・・犬の本来持つ素晴らしい能力であると感心しているファルコンはブリダー廃棄の辛い過去を持つきっと人の心の機微が我が事のように理解できるのだろうこの犬がいなければ娘はきっと立ち直れなかったろう小さい頃からの最大のユメであったオリンピックどころか水泳さえも失い 人生の目標を何処に置くか手探りしながら生きていた目を離せば自殺もしかねない様な精神状態に追い込まれる事もしばしばだったあれから10年近くの歳月が流れた 高校での先生方の温かい配慮も大きな力となっている今は大学生となり 栄養学を学ぶ傍ら 水に戻りスイミングインストラクターとして指導もできるまでに回復してきている多分心に受けた大きな傷は一生消える事は無く PTSDも何処かで頭を擡げている様ではあるが それにも負けない人生を 人の痛みも感じながら 優しく強く生きて行けるだろうと思うそして今も尚 17歳になった2.5kgのファルコンが陰になり日向になり娘を守ってくれている有難う! 小さな大物 ファルコン
2006年01月24日
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次は私の番ね私は気が付いたら大きなゴミ袋が一杯の所に居たの何故ここに居たのかは分からないの10年以上も前の11月2日の事だったわ大きなゴミ袋が次から次に投げ込まれる・・潰されてしまうかと思ってとても恐かったの何時間そうしていたのかしら・・暗~くなってきて不安で不安で・・・でも誰も私に気が付いてくれない・・・『あらっ!何これ?』若いお姉さんが気付いてくれた 『ヤ~だ。。すごい臭い!!』・・・行ってしまったその夜はそこを動く事も出来なかったし とても疲れてしまっていたの・・朝になってもゴミはドンドン投げ込まれるのに私に気付いてくれる人は居なかった・・・夕方になって『これなぁ~に?』『何だろう・・でも生き物よ』『クサ~イ!』『どうする?』『ここに居たんじゃゴミと一緒に粉砕されちゃうじゃない』『でも何だか解んないし』『ネズミ?』『形が変よ』ワイワイガヤガヤ・・・人が集まってきた・・・何処からか人が呼ばれてきた・・暫くして私は『呼ばれてきた人』にお風呂に入れられた・・『エ~っ・・犬ゥ~~』・・周りで見ていた人から声が上がった私・・犬に見えなかったンだぁ・・・体中ウンチだらけお尻には直径10cmほどのかたまり・・『犬版糞ころがし』といったところだった・・・ウンチの中に腸が引きずり出されていたので傷つけないように 慎重にゆっくり溶かしてくれたの・・・2時間以上かかったかしら・・『疲れたね・・後は又明日ね・・』私は洗ってくれた人のお家に行って 翌朝からトリミング・・カットした瞬間・・おびただしい数の蚤が噴水のように飛び出した・・・耳は真菌がびっしり詰まっていて・・・・その日から4ヶ月・・このお家の人は毎日毎日自転車で病院に連れて行ってくれたの 健康診断もしてもらったお耳がだんだんすっきりして 音が聞こえてきた・・私は『帝王切開』何度もされたので 子宮に腸がめくれ込んでいたその手術もして貰った・・『何で捨てるかなぁ~・・・こんなになるまで働かせて・・・』先生が涙ぐんでいた今は毎日快調!16歳です 【この子は素人ブリダーの廃棄犬と思われます】
2006年01月04日
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まずこれから登場する仲間たちを紹介します最初はリーダーの僕僕はフランス~アメリカ~日本と渡り歩いたしかもチャンピオンを獲得するために・・・華々しい会場でスポットライトを浴びて堂々と歩くんだ それはそれは気持ちが良かった!勿論チャンピオンになったよ 色んな賞も沢山貰ったそして僕はその肩書きを欲しがる多くの人と関わりを持ったそれから僕の子供が欲しいという人たちのためにも活躍したんだある日 ブリダーさんのところで僕の子供がチャンピオンに輝いた僕の血筋だもん 当たり前さ そう思ったでもそれは僕の転落のスタートだったんだ気が付いたら僕は狭い部屋から出される事がなくなっていた少しの『えさ』が入れられるだけだった・・そんな日が何日続いたんだろう・・僕は足が立たなくなってしまっていた僕の身体からすごい匂いがしている・・・糞尿塗れになってるんだでも自分ではどうする事も出来はしなかったそんなある日 パートのおばちゃんの声がしたこの人が僕をこの環境から救い出してくれたんだオーナーさんと言い合う声が何日続いただろう・・パートさんは解雇されたそして僕は『退職金』代わりに貰われた みんなが欲しがる紙切れは付いてこなかったそのパートさんのうちで何日過ごしたろう・・欲しいという人のうちを何軒回ったろう・・『手が掛かりすぎる』と返されたパートさんは仕事探しもしなくちゃいけないし僕の治療にかかる手間やお金も限界に来ていた『もう犬飼わない?』『ウン』『困ってるの』『じゃ連れて来れば・・』僕は不安だった こんな簡単に渡されちゃうのか?新しいお家で僕のリハビリが始まった2年かかったけど僕は昔の雄姿を取り戻した詳しい事は折に触れて書く事にするけど5歳で廃棄された僕は今17歳になっている勿論すごく健康で楽しい毎日さ
2006年01月02日
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